JPH025220B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH025220B2
JPH025220B2 JP15732184A JP15732184A JPH025220B2 JP H025220 B2 JPH025220 B2 JP H025220B2 JP 15732184 A JP15732184 A JP 15732184A JP 15732184 A JP15732184 A JP 15732184A JP H025220 B2 JPH025220 B2 JP H025220B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
screen
room
viewing
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15732184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6136465A (ja
Inventor
Michio Tanaka
Norio Matsuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP15732184A priority Critical patent/JPS6136465A/ja
Publication of JPS6136465A publication Critical patent/JPS6136465A/ja
Publication of JPH025220B2 publication Critical patent/JPH025220B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Cultivation Of Seaweed (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建物内に配置したスクリーンの映像
を上から見下ろして鑑賞できる映像館に関する。
(従来の技術) 従来、例えば劇場や博覧会の展示会場等におけ
る映像の表現形式として、壁や天井部そのものを
スクリーンとして、或いは幕を張つてスクリーン
として、このスクリーンに映像を写し出してい
る。このため視聴者は映像を水平方向又は上向き
で把えることができる。
(発明が解決しようとする課題) 従来の映像館における表現形式では、例えば上
空から下界を覗いたり、水面から水底を見た場合
の映像に関しては、視聴者にとつて体験感が少な
く、映像に現実性を欠く問題がある。
(課題を解決するための手段) 本発明の特徴は、建物1内に床部5を設け、こ
の床部を挾んで床部下方に内面が凹球面であるス
クリーン2をスクリーンの開口側を上記床部に向
けて設け、上記床部上には映写室3とこの映写室
を囲むように配置した観覧室4とをそれぞれ設
け、上記映写室の床部部分には映写窓5aを設
け、上記観覧室の床部部分には、上記スクリーン
に投影された映像を観覧室内から見透し可能の覗
き窓5bを設けているところにある。
(作用) 映像は、映写室3から下方に位置するスクリー
ン2に映し出され、観賢室4の視聴者Mは覗き窓
5bを通じてスクリーンの映像を上方から見下ろ
して鑑賞する。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1,2図において、建物1の底部のグランド
ラインのレベルには、内面が凹球面のスクリーン
2をスクリーンの開口側(第1図上側)を上向き
にして設けてある。このスクリーンの上方の2階
の床部5上には中央部に映写室3を、その周りに
はスクリーン2を見下ろすことができるような観
覧室4をそれぞれ設けてある。スクリーン2の円
弧は、映写室3の床部部分に設けた映写窓5aを
中心としてほぼ90゜の広がりをもつている。映写
室3は、スクリーン2に対して、この映写室内に
備えてある映写機からの映像をスクリーン内面に
投影できる距離に位置している。
ここで観覧室4の具体的構成を説明する。
観覧室4の床部部分には第1〜5図に示すよう
に平面形状がほぼ三角形の12個の覗き窓5b…
が、映写室3を中心として放射状の等間隔を置い
て開けてあり、この窓を通じてスクリーン2を上
から覗くことができる。床部5上には、窓5bを
囲むようにして腰壁部6が立上つており、窓はこ
の腰壁部の支持枠7に水平状態に配設した透明ガ
ラス8で閉鎖してある。このガラスは2枚合せと
してその間に落下防止フイルムを入れて、大人の
荷重に耐える強度としてある。腰壁部6の上部に
は、全周にわたつて断面三角形状のスチール製の
笠木9を取り付けてある。この笠木内には、多数
のパーソナルスピーカー10を等間隔を置いて組
込んであり、笠木のスピーカーの放音部と対向す
る部分はパンチングプレートを用いてある。また
窓5bの上方には、第3〜7図に示すようにこの
窓を覆うように手すり枠11を設けてある。
手すり枠11はパイプによりかご状に組み立
て、外周に位置する手すり支柱11aは大人のほ
ぼ肩幅程度の間隔を置いて中央に向けて傾斜状態
に配設し、支柱は腰壁部6上に立設してある。手
すり枠11の内側上部には手すり11bが全周に
わたつて配設してあり、この手すりは支持アーム
11cによつて支柱11aに固定してある。手す
り枠11及び手すり11bの高さは、第6図鎖線
