JPH1076836A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH1076836A JPH1076836A JP25390096A JP25390096A JPH1076836A JP H1076836 A JPH1076836 A JP H1076836A JP 25390096 A JP25390096 A JP 25390096A JP 25390096 A JP25390096 A JP 25390096A JP H1076836 A JPH1076836 A JP H1076836A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- mode
- internal
- outside air
- air
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外気導入モードと内気循環モードを切り換え
る内外気切換ダンパ9を具備する車両用空気調和装置に
おいて、外気導入モードで運転中、前方車両から排出さ
れた排気ガスが外気取入口11からケーシング1内に吸い
込まれて吹出口12、13、14から車室内に吹き出されるの
を自動的に阻止する。 【解決手段】 前方車両との車間距離を検出する車間距
離センサ19を設けるとともにこの車間距離センサ19によ
り検出した前方車両との車間距離が所定距離以下のと
き、内外気切換ダンパ9を内気循環モードとするコント
ローラ20を設けた。
る内外気切換ダンパ9を具備する車両用空気調和装置に
おいて、外気導入モードで運転中、前方車両から排出さ
れた排気ガスが外気取入口11からケーシング1内に吸い
込まれて吹出口12、13、14から車室内に吹き出されるの
を自動的に阻止する。 【解決手段】 前方車両との車間距離を検出する車間距
離センサ19を設けるとともにこの車間距離センサ19によ
り検出した前方車両との車間距離が所定距離以下のと
き、内外気切換ダンパ9を内気循環モードとするコント
ローラ20を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗用車に好適な車両
用空気調和装置に関する。
用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】車両用空気調和装置を外気
導入モードで運転中に車両が交通渋滞に巻き込まれ、前
方車両との車間距離が小さくなると、前方車両から排出
された排気ガスが空気調和装置の外気取入口から吸入さ
れて車室に吹き出されるため、乗員が不快になるという
不具合があった。
導入モードで運転中に車両が交通渋滞に巻き込まれ、前
方車両との車間距離が小さくなると、前方車両から排出
された排気ガスが空気調和装置の外気取入口から吸入さ
れて車室に吹き出されるため、乗員が不快になるという
不具合があった。
【0003】排気ガスが車室に吹き出されるのを防ぐた
めには、車間距離が小さくなる都度、手動で内外気切換
ダンパを操作して外気導入モードを内気循環モードに一
時的に切り換える必要があり、従って、その操作が繁雑
で面倒であった。
めには、車間距離が小さくなる都度、手動で内外気切換
ダンパを操作して外気導入モードを内気循環モードに一
時的に切り換える必要があり、従って、その操作が繁雑
で面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、外気導入モードと内気循環モードを切り換える
内外気切換ダンパを具備する車両用空気調和装置におい
て、前方車両との車間距離を検出する車間距離センサを
設けるとともにこの車間距離センサによって検出された
前方車両との車間距離が所定距離以下のとき、上記内外
気切換ダンパを内気循環モードとするコントローラを設
けたことを特徴とする車両用空気調和装置にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、外気導入モードと内気循環モードを切り換える
内外気切換ダンパを具備する車両用空気調和装置におい
て、前方車両との車間距離を検出する車間距離センサを
設けるとともにこの車間距離センサによって検出された
前方車両との車間距離が所定距離以下のとき、上記内外
気切換ダンパを内気循環モードとするコントローラを設
けたことを特徴とする車両用空気調和装置にある。
【0005】他の特徴とするところは、上記コントロー
ラに上記内外気切換ダンパのモードを判別するモード判
別手段と、上記内外気切換ダンパが外気導入モードで、
かつ、車間距離が所定距離以下のとき、上記内外気切換
ダンパを内気循環モードに切り換え、上記内外気切換ダ
ンパが内気循環モードで、かつ、車間距離が第2の所定
距離以上のとき、上記内外気切換ダンパを外気導入モー
ドに切り換える内外モード決定手段を設けたことにあ
る。
ラに上記内外気切換ダンパのモードを判別するモード判
別手段と、上記内外気切換ダンパが外気導入モードで、
かつ、車間距離が所定距離以下のとき、上記内外気切換
ダンパを内気循環モードに切り換え、上記内外気切換ダ
ンパが内気循環モードで、かつ、車間距離が第2の所定
距離以上のとき、上記内外気切換ダンパを外気導入モー
ドに切り換える内外モード決定手段を設けたことにあ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1及び図2
に示されている。図1に示すように、空気調和装置100
