JPH02290719A - 車両用摺動屋根装置 - Google Patents

車両用摺動屋根装置

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JPH02290719A
JPH02290719A JP1209260A JP20926089A JPH02290719A JP H02290719 A JPH02290719 A JP H02290719A JP 1209260 A JP1209260 A JP 1209260A JP 20926089 A JP20926089 A JP 20926089A JP H02290719 A JPH02290719 A JP H02290719A
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slider
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大本 誠一
Kenji Matsumoto
謙治 松本
Satoshi Kubota
聡 久保田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用摺動屋根装置に関するものである。
(従来の技術) 例えば実開昭63−40228号公報に記載されるよう
に、自動車の車体屋根の開口部を、摺動屋根としての可
撓性部材で覆い、該可撓性部材を車体前方から車体後方
に向かって開放可能としたものは知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、そのようなものでは、可撓性部材の開放動作
によって車体屋根の開口部の前部のみが開放されるので
、後席に乗員がいるときには、開口部が全開されても、
開口部の後側部分でしかも後席の乗員の上方に折畳まれ
た可撓性部材が位置することとなり、後席の乗員は十分
な開放感が得られない。
また、車体屋根の開口部の前側部分が開口しているたけ
であるので、該部分より車室内に流入した空気の出口が
なく、ベンチレータ効果の点で不利であるし、また、開
口部の前側部分を少しだけ開放することにより車室が共
鳴箱として機能し、共振の問題もある(いわゆるスロブ
音)。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、後席の乗員
に対して開放感を与えることができ、ベンチレータ効果
が向上した車両用摺動屋根装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項(1)の発明は、車
両の車体屋根の開口部が可撓性部材にて開閉可能に覆わ
れ、該開口部は、可撓性部材の前部が車体後方に移動す
ることで前側部分が開放されるように構成されたもので
、上記可撓性部材の後部に連係され該後部をチルトさせ
て少なくとも車体屋根との間に空隙を形成し得るチルト
手段を備えていることを特徴とする。
請求項(′2Iの発明は、請求項(1)の発明において
、可撓性部材の後部が駆動手段に連係され、該駆動手段
によって可撓性部材の後部を車体前方に移動することで
車体屋根の開口部の後側部分が開放されるものである。
請求項(3)の発明は、請求項(1)又は請求項{aの
発明において、チルト手段が可撓性部材の前部の開放動
作に連動し、可撓性部材の前部の開放時に該可撓性部材
の後部をチルトさせて少なくとも車体屋根との間に空隙
を形成させるものである。
(作用) 請求項(1)の発明によれば、チルト手段にて、可撓性
部材の後部がチルトせしめられ、該可撓性部材の後部と
少なくとも車体屋根との間に空隙が形成される。また、
車体屋根の開口部の前側部分が開放されているとき、上
記空隙により、車室内の空気の流通性がよくなる。
請求項(2)の発明によれば、車体屋根の開口部の前側
部分だけでなく、可撓性部材の後部が移動して車体屋根
の開口部の後側部分も開放される。
請求項(3)の発明によれば、可撓性部材の前部開放時
に、その開放動作にチルト手段が連動して、可撓性部材
の後部がチルトして少なくとも車体屋根との間に空隙が
生じるので、特別な操作を行うことなく、空気の流通性
がよくなり、共振が生ずることもない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
