JPH026726A - 自動車用ヘッドランプの傾斜測定装置 - Google Patents

自動車用ヘッドランプの傾斜測定装置

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JPH026726A
JPH026726A JP63154630A JP15463088A JPH026726A JP H026726 A JPH026726 A JP H026726A JP 63154630 A JP63154630 A JP 63154630A JP 15463088 A JP15463088 A JP 15463088A JP H026726 A JPH026726 A JP H026726A
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reflector
headlamp
inclination
lamp body
measuring device
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Katsutada Shirai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用ヘッドランプの照射角が正規の位置か
ら上下方向および左右方向にどれ程傾いているかを容易
に測定することのできる測定装置、換言すればヘッドラ
ンプの照射角に係わる部材の上下方向および左右方向の
傾斜を容易に測定することのできる自動車用ヘッドラン
プの傾斜測定装置に関する。
〔従来技術〕
ヘッドランプは、所定の水平軸回りおよび鉛直軸回りに
それぞれ傾動調整できるようなエイミング機構を備えて
おり、このエイミング機構によって、ヘッドランプの照
射方向、いわゆるヘッドランプの光軸が所定の範囲内に
あるように調整(以下、これをエイミング調整という)
されている。
そしてこのヘッドランプのエイミング調整は、暗室内に
おいてヘッドランプを実際に点灯させて、ヘッドランプ
から一定距離隔てたスクリーン上に照射させ、スクリー
ン上の照射スポットが所定の位置にあるように調整する
ようになっている。
〔発明の解決しようとする課題〕 しかし前記した従来のエイミング調整では、大きな暗室
やスクリーンなどの多くの設備機器が必である。さらに
ヘッドランプの照射スポラ1−が所定の位置にくるよう
に、スクリーンを見なからエイミング調整しなければな
らず、調整作業に時間がかかるという問題点もあった。
また米国内で使用されるヘッドランプでは、前面レンズ
に測定基準面である3個のロケーションボスが突設され
ており、一般にエイマーと称される測定器をこのロケー
ションボスに当接させてセットし、ヘッドランプの水平
面に対する傾きがあるかどうかを測定するようになって
いる。即ち、自動車を水平状態とした場合に、ロケーシ
ョンボスの前端面ば鉛直面となるように形成されており
、このロケーションボス前端面を当接基準面としてエイ
マーをセットすれば、水平面に対するヘッドランプの傾
斜量が測定できようになっている。そしてこのエイマー
による測定値(傾斜量)が所定範囲内であることが要求
されている。従って米国向けのヘッドランプにおいては
、ロケーションボスを必ず形成しなければならず、日本
および欧州向けのヘッドランプとは別に、米国向けのヘ
ッドランプを独自に製造しなければならないという煩わ
しさもあった。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は、暗室やスクリーンやエイマーなどの大掛か
りな設備機器が一切不要で、簡潔す構成1cして、ヘッ
ドランプの照射角に狂b1があるかどうかを容易に確認
できるとともに、誰にでも簡単にヘッドランプの照射角
の調整を行うことの可能な自動車用ヘッドランプの傾斜
測定装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
自動車用ヘッドランプには、ランプボディ内にランプボ
ディとは別体にリフレクタ−が設けられ、このリフレク