のケーシング1はその左端に内気取入口10及び外気取入
口11を有し、右端にはフェース吹出口14、フート吹出口
13、デフロスト吹出12を備えている。
に示されている。図1に示すように、空気調和装置100
のケーシング1はその左端に内気取入口10及び外気取入
口11を有し、右端にはフェース吹出口14、フート吹出口
13、デフロスト吹出12を備えている。
【0007】ケーシング1の内部には内外気切換ダンパ
9、ブロア2、エバポレータ3、ヒータ4、エアミック
スダンパ5、吹出モード切換ダンパ6、7、8等が配設
されている。
9、ブロア2、エバポレータ3、ヒータ4、エアミック
スダンパ5、吹出モード切換ダンパ6、7、8等が配設
されている。
【0008】この空気調和装置100 の運転時、ブロア2
が回転すると、内外気切換ダンパ9を切り換えることに
よって選択された外気取入口11又は内気取入口10から外
気又は車室内空気がケーシング1内に吸入され、ブロア
2で付勢された後、エバポレータ3を流過することによ
って冷却される。
が回転すると、内外気切換ダンパ9を切り換えることに
よって選択された外気取入口11又は内気取入口10から外
気又は車室内空気がケーシング1内に吸入され、ブロア
2で付勢された後、エバポレータ3を流過することによ
って冷却される。
【0009】エバポレータ3で冷却された空気はエアミ
ックスダンパ5によって分流され、その一部はヒータ4
を流過する過程でこのヒータ4内を循環するエンジン冷
却水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ4を
バイパスした残部の空気と混合して所定温度の調和空気
となる。
ックスダンパ5によって分流され、その一部はヒータ4
を流過する過程でこのヒータ4内を循環するエンジン冷
却水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ4を
バイパスした残部の空気と混合して所定温度の調和空気
となる。
【0010】この調和空気は吹出モード切換ダンパ6、
7、8を切り換えることによって選択されたフェース吹
出口14、フート吹出口13及びデフロスト吹出口12の1又
は2から車室内に吹き出される。
7、8を切り換えることによって選択されたフェース吹
出口14、フート吹出口13及びデフロスト吹出口12の1又
は2から車室内に吹き出される。
【0011】前方車両と車間距離を検出する車間距離セ
ンサ19が設けられ、この検出値はコントローラ20の内外
モード決定手段21に入力される。また、内外気切換ダン
パ9の位置を検出するポテンショメータ22の出力は内外
モード判別手段23に入力され、ここで外気導入モードか
内気循環モードかが判別される。
ンサ19が設けられ、この検出値はコントローラ20の内外
モード決定手段21に入力される。また、内外気切換ダン
パ9の位置を検出するポテンショメータ22の出力は内外
モード判別手段23に入力され、ここで外気導入モードか
内気循環モードかが判別される。
【0012】判別結果は内外モード決定手段21に入力さ
れ、ここで判別結果及び車間距離センサ19の検出値に応
じて内外モードが決定され、この決定は内外気切換ダン
パ9の駆動モータ24に出力される。
れ、ここで判別結果及び車間距離センサ19の検出値に応
じて内外モードが決定され、この決定は内外気切換ダン
パ9の駆動モータ24に出力される。
【0013】図2にはコントローラ20の制御フローチャ
ートが示されている。制御がスタートすると、ステップ
で外気モードか否かが判別される。然りの場合にはス
テップで車間距離が所定距離(例えば5m)以下か否
かが確かめられ、然りの場合にはステップで内外気切
換ダンパ9が内気循環モードに切り換える。
ートが示されている。制御がスタートすると、ステップ
で外気モードか否かが判別される。然りの場合にはス
テップで車間距離が所定距離(例えば5m)以下か否
かが確かめられ、然りの場合にはステップで内外気切
換ダンパ9が内気循環モードに切り換える。
【0014】ステップで否と判別されたときは、ステ
ップで車間距離が第2の所定距離(例えば10m)以上
か否かが確かめられ、然りの場合にはステップで内外
気切換ダンパ9が外気導入モードに切り換えられる。
ップで車間距離が第2の所定距離(例えば10m)以上
か否かが確かめられ、然りの場合にはステップで内外
気切換ダンパ9が外気導入モードに切り換えられる。
【0015】
【発明の効果】本発明においては、車間距離センサによ
って検出された前方車両との車間距離が所定距離以下の
とき、内外気切換ダンパが自動的に内気循環モードとさ
れるので、前方車両から排出された排気ガスが空気調和
装置の外気取入口から吸入されることはなく、従って、
排気ガスが車室内に吹き出されることによって乗員が不
快になるのを防止できる。
って検出された前方車両との車間距離が所定距離以下の
とき、内外気切換ダンパが自動的に内気循環モードとさ
れるので、前方車両から排出された排気ガスが空気調和
装置の外気取入口から吸入されることはなく、従って、
排気ガスが車室内に吹き出されることによって乗員が不
快になるのを防止できる。
【0016】コントローラに内外気切換ダンパのモード
を判別するモード判別手段と、内外気切換ダンパが外気
導入モードで、かつ、車間距離が所定距離以下のとき、
内外気切換ダンパを内気循環モードに切り換え、内外気
