JPH04232669A - 光ディスク装置用のエラー制御方法 - Google Patents

光ディスク装置用のエラー制御方法

Info

Publication number
JPH04232669A
JPH04232669A JP3219405A JP21940591A JPH04232669A JP H04232669 A JPH04232669 A JP H04232669A JP 3219405 A JP3219405 A JP 3219405A JP 21940591 A JP21940591 A JP 21940591A JP H04232669 A JPH04232669 A JP H04232669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
sector
machine
recording
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3219405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2826217B2 (ja
Inventor
John E Kulakowski
ジョン・エドワード・クラコフスキ
Judson A Mcdowell
ジャドソン・アレン・マックダウェル
Rodney Jerome Means
ロドニー・ジェローム・ミーンズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH04232669A publication Critical patent/JPH04232669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2826217B2 publication Critical patent/JP2826217B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/36Monitoring, i.e. supervising the progress of recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1816Testing
    • G11B2020/183Testing wherein at least one additional attempt is made to read or write the data when a first attempt is unsuccessful

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光信号または光データ
の記録装置に関するものであり、より具体的には、デー
タとシステムの保全性を提供し、その検査を行う、上記
光記録装置用のエラー制御システムに関するものである
【0002】
【従来の技術】光ディスク記録装置および再生装置には
、エラーを生じやすいという特徴があり、磁気ディスク
記録装置など他のデータ記録装置には不要であったエラ
ー回復手順が必要である。多くの光ディスク記録装置の
特徴としては、各セクタごとにエンボスされたセクタ識
別信号、データのビットを記録するのに使用される光デ
ィスクの面積が小さいことに起因する高いデータ・エラ
ー率、現在使用されている光媒体の老化によるエラーの
増加、シークの信頼性に悪影響を及ぼす高いトラック密
度、あるセクタに割り当てられたデータの別のセクタへ
の自動的な再割振りなどに伴う諸問題がある。最後の項
目は、米国規格協会(ANSI)の標準案X3.131
−198X SCSI−II, revision10
B(1989年8月22日)、特に第8−27ないし8
−29ページおよび第15−1ないし15−30ページ
に記載されている。この標準案は、委員会 X3B11
 によって1989年8月に公布された。必要とされて
いるものは、セクタ識別子(ID)とデータ記録域にお
ける、一時的なエラー、回復可能なエラー、および回復
不可能なエラーを処理するための手順と機構である。光
媒体によって生じたエラーをハードウェア・エラーから
分離することも望まれる。記録装置は、一部のエラーか
らは自動的に回復することが可能である。このようなエ
ラーを、ソフト・エラーと称する。 光磁気記録装置では、これらのソフト・エラーに対する
再定義が必要である。データを記憶する、または記憶す
るように意図された、データを割り当てられた欠陥セク
タの自動再割り当てを、上述のANSI標準案に記載さ
れた新しいSCSI−II再割振り定義に従って処理す
る機構が望まれる。
【0003】米国特許第3078448号明細書によれ
ば、多重トラック磁気テープ媒体上に記憶された情報を
検査する装置が提供される。検査には、磁気テープ上に
記憶された情報を読み取ってリードバック信号を発生す
る手段が含まれる。この読み取り手段に応答する手段は
、第1および第2の情報チャネルに、それぞれ第1およ
び第2のバージョンのリードバック信号を同時に発生す
る。出力信号すなわち2つのバージョンのリードバック
信号は、2つのバージョンのうちの一方を選択できるよ
うに、この2つのバージョンの間の差を検出する比較手
段に送られる。第1情報チャネルでは、大振幅の信号ク
リッピング・レベルを用いてそのバージョンを発生して
、磁気テープからのリードバック信号を検出するが、第
2情報チャネルでは、より小さな振幅の信号クリッピン
グ・レベルを用いて、読み取った信号を処理する。ハイ
レベルとローレベルのクリッピング・レベルは、ハイレ
ベルとローレベルのリードバック判定基準と考えること
ができる。ハイレベルのクリッピング・レベルは、雑音
除去機能として働くが、ローレベルのリードバック判定
基準は、比較的小さな振幅の信号を回復するためのもの
である。
【0004】米国特許出願第3774154号明細書に
は、磁気テープ記録装置での強力なエラー検出/訂正コ
ードの使用が教示されている。信号を磁気テープに記録
する時、書込み後読取り手順を使用する。その書込み後
読取り手順では、強力なエラー検出/訂正コード(EC
C)によって、最小限の数のエラーを訂正しながら正し
いデータを提供できる場合には、その信号がそのテープ
上に残される。しかし、書込み後読取り動作中のエラー
の数が所定の閾値を越える場合には、そのデータはテー
プから消去され、そのテープ上の異なる記録域に再書き
込みされる。信号から誘導されたエラー位置指示信号(
デッド・トラッキング信号とも称する)をこのECCと
共に使用して、エラーを訂正する。磁気テープ上に記録
されたばかりのエラーを生じた信号を記憶するために、
前記のエラー指示信号が存在しなければならない。
【0005】米国特許第4571714号明細書には、
光ディスク記録装置上で、データ・トラックから分離さ
れた較正トラックが開示されている。上記の較正トラッ
クは、光ディスク記録装置の焦結兼トラッキング回路を
較正するために使用される。
【0006】米国特許第4638472号明細書には、
光ディスクのセクタ内のエラー検出が開示されている。 この動作は、書込み後読取り動作中に行われる。書き込
まれたばかりの光ディスク・セクタ内でエラーが検出さ
れた場合、まだホスト・プロセッサ内にある情報が、バ
ッファ・メモリを使用して、記録媒体の代替記録域上に
再書き込みされる。この動作には、データを別の記録域
に再書き込みできるように、ホスト・プロセッサがその
データの有効なコピーを保持していることが必要である
。光ディスクに書き込まれた信号とそこから読み取られ
た信号は、再割り当て区域に書き込まれないことに留意
されたい。代替記録域に記録されるのは、ホスト・プロ
セッサが記憶し供給するデータである。
【0007】米国特許第4835757号明細書では、
不良セクタまたは欠陥セクタを指すアドレスを有するデ
ータ用の代替区域が教示されている。この特許は、上記
米国特許第4638472号明細書と重複するものであ
ると思われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光デ
ィスク記録システム用の、包括的なエラー検出/回復制
御システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1態様では、光
媒体への信号またはデータの記録および媒体からの信号
の読取りを含む、媒体との信号の交換に関する様々なデ
ィスク記録装置の動作に対して、ハイレベルとローレベ
ルの判定基準を確立する。前記ハイレベルとローレベル
の判定基準は、動作によって異なり、たとえば、ディス
クの光磁気記録域内での記録と読取りに対する判定基準
は、その媒体のエンボス部分または読み取り専用メモリ
(ROM)部分での読取りに対するものとは異なる。
【0010】本発明のもう1つの態様によれば、ローレ
ベルの判定基準を使用する場合に限って媒体から首尾よ
く信号を読み取れる時は、媒体から読み取られた信号が
、光ディスク媒体の異なる部分に再記録される。このデ
ータの再記録または再割り当ては、その媒体の光磁気(
MO)部分や、ROMなどの事前に記録された部分にも
等しく適用される。
【0011】本発明のもう1つの態様は、まずハイレベ
ルの判定基準を使用して信号交換機能を実行するもので
ある。エラーが検出された場合、ハイレベルの判定基準
で再試行を行うことができる。ハイレベルの判定基準で
の読み取りに失敗した時に、光ディスク記録装置の焦結
兼トラッキング回路が較正される。この較正の後に、媒
体に関連する機能が再度再試行される。この媒体関連機
能が成功した場合、媒体の別の部分へのデータの再割り
当てを延期してよい。焦結兼トラッキング回路の較正後
、媒体関連機能の実行中にエラーが発生した場合は、再
割り当てフラグをセットした後、ローレベルの判定基準
を使用して、この機能(たとえば、読取り、書込みまた
は消去)を再度実行する。このローレベルの判定基準で
の動作に成功しても、リード・バックの成功を保証する
ために、媒体から読み取った信号は、その媒体の異なる
位置に記録される。本発明の範囲内に含まれるその他の
手順および判定基準は、以下の記述および特許請求の範
囲を読めば明らかになる。
【0012】
【実施例】添付の図面で、様々な図面を通じて同一の番
号は、同一の部品または機能を示す。まず、データ・エ
ラー回復手順(DRP)、非データ動作用のエラー回復
手順(ERP)、および記録とリードバック動作の受諾
用にハイレベルとローレベルの判定基準を設定するため
のエラー・レベル監視(ECC)のための本発明の配置
構成について説明する。ハイレベルとローレベルの受諾
判定基準は、動作ごとに異なる。様々な光ディスク動作
に対するハイレベルとローレベルの判定基準の影響を明
瞭に把握するために、これらの判定基準を光ディスク記
録装置の例示的機能に関して配列し、下記の表にまとめ
た。
【0013】                          
         表1             各
ディスク・セクタに対するハイレベルとローレベルの判
定基準  機能                  
ハイレベルの判定基準      ローレベルの判定 
    消去                    2
つのIDが有効        2つのIDが有効  
(IDフィールド読取   り)   書込みと書込み検査      2つのIDが有効
        2つのIDが有効  (IDフィール
ド読取   り)   書込み検査              1コード
・ワードにつ    ローレベル(読取り)の  (デ
ータ・フィールド    いて3バイトのエラー、  
判定基準のデータは、別  読取り)        
        データ同期は有効、      のセ
クタには割り当てら                
          再同期バイトはすべて    れ
ず、ホストからあるデ               
           有効、抑制式検出      
  バイスに送られない              
                         
                         
              読取り        
          2つのIDが有効       
 1つのIDが有効  (IDフィールド読取   り)   読取り                  1コ
ード・ワードにつ    何らかの方法でデータを  
(データ・フィールド    いて3バイト未満のエ 
   回復  読取り)              
  ラー、データ同期は有             
             効、再同期バイトはす  
                        べ
て有効  検査                  
  1コード・ワードにつ    ローレベル(読取り
)の  (データ・フィールド    いて3バイト未
満のエ    判定基準は、図18の回  読取り) 
               ラー、データ同期は有
    復のために、ホスト・プ          
                効、再同期バイトは
有    ロセッサにエラーを報告         
                 効、抑制式検出を
使用    しない                
                         