タ−を傾動調整するりフレフタ−可動タイプと、ランプ
ボディの内周面にリフレクタ−が一体に形成され、ラン
プボディそのものを傾動調整するユニット可動タイプと
の2種類がある。
そして前記目的を達成するために、本発明は次のような
手段を講じている。
即ち、リフレクタ−可動タイプのヘッドランプLこおい
ては、ヘッドランプのランプボディ外側に突設された支
持部材と、この支持部材に支持されてランプボディを貫
通し、一端部がリフレクタ−裏面に付勢当接され、リフ
レクタ−の左右方向の傾動に応じて軸方向に摺動するロ
ッド部材とからなり、ランプボディに対するロッド部材
の位置からヘッドランプの左右方向の傾斜を測定する第
1の傾斜測定器と、 リフレクタ−に取着される口金付電球の口金部のうちリ
フレクタ−に保持される被保持部と同形状の被保持部を
有する本体と、この本体に支持された水準器とからなり
、必要に応じて口金付電球に代えてリフレクタ−に取着
して、ヘッドランプの上下方向の傾斜を測定する第2の
傾斜測定器とからなることを特徴とするものである。
またユニット可動タイプのヘッドランプにおいては、車
体側のヘッドランプ取付面に突設された支持部材と、こ
の支持部材に支持されて一端部がランプボディ外表面に
付勢当接され、ランプボディの左右方向の傾動に応じて
軸方向に摺動する口ラド部材とからなり、前記車体側の
ヘッドランプ取付面に対するロッド部材の位置からヘッ
ドランプの左右方向の傾斜を測定する第1の傾斜測定器
と、 ランプボディに取着される口金付電球の口金部のうちラ
ンプボディに保持される被保持部と同形状の被保持部を
有する本体と、この本体に支持された水準器とからなり
、必要に応じて口金付電球に代えてランプボディに取着
して、ヘッドランプの上下方向の傾斜を測定する第2の
傾斜測定器とからなることを特徴とするものである。
〔作用〕
リフレクタ−(ユニット)可動タイプのヘッドランプに
おいては、リフレクタ−(ランプボディ)の左右方向の
傾きが第1の傾斜測定器におけるロッド部材の軸方向へ
の移動量となってあられれ、ランプボディ(車体側のヘ
ッドランプ取付面)に対するロッド部材の位置からヘッ
ドランプの左右方向の傾斜量を読み取ることができる。
また口金付電球に代えて第2の傾斜測定器をリフレクタ
−(ランプボディ)に取着すれば、リフレクタ−(ラン
プボディ)の上下方向の傾きが水準器にあられれ、この
水準器からヘッドランプの上下方向の傾斜量を読み取る
ことができる。
そしてヘッドランプの傾斜を修正するには、第1の傾斜
測定器および第2の傾斜測定器の測定値がそれぞれゼロ
となるように、エイミング調整を行う。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第11図は、本発明に係る傾斜測定装置の実施
例を示すもので、第1図は本発明の一部である第1の傾
斜測定器を組み付けたヘッドランプ(リフレクタ−可動
タイプ)の正面図、第2図はその水平断面図、第3図は
その縦断面図、第4図は第1の傾斜測定器の水平断面図
、第5図はその縦断面図、第6図は第1の傾斜測定器の
組付状態を示す斜視図、第7図は第1の傾斜測定器のロ
ッド部材先端部当接面の縦断面図、第8図は電球=7− の斜視図、第9図はヘッドランプの電球取付孔周辺の斜
視図、第10図はロッキングキャップの斜視図、第11
図は第2の傾斜測定器の斜視図である。
まず第1図〜第3図において、符号2は容器形状のラン
プボディで、内部にリフレクタ−4が組み付けられ、さ
らにランプボディ2の矩形状の前面開口部には前面レン
ズ6が組み付けられてヘッドランプとして一体化されて
いる。
リフレクタ−4は、第2図および第3図に示されるよう
に、玉継手10および調整スクリュー20.30の3点
によって支持されている。玉継手10の球部12側は、
ランプボディ2側に支持され、リフレクタ−4はこの玉
継手10を中心に揺動できるようになっている。また調
整スクリュー20.30はいずれもランプボディ2に回
動自在に支持されるとともに、リフレクタ−4側のナツ
ト22.32にそれぞれ螺合し、調整スクリュー20.
