JPH0480484B2 - - Google Patents

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JPH0480484B2
JPH0480484B2 JP63178033A JP17803388A JPH0480484B2 JP H0480484 B2 JPH0480484 B2 JP H0480484B2 JP 63178033 A JP63178033 A JP 63178033A JP 17803388 A JP17803388 A JP 17803388A JP H0480484 B2 JPH0480484 B2 JP H0480484B2
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JP
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headlamp
reflector
lamp body
inclination
measuring device
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JP63178033A
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Katsutada Shirai
Motoyoshi Mochizuki
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to CA000603624A priority patent/CA1317918C/en
Priority to US07/370,949 priority patent/US5121303A/en
Publication of JPH0230002A publication Critical patent/JPH0230002A/ja
Priority to US07/696,910 priority patent/US5138532A/en
Priority to US07/894,349 priority patent/US5428510A/en
Publication of JPH0480484B2 publication Critical patent/JPH0480484B2/ja
Priority to US08/082,462 priority patent/US5363283A/en
Priority to US08/094,930 priority patent/US5295053A/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/068Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
    • B60Q1/0683Adjustable by rotation of a screw
    • B60Q1/0686Adjustable by rotation of a screw using a position indicator mounted on the headlight and permanently attached thereto

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用ヘツドランプの照射角が正
規位置にあるかとうかを容易に判別でき、正規位
置にない場合には、ヘツドランプの照射角が正規
位置となるように容易に調整することのできるヘ
ツドランプの照射角調整装置に関する。
〔従来技術〕 ヘツドランプは、所定の水平軸回りおよび鉛直
軸回りにそれぞれ傾動できるようなエイミング機
構を備えており、このエイミング機構によつて、
ヘツドランプの照射方向、いわゆるヘツドランプ
の照射角が所定の範囲内にあるように調整(以
下、これをエイミング調整という)されている。
そしてこのヘツドランプのエイミング機構は、暗
室内においてヘツドランプを実際に点灯させて、
ヘツドランプから一定距離隔てたスクリーン上に
照射させ、スクリーン上の照射スポツトが所定の
位置にあるように調整するようになつている。
〔発明の解決しようとする課題〕
しかし前記した従来のエイミング調整では、大
きな暗室やスクリーンなどの多くの設備機器が必
要である。さらにヘツドランプの照射スポツトが
所定の位置にくるように、スクリーンを見ながら
エイミング調整しなければならず、調整作業に時
間がかかるという問題点もあつた。
また米国内で使用されるヘツドランプでは、前
面レンズに測定基準面である3個のロケーシヨン
ボスが突設されており、一般にエイマーと称され
る測定器をこのロケーシヨンボスに当接させてセ