                         
                  検査     
               2つのIDが有効  
      2つのIDが有効  (IDフィールド読
取   り)   ROM読取り            2つのID
が有効        何らかの方法でデータを  (
IDフィールド読取                
            回復  り)   ROM読取り            1コード・
ワードにつ    何らかの方法でデータを  (デー
タ・フィールド    いて5バイトのエラー、  回
復  読取り)                2つ
のデータ同期が有                 
         効、3つの再同期バイ      
                    トがエラー
上記の表は、独立にアドレス可能な各ディスク・セクタ
で行なわれる動作に対するハイレベルとローレベルの判
定基準を示すものである。機能の欄の最初の単語は、セ
クタの消去、セクタへの書込み、書き込まれたセクタの
検査、セクタの読取り、ROMセクタの読取りなど、機
械動作を指す。広義の機械機能の下にある括弧で囲んだ
機能は、セクタのうちでアクセスされ、ハイレベルとロ
ーレベルの判定基準を適用される部分を示す。すなわち
、各ディスク・セクタには、識別(ID)フィールドと
データ・フィールドがある。データ・フィールドに対し
て何らかの動作を行えるようにするには、その前に、I
Dフィールドを読み取って、正しいトラックとそのトラ
ック内の正しいセクタが適切にアドレスされていること
を確認する必要がある。各セクタ内の各IDフィールド
には、セクタID(トラック番号と、円周番号またはセ
クタ番号)のコピーが3つある。上記の表では、装置は
、書込み機能または消去機能の間に、3つのセクタID
のうちの(有効な)2つを読み取ることができなければ
ならない。セクタにデータを書き込む際には、3つのセ
クタIDのうちの2つが有効、すなわち、ローレベルと
ハイレベルの両方の判定基準で読み取り可能でなければ
ならない。書込み検査で書き込まれたデータを検査する
際には、IDフィールドを「首尾よく」読み取るために
、データをそのセクタに書き込む前に、3つのIDフィ
ールドのうちの2つが有効になっていなければならない
。すなわち、後で読み取るためにデータをセクタに記憶
する前に、3つのIDのうちの2つが、書込み後読取り
(書込み検査)動作の際に有効になっていなければなら
ない。しかし、書込み検査動作中または独立の検査動作
中にデータを読み取る場合は、ハイレベルの判定基準は
、部分的に特定の各実施例で使用されるエラー検出/訂
正コード(ECC)の力による。たとえば、ハイレベル
の受諾判定基準では、データ・フィールド内で1コード
・ワードについて3バイトがエラーであってもよい(後
述)。データ・フィールドのすべてのデータ同期部分が
有効でなければならない(各セクタ内に3つのデータ同
期がある)。後述するように、データ・フィールド内の
再同期フィールドは、すべて有効でなければならず、抑
制式検出手順の下でリードバックが成功しなければなら
ない。そうでない場合、そのデータは、その媒体上の別
のセクタに再割り当てされる。抑制式検出手順とは、単
に、信号回復がエラーを発生しやすくなるような抑制を
かけた、信頼できる信号回復に最適ではない、信号のリ
ードバックと検出を意味する。これには、信号削除閾値
を単に増加するだけなどいくつかの既知の技法が使用で
きる。
【0014】読取り動作は、書込み動作とは多少異なる
。もちろん、読取り動作は、前述の書込み動作に続く検
査動作の後の、様々な時点で行える。読取り動作中にI
Dフィールドを読み取る際、ハイレベルの判定基準は、
2つのIDが有効であることであるが、ローレベルの判
定基準は、1つのIDが有効であることである。どのI
Dも読み取れない場合、特殊なエラー回復手順に従って
、そのデータ・フィールドに達するように上流側のセク
タからのトラックの走査のタイミングを調整し、そのデ
ータ・フィールドに到達したとき、データ・フィールド
の読取りを試みる。そのデータ・フィールドを読み取る
ことができる場合には、ホスト・プロセッサ37の制御
下で、そのデータを別のセクタに割り当てて、そこに記
録する。読取り動作中にデータ・フィールドを読み取る
際には、ハイレベルとローレベルの判定基準が全く異な
ることに注意されたい。ROMセクタのIDフィールド
を読み取る際の受諾判定基準は、そのディスクのMO区
域内のIDフィールドを読み取る場合と同じである。R
OMのデータ・フィールドの判定基準は、より多数のバ
イトがエラーであっても受諾判定基準に合致するという
点で多少異なる。すなわち、この受諾判定基準では、1
コード・ワードについて、MOの記録の場合よりも多数
のシンボルがエラーであっても許容される。ROM区域
のプレスまたは成形によるデータまたはシンボルの印が
、ディスク製造時に訂正のために検査されていないこと
が、この相違の理由である。ROM区域内での記録は、
光磁気区域内での記録よりも安定性が高い。光磁気記録
は、媒体自体の欠陥が増加しやすく、このため、データ
は、首尾よく記録された後に実際に破壊され得る。RO
Mの場合、ディスクまたは媒体を注意深く取り扱う限り
、このような欠陥の増加は、事実上存在しない。
【0015】図1を参照すると、書込みまたは消去動作
のためにセクタIDを読み取っている際のDRP10は
、データ・フィールドの書込みまたは消去のためのDR
P11とは分離され、別個である。これらのDRPの両
方が有効である時は、セクタ動作に対するERP12が
活動状態である。セクタID読取り時に不良トラックが
検出された時にこのようなERPが発生する場合は、シ
ーク・エラー再試行が行われる。この再試行は、セクタ
IDの読取りによって光ヘッドが走査中のトラックを見
つけること、宛先トラックへのトラック差分を計算する
こと、および次いで宛先トラックへのシークを行うこと
を含む、一連のステップである。その後、セクタIDを
読み取るため、DRP10を繰り返す。誤ったトラック
が再度見つかった場合は、上記に従って第2の再試行を
試みる。その再試行が不成功であった場合は、シークの
成功度が高まるように、焦結兼トラッキング回路を較正
する。この較正の後に上記に従って第2の複数のシーク
を試みる。このように繰り返しシークを試みても所望の
トラックがシークされない場合には、本発明の範囲を越
える他の回復手順を行う。シークERP12中にシーク
に成功した場合、ソフト・エラーが発生しており、これ
らの再試行に関連して発生した感知データが、保守要員
などによって後で評価を受けるために、ホスト・プロセ
ッサに送られる。シークが完全に不成功である場合は、
ハード・エラーが発生している。この後者の場合には、
動作は打ち切られ、そのエラーと発生した感知データが
、ホスト・プロセッサ内のエラー回復手順または手動の
介入による評価を受けるために、ホスト・プロセッサに
送られる。DRP10の間に、セクタID部分で検出さ
れたエラーの数を監視して、そのデータ・フィールド内
に記憶されたデータを別のセクタに再割り当てする必要
があるか否かを判定する。
【0016】ステップ10および11で記録に成功した
後、DRP14に入って書込み検査を行う。まずセクタ
IDを読み取るが、DRP14内の手順は、DRP10
の手順と全く同一である。その後DRP15で、表1に
記載の判定基準を使用して、記録したばかりのデータ・
フィールドを読み取る。DRP15の完了時に、この書
込み動作が完了する。この動作は、最初に割り当てられ
たセクタ以外のセクタへのデータの再割り当てを含むこ
ともできる。
【0017】通常の読取り動作中、すなわちディスク媒
体上に記録されたデータを、ホスト・プロセッサが使用
するために回復する間、ホスト・プロセッサは、通常、
読み取るべきデータのイメージまたはコピーを実際には
有していない。まずセクタID  DRP16が、正し
いセクタを読み取っていることを保証する。上記DRP
16は、後述するようにエラー回復を含むことができる
。 その後、DRP17で、データ・フィールドの読取りが
検査される。これは、後述するように、複数の再試行と
再較正を含むことができる。DRP17の間に、データ
が首尾よく読み取られたが、該当する判定基準に合致し
ない場合には、ディスク媒体から読み取られたデータを
、読み取ったばかりのセクタ以外のセクタに再割り当て
し、再記録する。このデータは、別のセクタに首尾よく
再割り当てされた後に、ホスト・プロセッサに送られる
。所定の回数だけ再割り当ての試行に失敗した後である
場合、このデータは、デバイス・エラーを示す感知情報
、および読み取り動作の状況、すなわちデータが回復さ
れたがハイレベルの判定基準には合致しない旨の状況と
共に、ホスト・プロセッサに送られる。この場合、読み
取られたばかりのセクタは、使用から外される(欠陥品
に入れる)。DRP15の間は、ホスト・プロセッサが
記録中のデータの有効なコピーを有しているのに対して
、DRP17では、ホスト・プロセッサがそのようなデ
ータの有効なコピーを有していないという点で、DRP
17とDRP15の間には本質的な相違があることに留
意されたい。
【0018】DRP18および19は、ROMセクタの
読取りに関係する。DRP18は、セクタIDの読取り
に関係し、DRP19は、データ・フィールドの読取り
に関係する。セクタIDまたはデータ・フィールドにエ
ラー状態が発生すると、MOセクタに記録するために、
それにデータが再割り当てされることが起こり得る。も
ちろん、ROMだけのディスクでは、再割り当ては不可
能である。これに関連して、「ROMのみ」のディスク
に、追記域(アブレーティブ記録やバブル記録など)を
設けて、限られたデータ再割り当てを可能にすることも
できる。この処置によって、ROMセクタのエラー状態
が防止される。ECCエラー・レベル・モニタ13が、
DRP15、17および19に適用される。これに関連
して、上記の米国特許第3774154号明細書の一部
分を使用して、これらの機能を実行することができる。 また、本発明によって提供される、上記の米国特許第3
774154号明細書を越える追加の制御も幾つかある
【0019】図2は、本発明の原理を使用して、ハイレ
ベルとローレベルの判定基準をエラー制御に利用する機
械動作を、単純化した形で示す図である。図2で使用す
る用語「機能」は、表1および図1に示すような、ディ
スクへのデータの記録または書込み、上記データの読取
り、上記データの書込み検査、または上記データの消去
を指す。図2は、表1の別々にリストされた各DRP機
能に対して適用される。エラー制御の第1ステップとし
て、ステップ20で、ハイレベルの判定基準で機能を実
行する。その後、ステップ21で、エラーが発生したか
否かを記録装置が調べる。否の場合は、セクタIDの読
取りから、記録、消去、読み取りなど、データ・フィー
ルドに対する所望の機能の実行などの次の通常動作に進
む。ステップ21でエラーが検出された場合、すなわち
、エラーがECCによって訂正されなかった場合には、
ステップ22で、再試行の最大回数に達しているか否か
を判定する。まだ達していなければ、その機能を再び試
行する。もちろん、再試行の数は、当技術分野で既知の
ように、その機能が実行されるたびにカウントされる。 ステップ22で、最大の再試行回数を越えたことが検出
されたなら、ステップ23で、焦結またはトラッキング
の動作不良のためにこのエラーが誘発しないように、焦
結兼トラッキング回路54(図3)を較正する。 較正の後、ステップ24で、この機能を、ハイレベルの
判定基準で再び実行する。ステップ25でエラーが検出
されない場合には、ステップ34Aで、再割り当てを行
うべきか否かを判定する。行わない場合は、次の通常の
一連の動作に進む。再割り当てが必要な場合は、後述す
る再割り当て手順を実行する。ステップ25でエラーが
検出された場合は、ステップ26で再割り当てフラグ(
図示せず)をセットした後に、ステップ27で、ローレ
ベルの判定基準で同じ機能を実行する。図2に示した手
順の別の形では、ステップ24および25を省略して、
再割り当ての必要を記録し、ステップ27で、実行すべ
き機能をローレベルの判定基準で再試行するだけにして
もよい。ステップ28でエラーが検出された場合、再割
り当てが必要とされ、あるいは他のエラー回復手順が実
行される。ステップ29で、再割り当てが必要かつ可能
な場合、後述するようにこれを行う。再割り当てが必要
でないか、または許可されない場合は、エラー状況がホ
スト・プロセッサ37(図3)に送られる。ステップ2
8でエラーが検出されなかった場合は、ステップ34A
で再割り当ての必要が査定され、データを別のセクタに
再割り当てすることなく、通常の動作に進む。図2が読
み取り動作を表す時、データがホスト・プロセッサに送
られるのは、ハイレベルの判定基準に合致するか、また
は異なるセクタへのデータの再割り当てと記録が首尾よ
く行われた後である。
【0020】本発明による手順と判定基準をどう実行す
るかの詳細に移る前に、本発明が有利に実施される環境
を図3に示す。光磁気記録ディスク30は、モータ32
によってスピンドル31上で回転するように取り付けら
れている。ヘッドアーム33は、フレーム35に取り付
けられている。ヘッドアーム送り機構34は、ディスク
30の半径方向に移動して、対物レンズ45をトラック
からトラックへと移動させる。記録装置のフレーム35
は、半径方向の往復運動が可能なようにヘッドアーム送
り機構34を取り付けている。ヘッドアーム送り機構3
4が半径方向に移動すると、ディスクにデータを記録し
、ディスクからデータを回復するために、複数の同心円
状のトラックまたはスパイラル・トラックのどのトラッ
クにもアクセスできるようになる。粗動アクチュエータ
36は、フレーム35に適当に取り付けられ、トラック
へのアクセスが可能となるようにヘッドアーム送り機構
34を半径方向に移動させる。この記録装置は、1つま
たは複数のホスト・プロセッサ37に適当に接続される
。このホスト・プロセッサは、制御装置、パーソナル・
コンピュータ、大型システム・コンピュータ、通信シス
テム、画像信号処理装置などでよい。接続回路38が、
光記録装置とこれに接続するホスト・プロセッサ37の
間の、論理的および電気的接続を行う。
【0021】マイクロプロセッサ40は、ホスト・プロ
セッサ37への接続を含めて、記録装置を制御する。制
御データ、状況データ、コマンドなどは、両方向バス4
3を介して、接続回路38とマイクロプロセッサ40の
間で交換される。マイクロプロセッサ40には、プログ
ラムまたはマイクロコードを記憶する読み取り専用メモ
リ(ROM)41と、データおよび制御信号を記憶する
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)42が含まれる
【0022】記録装置の光学系には、微動アクチュエー
タ46によってヘッドアーム33上に焦結と半径方向の
トラッキング移動が可能なように取り付けられた対物レ
ンズまたは焦結レンズ45が含まれる。このアクチュエ
ータには、焦結を行うためにレンズ45をディスク30
に向かいまたこれから離れる方向に移動させる機構と、
たとえば現在アクセス中のトラックに隣接するトラック
にアクセスしようとするたびに、ヘッドアーム送り機構
34を毎回起動させる必要がないように、100トラッ
クの範囲内でトラックを変更するために、ヘッドアーム
送り機構34の移動と平行に半径方向の移動を行う機構
が含まれる。符号47は、レンズ45とディスク30の
間の両方向光経路を示す。
【0023】光磁気記録の際に、組立てられた実施例の
磁石48(磁石48は電磁石である)が、弱い磁気ステ
アリング場を形成して、レンズ45からのレーザ光に照
らされたディスク30上の小さなスポットの残留磁化の
方向を決定する。このレーザ光のスポットは、記録ディ
スク上の照らされたスポットを、光磁気層(図示せず。 米国特許第3949387号明細書に教示されている希
土類と遷移金属の合金とすることができる)のキュリー
点を越える温度まで加熱する。この加熱によって、その
スポットがキュリー点温度以下に冷える時、磁石48に
よって、残留磁化の方向を所望の磁化方向に向けること
ができる。磁石48は、図では「書込み」方向に向いて
いる。すなわち、ディスク30上に記録された2進1は
、通常、「N極の残留磁化」である。ディスク30を消
去するには、S極がディスク30に隣接するように磁石
48を回転させる。破線50で示すように、回転可能な
磁石48に動作可能に結合されている磁石48の制御回
路49が、書込みと消去の方向を制御する。マイクロプ
ロセッサ40は、記録方向の反転を行うため、線51を
介して制御回路49に制御信号を供給する。
【0024】トラックに忠実に追従し、所望のトラック
に素早く正確にアクセスするように、光経路47に従う
ビームの半径方向の位置を制御することが必要である。 この目的のため、焦結兼トラッキング回路54が、粗動
アクチュエータ36と微動アクチュエータ46の両方を
制御する。粗動アクチュエータ36によるヘッドアーム
送り機構34の位置決めは、焦結兼トラッキング回路5
4から線55を介して粗動アクチュエータ36に供給さ
れる制御信号によって、正確に制御される。さらに、焦
結兼トラッキング回路54による微動アクチュエータ4
6の制御は、それぞれ線57および58を介して微動ア
クチュエータ46に送られ、焦結動作とトラック追従お
よびシーク動作を行わせる制御信号による。センサ56
は、微動アクチュエータ46のヘッドアーム33に対す
る相対位置を感知して、相対位置誤差(RPE)信号を
発生する。線57は、2本の信号導線からなり、一方の
導線は、焦結兼トラッキング回路54に焦点誤差信号を
送り、第2の導線は、焦結兼トラッキング回路54から
微動アクチュエータ46内の焦結機構に焦点制御信号を
送る。
【0025】焦結およびトラッキング位置の検出は、デ
ィスク30から光経路47を介して反射され、その後レ
ンズ45を通り、ハーフ・ミラー60を通り、ハーフ・
ミラー61によって反射されて、いわゆる「カド検出器
」62に達するレーザー・ビームを分析することによっ
て行われる。カド検出器62は、4つの光素子を有し、
これらはそれぞれ、焦結兼トラッキング回路54に向か
う4本の線63上に信号を供給する。カド検出器62の
1軸をトラック中心線に位置合せすることによって、ト
ラック追従動作が可能になる。焦結動作は、カド検出器
62の4つの光素子によって検出された光強度を比較す
ることによって行われる。焦結兼トラッキング回路54
は、線63上の信号を分析して、焦結とトラッキングの
両方を制御する。
【0026】次に、ディスク30へのデータの記録また
は書込みについて説明する。磁石48は、データを記録
するための所望の位置まで回転しているものと仮定する
。マイクロプロセッサ40は、線65を介してレーザ制
御回路66に、書込み動作を行うべきことを示す制御信
号を供給する。これは、書込み用の高強度のレーザ光ビ
ームを発するように、レーザ67がレーザ制御回路66
によって付勢されることを意味する。これとは対照的に
、読取りの場合、レーザ67の発するレーザ光ビームは
、ディスク30上のレーザーに照らされるスポットをキ
ュリー点以上に加熱しないように、低強度である。レー
ザ制御回路66は、線68を介してレーザ67に制御信
号を供給し、レーザ67の発した光強度を示すフィード
バック信号を線69を介して受け取る。線68上の制御
信号は、光強度を所望の値に調整する。レーザ67は、
ガリウムひ素ダイオード・レーザなどの半導体レーザで
あり、放射される光ビームが、強度変調によって記録さ
れるデータを表すように、データ信号によって変調する
ことができる。これに関連して、データ回路75(後述
)は、線78を介してレーザ67に、上記の変調を行わ
せるためのデータを表す信号を供給する。この変調され
た光ビームは、偏光子70(ビームを直線偏光する)を
通り、コリメータ・レンズ71を通って、ハーフ・ミラ
ー60に向かい、反射された後、レンズ45を通ってデ
ィスク30に向かう。データ回路75は、線76を介し
て適当な制御信号を供給するマイクロプロセッサ40に
よって、記録の準備がされる。マイクロプロセッサ40
は、データ回路75の準備を行う際に、接続回路38を
介してホスト・プロセッサ37から受け取った記録コマ
ンドに応答する。データ回路75の準備ができると、接
続回路38を介してホスト・プロセッサ37とデータ回
路75の間でデータが直接に転送される。データ回路7
5と補助回路(図示せず)は、ディスク30のフォーマ
ット信号、エラー検出/訂正その他に関係する。 データ回路75は、読取り動作または回復動作の間に、
リードバック信号から補助データを取り去ってから、バ
ス77から接続回路38を介してホスト・プロセッサ3
7に訂正済みのデータを供給する。
【0027】ホスト・プロセッサに送るべきデータをデ
ィスク30から読み取りまたは回復するには、ディスク
30からのレーザ光ビームを光学的および電気的に処理
することが必要である。反射光のその(偏光子70から
の直線偏光が、カー効果を使用したディスク30の記録
によって回転された)部分は、2方向の光経路47に沿
い、レンズ45とハーフ・ミラー60および61を通っ
て、ヘッドアーム33の光学系のデータ検出部分79に
達する。ハーフ・ミラーまたはビーム・スプリッタ80
が、この反射ビームを、同じく反射され回転された直線
偏光を有する2つの等強度のビームに分割する。ハーフ
・ミラー80から反射した光は、第1の偏光子81を通
る。偏光子81は、アクセス中のディスク30のスポッ
ト上の残留磁化が、「N極」または2進1を示す時に回
転された反射光だけを通すように設定されている。これ
を通過した光は、光セル82に当たり、差動増幅器85
に適当な表示信号を供給する。この反射光が、「S極」
すなわち消去極の方向の残留磁化によって回転された時
は、偏光子81は、光を全くまたはほとんど通さず、そ
の結果、光セル82から活動信号が供給されない。これ
と反対の動作が偏光子83によって引き起こされる。偏
光子83は、「S極」によって回転されたレーザ光ビー
ムだけを光セル84に通す。光セル84は、受け取った
レーザ光を示す信号を、差動増幅器85の第2入力端に
供給する。差動増幅器85は、その結果得られる差動信
号(データを表す)を、検出のためデータ回路75に供
給する。ここで検出された信号には、記録されたデータ
のみならず、いわゆる補助信号もすべて含まれている。 本明細書で使用する用語「データ」は、好ましくはデジ
タル形式または離散値形式の、情報搬送信号をすべて含
むものである。
【0028】スピンドル31の回転位置と回転速度は、
適当な回転計またはエミッタ・センサ90によって感知
される。センサ90は、スピンドル31の回転計ホィー
ル(図示せず)上の明暗のスポットを感知する光感知型
であることが好ましく、「回転」信号(デジタル信号)
をRPS回路91に送る。RPS回路91は、スピンド
ル31の回転位置を検出し、回転情報搬送信号をマイク
ロプロセッサ40に供給する。マイクロプロセッサ40
は、磁気データ記憶ディスクで広く実施されているよう
に、上記回転情報を利用して、ディスク30上のデータ
記憶セグメントへのアクセスを制御する。さらに、セン
サ90の信号は、スピンドル速度制御回路93にも送ら
れて、スピンドル31を一定の回転速度で回転させるよ
うモータ32を制御する。スピンドル速度制御回路93
は、モータ32の速度を制御するための周知の水晶制御
式発振器を含むことができる。マイクロプロセッサ40
は、線94を介してスピンドル速度制御回路93に通常
の方式で制御信号を供給する。
【0029】次に、図4を参照すると、ディスク30上
のトラック・ゾーンのフォーマットが概略的に示されて
いる。各光ディスクは、円周上で半径方向に広がるアド
レス可能なデータ記憶用セクタに分割される。上記のセ
クタ分割は、現在の磁気記録ディスクに使用されるもの
と類似している。話を簡単にするために、1つのセクタ
100だけを、図4および5に詳細に示す。1対の事前
にフォーマットされたセクタ区域98および99が、デ
ィスクの中心のスピンドル31からディスクの外縁まで
半径方向に延びる直線上にある。周知のように、上記の
セクタ分割は、記録用の区域のみに限られる。符号10
0は、セクタ・マーク98の円周方向の前端から、次の
セクタ・マーク99の円周方向の前端まで延びる1つの
セクタを表す。通常、ディスク30上には、比較的多数
のセクタが、円周方向に配置される。図4に示されてい
るのは、半径方向で内側の部分に光磁気(MO)記録域
101を有し、半径方向で外側の外周に事前記録(RO
M)域102(事前記録には、媒体へのデータの印のエ
ンボスまたは成形が含まれる)を有する光ディスクであ
る。上記区域の半径方向の配置は、任意である。MO記
録域101は、複数の半径方向のゾーンに分割され、各
ゾーンは、所定の数の記録トラックを有する。半径方向
で最も内側のゾーンである制御トラック103は、ディ
レクトリと他の制御情報を記録するための制御域である
。制御トラック103内に較正トラックを設けることも
できる。データ記録トラックの第1のゾーンは、主とし
てホスト・プロセッサからのデータの記憶に割り当てら
れるトラックの帯域104と、帯域104内のトラック
用の予備セクタとなるトラックの第2の帯域105から
なる。上記の1ゾーン内の帯域分割は、帯域104のデ
ータ・トラック内への予備セクタの割り当てを妨げるも
のではない。もちろん、帯域104内のトラックの数は
、帯域105内のトラック数よりもはるかに多い。第2
のデータ記憶ゾーンは、主にデータを記憶するトラック
の帯域106と、帯域106内のトラック用の予備セク
タとなるトラックの帯域107からなる。トラックの第
3ゾーンは、主にホスト・プロセッサからのユーザ・デ
ータを記憶するトラックの帯域108と、予備トラック
の帯域109を含む。MO記録域101内のゾーンの数
は、個々の記憶用途ごとに決定することができる。RO
M記録域102は、エンボスされた形でデータを記憶す
るトラックの帯域110からなる単一のゾーンだけを有
するものとして示されている。MO記録域101内のト
ラックの帯域111は、ROM記録域102から再割り
当てされたデータを受け取る予備トラックとなる。上記
の説明から、予備トラックがユーザ・トラックに非常に
近接した位置にあることがわかる。媒体のエラー率が高
いと予想されるので、このことは、MO記録域では重要
である。
【0030】図5は、ディスク30に大量に含まれるセ
クタ100のフォーマットを単純化して示す図である。 トラック115のセクタ100は、MO記録域101ま
たはROM記録域102(図4)のどのゾーンにあって
もよい。トラック115の走査は、矢印114の方向に
進む。矢印114は、光経路47からの静止走査ビーム
(図3)に対するディスク30の相対運動を示す。セク
タ100の先頭部分は、事前フォーマットされた(事前
に記録されることが好ましい)セクタ制御域125から
なる。多くの光ディスクでは、セクタ制御域は、ディス
ク表面にエンボスまたは成形される。ソフト・セクタ式
光ディスクでは、上記の事前フォーマットされたセクタ
制御域125は、製造ディスクの検定時に記録されるか
、あるいはユーザのディスク記録装置によってその場で
記録される。セクタ100の先頭フィールドは、フェー
ズ・ロック・ループなどの時限リードバック回路の使用
に頼らずに検出されるように設計された、5バイトのR
OM記録であるセクタ・マークSM116である。SM
116に記録されたパターンは、このセクタの他の区域
には存在しない、すなわちデータではない。SM116
は、比較的長い半波長を有する交互のビット・パターン
からなることが好ましい。データ回路75内の記録装置
クロックまたはフェーズ・ロック・ループ(PLL)は
、クロックまたはPLL同期(VFO)フィールドを検
出することによって、ディスクの回転速度に同期される
【0031】各セクタ制御域125は、セクタ識別子(
以下、セクタID)の3つのコピー118〜120を有
する。各セクタIDは、可変周波数発振器(VFO)部
分と、アドレス・マーク(AM)部分と、IDおよびC
RC部分を含む。セクタIDのコピー118内の第1の
VFOフィールドは、単一の信号パターンVFO111
7を有する。VFO1  117は、図3のデータ回路
75内でPLL(図示せず)の所望の周波数と位相の同
