JP3291742B2 - 車載用空気清浄装置 - Google Patents

車載用空気清浄装置

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JP3291742B2
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車室内に配設され
た空気調和機にタバコの煙等の汚れを浄化する空気浄化
手段を付設した車載用空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車載用空気清浄装置は実
公平3−4361号公報に示すような構成が一般的であ
った。
【0003】以下、その構成について図2を参照しなが
ら説明する。図に示すように、自動車の車室内31また
は車室外32と車室外33とを連通する空気流路34の
上流側に配設された循環ファン35と下流側に配設され
た熱交換器36およびヒーターコア37との間には集塵
部38が配設されている。そして、この構成によって自
動車室内を浄化すると共に温度や湿度を調整するように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような車載用空気
清浄装置において、集塵部38が電極集塵方式で形成さ
れているものでは低風速で運転されているときにはその
集塵効率も高いのであるが、空気調和のために急速運転
をする場合には高風速運転を行うので集塵部38から塵
埃が再放出されるという問題があった。また、集塵部3
8の下流側方に活性炭フィルターを配設して脱臭機能を
持たせたものにあっても、臭い成分を吸着させるために
は低風速で運転して臭い成分を活性炭フィルターに吸着
させなければならないので、このものも空気調和のため
に高風速運転を行うと吸着した臭い成分が再放出される
という問題があった。
【0005】集塵部38をフィルター集塵方式にすると
塵埃の再放出という問題は緩和されるが、フィルター圧
損が高くなり、高風速運転をすることが困難になって実
用的ではなかった。
【0006】また、集塵部で発生するフィルター圧損を
避けるために、集塵をしないときには流路をバイパスエ
ア流路に切替える構成が実開昭58−152410号公
報に示されている。
【0007】以下、その構成について図を参照しなが
ら説明する。図に示すように、エア導入部41に空気清
浄器42へのエア流路Aとエア流路Aに対するバイパス
エア流路Bとを形成し、両エア流路A,Bの岐点43に
両エア流路A,Bの切替えドア44が配設されている。
そして、非喫煙時など空気清浄器42を作動させる必要
のないときには導入したエアを切替えドア44でバイパ
スエア流路B側に導くようにしている。
【0008】しかし、この構成では、送風手段45の制
御はファンレバー46により手動で行われるため、
流路Aに高風速のエアが流れされることがあり、空気浄
化器42からの塵埃や臭い成分の再放出をなくすること
ができないという問題があった。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、空気
調和のために高速運転をしても空気浄化手段に捕集され
た塵埃や臭い成分を再放出することのない車載用空気清
浄装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、送風手段により調和空気を通風路を介して
車室内に送出する空気調和機と、前記通風路に内装また
は連設された空気浄化手段と、前記調和空気の流路を前
記通風路と前記空気浄化手段のいずれかに切替える切替
え手段と、前記切替え手段の前記空気浄化手段側への
替えに連動して前記送風手段の出力を低出力に制御する
制御手段とを備えた構成としたものである。
【0011】また、切替え手段の通風路側への切替えに
連動して前記送風手段の出力を高出力に制御する制御手
段を備えたものである。
【0012】また、送風手段の出力が低出力のときに
気浄化手段側に、前記送風手段の出力が高出力のとき
は通風路側に切り替える切り替え手段を備えてなる
のである。
【0013】
【作用】本発明は上記したように、切替え手段の空気浄
化手段側への切替えに連動して送風手段を低出力に制御
するようにしたので、塵埃や臭い成分を空気浄化手段で
確実に捕集することができるとともに、空気浄化手段か
らの塵埃や臭い成分の再放出をなくすることができる。
また、切替え手段の通風路側への切替えに連動して前記
送風手段の出力を高出力に制御することにより、通常の
空気調和機としてしかも圧損の少ない運転が可能になる
ものである。また、送風手段の出力が低出力のときには
空気浄化手段側に、前記送風手段の出力が高出力のとき
には通風路側に切り替える切り替え手段を備えること
で、上記同様の効果が得られるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。
【0015】なお従来例と同一の部品には同一符号を付
してその説明を省略する。図に示すように、空気流路3
4内のヒーターコア37の下流側には電極集塵方式の集
塵フィルター1と脱臭フィルター2とで形成された空気
浄化手段3が配設されている。空気浄化手段3の吸気側
4には空気流Aを空気浄化手段側aと空気流路側bとに
切替える切替ドアからなる切替え手段5が配設されてい
る。また、空気浄化手段3の排気側6は切替え手段5の
下流側の空気流路34に連通している。制御回路7は切
替え手段5と循環ファンからなる送風手段35とを連動
制御するもので、切替え手段5の空気浄化手段側aへの
切替えに連動して送風手段35の出力を低出力に制御