ツトし、ヘツドランプの水平面に対する傾きがあ
るかどうかを測定するようになつている。即ち、
自動車を水平状態とした場合に、ロケーシヨンボ
スの前端面は鉛直面となるように形成されてお
り、このロケーシヨンボス前端面を当接基準面と
してエイマーをセツトすれば、水平面に対するヘ
ツドランプの傾斜量が測定できるようになつてい
る。そしてこのエイマーによる測定値(傾斜量)
が所定範囲内であることが要求されている。従つ
て米国向けのヘツドランプにおいては、ロケーシ
ヨンボスを必ず形成しなければならず、日本およ
び欧州向けのヘツドランプとは別に、米国向けの
ヘツドランプを独自に製造しなければならないと
いう煩わしさもあつた。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされた
もので、その目的は、暗室やスクリーンやエイマ
ーなどの大掛かりな設備機器が一切不要で、簡潔
な構成にして、ヘツドランプの照射角に狂いがあ
るかどうか容易に確認できるとともに、誰にでも
簡単にヘツドランプの照射角の調整を行うことの
可能な自動車用ヘツドランプの傾斜測定装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
自動車用ヘツドランプには、ランプボデイ内に
ランプボデイとは別体のリフレクターがランプボ
デイに対し傾動可能に設けられているリフレクタ
ー可動タイプと、ランプボデイ内周面に光反射面
が一体に形成され、ランプボデイが車体に対し傾
動可能に設けられているユニツト可動タイプの二
種類があり、以下にそれぞれの場合について構ず
る手段を説明する。
先ず、リフレクター可動タイプのヘツドランプ
の場合には、自動車用ヘツドランプのランプボデ
イ内に設けられたリフレクターを上下方向および
左右方向にそれぞれ傾動させて、ヘツドランプの
照射角を調整する照射角調整機構と、 ランプボデイの内側に設けられた支持部材によ
り軸方向前後摺動可能に支持されるとともに、ば
ね部材により先端部がリフレクターの裏面に付勢
当接され、リフレクターの左右方向の傾動に応じ
て軸方向に摺動するロツド部材を有し、ランプボ
デイに対するロツド部材の位置からリフレクター
の左右方向の傾斜を測定する第1の傾斜測定器
と、 前記リフレクターに固着され、リフレクターの
上下方向の傾斜を測定する第2の傾斜測定器であ
る水準器とを備えた自動車用ヘツドランプの照射
角調整装置であつて、 前記第1および第2の傾斜測定器を、それぞれ
の傾斜量読み取り点がヘツドランプ前面レンズの
上部外側壁に臨むリフレクターの上部壁上となる
ように配置するようにしたものである。
一方、ヘツドランプがユニツト可動タイプの場
合には、内周面に光反射面が形成された自動車用
ヘツドランプのランプボデイを上下方向および左
右方向にそれぞれ傾動させて、ヘツドランプの照
射角を調整する照射角調整機構と、 車体側のヘツドランプ取付面に設けられた支持
部材により軸方向前後摺動可能に支持されるとと
もに、ばね部材により先端部がランプボデイの裏
面に付勢当接され、ランプボデイの左右方向の傾
動に応じて軸方向に摺動するロツド部材を有し、
ヘツドランプ取付面に対するロツド部材の位置か
らランプボデイの左右方向の傾斜を測定する第1
の傾斜測定器と、 前記ランプボデイに固着され、ランプボデイの
上下方向の傾斜を測定する第2の傾斜測定器であ
る水準器とを備えた自動車用ヘツドランプの照射
角調整装置であつて、 前記第1および第2の傾斜測定器を、それぞれ
の傾斜量読み取り点がランプボデイの上部壁上と
なるように配置するようにしたものである。
〔作用〕
リフレクター(ユニツト可動タイプでは、ラン
プボデイ)の左右方向の傾きが第1の傾斜測定器
におけるロツド部材の軸方向への移動量となつて
あらわれ、ランプボデイ(ユニツト可動タイプで
は、車体側のヘツドランプ取付面)に対するロツ
ド部材の位置からリフレクター(ユニツト可動タ
イプでは、ランプボデイ)の左右方向の傾斜量を
読み取ることができる。またリフレクター(ユニ
ツト可動タイプでは、ランプボデイ)の上下方向
の傾きは第2傾斜の測定器である水準器であらわ
れ、この水準器からリフレクター(ユニツト可動
タイプでは、ランプボデイ)の上下方向の傾斜量
を読み取ることができる。そして第1および第2
の傾斜測定器は、いずれも作業者から見やすいリ
フレクター(ユニツト可動タイプでは、ランプボ
デイ)の上部壁上に設けられ、特にリフレクター
可動タイプでは、前面レンズを通して傾斜測定器
の目盛を読み取ることができる。
そしてヘツドランプの照射角を調整するには、
第1の傾斜測定器および第2の傾斜測定器の目盛
が所定位置となるように、リフレクター(ユニツ
ト可動タイプでは、ランプボデイ)を左右方向又