30を回動させることによってナツト22゜32を調整
スクリュー20.30に沿って前後に移動させ、これに
よってリフレクタ−4の傾きが変わるようになっている
。なお符号14は土部12を支承するソケットで、リフ
レクタ4の裏側に固定されたブラケット16に固定支持
されている。
また符号26.36はりフレフタ−4の裏面に固定され
たブラケットで、調整スクリュー20,30の螺合する
ナツト22.32を支持している。
符号24.34は圧縮コイルスプリング、符号27.3
7はOリング、符号28.38は調整スクリューに突設
したフランジ部である。
また、調整スクリュー20によるリフレフター−4の支
持点(調整スクリュー20とナツト22の螺合部)は、
光軸Qに直交し、かつ玉継手10を通る水平軸Lx上に
位置し、調整スクリュー30によるリフレクタ−4の支
持点(調整スクリュー30とナツト32の螺合部)は、
光軸Ωに直交し、かつ玉継手10を通る鉛直軸Ly上に
位置している。このため調整スクリュー20の回動によ
り、リフレクタ−4は鉛直軸Ly回りに揺動し、リフレ
クタ−4の左右方向の傾斜、即ちヘッドランプの左右方
向の照射角を調整することができる。
一方、調整スクリュー30の回動により、リフレクタ−
4は鉛直軸Lyと直交する水平軸Lx回りに揺動し、リ
フレクタ−4の上下方向の傾斜、即ちヘッドランプの上
下方向の照射角を調整することができる。このように2
本の調整スクリュー20.30によってリフレクタ−4
の傾動調整、即ちヘッドランプの照射角の調整ができる
ようになっている。
なお第1図〜第3図において、符号3はランプボディ2
の前面開口部周縁に形成されているシール溝で、このシ
ール溝3内にシール剤3aが装填されて、前面レンズ6
の脚が係合されている。また符号7は前面レンズ6とラ
ンプボディ2とを機械的に締結するためのクリップであ
る。
第1図、第2図、第4図〜第7図において、符号40は
、リフレクタ−4の左右方向の傾斜、即ちヘッドランプ
の左右方向の照射角の傾きを測定する傾斜測定器である
符号42は、ランプボディ2に形成された孔41を囲む
ように、ランプボディ外側に突設された円筒形状の外ケ
ーシングで、ランプボディ2に一体成形されている。こ
の外ケーシング42は、付根側の円筒部42aと、側方
部が上方に切り欠かれた平日筒部42bとからなり、内
部にはランプボディ2を貫通する筒形状の透明な内ケー
シング44が同軸状態に組み付けられて一体化されてい
る。
外ケーシング半円筒部42bに対応する内ケーシング領
域44bは角パイプ形状とされ、外ケーシング円筒部4
2aに対応する内ケーシング領域44bには、外ケーシ
ング円筒部42a内周面に係合する円盤形状フランジ部
44aが形成され、フランジ部44aの外周には0リン
グ43が装着されて、内外ケーシング44,42間をシ
ールしている。さらにこのフランジ部44aから先はラ
ンプボディの孔41に係合する小円筒部44cが形成さ
れ、小円筒部44c先端外周には3個の係合突起44d
が形成されている。この係合突起44dは、ボディ側の
孔41内周面に形成された係合凹部41aと係合でき、
内ケーシング44を孔41に係合させ、係合突起44d
をランプボディ2の孔41に貫通させるとともに、ラン
プボディの内側に突出させた状態で内ケーシング44を
回動させて、内ケーシング44をランプボディ2に固定
できるようなっている。また外ケーシング半円筒部42
bに対応する内ケーシング領域である角パイプ部44b
の側面には、基準線45(第6図参照)が付されている
。またこの内ケーシング44内には軸方向に摺動可能な
段付ロッド46(第4図参照)が挿通され、ロッド太径
部46aの端面と上蓋49間に圧縮コイルスプリング4
8が介装されている。段付ロッドの小径部46bはラン
プボディ2の孔41を貫通して、第2図に示されるよう
に、リフレクタ−4の裏側に配置されたブラケット26
に付勢当接されている。
段付ロッド46は、第1図、第2図に示されるように、
光軸Qと平行で、かつ水平軸Lxに直交するように配設
されており、ロッド小径部46bのブラケット26への
当接点は、水平軸Lx近傍に位置している。そして第4
図仮想線に示すように、リフレクタ−4に固定されたブ
