JPS61502252A - 厚紙容器の為の平頂端蓋を形成するための素材及び平頂の液体運搬用の厚紙容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に熱可塑性プラスチックをコーティングした厚紙容器及びそれを組 立てる為の素材（ブランク）に関し、詳しくはそれらの為の折畳み式平頂端蓋に 関する。

乳製品及び果汁の如き飲料の為の容器は、従来から熱可塑性プラスチックで被覆 した板紙から作製されている。

これら容器の一つの普及型式のものは、容器を密閉する為頂部縁辺に放て縦方向 に突出した封着されたフィンを持つ折畳まれた切妻型屋根頂部を具備する頂部量 を有している。そうした容器は米国特許第４２７０．９４０号に示される。同容 器の底蓋は、従来から米国特許第４１２Ｑ３３５に示される様な折込式のもので ある。

容器の別の型式のものは、垂直突出封着フィン或いは傾斜封着ツインとみなしう るものが平坦に折られそして蓋の残部に引剥し自在に付着されているような傾斜 頂部或いは平頂端蓋を含んでいる。米国特許第４８６９．０７８号及び同第４２ １１．３５７号は、そうした傾斜した及び／或いは平頂な端蓋を開示している。

積重ねＰ＃同志の間に積出し用トレーを必要とする事無く貯蔵及び積荷空間を鰻 小とする様、容器を一つの層上に別の層を重ねた層状に密填し易くする為に封着 フィンのある特定の方向への折曲）を助成する為に様々な技術が使用されて来た 。例えば、米国特許第４０７＆７ｔ５号には、封着フィンの縦位置から傾斜位置 への折曲げを容易とする為に、一方の側に他方の側よりも竪目の折目を具備する 傾斜した封着フィンを具備する頂部蓋が開示されている。

米国特許第４０ｆＺ９９７号及び同第４０９４ｆｆ５号には、頂部端蓋の切妻型 パネルの一方の側に互いに平行状態で伸延する２本の折目線を設けて為る容器折 曲げ方法及びその方法によって作製された容器が開示される。

端蓋の頂部の封着フィンを縦位置から平坦位置へと折曲ける為には、封着フィン の一方側上の２本の折目線の下側の線に沿っての下向きの力を付与し、且つ封着 フィンを下方に折曲げる為の外側パネルに抗しての力を付与する蔓が必要である 。

米国特許第４２０４８６７号に於ては、前述の２本の折目線の代シに幅広の折目 線が切妻型パネルの一方の側に形成され、反対側の従来通シの折目線と組合さっ て、小さい方の折返しパネルに向う方向への頂部の封着フィンの縦位置からの折 曲けを容易とする為の、２つの側における不等強度の折返しパネルを提供してい る。

前記米国特許第４．２１ｔ５５７号に於ては、折込まれた切妻型パネル或いはガ セットパネルの基底部の左右角度が不等であることが、前記パネルの一方側に他 方側よ）下方の位置に折目線が有る無しに拘らずに、より大きい方の基底角度の 方向での折曲げを助成している。別様には、下方の及び或いは傾斜した幅広の折 目線は一定方向に傾ける為の勾配部を提供している。

更に別の型式の容器には、封着フィン及び先きに記載された平頂端に含まれる平 坦化を助成する為に使用される手段を必要としないが、注ぎ口が設けられそして その開口を容易とする為の重ね合わせ形の持上げタブが設けられた平頂端蓋が含 まれる。その様な構造は米国特許第４４２２．５７０号に記載されている。

−ノＬ吸μ」Ｌ底一 本発明の目的は、封着フィン構造を持たないが、所謂注ぎ口の開口を助成する為 に外側の蓋パネルの一方に一体的に形成されて成る外側の持上はタブ及び裂開用 ストリップを有する、改良された平頂端蓋を提供する事に有る。