し、また、送風手段35の出力が低出力のときには切替
え手段5を空気浄化手段側aに、高出力のときには空気
流路側bにそれぞれ連動して切替え制御するようになっ
ている。
【0016】ここで、送風手段35の出力は、送風の風
速や風量あるいは風圧を指し、循環ファンの回転数を制
御することによって得られるものである。
【0017】なお、8はインテークドア、9はベントド
ア、10はフロアードア、11はデフドアで、それぞれ
空気調和機の送風を室内,室外に切替えるものである。
【0018】上記構成において、まず通常の空気調和機
として使用するときには、切替え手段5を空気流路側b
に切替え送風手段35を運転すると、制御回路7により
送風手段35は高出力に制御され、インテークドア8の
切替えによって車室内31または車室外32から入った
空気は熱交換器36によって冷風として、あるいはヒー
ターコア37によって温風として温度,湿度を室内環境
に応じて調和され、ベントドア9,フロアードア10,
デフドア11の開閉調整によって適宜車室内に送風され
る。
【0019】次に、空気清浄機として使用するときに
は、切替え手段5を空気浄化手段側aに切替え送風手段
35を運転すると制御回路7が作動し、切替え手段5の
切替えに連動して送風手段35の出力を空気浄化手段3
の浄化機能に適した低出力に切替える。これにより、空
気浄化手段3を通過する空気流の風速は低くなるので、
塵埃や臭い成分を確実に捕集することができるととも
に、捕集された塵埃や臭い成分の再放出をなくすること
ができる。
【0020】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。切替え手段5が空気浄化手段側aに切替えられてい
る状態で送風手段35が所定の出力以上の出力で運転さ
れると、制御回路7は送風手段35の出力に連動して切
替え手段5を空気流路側bに切替え、高速の空気流が空
気浄化手段3を通過することを防止する。これにより空
気浄化手段3からの塵埃や臭い成分の再放出をなくする
ことができる。
【0021】また、切替え手段5が空気流路側bに切替
えられている状態で送風手段35が低出力で運転される
と、制御回路7は送風手段35の出力に連動して切替え
手段5を空気浄化手段側に切替え、低速の空気流を空
気浄化手段3に通過させるので、調和空気中の塵埃や臭
い成分を捕集することができる。
【0022】なお、上記実施例では、空気浄化手段3を
空気流路34に内装したものとしたが、空気流路34に
連設してもよいものである。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、切替え手段の空気浄化手段側への
切替えに連動して送風手段の出力を低出力に制御するこ
とにより、空気浄化手段の塵埃や臭い成分の捕集が確実
なものとなるとともに塵埃や臭い成分の再放出をなくす
ることができる。また、切替え手段の通風路側への切替
えに連動して前記送風手段の出力を高出力に制御するこ
とにより、通常の空気調和機としてしかも圧損の少ない
運転が可能になるものである。
【0024】また、送風手段の出力が低出力のときには
空気浄化手段側に、前記送風手段の出力が高出力のとき
には通風路側に切り替える切り替え手段を備えること
で、上記同様の効果を得ることができる。
【0025】このように本発明によれば、空気調和のた
めに送風手段を高出力運転しても空気浄化手段に捕集さ
れた塵埃や臭い成分を再放出することのない車載用空気
清浄装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の車載用空気清浄装置の構成
を示す側断面図
【図2】従来例の車載用空気清浄装置の構成を示す断面
【図3】同他の車載用空気清浄装置の構成図
【符号の説明】
3 空気浄化手段 5 切替え手段 7 制御手段 34 通風路 35 送風手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風手段により調和空気を通風路を介し
    て車室内に送出する空気調和機と、前記通風路に内装ま
    たは連設された空気浄化手段と、前記調和空気の流路を
    前記通風路と前記空気浄化手段のいずれかに切替える切
    替え手段と、前記切替え手段の前記空気浄化手段側への
    切替えに連動して前記送風手段の出力を低出力に制御す
    る制御手段とを備えてなる車載用空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 送風手段により調和空気を通風路を介し
    て車室内に送出する空気調和機と、前記通風路に内装ま
    たは連設された空気浄化手段と、前記調和空気の流路を
    前記通風路と前記空気浄化手段のいずれかに切替える切
    替え手段と、前記切替え手段の前記通風路側への切替え
    に連動して前記送風手段の出力を高出力に制御する制御
    手段とを備えてなる車載用空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 送風手段により調和空気を通風路を介し
    て車室内に送出する空気調和機と、前記通風路に内装ま
    たは連設された空気浄化手段と、前記送風手段の出力が
    低出力のときには前記空気浄化手段側に、前記送風手段
    の出力が高出力のときには前記通風路側に切り替える切
    り替え手段を備えてなる車載用空気清浄装置。
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