JPH0656779U - プリント基板等の検査装置 - Google Patents

プリント基板等の検査装置

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JPH0656779U
JPH0656779U JP9568691U JP9568691U JPH0656779U JP H0656779 U JPH0656779 U JP H0656779U JP 9568691 U JP9568691 U JP 9568691U JP 9568691 U JP9568691 U JP 9568691U JP H0656779 U JPH0656779 U JP H0656779U
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JP
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small
hole
insulating plate
column portion
diameter column
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JP9568691U
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English (en)
Inventor
光夫 南
Original Assignee
株式会社モリモト
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プローブピンにおけるスリーブをなくすこと
で、接続端子のピッチ間隔が0.2mm以下という極小ピ
ッチ検査を可能とする。 【構成】 プローブピン10は、上下対称形の一対のコ
ンタクトピン11とこれを電気的接続しているコイルス
プリング12とから構成され、該プローブピン10は絶
縁板20に穿設され、かつスルーホールメッキ22の処
理がなされた極小貫通孔21及び絶縁板20の上下面に
重合取り付けのガイド板30の貫通孔31内にそのコン
タクトピン上部を突出せしめ、かつ貫通孔31と絶縁板
極小貫通孔21との段部32でコンタクトピン11が抜
け出ないようにして遊挿され、上部コンタクトピン11
に基板100が電気的接触し、下部コンタクトピン11
が測定手段と導通の基板パターン42と電気的接触して
基板100等の回路動作が検査される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板等の回路動作の検査装置に関し、更に詳しくは、プリ ント基板およびIC、LCD等の極小ピッチ検査に最適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
周知のように、半導体集積回路(IC)は出現当初その接続端子として2.5 4mmピッチを持つ所謂デュアルインラインパッケージとして提供され、これら を搭載してより上位の電子回路機能体を得るため、通常印刷回路配線板上にIC を始めとする回路部品を搭載接続してプリント基板とし、高機能の電子機器等に おける制御回路を構成していた。したがって、これらの配線板等の接続端子部材 に電気的接触させて、各種の試験や検査を実行するためのプローブピンもまた2 .54mmピッチ格子に対応するものが主体であった。
【0003】 しかしながら、近年のように半導体とその利用分野における諸技術の発展に伴 い、ICが次第に高速化、高集積化されると共に、その接続端子も細小化されて プリント基板における高密度化実装、高信頼化の要求が益々強まって、搭載部品 の高密度化の一例として表面実装部品による接続端子のピッチ間隔が2.54m m→1.27mm→0.635mmと狭くなって小形化、チップ化が進行し、プ リント基板における導体パターン幅、パターン間隔も極小化するようになってき ておりこの接続端子のピッチ間隔の極小化に伴い、プローブピンも製作可能な限 り極小化が求められている。
【0004】 ところで、従来この種プローブピンとしては、スリーブを使用したものがある が、スリーブの外径には限界があり、スリープの外径は2.54mm→1.27 mm→0.635mmに対応して例えば0.8mm→0.4mm→0.2mmが 必然的に期待され、極小ピッチに対応させようとすると、製作が極めて困難で、 コスト高になるという問題点があった。
【0005】 また、プローブカード及び鋼線の弾性を利用した極小ピッチの検査フィクチャ ーも存するがこれはストロークが非常に小さく(0.2〜0.3mm)、そのた め製品によっては検査が極めて困難であるという問題点があった。
【0006】 本考案は、このような従来の技術が有する問題点に鑑みなされたもので、その 目的とするところは、接続端子のピッチ間隔が0.2mm以下という極小ピッチ 検査に充分に対応できるプリント基板等の検査装置を提供することにある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
この目的のため、本考案は、絶縁板に植設のプロープピンをプリント基板等に 電気的接触させて該プリント基板等の回路動作を検査する装置において、前記プ ローブピン10は、先端接触部13を有する断面円形の小径柱部14と該小径柱 部14と同軸状の断面円形の大径柱部16及び小径嵌入柱部18を有する一対の コンタクトピン11が、上下対称形にして、かつその各小径嵌入柱部18、18 に対するコイルスプリング12の両端部の圧入をもって電気的接続されて構成さ れると共に、該プローブピン10は、前記絶縁板20に穿設され、かつスルーホ ールメッキ22の処理が施された極小貫通孔21内にその上下の小径柱部14を 突出せしめた状態で遊挿され、前記絶縁板20の上下面には、その貫通孔31を 介して前記小径柱部14を突出せしめ、かつ該貫通孔31と前記絶縁板20の極 小貫通孔21との段部32で前記小径柱部14と大径柱部16との段部15が係 止せられて抜け出ないようにされたガイド板30が取り外し可能に重合取り付け られ、更に前記プローブピン10のいずれか一方の先端接触部13が、回路動作 の測定手段と電気的接続の基板40と電気的接触状態にある構成を特徴とするも のである。