JPH0324062A - イミダゾール誘導体、その製造法およびその殺虫剤としての用途 - Google Patents

イミダゾール誘導体、その製造法およびその殺虫剤としての用途

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JPH0324062A
JPH0324062A JP15914189A JP15914189A JPH0324062A JP H0324062 A JPH0324062 A JP H0324062A JP 15914189 A JP15914189 A JP 15914189A JP 15914189 A JP15914189 A JP 15914189A JP H0324062 A JPH0324062 A JP H0324062A
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JP
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formula
lower alkyl
compound
parts
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JP15914189A
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English (en)
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Hiroki Tomioka
広樹 富岡
Takao Ishiwatari
石渡 多賀男
Tomotoshi Imahase
今長谷 共利
Toshihiko Yano
俊彦 矢野
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規なイミダゾール誘導体、その製造法およ
びその殺虫剤としての用途に関する.〈従来の技術〉 ある種のイミダゾール誘導体、たとえば2一(5−(N
,N−ジメチルスルフデモイル)−2チェニルテオ]−
4,Is−ジブロモイ竃ダゾールが、殺虫剤の有効成分
として有用であることはヨーロ,パ特許第42781号
明細書に記載されている。
く発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この化合物は、本発明の目的とする殺虫
剤の有効成分としては、常に必ずしも十分なものとはい
えない。また、安全性の見地から、強力な殺虫活性とと
もに低毒性の殺虫剤の開発が期待されている。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは、上記の状況に鑑み、強力な殺虫剤を関発
すべく鋭意検討した結果、一般式(1)〔式中、Rは水
素原子または低級アルキル基を表わす。RM、Rlおよ
びR’f&同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアル
キル基、低級ハロアルコキシ基、低級アルキルチオ基、
シアノ基またはハロゲン原子で置換されていてもよいフ
ェノキシ基を表わす。また、R*、B.a. R4は、
隣接する基同志が一緒になってメチレンジオキシ基を形
成していてもよい。
x1およびx3は、同一または相異なるハロゲン原子を
表わす。mは0または1を表わし、nは0〜4の整数を
表わす。〕 で示されるイミダゾール誘導体(以下、本発明化合物と
記す。)が、 1.キわめて高い殺虫効力を有する。
2. ノックダウン効力、致死効力双方ともに優れる。
8. ピレスロイド低感受性害虫に対し、顕著な殺虫効
力を発揮する。
4.油剤またはエアゾール剤としての効力が高い。
6.燻蒸剤または燗煙剤としての効力が高い.等の非常
に優れた殺虫特性を有することを見出し、本発明に至っ
た。
本発明化合物は、網翅目害虫、双m目害虫等の各種衛生
害虫、農業害虫郷多くの害虫に対して殺虫効力を有し、
特にチャバネゴキブリ、フモンゴキブリ、クロゴキブリ
、トビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等のゴキブリ類に
有効である。
したがって、本発明化合物は、多くの場面で問題となる
害虫に対して有効な殺虫剤の有効成分として用いること
ができる。
一般式(1)で示される本発明化合物は、一般式(2) 〔式中、R1、R*,R畠、R4、X1、X8、mおよ
びnは罰記と同じ意味を表わし、R6は低級アルキル基
を表わす。〕 で示されるイ竃ダゾール化合物を酸で処理、すなわち酸
を共存させることにより得ることができる。
反応に供する試剤の量は、一般式(6)で示されるイミ
ダゾール化合物1当量に対して酸はo.oot〜1当量
であり、これらをO〜150℃で1〜24時間程度反応
させる。
本反応は、通常不活性溶媒中で行なわれ、用いられる溶
媒としては、たとえばヘキサン、ヘブタン、リグロイン
、石油エーテル等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素、クロロホルム、四塩
化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベ
ンゼン等のハロゲン化炭化水素、シエチルエーテル、ジ
イソブロビルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル
、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン、蟻酸
エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエ
ステル、ニトロエタン、ニトロベンゼン等のニトロ化物
、アセトニトリル、イソプチロニトリル等のニトリル、
ホルムアミド、N,Nージメチルホルムア・ミド,N,
N−ジメチルアセトア竃ド等の酸アミド、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソブロビルアルコール等のア
