JPH03240707A - トリハロイミダゾール誘導体を有効成分とするゴキブリ用殺虫剤 - Google Patents

トリハロイミダゾール誘導体を有効成分とするゴキブリ用殺虫剤

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JPH03240707A
JPH03240707A JP3494390A JP3494390A JPH03240707A JP H03240707 A JPH03240707 A JP H03240707A JP 3494390 A JP3494390 A JP 3494390A JP 3494390 A JP3494390 A JP 3494390A JP H03240707 A JPH03240707 A JP H03240707A
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insecticide
cockroach
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cockroaches
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Toshihiko Yano
俊彦 矢野
Hiroki Tomioka
広樹 富岡
Takao Ishiwatari
石渡 多賀男
Naonori Hirata
直則 平田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、トリバロイミダゾール誘導体を有効成分とす
るゴキブリ用殺虫剤に関する。
〈従来の技術〉 1−n−ペンチルオキシメチル−2,4,5−トリクロ
ロイミダゾールが殺虫剤、とりわけゴキブリ用殺虫剤の
有効成分として用いられ得ることは、イギリス特許第1
.816.665号明細書および米国特許筒8.674
.874号明細書等に記載されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は、ゴキブリ用殺虫剤の
有効成分として必ずしも常に充分なものであるとはいえ
ない。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは、上記の状況に鑑み、ゴキブリ類に対し、
より−すぐれた殺虫効力を有する化合物を見出すべく鋭
意検討を重ねた結果、一般式) R 〔式中、Xは同一のハロゲン原子を表わし、Rはアルキ
ル基、ハロアルキル基、アルケニル基、ハロアルケニル
基、アルキニル基、ハロアルキニル基または置換基を有
していてもよいベンジル基を表わす。〕 で示されるトリバロイミダゾール誘導体(以下、化合物
CI)と記す。)が、各種ゴキブリ類に対し、 1、きわめて高い殺虫効力を有する。
2、ノックダウン効力、致死効力双方ともに優れる。
8、ピレスロイド低感受性コロニーに対し、顕著な殺虫
効力を発揮する。
4、燻煙剤として卓効を示す。
等の全く新しい殺虫特性を有することを見出し、本発明
に至った。
化合物CI)の一部は、すでにベルギー特許第788、
755号明細書、西ドイツ特許用2,081,400号
明細書、西ドイツ特許用1.950.991号明細書お
よび特公昭42−9478号公報等によって知られてい
る。しかし、これらの中には、化合物(1)が、各種ゴ
キブリ類に対し、かかる優れた殺虫特性を有することに
ついては、はとんど具体的記載がなく、ましてや燻煙剤
として卓効を示すことについては全く示唆されていない
これらの特性はすべて本発明者らが初めて見出したもの
である。
化合物CI)が、高い殺虫効力を有する。ゴキイ多11 ブリ類(網翅目害虫)の代表側としては、チャバネゴキ
ブリ、ワモンゴキブリ、クロゴキブリ、トビイロゴキブ
リ、コバネゴキブリ等があげられるが、これら以外のゴ
キブリに対しても有効である。
したがって、化合物〔■〕は、多くの場面で問題となる
ゴキブリ類に対する高活性な殺虫剤の有効成分として用
いることができ、とりわけ燻煙剤の有効成分として有用
である。
化合物(I)のうち、Rが置換されているベンジル基で
ある場合の置換基としては、たとえばハロゲン原子、ア
ルキル基、ニトロ基、シアノ基、アルコキシ基、フェノ
キシ基、ベンジルオキシ基、アルコキシ置換フェノキシ
基およびハロアルキル基等があげられる。
化合物〔■〕(ただし、Rがハロメチル基であるものを
除く)は、ベルギー特許第788.755号明細書、西
ドイツ特許用2,081,400号および第1,950
,991号明細書に記載されている方法等で製造するこ
とができる。
すなわち、一般式〔I〕 記と同じ意味を表わす。ただし、Rはハロメチル基では
ない。〕 で示されるハロゲン化物とを脱ハロゲン化水素剤の存在
下に反応させることにより製造することができる。
反応に供する試剤の量は、トリバロイミダゾール〔■〕
1当量に対してハロゲン化物〔■〕1〜2当量、脱ハロ
ゲン化水素剤は1〜8当量であり、これらを溶媒中、0
〜150°Cで1〜24時間程時間芯させる。
また一般式CI)の化合物のうち、Rがハロメチル基で
ある場合は次式に従って製造できる。
〔式中、Yはハロゲン原子を表わし、Rは前(II) (ID         (I’) 〔式中、Xは前記と同じ意味を表わし、Zはハロゲン原子を表わす。〕
反応に供する試剤の量は、トリハロイミダゾ−ル1lr
ll) 1当量に対して37%ホルマリン水溶液1〜1
1当量、ヒドロキシメチル体〔■〕1当量に対して5O
Z2 1〜1.2当量である。これらを溶媒中または無
溶媒で0〜150°Cで1〜24時間程度反応させる。
一般式〔■〕で示されるトリバロイミダゾールとしては
、トリブロモイミダゾール、トリクロロイミダゾール等
があげられ、トリクロロイミダゾールは米国特許第8.