期を行うための、一連の繰り返し信号パターンである。 様々なパターンが既知であり、使用可能である。セクタ
IDの第2のコピー119および第3のコピー120は
、ビットとバイトの同期を行うためのVFOフィールド
VFO2を有する。VFO2は、所定のパターンを有す
る16個の記録バイト位置からなる。各コピー118、
119および120の走査で次に出会うのが、IDおよ
びCRC部分である。これらの部分はそれぞれ、そのセ
クタのあるトラックの番号すなわちトラックの半径方向
の位置を表すトラック番号、ならびにセクタ100のデ
ィスク上のインデックス・マーク(図示せず)からの円
周方向の位置を含む。IDおよびCRC部分にはそれぞ
れ、セクタIDの各コピーからのトラック番号とセクタ
番号のリードバックの正確さを検証する巡回冗長検査(
CRC)冗長度が含まれる。多くのディスクでは、セク
タの番号が、データ記憶域の半径方向の一方の端から反
対の端に向かって、順番に付けられる。すなわち、トラ
ック番号とセクタ番号を別々には使用しない。セクタI
Dのコピーを複数にすると、ディスク30の読取り動作
と書込み動作の信頼性が向上する。
【0032】PAフィールド122は、ポストアンブル
を記憶する。このポストアンブルを使用すると、ランレ
ングス制限(RLL)2,7  d,kコードが使用で
きるようになり、前のIDおよびCRCフィールド12
3内のデータの最終バイトの正確なフレーム指示が可能
になる。PAフィールド122の次は、ODFおよびギ
ャップ126である。ODFは、トラック追従オフセッ
ト検出域であり、ミラー・マークとも称する。セクタ制
御域125とデータ記憶域127〜133は、ディスク
30の溝つき部分にある。ODFは、記録域を横切る半
径方向の線であり、その中には溝がない。すなわちディ
スクの溝を中断する第1の表面ミラーとして作用する。 ODFおよびギャップ126の末端部分の溝の中には、
溝内部でフォーマットされていないギャップがあり、光
ディスク記録装置がセクタ制御域125の処理を完了す
るのに要する時間をかせぎ、読取りモードから書込みモ
ードへの遷移、すなわち図3の磁石48で表される磁化
またはバイアス・フィールドの反転などを可能にする。 必要に応じてこのギャップ内に他の制御情報を記録する
こともできる。その次に出会うのが、クロック同期フィ
ールドVFO3  127であり、データ・フィールド
VFO同期とも称する。このフィールドは、それ自体の
信号同期パターンを有する。VFO3  127の次は
、データ同期フィールドまたはデータ・フレーム指示フ
ィールドS130である。このフィールドは、データ・
フィールド131に記録された信号に対するPLL動作
をd,kコード境界に整列させるのに特に適した、複数
バイトの同期パターンである。データ・フィールド13
1は、図6に示すように、ECC冗長バイトと再同期バ
イトを含む、所定数のデータ・バイトである。PAフィ
ールド132は、データ・フィールド131に対するポ
ストアンブルであり、ディスク30への記録に使用する
上述のRLL2,7ブロック・コード化の正確なフレー
ム指示を可能にする。PAフィールド132には、記録
または書込み動作中および消去動作中に様々なディスク
30の回転速度に対処するための、速度バッファまたは
ギャップが含まれる。次に走査されるセクタ134は、
SM116と同じであるSM133から始まる。
【0033】次に、図6を参照すると、データ同期フィ
ールドS130とデータ・フィールド131の論理構成
が示されている。データ同期フィールドS130は、d
,kコード記号の境界に対してPLL動作を識別または
フレーム指示するための3つのフレーム指示バイト(同
期バイト)SB137からなる。エラー制御の一部は、
同期バイトSBの妥当性すなわち有効性の測定であり、
データ・フィールド131に記録されたデータの、信頼
できる、エラー訂正が可能なリードバックを保証するた
めに、所定数の同期バイトSBが有効であることを必要
とする。データ・フィールド131は、データ・フィー
ルド内のデータ・エラーの訂正を容易にする再同期バイ
トRSによって分離された、ECCで決定される、一連
のインタリーブ式セグメントからなる。インタリーブ式
セグメントの対は、単一の再同期バイトRS140によ
って分離されている。最初の2つのインタリーブ式セグ
メント138および139が、データ同期フィールドS
130の走査に続いて、光経路47からの静止走査ビー
ムによってまず走査される。再同期バイトRS140が
、インタリーブ式セグメント139を、インタリーブ式
セグメント141から始まるインタリーブ式セグメント
の第2の対から分離する。省略符号142は、それぞれ
再同期バイトによって分離された多数のインタリーブ式
セグメント対を表す。データ・フィールド131の末尾
は、それぞれECC冗長度を含む2つのインタリーブ式
セグメント146からなる。ECC冗長度を含むインタ
リーブ式セグメント対146は、再同期バイトRS14
5によって、データを含む隣接コード・ワード(省略符
号142で表される)から分離される。データ・フィー
ルド131内に記録されたデータの間にこれらの再同期
バイトを点在させると、d,kコード記号の境界に対す
るデータ・リードバック動作のフレーム再指定が可能に
なり、より信頼性の高い信号リードバックがもたらされ
る。図6でインタリーブ式セグメント対146に含まれ
るECC冗長度コード・ワードによって表されているE
CCの能力が、このフレーム再指定によって、容易に使
用できるようになる。データ・フィールド131内の各
コード・ワードは、データの全バイトとECC冗長度か
らなり、これらは、寸法線147で示されるように、そ
れぞれのインタリーブ式セグメント138〜142およ
び146内で、同じ相対バイト位置を占める。上記コー
ド・ワード内のエラーのあるバイトの数は、本発明のハ
イレベルとローレベルの判定基準の1ファクタである。
【0034】図7は、本発明と共に使用され、制御トラ
ック103の帯域内に記録される3つの制御構造を示す
、単純化されたブロック図である。ただし、当技術分野
で知られているように、半径方向で内側の部分と外側の
部分に、追加のトラック帯域を使用して、トラック追従
とシーク用のいわゆるガード帯域と獲得帯域を設けるこ
とができることに留意されたい。ディレクトリ150は
、ディスク30上のユーザ・データの物理的位置を識別
する。上記のANSI標準案では、ディレクトリは、デ
ィスク定義構造(DDS)と称する。DDSは、相対ブ
ロック・アドレスをディスク30の物理ブロック・アド
レスに自動的に変換できるようにする情報を保持する。 このディレクトリは、いわゆるサブディレクトリ内に配
置され、セクタ番号とトラック番号を指定する、ユーザ
・データの論理ブロック・アドレスと、物理アドレスの
間のテーブル索引である。ディレクトリ150は、MO
記録域101のみならず、ROM記録域102のアドレ
ス指定も可能にする。ディスク30の製造時またはディ
スク検定中にこれに書き込まれる一次欠陥リスト151
は、検出された欠陥セクタの物理アドレスのリストを保
持している。ディスク30のフォーマッティング中に、
欠陥セクタに論理アドレスが与えられない場合、すなわ
ちアドレス指定がトラックの長さに沿って「スリップ」
した場合には、一次欠陥リストなしでもよい。光磁気媒
体の性質上、ディスク30がユーザに出荷された後に欠
陥が発生する可能性がある。このような新規の欠陥なら
びに複数のセクタに及ぶ拡大する欠陥に対処するために
、制御トラック103内に二次欠陥リスト152を設け
る。このリストは、随時更新され、欠陥区域を素早く識
別できるようにソートされる。さらに、制御トラック1
03内またはそれぞれのデータ域内に、代替セクタを指
すポインタを設けることができ、ROM記録域102用
の代替ポインタを二次欠陥リスト内に設けたり、トラッ
クの帯域111内に別のリストを設けてもよい。
【0035】ホスト・プロセッサによる選択を介してデ
ィスク30のゾーン分割を制御するための手配もなされ
ている。図8は、この動作を単純化して示す流れ図であ
る。ディスク30をフォーマットするために記録装置を
活動化する前に、ステップ155で、ホスト・プロセッ
サ37がモード設定コマンドを発行する。このようなモ
ード設定コマンドは周知であるが、このモード設定コマ
ンドは、ゾーンを確立するのに使用されるものであり、
ステップ156で、このステップ155のモード設定コ
マンドの指定に従って、マイクロプロセッサ40を介し
て光ディスク記録装置によりトラックの予備セクタ帯域
を含むゾーンが設定される。その後、ステップ157で
、ROM記録域102をディレクトリ150内で定義し
て、アドレス指定を可能にする。ROM記録域102は
、製造時にディスク30に含まれ、したがって、光ディ
スク記録装置は、ディレクトリ情報を得るため、ROM
記録域102を検査しなければならないことに留意され
たい。ROMならびにMO記録域101の代替セクタ設
定は、ディレクトリ150を介して実施できる。
【0036】図9は、パリティ検査付きの1組のROM
セクタを示す。このようなROMセクタのパリティ・セ
ットは、ROM記録域102内の1トラック全体または
、ROM記録域102内の上記トラックの半分からなる
。別法として、本明細書では説明しない分散アルゴリズ
ムに従って、パリティ・セクタをROM記録域102内
に分散することも可能である。いずれの場合でも、RO
Mトラック160は、S0161にあるセクタ0から始
まり、セクタSN−1  162まで延びる1組のセク
タを含み、N個のデータ記憶セクタを提供する。中間の
セクタは、省略符号163で示されている。パリティ・
セクタSP164が、1組のROMセクタの末尾に付加
される。セクタ161〜163内のECC冗長度を含ま
ないデータ全体の排他的論理和をとって、SP164内
のパリティ・バイトを生成する。この時、パリティ冗長
度を生成するためにHマトリックスを使用するが、これ
は既知であるのでこれ以上説明しない。セクタS0〜S
N−1のフォーマットは、図5に示されたフォーマット
と同じであり、MO記録域101に使用されるものと同
じデータ回路75内のデータ処理回路の使用が容易にな
る。このようにして、様々なアプリケーションに対処で
きるように、ディスク30から、ROM記録域102な
らびにMO記録域101のサイズを調整することができ
る。後述するように、図9のフォーマットは、読み取り
不能なROMセクタからデータを回復するのに有用であ
る。ROM記録域と書き込み可能区域の両方を有するデ
ィスクでは、データ修正のためにパリティ・セクタが必
要である時には、エラーを発生したセクタからのデータ
が、連結されたままで、書き込み可能なセクタの1つに
再割り当てされる。このような再割り当てにより、パリ
ティ訂正の計算が不要になる。
【0037】図10は、本発明の教示および原理を使用
して図3の光ディスク記録装置を動作させるための、単
純化された機械動作図である。図10の流れ図で実施さ
れる手順は、図2に関して述べた原理に従う。線168
で示されるように、通常のように書込み動作が開始され
る。この開始には、シーク動作などによって適当にアド
レスされたトラックに対して光経路47に沿って半径方
向でビームの向きを合わせること、および読み取るべき
セクタを走査するために回転方向で位置決めを行うこと
が含まれる。図10の説明では、この動作が完了してい
るものと仮定する。更新の書込み動作では、消去ステッ
プ169で、書き込みに備えて、アドレスされたセクタ
を消去する。上記のステップ169には、データ・フィ
ールド131を消去する前にセクタ制御域125を読み
取ることが含まれる。消去ステップ169で障害が発生
すると、その結果、現セクタに割り当てるはずのデータ
が、別のまたは予備のセクタに再割り当てされる。書込
み動作では、まずステップ170で、セクタ制御域12
5を走査して読み取る。ステップ171で、書込み動作
中のセクタ制御域125のセクタIDの読取りとその前
の消去ステップ169のためのハイレベルの判定基準が
、読み取りの品質に関して検査される(セクタIDの3
つのコピー118〜120のうちの2つを読み取る)。 各セクタへの信号の記録を可能にするためには、セクタ
IDのコピー118〜120のうちの2つが読み取り可
能でなければならない。セクタIDの3つのコピーのう
ちの2つが首尾よく読み取れない場合は、ステップ17
2で、DRP10に関して上述した原理に基づくDRP
が呼び出される。すなわち、セクタIDデータの回復が
開始される。回復ステップ172の詳細は、図11に示
されている。セクタIDがハイレベルの判定基準で回復
された場合、すなわちセクタIDの3つのコピー118
〜120のうちの2つが首尾よく読み取られた場合は、
経路173に沿ってステップ175に進み、データが実
際にデータ・フィールド131に記録される。セクタI
Dデータの回復に成功しなかった場合は、経路174に
従ってステップ176に進み、現在アドレスされている
セクタに割り当られるはずのデータが、ホスト・プロセ
ッサ37によって別のセクタに再割り当てされる。別の
セクタに書き込まれるデータのこの再割り当ては、既知
の技法に従う。ステップ176には、再割り当ての詳細
を示す感知情報をホスト・プロセッサ37に送ることも
含まれる。書込み後読取り中などステップ175でのデ
ータの記録中にエラーが発生した場合は、ステップ17
7に進む。ステップ177で、この記録ステップが、ス
テップ175でのデータ・フィールド書込みの最初の再
試行であるか否かを判定する。これが最初の再試行であ
る場合には、上述のステップ169以降を繰り返す。別
法として、最初の再試行では、ステップ170以降のみ
を繰り返してもよい(消去を繰り返さなくてもよい)。 これが最初の再試行ではない、すなわち2回目またはそ
れ以降の再試行である場合は、ステップ178を実行す
る。ステップ178で、焦結兼トラッキング回路54が
較正されたか否かを検査し、この書き込み中に較正を行
っていない場合は、ステップ179で、焦結兼トラッキ
ング回路54を較正し、現在アドレスされているセクタ
に対してこの回路が較正されたことを記録する。次のセ
クタに進む時、この較正記録は消去される。 焦結兼トラッキング回路54を首尾よく較正した後、上
述のステップ169以降を繰り返す。較正ステップ17
9は、図2のステップ23に対応させると有利である。 焦結兼トラッキング回路の較正に成功したがセクタID
を首尾よく読み取れない場合は、ステップ178からス
テップ182に進んで、永続エラー、すなわち、データ
記録に対するローレベルの判定基準でもある、現セクタ
に対するハイレベルの判定基準に合致しなかった旨を報
告する。したがって、セクタIDの読取りが必要な判定
基準に合致しなかったので、現セクタへのデータ記録は
許可されない。このとき、このデータは、別のセクタに
再割り当てされることになる。
【0038】本発明のエラー制御のもう1つの部分は、
あるセクタから別のセクタへのデータの再割り当ての監
視である。光ディスク記録装置に欠陥が生じて、他のセ
クタへのデータの再割り当てに果てしなく失敗しつづけ
ることがあり得る。ところが、媒体がまだ不良ではない
時に、何らかのエラーの結果、連続して再割り当てに失
敗することもあるので、再割り当ての試みは、3回連続
して失敗するまでは許される。3回目の再割り当てに失
敗した後に、ステップ186で、装置エラーが報告され
る。すなわち、ディスク30に書き込まれるデータの再
割り当てを3回試みて、そのいずれでも、書込み後読取
り検査でそのデータの記録に成功しなかった場合である
。別のセクタへのデータの再割り当ての一連の試みの際
に、この失敗が3回繰り返された時、記録ハードウェア
のエラー状態を示す信号が、ホスト・プロセッサ37に
送られる。したがって、ステップ182で後でホスト・
プロセッサ37に報告するために永続エラーを報告した
後に、ステップ183に進んで、再割り当ての試みに連
続して失敗した回数を検出する。ステップ184で行わ
れた再割り当ての試みの失敗が3回未満である場合は、
記録されるデータの再割り当てが成功した。連続して失
敗した再割り当ての回数が、現在の書き込み動作に関し
て記録される。この書き込み動作から脱出する時、再割
り当てのカウントは消去される。上記の再割り当てのカ
ウントは、既知のプログラミング技法を使用して、マイ
クロプロセッサ40によって行なわれ、RAM42に記
憶される。再割り当ては、ディレクトリ150(図7)
の更新を含む、現データに関する物理セクタのアドレス
指定能力を提供するだけである。再割り当てを首尾よく
完了した後、新規に割り当てられたセクタのセクタ制御
域125のセクタIDの読取りを再び試みることによっ
て、書込み動作を再開する。このセクタIDを読み取れ
ない場合には、もちろん、上述のステップに従って、3
回目の再割り当てが不成功であったと検出されるまで再
割り当てを行う。この時点で、機械動作は、経路185
に沿って進み、ステップ186で、装置エラーと、ステ
ップ182で記録された永続エラーを報告する。重大な
装置エラーが存在するので、この書き込み動作は打ち切
られ、本開示の範囲を越える適当なエラー回復手順が実
施されない限り、この記録装置によるこれ以上の動作は
許されない。
【0039】もちろん、ステップ175でのデータ・フ
ィールドの書込みは、通常は成功する。ステップ175
でデータ・フィールド131の書込みを完了した後に、
ステップ190で、現在のデータの書き込み中に再試行
が行なわれるか否かを判定する。再試行は、セクタID
読取りの再試行、あるいは後述する書込み検査動作中に
行なわれる再試行を含む、データ・フィールド131の
書込み中の再試行である。175から出ている記録エラ
ーの経路をとるのは、トラッキング・エラーまたは焦結
エラーが発生した場合である。いずれにせよ、データ・
フィールド131の記録中に再試行に失敗した場合は、
ステップ191で一時エラーを記録して、後でマイクロ
プロセッサ40がホスト・プロセッサ37に報告する。 この一時エラーの記録には、エラーの種類を定義する通
常の感知データと、その回復の活動記録が含まれる。デ
ータ・フィールド131の記録中に再試行が行れなかっ
た場合、またはステップ191で一時エラーを記録した
後、書き込み検査手順が線192から始まる。あるセク
タに記憶されたデータの現在の品質を検査するため、矢
印193で示すように、独立の検査コマンドを使用して
、検査動作を開始することができる。表1に示すように
、セクタへのデータの書込みの後に自動的に実行される
書込み検査と、独立の書き込みコマンドのどちらも使用
可能である。この書込み検査は、ステップ194でセク
タを読み取ることからなる。上記の読取りについては、
図11および12の正規または正常の読取り動作に関し
て後述する。セクタの読取りを完了した後に、ステップ
198で、ハイレベルの判定基準に合致したか否かを判
定する。ほとんどの書込み動作では、ハイレベルの判定
基準に合致する。ステップ199で、ハイレベルの判定
基準に合致するために書込み再試行が必要であったか否
かを検査する。このような書込み再試行が必要であった
場合は、ステップ200で、一時エラーならびに、他の
エラーが存在するならそれをホスト・プロセッサ37に
報告する。ホスト・プロセッサ37のプログラムは、ス
テップ200で報告されたエラーに注意して、現セクタ
から別のセクタへのデータの再割り当てを独立に決定す
ることができる。このような再割り当ては、本発明の説
明を越えるものである。ステップ199で再試行が示さ
れなかった場合には、現セクタの書込み動作から脱出し
て、他の機械動作に移る。
【0040】ステップ198の「ハイレベルの判定基準
に合致するか否か」の検査に戻って、ハイレベルの判定
基準に合致しない場合には、ステップ201で、この検
査が、ホスト・プロセッサ37が記録されたばかりのデ
ータのコピーを有する、書込み検査(経路192からこ
の検査動作に入る)であるか、それともホスト・プロセ
ッサが通常は記録されたデータの有効なコピーを有しな
い、検査コマンド(経路193からこの検査動作に入る
)であるかを判定する。書込み検査の場合には、ステッ
プ203以降を実行するが、独立の検査の場合には、図
18に示される機械動作を実行する。書込み検査である
と仮定すると、ステップ203で、現在の再試行が最初
の再試行であるか否かを判定する。これが最初の検査再
試行である場合には、ステップ194で示される動作を
繰り返す。2回目以降の再試行である場合は、ステップ
204で、2回目の再試行であるか否かを判定する。 2回目の再試行である場合は、ステップ205で焦結兼
トラッキング回路54を較正し、ステップ194のセク
タ読取りを繰り返す。ステップ204で2回目の再試行
でなかった場合は、3回目以降の再試行である。この場
合、ステップ206で、3回目の再試行であるか否かを
判定する。3回目の再試行である場合は、ステップ20
7で、ステップ175で記録されたデータを消去する。 ステップ207から書込み動作を再開して、データの書
込みを試行し、書込み検査動作によってそれを首尾よく
読み取ることができる。これは、マイクロプロセッサ4
0によって、3回目の再試行としてRAM42に記録さ
れることに留意されたい。ステップ206で、3回目の
再試行でない場合には、4回目の再試行である。4回目
の再試行である場合は、現セクタの記録は成功できない
と見なされる。ステップ208で、後でホスト・プロセ
ッサ37に報告するために永続エラーを記録し、書込み
検査または検査が不成功であったので、このデータ域を
再割り当てする。ステップ209で、ディスク30上の
現セクタへのレコードの書込みを試みて連続して行われ
た再割り当ての回数を判定する。連続して不成功であっ
た再割り当ての試みが3回未満である場合は、ステップ
210で、記録すべきデータを別のセクタに割り当て、
その別のセクタに対してこの書込み動作を繰り返す。こ
のとき、再試行のカウントがゼロの状態で新しいセクタ
が開始されるように、上述のセクタの再試行カウントを
消去する。この再割り当てカウントは、装置の動作を検
査するために保持される。ステップ209で、3回の再
試行の試みがすべて不成功であった場合、すなわち再試
行の4回目の試みである場合には、ステップ186に進
んで、装置エラーとその他すべての記録されたエラーを
報告する。その後、システムのアーキテクチャに応じて
他の機械動作を実行するが、後でホスト・プロセッサ3
7に報告するためにRAM42にエラーを記録する代わ
りに、ホスト・プロセッサ37に直接エラーを送ること
も可能である。
【0041】次に、図11を参照すると、本発明を実施
した読取り動作が示されている。この読取り動作は、線
215から始まる。再割り当てカウントと再試行カウン
トが、すべて0にリセットされ、光経路47上のビーム
が、読み取るべき現セクタに位置決めされている。ステ
ップ216で、この装置は、上述の書込み動作と同様に
、セクタ制御域125を読み取る。ステップ217で、
3つのセクタIDのコピー118〜120のうちの少な
くとも2つが首尾よく読み取られたか否かを検査する。 そうである場合は、読取り動作中のセクタID読取りに
対するハイレベルの判定基準に合致したのでステップ2
28へ進み、図12に詳細を示すようにデータ・フィー
ルド131を読み取ることができる。セクタIDの成功
裡の読取りには、そのセクタIDが、アドレスされてい
るセクタを識別することの検査、すなわちアドレス検査
が含まれる。しかし、図11のステップ216でセクタ
IDの3つのコピー118〜120のうちの2つが首尾
よく読み取れなかった場合は、経路346を経て一点鎖
線の枠で囲ったステップ172に進んで、セクタID読
取り中にハイレベルの判定基準に合致しなかった状態か
らの回復を試みる。セクタIDデータ回復ステップ17
2内に記載された機械動作ステップは、図10に関して
説明した書込み動作でも使用される。
【0042】ステップ172での回復の最初の機械動作
は、ステップ220で光経路47からのビームが正しい
トラックを走査しているか否かを判定することである。 ビームが正しいトラック上にない、すなわちセクタID
が首尾よく読み取られたが、目的のセクタIDと一致し
ない場合は、ステップ221で、シーク回復を行う。ス
テップ221で、シーク・エラーが適当に記録される。 このシーク回復については、既述したので、ここでは繰
り返さない。シーク回復が完了した後、ステップ216
のID読取りを繰り返す。ステップ221でシーク再試
行の回数が所定の数を越えると判定された場合は、焦結
兼トラッキング回路54のシーク回路内で装置エラーが
発生した。この時点で、ステップ235で、装置エラー
が報告され、この読取り動作が打ち切られる。上記のシ
ーク・エラーからの回復には、本明細書の範囲を越える
エラー回復が必要である。シーク再試行の回数のカウン
トは、マイクロプロセッサ40が、RAM42内でシー
ク再試行タリーを生成することによって行われる。シー
ク回復の再試行に成功した後に現セクタを離れる時、一
時シーク・エラーが、後で通常の方式でホスト・プロセ
ッサ37に報告されることになる。
【0043】一方、通常の場合であるが、光経路47の
光ビームが、アドレスされたトラックを走査している場
合には、ステップ222で、再試行の最大回数に達した
か否か、すなわちハイレベルの判定基準を使用してセク
タIDの読取りの再試行が最大回数実行されたか否かを
判定する。達していない場合は、ステップ216を繰り
返す。ハイレベルの判定基準での再試行の最大回数に達
した場合は、ステップ223で、読取り中の現セクタに
対してデータの再割り当てが可能とのマークをRAM4
2内に記憶することによって、データ再割り当てフラグ
をセットする。ステップ224で、焦結兼トラッキング
回路54を較正する。焦結回路とトラッキング回路の両
方を較正することが好ましいが、焦結回路またはトラッ
キング回路のどちらか一方だけを較正することも本発明
の範囲内に含まれる。その後、ステップ225で、セク
タIDをもう一度読み取る。その後、ステップ226で
、現コマンドが読取りコマンドであるか否かを判定する
。読取りコマンドの場合、次の機械動作は、再試行回数
のカウントであるが、この実施例ではこのカウントは最
大で3である。ステップ227で、首尾よく読み取られ
たセクタIDのコピー118〜120の数を調べる。 1つのコピーしか読み取られなかった場合は、ステップ
228で、データ・フィールド131を読み取る(一時
エラーを記録して、後で、コマンド実行終了時のいわゆ
る終了状態の間に、ホスト・プロセッサ37に報告する
)。読み取ったセクタIDのコピー118〜120の数
が1以外である場合には、ステップ350で、セクタI
Dのコピーを2つ以上読み取ったか否かを判定する。 セクタIDのコピー118〜120を2つ以上読み取っ
た場合は、ステップ352で、ステップ223でセット
された再割り当てビットをリセットし(この動作を行う
には、ホスト・プロセッサ37に一時エラーを報告する
必要がある)、ステップ228で、データ・フィールド
131を読み取る。ステップ350でセクタIDのコピ
ーを2つ以上読み取っていなかった場合は、コピー11
8〜120は、全く読み取られなかった。すなわち、現
セクタのセクタIDのコピーがすべて読取り不能である
。この時は、ステップ236以降を実行して、データ・
フィールド131の読取りを試みる。
【0044】読取り動作中に、セクタIDのコピー11
8〜120がすべて読取り不能であった場合は、ステッ
プ350からステップ236に進む。ステップ236で
、エラー回復手順は、上流セクタのセクタIDを読み取
る。この上流セクタのセクタIDは、現セクタの走査の
直前に光経路47の光ビームによって走査されたセクタ
のIDである。ステップ237で、上流セクタのID1
19の読取りの成否を検査する。上流セクタのID読取
りに成功した場合は、上流セクタのデータ・フィールド
をスキップする。ステップ238で、タイムアウトを使
用して、光経路47上のビームによる走査が現セクタの
データ・フィールド131に達する時間を設定する。 これが可能であるのは、全セクタが同一のサイズであり
、ディスク30の回転速度が既知であり、したがって、
ステップ236での上流セクタIDの読取りから、OD
Fおよびギャップ126によって示されるデータ・フィ
ールド131の始めまでの経過時間がわかるからである
。別法として、上流セクタ内と現セクタ内の2つのOD
Fおよびギャップ126をカウントして、データ・フィ
ールド131の始めを識別することも可能である。
