JPH04341603A - ロッドレスシリンダ装置 - Google Patents

ロッドレスシリンダ装置

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Publication number
JPH04341603A
JPH04341603A JP3140638A JP14063891A JPH04341603A JP H04341603 A JPH04341603 A JP H04341603A JP 3140638 A JP3140638 A JP 3140638A JP 14063891 A JP14063891 A JP 14063891A JP H04341603 A JPH04341603 A JP H04341603A
Authority
JP
Japan
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piston
rod
rodless cylinder
brake
cylinder device
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Pending
Application number
JP3140638A
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English (en)
Inventor
Yuji Matsuki
裕二 松木
Wataru Ichikawa
渉 市川
Shigeo Tsuru
水流 重雄
Yoshifumi Umemura
梅村 芳文
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KIYOUHOU SEISAKUSHO KK
SG KK
Kyoho Machine Works Ltd
Original Assignee
KIYOUHOU SEISAKUSHO KK
SG KK
Kyoho Machine Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KIYOUHOU SEISAKUSHO KK, SG KK, Kyoho Machine Works Ltd filed Critical KIYOUHOU SEISAKUSHO KK
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Priority to US07/883,290 priority patent/US5277101A/en
Priority to EP92108312A priority patent/EP0513837B1/en
Priority to DE69205486T priority patent/DE69205486T2/de
Publication of JPH04341603A publication Critical patent/JPH04341603A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/28Means for indicating the position, e.g. end of stroke
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/082Characterised by the construction of the motor unit the motor being of the slotted cylinder type

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンロッドを用い
ずにシリンダ内のピストンを移動させることのできるロ
ッドレスシリンダ装置に係り、特にピストンをシリンダ
ストロークの任意の位置で位置決め停止することのでき
るロッドレスシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリンダはエアシリンダに代表されるよ
うに部品又は治具等の位置決め用のアクチュエータとし
て普及している。通常のシリンダは、円筒状のシリンダ
チューブと、このシリンダチューブ内を往復運動するピ
ストンと、このピストンの往復運動を外部に伝達するピ
ストンロッドとで構成されている。
【0003】ところが、ピストンロッドを有するシリン
ダは、往復運動のストローク長と同じ長さのシリンダチ
ューブが必要である。従って、ストロークが長くなれば
長くなるほど、そのストロークシリンダ取り付けのため
に大きなスペースが必要であり、問題となっていた。
【0004】そこで、最近ではピストンロッドを用いず
にシリンダ内のピストンを往復運動させることのできる
ロッドレスシリンダが注目されるようになってきた。こ
のロッドレスシリンダはピストンロッドを有しないので
、従来のピストンロッドを有するシリンダに比べて取り
付けスペースを大幅に省略できるという優れた効果を奏
するものである。
【0005】図7、図8及び図9はこのロッドレスシリ
ンダの概略構成を第三角法で示す図である。図7はロッ