は上下方向に傾動させてエイミング調整を行う。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第9図は、ヘツドランプがリフレクタ
ー可動タイプの場合におけるヘツドランプの照射
角調整装置の一実施例を示すもので、第1図は照
射角調整装置の組み付けられているヘツドランプ
の正面図、第2図はその平面図、第3図は一部を
さらに破断して示すその水平断面図、第4図はそ
の縦断面図、第5図は第1の傾斜測定器の縦断面
図、第6図は第2の傾斜測定器組付部の縦断面
図、第7図は第2の傾斜測定器の組付状態を説明
する説明図、第8図は第2の傾斜測定器の他の実
施例の縦断面図、第9図は前面レンズに映る第2
の傾斜測定器を示す図である。
これらの図において、符号2は容器形状のラン
プボデイで、内部にリフレクター4が組み付けら
れ、さらにランプボデイ2の矩形状の前面開口部
には前面レンズ6が組み付けられてヘツドランプ
として一体化されている。
リフレクター4は、第1図、第3図および、第
4図に示されるように、玉継手10および調整ス
クリユー20,30の3点によつて支持されてい
る。玉継手10の球部12側は、ランプボデイ2
側に支持され、リフレクター4はこの球継手10
を中心に揺動できるようになつている。また調整
スクリユー20,30はいずれもランプボデイ2
に回動自在に支持されるとともに、リフレクター
4側のナツト22,32にそれぞれ螺合し、調整
スクリユー20,30を回動させることによつて
ナツト22,32を調整スクリユー20,30に
沿つて前後に移動させ、これによつてリフレクタ
ー4の傾きが変わるようになつている。なお符号
14は玉部12を支承するソケツトで、リフレク
ター4の裏側に固定されたブラケツト16に固定
支持されている。また符号22,32は調整スク
リユー20,30の螺合するナツトで、リフレク
ター4の裏面に固定されたブラケツト26,36
によつて支持されている。符号24,34は圧縮
コイルスプリング、符号27,37はOリング、
符号28,38は調整スクリユー20,30に突
設したフランジ部である。
なお、調整スクリユー20によるリフレクター
4の支持点(調整スクリユー20とナツト22の
螺合部)は、後述するバルブ41の光軸lに直交
し、かつ玉継手10を通る水平軸Lx上に位置し、
調整スクリユー30によるリフレクター4の支持
点(調整スクリユー30とナツト32の螺合部)
は、光軸lに直交し、かつ玉継手10を通る鉛直
軸Ly上に位置している。このため調整スクリユ
ー20の回動により、リフレクター4は鉛直軸
Ly回りに揺動し、リフレクター4の左右方向の
傾斜、即ちヘツドランプの左右方向の照射角を調
整することができる。一方、調整スクリユー30
の回動により、リフレクター4は鉛直軸Lyと直
交する水平軸Lx回りに揺動し、リフレクター4
の上下方向の傾斜、即ちヘツドランプの上下方向
の照射角を調整することができる。このように2
本の調整スクリユー20,30によつてリフレク
ター4の傾動調整、即ちヘツドランプの照射角の
調整ができるようになつている。
また第3図において、符号40は、バルブ41
が連結されて一体化されたバルブソケツトであ
る。ランプボデイ2の裏側には、バルブソケツト
着脱用の開口部2aが形成されており、バルブソ
ケツト40は、このランプボデイの裏側開口部2
aを貫通して、リフレクター4の後頂部に形成さ
れているソケツト孔5に取着されている。リフレ
クター4の後頂部の外周囲には、リフレクター4
とランプボデイ2間の開口部を閉塞するゴム製カ
バー46が取着され、バルブソケツト40の外周
に配されたロツキングキヤツプ47によつて、バ
ルブソケツト40をリフレクターのソケツト孔5
に押圧固定するとともに、ゴム製カバー46の内
周縁部46aをリフレクターの裏側周壁4aに押
圧密着するようになつている。なお符号42はバ
ルブ41の装着される口金部、符号44は内部に
接続端子の設けられた円筒形状のコネクタ部であ
る。
また第1図〜第4図において、符号3はランプ
ボデイ2の前面開口部周縁に形成されているシー
ル溝で、このシール溝3内にシール剤3aが装填
されて、前面レンズ6の脚が係合されている。ま
た符号7は前面レンズ6とランプボデイ2とを機
械的に締結するためのクリツプである。
第1図〜第3図および第5図において、符号5
0は水平軸Lxを含む水平面位置に設けられ、リ
フレクター4の左右方向の傾きを測定する第1の
傾斜測定器である。ランプボデイ2の内側には、
ランプボデイに一体成形された円筒形状の突出部
2bがリフレクター4に向かつて突出し、リフレ
クター4の上部壁左側コーナ部領域に形成された
凹部4a上に延出している。そしてこのランプボ
デイ突出部2bに傾斜測定器50が組付けられ