【0045】図11で、ステップ217、227から、
または352から経路218を経てステップ228に進
み、データ・フィールドの読取りを開始する。データ・
フィールド131(図5)の読取りが不成功である場合
には、経路229に従ってステップ228からステップ
216以降に進んで、現セクタ読取りの再試行を開始す
る。通常は、ステップ228でのデータ・フィールド1
31の読取りは成功し、経路230に従ってこの読取り
動作から脱出して、データ再割り当ての検査を実行し、
ホスト・プロセッサ37に終了状況を提示する。本発明
の原理を使用する後述の再試行によってステップ228
でデータ・フィールド131を読み取ることができない
場合は、経路231を経て判断ステップ232に進む。 ステップ232で、現セクタが、ROM記録域102の
ROMセクタであるか、それともMO記録域101のM
Oセクタであるかを判定する。現セクタがROMセクタ
である場合は、経路234を経て、図14ないし16に
関して後述するROM回復に進む。一方、現セクタがM
Oセクタである場合には、経路233に従って、永続エ
ラーを報告する。読取り動作中の永続エラーには、本明
細書の範囲を越えるエラー回復手順が必要である。
【0046】ステップ228でデータ・フィールド13
1の読取りに成功した後、経路230を経てステップ3
30に進む。ステップ330で、マイクロプロセッサ4
0が、RAM42の再割り当てフラグがセットされてい
るか否かを検査する。再割り当てフラグがセットされて
いない(読取りのハイレベルの判定基準が満たされてい
る)場合には、ステップ333で、ホスト・プロセッサ
37にデータを送る。このステップは、2つの動作のう
ちのいずれかを表す。図3の装置が、バッファまたはキ
ャッシュ・メモリを有さない場合には、データ信号をホ
スト・プロセッサ37に送ることができるが、その妥当
性は検査されない。この場合は、ステップ333で、デ
ータが有効であることをホスト・プロセッサ37に示し
、データ転送を完了させる、いわゆる終了状況を送る。 図3の装置が、十分なバッファ機能またはキャッシュ機
能を有する場合は、ステップ333でデータの妥当性を
検査し、ホスト・プロセッサ37に送る準備ができるま
で、このデータが実際に装置内に保持される。
【0047】RAM42の再割り当てフラグまたは再割
り当てビットが(ステップ223などで)セットされて
いる時は、読み取ったばかりのデータをホスト・プロセ
ッサ37に送るか、あるいは正しいデータであると妥当
性検査で確認する前に、現セクタとは別のセクタにこの
データを記憶しなければならない。ステップ331で、
このデータの再割り当てのためのアドレス指定を行う。 すなわち、読取りに成功したが、ハイレベルの判定基準
に合致しないディスクからのデータを受け取る、新しい
セクタを識別し、ディレクトリ150(図7)に記憶す
るが、このセクタは、記憶済みであると妥当性検査で確
認されない。ステップ332で、データ回路75内にあ
る(キャッシュまたはバッファ内にある)読み取ったば
かりのデータが、図12に示される機械動作によって新
しいセクタに記録される。このデータがホスト・プロセ
ッサ37に送られている場合は、上記データをホスト・
プロセッサ37から検索して、新しいセクタに記録する
。ステップ333は、読み取ったばかりのデータの新し
いセクタへの記録が首尾よく完了した後に実行される。 装置内で開始されるこの再割り当てと再記録の処理を使
用することにより、ディスク30上の記録の品質が維持
される。
【0048】機械動作ステップ172は、図10の書込
み動作でも使用される。図10から、ステップ340で
経路219を経てステップ172に入る。この書込み再
試行が最初の再試行の試みである場合には、焦結兼トラ
ッキング回路54を較正し、シーク動作を検査しなけれ
ばならない。したがって、ステップ220以降を実行し
て、これらの所望の動作を行う。一方、この再試行が2
回目以降の再試行である場合には、上記のステップ22
5および226を実行することにより、較正は省略され
る。ステップ226で、実行中のホスト・コマンドが読
取りコマンドではない時は、図10に示された書込みコ
マンドの実行である。書込み回復動作は、ステップ22
6から経路218’を経てステップ354に進み、セク
タIDのコピー118〜120のうち1つだけが読み取
られたか否かを検査する。そうである場合には、経路1
74を経て図10のステップ176に戻る。読み取った
セクタIDの数が1個以外である場合には、ステップ3
55で、セクタIDのコピーを2つ以上読み取ったか否
かを判定する。そうである場合は、経路173を経てス
テップ175に再度入る。すなわち、ハイレベルの判定
基準に合致した。ステップ355で、2つ以上のセクタ
IDのコピーを読み取っていない場合には、コピーを全
く読み取っていない。この場合は、経路174を経て図
10の機械動作に戻る。
【0049】図12は、図11に示された機械動作のう
ち、データ・フィールド読取りステップ228の詳細を
流れ図の形で示す図である。まず、ステップ240で、
図3の装置が、データ・フィールド131を読み取る。 ステップ241で、訂正不能なエラー状況かどうか検査
する。ハイレベルの判定基準に合致する場合は、経路2
30に従って、図11のステップ330に進む。ステッ
プ241でハイレベルの判定基準に合致しない場合(表
1参照)は、ステップ340で、読取り再試行カウント
(retry MAX)を検査して、ハイレベルの判定
基準での再試行の最大回数が実行されたか否かを調べる
。そうでない場合は、ステップ341で、再度セクタ制
御域125を読み取り、ステップ240でデータ・フィ
ールドの読取りを繰り返す(再試行の1サイクルには、
ディスク30が1回転する必要があること、および再試
行カウントが増分されることに留意されたい)。ステッ
プ340で、再試行の最大回数に達している場合は、ス
テップ343で、焦結兼トラッキング回路54を較正す
る。上記の較正には、較正トラックへのシークが必要で
あり、ディスク30が数回転する必要があることに留意
されたい。焦結回路部分とシーク回路部分の両方を較正
することが好ましいが、本発明はそれだけに限定される
ものではない。較正ステップ343の後、ステップ34
4で、もう一度セクタ制御域125を読み取る。ステッ
プ344には、上記図11のステップ216以降に示し
た再試行が含まれることに留意されたい。セクタIDの
読取りに成功した後、ステップ345で、再度データ・
フィールド131を読み取る。その後、ステップ346
で、データ・フィールド読取りステップ345のエラー
状態を検出する。データが読み取られ、データ・エラー
が訂正された場合は、図11のステップ330以降を実
行する。しかしステップ346で訂正されたエラーの数
がデータ読取りのハイレベルの判定基準を越える場合は
、ステップ347で、RAM42内で再割り当てフラグ
(図示せず)がセットされる。ステップ348で、再試
行の最大回数を越えたか否かを検査する。越えていない
場合は、ステップ344以降を繰り返して、障害を克服
し、所望のハイレベルの判定基準に合致するよう試みる
。再試行の最大回数を越えている場合は、ステップ34
9で、エラーを記録し、後で終了状況の間にホスト・プ
ロセッサに報告する。
【0050】ステップ243で、訂正済みデータのデー
タ・エラーの状況を検査する。エラー訂正コードによっ
てデータが訂正された場合は、ステップ245で、3回
目の再割り当ての試みが行なわれたか否かを調べる。そ
うでない場合は、ステップ246で、このデータを再割
り当てし、ステップ247で、新しいセクタに書き込む
。その後、経路230を経て図11のステップ330に
進む。ステップ243でデータ・エラーが訂正されなか
った場合、またはステップ245で3回目の再割り当て
が試みられた場合は、ステップ249で、ホスト・プロ
セッサ37にデータを送らず、装置エラーを報告する。 その後、図の機械動作から脱出する。
【0051】図13は、再割り当ての機械動作の流れ図
である。ステップ254の完了した再試行は、図10な
いし12に関して前述したものである。ステップ255
で、書き込み中または書き込み検査中のセクタID読取
りエラー(IDエラーWまたはV)かどうか検査する。 上記エラーが発生した時は、後述するステップ263以
降を実行する。ID読取りエラーでない場合は、ステッ
プ256で、図10に示された、適当な記録を検査する
ためにデータ読取りが可能かどうか書き込み検査状況を
検査する。上記のエラーが発生した時は、別のセクタへ
のデータの再割り当ては、ディスク30から首尾よく読
み取られたデータではなくて、ホスト・プロセッサ37
から得られたデータに基づいて行われる。ステップ25
7で、読取りコマンド中のセクタIDエラーを感知する
。このエラーも、データの再割り当てを引き起こす。 このタイプのエラーも、ホスト・プロセッサ37に報告
される。セクタID119の読取りエラーでない場合は
、ステップ258に移るが、この再試行は、データ・フ
ィールド131の読取りの際のエラー検出の判定基準に
合致しなかったことから引き起こされたものである。 ステップ258でデータの読取りに成功したが、エラー
の数Eが判定基準Kを越えた場合は、ステップ263以
降を実行する。エラーの数が判定基準を越えない場合に
は、ステップ259に進んで、ROMエラー回復手順を
決定する。ROMエラーが許容される数を越える場合は
、ステップ263以降に進んで、ROMデータをMO記
録域内のトラックの帯域111に再割り当てする。そう
でない場合には、図13の機械動作から脱出する。図1
3の機械動作は、読取り、消去その他の内容のプログラ
ムに通常の方法で組み込まれたプログラムによって実行
される。
【0052】ステップ258に戻って、MO記録域の読
取りエラー状態の結果、データが訂正できない場合には
、ステップ260で、永続エラー・フラグをセットする
。線261は、判断ステップ255〜259の各 ”y
es” 出力を、ステップ263以降の入り口に連結す
る経路である。前述のANSI標準案に記載の自動再割
り当てフラグがオフにセットされている場合、すなわち
、ホスト・プロセッサ37のプログラムが再割り当ての
処理を行おうとする場合は、線264で示されるように
、エラー・フラグをセットし、このエラーをホスト・プ
ロセッサ37に報告する。その後、ホスト・プロセッサ
37が、書込み動作の場合にはすでに所有している読取
りデータを使用し、そうでない場合はディスク30から
読み取ったばかりのデータを使用して、再割り当てを行
い、このデータをディスク30に再記録する。自動再割
り当てフラグがセットされている場合には、ステップ2
65で、上述のデータ再割り当てが実行される。ステッ
プ266で、図10の書き込み検査動作が実行される。 ステップ267で、書き込みの成否を検査し、成功した
場合は、エラーを記述する感知データをホスト・プロセ
ッサ37に転送して、図10の機械動作から脱出する。 一方、再割り当ての試みに失敗した場合には、ステップ
268で、再割り当ての最大回数を検査する。すなわち
、これまでに3回再割り当てに失敗したか否かを調べる
。 そうである場合は、装置エラーを報告して、機械動作を
終了する。再割り当ての最大回数に達していない場合は
、ステップ265以降を繰り返す。
【0053】図14ないし16は、ROM記録域102
内のROMトラックに関する動作を示す図である。所望
のまたはアドレスされたセクタをシークし、そのセクタ
に対して光経路47上のビームを円周上または回転方向
で位置決めした後、線272で、単一のROMセクタの
読取りを開始する。図5に示すように、各ROMセクタ
内の信号のフォーマットは、MOセクタ内のそれと同じ
であることに留意されたい。したがって、これらの機械
動作は、MOでは図3に示した検出が必要であるのに対
して、ROM信号の検出には光強度の変動の検出を使用
する点を除いて、実質的に同じである。この2つの検出
動作を組み合わせる方法は、既知であるので、説明しな
い。
【0054】現在アクセスされているROMセクタに対
する最初のステップとして、ステップ273で、セクタ
IDを読み取る。ステップ274で、セクタIDのコピ
ー118〜120のうちの2つが首尾よく読み取られた
か否かを判定する。セクタIDのコピーのうちの2つを
首尾よく読み取った場合、経路275に沿って、図15
に示すROMデータ読取りの機械動作に進む。一方、2
つのセクタIDのコピーを首尾よく読み取れなかった場
合は、ステップ276で、光経路47に沿ったビームが
正しいトラックを走査しているか否かを判定する。この
動作は、走査中のトラックに沿ってセクタIDを読み取
ることによって行われる。ビームが正しいトラックにア
クセスしていない場合は、ステップ277で、シークを
指令して、図1のERP12に関して説明したシーク再
試行を行わせる。その後、ステップ273と274を繰
り返す。ステップ276で、光経路47上のビームが正
しいトラックを走査しているものとすると、その後ステ
ップ278で、最初のID読取り再試行が実行中である
か否かを判定する。そうである場合は、RAM42内の
再試行カウントを、0から1に増分する。最初の再試行
の場合には、同じハイレベルの判定基準を使用して、デ
ィスク30の次の回転でセクタIDのコピーの読取りを
試みる。最初の再試行がすでに完了している場合には、
ステップ279で、2回目の再試行であるか否かを判定
する。再試行カウントが1に等しい場合、この動作は2
回目の再試行であり、ステップ280で、焦結兼トラッ
キング回路54を較正する。較正の後に、ステップ27
3をもう一度繰り返す。上記のセクタIDのコピー11
8〜120のうちの2つの読取りが今度も成功しなかっ
た場合は、この2回目の再試行は不成功であり、その結
果、3回目の再試行を行う。3回目の再試行では、ステ
ップ281で、セクタIDの読取りが行われるが、この
読取りは、ローレベルの判定基準で行われる、すなわち
、セクタID119の3つのコピー118〜120のう
ちの1つの読取りに成功すればよい。ステップ282で
、この読取りの成否を検査する。セクタIDのコピーの
1つを首尾よく読み取れた場合、経路275を経て、現
ROMセクタのデータ・フィールドの読取りに進む。 読取りに成功したセクタIDのコピーが1つもない場合
は、ステップ284で、RAM42内の再割り当てフラ
グをセットする。ROMセクタのみを有するディスク3
0では、再割り当てを使用することはできない。ステッ
プ285で、ディスク30の次の回転の際に、上流側の
隣接するセクタ(ID−1)のセクタIDのコピーを読
み取る。セクタID−1を読み取る手順は、ステップ2
73以降について説明したものと同じである。セクタI
D−1の読取りに成功した後に、ステップ286で、タ
イムアウトをセットして、光経路47のビームが、アド
レスされたばかりのセクタのデータ・フィールドまで走
査するのに要する時間を設定する。タイムアウトが経過
した時点で、図15に示す機械動作に関して次に述べる
手順に従って、ROMのデータ・フィールド131を読
み取る。
【0055】ROMデータ・フィールドの読取りは、R
OMのデータ・フィールド131に記録されたデータを
感知するステップ289(図15)から始まる。ステッ
プ290で、読取りの判定基準がハイレベルであるかロ
ーレベルであるかを判定する。ハイレベルである場合、
すなわち最初の読取りである場合は、ステップ291で
、ハイレベルの判定基準に合致したか否かを判定する。 通常なら合致するが、その場合には、ステップ292で
、読み取ったばかりのデータを、感知情報と共にホスト
・プロセッサ37に送る。ステップ291でハイレベル
の判定基準に合致しなかった場合には、ステップ295
で、最後の読取りが最初の再試行であるか否かを判定す
る。最初の再試行である場合には、経路296を経て、
図14の機械動作に再度入る。一方、最後の読取りが最
初の再試行ではない場合、すなわちRAM42内の再試
行カウントが1またはそれ以上である場合は、ステップ
297で、これが2回目の再試行であるか否かを判定す
る。上記2回目の再試行は、RAM42内の再試行カウ
ントが1に等しいことによって示される。2回目の再試
行である場合は、ステップ298で、焦結兼トラッキン
グ回路54を較正する。その後、経路296を経て図1
4に進み、現ROMセクタの再読取りを行う。一方、2
回目の再試行が不成功である場合は、ステップ297か
ら経路299へ進み、ステップ298の較正後に2回目
の読取りを試みる経路296と合流する。この時点で、
図2のステップ24で表される、ハイレベルの判定基準
で行われる最初の再試行の後に、判定基準をハイレベル
からローレベルに切り替え、このROMセクタの現デー
タ・フィールドに関してRAM42にその旨を記録する
。ステップ289でデータ・フィールド131を読み取
った後に、ステップ290で、この読取りがハイレベル
とローレベルのいずれの判定基準に合致したかを判定す
る。ステップ302で、ローレベルの判定基準に合致す
るか否かを判定する。ローレベルの判定基準に合致しな
い場合は、ステップ303で、最後の読取りの試みが4
回目の再試行であるか否か、すなわち経路299をたど
る機械動作によって開始された前の再試行が3回目の再
試行であったか否かを判定する。現在の再試行が4回目
の再試行である場合は、ステップ304で、データ回路
75の刻時システム(図示せず)のVFO(可変周波数
発振器)のエラーがこのエラーを引き起こしているのか
否かを判定する。そうでない場合は、経路296を経て
図14の機械動作に戻って、4回目の再試行を実行する
。ステップ304でVFOエラーが検出された場合は、
ステップ305で、データ回路75がVFO3フィール
ド127の信号によってタイミングを設定されるという
利益なしで、セクタ制御域125を含むセクタの読取り
を試みる。ステップ306でデータが正しく読み取られ
た(データOK)場合は、ステップ310で、一時エラ
ーを記録して、ホスト・プロセッサ37用の感知情報に
それを含める。その後、ステップ293で、再割り当て
手順を実行する。ステップ306でデータが正しい場合
には、このデータがホスト・プロセッサ37に転送され
ることに留意されたい。データOKとは、エラー検出/
訂正回路が、ディスク30からのデータ・リードバック
中の全エラーを検出し、訂正することができたことを意
味する。データOKではない場合は、ステップ307で
、図9に示す1組のセクタ全体を、たとえばホスト・プ
ロセッサ37に読み込めるように、トラック全体を読み
取る。つまり、各ROMは、パリティ・セットの1要素
である。セクタS0〜SN−1内の情報を使用して、S
P164内でパリティ信号を再生成することができる(
これらの信号は、ディスク30の製造時にディスクに記
録された)。現ROMセクタがその1要素であるトラッ
クまたは1組のパリティ・セクタの読取りを完了した後
、ステップ309で、パリティ訂正手順を実行する。上
記のパリティ訂正では、既知のパリティ技法を使用する
。パリティ訂正の後、ステップ293で、再割り当て手
順を開始する。ステップ302でローレベルの判定基準
に合致した場合は、ステップ310で、データをホスト
・プロセッサ37に転送し、一時エラーを報告する。
【0056】図16は、ROM記録域102内のROM
セクタに対するエラー訂正の概略流れ図である。ステッ
プ314で、図11の読取り手順を使用して、ROMセ
クタを読み取る。ROMセクタのうちの1つが読取り不
能である場合には、ステップ315で、そのようなRO
Mセクタのパリティ・セットに含まれる全セクタを読み
取る。その後、ステップ316で、ホスト・プロセッサ
37内でパリティ訂正を行う。ステップ317で、読取
り不能セクタまたは不良セクタのデータが、パリティ訂
正ステップ316によって再生成される。この再生成さ
れたデータは、ROMセクタから書き込み可能セクタへ
の上記データの再割り当てとして、MO記録域101の
トラック予備帯域111に記録される。
【0057】図17は、図1のECCエラー・レベル・
モニタ13の実施態様を示す図であり、上記米国特許第
3774154号明細書に記載の動作に類似している。 ECC回路320は、通常の方法で組み立てられる。デ
ィスク30から読み取られたデータが、ECC回路32
0を含むデータ回路75に供給される。入力データ・バ
ッファ322が、線321を介して、データ回路75内
の検出器(図示せず)からデータを1バイトずつ順次受
け取る。上記データ検出器は、光ディスク記録装置内の
通常のデータ検出器である。出力データ・バッファ32
3が、訂正済みデータを記憶し、このデータはその後ケ
ーブル77を介して接続回路38に供給されて、ホスト
・プロセッサ37に送られる。検出されたエラーの数と
、そのそれぞれの位置が、ケーブル326を介してEC
C回路320からエラー・レジスタ325に供給される
。各セクタの読取りの始めに、マイクロプロセッサ40
から線327を介して供給されるリセット信号が、エラ
ー・レジスタ325をリセットする。デコーダ328は
、エラー・レジスタ325内に記憶されたエラー信号に
応答し、読取り動作または書き込み検査動作の終り、す
なわちデータ・フィールド131の読取りの後に、マイ
クロプロセッサ40から線329または330を介して
与えられる信号によって起動される。デコーダ328は
、表1に示された判定基準を使用して、エラー検出/訂
正状況を表す信号を作成する。線333上の信号は、ハ
イレベルの判定基準に合致することを表す。線334上
の信号は、ローレベルの判定基準に合致することを表す
。線335上の信号は、訂正不能なエラーを表し、線3
36上の信号は、他の信号が、それぞれ読取り動作また
は書き込み検査動作に対するものであることを確認する
。マイクロプロセッサ40は、これらの信号に応答して
、他の図に示した諸機械動作を制御する。デコーダ32
8は、プログラムによって実施できることも理解された
い。
【0058】本明細書を読めば理解できる通り、光ディ
スク記録装置内でエラー制御を行うための様々な判定基
準と機械動作は変更可能であることを理解されたい。ハ
イレベルとローレベルの判定基準は、各種の光ディスク
の光磁気媒体またはROM光媒体ごとに経験的に決定す
るのが最良である。エラー検出/訂正コードの特性、な
らびに、焦結兼トラッキング回路54の信頼性および焦
結機能およびトラッキング機能の実行時のその精度は、
ハイレベルおよびローレベルの判定基準の確立の際とエ
ラー回復手順で確認すべきファクタである。各再試行お
よび各再割当てには、光ディスク30の追加の回転が必
要であることを理解されたい。この時間の遅延は、シス
テムの性能にマイナスの影響を及ぼし得るが、データの
保全性とシステムの保全性を高めることは、これらの保
全性を欠いて性能を高めることよりも重要である。
【0059】図18は、図3に示した装置による検査コ
マンドの実行で、不合格を示した(検査コマンドの実行
によって、表1にリストしたハイレベルの基準に合致し
ないことが示された)状態からのデータ回復を示す図で
ある。図18の機械動作には、図10のステップ201
から入る。ステップ400で、図3の装置が、不合格の
検出をホスト・プロセッサ37に通知する。ホスト・プ
ロセッサ37内で実行されるステップ401で、ホスト
・プロセッサ37が、図3の装置に読取りコマンドを送
って、不合格になった記録データを記憶しているディス
ク30のセクタ100に記憶されたデータを読み取らせ
る。読取りに成功するための読取りコマンドの判定基準
は、検査コマンドの判定基準よりも低いので、不合格に
なったセクタ100に記憶されたデータでも首尾よく回
復できる可能性がある。図11に示した機械動作は、図
3の装置によって実行される。ステップ402で、図3
の装置が、不合格になったセクタ内のデータの読取りに
成功したか否かを判定する。この読取りコマンドの実行
でデータの読取りに失敗した場合は、ステップ403で
、ホスト・プロセッサ37が、場合によっては手動の介
入によって、本明細書の範囲を越える他のエラー回復手
順を実行する。読取りコマンドの実行によってデータの
読取りに成功した場合は、図3の装置が、図11のステ
ップ330〜332でこのデータを別のセクタに再割り
当てしていたならば、ホスト・プロセッサ37によるこ
れ以上の活動は必要でない。ホスト・プロセッサ37に
供給された感知情報、またはステップ401の読取りコ
マンド実行の結果を用いると、ホスト・プロセッサ37
が、ステップ405〜407を使用していることをつき
とめることができるようになる。ステップ401で実行
された読取りコマンドが、ハイレベルの判定基準に合致
して行なわれたり(読取りの検出は、検査に使用される
抑制式検出ではない)、図3の装置が、ステップ330
〜332を実行しないこともある。この場合、データの
再割り当ては、ホスト・プロセッサ37の介入によって
のみ実行される。ホスト・プロセッサ37が再割り当て
コマンドを発行する場合には、ステップ405で、既知
の再割り当てコマンドを図3の装置に発行すると、ステ
ップ406でデータが新しいセクタに再割り当てされ、
ステップ407でその新しいセクタに記録される。
【0060】本発明を実施する際に、本明細書に示され
た機械動作を変更し、ホスト・プロセッサ37または図
3に示す装置によってその一部を実行することも可能で
ある。ホスト・プロセッサ37とこのプロセッサに接続
された任意の装置との間での動作の分割は、設計選択の
問題である。ホスト・プロセッサ37と図3に示す装置
の間に制御装置を挿入して、ホスト・プロセッサ、制御
装置および装置の間で、図示の機械動作を分割すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク記録装置内で実行され
る、様々なデータ・エラー回復手順(DRP)およびそ
の他のエラー制御機能を示すブロック図である。
【図2】図1に示されたDRP機能を全般的に示す、機
械動作の流れ図である。
【図3】本発明が有利に実施される光ディスク記録装置
の単純化したブロック図である。
【図4】本発明に従って有利に使用することのできる、
図3に示した光ディスク記録装置と共に使用可能な光デ
ィスク記録媒体の概略平面図である。
【図5】図4に示した光ディスク記録媒体のセクタ・フ
ォーマットを示す図である。
【図6】図5に示したセクタと共に使用可能なエラー訂
正データ・マトリクスの概略図である。
【図7】図4に示した光ディスク媒体上に記録できる、
媒体欠陥制御を示す図である。
【図8】図4に示したディスクを使用して、本発明によ
る動作を実施するため、ホストが開始する記録装置の動
作のセットアップを示す単純化した流れ図である。
【図9】本発明を有利に使用することができるROMセ
クタを単純化して示す図である。
【図10】本発明を使用する図4のディスク媒体上に、
データを記録する(書込み動作)ための1組の機械動作
を示す図である。
【図11】図4の光ディスク媒体からデータを読み取り
、所定のエラー条件が発生した時に前記データの再割り
当てを可能にする、媒体に対する読み取り動作のための
機械動作の単純化した流れ図である。
【図12】データ・フィールド読取りの際のエラー制御
への本発明の適用を含む、図4の光ディスクからのデー
タ・フィールドの読取りを示す流れ図である。
【図13】本発明のハイレベルおよびローレベルの判定
基準を使用する再試行の結果に基づく自動再割り当ての
単純化した流れ図である。
【図14】ROMセクタのID部分の読取りと、前記読
取りへの本発明の適用を単純化して示す流れ図である。
【図15】ROMデータ・フィールドの読取りと、前記
読取りへの本発明の教示の適用を単純化して示す流れ図
である。
【図16】図4のディスクの読み取り不能なROMセク
タからのエラー回復と、その光磁気記憶域への再割り当
ての機械動作を単純化して示す流れ図である。
【図17】図3に示した光学装置で使用可能な、ECC
データ・エラー検出/訂正システムの概略図である。
【図18】記録検査に関連するデータ回復のための機械
動作を単純化して示す流れ図である。
【符号の説明】
30  光磁気記録ディスク 36  粗動アクチュエータ 37  ホスト・プロセッサ 38  接続回路 40  マイクロプロセッサ 42  RAM 45  レンズ 46  微動アクチュエータ 54  焦結兼トラッキング回路 62  カド検出器 67  レーザ 81  偏光子 82  光セル 83  偏光子 84  光セル 100  セクタ 116  セクタ・マーク(SM) 125  セクタ制御域