485.050号明細書に、トリブロモイミダゾールは
米国特許第8,812,260号明細書にそれぞれ記載
されている製造法によって容易に製造することができる
上記の反応に用いられる溶媒としては、たとえばヘキサ
ン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテル等の脂肪族炭
化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン
、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭
化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコー
ルジメチルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、
シクロヘキサノン等のケトン類、蟻酸エチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類、ニトロ
エタン、ニトロベンゼン等のニトロ化物、アセトニトリ
ル、イソブチロニトリル等のニトリル類、ピリジン、ト
リエチルアミン、N、N−ジエチルアニリン、トリブチ
ルアミン、N −メチルモルホリン等の第三級アミン類
、ホルムアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、N。
アセト N−ジメチル傘泳竜アミド等の酸アミド類、ジメチルス
ルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物等あるいはそれ
らの混合物があげられる。
脱ハロゲン化水素剤としては、たとえばピリジン、トリ
エチルアミン、N、N−ジエチルアニリン等の有機塩基
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム
、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基、ナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ
金属アルコキシド等があげられる。
反応終了後は、通常の後処理を行ない、必要ならばクロ
マトグラフィー、蒸留、再結晶等によって精製すること
ができる。
本発明化合物としては、たとえば、下記第1表に記載の
ものをあげることができる。
第  1  表 一般式 イミダゾール誘導体 化合物CI)をゴキブリ用殺虫剤の有効成分として用い
る場合は、通常、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌
等と混合するか、あるいはマット、プレート等の基材に
含浸し、必要あれば界面活性剤、その他の製剤用補助剤
を添加して、油剤、乳剤、水和剤、水中懸濁剤・水中乳
濁剤等のフロアブル剤、粉剤、エアゾール、電気マット
・ノーマット等の加熱燻蒸剤、自己燃焼型燻煙剤・化学
反応型燻煙剤・電熱型燻煙剤等の加熱燻煙剤、樹脂蒸散
剤、含浸紙蒸散剤等の非加熱蒸散剤、フォッギング等の
煙霧剤、ULV剤、毒餌等に製剤して使用する。
これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を、通
常、重量比で0.001〜95%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘
土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベ
ントナイト、フバサミクレー 酸性白土等)、タルク類
、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、
硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学
肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末あ
るいは粒状物等があげられ、液体担体としては、たとえ
ば水、アルコール類(エタノール、メタノール等)、ケ
トン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳香族炭
化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベン
セン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキ
サン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(
酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニト
リル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプ
ロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(N、N
−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミ
ド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリ
クロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルスルホキシド
、大豆油、綿実油等の植物油等があげられ、ガス状担体
、すなわち噴射剤としては、たとえばフロンガス、ブタ
ンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル、
炭酸ガス等があげられる。
界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステル類
、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルアリールエーテル類およびそのポリオキシ
エチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多
価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体等があげ
られる。
固着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、たとえばカ
ゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム
、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体
、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類
等)があげられ、安定剤としては、たとえばPAP(酸
性リン酸イソプロピル)、BHT(2゜6−シーter
t−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−t
ert−ブf)Lt−4−メトキi/ 7 エノールと
8− tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの
混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸または
そのエステル等があげられる。
電気マットの基材としては、たとえばコツトンリンター
またはコツトンリンターとバルブとの混合物のフィブリ
ルを板状に固めたもの等があげられる。
自己燃焼型燻煙剤の基材としては、たとえば硝酸塩、亜
硝酸塩、グアニジン塩、塩素酸カリウム、ニトロセルロ
ーズ、エチルセルローズ、木粉等の燃焼発熱剤、アルカ
リ金屑塩、アルカリ土類金属塩、重クロム酸塩、クロム
酸塩等の熱分解刺激剤、硝酸カリウム等の酸素供給剤、
メラミン、小麦デンプン等の支燃剤、珪藻上等の増量剤
、合成糊料等の結合剤等があげられる。
化学反応型燻煙剤の基材としては、たとえばアルカリ金
属の硫化物、多硫化物、水硫化物、含水塩、酸化カルシ
ウム等の発熱剤、炭素質物質、炭化鉄、活性白土等の蝕
媒剤、アゾジカルボンアミド、ベンゼンスルホニルヒド
ラジド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、ポリス
チレン、ポリウレタン等の有機発泡剤、天然繊維片、合
成繊維片等の充填剤等があげられる。
電熱型燻煙剤の基材としては、たとえば多孔セラミック
板、アスベスト板、パルプ板、多孔性ガラス材料等があ
げられる。
非加熱蒸散剤の基材としては、たとえば熱可塑性樹脂、
濾紙、和紙等があげられる。
毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、植物精油、糖、
結晶セルローズ等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デ
ヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末等の誤食防止剤、
チーズ香料、タマネギ香料、ビーナツツオイル等の誘引
剤等があげられる。
フロアブル剤(水中懸濁剤または水中乳濁剤)の製剤は
、一般に1〜75形の盲動成分化合物を0.5〜15%
の分散剤、0.1〜10%の懸濁助剤(たとえば、保護
コロイドやチクソトロピー性を付与する化合物)、0〜
10%の適当な補助剤(たとえば、消泡剤、防錆剤、安
定化剤、展着剤、浸透助剤、直結防止剤、防菌剤、′r
j′IIk剤等)を含む水中で微小に分散させることに
よって得られる。水の代わりに有効成分化合物がほとん
ど溶解しない油を用いて油中懸濁剤とすることも可能で
ある。保護コロイドとしては、たとえばゼラチン、カゼ
イン、ガム類、セルロースエーテル、ポリビニルアルコ
ール等が用いられる。チクソトロピー性を付与する化合
物としては、たとえばベントナイト、アルミニウムマグ
ネシウムシリケート、キサンタンガム、ポリアクリル酸
等があげられる。
このようにして得られる製剤は、そのままであるいは水
等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、害
虫忌避剤、共力剤等と混合して、または混合せずに同時
に用いることもできる。
化合物(’I)をゴキブリ用殺虫剤の有効成分として用
いる場合、乳剤、水和剤、フロアブル剤等は水で10〜
t o、 o o o ppmに希釈して施用し、油剤
、エアゾール、燻蒸剤、燻煙剤、煙霧剤、LTLV剤、
毒餌等についてはそのまま施用する。
これらの施用量、施用濃度は、いずれも製剤の種類、施
用時期、施用場所、施用方法、ゴキブリの種類、被害程
度等の状況によって異なり、上記の範囲にかかわること
なく増加させたり、減少させたりすることができる。
〈実施例〉 以下、本発明を製造例(参考例)、製剤例および試験例
により、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。
まず、化合物CI)の製造例を示す。
製造例1 (化合物番号(1)の製造)2.4.5−ト
リブロモイミダゾール(0,16Is2jリモル)と6
0%油性水素化ナトリウム(80jl?、2ミリモル)
とから調製された2゜4.5−トリブロモイミダゾール
のナトリウム塩のN、N−ジメチルホルムアミド溶液(
7−)に、室温でヨウ化メチル(0,81f、 2.2
 tリモル)を滴下して加えた。室温で4時間撹拌後、
混合物を水(50m)にあけた。酢酸エチル(26dX
2)で抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。濃縮して得られた残留物をシリカゲルクロマトグラ
フィーに付し、1−メチル−2,4,5−トリブロモイ
ミダソール0.6gを得た。
m4)、91”C 製造例2 (化合物番号(14)の製造)i)2.4.