ドレスシリンダをZ軸方向から見た上面図、図8はロッ
ドレスシリンダをY軸方向から見た側面図、図9はロッ
ドレスシリンダをX方向(往復運動方向)から見た側面
図であり、図8及び図9はロッドレスシリンダ1の一部
断面形状を示す。
【0006】シリンダチューブ1aは、その外観形状が
直方体である。シリンダチューブ1aは、内部にピスト
ン2aを移動させるための案内として機能する、ピスト
ン2aの往復運動方向(X軸方向)から見た断面形状が
カプセル形の空洞を有する。また、シリンダチューブ1
aは、ピストンヨーク2bを外部に露出させ、自由に移
動させるための一定幅の間隙を運動方向全体に渡って有
している。従って、シリンダチューブ1aは運動方向か
ら見た断面形状が全体的にC字形を構成している。
【0007】ピストン2aは、シリンダチューブ1aの
カプセル形空洞と同じ断面形状の円柱体で構成されてい
る。ピストンヨーク2bは、このピストン2aに結合さ
れ、上部にテーブル6の支持部を有する。ピストンヨー
ク2bは往復運動方向から見た断面形状がT字形をして
おり、上面(Z軸方向)から見た形状がH字形をしてい
る。ピストン2aには、ピストンパッキン3がその外周
面に沿って設けられている。ピストンヨーク2bの円柱
体内部には、シールベルト5を貫通させるための空洞4
を有する。シールベルト5はこの空洞4に沿って移動す
る。
【0008】テーブル6はその断面形状がコの字形であ
り、ピストンヨーク2bの上面に取り付けられている。 ピストンヨーク2bはその上面に防塵ベルト7の案内溝
を有する。防塵ベルト7はテーブル6とピストンヨーク
2bとの間をピストンヨーク2bの案内溝に沿ってスラ
イドする。ベルト押さえ8はシャフト9によって回転自
在に構成され、バネ10によって押圧力を受け、防塵ベ
ルト7をシリンダチューブ1aの間隙部に押しつけてい
る。
【0009】エンドキャップ11L,11Rはシリンダ
チューブ1aの両端に設けられており、圧縮空気をシリ
ンダチューブ1a内に供給するための空気供給管11a
,11bを有する。ベルトカバー12は防塵ベルト5及
びシールベルト7をシリンダチューブ1a両端で固定す
るためのカバーである。エンドキャップ11L、シリン
ダチューブ1a、シールベルト5及びピストン2aによ
ってロッドレスシリンダ1の左室空間が構成され、エン
ドキャップ11R、シリンダチューブ1a、シールベル
ト5及びピストン2aによってロッドレスシリンダ1の
右室空間が構成される。
【0010】空気供給管11aから所定の圧縮空気が供
給されることによって左室空間の空気圧が増大し、ロッ
ドレスシリンダ1のピストン2a及びピストンヨーク2
bは一体として右方向に移動する。逆に、圧縮空気供給
口11bから所定の圧縮空気を供給することによって右
室空間の空気圧が増大し、ロッドレスシリンダ1のピス
トン2a及びピストンヨーク2bは一体として左方向に
移動する。このようにして、テーブル6はシリンダチュ
ーブ1aの全長をストロークとして往復運動する。
【0011】なお、図示していないが、ピストンヨーク
2bの円筒部分の外周近傍にはマグネットが設けられ、
シリンダチューブ1aの側面には近接スイッチ等が設け
られている。このマグネットと近接スイッチによってシ
リンダのストロークエンドを検出し、ピストン2aの往
復運動を制御している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のロッドレスシリ
ンダ1は、テーブル6からピストン2aに対して加わる
垂直方向(Z軸方向)の負荷荷重に対しては比較的大き
な荷重特性を示す。しかし、ロッドレスシリンダ1はシ
リンダチューブ1aにピストンヨーク2bを外部に露出
させ、自由に移動させるための間隙を運動方向(X軸方
向)全体に渡って有しているため、テーブル6を介して
ピストンヨーク2bに加わる荷重モーメントに対しては
弱い特性を示す。
【0013】特に、ピストンヨーク2bの中心からY軸
方向に加わる横曲げモーメントに対してはロッドレスシ
リンダ1は非常に弱い荷重特性を示す。この横曲げモー
メントはピストンヨーク2bをYZ平面で回転させよう
とするモーメントのことである。この他、ピストンヨー
ク2bをXZ平面で回転させようとするモーメントを曲
げモーメントといい、ピストンヨーク2bをXY平面で
回転させようとするモーメントを捩じりモーメントとい
う。
【0014】従って、従来のロッドレスシリンダ1を複
数用いて2次元座標空間又は3次元座標空間内を自由に
移動制御できるロボット等を構成したとしても、ロッド
レスシリンダ1自身の荷重によって生じる上述のような
各モーメントによって最終的にテーブル6に設置するこ
とのできる部品や治具の重量は限られたものとなり、実
用的でないという問題を有する。
【0015】また、従来のロッドレスシリンダ1は、ピ
ストン2aに内蔵されたマグネットと近接スイッチによ
ってそのストロークエンドを検出できるだけであって、
ピストン2aの全ストロークにおける現在位置を検出す
ることはできず、ストロークの任意位置(中間点)にピ
ストン2a(テーブル6)を停止させるという位置決め
機能を有していなかった。なお、ロッドレスシリンダ1