本発明の別の目的は、下側の折込みパネルの上面上に平坦状態で一方の縁部が他 方の折曲げられた縁部に重なる様になっている向い合って配設された２つの外側 蓋パネルにして、長寸のパネルが、開封プロセスの脳中に注ぎ口の一部をその平 坦状態から持上げる為の持上げタブ及び裂開用ストリップを有する外側蓋パネル と、向い合って配設され３つに区切られた折込みパネルにして、３つに区切られ た注ぎロバネルに上被するパネルに形成されたミシン線に沿って、持上はタブ及 び裂開用ストリップを引剥がした後に開口された時、その一つが注ぎ口として作 用する３つに区切られた折込みパネルとを有する、容器の為の平頂な端蓋を提供 する事に有る。

本発明のこれら及び他の目的及び利点は、以下に続く記述及びそれに伴う図面を 参照する事によって明らかと第１図は、本発明の平頂端蓋が形成される素材の外 側表面側から見た部分展開図である。

第２図は、第１図に例示された素材からの、側面を継いだ後の素材の外側表面の 部分展開図である。

第３図、４図及び５図は、平頂端蓋の形成における種々の作業順序段階を例示す る部分斜視図である。

第６図及び７図は、平頂端蓋を注ぎ口へと開口する場合における種々の作業Ｍ序 段階を例示する部分斜視図で内面を参照して詳しく説明するに、第１囚は互い違 いの水平方向折目！１１１６によって分割された頂部蓋部分と胴部分１４とを含 む素材１０を例示している。胴部分には第１側方パネル１８、前面パネル２０、 第２側方パネル２２、後面パネル２４、そして細幅の第５パネル若しくは側方継 目パネル２６が含まれる。パネル１８．２０゜２２．２４及び２６は夫々、第１ 自由切辺２８、縦方向７８表昭６１−５０２２５２　（３） 折目ｍ３０、！２．３４及び３６そして第２自由切辺５８とによって画定される 。

一対の外側頂部パネル４０と４２とが、第１側方パネル１８、第２側方パネル２ ２の夫々に折目＃１１６に於て一体的に結合している。一対の折込み頂部パネル ４４と４６とが前頁パネル２０と後面バネＡ／２４とに夫々折目＠１６に於て一 体的に結合している。各頂部パネルは前述の縦方向折目線によって互いに一体的 に結合している。

側方継目バネＡ−２６のＭ蓋延長部４８が折目１１１４に於て側方継目パネル２ ６に一体的に結合し、折目＠５６に於て折込み頂部パネル４６に一体的に結合し ている。パネル４４は今後説明される様に、注ぎ口としての働きを為す。

持上げタブ５０が、今後記載される目的の為に折目線３２の端部を越えて伸延す るミシン線５２によって、頂部パネル４２の上方端部上に形成される。

開封を助成する斜行折目＠５４及び５６が、外側頂部閉じパネル４０及び４２の 夫々に形成され、折目線５４は、折目Ｈｓａと水平方向折目！１１６との交差点 から実質的にパネル４０上に形成された水平方向折目＠６０にまで伸延し、パネ ル４０を４０ｍ、４０ｂ及び４０６部分に区切る。パネル４０ｃ部分の縁部は、 切辺５７によって折目線５０の延長部から分割される。向い合って配設された斜 行折目線５８が、連続する折曲げ作業の間に斜行折目線５４と協働する為に、折 目線５４と６０との交差点からパネル４０の自由切辺６２へと伸延する。折目＠ ５６は折目線５２と折目＄１６との交差点からバネ／１−４２の自由切辺６３へ と伸延し、パネル４２をパネル４２ａ部分とパネル４２上部分とに区切る。パネ ル４２上部分にはミシン線５２が含まれる。