5−トリブロモイミダゾール(12,6N、 41.8
ミリモル)と37%ホルマリン水溶液(88,81/、
417ミリモル)との混合物を9時間加熱還流した。冷
却後、結晶を戸別し、これを水(11mgX8)で洗浄
した。結晶を乾燥させて、1−ヒドロキシメチル−2,
4,5−トリブロモイミダソール12.6fを得た。
1)1−ヒドロキシメチル−2,4,5−トリブロモイ
ミダゾール(4,26g、12.7ミリモル)と、N、
N−ジメチルホルムアミド(12mg)との混合物に、
0〜5℃でチオニルプロミド(8,15f、16.1ミ
リモル)を滴下して加えた。反応混合物を室温で8時間
、次に100℃で1時間撹拌し、室温まで冷却後、水(
50m)に注いだ。酢酸エチル(8〇−×2)で抽出し
、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濃縮して
得られた残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し
、1−ブロモメチル−2,4,5−トリブロモイミダゾ
ール8.541を得た。
m、p、  105.9℃ 製造例で示された方法に準じて製造した化合第  2 
 表 次に製剤例を示す。なお、化合物0)は第1表に記載の
化合物番号で示し、部は重量部を表わす。
製剤例1 乳剤 化合物(1)〜(28)の各々10部をキシレン85部
およびジメチルホルムアミド35部に溶解し、ポリオキ
シエチレンスチリルフェニルエーテル14部およびドデ
シルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく撹
拌混合して各々の10%乳剤を得る。
製剤例2 水和剤 化合物(1) 20部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部
、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪
素微粉末20部および珪藻±54部を混合した中に加え
、ジュースミキサーで撹拌混合して20%水和剤を得る
製剤例8 粉剤 化合物(2)1部を適当量のアセトンに溶解し、これに
合成含水酸化珪素微粉末5部、PAPo、8部およびク
レー98.7部を加え、ジュースミキサーで撹拌混合し
、アセトンを蒸発除去して1%粉剤を得る。
製剤例4 フロアブル剤 化合物(7)20部とソルビタントリオレエート1.5
部とを、ポリビニルアルコール2部ヲ含ム水溶[28,
5部と混合し、サンドグラインダーで微粉砕(粒径8μ
以下)した後、この中に、キサンタンガム0.05部お
よびアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部を含
む水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコール1
0部を加えて撹拌混合して20%水中懸濁剤を得る。
製剤例5 油剤 化合物(1)〜(28)の各々0.1部をトリクロロエ
タン10部に溶解し、これを灯油89.9部に混合して
各々の0.1%油剤を得る。
製剤例6 油性エアゾール 化合物(8) 0.1部、テトラメスリン0.2部、d
−フェノスリン0.1部、トリクロロエタン10部およ
び灯油59.6部を混合溶解し、エアゾール客語に充填
し、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて
噴射剤(液化石油ガス)80部を加圧充填して油性エア
ゾールを得る。
製剤例7 電熱型燻煙剤 化合物(1)〜(28)の各々tooqを適量のアセト
ンに溶解し、4.0cmX4.0cm5厚さ1.2謂の
多孔セラミック板に含浸させる。
これを、ヒータ一部の温度が200〜400°Cに上昇
する電気加熱器と組み合わせることにより、各々の電熱
型燻煙剤を得る。
製剤例8 化学反応型燻煙剤 化合物(1)〜(28)の各々0.5yを適量のアセト
ンに溶解し、アゾジカルボンアミド5gと均一に混和後
、アセトンを風乾する。これを上下2層分離型の金属缶
の上層に充填し、下層には粒度1〜5メツシユの酸化カ
ルシウム100fを発熱剤として充填する。この缶底に
通水プレートを取り付けることにより、各々の加水発熱
式の化学反応型燻煙剤を得る。