て、光軸lと平行に配設されている。傾斜測定器
50は、円筒形状の支持部材52と、この支持部
材52内に挿通されたロツド部材54と、支持部
材52内にあつてロツド部材54を前方に付勢す
る圧縮コイルスプリング56よりなる。
ランプボデイ突出部先端には雌ねじ部材51が
固着され、この雌ねじ部材51に合成樹脂製の透
明な支持部材52が螺合されている。支持部材5
2の端部には膨径部53が形成されており、この
膨径部53の外周にはランプボデイ突出部2bと
の摺動面をシールするOリング55が装着されて
いる。またこの膨径部53にはドライバー係合部
59の形成されたキヤツプ58が溶着されて支持
部材52に一体化されており、ドライバー(図示
せず)によつてこの支持部材52を雌ねじ部材5
1に対し回動させ、ランプボデイ2に対する支持
部材52の位置を軸方向前後に移動調整すること
ができる。
支持部材52に挿通されているロツド部材54
は段付ロツドとされており、圧縮コイルスプリン
グ56によつてロツド小径部61が前方に突出
し、リフレクター4の立壁4c裏面に付勢当接状
態となつている。そして支持部材52の先端部外
周には周回する基準線52aが付され、一方、ロ
ツド小径部61には軸方向に直線目盛62が付さ
れており、リフレクター4が鉛直軸Ly回りに揺
動すると、これに対してロツド部材54も軸方向
前後に摺動し、基準線52a位置の目盛が変動す
るようになつている。また立壁4cのロツド小径
部当接面4c1は、第5図に示されるように、水平
軸Lxを中心とする半径Rの曲面とされており、
リフレクターの上下方向の傾動によつては第1の
傾斜測定器50の目盛が変動しないようになつて
いる。そしてリフレクター4の左右方向の傾斜が
適正なときに、基準線52a位置に目盛62の零
点62が一致するように設定されており、基準線
52a位置の目盛がリフレクター4の左右方向の
傾斜量を表わすようになつている。
そしてこの目盛読み取り点である基準線52a
位置は、前面レンズ6の上部側壁に臨む位置とさ
れ、前面レンズ6のこの目盛読み取り点に対応す
る領域6aにはステツプが形成されていない。即
ち、前面レンズ6の側壁内周面には、第2図に示
すように、光軸と略平行に延びる拡散ステツプS
が一定間隔に形成されて、前面レンズ側面からの
漏光が目立たないようになつているが、第1の傾
斜測定器50に対応する前面レンズ側壁領域6a
はノンステツプ面とされて、そのノンステツプ面
を通して傾斜量の読み取りが可能となつている。
第1図〜第3図および第6図において、符号7
0は、水平軸Lxを含む水平面上に配置されて、
リフレクター4の上下方向に傾きを測定する第2
の傾斜測定器である水準器であり、水準器70は
透明容器内に液体と気泡72とが封止された直線
型気泡管によつて構成されている。
リフレクター4の上部壁右側コーナ部領域には
凹部4bが形成され、この凹部4bは水平な底面
4b1を有しており、この底面4b1にその直線目盛
74の方向が光軸lの方向に一致するように、水
準器70が載置固定されている。なお符号76
は、凹部4bを形成するリフレクター4の立壁4
dに形成され、水準器端部70aが係合される係
合凹部、符号80a,80bは水準器70をリフ
レクター4に固定するための固定ネジ、符号82
は水準器70と凹部底面4b1との間に介装された
板バネで、第7図に示されるように、水準器70
の端部70aを係合凹部76に係合させ、固定ネ
ジ80a,80bによつて水準器70を固定する
が、固定ネジ80aは、その締付量によつて水準
器70の水平度を調整できるようになつている。
そしてリフレクター4の上下方向の傾斜、即
ち、ヘツドランプの照射角が上下方向適正位置に
ある時に、水準器70の気泡72が直線目盛74
の中央位置(零点位置)74aにくるようにセツ
トされている。なお前面レンズ6の水準器70に
対応する領域6bもノンステツプ面とされて、前
面レンズの側縁部上方より、このノンステツプ面
を介して傾斜量の読み取りができるようになつて
いる。
また第8図は第2の傾斜測定器の他の実施例を
示すもので、リフレクター4の水準器70装着部
の前面部を開口するとともに、水準器70の上に
水準器70の目盛領域を前面レンズ6に投映する
ための平面鏡4eを形成した構造となつている。
そして前面レンズ6には、第9図に示されるよう
に、水準器70の目盛領域が気泡とともに見える
ので、前面レンズの前方位置からリフレクターの
上下方向の傾斜量を読み取ることができる。
なお、水準器の目盛部の投映される前面レンズ
領域6cは、ステツプの形成されないノンステツ
プ面とされている。
次に、ヘツドランプを車体に組付けた場合に行
う傾斜測定器の調整手順およびその後に行うヘツ
ドランプの照射角調整の手順について説明する。