収斂する一対の斜行折目線６４及び６６が折込み頂部パネル４４上に形成され、 水平方向の新旧１６と組合わさって胴部の前面パネル２０の上方縁部に隣接する 三角形のパネル６８部分を形成する。同様に、一対の収斂する斜行折目線７０及 び７２が、水平方向の折目＠１ｂと組合わさって胴部の後面パネル２４の上方縁 部に瞬接する三角形パネル７４部分を形成し得る様、折込み頂部パネル４６上に 形成される。斜行折目線６４．６６．７０及び７２は、それらの下方の終端部が 夫々隣接する各縦方向折目４７１５０．５２．３４及び３６から水平方向の折目 線１６に沿って僅かに内側にＡ！間されて良く或いはもし所望であれば折目線３ ０と１６．３２と１６及び３４と１６、そして３６と１６の交点と交差させても 良い。

パネル４４には、折目＠６４と３０との間の長目のパネル７６部分と、折目線６ ６と３２との間の短目のパネル７８部分とから成る一対の折返しパネル部分が残 る。

第１図からパネル７８部分の自由切辺２０が、パネル７８部分を横切って成る距 離迄伸延する持上げタブ５０が自由切辺８０にλ接する切辺８２によって分割さ れる様に、縦方向の折目＠５２から三角形パネル６８部分の頂点へと伸延する事 を銘記されたい。

他方の折返しパネル７６部分は、自身、斜行折目線６６と整列する短い斜行自由 切辺８３と、切辺８３の外側端部と折目線３０との間を伸延する横断方向の自由 切辺８４とを有する様、折目線３ａと６０との交差点及び三角形パネル６８部分 の頂点を越えて伸延する。斯くして、パネル７８部分は、折目線５２と６６及び 切辺８０とによって実質的な三角形形状に於て画定され、一方パネル７−６部分 は折目１ｓ３０と６４及び切辺８３と８４とによって実質的に四側辺形状に画定 される。

折込みパネル４６は、三角形パネル７４部分の側方に配され各々パネル７８部分 に相当する折返しパネル８６及び８８部分を含も。バネ／Ｉ／８６部分は折目＠ Ｓ＜及び７０と、自由切辺９０とによって画定され、後者はパネル７８部分の自 白切辺８０と実質的に整列している。パネル８８部分は折目線５６及び７２と、 自由切辺９０とによって画定される。側方継目延長部４Ｂの端部の自由切辺９２ はパネル４０の折目線及び切辺６０と整列している。

第１図に例示される容器素材１０は、胴パネル２４と側方継目フラップ２６とを 一組として縦方向折目線３４を中心として廻動し、そして縦方向折目１Ｍ５６を 縦方向折目線５２の隣に位置決めし、且つ側方継目７：７ツプ２６の内側表面を 胴パネル２０の縦方向折目線Ｓ２に隣シ合う内側表面と接触させた状態で胴パネ ル２４の内側表面を胴パネル２２の内側表面との接触状態に持ち来たすことによ って、第２図に例示される如き側方を継いだ素材として形成される。

次に胴パネル１８が、その内側表面をして側方継目フラップ２６の外側表面と接 触状態に持ち来たし、そして切辺２８をして縦方向折目＄５６と平行状態で且つ 整列状態で位置決めするべく、縦方向折目１０を中心として廻動される。！ｌ１ １２の種々の部分が同様に廻動され、容器は第２図に例示される如き形状となる 。次いで容器素材１０は、屓パネル１８の内側部分と閉じパネル４０とが側方継 目７′ｙツブ２６及びその延長部４８と接触する場所に於て封止される。