はピストン2aの両側の受圧面積が等しいので、ピスト
ン2aの両側に同じ空気圧を加えることによって、スト
ローク中間のどの位置にでも停止させることは可能であ
るが、停止位置を正確に制御することはできなかった。 特に、複数のロッドレスシリンダ1を用いて2次元座標
空間又は3次元座標空間を構成した場合、運動方向が重
力方向と同じとなるロッドレスシリンダ1のピストン2
a(テーブル6)をストローク中間で停止させることは
困難であった。
【0016】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、全体的に負荷荷重に対して強い剛性を有し、ピス
トンをシリンダストロークの任意の位置で位置決め停止
することのできるロッドレスシリンダ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のロッドレスシリ
ンダ装置は、シリンダチューブとピストンとから少なく
とも構成され、前記ピストンにピストンヨークを介して
結合されたテーブルを移動させるロッドレスシリンダと
、軸方向が前記ピストンの移動方向と平行になるように
前記シリンダチューブに対して相対的に固定され、前記
テーブルの負荷荷重を受けるように配置された少なくと
も一本のロッドと、前記ピストンの移動に伴って前記ロ
ッドに沿って移動し、前記ピストンの現在位置を検出す
るセンサ手段と、前記ピストンの移動に伴って前記ロッ
ドに沿って移動し、前記ロッドとの間に生じる摩擦力に
よって前記ピストンに制動力をかけるブレーキ手段とか
ら構成されたものである。
【0018】
【作用】ロッドレスシリンダはシリンダチューブとピス
トンとから少なくとも構成され、通常のシリンダに不可
欠のピストンロッドを有しない。テーブルはピストンヨ
ークを介してピストンに結合され、ピストンの移動に伴
って部品や治具等を積載して移動する。このようなロッ
ドレスシリンダではテーブルに積載された部品や治具等
の荷重がピストンヨーク及びピストン部分にかかるよう
になっている。
【0019】ロッドは、その軸方向がテーブルの移動方
向と平行になるようにシリンダチューブに対して相対的
に固定されている。そこで、センサ手段及びブレーキ手
段をピストンの移動に伴ってロッドに沿って移動するよ
うに設けることによって、センサ手段及びブレーキ手段
はピストンの移動に伴ってスムーズに移動するようにな
る。センサ手段はピストンの現在位置を検出し、ブレー
キ手段はロッドとの間に生じる摩擦力によってピストン
に制動力をかける。
【0020】また、ロッドは、テーブルの負荷荷重を受
けるように配置されているので、テーブルに積載された
部品や治具等の負荷荷重を受ける梁として作用する。従
って、従来のロッドレスシリンダがピストンヨーク、ピ
ストン及びシリンダチューブだけで負荷荷重に対応して
いたのに比べて格段に荷重特性が向上する。ロッドは少
なくとも一本設けることによって、荷重特性を向上する
ことができるが、横曲げモーメント等に対しての性能を
上げたい場合には、二本のロッドを設ければよい。
【0021】このように本発明によれば、テーブルの負
荷荷重を受けるようにロッドを設けることによって、荷
重特性を格段に向上することができるとともに、このロ
ッドを用いてブレーキ手段及びセンサ手段を構成してい
るので、ピストンをシリンダストロークの任意の位置で
正確に位置決め停止することができるという優れた効果
がある。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明のロッドレスシリンダ装置の概略構
成を第三角法で示す図であり、図7に対応しており、ロ
ッドレスシリンダ装置をZ軸方向から見た上面図である
。図2は図8に対応しており、図1のロッドレスシリン
ダ装置をY軸方向から見た側面図である。図3は図9に
対応しており、図1のロッドレスシリンダ装置をX軸方
向から見た側面図である。
【0023】図において、ロッドレスシリンダ装置は、
従来のロッドレスシリンダ1と、固定板21L,21R
と、ブレーキ用ロッド22と、センサ用ロッド23と、
ブレーキ手段24と、センサ手段25とから構成される
。ロッドレスシリンダ1は図7〜図9の記載のものと同
じ構成である。テーブル6aは従来のテーブル6よりも
巾が広く、上面(X軸方向)から見てブレーキ手段24
及びセンサ手段25を覆ようになっており、ブレーキ手
段24及びセンサ手段25に溶接やネジ締め等によって
機械的に固定されている。
【0024】固定板21L,21Rは厚さ約25mmの
鉄板で構成され、ブレーキ用ロッド22、センサ用ロッ
ド23及びロッドレスシリンダ1を機械的に固定する。 固定板21L,21Rはベッド等に溶接結合されたり、
ボルト等でネジ締めされたりして固定される。
【0025】ブレーキ用ロッド22及びセンサ用ロッド
23は直径約36mmの鉄柱で構成され、固定板21L
,21Rに機械的に固定される。例えば、ブレーキ用ロ
ッド22及びセンサ用ロッド23両側にナットを形成し
、固定板21L,21Rの両側をボルトで締め付け固定
してもよいし、固定版21L,21Rとブレーキ用ロッ
ド22及びセンサ用ロッド23とを溶接で固定してもよ