第1図において、1は自動車で、その車体屋根2に開口
部2aが形成されている。この開口部2aは、可撓性部
材3(幌部材)にて開閉可能に覆われている。
しかして、上記車体屋根2に矩形状のフレーム部材4が
取付けられ、該フレーム部材4の両側部にガイドレール
5,5(第2図(a) (b)参照)が配設され、該ガ
イドレール5,5に沿って上記可撓性部材3が折畳み可
能に設けられ、車体前後方向において前後両方から可撓
性部材3が開放可能(折畳み可能)なるように構成され
ている。
具体的には、第2図(a)(b)に示すように、可撓性
部材3の前部においては、前部プレート部材6の左右側
部に取付部6a,6aか形成され、該取付部6a,6a
に対して取付ブラケット7がボルト8aおよびナット8
bによって取付固定されている。取付ブラケット7は、
取付部6a,6aに取付固定される基部7aと、該基部
7aの外側縁において下方に延びる支持部7bとからな
り、該支持部7bに、カム溝9aを何するカム部材9が
固着されている。上記カム溝9aは、略水平方向に延び
る前側の水平溝部9bと、該水平溝部9bの後側に連続
し後側斜め下方に傾斜して延びる傾斜溝部9Cとからな
る。
また、上記取付ブラケット7に対し、カム部材9のカム
溝9aにスライド可能に係合する係合ピン15を介して
断面略逆U字状のスライダ10が連結されている。スラ
イダ10は上部に係合ピン部材15が側方に突出して取
付けられ、該係合ピン部材15の先端部がカム部材9の
カム溝9aを貫通し該先端部に止め輪16が適用されて
取付ブラケット7とスライダ10とが結合されている。
この係合ピン部材15とカム部材9のカムm9aとの係
合関係で、開放初期に可撓性部材3の前部をチルトさせ
るチルト機h’4 Kが構成されている。
上記取付ブラケット7の支持部7bの後側部分は下端部
にガイドレール5の外側ガイド溝5aにスライド可能に
係合するシュ一部材22を有する一方、前側部分は下端
部にガイドレール5の上面上をスライドする別のシュ一
部材23を有し、後退時に可撓性部材3の前端部分が上
方に偏位可能なるようになっている。
上記スライダ10もガイドレール5の内側ガイド溝5b
に対してシュ一部材24.24を介シてスライド可能に
係合している。上記スライダ10にはガイドブラケット
11がガイドレール5に対応して固設され、該ガイドブ
ラケット11が、ガイドレール5の外側の収納溝5C内
に配設されたフロント側駆動ワイヤ12に連結されてい
る。
この駆動ワイヤ12は、第4図乃至第7図に示すように
、フレーム部材4の後部略中夫に位置する第1駆動モー
タ13にて回転される歯車14と噛み合い、もう一方の
ガイドレール5の下側のケーブル収納部材41の外側の
フロント側アイドルケーブル収納部41a内に延び、前
記第1駆動モータ13の回転で可撓性部材3の前部を開
放動作させるようになっている。これによって、開口部
2の前側部分が開放される。
したがって、可撓性部材3の前部の開放時には、まずス
ライダ10の後退により係合ビン部材15とカム部材9
のカム溝9aとの係合間係で取付ブラケット7が規制さ
れて該取付ブラケット7の前部がスライダ10に対して
上方に変位し、それによって前部プレート部材6すなわ
ち可撓性部材3の前部がチルト動作し、それから開放の
ために後退することになる。
また、上記可撓性部材3の後部も、略同様な構成でもっ
て、後部プレート部材すなわち可撓性部材3の後部が、
チルト動作の後、前進して開口部2の後側部分を開放す
るようになっている。すなわち第3図(a) (b)に
示すように、後部プレート部材31に取付ブラケット3
2が固定され、該取付ブラケット32の支持部32aに
スライダ33が結合されている。この結合は、取付ブラ
ケット32に固君されたカム部材34のカム溝34aに
スライド可能に係合する係合ピン部材35によってなさ
れている。カムiM34aは、前側のカム部材9のカム
溝9aとは逆に、略水平方向に延びる後側の水平溝部3
4bと、該水平溝部34bの前側に連続し前側斜め下方
に傾斜して延びる傾斜溝部34cとからなる。また、取
付ブラケット32およびスライダ33には、ガイドシュ
−36.37および38 3つが取付けられている。
この後部プレート部材31のチルト動作及び開放動作を
させるスライダ33にガイドブラケット40を介して連