ヘツドランプ単品としては、第1の傾斜測定器
50のロツド部材54の目盛の零点位置62aが
基準線52a位置に一致した時に、ヘツドランプ
の左右方向の配光特性が適正位置となり、第2の
傾斜測定器である水準器70の気泡72が直線目
盛74の零点位置74aにきた時に、ヘツドラン
プの上下方向の配光特性が適正位置となるように
設定されている。
そしてこれらの第1および第2の傾斜測定器5
0,70を内蔵するヘツドランプを車体に組み付
けたときには、種々の誤差からそれぞれの傾斜測
定器の目盛表示が適正位置にはこない。そこで第
1、第2の傾斜測定器の目盛を適正な状態に調整
しておく必要がある。
この目盛調整方法として、第1の傾斜測定器5
0においては、車体とオプチカルエイマーとを正
対させ、調整スクリユー20,30を回動操作し
てヘツドランプの光軸lと車軸とを一致させる。
このとき車体側のランプ取付面のばらつき等によ
り、基準線位置52aと目盛零点位置62aとは
一致しない。そこでドライバーによつて支持部材
52を回動操作し、軸方向前後に移動させて、第
1の傾斜測定器の目盛零点位置62aを基準線位
置52aに一致させる。こうしてヘツドランプの
左右方向の照射角が適正な位置にあるときに、第
1の傾斜側50定器の基準線位置52aの目盛が
零点を表示するように調整される。
一方、第2の傾斜測定器70においても、ヘツ
ドランプの車体への組付け時には、車体側のラン
プ取付面のばらつき等により、気泡72位置が目
盛74の零点位置74aに一致しない場合があ
る。そしてこのような場合には、調整スクリユー
30を(必要ならば締結ネジ80aも)回動操作
し、気泡72が目盛の零点位置74aにくるよう
に調整する。こうしてヘツドランプの上下方向の
照射角が適正な位置にあるときに、第2の傾斜測
定器70の気泡72が目盛の零点74aが表示す
るように調整される。
その後はユーザー側でヘツドランプの照射角調
整を行うこととなる。そして前面レンズ6の上部
側壁上方からヘツドランプ内をのぞき、第1の傾
斜測定器50の基準線位置52aが目盛の零点位
置62aを示していなかつたり、第2の傾斜測定
器70の気泡72が目盛の零点位置74aからず
れていたりした場合には、これらのずれ量からリ
フレクターの左右方向または上下方向の傾斜量、
即ちヘツドランプの左右方向又は上下方向の照射
角のずれを読み取ることができる。そしてこのよ
うな場合には、調整スクリユー20又は30をそ
れぞれ回動操作し、第1の傾斜測定器50では基
準線位置52aに目盛零点位置62aがくるよう
に、また第2の傾斜測定器70では、気泡72が
目盛零点位置74aにくるようにそれぞれ調整す
る。このようにしてヘツドランプの左右方向また
は上下方向の照射角を調整することができる。
第10図は、本発明をユニツト可動タイプのヘ
ツドランプに適用した実施例を示すものである。
ランプボデイ102の上部壁102aの水平揺
動軸Lxを含む水平面内に、ランプボデイの左右
方向の傾斜を測定する第1の傾斜測定器150お
よびランプボデイの上下方向の傾斜を測定する第
2の傾斜測定器170がそれぞれ設けられてい
る。第1の傾斜測定器150は、透明な支持部材
52がヘツドランプの車体100側取付面に保持
部材152を介して組み付けられ、目盛の付され
たロツド部材54はランプボデイの上部壁102
aに突設された立壁104に付勢当接されてい
る。立壁104のロツド小径部61当接面104
aは水平軸Lxを中心とする曲面とされて、ラン
プボデイの上下方向の傾動には影響されないよう
になつている。また第1、第2の傾斜測定器15
0,170は、いずれもランプボデイの上部壁上
に設けられ、その目盛読取点はいずれもヘツドラ
ンプの側面上方より見やすい位置に設けられてい
る。なお符号140はバルブソケツト、符号14
7はバルブソケツト140をソケツト孔に固定す
るためのロツキングキヤツプである。
その他の構成は、前記したリフレクター可動タ
イプの場合と同一であり、同一の符号を付すこと
によりその説明は省略する。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係る
自動車用ヘツドランプの照射角調整装置において
は、リフレクター(ユニツト可動タイプでは、ラ
ンプボデイ)の左右方向の傾きが第1の傾斜測定
器におけるロツド部材の軸方向への移動量となつ
てあらわれ、ランプボデイ(ユニツト可動タイプ
では、車体側のヘツドランプ取付面)に対するロ
ツド部材の位置からリフレクター(ユニツト可動
タイプでは、ランプボデイ)の左右方向の傾斜量
を読み取ることができる。またリフレクター(ユ
ニツト可動タイプでは、ランプボデイ)の上下方
向の傾きは第2傾斜の測定器である水準器にあら