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータ記憶位置を有する光記憶媒体
    を備えた光ディスク装置を操作する機械実行方法におい
    て、感知されたデータのエラー検出を行ってそれを正し
    いデータに訂正すること、およびデータ感知の受諾性判
    定基準を確立し測定することを含む、記憶媒体上の第1
    記憶位置に記録されたデータを光学的に感知する機械実
    行ステップと、感知されたデータに対する受諾性判定基
    準のハイレベルの閾値を確立する機械実行ステップと、
    測定された受諾性判定基準がハイレベルの閾値に合致す
    るか否かを判定するため、測定された受諾性判定基準を
    確立されたハイレベルの閾値と比較する機械実行ステッ
    プと、測定された受諾性判定基準が許容できないことを
    検出して、感知されたデータを前記記憶媒体上の第2デ
    ータ記憶位置に記録する機械実行ステップとを含む機械
    実行方法。
  2. 【請求項2】光ディスク装置が焦結用光学系を含むこと
    を特徴とし、さらに、測定された受諾性判定基準がハイ
    レベルの閾値に合致しないことを検出した後に、前記焦
    結用光学系の焦点を較正し、その後、前記第1データ記
    憶位置に記録されたデータを再度感知し、前記測定、比
    較および検出の各ステップを繰り返す、機械実行ステッ
    プを含む請求項1に記載の機械実行方法。
  3. 【請求項3】光ディスク装置が、記憶媒体上のトラック
    を追従するよう焦結用光学系を案内するためのトラック
    追従システムを備えることを特徴とし、さらに、前記感
    知されたデータが前記ハイレベルの閾値に合致しないこ
    とを検出した後に、前記トラック追従システムを較正す
    る機械実行ステップを含む請求項2に記載の機械実行方
    法。
  4. 【請求項4】さらに、前記の感知されたデータを第2デ
    ータ記憶位置に記録する際に、第1データ記憶位置に、
    データ記憶に不適である旨のマークを付ける機械実行ス
    テップと、第2データ記憶位置への記録が不成功の場合
    に、異なるデータ記憶位置の1つに感知されたデータが
    首尾よく記録されるまで、前記の感知されたデータを記
    録するために異なるデータ記憶位置の選択を繰り返す機
    械実行ステップと、異なるデータ記憶位置の選択の繰り
    返しの回数を所定の数までに制限し、繰り返し回数が前
    記所定の数に等しくなった時に、装置エラーを表示し、
    光ディスク装置を使用して感知されたデータを記録する
    試みを停止する機械実行ステップとを含む、請求項2に
    記載の機械実行方法。
  5. 【請求項5】さらに、感知されたデータに対する受諾性
    判定基準のローレベルの閾値を確立する機械実行ステッ
    プと、前記焦点較正の後に、前記ハイレベルの閾値を使
    用して、第1データ記憶位置に記録されたデータの2回
    目の再感知を行う機械実行ステップと、記録データの2
    回目の再感知が不成功の場合に、前記ローレベルの閾値
    を使用して3回目の再感知を行い、3回目の再感知が成
    功した場合は、この感知されたデータをデータ処理動作
    に使用し、第3の感知されたデータを前記第2データ記
    憶位置に記録する機械実行ステップとを含む、請求項2
    に記載の機械実行方法。
  6. 【請求項6】さらに、前記較正の後に、前記の2回目の
    再感知を省略し、前記の3回目の再感知ステップのみを
    使用する機械実行ステップを含む、請求項2に記載の機
    械実行方法。
  7. 【請求項7】さらに、前記記憶媒体に、それぞれ複数の
    データ記憶位置を有する、読取り専用(RO)部分と書
    込み可能(RW)部分を設ける機械実行ステップと、前
    記のそれぞれの部分に請求項2のステップを適用し、前
    記第2データ位置を、必ず前記RW部分内になるように
    選択する機械実行ステップとを含む、請求項2に記載の
    機械実行方法。
  8. 【請求項8】さらに、前記RW部分に対して第1のハイ
    レベルの閾値の判定基準を選択し、前記RO部分に対し
    て第2のハイレベルの閾値の判定基準を選択する機械実
    行ステップと、第1のハイレベルの閾値の判定基準が、
    第2のハイレベルの閾値の判定基準よりも高品質の感知
    されたデータを必要とするようにする機械実行ステップ
    とを含む、請求項7に記載の機械実行方法。
  9. 【請求項9】さらに、第1データ記憶位置を、RO部分
    内になるように選択する機械実行ステップと、第1デー
    タ記憶位置からの感知されたデータのエラー検出および
    訂正を行い、エラー訂正済みのデータを、RW部分内の
    第2データ記憶位置に記録する機械実行ステップとを含
    む、請求項7に記載の機械実行方法。
  10. 【請求項10】さらに、記憶媒体内のフォーマットを、
    複数のアドレス可能セクタからなるように選択し、各セ
    クタを、データ記憶位置のうちの1つとなり、セクタI
    D区域とデータ記憶域を有するように選択する機械実行
    ステップと、各セクタID区域およびデータ域に対して
    前記ハイレベルの受諾性判定基準を確立して、セクタI
    D区域には、データ域よりも高品質の感知されたデータ
    が必要とされるようにする機械実行ステップとを含む、
    請求項1に記載の機械実行方法。
  11. 【請求項11】さらに、前記の各セクタID区域および
    データ域に対して、感知されたデータに対する判定基準
    として前記ハイレベルの判定基準よりも低い判定基準を
    含む、ローレベルの受諾性判定基準を確立する機械実行
    ステップと、前記感知ステップ内で、セクタID区域に
    記録されるデータは、前記ローレベルの受諾性判定基準
    を使用して感知し、データ域内に記録されるデータは、
    前記ハイレベルの受諾性判定基準を使用して感知する機
    械実行ステップとを含む、請求項10に記載の機械実行
    方法。
  12. 【請求項12】さらに、データ域からの前記の感知され
    たデータを、前記ハイレベルの受諾性判定基準を使用し
    て首尾よく感知された第2データ記憶位置に記録する機
    械実行ステップを含む、請求項11に記載の機械実行方
    法。
  13. 【請求項13】装置が焦結用光学系を含むことを特徴と
    し、さらに、前記検出ステップの後に、前記セクタID
    または前記データ域内に記録されたデータを感知した後
    に、感知されたデータの測定された受諾性判定基準が、
    前記の記録されたデータの感知に使用される前記の確立
    された閾値に合致しない場合に、焦結用光学系を較正す
    る機械実行ステップを含む請求項10に記載の機械実行
    方法。
  14. 【請求項14】さらに、前記セクタIDに対して、セク
    タにデータを記録する場合と、セクタからデータを消去
    する場合と、セクタからの記録データを感知する場合用
    に、それぞれ別々のハイレベルの受諾性判定基準を確立
    する機械実行ステップと、前記セクタIDに対して、セ
    クタにデータを記録する場合と、セクタからデータを消
    去する場合と、セクタからの記録データを感知する場合
    用に、それぞれ別々のローレベルの受諾性判定基準を確
    立し、測定された受諾性判定基準が、前記ローレベルの
    受諾性判定基準に合致し、これを越えない時に限って、
    第2データ記憶位置への前記記録を実行する機械実行ス
    テップとを含む、請求項10に記載の機械実行方法。
  15. 【請求項15】さらに、前記セクタIDまたは前記デー
    タ域について、前記の確立されたローレベルの受諾性判
    定基準のいずれかに合致するが、これを越えない時に、
    前記第1データ記憶位置のデータ域からの前記の感知さ
    れたデータを第2データ記憶位置に記録する、機械実行
    ステップを含む、請求項14に記載の機械実行方法。
  16. 【請求項16】さらに、前記比較ステップが、ハイレベ
    ルの判定基準に合致すると示す時、感知されたデータを
    ホストに供給する機械実行ステップと、前記比較ステッ
    プが、測定された受諾性判定基準が許容できないと示す
    時は、感知されたデータを第2データ記憶位置に記録す
    るのに成功した後だけ、感知されたデータをホストに供
    給する機械実行ステップとを含む、請求項1に記載の機
    械実行方法。
  17. 【請求項17】複数のアドレス可能なデータ記憶位置を
    有する光記憶媒体を備えた光ディスク装置を操作する機
    械実行方法において、光ディスク装置と光記憶媒体のデ
    ータ交換動作のための、ハイレベルとローレベルの判定
    基準を確立する機械実行ステップと、第1データ交換動
    作中に、記憶媒体上の第1データ記憶位置にデータを記
    録し、前記データが第1データ記憶位置に首尾よく記録
    され、記憶媒体にデータを記録するための前記ハイレベ
    ルの判定基準のうちの所定の判定規準に合致することを
    検証する機械実行ステップと、前記第1データ交換動作
    の後に行われる、前記第1データ交換動作によって前記
    第1データ記憶位置に記録されたデータを感知する、所
    定のデータ交換動作が、前記ローレベルの判定基準に合
    致するが、前記ハイレベルの判定基準には合致しないこ
    とを検出する機械実行ステップと、第1データ記憶位置
    から感知されたデータを、第2データ記憶位置に記録す
    る、機械実行ステップとを含む、機械実行方法。
  18. 【請求項18】さらに、前記第1データ交換動作中に、
    ローレベルの判定基準をハイレベルの判定基準と等しく
    する機械実行ステップと、第1データ記録位置にデータ
    を記録した直後に同データを感知し、記録されたばかり
    の感知されたデータが前記ハイレベルの判定基準に合致
    しない場合は、第1データ記憶位置に記録すべきデータ
    を第3データ記憶位置に記録し、それ以降は前記第1デ
    ータ記憶位置の代わりに前記第3データ記憶位置を使用
    する機械実行ステップとを含む、請求項17に記載の機
    械実行方法。
  19. 【請求項19】さらに、外部のエラー・ポインタなしに
    K個(Kは正の整数)のエラーを検出し訂正する能力を
    有するエラー検出/訂正(ECC)を提供する機械実行
    ステップと、記録されるデータの一部としてECC冗長
    度を記録し、提供されたECCを使用して感知されたデ
    ータのECC検出および訂正を実行する機械実行ステッ
    プと、データ記録時に、ハイレベルの判定基準が、直前
    に感知されたデータ中でM個(MはKの半分未満の正の
    整数)の訂正されたエラーというエラー率を含むように
    する機械実行ステップと、記録されたデータの感知時に
    、ハイレベルの判定基準が、前記のK個中M個というエ
    ラー率を含み、ローレベルの判定基準が、K個中N個(
    Nは、Mを越えるがKを越えない正の整数)というエラ
    ー率を含むようにする機械実行ステップと、エラー率が
    、K個のうちN個のエラーである時に限って、前記所定
    のデータ交換動作から感知された記録データを記録する
    機械実行ステップとを含む、請求項18に記載の機械実
    行方法。
  20. 【請求項20】さらに、記憶媒体のフォーマットを、複
    数のアドレス可能なセクタからなるように選択し、各セ
    クタを、データ記憶位置になり、セクタID区域とデー
    タ記憶域を有するように選択する機械実行ステップと、
    前記の各セクタID区域およびデータ域に対して前記ハ
    イレベルの受諾性判定基準を確立し、セクタID区域に
    は、データ区域よりも高品質の感知されたデータが必要
    とするようにする機械実行ステップとを含む、請求項1
    7に記載の機械実行方法。
  21. 【請求項21】さらに、前記記憶媒体に、それぞれ複数
    の前記セクタを有する、読取り専用(RO)部分と書込
    み可能(RW)部分を設ける機械実行ステップと、前記
    のそれぞれの部分に請求項20のステップを適用し、前
    記第2データ位置を、必ず前記RW部分内のセクタにな
    るように選択する機械実行ステップとを含む、請求項1
    8に記載の機械実行方法。
  22. 【請求項22】さらに、半径方向に内側で、RO部分に
    直接隣接する位置にRW部分を置く機械実行ステップを
    含む、請求項21に記載の機械実行方法。
  23. 【請求項23】さらに、RW部分とRO部分を、RW部
    分内に完全に含まれるゾーン、またはRW部分とRO部
    分の両方にまたがるゾーンに分割する機械実行ステップ
    と、各ゾーン内で、主にデータを記憶し、前記第1デー
    タ記憶位置が当初はそこから選択される第1帯域と、第
    2データ記憶位置が常に置かれる第2帯域の、セクタの
    2つの帯域を確立し、前記第2帯域のすべてを前記RW
    部分内に置く機械実行ステップとを含む、請求項22に
    記載の機械実行方法。
  24. 【請求項24】さらに、前記のセクタID域または前記
    データ域について、前記の確立されたローレベルの判定
    基準に合致するがこれを越えない時に、前記第1データ
    記憶位置(セクタ)からの前記の感知されたデータを前
    記第2データ記憶位置に記録する機械実行ステップを含
    む、請求項23に記載の機械実行方法。
  25. 【請求項25】前記光ディスク装置が、焦結用光学系を
    含むことを特徴とし、さらに、前記のセクタID域また
    は前記データ域に記録されたデータを感知した後に、感
    知されたデータの測定された受諾性判定基準が、前記の
    記録されたデータの感知に使用される前記のハイレベル
    の判定基準に合致しない場合に、焦結用光学系を較正す
    る機械実行ステップと、セクタIDおよび前記データ域
    の両方を、そこに記録されたデータを求めて感知する機
    械実行ステップとを含む、請求項17に記載の機械実行
    方法。
  26. 【請求項26】さらに、前記較正の後に、前記ハイレベ
    ルの判定基準を使用して、セクタIDと前記データ域を
    感知する機械実行ステップと、ハイレベルの判定基準に
    合致しない場合に、前記ローレベルの判定基準を使用し
    て、前記セクタIDと前記データ域に記録されたデータ
    を感知する機械実行ステップとを含む、請求項25に記
    載の機械実行方法。
  27. 【請求項27】さらに、ローレベルの判定基準に合致す
    る場合に限って、データ域からの前記の感知されたデー
    タを記録する機械実行ステップを含む、請求項25に記
    載の機械実行方法。
  28. 【請求項28】さらに、前記RO部分に、各パリティ・
    セットが所与の数のデータ記憶セクタとパリティ・セク
    タとを含み、パリティ・セクタに記録されるデータが、
    当該のパリティ・セットのデータ記憶セクタ内の信号の
    パリティ・エラー検出用の剰余である、セクタのパリテ
    ィ・セットを複数確立する機械実行ステップと、前記パ
    リティ・セクタを使用して、同じパリティ・セットに含
    まれる前記データ記憶セクタのいずれかから感知された
    データを訂正し、その後、訂正済みデータをRW部分内
    の第2データ記憶位置に記録する機械実行ステップとを
    含む、請求項24に記載の機械実行方法。
  29. 【請求項29】複数のアドレス可能なデータ記憶位置を
    有する光記憶媒体を備えた光ディスク装置を操作する機
    械実行方法において、前記光記憶媒体を使用する、光デ
    ィスク装置の複数の所定の装置動作に対して、ハイレベ
    ルとローレベルの判定基準を確立する機械実行ステップ
    と、所定の動作のうちの所与の1つを監視し、監視され
    る所与の動作を、監視される動作に対するハイレベルの
    判定基準と比較する機械実行ステップと、前記の比較で
    、ハイレベルの判定基準に合致すると示された場合に、
    変更なしに光ディスク装置の操作を進める機械実行ステ
    ップと、前記の比較で、ハイレベルの判定基準に合致し
    ないと示された場合に、所定の再試行手順を使用して監
    視される動作を再試行し、再試行手順の結果、監視され
    る動作がローレベルの判定基準に合致する時は、監視さ
    れる動作のその後の繰り返しに対する光ディスク装置の
    動作を、前記のその後の繰り返しで前記ハイレベルの判
    定基準に合致できるように変更する機械実行ステップと
    を含む、機械実行方法。
  30. 【請求項30】放射線ビームを記録部材上に集光するた
    めの焦結回路、およびビームと記録部材の相対的位置決
    めを行うためのトラッキング回路を含み、記録装置と記
    録部材の間での信号交換を行う制御回路と、光記録部材
    とを備えた光記録装置を操作する機械実行方法において
    、記録装置と光記録部材の間での信号交換を含む、情報
    搬送信号を転送する所定の動作を実行する機械実行ステ
    ップと、前記信号転送中に所定のエラーを検出する機械
    実行ステップと、前記制御回路の動作が改善されるよう
    にこれを較正する機械実行ステップと、記録装置と光記
    録部材の間で信号を交換するために、情報搬送信号の所
    定の転送を繰り返す機械実行ステップとを含む、機械実
    行方法。
  31. 【請求項31】さらに、前記検出ステップの後、前記較
    正ステップの前に、第1の回数だけ転送動作を繰り返し
    、不成功の場合には、前記第1の回数だけ失敗を繰り返
    した後に前記較正ステップを実行することを含む、動作
    を首尾よく達成するために、所定の情報信号の転送動作
    を繰り返す機械実行ステップを含む、請求項30に記載
    の機械実行方法。
  32. 【請求項32】さらに、繰り返された信号転送が不成功
    であることを検出して、情報搬送信号の所定の転送を所
    定の回数だけ繰り返す機械実行ステップと、所定の回数
    の繰り返しで、首尾よく信号転送が行えない場合に、永
    続エラーを表示し、信号転送を打ち切る機械実行ステッ
    プとを含む、請求項30に記載の機械実行方法。
  33. 【請求項33】さらに、繰り返された信号転送が不成功
    であることを検出して、情報搬送信号を記録部材の別の
    区域に再割り当てし、再割り当てされた情報搬送信号を
    前記の別の区域に記録する機械実行ステップを含む、請
    求項30に記載の機械実行方法。
  34. 【請求項34】光記録部材と共に動作し、光学装置と光
    記録部材の間での信号転送を実行するために光記録部材
    上に光ビームを当てる光学回路手段を備えた光学装置を
    操作する機械実行方法において、記録部材と光学装置の
    間での信号交換を試みる機械実行ステップと、信号の交
    換が不成功であったことを検出する機械実行ステップと
    、記録部材への光ビームの衝突が改善されるように、光
    学回路手段を較正する機械実行ステップと、試みられた
    信号の交換を再試行し、不成功の場合には、記録部材の
    別の部分に信号を再割り当てし、再割り当てされた信号
    を前記別の部分に記録する機械実行ステップとを含む、
    機械実行方法。
  35. 【請求項35】放射線ビームを記録部材上に集光するた
    めの焦結回路、およびビームと記録部材の相対的位置決
    めを行うためのトラッキング回路を含み、記録装置と記
    録部材の間での信号交換を行う制御回路と、光記録部材
    とを備えた光記録装置において、記録装置と光記録部材
    の間での信号交換を含む、情報搬送信号の所定の転送動
    作を実行する信号転送手段と、前記信号転送中の所定の
    エラーを検出するエラー手段と、前記制御回路の動作が
    改善されるようにこれを較正する、前記制御回路内の較
    正手段と、前記信号転送手段内にあって、記録装置と光
    記録部材の間で信号を交換するために、前記較正手段に
    応答して、所定の情報搬送信号の転送を繰り返す制御手
    段とを併せ含む記録装置。
  36. 【請求項36】さらに、前記制御手段内にあって、第1
    の回数だけ転送動作を繰り返し、不成功の場合には、前
    記第1の回数だけ失敗を繰り返した後に前記較正を実行
    させることを含む、動作を首尾よく達成するために、エ
    ラー手段に応答して所定の情報信号の転送動作を繰り返
    す再試行手段を含み、前記較正手段が、再試行手段と前
    記エラー手段に応答して前記較正を実行する、請求項3
    5に記載の記録装置。
  37. 【請求項37】さらに、前記制御手段内にあって、信号
    転送の不成功を検出して、永続エラーを表示する手段を
    有する、繰り返された信号転送が不成功であることを検
    出して、所定の情報搬送信号の転送を所定の回数だけ繰
    り返す手段を併せ含む、請求項35に記載の記録装置。
  38. 【請求項38】さらに、繰り返された信号転送が不成功
    であることを検出して、情報搬送信号を記録部材の別の
    区域に再割り当てし、前記信号転送手段を起動して、再
    割り当てされた情報搬送信号を前記の別の区域に記録さ
    せる手段を併せ含む、請求項35に記載の記録装置。
  39. 【請求項39】光記録部材と共に動作し、光学装置と光
    記録部材の間での信号転送を実行するために、光記録部
    材上に光ビームを当てる光学回路手段を備えた光学装置
    において、記録部材と光学装置の間での信号交換を試み
    る信号転送手段と、信号交換の品質判定基準を示し、信
    号の交換が品質判定基準に合致するか否かを判定する判
    定基準手段を有するエラー手段と、信号交換が品質判定
    基準に合致しないとエラー手段が示すのに応答して、記
    録部材への光ビームの衝突が改善されるように光学回路
    手段を較正する較正手段と、較正手段とエラー手段に応
    答して、信号転送手段を起動して、試みられた信号交換
    を再試行させ、それが不成功の場合は、記録媒体の別の
    部分に信号を再割り当てし、信号転送手段を起動して、
    再割り当てされた信号を前記の別の部分に記録させる再
    試行手段とを併せ含む光学装置。
  40. 【請求項40】複数のデータ記憶位置を有する光記憶媒
    体を備えた光ディスク装置において、感知されたデータ
    を訂正済みデータに訂正するためのエラー検出/訂正手
    段と、データ感知の受諾性判定基準を確立し測定する手
    段とを含む、記憶媒体上の第1データ記憶位置に記録さ
    れたデータを光学的に感知する、信号転送手段と、感知
    されたデータに対する受諾性判定基準のハイレベルの閾
    値を確立する手段と、測定された受諾性判定基準を、確
    立されたハイレベルの判定基準と比較して、測定された
    受諾性判定基準がハイレベルの閾値に合致するか否かを
    判定する手段と、測定された受諾性判定基準のハイレベ
    ルの閾値が受諾できないことを検出し、信号転送手段を
    起動して、前記記憶媒体上の第2記録位置に感知された
    データを記録させる検出手段とを併せ含む光ディスク装
    置。
  41. 【請求項41】光ディスク装置が焦結用光学系を備える
    ことを特徴とし、さらに、測定された受諾性判定基準が
    ハイレベルの判定基準に合致しないことを比較手段が検
    出するのに応答して、前記焦結用光学系の焦点を較正し
    、信号転送手段を起動して前記第1データ記憶位置に記
    録されたデータを感知する較正手段を含み、前記検出手
    段が前記比較手段と比較され、前記較正手段が前記焦結
    回路を較正し終えた後に限って再割り当てを行う、請求
    項40に記載の光ディスク装置。
  42. 【請求項42】請求項40に記載の光ディスク装置にお
    いて、光ディスク装置が前記データ記憶位置のうちの1
    つへシークできるようにするためのトラック追従システ
    ムを光ディスク装置が備えることを特徴とし、さらに、
    比較手段に応答して、前記トラック追従システムを較正
    する較正手段を含み、前記検出手段が、較正手段がトラ
    ック追従システムを較正した後に始めて、前記データを
    記録データ記憶位置に再割り当てする、光ディスク装置
  43. 【請求項43】さらに、前記記憶媒体が、それぞれ複数
    のデータ記憶位置を有する読取り専用(RO)部分およ
    び書き込み可能部分(RW)を有し、前記検出手段が、
    前記部分の両方に対して動作し、第2データ位置を必ず
    前記RW部分内になるように選択する、請求項40に記
    載の光ディスク装置。
  44. 【請求項44】複数のアドレス可能なデータ記憶位置を
    有する光記憶媒体と、前記光記憶媒体と光ディスク装置
    の間での信号転送を実行する信号転送手段とを有する光
    ディスク装置において、光ディスク装置と光記憶媒体と
    のデータ交換動作用のハイレベルとローレベルの判定基
    準を確立する、閾値手段と、第1データ交換動作中に、
    記憶媒体上の第1データ記憶位置にデータを記録し、前
    記データが、記憶媒体にデータを記録するための前記ハ
    イレベルの判定基準のうちの所定の1つに合致する、第
    1データ記憶位置に首尾よく記録されたことを検証する
    、前記信号転送手段と、前記第1データ交換動作によっ
    て前記第1データ記憶位置に記録されたデータを感知す
    る、所定のデータ交換動作が、前記ローレベルの判定基
    準に合致するが、前記ハイレベルの判定基準には合致し
    ないことを前記第1データ交換動作の後に検出する、エ
    ラー手段と、エラー手段に応答して、信号転送手段を起
    動し、第1データ記憶位置から感知されたデータを第2
    記憶位置に記録させる、制御手段とを併せ含む光ディス
    ク装置。
  45. 【請求項45】前記閾値手段が、前記第1データ交換動
    作中に、ローレベルの判定基準をハイレベルの判定基準
    と等しくし、前記信号転送手段が前記第1データ記憶位
    置にデータを記録した直後に同データを感知し、前記エ
    ラー手段が、信号転送手段を起動して、第1データ記憶
    位置に記録すべきデータを第3データ位置に記録するた
    めに、記録したばかりのデータが前記ハイレベルの判定
    基準に合致しないかどうかを判定する、請求項44に記
    載の光ディスク装置。
  46. 【請求項46】信号を記録することはできるが信号を書
    き込むことはできない読取り専用部分と、信号を記録し
    感知することのできる書込み可能部分とを有し、前記書
    込み可能部分のうちの所定の部分が、前記読取り専用部
    分から読み取られた信号だけを受け取る、光記録部材。
  47. 【請求項47】前記書込み可能部分のうちの前記所定の
    部分が、所定のエラー訂正条件の下で前記読取り専用部
    分から来た信号を記憶することを特徴とする、請求項4
    6に記載の光記録部材。
  48. 【請求項48】前記書込み可能部分が消去可能であり再
    書込み可能であることを特徴とする、請求項46に記載
    の光記録部材。
JP3219405A 1990-09-04 1991-08-06 光ディスク装置用のエラー制御方法 Expired - Lifetime JP2826217B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/577,250 US5233584A (en) 1990-09-04 1990-09-04 Optical disk device using high and low data-sensing criteria plus device recalibration for error control
US577250 1990-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04232669A true JPH04232669A (ja) 1992-08-20
JP2826217B2 JP2826217B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=24307915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3219405A Expired - Lifetime JP2826217B2 (ja) 1990-09-04 1991-08-06 光ディスク装置用のエラー制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5233584A (ja)
EP (1) EP0474428B1 (ja)
JP (1) JP2826217B2 (ja)
DE (1) DE69124651T2 (ja)