に示すように視聴者Mが、手すりに手を掛け身体
を乗り出し手すり枠の上から覗き込むことができ
る程度のものである。手すり枠11の高さを極力
押えて、支柱11aが視野の邪魔にならないよう
にしてある。同様に、手すり11bについても支
柱11aに近付けて、視野の妨げにならないよう
にしている。さらに支柱11aの中段部及びその
下方に2本の横材11d,11dが全周に取り付
けてあり、支柱の補強を図ると同時に視聴者Mが
支柱間から窓5b内へ侵入することを防止してい
る。
第2〜5図において、手すり枠11の周辺は通
路になつており、通路の床板12の下部にフロア
スピーカー13及びシーリングスピーカー13a
を設けてある。
13bはスピーカーである。
次に作用について説明する。
視聴者Mはエレベーター14(第2図)を利用
して2階レベルに位置する観覧室4まで上り、そ
こで手すり枠11の手すり11bに手をかけ、窓
5bよりスクリーン2を覗き見る。
手すり枠の他の実施例を第8図及び第9図に示
す。
第8図に示す例において、手すり枠の手すり支
柱11a1の高さを視聴者Mよりも高くし、視聴者
は前方に傾斜している支柱を持つて、横浅11e
から頭を出して窓5bを通じて映像を見下ろす。
窓5bを覆う透明板8aはその外周を支柱11a1
に沿わせかつその高さを支柱の高さより幾分低く
している。
また第9図では、手すり枠を手すり11bと視
聴者Mが座ることができる座枠11fとからな
る。視聴者Mは、座枠11fに座つて、手を手す
り11b1にかけて、映像を見下ろして鑑賞する。
なお、ガラス8及び透明板8aが、十分強度を有
するならば手すり枠11を設けることを要しな
い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、建物内に
設けたスクリーンの映像を観覧室の視聴者は、ス
クリーンの上方から見下ろして鑑賞できるから、
映像の内容に応じて映像を通じて体験感があり、
映像に現実性を感じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断面図、第2図は第1図−線断
面図、第3図は観覧室の平面図、第4図は第3図
−線断面図であつて、中間部分を省略してい
る図、第5図は第3図−線断面図、第6図は
手すり枠の正面図、第7図は手すり枠の側面図、
第8図及び第9図は手すり枠の他の実施例をそれ
ぞれ示す説明図である。 1……建物、2……スクリーン、3……映写
室、4……観覧室、5……床部、5a……映写
窓、5b……覗き窓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 建物内に床部を設け、この床部を挾んで床部
    下方に内面が凹球面であるスクリーンをスクリー
    ンの開口側を上記床部に向けて設け、上記床部上
    には映写室とこの映写室を囲むように配置した観
    覧室とをそれぞれ設け、上記映写室の床部部分に
    は映写窓を設け、上記観覧室の床部部分には、上
    記スクリーンに投影された映像を観覧室内から見
    透し可能の覗き窓を設けてあることを特徴とする
    映像館。
JP15732184A 1984-07-30 1984-07-30 映像館 Granted JPS6136465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15732184A JPS6136465A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 映像館

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15732184A JPS6136465A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 映像館

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6136465A JPS6136465A (ja) 1986-02-21
JPH025220B2 true JPH025220B2 (ja) 1990-02-01

Family

ID=15647136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15732184A Granted JPS6136465A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 映像館

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0862744A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Kenichi Tsuda 立体表示装置
US10198976B2 (en) 2015-07-31 2019-02-05 Canon Kabushiki Kaisha Display set and display method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6136465A (ja) 1986-02-21

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