結されるリャ側駆動ワイヤ18も、ガイドレール5の内
側の収納溝5d内に配置され、後部略中夫に位置する第
2駆動モータ19にて回転される歯車20と噛み合った
後、もう一方のガイドレール5の下側のケーブル収納部
材41の内側のリャ側アイドルケーブル収納部4lb内
に延びており、該第2駆動モータ19の回転で動作する
ようになっている。
上記第1及び第2駆動モータ13,19は共にフレーム
部材4の後部略中央部分上に配置されて、開口部2aの
開口面積を減少させないように一箇所に集中させるよう
になっており、しかも上下方向の高さの低い変速部13
a,19aの一部を上下に重合させて配置に要するスペ
ース(特に幅方向のスペース)を少なくしている。しか
して、該変速部13aの下側及び変速部19aの上側に
それぞれ上記歯車14.20が位置している。なお、両
駆動モータ13,19はブラケット21.21を介して
フレーム部材4上に設けられている(第6図参照)。
また、ガイドレール5,5の前後端部に対しては、スト
ツバ部材43.44が取付けられている。
ストツパ部材43.44の前後方向の配置間隔は、可撓
性部材3がそれ自体の張力によって全開状態態となった
ときの長さよりも大きく設定され、例えば前側部分が先
に閉じても、後側部分が先に閉じても、必す、可撓性部
材3か張り切った状態になって全閉することができるよ
うになっており、また、上記ストツパ部材43.44は
、ガイドシュー23.36が係合する上方に窪んだスト
ツバ溝部43a,44aを有し、例えば前側部分が先に
ストッパ部材43に当たったとすると、その後、後側部
分を閉じるときに、前側部分が後方に引っ張られる傾向
が生じるが、その引張力は可撓性部材3の張力で、係合
ピン部材15より上方に作用するので、係合ピン部材5
を回動中心として可撓性部材3の前側部分(前部プレー
ト部材6)が上方に回動しガイドシュー23がストッパ
部材43のストップ溝部43aに係合し、後方へ引っ張
られるのが防止される。一方、前記可撓性部材3の前側
部分を開くときには、駆動ケーブル12より力が入力さ
れるので、その力は係合ビン部材15より下側に作用し
、ストツパ部材43のストッパ溝部43aにガイドシュ
ー23が係合していてもその係合を解除させるので、可
撓性部材3の前側部分はスムーズに後退し、開口部2a
は開放される。
上記可撓性部材3において、上記前部プレート部材6及
び後部プレート部材の間には具体的に図示していないが
、例えば実開昭63−40228号公報に記載されるよ
うな折畳み機構が配設されており、その折畳み機構によ
って折畳み可能となっている。
また、上記フレーム部材4の前側部分4aはアッパパネ
ル51aとロアパネル51bとからなる閉断而溝造のフ
ロントヘツダ51に対して取付けられ、該フロントヘツ
ダ51から後方に延びるようになっており、その部分が
、可撓性部材3の前部(前部プレート部材6)で覆われ
ている。また、フレーム部材4の後側部分4bも、同様
に、アッパバネル52aとロアパネル52bとからなる
閉断面構造のりャヘツダ52に取付けられている。
53はリャウインドガラス、54はフロントウインドガ
ラスである。
上記フレーム部材4の横側部分4c,4cは、ルーフレ
ールアウタ56aとルーフレールインナ56bとからな
る閉断面構造のルーフレール56の該ルーフレールアウ
タ56aに延長部材57を介して取付けられている。
なお、上記実施例では、第1及び第2駆動モータ13,
19の変速部13a,19aの一部を上下に重合させて
いるが、上下でなくともよいのはいうまでもない。また
、重合させるのは変速部の一部だけでなく、全部であっ
てもよいのは勿論、第8図及び第9図に示すように、フ
レーム部材4の上下に、駆動モータ61,62を配置し
、駆動モータ61.62全体を重合させるようにしても
よい。その場合、下側の駆動モータ62は、トリム63
にて披覆される。64、65は駆動ワイヤ66,66,
67.67が噛合う歯車、68はリャヘッダである。
続いて、前述した駆動モータ13,19 (61.62
)を制御する制御系について説明する。
第10図において、71.72はそれぞれ運転席付近に
配設された前側開閉スイッチ及び後側開閉スイッチで、
該両スイッチ71.72からの開閉信号をCPU73が
受け、該CP073が駆動回路74.75を介して第1
及び第2駆動モータ13,19を駆動制御するようにな