ラケット26がりフレフタ−の左右方向の傾動によりそ
の位置を変えると、リフレクタ−4の移動量に比例して
段付きロンド46も軸方向にその位置を変えるようにな
っている。そしてロッド太径部46aには軸方向に目盛
47(第4図参照)が付されており、リフレクタ−4が
左右方向に傾斜していない適正位置である場合には、こ
の目盛47の基準点47aが内ケーシング側の基準線4
5(第6図参照)に一致するように設定されている。し
たがってコンド46側の目盛47と内ケーシング44側
の基準線45とのずれ量から、リフレクタ−4の左右方
向の傾斜量、即ちヘッドランプの照射角の左右方向の傾
きがわかるようになっている。
なおブラケット26のロッド小径部46b先端部の当接
面27は、第7図に示されるように、ロンドの軸線と水
平軸Lxとの交点P1を中心とする球面形状とされ、一
方、この球面に当接するロンド先端部もこの球面に整合
する球面形状とされており、リフレクタ−4が水平軸L
x回りに回動、即ち、リフレクタ−4を上下方向に傾動
調整したとしても、ロッド46の軸方向の動きには影響
がないようになっている。このためリフレクタ−4の上
下方向の傾動調整によっては、傾斜測定器40の目盛は
変動せず、リフレクタ−4の左右方向の傾動調整によっ
てのみ傾斜測定器40の目盛が変動するようになってい
る。なおロッド段差部46cはロッド46の脱落防止用
ストッパーとして作用する。
第2図および第8図において、符号50は電球であり、
リフレクタ−4の後頂部に形成された電球取付孔5(第
9図参照)に装着されている。リフレクタ−4の電球取
付孔5は、第9図に示されるように、リフレクタ−4の
後頂部貫通孔を取り囲んで後方に突出する周壁5aと、
貫通孔前端側に形成されている内フランジ5bと、この
内フランジ内周縁に突設されている3個の内方突起5c
とから構成されている。符号5dは周壁5aの突出端部
外周に突設された外方突起で、後述するロッキングキャ
ップ60を係止するためのものである。
電球50は、発光源であるバルブ51と、このバルブ5
1を保持する口金部52とからなる。口金部52は合成
樹脂製の筒状をした口金本体53を有し、口金本体53
の軸方向中程にフランジ部54が周設され、このフラン
ジ部54から後方がコネクタ部55となっている。コネ
クタ部55の上部側面には水平面55aが形成されてお
り、コネクタ部55内にはコネクタ端子(図示せず)が
突出されている。また口金本体53のフランジ部54か
ら前方の領域は円筒形状とされ、その外周面には二段の
段差部53a、53bが形成されて、先端小径部56、
中程の中径部57およびフランジ側大径部58からなり
、電球取付孔5に保持される部位となっている。そして
中径部57には、電球取付孔5側の内方突起5cと軸方
向に係合する縦スリット57aが形成され、フランジ側
大径部58には環状溝58aが形成されて、ここに0リ
ング59が装着されている。
そして電球50を電球取付孔5に取着するには、中経部
の縦スリット57aを取付孔の内方突起5Cに整合させ
て、電球5oを取付孔5内に押し込めば、フランジ部5
4が周壁5a突出端部に当接して位置決めされる。そし
て取付孔5と電球5゜とは○リング59によってシール
される。なお、フランジ部54には、縦スリット57a
に対応する位置に切欠54aが形成されており、電球5
゜の電球取付孔5への挿入時に、この切欠54aを取付
孔5の内方突起5cに位置合わせして、電球50を挿入
すればよいようになっている。
第2図および第10図において、符号6oは、電球50
をリフレクタ−4の電球取付孔5に固定するためのロッ
キングキャップである。
ロッキングキャップ60は、電球取付孔5回りの環状周
壁5a外周に係合可能な円筒部61を有している。この
円筒部61の内周面軸方向中程位置には、半径方向内方
に突出するフランジ押え64が周方向一定ピツチで設け
られており、またこの円筒部61の内周面前端部には、
環状周壁5aの外周に形成した外方突起5dと係合する
スライド突起62が形成されている。そして、電球50
を取付孔5に挿入した後、このロッキングキャップ60
を環状周壁5a外周に配し、ロッキングキャップ60を
回してスライド突起62を周壁側外方突起5dに係合さ
せると、フランジ押え64と周壁5aの突出端部とが口