い。ロッドレスシリンダ1も同様にして固定板21L,
21Rに固定すればよい。
【0026】ブレーキ手段24は、その両側に軸受け2
4L,24Rを有し、ブレーキ用ロッド22をガイドと
して滑り移動し、所定のストローク位置にてテーブル6
aをブレーキング停止させる。センサ手段25も同様に
両側に軸受け25L,25Rを有し、センサ用ロッド2
2をガイドとして滑り移動し、ストロークの現在位置を
アブソリュートに検出する。ブレーキ手段24及びセン
サ手段25の詳細構成については後述する。
【0027】ブレーキ手段24及びセンサ手段25は共
にテーブル6aに機械的に固定されているので、テーブ
ル6aはブレーキ手段24及びセンサ手段25を介して
結合されたブレーキ用ロッド22及びセンサ用ロッド2
3に沿って、固定板21L,21R間を自由に滑り、直
線方向(X軸方向)に移動することができる。
【0028】固定板21L,21Rに機械的に固定され
たブレーキ用ロッド22及びセンサ用ロッド23は、そ
れぞれ固定梁を構成する。従って、テーブル6aの負荷
荷重は、ブレーキ手段24及びセンサ手段25を介して
固定梁を構成するブレーキ用ロッド22及びセンサ用ロ
ッド23に全て架かるようになり、ロッドレスシリンダ
1は単にテーブル6aを運動方向(X軸方向)に移動さ
せるためのアクチュエータとして機能し、負荷荷重の影
響を受けなくなる。これによってロッドレスシリンダ装
置は、曲げモーメント、横曲げモーメント及び捩じりモ
ーメント等の各種モーメントに対して、従来とは比べも
のにならない程大きな荷重特性を示す。
【0029】本発明のロッドレスシリンダ装置は、ロッ
ドレスシリンダ1でテーブル6aをX方向に移動制御し
、センサ手段25でテーブル6aの現在位置を検出し、
ブレーキ手段24でテーブル6aを任意の位置に位置決
め停止させている。
【0030】本発明では、ブレーキ手段24を用いてテ
ーブル6aを任意の位置に停止させる位置決め制御方式
として、特開昭59−117902号公報に記載の位置
決め制御方式を採用する。この位置決め制御方式の詳細
は特開昭59−117902号公報に記載されているの
で、ここではその概略を説明する。この位置決め制御方
式は、ピストン2a(テーブル6a)の速度若しくは加
速度又はこれら両方に応じたオーバラン量の変化を考慮
して正確な位置決め停止を行えるようにした学習機能を
有するものである。
【0031】この位置決め制御方式は、ピストン2aの
移動速度に応じたオーバラン量を予測するばかりでなく
、移動の立上り時が加速度の影響を比較的強く受けるこ
とから、加速度をも考慮してオーバラン量を予測して位
置決め制御している。すなわち、シリンダチューブ1a
に対するピストン2aの相対的移動速度及び加速度の両
方を考慮して予測オーバラン量を決定し、決定した予測
オーバラン量に応じて補償を行うようにセンサ手段25
からの現在位置データ又は位置決め目標値(移動量設定
値)の値を変更し、その変更された位置データ又は目標
値との比較に基づきピストン2aの移動量を制御してい
る。
【0032】図4はセンサ手段25の詳細構成を示す図
である。センサ手段は誘導型の位相シフト型位置センサ
からなるアブソリュート型の位置センサである。尚、こ
の位置センサの詳細については実開昭57−13462
2号公報、実開昭57−151503号公報、実開昭5
7−135917号公報、実開昭58−136718号
公報又は実開昭59−175105号公報等にて公知な
ので、ここでは簡単に説明する。
【0033】センサ手段25は位相シフト方式によって
センサ用ロッド23の直線位置を検出するものであり、
コイルアッセンブリ41と特殊加工の施されたセンサ用
ロッド23から構成される。コイルアッセンブリ41は
、センサ用ロッド23の軸方向に所定間隔をもって配置
された4個の1次コイル1A,1C,1B,1Dと、こ
れに対応して設けられた2次コイル2A,2C,2B,
2Dとからなる。コイルアッセンブリ21は、その内部
に形成される円筒空間がセンサ用ロッド23と同心とな
るようにケーシング42に固定されている。
【0034】センサ用ロッド23は、その周囲において
、磁性体部45と、その周囲の軸方向に交互に設けられ
た所定幅のリング状の非磁性体部46とからなる磁気目
盛り部43を具備している。この磁性体部45と非磁性
体部46とはコイルアッセンブリ21に形成された磁気
回路に対して磁気抵抗の変化を与えるような構成になっ
ていればどのような材質のもので構成してもよい。例え
ば、非磁性体部46を非磁性体又は空気等で構成しても
よい。また、鉄製のセンサ用ロッド23にレーザ焼き付
けを行うことにより、磁気的性質を変化させることによ
り、互いに透磁率の異なる磁性体部45と非磁性体部4
6とを交互に形成するようにしてもよい。
【0035】一例として一つのコイル長を「P/2」(
Pは任意の数)とすると、磁性体部45と非磁性体部4
6の交互配列における1ピッチ分の間隔は「P」である
。その場合、例えば、磁性体部45と非磁性体部46の
長さは等しく「P/2」であってもよいし、また、必ず
しも等しくなくてもよい。本実施例において、コイルア
