JPH02117130A - 半導体素子の製造方法 - Google Patents
半導体素子の製造方法Info
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- JPH02117130A JPH02117130A JP26952288A JP26952288A JPH02117130A JP H02117130 A JPH02117130 A JP H02117130A JP 26952288 A JP26952288 A JP 26952288A JP 26952288 A JP26952288 A JP 26952288A JP H02117130 A JPH02117130 A JP H02117130A
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- oxide film
- ions
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Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は半導体素子の製造方法に関し、特に、Si基板
に対する集積度を高める拡散層の形成方法に関する。
に対する集積度を高める拡散層の形成方法に関する。
[従来の技術]
VLS I (Very Larc+e 5cale
Integrated circuit)の集積度が増
大するに従い、その構造単位であるMOS型()fet
al 0xide Sem1conductor)電界
効果トランジスタの縮小が必要となってくる。かかる縮
小に伴い、そのソース、ドレイン領域を構成する拡散層
のpn接合深さの縮小も要求されている。
Integrated circuit)の集積度が増
大するに従い、その構造単位であるMOS型()fet
al 0xide Sem1conductor)電界
効果トランジスタの縮小が必要となってくる。かかる縮
小に伴い、そのソース、ドレイン領域を構成する拡散層
のpn接合深さの縮小も要求されている。
ソース、ドレイン領域を構成する拡散層の接合を形成す
る方法として、通常イオン注入法が用いられている。例
えば、その接合がn+/p接合の場合には、As+又は
P+イオン等のドナーイオンを、また、p”/n接合の
場合には、B+又はB F 2+イオン等のアクセプタ
イオンを数十KeVの加速エネルギーでSi基板に照射
して1平方センチメートル当り1×10〜1.X101
6だけ注入し、その後、900〜1000℃のアニール
によって活性化処理して接合を形成していた。このよう
な方法を用いると、拡散層の接合深さが、工〕、/p接
合の場合に0.2μm、また、p+/n接合の場合に0
゜3μmになっていた。
る方法として、通常イオン注入法が用いられている。例
えば、その接合がn+/p接合の場合には、As+又は
P+イオン等のドナーイオンを、また、p”/n接合の
場合には、B+又はB F 2+イオン等のアクセプタ
イオンを数十KeVの加速エネルギーでSi基板に照射
して1平方センチメートル当り1×10〜1.X101
6だけ注入し、その後、900〜1000℃のアニール
によって活性化処理して接合を形成していた。このよう
な方法を用いると、拡散層の接合深さが、工〕、/p接
合の場合に0.2μm、また、p+/n接合の場合に0
゜3μmになっていた。
しかし、今後のMO8型電界効果トランジスタの微細化
に対応するためには、接合深さが0.1μm以下の接合
形成が必要となり、上述の深さでは不十分である。特に
、p+/n接合の場合に目標値との差が大きく問題が多
い。接合を浅くできない原因としては、注入され゛なり
+又はBF2+イオンの分布がSt基板中でチャンネリ
ング現象によって拡がるためである。特に、浅い結合を
形成する場合に用いられる低エネルギー注入の場合、イ
オン分布の拡がりは大きい。
に対応するためには、接合深さが0.1μm以下の接合
形成が必要となり、上述の深さでは不十分である。特に
、p+/n接合の場合に目標値との差が大きく問題が多
い。接合を浅くできない原因としては、注入され゛なり
+又はBF2+イオンの分布がSt基板中でチャンネリ
ング現象によって拡がるためである。特に、浅い結合を
形成する場合に用いられる低エネルギー注入の場合、イ
オン分布の拡がりは大きい。
このようなチャンネリング現象を防止して接合深さを浅
くするなめに、既に、B+又はB F 2 +イオンの
注入領域を、予め非晶質化を引き起こす、例えばStイ
オンを注入して非晶質化(プレアモルファス化)してお
き、その後にB+又は旺。
くするなめに、既に、B+又はB F 2 +イオンの
注入領域を、予め非晶質化を引き起こす、例えばStイ
オンを注入して非晶質化(プレアモルファス化)してお
き、その後にB+又は旺。
1イオンを注入して接合を形成する方法が提案されてい
る。
る。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、Si+イオンを注入することで形成された非晶