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づきその作用と共に説明すると、図1は本案装置の 一例での一部を断面して示す拡大部分図、図2はプローブピンの一部を省略して 示す正面図で、これら図において、プローブピン10は、上下対称形の一対のコ ンタクトピン11がコイルスプリング12を介して電気的接続され、従来のプロ ーブピンにおいては不可欠であったスリーブを不要とした構造になっている。更 に説明すると、一対のコンタクトピン11は、図3及び図4に示されているよう に、先端接触部13を有する断面円形の小径柱部14と、段部15を介して該小 径柱部14と同軸状に一体に設けられた断面円形の大径柱部16と、段部17を 介して該大径柱部16と一体に設けられた断面円形の小径嵌入柱部18を有し該 一対のコンタクトピン11はベリリュウム−銅合金にて製作され、その表面は金 メッキ処理が施されている。なお、先端接触部13は本実施例においては先鋭状 となっているが、これに限定されず、その形状は平坦状である等任意である。そ して、一対のコンタクトピン11は、上下対称形にして、かつピアノ線製のコイ ルスプリング12の両端部に小径嵌入柱部18が圧入されることによって電気的 接続されている。
【0009】 図1に示されているように、プローブピン10は絶縁板20に穿設された極小 (0.13〜0.16mm)の貫通孔21内にその上下コンタクトピン11にお ける小径柱部14を突出せしめ水状態で遊挿されている。極小貫通孔21は電気 抵抗値を下げるためスルーホールメッキ22が施され、該スルーホールメッキ2 2により孔21は従来のプローブピンにおけるスリーブの役目をする。なお、極 小貫通孔21は特に図示しないが、格子状に多数穿設されて、スルーホールメッ キ22が施され、その各々にプローブピン10が遊挿されている。
【0010】 絶縁板20の上下面には、その各貫通孔31を介してプローブピン10の小径 柱部14を突出せしめ、かつ該貫通孔31と絶縁板20の極小貫通孔21との段 部32でプローブピン10における各コンタクトピン11の小径柱部14と大径 柱部16との浚部15が係止せられて抜け出ないようになされたガイド板30が ネジ及びノックピン(図示せず)により取り外し可能として重合取り付けられ、 該ガイド板30によって前記したように、プローブピン10の抜け止めと、ガイ ド板30の取り外しによりプローブピン10の交換またはコンタクトピン11の 交換等ができるようになっている。
【0011】 プローブピンにおける一方(本実施例では下側)のコンタクトピン11の下方 には、その先端接触部13が僅かに入る極小貫通孔41と該貫通孔41からその 下面に亘るパターン42を有し、更に該パターン42とリード線(図示しない) を介して回路測定手段(図示しない)と電気的接続された基板40が設けられ、 コンタクトピン11の先端接触部13が貫通孔パターン42と電気的接触するこ とにより回路動作測定手段と電気的接続がなされるようになっている。
【0012】 本案装置は以上の構成であって、これの使用は、図1に示されているように、 電子素子を実装した基板100等を上方より水平に落し入れて、基板100等の 電子素子のリード端子101等をプローブピン10における上方のコンタクトピ ン11の先端接触部13に電気的接触させると共に、下方のコンタクトピン11 の先端接触部13を基板40の孔パターン42に電気的接触させて、電子素子と 測定手段とを導通させ、電子素子の回路動作の検査を行う。
【0013】
【考案の効果】
しかして、本考案によれば、プローブピンは従来不可欠であったスリーブが不 要となるばかりか、ストロークは上下のコンタクトピンを連結しているコイルス プリングによって約1.0〜2.0mmまで可能となり、従来のプローブピンで は検査不可能であった接続端子のピッチ間隔が0.2mm以下という極小ピッチ 検査に充分に対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る検査装置の一例での一部を断面し
て示す拡大部分図である。
【図2】プローブピンの一部を省略して示す正面図であ
る。
【図3】コンタクトピンの正面図である。
【図4】コンタクトピンの拡大平面図である。
【符号の説明】
10 プローブピン 11 一対のコンタクトピン 12 コイルスプリング 13 先端接触部 14 小径柱部 15 段部 16 大径柱部 18 小径嵌入柱部 20 絶縁板 21 極小貫通孔 22 スルーホールメッキ 30 ガイド板 31 貫通孔 32 段部 40 基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁板に植設のプローブピンをプリント
    基板等に電気的接触させて該プリント基板等の回路動作
    を検査する装置において、 前記プローブピン(10)は、先端接触部(13)を有
    する断面円形の小径柱部(14)と該小径柱部(14)
    と同軸状の断面円形の大径柱部(16)及び小径嵌入柱
    部(18)を有する一対のコンタクトピン(11)が、
    上下対称形にしてかつその各小径嵌入柱部(18)、
    (18)に対するコイルスプリング(12)の両端部の
    圧入をもって電気的接続されて構成されると共に、該プ
    ローブピン(10)は前記絶縁板(20)に穿設され、
    かつスルーホールメッキ(22)の処理が施された極小
    貫通孔(21)内にその上下の小径柱部(14)を突出
    せしめた状態で遊挿され、前記絶縁板(20)の上下面
    には、その各貫通孔(31)を介して前記小径柱部(1
    4)を突出せしめ、かつ該貫通孔(31)と前記絶縁板
    (20)の極小貫通孔(21)との段部(32)で前記
    小径柱部(14)と大径柱部(16)との段部(15)
    が係止せられて抜け出ないようにされたガイド板(3
    0)が取り外し可能に重合取り付けられ、更に前記プロ
    ーブピン(10)のいずれか一方の先端接触部(13)
    が回路動作の測定手段と電気的接続の基板(40)と電
    気的接触状態にある構成を特徴とするプリント基板等の
    検査装置。
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