金本体53のフランジ部54をクランプし、こうして電
球50が電球取付孔5に固定されるようになっている。
また第2図、第9図に示されるように、リフレクタ−4
の環状周壁5a回りには第2の環状周壁5eが突出形成
されており、この第2の周壁5eとランプボディ2の開
口部周縁部2aとの間に、ドーナツ形状のゴムカバー7
0が装着されて、リフレクタ−4とランプボディ開口部
周縁部間の隙間を閉塞するようになっている。そしてロ
ッキングキャップ60の前端部には外フランジ66が周
設されており、ロッキングキャップ60の装着時に、こ
の外フランジ66がゴムカバー70の内周縁部71を環
状周壁5e突出端部に押圧するようになっている。この
ためランプボディ2の裏側から雨水等がランプボディ2
内に侵入するような不具合はない。なお符号68は、円
筒部61の外周に放射状に張り出しているリブで、ロッ
キングキャップ60の着脱を容易ならしめる取手として
の機能がある。
第11図において、符号80は、リフレクタ−4の電球
取付孔5に取着して使用する傾斜測定器である。符号8
3は筒状の口金本体で、口金本体83の後方部上部側面
には、電球50のコネクタ部55の水平面55aと同一
の水平面82aが形成されており、ここに水準器90が
固着されて口金本体83に一体化されている。水準器9
0は、ガラス管内に液体と気泡91が密閉され、表面に
直線目盛92が付された直線型気泡管で、軸方向に直線
目盛92が延びるように配置されている。
その他の部分は、電球50の口金本体53と全く同じ外
形構造であり、同一の符号を付すことにより、その説明
は省略する。
この傾斜測定器80を使用するには、リフレクタ−の電
球取付孔5から電球50を外し、代わりにこの傾斜測定
器80を装着する。傾斜測定器80の装着手順は、電球
5oの装着手順と全く同じである。そして電球取付孔5
に傾斜測定器80が取着されると、水準器9oは丁度上
方位置にくる。
そしてヘッドランプが上下方向に正しい向きとなってい
る場合、即ち、ヘッドランプが上下方向に傾斜していな
い場合には、水準器90の気泡91が直線目盛92の所
定位置にあり、リフレクタ−4が上下方向に傾斜してい
れば、即ち、ヘッドランプが上下方向に傾斜している場
合には、気泡91と直線目盛92はヘッドランプの傾斜
量だけずれている。
このようにこの傾斜測定器80によって、容易にリフレ
クタ−4の上下方向の傾斜状態(ヘッドランプの上下方
向の傾斜状態)を確認することができる。
またヘッドランプが上下方向に傾斜している場合には、
調整ロッド30を回動させて、リフレクタ−4を水平軸
Lx回りに傾動させ、水準器9゜の気泡が所定位置にく
るようにすれば、誰でも簡単にヘッドランプの上下方向
の照射角調整を行うことができる。
第12図〜第16図は、本発明の第2の実施例を示すも
ので、第12図はユニット可動タイプのヘッドランプの
縦断面図、第13図はその水平断面図、第14図は第1
の傾斜測定器の水平断面図、第15図は一部を切断して
示すランプボディに形成した電球取付孔の斜視図、第1
6図はロッキングキャップの斜視図である。
これらの図において、ヘッドランプは容器形状のランプ
ボディ102の前面に、前面レンズ106が組み付けら
れて構成され、ランプボディ102の内周面にはりフレ
フタ−104が一体に形成されている。符号103はシ
ール溝、103aはシール剤である。
そしてランプボディ102は車体100に対して、球継
手110、調整スクリュー120,130の三点によっ
て支持されている。球継手110、調整スクリュー12
0,130は前記第一の実施例における球継手10、調
整スクリュー2o、30にそれぞれ対応するものである
。そして調整スクリュー120によってランプボディ1
02を鉛直軸Ly回りに傾動させて、ヘッドランプの左
右方向の照射角を調整でき、調整スクリュー130によ
ってランプボディ1’02を水平軸Lx回りに傾動させ
て、ヘッドランプの上下方向の照射角を調整できるよう
になっている。符号122.’132は調整スクリュー
120,130がそれぞれ螺合する軸受で、車体100
に固定されており、調整スクリュー120,130の回
動により調整スクリュー120,130が回動しなから
