JPH0436340Y2 - - Google Patents

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JPH0436340Y2
JPH0436340Y2 JP12405486U JP12405486U JPH0436340Y2 JP H0436340 Y2 JPH0436340 Y2 JP H0436340Y2 JP 12405486 U JP12405486 U JP 12405486U JP 12405486 U JP12405486 U JP 12405486U JP H0436340 Y2 JPH0436340 Y2 JP H0436340Y2
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support
fitting
metal fitting
surface portion
shaped
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JP12405486U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、木造家屋等の建築に際して屋根を構
成する桁材等の先端に破風板を取り付ける場合又
は屋根を構成する野垂木の先端に鼻隠板(はなか
くしいた)を取り付ける場合等に、破風板又は鼻
隠板等を所要個所に仮りに支持するための仮支持
金具に関するものである。
従来の技術 従来、屋根を構成する桁材等の先端に破風板を
取り付ける場合又は野垂木の先端に鼻隠板を取り
付ける場合等には、作業員の一人が破風板又は鼻
隠板の一端を支持し、他の作業員が他端を支持し
ながら釘打ち等によつて破風板又は鼻隠板の端部
を所要個所に固定した後、作業員の一人が支持し
ている他端を釘打ち等によつて所要個所に固定し
ている。
考案が解決しようとする問題点 従来においては、前記のように人手によつて破
風板又は鼻隠板を支持しながら釘打ち等によつて
所要個所に固定しているので、特に梯子の届かな
い2階建以上の建物の場合には、作業員が屋根に
上つて板を支持することとなるが、この作業段階
においては、未だ野地板が張られて居ないので、
作業員は桁材又は野垂木等を足場にする他なく、
又、破風板又は鼻隠板は比較的重い(1枚の重量
が、例えば、20Kg乃至40Kgに及ぶものもある)た
め、極めて不安定な状態で板を支持することとな
り、作業中に屋根から落下して負傷する等の事故
も少なからず発生している。
問題点を解決するための手段 本考案は、従来、完全に人手に頼つていた破風
板又は鼻隠板の支持を、人手によらずに行い得る
仮支持金具を実現することを目的とする。
作 用 本案仮支持金具を用いるときは、破風板又は鼻
隠板を取り付け個所に持上げる作業は人手による
が、所要個所における仮支持は人手によることな
く本案仮支持金具によつて行うので、足場の悪い
個所においても安全に作業を行うことが出来る。
実施例 第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は背面図、第3図は平面図、第4図は底面図、
第5図は右側面図、第6図は左側面図で、各図に
おいて、1は正面形状が逆台形をなし、断面形状
がコの字形をなす支持金具本体で、その形成材料
の機械的強度が大なる場合には、下部の折曲水平
面部分を省いて断面逆L字形に形成してもよい。
2はL字形の押え金具で、その水平部分に螺子を
刻み、この水平部分を、支持金具本体1の上部折
曲水平面部分に取り付けた筒状支持金具3に滑動
自在に挿通してある。4はつまみ付ナツトで、L
字形押え金具2の水平部分に設けた螺子に螺合せ
しめてある。5はU字形支持金具で、その内側の
立上り部分(支持金具本体1に近い側の立上り部
分)の上端を水平方向に折曲げ、支持金具本体1
の上部折曲水平面部分の一端に取り付けた筒状支
持金具6に回動自在に挿通し、その外端部にスト
ツパ7を設けてU字形支持金具5の水平方向折曲
部分が筒状支持金具6から抜け出ることのないよ
うに形成してある。8は可動杆で、その略中央に
長手方向の案内溝9を穿つてある。10は雄螺子
より成る支軸で、支持金具本体1の垂直面部分に
突設せしめてある。11は座金、12はつまみ付
ナツトで、支軸10に螺合せしめてある。13は
固定支持金具で、例えば、U字形金具より成り、
その弯曲端部をU字形支持金具5に固着し、開放
端部に可動杆8の一端を挿入し、支軸14の周り
に回動可能に支持せしめてある。
したがつて、つまみ付ナツト12を緩めてU字
形支持金具5を筒状支持金具6の周りに回動せし
めると、可動杆8が支軸14の周りに回動しなが
ら支軸10及び案内溝9に案内されて左右方向に
移動するから、U字形支持金具5を図示のような
垂直方向の位置から時計回り方向又は反時計回り
方向に回動せしめた後、つまみ付ナツト12を締
付けることによりU字形支持金具5を前記回動角
の位置に固定することが出来る。
15は可動ストツパで、筒体又は棒状体の一端
に半円状の凹部を設け、他端部に貫通孔を穿ち、
この貫通孔にU字形支持金具5の外側(第1図に
向つて右側)の立上り部分を挿通し、半円状の凹
部にU字形支持金具5の内側の立上り部分が挿入
されるように結合することにより、U字形支持金
具5の両立上り部分に案内されて可動ストツパ1
5が上下に移動可能なように形成してある。16
は蝶螺子で、可動ストツパ15の端部、即ち、貫
通孔を穿つた側の端部に、軸方向に、かつ貫通孔
に到る範囲に亙つて設けた螺子孔に螺合せしめら
れ、蝶螺子16を締付けることにより、その内端
をU字形支持金具5の外側の立上り部分に圧着せ
しめて、可動ストツパ15を任意の高さに固定す
ることが出来る。
第7図は、本案仮支持金具の使用法を説明する
ための背面図で、つまみ付ナツト4を緩め、押え
金具2の水平部分を滑動せしめて、その垂直立下
り部分と支持金具本体1の垂直面部分との間隔を
拡げ、その間に野垂木17の端部を挿入した後、
押え金具2の垂直立下り部分を野垂木17に密着
せしめ、つまみ付ナツト4を締付けて、支持金具
本体1の垂直面部分と押え金具2の垂直立下り部