ッセンブリ21は4つの相で動作するように構成されい
る。図面上では、これらの相に便宜上A,C,B,Dの
符号が付されている。
【0036】センサ用ロッド23とコイルアッセンブリ
21との位置関係は、センサ用ロッド23の磁性体部4
5の位置に応じてコイルアッセンブリ21の各相A〜D
に生じるリラクタンスが90度ずつずれるようになって
いる。例えば、A相をコサイン(cos)相とすると、
C相はマイナスコサイン(−cos)相、B相はサイン
(sin)相、D相はマイナスサイン(−sin)相と
なるように構成されている。
【0037】図4の実施例では、各相A〜D毎に個別に
1次コイル1A,1C,1B,1D及び2次コイル2A
,2C,2B,2Dがそれぞれ設けられている。各相A
〜Dの2次コイル2A,2C,2B,2Dはそれぞれに
対応する1次コイル1A,1C,1B,1Dの外側に巻
かれている。
【0038】各1次コイル1A,1C,1B,1D及び
2次コイル2A,2C,2B,2Dの長さは、前述のよ
うに「P/2」である。図4の例では、A相のコイル1
A,2AとC相のコイル1C,2Cとが隣合って設けら
れており、B相のコイル1B,2BとD相のコイル1D
,2Dも隣合って設けられている。また、A相とB相又
はC相とD相のコイル間隔は「P(n±1/4)」(n
は任意の自然数)である。
【0039】この構成によって、センサ用ロッド23と
コイルアッセンブリ21との間の相対的直線変位に応じ
て各相A〜Dにおける磁気回路のリラクタンスが距離「
P」を一周期として周期的に変化し、しかもそのリラク
タンス変化の位相が各相A〜D毎に90度ずつずれるよ
うにすることができる。従って、A相とC相とでは18
0度ずれ、B相とD相とでも180度ずれる。
【0040】1次コイル1A,1C,1B,1D及び2
次コイル2A,2C,2B,2Dの結線形式は図5に示
すようにする。図5において、A相とC相の1次コイル
1A及び1Cは正弦信号sinωtで互いに同相に励磁
され、2次コイル2A及び2Cの出力は逆相で加算され
るように結線されている。同様に、B相とD相の1次コ
イル1B及び1Dは余弦信号cosωtで互いに同相に
励磁され、2次コイル2B及び2Dの出力は逆相で加算
されるように結線されている。2次コイル2A,2C,
2B,2Dの出力は最終的に加算され、出力信号Yとし
て位相差検出手段30に取り込まれる。
【0041】この出力信号Yは、センサ用ロッド23の
磁性体部45とセンサ手段25との間の相対的な直線位
置に応じた位相角φだけ基準交流信号(sinωt,c
osωt)を位相シフトしたものとなる。その理由は、
各相A〜Dのリラクタンスが90度ずつずれており、か
つ一方の対(A,C)と他方の対(B,D)の励磁信号
の電気的位相が90度ずれているためである。従って、
出力信号YはY=Ksin(ωt+φ)となる。ここで
、Kは定数である。
【0042】リラクタンス変化の位相φは磁性体部45
の直線位置に所定の比例係数(又は関数)に従って比例
しているので、出力信号Yにおける基準信号sinωt
(又はcosωt)からの位相ずれφを測定することに
より直線位置を検出することができる。但し、位相ずれ
量φが全角2πのとき、直線位置は前述の距離Pに相当
する。すなわち、出力信号Yにおける電気的位相ずれ量
φによれば、距離Pの範囲内でのアブソリュートな直線
位置が検出できるのである。この電気的位相ずれ量φを
測定することによって、距離Pの範囲内の直線位置をか
なりの高分解能で精度よく割り出すことが可能となる。
【0043】なお、センサ用ロッド23における磁気目
盛り部43は磁性体部45と非磁性体部46に限らず、
磁気抵抗変化を生ぜしめることのできるその他の材質を
用いてもよい。例えば、銅等のように導電率の高い材質
と鉄等のように導電率の低い材質(非導電体でもよい)
との組合せ(導電率の異なる材質)により磁気目盛り部
43を形成し、渦電流損に応じた磁気抵抗変化を生ぜし
めるようにしてもよい。その場合、鉄等のセンサ用ロッ
ド23の表面に銅メッキ等により良導電体のパターンを
形成するようにしてもよい。パターンの形状等は磁気抵
抗の変化を効率よく生ぜしめるものであれば、いかなる
形状のものでもよい。
【0044】出力信号Yと基準信号sinωt(又はc
osωt)との位相ずれ量φを求めるための手段は適宜
に構成することができる。図5はこの位相ずれ量φをデ
ジタル量で求めるようにした位相差検出手段の回路例を
示す図である。図5において、位相差検出手段30は基
準交流信号sinωt及びcosωtを発生する基準信
号発生部と、2次コイル2A〜2Dの相互誘導電圧と基
準交流信号sinωtとの間の位相差(位相ずれ量)D
θを検出する位相差検出部とからなる。
【0045】基準信号発生部はクロック発振器31、同
期カウンタ32、ROM33,33b、D/A変換器3
4,34b及びアンプ35,35bからなり、位相差検
出部はアンプ36、ゼロクロス回路37及びラッチ回路
38からなる。クロック発振器31は高速の正確なクロ
ック信号を発生するものであり、このクロック信号に基
づいて他の回路は動作する。同期カウンタ32はクロッ
ク発振器31のクロック信号をカウントし、そのカウン