前後に移動する。調整スクリュー120,130の先端
部は土部124,134が形成されており、ブラケット
側のソケット部126,136とによって玉継手構造が
構成されている。符号112は玉継手110の土部であ
る。これらの玉継手110、調整スクリュー120,1
30の構成および作用は、前記した第1の実施例の球継
手10、調整スクリュー20.30と略同−であり、そ
の詳細な説明は省略する。
符号140はヘッドランプの左右方向の照射角の傾きを
測定する傾斜測定器である。
符号142は、円筒形状の外ケーシングで、車体側フラ
ンジ部142aが車体100に固定されている。外ケー
シング142は、側方部が上方に開口する半円筒部14
2bを有しており、外ケーシング142内には、四角パ
イプ形状の透明な内ケーシング144が同軸状に配置さ
れている。内ケーシング144は、車体側フランジ部1
44aが外ケーシングのフランジ部142aでクランプ
されて、外ケーシング142に一体化されている。
そして内ケーシング144内には、大径部146aと小
径部146bとからなる軸方向摺動可能な段付きロッド
146が挿入されている。ロッド大径部146aと車体
100との間には、圧縮コイルスプリング148が介装
されており、ロッド小径部146bは蓋体149を貫通
し、先端部がランプボディ102の外表面に当接してい
る。内ケーシング144には基準線145(第13図参
照)が、ロッド大径部146aには目盛147(第14
図参照)がそれぞれ形成されており、ランプボディ (
ヘッドランプ)の左右方向の傾斜が基準線145と目盛
147とから読み取れるようになっている。
なおランプボディ102側のロッド先端部当接面127
は、前記した第1の実施例の傾斜測定器40における場
合と同様、ロッドの軸線と水平軸Lxとの交点を中心と
する球面形状とされ、ランプボディ (ヘッドランプ)
が上下方向に傾いたとしても、傾斜測定器140はその
影響を受けないようになっている。
第15図において、符号105は、ランプボディ102
に形成した取付電球取付孔で、電球50がこの電球取付
孔105に装着される。前記した第一の実施例では、電
球取付孔5がリフレクタ−4に形成されているのに対し
、この実施例ではランプボディ102に形成されている
。そしてこの電球取付は孔105の形状は、第1の実施
例の電球取付孔5の形状と全く同一であり、同一構成部
=24− は同一の符号を付すことによりその説明は省略する。
第13図および第16図において、符号160は、電球
50を電球取付孔105に固定するためのロッキングキ
ャップである。このロッキングキャブ160も前記した
第1の実施例におけるロッキングキャップ60と略同−
の形状であり、異なる点のみを説明し、その他は同一符
号を付すことにより、その説明は省略する。符号164
は、電球側のフランジ部54の側面を押圧する内フラン
ジである。
また前記した第1のロッキングキャップ60では、前端
部にゴムカバー押えとしての外フランジ66が形成され
ていたが、本実施例では、ヘッドランプにゴムカバー7
0に相当する部材が無い(不要である)ことから前端外
フランジが無く、さらに取手としてのリブ68が設けら
れていない構造となっている。
また第11図に示す傾斜測定器80は、この電球取付孔
105にも取着して使用することができる。即ち、傾斜
測定器80はリフレクタ可動タイプのヘッドランプのみ
ならず、ユニット可動タイプのヘッドランプにも使用で
きるようになっている。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係るリフレク
タ可動タイプのヘッドランプ(ユニット可動タイプのヘ
ッドランプ)においては、リフレクタ−(ランプボディ
)の左右方向の傾きが第1の傾斜測定器におけるロッド
部材の軸方向への移動量となってあられれ、ランプボデ
ィ(車体側のヘッドランプ取付面)に対するロッド部材
の位置からヘッドランプの左右方向の傾斜量を読み取る
ことができる。
また口金付電球に代えて第2の傾斜測定器をリフレクタ
−(ランプボディ)に取着すれば、リフレクタ−(ラン
プボディ)の上下方向の傾きが水準器にあられれ、この
水準器からヘッドランプの上下方向の傾斜量を読み取る
ことができる。