っている。
76.77はフロントリミットスイッチ及びリャリミッ
トスイッチで、可撓性部材の前部及び後部のチルトアッ
プ状態を検出し、その検出信号をCPU73に入力する
ようになっている。
78.79は駆動モータ1B,19のロック検出手段で
、可撓性部材3が全開状態になったとき、全開状態にな
ったときおよび中央部位に折り畳まれたとき(第1図参
照)には駆動モータ13,19が駆動しなくなるので、
それを検出してその険出信号をCPU73に送り、CP
U7Bが駆動回路74.75への駆動モータ13,19
の動作信号の出力を禁止するように構成されている。
上記制御系による可撓性部材3の前部の開閉制御は、例
えば第11図に示すように、前側開閉スイッチ71を開
位置にすると、第1駆動モータ13が駆動し、可撓性部
材3の前部をチルト動作させる。すなわち、第1駆動モ
ータ13が駆動して駆動ワイヤ12、12を動作させる
ことにより、スライダ10が少しだけ後退して、係合ビ
ン部材15がカム部材9のカム溝9aの水平溝部9bか
ら傾斜溝部9Cに移動する。該係合ビン部材15は上下
位置が規制されていることから、取付ブラケット7の前
側部分が上方に偏位する。つまり、取付ブラケット7の
後側のシュ一部材22がガイドレール5のガイド溝5a
内に位置するのに対し、前側のシュ一部材23がガイド
レール5の上面上に位置する。それによって、取付ブラ
ケット7が取付部6a,6bを介して前部プレート部材
6に取付けられているので、前部プレート部材6がチル
トし、可撓性部材3の後部と車体屋根2との間に空隙を
生じさせる。
このチルト動作の完了によりフロントリミットスイッチ
76がON状態となる。しかして、さらに前側開閉スイ
ッチ71を開位置にすると、駆動モータ13がさらに駆
動して前部プレート部材6がスライダ10と共に可撓性
部材3の前側部分を折畳みながら後退し、開口部2aの
前側部分を開放する。
しかして、可撓性部材3が全開状態となると、ロック検
出手段78にて駆動モータ13のロック状態が検出され
る。
この状態で、前側開閉スイッチ71を閉位置にすると、
駆動モータ13の駆動で可撓性部材3の前部が前方へ移
動する。しかして、可撓性部材3が前端位置となると、
再び、開閉スイッチ71を閉位置にすれば、駆動モータ
13の駆動でチルト状態が解除され、フロントリミット
スイッチ76がOFF状態となり、ロック検出手段78
によりロック状態が検出されて終了する。
一方、可撓性部材3の後側も、第12図に示すように、
前側と全《同様に、後側開閉スイッチ72によって開閉
制御されるようになっている。
すなわち、第2駆動モータ19を駆動すれば、スライダ
33.33の前進により可撓性部材3後部の後部プレー
ト部材も一緒に前進するので、可撓性部材3の前部と同
様に、チルトされて折畳まれ、開口部2aの後側部分が
開放されるので、後席の乗員は、上方の視界が得られ、
開放感が得られる。
したがって、第1駆動モータ13又は第2駆動モータ1
9の駆動により駆動ワイヤ12.12又は18.18が
それぞれ独立に作動し、左右のスライダ10.10又は
17 17を移動させるので、可撓性部材3の前部又は
後部を互いに独立して移動させることができる。
また、開口部2aの前側部分が開放されているときには
、上述したようにして、開口部2aの後側部分も開放す
るようにすれば、前後方向における空気の流通性がよく
なり、車室内での空気の滞留がなくなり、ベンチレータ
効果に優れるし、また、車室内部が共鳴箱と機能して共
振するいわゆるスロブ音も生じない。
上記実施例では、可撓性部材3のチルト動作は、可撓性
耶材3による屋根開口部2の前側部分の開放とは独立し
てなされるようにしているが、換気性能を高めるために
、両駆動モータ13,19を連係し、可撓性部材3の前
部の開放時に、可撓性部材3の前部の開放動作に連動し
て、可撓性部材3の後部と少なくとも屋根との間に空隙
を形成するようにチルト動作させるようにCPU63に
よる制御を行うようにすることもできる。
その場合、第13図に示すようなタイムチャートとなる
。すなわち、前側開閉スイッチ71を開位置にすること
により、第1及び第2駆動モータ13.19が所定量正
転駆動し、可撓性部材3の前部及び後部をチルト動作さ
せ、逆に閉位置にすることで第1及び第2駆動モータ1