ト値をアドレス信号としてROM33及び位相差検出部
のラッチ回路38に出力する。
【0046】ROM33及び33bは基準交流信号に対
応した振幅データを記憶しており、同期カウンタ32か
らのアドレス信号(カウント値)に応じて基準交流信号
の振幅データを発生する。ROM33はsinωtの振
幅データを、ROM33bはcosωtの振幅データを
記憶している。従って、ROM33及び33bは同期カ
ウンタ32から同じアドレス信号を入力することによっ
て、2種類の基準交流信号sinωt及びcosωtを
出力する。なお、同じ振幅データのROMを位相のそれ
ぞれ異なるアドレス信号で読み出しても同様に2種類の
基準交流信号を得ることができる。
【0047】D/A変換器34及び34bはROM33
及び33bからのデジタルの振幅データをアナログ信号
に変換してアンプ35及び35bに出力する。アンプ3
5及び35bはD/A変換器からのアナログ信号を増幅
し、それを基準交流信号sinωt及びcosωtとし
て1次コイル1A〜1Dに供給する。同期カウンタ32
の分周数をMとすると、そのMカウント分が基準交流信
号の最大位相角2πラジアン(360度)に相当する。 すなわち、同期カウンタ32の1カウント値は2π/M
ラジアンの位相角を示している。
【0048】アンプ36は2次コイル2A〜2Dに誘起
された2次電圧の合成値を増幅して、ゼロクロス回路3
7に出力する。ゼロクロス回路37は磁気センサ4の2
次コイル2A〜2Dに誘起された相互誘導電圧(2次電
圧)に基づいて負電圧から正電圧へのゼロクロス点を検
出し、検出信号をラッチ回路38に出力する。
【0049】ラッチ回路38は基準交流信号の立上りの
クロック信号にてスタートした同期カウンタのカウント
値をゼロクロス回路37の検出信号の出力時点(ゼロク
ロス点)でラッチする。従って、ラッチ回路38にラッ
チされた値はちょうど基準交流信号と相互誘導電圧(合
成2次出力)との間の位相差(位相ずれ量)Dθとなる
。この位相差Dθに基づいてピストン2aの全ストロー
クにおける現在位置を検出することができる。
【0050】図6はブレーキ手段24の概略構成を示す
図である。このブレーキ手段24は全空気圧式のブレー
キ機構である。円筒状のケーシング61はブレーキ用ロ
ッド22の周囲に設けられている。ケーシング61の両
側には軸受け24L,24Rが設けられ、ブレーキ用ロ
ッド22の軸方向に沿って滑り移動するように構成され
ている。軸受け24L,24Rはケーシング61内の気
密を保持するためのパッキン62a,62b,63a,
63bをそれぞれ有する。
【0051】ケーシング61は電磁弁65を介して空気
圧力源66からの圧縮空気をケーシング61内の空気室
67L,67R及び68に供給するための配管を有する
。ブレーキピストン69L,69Rはパッキン70a,
71aを介してケーシング61に接し、パッキン70b
,71bを介してブレーキ用ロッド22に接し、ブレー
キ用ロッド22の軸方向に滑り移動する。ブレーキピス
トン69L,69Rはケーシング61との間でそれぞれ
空気室67L,67R及び空気室68を形成する。
【0052】ブレーキピストン69L,69R間に形成
された空気室68にはコイルバネ72が設けられている
。コイルバネ72はブレーキ用ロッド22の外周に沿っ
て複数個設けられている。コイルバネ72はブレーキピ
ストン69L,69Rをそれぞれ左右方向に押し広げる
働きをする。ブレーキブッシュ74L,74RはC字形
のブッシュにすり割の付いたものである。従って、ブレ
ーキブッシュ74L,74Rは通常の(何ら外力の作用
していない)状態ではブレーキ用ロッド22の外周面に
沿って自在に移動可能である。
【0053】ブレーキブッシュ74L,74Rの周囲に
は皿バネ73L,73Rが設けられている。皿バネ73
L,73Rの内周部分はブレーキブッシュ74L,74
Rの外周面に接し、皿バネ73L,73Rの外周部分は
ブレーキピストン69L,69Rの内周面に接している
。従って、ブレーキブッシュ74L,74Rとブレーキ
ピストン69L,69Rとの間の距離か小さくなると、
皿バネ73L,73Rの外周部分が広がり、ブレーキブ
ッシュ74L,74Rには皿バネ73L,73Rから法
線方向の圧力が加わり、ブレーキブッシュ74L,74
Rの外周を収縮させる。これによって,ブレーキブッシ
ュ74L,74Rの内面はブレーキ用ロッド22を把持
してブレーキがかかる。
【0054】逆に、ブレーキブッシュ74L,74Rと
ブレーキピストン69L,69Rとの間の距離か大きく
なると、皿バネ73L,73Rは元の状態に戻り、ブレ
ーキブッシュ74L,74Rには皿バネ73L,73R
からの圧力が加わらなくなり、ブレーキブッシュ74L
,74Rの外周を収縮させる力がなくなる。これによっ
て,ブレーキブッシュ74L,74Rの内面がブレーキ
用ロッド22から離れて、ブレーキは開放される。
【0055】このブレーキ手段24は空気圧力源66が
オフ状態では、コイルバネ72によりプレーキピストン
69L,69Rが左右に押し広げられる。皿バネ73L
,74Rはブレーキピストン69L,69Rによってケ
