JPH0532126A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH0532126A
JPH0532126A JP20996291A JP20996291A JPH0532126A JP H0532126 A JPH0532126 A JP H0532126A JP 20996291 A JP20996291 A JP 20996291A JP 20996291 A JP20996291 A JP 20996291A JP H0532126 A JPH0532126 A JP H0532126A
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dirt
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Masanari Shiroyama
勝成 城山
Masao Sawada
正夫 沢田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気清浄装置の運転によっても車室内空気の
汚れを改善し得ない場合に車室内空気を自動的に換気す
る。 【構成】 汚れセンサ35の検出値に基いて空気清浄装置
10が運転された後所定時間経過後車室内空気の汚れの改
善度合が判定され、改善度合が所定値以下のときは空気
清浄装置10を停止すると同時に換気手段49を作動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の1例が図3
に示されている。1は自動車の前部に設置された前席側
空調ユニットで、ブロア2、エバポレ−タ3、ヒータ
4、エアミックスダンパ5、後席配風ダンパ6、内外気
切換ダンパ9等を備えている。
【0003】この前席側空調ユニット1の運転時、ブロ
ア2が駆動され、内外気切換ダンパ9を切り換えること
によって選択された車外空気又は車室内空気がブロア2
で付勢された後エバポレ−タ3を流過することによって
冷却される。エバポレ−タ3で冷却された空気はエアミ
ックスダンパ5によって分流され、その一方はヒータ4
を流過する過程でこのヒータ4を循環するエンジン冷却
水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ4をバ
イパスした他方の流れと混合して所定温度の調和空気と
なる。この調和空気は後席配風ダンパ6が閉のときは前
席吹出口7から車室27内前部に吹き出されて主として前
席30側を空調する。後席配風ダンパ6が開とされたとき
は調和空気の一部はダクト8を経て車室27内後部に吹き
出される。
【0004】10は自動車の後部に設置された空気清浄装
置で、ブロア12、排気ダンパ13、脱臭フイルタ、静電フ
イルタ等のエアフイルタ14等を備えている。この空気清
浄装置10の運転時、車室内空気はブロア12によって吸入
され、エアフイルタ14を流過することによって浄化され
た後吹出口15から車室27内後部に吹き出される。排気ダ
ンパ13を破線で示す位置に切り換えると、車室内空気は
ブロア12によって吸入されて排気口16からトランクルー
ムを経て車外に排出される。
【0005】外気温センサ32、室温センサ33、前席用日
射センサ34、汚れセンサ35等の検出値はマルチプレク
サ、A/D 変換器等を介して中央処理装置CPU 、読出専用
メモリROM 、ランダムアクセスメモリRAM 等を持つマイ
クロコンピュータからなる図示しない制御装置に入力さ
れる。また、運転席の前方に設置された制御パネルには
前席側空調ユニット1の運転スイッチ、空気清浄装置10
の運転スイッチ、内外気切換ダンパ9、後席配風ダンパ
6及び排気ダンパ13の開閉スイッチ、冷房運転を設定す
る冷房運転スイッチ、ブロア2や12の回転数を切り換え
る風量切換スイッチ、空調制御を自動制御にするAUTOス
イッチ、車室27内の温度を任意に設定する室温設定器等
が設けられ、これらの出力もそれぞれ制御装置に入力さ
れる。そして、この制御装置の出力は図示しないドライ
バーを介してダンパ5、6、9、13、ブロア2、12等に
送られてこれらの作動を制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、車室内空気の汚れが大きい場合や煙草煙等が多量
に発生する場合には空気清浄装置を運転しても車室内空
気の汚れを改善し得ないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、汚れセンサによって検出された車室内空気の汚
れ度合に応じて運転・停止される空気清浄装置を備えた
車両用空気調和装置において、上記汚れセンサの検出値
に基いて上記空気清浄装置が運転された後所定時間経過
後に車室内空気の汚れの改善度合が所定値以下のとき上
記空気清浄装置を停止するとともに車室内空気の換気手
段を作動させる制御手段を設けたことを特徴とする車両
用空気調和装置にある。
【0008】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、汚れセンサの検出値に基いて空気清浄装置が運転さ
れた後所定時間経過後車室内空気の汚れの改善度合が判