われ、この水準器からリフレクター(ユニツト可
動タイプでは、ランプボデイ)の上下方向の傾斜
量を読み取ることができる。そして第1および第
2の傾斜測定器は、いずれも作業者から見やすい
リフレクター(ユニツト可動タイプでは、ランプ
ボデイ)の上部壁上に設けられ、特にリフレクタ
ー可動タイプでは、前面レンズを通して傾斜測定
器の目盛を読み取ることができ、ヘツドランプの
照射角が適正か否かを容易に判別することができ
る。
またヘツドランプの照射角が狂つている場合に
は、第1の傾斜測定器および第2の傾斜測定器の
目盛が所定位置となるようにリフレクター(ユニ
ツト可動タイプでは、ランプボデイ)を左右方向
又は上下方向に傾動させればよく、照射角調整も
非常に容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は照射角調整装置を内蔵したヘツドラン
プ(リフレクター可動タイプ)の正面図、第2図
はその平面図、第3図は第1図に示す線−に
沿う断面図、第4図は第1図に示す線−に沿
う断面図、第5図は第1の傾斜測定器の縦断面
図、第6図は第2の傾斜測定器の組付部の縦断面
図、第7図は第2の傾斜測定器の組付状態を示す
断面図、第8図は第2の傾斜測定器の他の実施例
を示す断面図、第9図は第8図に示す第2の傾斜
測定器の目盛領域の前面レンズへの投映状態を示
す正面図、第10図は本発明をユニツト可動タイ
プに適用した実施例の水平断面図である。 2,102……ランプボデイ、4……リフレク
ター、6……前面レンズ、6a,6b……前面レ
ンズのノンステツプ領域、10……リフレクター
の揺動支点である玉継手、20……リフレクター
の左右方向傾動用調整スクリユー、30……リフ
レクターの上下方向傾動用調整スクリユー、5
0,150……第1の傾斜測定器、52……支持
部材、52a……基準線、54……ロツド部材、
56……圧縮コイルスプリング、62……目盛、
62a……目盛零点位置、70,170……第2
の傾斜測定器である水準器、72……気泡、74
……目盛、74a……目盛零点位置、Lx……水
平軸、Ly……鉛直軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車用ヘツドランプのランプボデイ内に設
    けられたリフレクターを上下方向および左右方向
    にそれぞれ傾動させて、ヘツドランプの照射角を
    調整する照射角調整機構と、 ランプボデイの内側に設けられた支持部材によ
    り軸方向前後摺動可能に支持されるとともに、ば
    ね部材により先端部がリフレクターの裏面に付勢
    当接され、リフレクターの左右方向の傾動に応じ
    て軸方向に摺動するロツド部材を有し、ランプボ
    デイに対するロツド部材の位置からリフレクター
    の左右方向の傾斜を測定する第1の傾斜測定器
    と、 前記リフレクターに固着され、リフレクターの
    上下方向の傾斜を測定する第2の傾斜測定器であ
    る水準器とを備えた自動車用ヘツドランプの照射
    角調整装置であつて、 前記第1および第2の傾斜測定器は、それぞれ
    の傾斜量読み取り点がヘツドランプ前面レンズの
    上部外側壁に臨むリフレクターの上部壁上となる
    ように配置されてなることを特徴とする自動車用
    ヘツドランプの照射角調整装置。 2 内周面に光反射面が形成された自動車用ヘツ
    ドランプのランプボデイを上下方向および左右方
    向にそれぞれ傾動させて、ヘツドランプの照射角
    を調整する照射角調整機構と、 車体側のヘツドランプ取付面に設けられた支持
    部材により軸方向前後摺動可能に支持されるとと
    もに、ばね部材により先端部がランプボデイの裏
    面に付勢当接され、ランプボデイの左右方向の傾
    動に応じて軸方向に摺動するロツド部材を有し、
    ヘツドランプ取付面に対するロツド部材の位置か
    らランプボデイの左右方向の傾斜を測定する第1
    の傾斜測定器と、 前記ランプボデイに固着され、ランプボデイの
    上下方向の傾斜を測定する第2の傾斜測定器であ
    る水準器とを備えた自動車用ヘツドランプの照射
    角調整装置であつて、 前記第1および第2の傾斜測定器は、それぞれ
    の傾斜量読み取り点がランプボデイの上部壁位置
    となるように配置されてなることを特徴とする自
    動車用ヘツドランプの照射角調整装置。
JP63178033A 1988-06-24 1988-07-19 自動車用ヘッドランプの照射角調整装置 Granted JPH0230002A (ja)

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