製剤例9 自己燃焼型燻煙剤 化合物(1)〜(28)の各々10部、エチルセルロー
ズ20部、ニトロセルローズ20部、メラミン10部、
小麦デンプン10部、珪藻±20部および合成糊料10
部をよく撹拌混合した後、直径1.8 cm、長さ5 
cm %重さ8fの棒状に加圧成型することにより各々
の自己燃焼型燻煙剤を得る。
次に化合物CI)が、ゴキブリ用殺虫剤の有効成分とし
て有用であることを試験例により示す。
なお、化合物(I)は第1表の化合物番号で示し、比較
対照に用いた化合物は第2表の化合物記号で示す。
第  2  表 試験例1 直径5.5備のポリエチレンカップの底に同大の濾紙を
敷き、製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤の、
水による200倍希釈液(500ppm ) 0.7−
を濾紙上に滴下し、餌としてショ糖80311’を均一
に入れた。その中にチャバネゴキブリ雄成虫10頭を放
ち、蓋をして72時間後にその生死を調査し、死出率を
求めた(2反復)。その結果を第8表に示す。
第  8  表 試験例2 703立方のガラスチャンバー((1,84ty/ )
の底部の4隅に、内側面にバターを塗布したポリエチレ
ンカップ(内径10ar+、高さ8 cm )を1つず
つ計4個設置し、それぞれのカップの中に、ピレスロ・
fド低感受性系統のチャバネゴキブリ成虫を雄10頭2
連、環10頭を2連とf(るように放飼した。チャンバ
ーの中央底部に電気加熱器を設置し、その上に製剤例7
に準じて得られた供試化合物の多孔セラミック板マット
(薬ji18.7jlF/マット、40JIP/m’)
を置き、20分間通電し、約200°Cに加熱した。通
電開始80分後、供試虫の入ったカップをチャンバーか
ら取り出し、水および餌を与え、2日後に生死数を調査
し、死虫率を算出した(2反復)。
その結果を第4表に示す。
第  4  表 試験例3 180tM立方のピート・グラデイ・チャンバー(5,
8m’)の底部の4隅に、内側面にバターを塗布したポ
リエチレンカップ(内径12crR。
高さ10 crtt )を1つずつ計4個設置し、それ
ぞれのカップの中に、ワモンゴキブリ成虫を雄5頭2連
、雌6頭2連となるように放飼した。チャンバーの中央
底部にガラスシャーレを置き、その中央に製剤例8に準
じて得られた供試化合物の、加水発熱式の燻煙剤(薬量
500v/缶、86 q/n? )を設置した。シャー
レ内に深さ0.5ノとなるよう水を注入して燻煙を開始
し、80分経過後に供試虫のノックダウン数を調査し、
ノックダウン虫率を求めた。
その結果を第5表に示す。
第 5 表 プをチャンバーから取り出し、水および餌を与え、8日
後に生死を調査し、死出率を求めた。
その結果を第6表に示す。
第 表 試験例4 180crR立方のピート・グラデイ・チャンバー(5
,8m’)の底部の4隅に、内側面にバターを塗布した
ポリエチレンカップ(内径12crn1高さ10 cm
 )を1つずつ計4個設置し、それぞれのカップの中に
、クロゴキブリ成虫を塩5頭2連、雌5頭2連となるよ
うに放飼した。チャンバーの中央底部に、製剤例9に準
じて得られた自己燃焼型燻煙剤(薬量800111?/
個、187η/−)を設置し、その一端に着火し、燻煙
を始めた。燻煙開始80分後、供試型の入ったカッ〈発
明の効果〉 優れた殺虫効力を有し、特に燻煙剤として卓効を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは同一のハロゲン原子を表わし、Rはアルキ
    ル基、ハロアルキル基、アルケ ニル基、ハロアルケニル基、アルキニル基、ハロアルキ
    ニル基または置換基を有してい てもよいベンジル基を表わす。〕 で示されるトリハロイミダゾール誘導体を有効成分とし
    て含有することを特徴とするゴキブリ用殺虫剤。
  2. (2)ゴキブリ用殺虫剤が燻煙剤である請求項1記載の
    ゴキブリ用殺虫剤。
JP3494390A 1990-02-14 1990-02-14 トリハロイミダゾール誘導体を有効成分とするゴキブリ用殺虫剤 Pending JPH03240707A (ja)

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