したがって、本発明に係る自動車用へッドランプの傾斜
測定装置においては、簡潔な構成にして、ヘッドランプ
の照射角の狂いがあるかどうかを容易に確認することが
できる。
またヘッドランプの傾斜を修正するには、第1の傾斜測
定器および第2の傾斜測定器の測定値がそれぞれゼロと
なるように、エイミング調整を行えばよい。
したがって誰にでも簡単にヘッドランプの照射角の調整
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はりフレフタ−可動タイプのヘッドランプの正面
図、第2図は一部を破断して示すその平面図、第3図は
第1図に示す線■−■に沿う断面図、第4図は第1の傾
斜測定器の水平断面図、第5図は第4図に示す線■−■
に沿う断面図、第6図は第1の傾斜測定器の組付状態を
示す斜視図、第7図は第1の傾斜測定器のロッド先端部
当接面の縦断面図、第8図は電球の斜視図、第9図はヘ
ッドランプの電球取付孔周辺の斜視図、第10図はロッ
キングキャップの斜視図、第11図は第2の傾斜測定器
の斜視図、第12図はユニット可動タイプのヘッドラン
プの縦断面図、第13図はその水平断面図、第14図は
第1の傾斜測定器の水平断面図、第15図はランプボデ
ィに形成した電球取付孔の斜視図、第16図はロッキン
グキャップの斜視図である。 2.102・・・ランプボディ、 4.104・・・リフレクタ− 6,106・・・前面レンズ、 10.110・・・球継手、 20.120・・・ヘッドランプの照射角の左右方向の
傾きを調整するスクリュー 30.130・・ヘッドランプの照射角の上下方向の傾
きを調整するスクリュー 40.140・・ヘッドランプの照射角の左右方向の傾
きを測定する第1の傾#JfJ定器、42.142・・
・摺動するロッド部材の支持部材の一部を構成する外ケ
ーシング、 44.144・・・摺動するロッド部材の支持部材の一
部を構成する内ケーシング、 46.146・・・摺動する段付きロッド、48.14
8・・・圧縮コイルスプリング、50・・・電球、 52・・・口金部、 53.83・・口金本体、 80・・・ヘッドランプの照射角の上下方向の傾きを測
定する第2の傾斜測定器、 Lx・・・水平軸、 Ly・・・鉛直軸、 Q・・・光軸。 特許出願人 株式会社小糸製作所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘッドランプのランプボディ外側に突設された支
    持部材と、この支持部材に支持されてランプボディを貫
    通し、一端部がリフレクター裏面に付勢当接され、リフ
    レクターの左右方向の傾動に応じて軸方向に摺動するロ
    ッド部材とからなり、ランプボディに対するロッド部材
    の位置からヘッドランプの左右方向の傾斜を測定する第
    1の傾斜測定器と、 リフレクターに取着される口金付電球の口金部のうちリ
    フレクターに保持される被保持部と同形状の被保持部を
    有する本体と、この本体に支持された水準器とからなり
    、必要に応じて口金付電球に代えてリフレクターに取着
    して、ヘッドランプの上下方向の傾斜を測定する第2の
    傾斜測定器とからなることを特徴とする自動車用ヘッド
    ランプの傾斜測定装置。
  2. (2)車体側のヘッドランプ取付面に突設された支持部
    材と、この支持部材に支持されて一端部がランプボディ
    外表面に付勢当接され、ランプボディの左右方向の傾動
    に応じて軸方向に摺動するロッド部材とからなり、前記
    車体側のヘッドランプ取付面に対するロッド部材の位置
    からヘッドランプの左右方向の傾斜を測定する第1の傾
    斜測定器と、 ランプボディに取着される口金付電球の口金部のうちラ
    ンプボディに保持される被保持部と同形状の被保持部を
    有する本体と、この本体に支持された水準器とからなり
    、必要に応じて口金付電球に代えてランプボディに取着
    して、ヘッドランプの上下方向の傾斜を測定する第2の
    傾斜測定器とからなることを特徴とする自動車用ヘッド
    ランプの傾斜測定装置。
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