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2887949B2 (ja) * 1991-06-27 1999-05-10 松下電器産業株式会社 情報記録再生装置、情報再生装置、dma記録方法及びdma検証方法
US5388087A (en) * 1991-07-11 1995-02-07 Hitachi, Ltd. Recording and reproducing apparatus including changing a reproduction characteristic when an error has occurred in reproduced data
JP3039099B2 (ja) * 1992-02-14 2000-05-08 ソニー株式会社 光ディスク記録装置およびその方法
US5812506A (en) * 1992-04-10 1998-09-22 Wea Manufacturing, Inc. System and methods for measuring and correcting for overshoot in a high frequency (HF) signal generated by a compact disc player during testing of a compact disc
JP3257027B2 (ja) * 1992-04-17 2002-02-18 ソニー株式会社 自己診断情報の記録機構を有する情報記録再生装置
JPH05314661A (ja) * 1992-05-08 1993-11-26 Ricoh Co Ltd 光情報記録媒体
US5564013A (en) * 1992-06-22 1996-10-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical information recording and reproducing apparatus adapted to optically record and reproduce data in a sector, and method thereof
JPH0689446A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Olympus Optical Co Ltd 光学的情報記録再生装置及びトラックジャンプ方法
JP2863052B2 (ja) * 1993-03-15 1999-03-03 松下電器産業株式会社 デジタルデータ符号化方法、復号化方法、符号化装置および復号化装置
US5379162A (en) * 1993-08-19 1995-01-03 International Business Machines Corporation Customized data recovery procedures selected responsive to readback errors and transducer head and disk parameters
US5485571A (en) * 1993-12-23 1996-01-16 International Business Machines Corporation Method and apparatus for providing distributed sparing with uniform workload distribution in failures
US5590320A (en) * 1994-09-14 1996-12-31 Smart Storage, Inc. Computer file directory system
US5602814A (en) * 1994-10-06 1997-02-11 International Business Machines Corporation Calibration of write-once disks using a single disk sector
KR0132972B1 (ko) * 1994-11-28 1998-04-18 배순훈 광자기디스크의 서보제어장치
JP2986083B2 (ja) * 1995-09-21 1999-12-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション デイスク装置およびデイスク装置における読み取り不良回復方法
JP3628337B2 (ja) * 1996-03-18 2005-03-09 松下電器産業株式会社 円盤状記録媒体の記録欠陥代替方法、及び円盤状記録媒体記録再生装置
JP3113201B2 (ja) * 1996-03-25 2000-11-27 株式会社東芝 交替処理方法
JP3029400B2 (ja) * 1996-03-25 2000-04-04 株式会社東芝 交替処理方法
JP3029399B2 (ja) * 1996-03-25 2000-04-04 株式会社東芝 交替処理方法
JP3113200B2 (ja) * 1996-03-25 2000-11-27 株式会社東芝 交替処理方法
JP2848809B2 (ja) * 1996-03-25 1999-01-20 株式会社東芝 交替処理方法
US6341045B1 (en) * 1996-12-24 2002-01-22 Mitsumi Electric Co., Ltd. Disk-shaped recording medium and formatting method thereof wherein historic information including a storage capacity of the disk-shaped recording medium is recorded thereon
US6747930B1 (en) 1996-12-24 2004-06-08 Hide & Seek Technologies, Inc. Data protection on an optical disk
DE19723817A1 (de) * 1997-06-06 1998-12-10 Nsm Ag Verfahren und Vorrichtung zum Überprüfen der Sicherheit eines Datenträgers
WO1999022340A1 (en) * 1997-10-28 1999-05-06 Hide And Seek Technologies, Inc. Optical disc authentication and data storage
US6091687A (en) * 1997-12-19 2000-07-18 Philips Electronics N.A. Corporation Method and apparatus for maximum likelihood detection
JP3866862B2 (ja) 1998-06-05 2007-01-10 パイオニア株式会社 情報記録装置及び方法
JP4224875B2 (ja) * 1998-07-17 2009-02-18 ソニー株式会社 光ディスク、光ディスク記録装置、光ディスクの記録方法、光ディスクの再生装置、及び、光ディスクの再生方法
DE19964403B4 (de) * 1998-08-05 2007-05-16 Mitsubishi Electric Corp Verfahren zur Handhabung von Fehlern auf einer optischen Platte und eine optische Plattenvorricfhtung
DE60037004T2 (de) * 1999-07-16 2008-08-21 Koninklijke Philips Electronics N.V. Aufzeichnungsmedium mit schreibgeschützter defektliste
US7051154B1 (en) 1999-07-23 2006-05-23 Seagate Technology, Llc Caching data from a pool reassigned disk sectors
JP4118475B2 (ja) * 1999-09-21 2008-07-16 株式会社日立国際電気 映像記録再生方法および装置
JP2001236744A (ja) 2000-02-18 2001-08-31 Hitachi Ltd 情報記録再生方法及び情報記録再生装置
JP2002025139A (ja) * 2000-07-06 2002-01-25 Fujitsu Ltd 情報記憶装置及び情報記憶方法
US6578164B1 (en) 2000-07-12 2003-06-10 Iomega Corporation Method for detecting transient write errors in a disk drive having a dual transducer slider
JP2002100126A (ja) * 2000-09-18 2002-04-05 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 記録再生装置、記憶装置、コンピュータ装置、データ処理方法、プログラム伝送装置
EP1403870A1 (en) * 2002-09-27 2004-03-31 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Method and apparatus for recording a data stream on a storage medium
EP1745478A2 (en) * 2004-05-10 2007-01-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data recording/reproduction for write-once discs
JP2022143789A (ja) * 2021-03-18 2022-10-03 株式会社東芝 磁気ディスク装置
US11764813B1 (en) * 2022-06-07 2023-09-19 Western Digital Technologies, Inc. Extendable parity code matrix construction and utilization in a data storage device
US12028091B2 (en) 2022-09-26 2024-07-02 Western Digital Technologies, Inc. Adjustable code rates and dynamic ECC in a data storage device with write verification