ルコール、水等あるいはそれらの混合物があげられる。
酸としては、たとえば塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸
、ヨウ化水素酸、フッ化水素酸、過塩素酸等の無機酸、
p一トルエンスルホン酸等の有機酸があげられる。
反応終了後は、通常の後処理を行ない、必要ならばクロ
マトグラフィー、′tX留、再結晶等によってvN製す
ることができる。
原料化合物である一般式(4)で示されるイミダゾール
化合物は、J. Ch em , So c. , C
l1exn.Comn−un. , 1428(198
5)等に記載の製造法によって製造することができる。
本発明化合物を殺虫剤の有効成分として用いる場合は、
通常、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌と混合する
か、あるいは蚊取線香やマット等の基材に含浸し、必要
あれば界面活性剤、粉剤、エアゾール、蚊取線香.電気
蚊取マットノーマット等の加熱燻蒸剤、自己燃焼型燻煙
剤.化学反応型燻煙剤,多孔セラミック板燻煙剤等の加
熱燻煙剤、樹脂蒸散剤、含浸紙蒸散剤等の非加熱蒸散剤
、フォッギング等の煙霧剤、ULV剤、毒餌等に製剤し
て使用する。
これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を、通
常、重量比で0.001〜96%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘
土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベ
ントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、タルク類
、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、
硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学
肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末あ
るいは粒状物などがあげられ、液体担体としては、たと
えば水、アルコール類(メタノール、エタノール等)、
ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳香族
炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘ
キサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類
(酢酸エチル、酢酸プチル等)、ニトリルgjICアセ
トニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジ
イソブロビルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(
N,N−ジメチルホルムアミド,N,N−ジメチルアセ
トアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン
、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメテルスルホ
キシド、大豆油、綿実油等の植物油等があげられ、ガス
状担体、すなわち噴射剤としては、たとえばフロンガス
、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエー
テル、炭酸ガス等があげられる。
界内活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステル類
、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルアリールエーテル類およびそのボリオキシ
エチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多
価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体等があげ
られる。
固着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、たとえばカ
ゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぶん粉、アラビアガム
、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体
、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類
等)があげられ、安定剤としては、たとえばPAP(酸
性リン酸イソブロビル)、BHT(2,6−ジーter
t−ブチルー4−メチルフェノール) s B H A
 ( 2ter t−ブチルー4−メトキシフェノール
と9 − tert−ブテルー4−メトキシフェノール
との混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸ま
たはそのエステル等があげられる。
蚊取線香の基材としては、たとえば木粉、粕粉等の植物
生粉末とタブ粉、スターチ、グルテイン等の結合剤との
混合物等があげられる。
電気蚊取マットの基材としては、たとえばコットンリン
ターまたはコットンリンターとパルブとの混合物のフィ
プリルを板状に固めたもの等があげられる。
自己燃焼型燻煙剤の基材としては、たとえば硝酸塩、亜
硝酸塩、グアニジン塩、塩素酸カリウム、ニトロセルロ
ーズ、エチルセルローズ、木粉等の燃焼発熱剤、アルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、重クロム酸塩、クロム
酸塩等の熱分解刺激剤、硝酸カリウム等の酸素供給剤、
メラミン、小麦デンプン等の支燃剤、珪藻上等の増量剤
、合成糊料等の結合剤等があげられる。
化学反応型燻煙剤の基材としては、たとえばアルカリ金