ーシング61の内面に押さえられる。押さえられた皿バ
ネ73L,73Rの内径により、ブレーキブッシュ74
L,74Rはブレーキ用ロッド22に押し付けられ、ブ
レーキ用ロッド22に接触する。ブレーキ手段24はブ
レーキブッシュ74L,74Rとブレーキ用ロッド22
との間の摩擦力によってブレーキング状態となる。従っ
て、空気圧力源66が停止中でもブレーキ手段24はセ
ルフロック状態(ブレーキング状態)を維持し続ける。
【0056】空気圧力源66がオン状態では、電磁弁6
5のオン/オフにより、ブレーキの設定/解除が制御さ
れる。図6のように電磁弁65がオフ状態の場合は、空
気室68に圧縮空気が導かれ、空気室69L,69Rは
大気圧となるため、ブレーキピストン69L,69Rに
はコイルバネ72の反発力に加えて、圧縮空気による圧
力が加算される。従って、皿バネ73L,73Rは空気
圧力源66がオフの場合よりも大きな力でケーシング6
1の内面に押し付けられ、ブレーキ手段24のブレーキ
ング状態も強固なものとなる。
【0057】逆に、電磁弁65がオン状態の場合は、空
気室69L,69Rに圧縮空気が導かれ、空気室68は
大気圧となるため、ブレーキピストン69L,69Rに
はコイルバネ72の反発力を打ち消す方向に圧縮空気に
よる圧力が加わる。ブレーキピストン69L,69Rは
圧縮空気の圧力によってコイルバネ72を押し付けるよ
うに内側に狭まる。すると、皿バネ73L,73Rに加
わっていた押し付け力が無くなるために、皿バネ73L
,73Rは開き、ブレーキブッシュ74L,74Rをブ
レーキロッド22に接触状態を開放する。これによって
、ブレーキ手段24のブレーキング状態は開放され、ブ
レーキロッド22に沿って自在に移動可能な状態となる
【0058】なお、上述の実施例では、ブレーキ手段2
4とセンサ手段25とをそれぞれ別々のロッドに設ける
場合について説明したが、これに限らず左右のロッドに
それぞれブレーキ手段24を設け、いずれか一方にセン
サ手段25を設けるようにしてもよい。また、ロッドの
片側一方だけにブレーキ手段24及びセンサ手段25を
設けるようにしてもよい。
【0059】また、上述の実施例では、ロッドをセンサ
用とブレーキ用の2本設ける場合について説明したが、
これに限らず、ロッドを1本設けて、それにブレーキ手
段及びセンサ手段を設けるようにしてもよい。ロッドを
シリンダチューブ内に設け、ピストン及びピストンヨー
クを軸方向に移動可能に支持するように構成し、さらに
ブレーキ手段及びセンサ手段もピストンヨーク内に形成
してもよい。
【0060】上述の実施例では、ブレーキ手段は全空気
圧式のものを用いて説明したが、機械式やその他のブレ
ーキ手段を用いてもよいことはいうまでもない。また、
上述の実施例では、固定板21L,21Rにロッドレス
シリンダ1の両側が固定されている場合について説明し
たが、ブレーキ用ロッド22及びセンサ用ロッド23が
固定板21L,21Rとの間で梁を構成し、テーブル6
aがそのロッドに沿って移動するようにロッドレスシリ
ンダ1が取り付けてあればよく、ロッドレスシリンダ1
は固定板に直接固定されていなくてもよい。すなわち、
ロッドレスシリンダ1と各ロッド22,23との間は固
定板等の部材を介して相対的に固定されいればよい。
【0061】上述の実施例では、ロッドレスシリンダと
して、図7〜図9に図示のものについて説明したが、こ
れ以外のロッドレスシリンダに対しても図1〜図3のよ
うなロッドを用いた梁を形成することによって、本発明
のロッドレスシリンダ装置を構成できることはいうまで
もない。
【0062】上述の実施例では、ブレーキ用ロッド及び
センサ用ロッドが露出しているが、ロッドレスシリンダ
装置全体を筐体内に収納し、塵や埃等から保護するよう
にしてもよい。本発明のロッドレスシリンダ装置を複数
使用して、2次元座標空間や3次元座標空間等を自由に
移動制御可能なロボットを構成してもよい。この場合は
、X軸及びY軸を構成するロッドレスシリンダ装置のテ
ーブル同士を結合してやればよい。このテーブル同士を
結合することによって、Z軸方向における基準面からの
可動範囲の高さをシリンダチューブの高さ分だけ低く設
定することができ、ロボット全体を小さくできるという
利点がある。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、全体的に負荷荷重に対
して強い剛性を有し、ピストンをシリンダストロークの
任意の位置で容易に位置決め停止することができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例であるロッドレスシリン
ダ装置をZ軸方向から見た上面図である。
【図2】  本発明の一実施例であるロッドレスシリン
ダ装置をY軸方向から見た側面図である。
【図3】  本発明の一実施例であるロッドレスシリン
ダ装置をX軸方向から見た側面図である。
【図4】  本発明の一実施例であるロッドレスシリン
ダ装置のセンサ手段の詳細構成を示す図である。
【図5】  図4のセンサ手段からの位相ずれ量φをデ
ジタル量で求めるようにした位相差検出手段の回路例を
示す図である。
【図6】  本発明の一実施例であるロッドレスシリン
