JP2004090809A - 車両用マイナスイオン発生器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車室内に設けた車両用マイナスイオン発生器において、車室内に設けた空気汚れセンサで検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合においてマイナスイオン発生器を作動停止するように制御している。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用マイナスイオン発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両乗員の疲労を回復させるために、車両運転中、連続的に又は断続的にマイナスイオンを車室内に放出するマイナスイオン発生器を車室内に搭載することが公知である。
【0003】
ところが、従来のマイナスイオン発生器は、車室内の空気が汚れている時、すなわち、粉塵が多くある時にも、マイナスイオンを発生させており、マイナスイオンと付着して負に帯電した粉塵が、正に帯電している窓ガラスや座席に付着し易くなり、車室内の汚れを助長してしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題点に鑑み、本発明の目的は、車室内を清潔に保ちつつマイナスイオンを発生させる車両用マイナスイオン発生器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る車両用マイナスイオン発生器によれば、車室内に設けた車両用マイナスイオン発生器において、車室内に設けた空気汚れセンサで検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合においてマイナスイオン発生器を作動停止するように制御している。これにより、車室内の空気がきれいな場合のみ、マイナスイオン発生器が作動可能であるので、粉塵を車室内に付着させず、車室内を清潔に保ちつつマイナスイオンを発生させることができる。
【0006】
また、本発明の請求項2に係る車両用マイナスイオン発生器によれば、車室内に設けた空気清浄化手段と連結されており、空気汚れセンサで検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合において空気清浄化手段を作動するように制御している。これにより、車室内の空気が汚れている場合に、空気清浄器や空調装置に内蔵された空気清浄器などの空気清浄手段を作動させることにより、迅速に空気汚れ値を閾値未満に低減し、すなわち、車室内を清潔にし、マイナスイオン発生器を作動可能な状態にすることができる。
【0007】
また、本発明の請求項3に係る車両用マイナスイオン発生器によれば、車室内に設けた空気清浄器と連結されており、空気汚れセンサで検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合において空気清浄器を作動するように制御している。これにより、請求項2と同様に、車室内の空気が汚れている場合に空気清浄器を作動させることにより、迅速に空気汚れ値を閾値未満に低減し、すなわち、車室内を清潔にし、マイナスイオン発生器を作動可能な状態にすることができる。
【0008】
また、本発明の請求項4に係る車両用マイナスイオン発生器によれば、車室内に設けた空調装置と連結されており、空気汚れセンサで検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合において、空調装置のモードを車両外部の空気を車室内に導入する外気導入モードにするように制御している。これにより、車室内の空気が汚れている場合によりきれいな車両外部の空気を車室内に導入することにより、迅速に空気汚れ値を閾値未満に低減し、すなわち、車室内を清潔にし、マイナスイオン発生器を作動可能な状態にすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。最初に本発明の第一実施例の車両用マイナスイオン発生器について述べる。図1はマイナスイオン発生器を配置した車両の概略図である。マイナスイオン発生器10は、車両100の天井前部に設けられており、空気清浄器20がパッケージトレーとアッパーバッグの間に設けられている。また、本実施例では、車室内の空気の汚れを検出する空気汚れセンサ60が空気清浄器20に内蔵されている。
【0010】
次に本発明の車両用マイナスイオン発生器及びそれに付随した構成要素について説明する。図2は本発明の車両用マイナスイオン発生器及びそれに付随した構成要素のブロック図である。図2に示すように、電子制御装置(ECU)30は、空気清浄器アンプ50を介して空気汚れセンサ60に連結されている。空気汚れセンサ60は、本実施例では、例えば粉塵センサや臭いセンサである。これにより、空気汚れセンサ60で検出した空気汚れの値に関する信号をECU30に伝達することができると共に、ECU30から空気清浄器アンプ50へ作動又は作動停止や風量の増減に関する信号を伝達する。また、ECU30は、マイナスイオン発生器スイッチ40を介してマイナスイオン発生器10に連結されている。これにより、ECU30からマイナスイオン発生器10へマイナスイオン発生器10の作動又は作動停止に関する信号を伝達する。
【0011】
