JPH0528185Y2 - - Google Patents

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JPH0528185Y2
JPH0528185Y2 JP8698187U JP8698187U JPH0528185Y2 JP H0528185 Y2 JPH0528185 Y2 JP H0528185Y2 JP 8698187 U JP8698187 U JP 8698187U JP 8698187 U JP8698187 U JP 8698187U JP H0528185 Y2 JPH0528185 Y2 JP H0528185Y2
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JP
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fold line
panel
rectangular
protective film
notch
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JP8698187U
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は液体用容器、特に浸透性の強い液体に
適した液体用容器にかんする。
(従来の技術) 従来の酒、液体調味料のような浸透性の強い液
体用の容器は、浸透性のない合成樹脂製内袋に液
体を入れ、外観上の体裁を考慮してこの内袋を外
箱に収納した構成となつている。
すなわち内袋と外箱の2体構造となつているた
め、容器の容積を十分利用できないとともに、製
造工程が複雑になるという欠点がある。
(本考案が解決しようとする課題) 本考案はこのような欠点を解決するために、従
来の2体構造と異なり、1体構造であるとともに
液体が浸透しない液体用容器を提供しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案にかかる液体
用容器は、縦折線30を介して横方向に連続する
側部パネル1,2,3,4と、側部パネル4の側
方に縦折線30を介し接合パネル5を形成した有
底角形の液体用容器において、側部パネル1,3
の外側に、縦折線30,30間の連続する横折線
31と傾斜折線32を介し、保護膜14により被
覆されたV形切欠部9を介在させた矩形パネル7
と方形パネル28をそれぞれ形成するとともに、
一方の矩形パネル7aには横折線のない突出フラ
ツプ6aを設け、他方の矩形パネル7bには横折
線37のある突出フラツプ労bを設け、前記方形
パネル28はそれぞれ前記傾斜折線32と前記縦
折線30との交点sと上角端tを結ぶ傾斜折線3
3により対称に形成された2つの三角パネル8
a,8bを形成し、前記側部パネル2の外側に、
前記縦折線30,30上の前記交点s,sを結ぶ
横折線34を介し、前記方形パネルの上縁25よ
りさらに外側に突出する三角突出部10を有する
外側パネル19を形成し、前記側部パネル4の外
側に、前記縦折線30,30間の横折線35を介
し、前記横折線35を底辺とした2等辺三角形状
の傾斜折線36からなる頂角部分に保護膜14を
被覆した矩形の切欠部16を有する内側パネル1
5を形成し、前記傾斜折線36より前記内側パネ
ル15を内折りし、切欠部16に被覆された保護
膜14とともに内側に折込むとともに、前記横折
線31より前記矩形パネル7a,7bをそれぞれ
外折りし、かつ前記横折線37より内折りれされ
た突出フラツプ6bに突出フラツプ6aを重ねあ
わせる一方、前記傾斜折線33より前記三角パネ
ル8を内折りするとともに、前記横折線34より
前記外側パネル19を外折りし、かつ前記保護膜
14を外側から屈曲するようにして切欠部9に挿
入された前記三角突出部10を、前記矩形パネル
7の下方に位置してヒートシールし、頂部を形成
したものである。
(作用) 内側パネル15の折込みにより、切欠部16の
切断面は保護膜14により被覆されるから、切欠
部16の切断面は容器内側に露出しない。
外側パネル19の三角突出部10を切欠部9に
挿入し、保護膜14により切欠部9の切断面22
を被覆するから、切断面22は容器内側に露出し
ない。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付の図面にもとずいて
説明する。
第1図は本考案にかかる液体用容器の斜視図、
第2図は同内面展開図である。
側部パネル1,2,3,4は縦折線30を介し
て横方向に連続し、接合パネル5が側部パネル4
の側方に形成してある。
パネルを構成する紙11には、外面に、ヒート
シール性樹脂をラミネート12し、内面に、内側
からヒートシール性樹脂12、ガスバリヤー性樹
脂またはアルミ箔部13、ヒートシール性樹脂1
2を順次ラミネートした保護膜14が形成してあ
る。(第4図参照)。
側部パネル1,3の外側には、縦折線30,3
0間のほぼ中間点uを介して連続する横折線31
と傾斜折線32を介し、矩形パネル7と方形パネ
ル28がそれぞれ形成してあり、また矩形パネル
7と方形パネル28の間に介在して保護膜14に
より被覆されたV形切欠部9が形成してある。
そして一方の矩形パネル7aには横折線のない
突出フラツプ6aを設け、他方の矩形パネル7b
には横折線37のある突出フラツプ6bが設けて
ある。
また方形パネル28には、傾斜折線32と前記
縦折線30との交点sと上角端tを結ぶ傾斜折線
33により対称に形成された2つの三角パネル8
a,8bが形成してある。
保護膜14は、第4図示の構造のほか、第3図
示のように、内部保護膜14aにさらに他の内部
保護膜14b(ヒートシール性樹脂12、ガスバ
リヤー性樹脂またはアルミ箔部13、ヒートシー
ル性樹脂12を順次ラミネートしてたもの)をヒ
ートシールしてもよい。
なお後述の内側パネル15の切欠部16を被覆
する保護膜14の構造も同様である。
前記側部パネル2の外側には、前記縦折線3
0,30上の交点s,sを結ぶ横折線34を介し
て、方形パネル28の上縁25よりさらに外側に
突出する三角突出部10を有する外側パネル19
が形成されている。
なお外側パネル19には保護膜14で被覆され
た開口部27が注出口26に連通しており、容器
の使用時に開口部27の保護膜14は破断され
る。側部パネル4の外側には、前記縦折線30,