属の硫化物、多硫化物、水硫化物、含水塩、酸化カルシ
ウム等の発熱剤、炭素質物質、炭化鉄、活性白土等の触
媒剤、アゾジカルボンアミド、ベンゼンスルホニルヒド
ラジド、ジニトロソペンタメチレンテトラ竃ン、ポリス
チレン、ポリウレタン等の有機発泡剤、天然繊維片、合
成IiaMi片等の充填剤等があげられる。
非加熱蒸散剤の基材としては、たとえば熱可塑性樹脂、
p紙、和紙等があげられる。
毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、植物精油、糖、
結晶セルローズ等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ノルジヒドログアイア香料、タマネギ香料、ピーナ
ッツオイル等の誘引剤等があげられる。
フロアブル剤(水中懸濁剤または水中乳濁剤)の製剤は
、一般に1〜7596の化合物を0.6〜1696の分
散剤、0.1〜1096の懸濁助剤(たとえば、保読コ
ロイドやチクソトロピー性を付与する化合物)、OS−
1(lの適当な袖助剤(たとえば、消泡剤、防錆剤、安
定化剤、展着剤、浸透助剤、凍結防止剤、防酌剤、防,
f’ilz剤等)を含む水中で微小に分散させることに
よって得られる。水の代わりに化合物がほとんど溶解し
ない油を用いて油中層濁剤とすることも可能である。保
護コロイドとしては、たとえばゼラチン、カゼイン、ガ
ム類、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール等が
用いられる。チクソトロピー性を付与する化合物として
は、たとえばベントナイト、アルミニウムマグネシウム
シリケート、キサンタンガム、ポリアクリル酸等があげ
られる。
このようにして得られる製剤は、そのままであるいは水
等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺
線虫剤、土壌害虫防除剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調
節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤と混合して、または混
合せずに同時に用いることもできる。
本発明化合物を農業用殺虫剤の有効成分として用いる場
合、その施用最は通常10アールあたり6〜5 0 0
 F,乳剤、水和剤、フロアプル剤等を水で希釈して施
用する場合、その施用濃度は10〜2 0 0 0 p
pmであり、粒剤、粉剤等は何ら希釈することな<、製
剤のままで施用する。また、家庭、防疫用殺虫剤の有効
成分として用いる場合、乳剤、水和剤、フロアブル剤等
は水で10〜t o, o o oppmに希釈して施
用し、油剤、エアゾール、燻蒸剤、fs煙剤、煙霧剤、
ULV剤、毒餌等についてはそのまま施用する。
これらの施用量、施用濃度は、いずれも製剤の種類、施
用時期、施用場所、施用方法、害虫の種類、被害程度等
の状況によって異なり、上記の範囲にかかわることなく
増加させたり、減少させたりすることができる。
く実施例〉 以下、本発明を製造例、製剤例および試験例により、さ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例lC本発明化合物(1)の製造)l一エトキシメ
チル−2−(4−メトキシベンジルチオ)−4 . 5
−ジクロロイミダゾール(0.69F,2ミリモル)、
濃塩酸(0.2F)およびメチルアルコール(5mj)
の混合物を8時間加熱還流した。減圧下濃縮し、酢酸エ
チル(80mj)を加えた。これを飽和炭酸水素ナトリ
ウム溶液( 5 0mjX 2 )で洗浄した。有機層
を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。こうして2−
(4−メトキシベンジルチオ)−4,5−ジクロロイミ
ダゾール0.86Fを得た。
m−1).128℃(dec. ) 次にこの製造法に準じて製造された本発明化合物のいく
つかを、第1表に示す。
第   l   表 次に製剤例を示す。なお、本発明化合物は第1表に記載
の化合物番号で示し、部は重量部を表わす。
製剤例1 乳剤 化合物(1)〜(43)の各々10部をキシレン35部
およびジメチルホルムアミド35部に溶解し、ポリオキ
シエチレンスチリルフェニルエーテル14部およびドデ
シルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪
拌混合して各々の10%乳剤を得る。
製剤例2 水和剤 E合物(1) 2 0部を、ラウリル硫酸ナトリウム4
部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化
珪素微粉末20部および硅藤土54部を混合した中に加
え、ジェース電キサーで攪拌混合して2096水和剤を
得る。
製剤例8粒剤 化合物(9)6部に合成含水酸化珪素微粉末6部、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム6部、ベントナイト
80部およびクレー66部を加え、充分攪拌混合する。
ついで、これらの混合物に適当量の水を加え、さらに攪
拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して65%粒剤を得る
製剤例4 粉剤 化合物(11) 1部を適当量のアセトンに溶解し、こ
れに合成含水酸化珪素微粉末6部、PAP0.8部およ
びクレー98.7部を加え、ジュースミキサーで攪拌混
合し、アセトンを蒸発除去して1%粉剤を得る。
製剤例5 フロアプル剤 化合物(15) 2 0部とソルビタントリオレエート
1.6部とを、ポリビニルアルコール2部を含む水溶液
28.6部と混合し、サンドグラインダーで微粉砕(粒
径8μ以下)した後、この中に、キサンタンガム0.0
6部およびアルミニウムマグネシウムシリケート0.1
部を含む水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコ
ール10部を加えて攪拌混合して2096水中懸濁剤を
得る。
製剤例6 油剤 化合物(1〉〜(48)の各々0.1部をトリクロロエ
タン10部に溶解し、これを灯油89.9部に混合して
0. 1 91;油剤を得る。
製剤例7 油性エアゾール 化合物(16) 0. 1部、テトラメスリン0.2部
、d−フェノスリン0.1部、トリクロロエタン10部
および灯油69.6部を混合溶解し、エアゾ−ル容器に
充填し、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通
じて噴射剤C液化石油ガス)80部を加圧充填して油性
エアゾールを得る。
製剤例8 蚊取線香 化合物(18) 0. 8 f ニd − 7 レx 
!J ン0. a f +加え、アセトン2 0mjに
##L,,蚊取線香用担体(タブ粉:粕粉:木粉を4:
8:8の割合で混合)99.4Fと均一に攪拌混合した
後、水1 2 0mJを加え、充分練り合せたものを成
型乾煽して蚊取線香を得る。
製剤例9 加熱m煙剤 化合物(1)〜(48)の各々1 0 0mFを適量の
アセトンに溶解し、4, O al X 4, Q c
IIR,厚さ1. 2 cpsの多孔セラミック仮に含
浸させて加熱燻煙剤を得る。
次に本発明化合物が、殺虫剤の有効成分として有用であ
ることを試験例により示す。なお、本発明化合物は第1
表の化合物番号で示し、比較対照に用いた化合物は第2
表の化合物記号で示す。
第   2   表 試験例1 直径5. 5 ffiのポリエチレンカップの底に同大
の枦紙を敷き、製剤例lに準じて得られた供試化合物の
乳剤の水による100倍希釈液(1000ppm)O。
7mjを炉紙上に滴下し、餌としてシ冒糖8 0mFを
均一に入れた。その中にイエバエ雌成虫10頭を放ち、
蓋をして48時間後にその生死を調査し、死虫率を求め
た(2反復)。
結果を第8表に示す。
第 8 表 試験例2 壁面にワセリンを薄く塗布した直径93のポリエチレン
カップに、チャバネゴキブリ成虫10頭(雌雄各5頭)
を放飼し、16メッシェのナイロンゴースでふたをし、
内径106111高さ87国のアクリルシリンダーの底
部に設置した。製剤例6に準じて得られた供拭化合物の
o. t 96油剤各0.6mJをスプレーガンにて圧
力0. 6気圧でシリンダーの上端から直接スプレーし
た。20分経過後、供試虫を新しい容器に回収して、水
と餌を与え、8日後の生死を調べ、死虫率を求めた(2
反復)。
結果を[4表に示す。
試験例8 壁面にワセリンを薄く塗布した直径93のポリエチレン
カップに、ピレスロイド低感受性系統のチャバネゴキブ
リ成虫10頭(雌雄各5頭)を放飼し、16メッシュの
ナイロンゴースでふたをし、内径1051,高さ87傷
のアクリルシリンダーの底部に設置した。製剤例6に準
じて得られた供試化合物のo. i s油剤各0.6m
Jを、スプレーガンにて圧力0.6気圧でシリンダーの
上端から直接スプレーした。20分経過後、供試虫のノ
ックダウン数を調査し、ノックダウン虫率を求めた(2
反復)。
結果を第6表に示す。
第 5 表 く発明の効果〉 本発明化合物は、網翅目害虫、双翅目害虫等の各種害虫
類に対し高い殺虫活性を示し、特に速効性の点で優れて
いる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子または低級アルキル基を表わ
    す。R^2、R^3およびR^4は、同一または相異な
    り、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ア
    ルコキシ基、低級ハロアルキル基、低級ハロアルコキシ
    基、低級アルキルチオ基、シアノ基またはハロゲン原子
    で置換されていてもよいフェノキシ基を表わす。また、
    R^2、R^3、R^4は、隣接する基同志が一緒にな
    ってメチレンジオキシ基を形成していてもよい。X^1
    およびX^2は、同一または相異なるハロゲン原子を表
    わす。mは0または1を表わし、nは0〜4の整数を表
    わす。〕 で示されるイミダゾール誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子または低級アルキル基を表わ
    す。R^2、R^3およびR^4は、同一または相異な
    り、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級ア
    ルコキシ基、低級ハロアルキル基、低級ハロアルコキシ
    基、低級アルキルチオ基、シアノ基またはハロゲン原子
    で置換されていてもよいフェノキシ基を表わす。また、
    R^2、R^3、R^4は、隣接する基同志が一緒にな
    ってメチレンジオキシ基を形成していてもよい。R^5
    は低級アルキル基を表わし、X^1およびX^2は、同
    一または相異なるハロゲン原子を表わす。mは0または
    1を表わし、nは0〜4の整数を表わす。〕 で示されるイミダゾール化合物を酸で処理することを特
    徴とする請求項1記載のイミダゾール誘導体の製造法。
  3. (3)請求項1記載のイミダゾール誘導体を有効成分と
    して含有することを特徴とする殺虫剤。
  4. (4)請求項1記載のイミダゾール誘導体を用いる殺虫
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5179117A (en) * 1991-12-20 1993-01-12 Du Pont Merck Pharmaceutical Company Antihypercholesterolemic 2-substituted imidazoles
RU2623264C1 (ru) * 2016-07-07 2017-06-23 Михаил Михайлович Акулин Инсектофунгицидная пиротехническая композиция

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