Citations (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167143A (en) * 1981-04-06 1982-10-14 Hitachi Ltd Optical disc recording system
JPS5845628A (ja) * 1981-09-11 1983-03-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光記録装置におけるアドレス読取り方法
JPS58181162A (ja) * 1982-04-16 1983-10-22 Hitachi Ltd 情報記憶方式
JPS6059572A (ja) * 1983-09-10 1985-04-05 Fujitsu Ltd 磁気テ−プ装置の再試行制御方法
JPS6076060A (ja) * 1983-09-30 1985-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光情報記録再生方式
JPS60101768A (ja) * 1983-10-17 1985-06-05 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 情報再生装置
JPS60231982A (ja) * 1984-04-28 1985-11-18 Sony Corp デイジタルデ−タ記録装置
JPS61271672A (ja) * 1985-05-27 1986-12-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録再生装置
JPS61283079A (ja) * 1985-06-07 1986-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学式情報記録再生装置
JPS61292269A (ja) * 1985-06-18 1986-12-23 Sanyo Electric Co Ltd デ−タ処理方法
JPS6220140A (ja) * 1985-07-18 1987-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学式情報記録再生装置
JPS6252762A (ja) * 1985-08-30 1987-03-07 Mitsubishi Electric Corp デイスク制御方法
JPS62159379A (ja) * 1986-01-07 1987-07-15 Nec Corp デイスク制御方式
JPS62188064A (ja) * 1986-02-14 1987-08-17 Canon Inc 情報記録方法
JPS632173A (ja) * 1986-06-20 1988-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録媒体
JPS6313175A (ja) * 1986-07-03 1988-01-20 Pioneer Electronic Corp 光デイスク装置
JPS6358669A (ja) * 1986-08-29 1988-03-14 Toshiba Corp 情報処理装置
JPS63220481A (ja) * 1987-03-10 1988-09-13 Toshiba Corp 光デイスク装置
JPH01112573A (ja) * 1987-10-23 1989-05-01 Mitsubishi Electric Corp 光ディスク制御装置
JPH01196775A (ja) * 1988-02-02 1989-08-08 Sony Corp データ記録/再生装置における交替処理方法
JPH01307063A (ja) * 1988-06-03 1989-12-12 Hitachi Ltd 光デイスク記録再生装置
JPH02177064A (ja) * 1988-12-27 1990-07-10 Toshiba Corp 情報処理装置
JPH02206040A (ja) * 1989-02-03 1990-08-15 Mitsubishi Electric Corp 光ディスクに対する記録方法
JPH02246053A (ja) * 1989-03-17 1990-10-01 Fujitsu Ltd 再生専用光ディスク
JPH03144970A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Canon Inc 情報記録再生方法及びそれに用いる情報記録再生装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB223811A (en) * 1924-03-24 1924-10-30 William Stanley Riddle Improvements in or relating to bladder neck inserters and lacing tools for footballs and like inflated balls
US4571716A (en) * 1981-02-02 1986-02-18 Discovision Associates Method and apparatus for scanning a recording medium for defects
JPS59165207A (ja) * 1983-03-11 1984-09-18 Hitachi Ltd 情報記録方式
US4571714A (en) * 1984-07-06 1986-02-18 Storage Technology Partners Ii Read beam position calibration
DE3780220D1 (de) * 1986-05-27 1992-08-13 Ibm Decodierer fuer die uebertragung von fehlern in einem geraet zur speicherung von daten mit direktem zugriff.
EP0249996B1 (en) * 1986-06-20 1992-03-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording and reproducing apparatus
JPS63109366U (ja) * 1986-12-27 1988-07-14
WO1989006428A1 (en) * 1988-01-04 1989-07-13 Eastman Kodak Company Monitoring optical disk long term error rates
US4998233A (en) * 1988-02-12 1991-03-05 International Business Machines Corporation Acquiring focus in optical systems using a focus error signal and a laser drive signal
US4891716A (en) * 1988-10-03 1990-01-02 Datatape Incorporated Autocalibration of a data signal channel through simultaneous control signals
US5134606A (en) * 1989-07-07 1992-07-28 Nec Corporation Method and optical recording/reproducing apparatus for optimizing laser beam power
JP2706321B2 (ja) * 1989-07-10 1998-01-28 パイオニア株式会社 トラック構造を有する情報記録媒体の情報読取方法
US5136569A (en) * 1990-09-28 1992-08-04 International Business Machines Corporation Optical disk recorder for diverse media types and having a predetermined initialization or start-up procedure