ダ装置のブレーキ手段の概略構成を示す図である。
【図7】  従来のロッドレスシリンダをZ軸方向から
見た上面図である。
【図8】  従来のロッドレスシリンダをY軸方向から
見た側面図である。
【図9】  従来のロッドレスシリンダをX軸方向から
見た側面図である。
【符号の説明】
1…ロッドレスシリンダ、1a…シリンダチューブ、2
a…ピストン、2b…ピストンヨーク、3…ピストンパ
ッキン、4…空洞、5…シールベルト、6,6a…テー
ブル、7…防塵ベルト、8…ベルト押さえ、9…シャフ
ト、10…バネ、11L,11R…エンドキャップ、1
1a,11b…空気供給管、12L,12R…ベルトカ
バー、21L,21R…固定板、22…ブレーキ用ロッ
ド、23…センサ用ロッド、24…ブレーキ手段、25
…センサ手段、24L,24R,25L,25R…軸受
け、1A,1B,1C,1D…1次コイル、2A,2B
,2C,2D…2次コイル、30…位相差検出手段、3
1…クロック発振器、32…同期カウンタ、33,33
b…ROM、34,34b…D/A変換器、35,35
b,36,36b…アンプ、37…ゼロクロス回路、3
8…ラッチ回路、41…コイルアッセンブリ、42…ケ
ーシング、43…磁気目盛り、45…磁性体部、46…
非磁性体部、61…ケーシング、62a,62b,63
a,63b,70a,70b,71a,71b…パッキ
ン、65…電磁弁、66…空気圧力源、67L,67R
,68…空気室、69L,69R…ブレーキピストン、
72…コイルバネ、73L,73R…皿バネ、74L,
74R…ブレーキブッシュ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シリンダチューブとピストンとから少
    なくとも構成され、前記ピストンにピストンヨークを介
    して結合されたテーブルを移動させるロッドレスシリン
    ダと、軸方向が前記ピストンの移動方向と平行になるよ
    うに前記シリンダチューブに対して相対的に固定され、
    前記テーブルの負荷荷重を受けるように配置された少な
    くとも一本のロッドと、前記ピストンの移動に伴って前
    記ロッドに沿って移動し、前記ピストンの現在位置を検
    出するセンサ手段と、前記ピストンの移動に伴って前記
    ロッドに沿って移動し、前記ロッドとの間に生じる摩擦
    力によって前記ピストンに制動力をかけるブレーキ手段
    とから構成されていることを特徴とするロッドレスシリ
    ンダ装置。
  2. 【請求項2】  前記ロッドが、前記シリンダチューブ
    の外部に設けられており、前記テーブルを軸方向に移動
    可能に支持しているものであることを特徴とする請求項
    1に記載のロッドレスシリンダ装置。
  3. 【請求項3】  前記ロッドが、前記シリンダチューブ
    の内部に設けられており、前記ピストンを軸方向に移動
    可能に支持しているものであることを特徴とする請求項
    1に記載のロッドレスシリンダ装置。
  4. 【請求項4】  前記ロッドが2本設けられ、前記ロッ
    ドの一方に対応して前記センサ手段が設けられ、前記ロ
    ッドの少なくとも一方に対応して前記ブレーキ手段が設
    けられていることを特徴とする請求項1、2又は3に記
    載のロッドレスシリンダ装置。
  5. 【請求項5】  前記ロッドが、前記センサ手段及び前
    記ブレーキ手段を介して前記テーブル又はピストンを支
    持するように構成されていることを特徴とする請求項1
    、2、3又は4に記載のロッドレスシリンダ装置。
  6. 【請求項6】  前記ブレーキ手段は、前記ロッドの周
    囲に設けられたブレーキブッシュと、このブレーキブッ
    シュを前記ロッドに押圧する皿バネと、空気圧の変化に
    よって前記ロッドに沿って移動し、前記皿バネを変形さ
    せるブレーキピストンとから少なくとも構成される全空
    気圧式のブレーキであることを特徴とする請求項1に記
    載のロッドレスシリンダ装置。
  7. 【請求項7】  前記センサ手段は所定の交流信号によ
    り励磁される1次コイルを少なくとも有するコイル部と
    、前記ピストンの移動に伴って前記コイル部の磁気回路
    における磁気抵抗が変化するように、前記ロッドの軸方
    向に沿って設けられた磁気目盛り部と、この磁気目盛り
    部と前記コイル部との間の相対的位置関係によって生じ
    る前記コイル部の磁気回路の磁気抵抗変化に基づき、前
    記ロッドの位置を示すデータを前記コイル部から取り出
    す位置検出回路とを具えるものであることを特徴とする
    請求項1に記載のロッドレスシリンダ装置。
  8. 【請求項8】  2次元又は3次元空間のロボットを構
    成する場合に、前記ロッドレスシリンダ装置の前記テー
    ブルがX軸及びY軸の間で結合されていることを特徴と
    する請求項1に記載のロッドレスシリンダ装置。
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