B,19が逆転駆動して可撓性部材3の前部及び後部を
チルト解除動作させる。
このようにすれば、可撓性部材3の前部の開放時に、特
別な操作を行うことなく、空気の流通性を高めて、後席
の乗員の開放感の確保を図り、優れたべンチレータ効果
を得ることができる。
また、後側開閉スイッチ72による可撓性部材3の後部
のチルト時には、第14図に示すように、第1駆動モー
タ13を作動させないようにすなわちチルト動作させな
いようにすることで、後席の乗員が可撓性部材3の後部
をチルトアップさせたとき前席の乗員に迷惑をかけない
ように、前席の優先を図ることもてきる。なお、このと
き、可撓性部材3の前部のチルト動作を険出するフロン
トリミットスイッチ76はOFF状態である。
(発明の効果) 請求項(1)の発明は、チルト手段にて、可撓性部材の
後部がチルトし少なくとも巾体ffltNとの間に空隙
を形成することができるようにしているので、後席の乗
員は開放感を得ることができる。それに加えて、チルト
手段にて後部に空隙を形成することで、可撓性部材の前
部を車体後方に移動させて車体屋根の開口部の前側部分
を開放した場合において、空気の流通性がよくなり、ヘ
ンチレータ効果に優れるとともに、空気の滞留がなく、
車室内部が共鳴箱として機能することが防止される。
詰求項(2)の発明は、車体屋根の開口部の後側部分か
開放されるようにしているので、後席の乗員はより優れ
た開放感か得られる。
請求項(3)の発明によれば、可撓性部材の前部開放時
にそのBF1放動作にチルト手段が連動して、可撓性部
祠の後部をチルトさせて少なくとも車体屋根との間に空
隙が生じるようにしているので、可撓性部制の前部開放
時に、特別の操作を行うことなく、空気の流通性がよく
なり、後席の乗員の開放感が得られるとともに、ベンチ
レータ効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明を適用し
た自動車の斜視図、第2図(a)は第1図のA−A線断
面図、第2図(b)は第2図(a)のB一B線断面図、
第3図(a)は後側部分についての第2図(a)と同様
の図、第3図(b)は第3図(a)のC−C線断面図、
第4図はフレーム部材の概略平面図、第5図は駆動モー
タを取付けた部分の平面図、第6図は第5図のV[−V
l線断面図、第7図は駆動モータ部分の斜視図、第8図
は別の実施例の概略平面図、第9図は第8図におけるI
X−IX線断面図、第10図は制御系のブロック図、第
11図乃至TS 1 4図はそれぞれ制御のタイムチャ
ートである。 1・・・・・・自動車 2・・・・・・車体屋根 2a・・・・・・開口部 3・・・・・・可撓性部材 13.19・・・・・・駆動モータ(駆動手段)71.
72・・・・・・開閉スイッチ 73・・・・・・CPU K・・・・・・チルト機構(チルト手段)ほか.名5向
吐 1・・・・・自動車 2・・・・・・車体屋根 2a・・・・・・開口部 3・・・・・・可撓性部材 19・・・・・・駆動モータ(駆動手段)72・・・・
・・開閉スインチ 73・・・・・・CPU K・・・・・チルト磯{1が (チルト手段) 第1回 第14図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の車体屋根の開口部が可撓性部材にて開閉可
    能に覆われ、該開口部は、可撓性部材の前部が車体後方
    に移動することで前側部分が開放されるように構成され
    たもので、上記可撓性部材の後部に連係され該後部をチ
    ルトさせて少なくとも車体屋根との間に空隙を形成し得
    るチルト手段を備えていることを特徴とする車両用摺動
    屋根装置。
  2. (2)可撓性部材の後部が駆動手段に連係され、該駆動
    手段によって可撓性部材の後部を車体前方に移動するこ
    とで車体屋根の開口部の後側部分が開放されるところの
    請求項(1)記載の車両用摺動屋根装置。
  3. (3)チルト手段が可撓性部材の前部の開放動作に連動
    し、可撓性部材の前部の開放時に該可撓性部材の後部を
    チルトさせて少なくとも車体屋根との間に空隙を形成さ
    せるところの請求項(1)又は請求項(2)記載の車両
    用摺動屋根装置。
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