何方を継いだ素材を容器へと形成する次の段階が第５図に例示される。側方を継 いだ素材は四角形状に立体的に組立てられ、その端蓋１２の種々の部分が種々の 折目線を中心として以下に述べる態様で折畳まれる。第４図から理解される如く 、三角形閉じパネル６８及び７４部分が容器の端部上方で水平方向折目１６に沿 って互いの方向に廻動される。パネル４０ｃ部分が、パネル４゜ａ及び４０ｂ部 分に向って折目＠６０を中心として曲げられる。同時に、外側パネル４ｏ及び４ ２も又、水平方向折目Ｍ１６を中心として互いの方向に廻動される。これによシ 、折返しパネル７６部分が、パネル７６部分の内側表面と外側パネル４０とが互 いに接近する様、縦方向折目線５０を中心として廻動される。同時に折返しパネ ル７６部分が、パネル７６部分の内側表面と外側頂部閉じパネル６８とが互いに 接近する様、斜行折目線６４を中心として廻動される。折返しパネル７Ｂ、８６ 及び８８部分が、パネル７６部分に隣接するパネル４２及び６８．４２及び７４ そして４０及び７４の夫々に関し、パネル７６部分に対して述べたと同一の変位 を為す。持上げタブ５０はパネル４２ｂ部分と同一平面内に残る。

外側パネル４０と、［５する折返しパネル７６及び８８とは、パネル組合せ４０ ／７６／８８が上被するパネル組合わせ４２／７　ａ／ａ　６よシも先に平坦化 される様、外側パネル４２及び隣接する折返しパネル７８及び８６よりも十分早 く廻動変位せしめられる。その結果、第５図及び６図に示す如く、外側パネル４ ２の縁部９４（第５図参照）杜、斜行折目線５８が斜行折目線５４に上被する状 態（第７図参照）で、パネル４０＆部分と４０ｂ部分とに押し付けられて平坦と された外側のパネル４０ｃ部分の縁部９６に上被する（第６図参照）、パネル４ ２ｂ部分の縁部９８と、パネル７８部分の縁部８０と社パネル７６の縁部１００ に上被する。縁部９４にｍ接する外側パネル４２のストリップ部分１０２（第５ 図参照）は、折返されたパネル４０ｃ部分のストリップ部分１０４（第６図参照 ）に封着され、閉成され且つ封着された頂部蓋の外側上に全幅の凹み１０６を自 然に生ぜしめる。

持上げタブ５０の自由端は、出荷及び積み上げに都合良い様、折目＠１６を中心 として下方に曲げられ（第５図参照）、そして前面パネル２０に対して封着され る。

第６図を参照するに１平頂端蓋の開封が、最初に持上げタブ５０を前面バネＡ／ ２４から引剥がし、次に引剥がしたタブ５０をミシン１ｍ５２に沿って裂開する 事によって実施される事を銘記されたい。こうした後は、注ぎ口を開口する為に は、斜行折目８５８にｍｓする折返された４０ｂ及び４０ｅ部分と、斜行折目＠ ５６に隣接する折返された４２ｂ部分との露出部分を持上げるだけで良い。これ が外側の屋根パネル４０ｂ及び４２ｂ部分だけで無く、下側のパネル７６及び７ ８部分（第７図参照）及び中間部の三角形パネル６８部分までをも持上がらせ、 る。こうした動きは折目線５０．５２．６４及び６６に関して生ずる（第７図参 照）。詳しくは、パネル４０ｂ及び４２ｂ部分が、開封助成用の斜行折目線５４ ，５８及び５６の夫々を中心として一旦部分的に持上げられると、第７図に示す 注ぎ口が以下の如く開口される：パネル４４の６８．７６及び７８部分を実質的 に平坦状と為し、そして縦方向の角の折目＠５０及び３２を押圧し、三角形パネ ル６８部分をして外側に突出せしめ（第７図参照）、容器の中身を分与する為の 通常の注ぎ口へと為す。注ぎ口はもち論、使用後は再度全体が閉成される。

開封グロ七スを更に容易とする為、斯界に知られている様に開封用パネルの適宜 の外側及び／或いは内側表面に、“接着材°或いは非密着性溶液模様を塗布する 事が望ましい。