30間の横折線35を介して、前記横折線35を
底辺とした2等辺三角形の2辺をなす傾斜折線3
6により形成される頂角部分に、保護膜14で被
覆された矩形の切欠部16を有する内側パネル1
5が設けてある。
このような構成のパネルにより、水平頂部17
と傾斜頂部18(傾斜角度z)の連続した頂部が
形成される。
すなわち内側パネル15を傾斜折線36より内
折りして切欠部16に被覆された保護膜14とと
もに内側に折込む(第7図参照)。それと同時に
一対の矩形パネル7a,7bを縦折線31よりそ
れぞれ外折りして折り込むとともに、横折線37
より内折れされた突出フラツプ6bに突出フラツ
プ6aを重ねあわせてヒートシールする。
なおこの内側パネル15の折込みとヒートシー
ルにより、切欠部16は保護膜14により被覆さ
れる(第5図参照)。
次に、傾斜折線33より三角パネル8を内折
し、外面が互いに当接するように折込み、また横
折線34より外側パネル19を外折りし、保護膜
14を外側から屈曲するようにして切欠部9に挿
入された三角突出部10を、矩形パネル7の下方
に位置させてヒートシールしたものである。
容器の底部は、横折線40を介して、側部パネ
ル1,2,3,4の外側に傾斜折線により形成さ
れる3角パネルA,B,Cを有する底部パネル5
0と、矩形の底部パネル60が形成されている。
また底部パネル50,60に横折線41を介し
て、突出パネルDを設け、また側縁に切欠部42
が形成してある。
このような構成からなる公知の底部パネルから
公知の組立方法により第10,11図示のような
底部が形成される。
(効果) 本考案にかかる液体用容器によれば、一体構造
でありながらパネルの切断面が容器内側に露出し
ないから、液体が切断面より浸透しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる液体用容器の斜視図、
第2図は同内面展開図、第3図は保護膜の断面
図、第4図は他の構造の保護膜の断面図、第5図
は内側パネルの切欠部の切断面を保護膜で被覆し
た状態を示す断面図、第6図、第7図および第8
図は頂部の組み立てを示す斜視図、第9図は頂部
の平面図、第10図は液体用容器の底面図、第1
1図は容器の底部斜視図である。 14……保護膜、19……外側パネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 縦折線30を介して横方向に連続する側部パネ
    ル1,2,3,4と、側部パネル4の側方に縦折
    線30を介し接合パネル5を形成した有底角形の
    液体用容器において、 側部パネル1,3の外側に、縦折線30,30
    間の連続する横折線31と傾斜折線32を介し、
    保護膜14により被覆されたV形切欠部9を介在
    させた矩形パネル7と方形パネル28をそれぞれ
    形成するとともに、一方の矩形パネル7aには横
    折線のない突出フラツプ6aを設け、他方の矩形
    パネル7bには横折線37のある突出フラツプ6
    bを設け、前記方形パネル28はそれぞれ前記傾
    斜折線32と前記縦折線30との交点sと上角端
    tを結ぶ傾斜折線33により対称に形成された2
    つの三角パネル8a,8bを形成し、 前記側部パネル2の外側に、前記縦折線30,
    30上の前記交点s,sを結ぶ横折線34を介
    し、前記方形パネルの上縁25よりさらに外側に
    突出する三角突出部10を有する外側パネル19
    を形成し、 前記側部パネル4の外側に、前記縦折線30,
    30間の横折線35を介し、前記横折線35を底
    辺とした2等辺三角形状の傾斜折線36からなる
    頂角部分に保護膜14を被覆した矩形の切欠部1
    6を有する内側パネル15を形成し、 前記傾斜折線36より前記内側パネル15を内
    折りし、切欠部16に被覆された保護膜14とと
    もに内側に折込むとともに、前記横折線31より
    前記矩形パネル7a,7bをそれぞれ外折りし、
    かつ前記横折線37より内折りれされた突出フラ
    ツプ6bに突出フラツプ6aを重ねあわせる一
    方、前記傾斜折線33より前記三角パネル8を内
    折りするとともに、前記横折線34より前記外側
    パネル19を外折りし、かつ前記保護膜14を外
    側から屈曲するようにして切欠部9に挿入された
    前記三角突出部10を、前記矩形パネル7の下方
    に位置してヒートシールし、頂部を形成したこと
    を特徴とする液体用容器。
JP8698187U 1987-06-04 1987-06-04 Expired - Lifetime JPH0528185Y2 (ja)

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JP8698187U JPH0528185Y2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04

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JP8698187U JPH0528185Y2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04

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JPS63197825U JPS63197825U (ja) 1988-12-20
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ID=30943786

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JP8698187U Expired - Lifetime JPH0528185Y2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04

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JP2537825Y2 (ja) * 1990-09-07 1997-06-04 大日本印刷株式会社 密封紙カートン

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