Patent Citations (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167143A (en) * 1981-04-06 1982-10-14 Hitachi Ltd Optical disc recording system
JPS5845628A (ja) * 1981-09-11 1983-03-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光記録装置におけるアドレス読取り方法
JPS58181162A (ja) * 1982-04-16 1983-10-22 Hitachi Ltd 情報記憶方式
JPS6059572A (ja) * 1983-09-10 1985-04-05 Fujitsu Ltd 磁気テ−プ装置の再試行制御方法
JPS6076060A (ja) * 1983-09-30 1985-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光情報記録再生方式
JPS60101768A (ja) * 1983-10-17 1985-06-05 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 情報再生装置
JPS60231982A (ja) * 1984-04-28 1985-11-18 Sony Corp デイジタルデ−タ記録装置
JPS61271672A (ja) * 1985-05-27 1986-12-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録再生装置
JPS61283079A (ja) * 1985-06-07 1986-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学式情報記録再生装置
JPS61292269A (ja) * 1985-06-18 1986-12-23 Sanyo Electric Co Ltd デ−タ処理方法
JPS6220140A (ja) * 1985-07-18 1987-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学式情報記録再生装置
JPS6252762A (ja) * 1985-08-30 1987-03-07 Mitsubishi Electric Corp デイスク制御方法
JPS62159379A (ja) * 1986-01-07 1987-07-15 Nec Corp デイスク制御方式
JPS62188064A (ja) * 1986-02-14 1987-08-17 Canon Inc 情報記録方法
JPS632173A (ja) * 1986-06-20 1988-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録媒体
JPS6313175A (ja) * 1986-07-03 1988-01-20 Pioneer Electronic Corp 光デイスク装置
JPS6358669A (ja) * 1986-08-29 1988-03-14 Toshiba Corp 情報処理装置
JPS63220481A (ja) * 1987-03-10 1988-09-13 Toshiba Corp 光デイスク装置
JPH01112573A (ja) * 1987-10-23 1989-05-01 Mitsubishi Electric Corp 光ディスク制御装置
JPH01196775A (ja) * 1988-02-02 1989-08-08 Sony Corp データ記録/再生装置における交替処理方法
JPH01307063A (ja) * 1988-06-03 1989-12-12 Hitachi Ltd 光デイスク記録再生装置
JPH02177064A (ja) * 1988-12-27 1990-07-10 Toshiba Corp 情報処理装置
JPH02206040A (ja) * 1989-02-03 1990-08-15 Mitsubishi Electric Corp 光ディスクに対する記録方法
JPH02246053A (ja) * 1989-03-17 1990-10-01 Fujitsu Ltd 再生専用光ディスク
JPH03144970A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Canon Inc 情報記録再生方法及びそれに用いる情報記録再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69124651D1 (de) 1997-03-27
JP2826217B2 (ja) 1998-11-18
US5233584A (en) 1993-08-03
DE69124651T2 (de) 1997-07-17
EP0474428A1 (en) 1992-03-11
EP0474428B1 (en) 1997-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2826217B2 (ja) 光ディスク装置用のエラー制御方法
US6205099B1 (en) Disk defect management method and disk recording and reproducing apparatus
US4814903A (en) Alternate storage areas in magnetooptical media
JP2776486B2 (ja) 再書き込み可能記録媒体及びその利用制御
US5218590A (en) Optical disk apparatus having improved recording capacity
EP0078492A2 (en) Method of controlling storage device
US7221631B2 (en) Method for recording data on optical recording medium
JP3735498B2 (ja) 情報記録媒体、情報記録装置、情報記録方法
US4937804A (en) Apparatus for recording data into optical recording medium
JPH02216672A (ja) 光ディスクドライブ装置
JPH04106761A (ja) 情報記録再生装置及び光ディスク
US4769804A (en) Optical data recording and reproducing apparatus with erase function diagnosis
KR950014671B1 (ko) 광 정보기록재생장치, 매체 및 기록재생방법
US7065019B2 (en) Method for recording data on optical recording medium
US5166935A (en) Method of determining correctness and contents of control data structures in moving media data storage systems
JP2842532B2 (ja) 光学的データ記録/再生装置における不良セクタ処理方法
US7808862B2 (en) Optical disc device and recording method
US5748590A (en) Apparatus for inspecting disc recording medium
JP3281063B2 (ja) 光ディスクのサーティファイ方法
JP3343403B2 (ja) 情報記録再生装置の交代セクタ管理方法
JP3257024B2 (ja) 光ディスク装置
JPH1050012A (ja) 情報記録媒体及びそれを用いた記録再生装置
JPS6344364A (ja) 光デイスク制御装置
JPH0442442A (ja) 光ディスク記憶装置のアドレス検出方式
JPH01154335A (ja) 光磁気ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070911

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080911

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090911

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100911

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110911

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term