産業への適用性 本発明の平頂容器が、従来の切妻屋根頂部容器の場合に比較して出荷及び陳列に 際し一層容易に積重ね得る事は明らかである。

本発明の平頂端蓋が、そこに一体的に形成された、ミシン線加工された持上げタ ブによって簡単に開封され得る事も又、明らかである。

この平頂端蓋が、矩形断面の容器だけで無く、正方形断面の容器にも適用し得る 事が明らかである。

以上、本発明を実施例に基き説明したが、本発明の内で多くの変更を為し得る事 を銘記されたい。

独占的権利或いは特権が請求されて成る本発明の実施例は以下の如く定義される 。

、　７４表ＥＩＨＧ１−５０２２５２　（５）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．液体運搬用の、厚紙容器の為の平頂端蓋を形成する為の素材にして、４つの 側方パネルと、水平方向の折目線の夫々によつて該４つの測方パネルの頂端部に その延長部として交互に結合されて成る、第１及び第２の一対の頂部蓋パネルに して、該第１の一対の頂部蓋パネルの各人が、収斂する斜行折目線によつて画定 される実質的に三角形のパネル部分と、前記斜行折目線に於て該実質的に三角形 のパネル部分に結合された一対の折返しパネルとを含み、前記第２の一対の頂部 蓋パネルが、一つの短寸のパネル及び一つの長寸のパネルと、該短寸のパネル及 び長寸のパネルの各々に形成された開封助成用の斜行折目線と、前記短寸の頂部 蓋パネルの縁部に形成された上被パネル部分と、前記上被パネル部分上に形成さ れ隣り合う開封助成用の斜行折目線の端部から伸延する、逆方向の開封助成用の 斜行折目線と、前記長寸のパネルの側方縁部に形成され且つ隣り合う折返しパネ ルの一部分を越えて伸延する持上げタブと、前記長寸の頂部蓋パネルを横切つて その開封助成用の斜行折目線へと伸延し、前記持上げタブの端部及び前記隣り合 う折返しパネルの縁部と整列するミシン線と、前記上被パネル部分に隣り合う折 返しパネル上に形成され、前記素材を容器へと形成する際に前記ミシン線の為の 下側部分として作用する様にされた延長部とを含んで成る頂部蓋パネル、とによ つて成る素材。
2. ２．平頂の、液体運搬用の厚紙容器にして、４つの側方パネルと、水平方向の折 目線の夫々によつて該４つの側方パネルの頂端部にその延長部として交互に結合 されて成る、第１及び第２の一対の頂部蓋パネルにして、該第１の一対の頂部蓋 パネルの各々が、収斂する斜行折目線によつて画定される実質的に三角形のパネ ル部分と、前記斜行折目線に於て該実質的に三角形のパネル部分に結合された一 対の折返しパネルとを含み、前記第２の一対の頂部蓋パネルが、外側パネルを構 成し且つ一つの短寸のパネル及び一つの長寸のパネルと、該短寸のパネル及び長 寸のパネルの各々に形成された開封助成用の斜行折目線と、前記短寸の頂部蓋パ ネルの縁部に形成された上被パネル部分と、隣接すろ開封助成用の斜行折目線の 端部から伸延する、前記上被パネル部分上に形成された反対方向の開封助成用の 斜行折目線と、前記長寸のパネルの側方縁部に形成され且つ隣接する折返しパネ ルの一部分を越えて伸延する持上げタブと、前記長寸の頂部蓋パネルを横切つて そこでの開封助成用の斜行折目線へと伸延し前記持上げタブの端部及び前記隣り 合う折返しパネルの縁部と整列する、裂開ストリツブを形成する為のミシン線と 、前記折返しパネル上に形成され且つ前記開封助成用の斜行折目線の内側で且つ 前記ミシン線の下方に於て前記折返しパネルの一つと前記長寸のパネルの上被部 分との間部分に囲まれる延長部とを含み、前記折返しパネルが夫々の外側パネル と三角形のパネル部分との間部分に囲まれ、前記上被パネル部分が前記長寸のパ ネル及び短寸のパネルの縁部同志の間に囲まれて成る、厚紙容器。