切換ダンパが内気循環モードで、かつ、車間距離が第2
の所定距離以上のとき、内外気切換ダンパを外気導入モ
ードに切り換える内外モード決定手段を設ければ、何ら
の操作を要せず内外気切換ダンパを自動的に切り換えて
内気循環モード又は外気導入モードにすることができ
る。
を判別するモード判別手段と、内外気切換ダンパが外気
導入モードで、かつ、車間距離が所定距離以下のとき、
内外気切換ダンパを内気循環モードに切り換え、内外気
切換ダンパが内気循環モードで、かつ、車間距離が第2
の所定距離以上のとき、内外気切換ダンパを外気導入モ
ードに切り換える内外モード決定手段を設ければ、何ら
の操作を要せず内外気切換ダンパを自動的に切り換えて
内気循環モード又は外気導入モードにすることができ
る。
【図1】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図2】上記実施形態の制御フローチャートである。
100 車両用空気調和装置 1 ケーシング 9 内外気切換ダンパ 10 内気取入口 11 外気取入口 24 駆動モータ 2 ブロア 3 エバポレータ 4 ヒータ 5 エアミックスダンパ 6、7、8 吹出モード切換ダンパ 12、13、14 吹出口
Claims (2)
- 【請求項1】 外気導入モードと内気循環モードを切り
換える内外気切換ダンパを具備する車両用空気調和装置
において、 前方車両との車間距離を検出する車間距離センサを設け
るとともにこの車間距離センサによって検出された前方
車両との車間距離が所定距離以下のとき、上記内外気切
換ダンパを内気循環モードとするコントローラを設けた
ことを特徴とする車両用空気調和装置。 - 【請求項2】 上記コントローラに上記内外気切換ダン
パのモードを判別するモード判別手段と、上記内外気切
換ダンパが外気導入モードで、かつ、車間距離が所定距
離以下のとき、上記内外気切換ダンパを内気循環モード
に切り換え、上記内外気切換ダンパが内気循環モード
で、かつ、車間距離が第2の所定距離以上のとき、上記
内外気切換ダンパを外気導入モードに切り換える内外モ
ード決定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25390096A JPH1076836A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25390096A JPH1076836A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 車両用空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1076836A true JPH1076836A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17257652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25390096A Withdrawn JPH1076836A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1076836A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002225591A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Mazda Motor Corp | 車両の制御装置 |
KR100774428B1 (ko) | 2006-12-05 | 2007-11-08 | 현대자동차주식회사 | 차량용 내외기모드 자동전환방법 |
US8649941B1 (en) * | 2012-08-14 | 2014-02-11 | Nissan North America, Inc. | Method for operating a vehicle system |
CN105034747A (zh) * | 2015-07-01 | 2015-11-11 | 上汽通用汽车有限公司 | 一种防止前车尾气侵入的汽车空调控制方法及*** |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP25390096A patent/JPH1076836A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002225591A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Mazda Motor Corp | 車両の制御装置 |
KR100774428B1 (ko) | 2006-12-05 | 2007-11-08 | 현대자동차주식회사 | 차량용 내외기모드 자동전환방법 |
US8649941B1 (en) * | 2012-08-14 | 2014-02-11 | Nissan North America, Inc. | Method for operating a vehicle system |
CN105034747A (zh) * | 2015-07-01 | 2015-11-11 | 上汽通用汽车有限公司 | 一种防止前车尾气侵入的汽车空调控制方法及*** |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |