JPH0214060Y2 - - Google Patents

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JPH0214060Y2
JPH0214060Y2 JP1984089167U JP8916784U JPH0214060Y2 JP H0214060 Y2 JPH0214060 Y2 JP H0214060Y2 JP 1984089167 U JP1984089167 U JP 1984089167U JP 8916784 U JP8916784 U JP 8916784U JP H0214060 Y2 JPH0214060 Y2 JP H0214060Y2
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JP
Japan
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screen
rocking
mirrors
mirror
audience
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JP1984089167U
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JPS614966U (ja
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  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は映像、揺動等を利用した体験装置に関
する。
(従来の技術) 従来よりスクリーンとそのスクリーンを取り囲
むように設けたミラーにより、あるいはスクリー
ンと観客席に設けた揺動装置により、そのスクリ
ーンに臨んだ観客に、観客自身が恰もそのスクリ
ーンの映像の中に実在しているかのような感覚を
持たせるようにした体験装置がある。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の技術において前者の場合は、
観客にとつて映像が観客自身を取り囲み横方向に
無限に広がつて見えるようにすることにより、観
客にその観客自身が恰もその映像の中に実在して
いるかのような感覚を持たせようとするものであ
るが、この場合観客自身は静止しているため、例
えばその映像が地震、あるいは車の運転等の揺動
(動き)を伴なうようなものである場合には、観
客はその映像から取り残されたような気がして、
とてもその映像の中に実在しているような、即ち
その映像で表したものを体験したような気分には
なれなかつた。
一方後者の場合は、座席下部に設けた揺動装置
により動きに対する前述したような実在感は豊か
であるが、逆に映像はスクリーン上に限られるた
め視覚的に実在感に欠けるという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本考案は、第1図、
2図に示すように映写室内1前方に設けたスクリ
ーン2と、映写室内1左右側壁及び天井に設けた
ミラー3,3,4と、このミラーを覆うミラーカ
ーテン12,12,13と、映写室内1の床部5
に配置した揺動装置6によつて揺動せしめられ、
且つ上面7に観客席8,…を固設した揺動台9と
を備え、前記ミラーカーテンの開閉及び揺動台の
揺動を映写機に連動させて行なうようにしたもの
である。
(作用) 上記の手段は次のように作用する。スクリーン
2に映写された映像は、左右側壁及び天井に設け
たミラー3,3,4に映り、観客10,…には左
右に無限に広がつて見える。更に揺動装置6によ
る揺動台9の揺動で観客は映像に伴なつて揺動さ
れ、恰も映像の中に実在するかのような気分とな
る。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を津波体験装置に
例をとり添付図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る津波体験装置の構成を示
した断面図、第2図は第1図のA方向から見た構
成図である。
図中1は映写室内であり、この映写室内1に
は、前方壁に長方形状のスクリーン2が設けられ
るとともに、左右側壁には長方形状のミラー3,
3が、それぞれの前方向側端部3a,3aをスク
リーン2の左右側端部2a,2aに一致させるよ
うに付設され、又、天井には同じく長方形状のミ
ラー4が、その前方向側端部4aをスクリーン2
の上側端部2bに一致させるように設けられてい
る。そしてミラー3,3上側端部3b,3b及び
ミラー4左右側端部4b,4bにはカーテンレー
ル(図示しない)が設けられ、ミラー3,3及び
4の遮へい、あるいは露出を自在にすべく、左右
のミラーカーテン12,12及び天井側のミラー
カーテン13が自動開閉できるようになつてい
る。更に、スクリーン2の下方前方壁の左右寄り
の位置には津波の唸り等の音を出す2個のスピー
カー部14,14が設けられ、中央寄りの位置に
は暴風の効果を出す2個の送風機15,15が設
けられ、体験気分がより高められるようになつて
いる。
一方、映写室の床部5には4個の昇降用シリン
ダ6a,6b(6c,6dは図示しない)からな
る揺動装置6が配置され、各昇降用シリンダ6
a,6bの上端は上面に観客席を固設した揺動台
9の下面四隅付近に取り付けられている。
そして以上説明したミラーカーテン12,1
2,13の開閉、揺動装置6の動作、及び送風機
の運転はすべて、映写機11に連動したコンピユ
ータ制御によつてなされる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかな如く、本考案は次のよう
な効果を有する。
イ 本考案は映写室内前方にスクリーンを設ける
とともに、左右則壁及び天井にはこのスクリー
ンを取り囲むようにミラーを設け、更に床部に
は上面に観客席を固設し、揺動装置で揺動せし
められる揺動台を設けたことにより、観客は映
写中、恰もその映像の中に引き込まれたような
(実在するような)感覚となり、体験気分を十
分に味わうことができる。
ロ 更に本実施例による津波体験装置は、ミラー
カーテン、揺動台、そして送風機、及びスピー
カーをすべてコンピユータ制御とし、これ等を
プログラムで自由に制御することにより、体験
の効果をよりいつそう高めることができるよう
になつている。例えばカーテンについては映写
開始時には閉じておき、津波が押し寄せてきた
とき、即ちクライマツクス時に全開するように
プログラムされているため、観客はクライマツ
クス時には驚きと共に完全に映像の中に飲み込
まれ、十分に体験気分を味わうことができる。
ハ 尚、本考案は津波体験装置に例をとり説明し
たが、本考案はこの他にも各種乗物の運転体
験、スキー等のスポーツ体験、その他地震、台
風等の体験にも利用できる。更にスクリーン、
ミラー等の形状についても長方形状に限ること
はなく、ドーム状の曲面、あるいは球面等にな
つていてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る津波体験装置の構成を示
した断面図、第2図は第1図のA方向から見た構
成図である。 そして図面中、1は映写室内、2はスクリー
ン、3,3は左右ミラー、4は天井ミラー、5は
床部、6は揺動装置、7は揺動台上面、8は観客
席、9は揺動台、11は映写機、12,12は左
右ミラーカーテン、13は天井ミラーカーテン、
14,14はスピーカー部、15,15は送風機
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 映写室内前方に設けたスクリーンと、映写室内
    左右側壁及び天井に付設したミラーと、このミラ
    ーを覆うミラーカーテンと、揺動装置によつて揺
    動せしめられ、且つ上面に観客席を固設した揺動
    台とを備え、前記ミラーカーテンの開閉及び揺動
    台の揺動を映写機に連動させて行うようにしたこ
    とを特徴とする体験装置。
JP8916784U 1984-06-15 1984-06-15 体験装置 Granted JPS614966U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8916784U JPS614966U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 体験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8916784U JPS614966U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 体験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS614966U JPS614966U (ja) 1986-01-13
JPH0214060Y2 true JPH0214060Y2 (ja) 1990-04-17

Family

ID=30642981

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JP8916784U Granted JPS614966U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 体験装置

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JP (1) JPS614966U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066825A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 擬似体感装置
JP2008102321A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Sekisui House Ltd 屋根瓦の固定強度体験装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442862Y2 (ja) * 1986-03-14 1992-10-09
JPH055583Y2 (ja) * 1986-05-12 1993-02-15
JP6344585B1 (ja) * 2017-12-18 2018-06-20 有限会社静岡アカデミックリサーチ 津波体験キット

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JPS614966U (ja) 1986-01-13

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