定され、改善度合が所定値以下のときには空気清浄装置
が停止されるとともに換気手段が作動する。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例が図1及び図2に示され、
図1は制御ブロック図、図2はフローチャートである。
なお、空気調和装置の構成は図3に示す従来のものと同
様である。図1に示すように空気清浄装置10の運転スイ
ッチ36の出力は制御装置30の空気清浄装置の運転・停止
手段43に入力され、ここで運転スイッチ36のON・OFF に
基いて空気清浄装置10の運転・停止が決定される。汚れ
センサ35の検出値は記憶手段40に入力されてここに記憶
されると同時に比較手段41に入力されてここで設定手段
42から入力された設定値と比較される。比較の結果、検
出値が設定値以上であれば、比較手段41の出力を受けて
空気清浄装置の運転・停止手段43は空気清浄装置の運転
を決定する。この結果は空気清浄装置10に出力され、空
気清浄装置10は運転を開始する。これと同時にこの決定
結果はタイマ45に出力され、タイマ45はカウントを開始
する。タイマ45に設定された時間が経過したとき、即
ち、空気清浄装置10が所定時間運転されたとき、タイマ
45は改善度合判定手段46にこの旨を指令する。すると、
改善度合判定手段46は汚れセンサ35から入力された検出
値と記憶手段40に記憶されている汚れ度合とを比較して
汚れの変化率、即ち、改善度合を判定する。ここで改善
度合が設定手段47に設定された設定値以下と判定された
とき、この判定結果は空気清浄装置の運転・停止手段43
に入力され、運転・停止手段43は空気清浄装置の停止を
決定する。上記判定結果は換気装置の作動手段48に入力
され、ここで換気装置の作動が決定される。この決定結
果は排気ダンパ13、内外気切換ダンパ9、パワウインド
装置、インジケータ等の換気手段49に出力される。かく
して、換気手段49の1又は2以上が作動して、排気ダン
パ13の開、内外気切換ダンパ9の外気導入への切り換
え、パワウインド装置による窓の開、制御パネルに設置
されたインジケータに換気が必要である旨を表示する。
【0010】図2に示すように、ステップ100 で制御が
スタートすると、ステップ101 で車室内空気の汚れ度合
が汚れセンサ35によって検出される。次いで、ステップ
102で汚れ度合は所定値以上か否かが確かめられ、然り
の場合はステップ103 で空気清浄装置10は運転を開始す
る。次いで、ステップ104 で所定時間経過したか否かが
確かめられ、経過した場合にはステップ105 で汚れセン
サ35により車室内空気の汚れ度合が検出される。次い
で、ステップ106 で汚れの改善度合が所定値以上か否か
が確かめられ、否の場合にはステップ107 で空気清浄装
置が停止され、次いで、ステップ108 で換気手段が作動
する。ステップ102 で否と判断された場合及びステップ
106 でYESと判断された場合にはステップ101 に戻る。
ステップ108 の後ステップ109 から次の制御ルーチンに
移行する。
【0011】
【発明の効果】本発明においては、汚れセンサの検出値
に基いて空気清浄装置が運転された後所定時間経過後車
室内空気の汚れの改善度合が判定され、改善度合が所定
値以下のときには空気清浄装置が停止されるとともに換
気手段が作動する。この結果、汚れた車室内空気を換気
することによってこれを早急に改善できるとともに換気
手段の作動中は空気制御装置が停止するので、その運転
に要するエネルギの浪費を防止することができるととも
にそのエアフイルタの損耗を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】上記実施例のフローチャートである。
【図3】従来の空気調和装置の略示的断面図である。
【符号の説明】
30 制御装置 36 空気清浄装置の運転スイッチ 35 汚れセンサ 43 空気清浄装置の運転・停止手段 45 タイマ 46 改善度合判定手段 48 換気手段の作動手段 49 換気手段 10 空気清浄装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 汚れセンサによって検出された車室内空
    気の汚れ度合に応じて運転・停止される空気清浄装置を
    備えた車両用空気調和装置において、上記汚れセンサの
    検出値に基いて上記空気清浄装置が運転された後所定時
    間経過後に車室内空気の汚れの改善度合が所定値以下の
    とき上記空気清浄装置を停止するとともに車室内空気の
    換気手段を作動させる制御手段を設けたことを特徴とす
    る車両用空気調和装置。
JP20996291A 1991-07-26 1991-07-26 車両用空気調和装置 Expired - Fee Related JP2781680B2 (ja)

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JP2781680B2 (ja) 1998-07-30

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