分との間に野垂木17を挟持せしめることによつ
て本案仮支持金具を野垂木17の端部に固定する
ことが出来る。
押え金具2の垂直立下り部分の表面の中、野垂
木17の表面に接触する部分に適当な凹凸を刻む
か、押え金具2の水平部分に設けた螺子を延長し
て設けることによつて野垂木17の表面との接触
を密ならしめて支持を確実にすることが出来るか
ら、支持金具本体1を形成する材料の機械的強度
が高い場合には、支持金具本体1の下部水平面部
分を省いてもよい。
次に、蝶螺子16を緩めて可動ストツパ15を
上下せしめ、支持しようとする鼻隠板の幅に応じ
た高さの個所に可動ストツパ15を固定し、U字
形支持金具5の外側及び内側の立上り部分の間に
鼻隠板18の端部を挿入することにより、鼻隠板
18を野垂木17の前端部分に支持せしめること
が出来る。
鼻隠板の他端の支持も全く同様である。
又、桁材の端部に破風板を支持する場合も前述
と全く同様である。
第7図には、野垂木17の長手方向に対して鼻
隠板18の板面を直角に保つて支持せしめた場合
を例示してあるが、つまみ付ナツト12を緩めて
U字形支持金具5を垂直状態から時計回り方向又
は反時計回り方向の何れかの方向へ任意所要角度
だけ回動せしめ、つまみ付ナツト12を締付けて
U字形支持金具5を所要角度位置に固定した後、
前記と同様にして本案仮支持金具を、例えば、野
垂木の端部に取り付け、U字形支持金具5によつ
て、例えば、鼻隠板を支持せしめることにより、
野垂木の長手方向に対して鼻隠板の板面を任意所
要の角度を以て支持せしめることが出来る。
この場合には、野垂木の端部を長手方向に対し
て斜めに切断しておくこと勿論である。
支持金具本体1の正面形状を逆台形に形成した
のは、上記のように、野垂木等の長手方向に対し
て鼻隠板等の板面を斜めに取り付けることを可能
ならしめるためで、したがつて、支持金具本体1
の右側の側縁(第1図に向つて右側の側縁)と、
支持金具本体1の上部折曲水平面部分とのなす角
を、野垂木等の長手方向と鼻隠板等の板面との間
の予想される最大取付角に応じて選定する必要が
ある。
又、支持金具本体1の左側の側縁も図示のよう
に斜めに形成してあるから、例えば、斜めに設け
られた野垂木等と交叉して設けられた垂直方向の
建材、例えば、垂直仕切板等が存在する場合に
も、支持金具本体1の側縁が垂直建材に突当たる
ことなく、本案仮支持金具を常に所要個所に取り
付けることが出来る。
考案の効果 本案仮支持金具を使用するときは、作業員によ
る支持が不要となり、足場の悪い個所においても
破風板又は鼻隠板等の取り付け作業を安全確実に
行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は背面図、第3図は平面図、第4図は底面図、
第5図は右側面図、第6図は左側面図、第7図は
本案仮支持金具の使用法を説明するための図で、
1……支持金具本体、2……押え金具、3……筒
状支持金具、4……つまみ付ナツト、5……U字
形支持金具、6……筒状支持金具、7……ストツ
パ、8……可動杆、9……案内溝、10……支
軸、11……座金、12……つまみ付ナツト、1
3……固定支持金具、14……支軸、15……可
動ストツパ、16……蝶螺子、17……野垂木、
18……鼻隠板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正面形状が逆台形をなし、上部に折曲水平面部
    分を有する支持金具本体1と、この支持金具本体
    1における折曲水平面部分に設けた第1の筒状支
    持金具3と、螺子を刻んだ水平部分が前記第1の
    筒状支持金具3に滑動自在に挿通され、垂直立下
    り部分が前記支持金具本体1における垂直面部分
    に対向せしめられるL字形押え金具2と、このL
    字形押え金具2の水平部分に螺合せしめられる第
    1のナツト4と、前記支持金具本体1における折
    曲水平面部分の一端に設けた第2の筒状支持金具
    6と、適宜間隔を隔てて対向する2本の立上り部
    分を有し、一方の立上り部分の上端部における折
    曲水平部分が前記第2の筒状支持金具6に回動自
    在に挿入支持せしめられるU字形支持金具5と、
    前記支持金具本体1の垂直面部分に突設せしめら
    れた雄螺子より成る第1の支軸10と、この第1
    の支軸10が挿入される長手方向の案内溝9を有
    し、前記第1の支軸10及びこの第1の支軸10
    に螺合せしめられる第2のナツト12により支持
    されると共に、一端を前記U字形支持金具5に回
    動自在に支持せしめられる可動杆8と、前記U字
    形支持金具5の立上り部分に案内されて移動可能
    な可動ストツパ15と、この可動ストツパ15の
    固定用螺子16とより成ることを特徴とする破風
    板等の仮支持金具。
JP12405486U 1986-08-14 1986-08-14 Expired JPH0436340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12405486U JPH0436340Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

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JP12405486U JPH0436340Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

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Publication Number Publication Date
JPS6330518U JPS6330518U (ja) 1988-02-27
JPH0436340Y2 true JPH0436340Y2 (ja) 1992-08-27

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