次に本発明の車両用マイナスイオン発生器の作用について説明する。図3は本発明の車両用マイナスイオン発生器の制御を示すフローチャートである。図3において、最初に、空気汚れセンサ60で車室内の空気汚れを検出する(ステップ4)。次に、ステップ5では、この空気汚れセンサ60で検出した値が予め定めた閾値以上の場合には、車室内の空気が汚れていると判定し、マイナスイオン発生器10を作動停止し(ステップ10)、迅速に車室内を清潔にしてマイナスイオン発生器10を作動可能な状態にするために、空気清浄器20を作動し(ステップ11)、ステップ4に戻る。一方、ステップ5において、空気汚れセンサ60で検出した値が予め定めた閾値未満の場合には、車室内の空気がきれいであると判定し、ステップ6において、マイナスイオン発生器10を作動する。ステップ9では、車両電源ONであるかを判定し、車両電源ONであれば、ステップ3に戻って空気清浄器は作動状態となる。再度空気汚れを判定し、車両運転が停止あるいは、マイナスイオン作動電源がOFFされれば、マイナスイオン発生器10を作動停止する(ステップ6)。
【0012】
このように、車室内の空気がきれいな時に限定してマイナスイオン発生器10を作動させることにより、マイナスイオンで負に帯電させた粉塵を正に帯電した車室内に付着しやすくなるのを防ぎ、すなわち、車室内を清潔に保ちつつマイナスイオンを発生させることができる。
【0013】
次に第二の実施例について説明する。第一の実施例では、空気が汚れていると判定した場合に空気清浄器を作動し、空気がきれいであると判定した場合に空気清浄器を作動停止していたが、本実施例では、空気が汚れていると判定した場合に空気清浄器で清浄する空気の量を相対的に増やし、空気がきれいであると判定した場合に空気清浄器で清浄する空気の量を相対的に減らしてもよい。
【0014】
次に第三の実施例について説明する。上記実施例では、空気清浄手段として、独立した空気清浄器を採用していたが、リヤクーラなどの空調装置に内蔵した空気清浄部を採用してもよい。この場合、空気汚れセンサは、車室内に配置されている。
【0015】
次に第四の実施例について説明する。上記実施例では、空気清浄手段として、空気清浄器や空調装置の空気清浄部を採用していたが、本実施例では、空調装置の外気導入部を採用している。この場合、空調装置は、ECU30と連結されており、空気汚れセンサ60で検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合において、空調装置のモードをきれいな車両外部の空気を車室内に導入する外気導入モードにする。これにより、迅速に車室内を清潔にし、マイナスイオン発生器を作動可能な状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイナスイオン発生器を配置した車両の概略図である。
【図2】本発明の車両用マイナスイオン発生器及びそれに付随した構成要素のブロック図である。
【図3】本発明の車両用マイナスイオン発生器の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…マイナスイオン発生器
60…空気汚れセンサ
100…車両
Claims (4)
- 車室内に設けた車両用マイナスイオン発生器において、
車室内に設けた空気汚れセンサで検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合において前記マイナスイオン発生器を作動停止するように制御していることを特徴とする車両用マイナスイオン発生器。 - 車室内に設けた空気清浄化手段と連結されており、前記空気汚れセンサで検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合において前記空気清浄化手段を作動するように制御していることを特徴とする請求項1に記載の車両用マイナスイオン発生器。
- 車室内に設けた空気清浄器と連結されており、前記空気汚れセンサで検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合において前記空気清浄器を作動するように制御していることを特徴とする請求項1に記載の車両用マイナスイオン発生器。
- 車室内に設けた空調装置と連結されており、前記空気汚れセンサで検出した空気汚れ値が予め定めた閾値以上の場合において、前記空調装置のモードを車両外部の空気を前記車室内に導入する外気導入モードにするように制御していることを特徴とする請求項1に記載の車両用マイナスイオン発生器。
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60135318A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動車用空気調和装置の換気制御方法 |
JPH0532126A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車両用空気調和装置 |
JP2002089940A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機 |
-
2002
- 2002-08-30 JP JP2002255735A patent/JP3816041B2/ja not_active Expired - Fee Related
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