質領域は、その後の活性化アニール処理を経て再結晶化
する際に、もとの非晶質/結晶界面で2次欠陥を発生す
る。そのため、Si+イオンを注入してプレアモルファ
ス化を行ない、その後にB+又はBF2+イオンを注入
して形成されたp /n接合は、プレアモルファス化
を行なうことなくB+又はBF2+イオンを注入して形
成されたp+/n接合に比べて、2次欠陥による生成電
流によって逆バイアスでのリーク電流が実用上許容でき
ない程度に桁ちがいに大きくなっていた(文献(1)ア
イ−ダブリュー ウー、アール・ティー・ファルクス、
リュー・シー・マイセルセン ジュニア共著、ジャーナ
ル アプライドフ’7ジイクス(I−W WLI、R,
丁、Fulks、and J、C,Hikkesen、
Jr、 ;J、Appl、Phys、) 60(7)、
10ctober 1986゜pp2422−2438
参照)。
質領域は、その後の活性化アニール処理を経て再結晶化
する際に、もとの非晶質/結晶界面で2次欠陥を発生す
る。そのため、Si+イオンを注入してプレアモルファ
ス化を行ない、その後にB+又はBF2+イオンを注入
して形成されたp /n接合は、プレアモルファス化
を行なうことなくB+又はBF2+イオンを注入して形
成されたp+/n接合に比べて、2次欠陥による生成電
流によって逆バイアスでのリーク電流が実用上許容でき
ない程度に桁ちがいに大きくなっていた(文献(1)ア
イ−ダブリュー ウー、アール・ティー・ファルクス、
リュー・シー・マイセルセン ジュニア共著、ジャーナ
ル アプライドフ’7ジイクス(I−W WLI、R,
丁、Fulks、and J、C,Hikkesen、
Jr、 ;J、Appl、Phys、) 60(7)、
10ctober 1986゜pp2422−2438
参照)。
このような問題は、p+/n接合を形成する場合だけで
なく、n+/p接合を形成する場合にも同様に生じてい
た。
なく、n+/p接合を形成する場合にも同様に生じてい
た。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、接
合深さが浅い接合をプレアモルファス化法を用いて形成
しても、逆バイアスによるリーク電流を小さく抑えるこ
とのできる半導体素子の製造方法を提供しようとするも
のである。
合深さが浅い接合をプレアモルファス化法を用いて形成
しても、逆バイアスによるリーク電流を小さく抑えるこ
とのできる半導体素子の製造方法を提供しようとするも
のである。
し課題を解決するための手段]
かかる課題を解決するため、本発明においては、Si基
板上の酸化膜によって囲繞された領域に、イオン注入法
によって、囲繞領域の第1の導電型とは異なる第2の導
電型の拡散層を形成する処理を以下の各工程によって行
なうようにした。すなわち、所定のイオンにより、囲繞
領域の所定の深さまで非晶質化する工程と、非晶質領域
の所定の深さまで第2の導電型を与えるイオンを注入す
る工程と、イオン注入が行われた領域の全露出面を覆っ
て金属シリサイド層を形成する工程と、酸化雰囲気で熱
処理を行なう工程とを順次経て拡散層を形成するように
した。
板上の酸化膜によって囲繞された領域に、イオン注入法
によって、囲繞領域の第1の導電型とは異なる第2の導
電型の拡散層を形成する処理を以下の各工程によって行
なうようにした。すなわち、所定のイオンにより、囲繞
領域の所定の深さまで非晶質化する工程と、非晶質領域
の所定の深さまで第2の導電型を与えるイオンを注入す
る工程と、イオン注入が行われた領域の全露出面を覆っ
て金属シリサイド層を形成する工程と、酸化雰囲気で熱
処理を行なう工程とを順次経て拡散層を形成するように
した。
[作用]
接合深さが浅い拡散層を形成するため、まず、囲繞領域
の所定の深さまで非晶質化し、その後、第2の導電型を
与えるイオンをこの非晶質領域の所定の深さまでに注入
するようにした。
の所定の深さまで非晶質化し、その後、第2の導電型を
与えるイオンをこの非晶質領域の所定の深さまでに注入
するようにした。
この状態で直ちに熱処理を行なうと非晶質が結晶化する
際、非晶質/結晶界面に過剰な非晶質化用のイオンが析
出して逆方向リーク電流が大きくなるので、熱が加えら
れたとき空格子を発生ずる金属シリサイド層で、第2の
導電型を与えるイオンが注入された領域の露出面を覆っ
た後、熱処理を行なうようにした。すなわち、過剰な非
晶質化用イオンを空格子によって消滅させるようにした
。
際、非晶質/結晶界面に過剰な非晶質化用のイオンが析
出して逆方向リーク電流が大きくなるので、熱が加えら
れたとき空格子を発生ずる金属シリサイド層で、第2の
導電型を与えるイオンが注入された領域の露出面を覆っ
た後、熱処理を行なうようにした。すなわち、過剰な非
晶質化用イオンを空格子によって消滅させるようにした
。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳述する
。
。
第1図はこの一実施例の製造工程を示す図である。この
第1図はいわゆるLDD (Li(]htV Dope
dDrain)構造のpチャネルMO8型電界効果トラ
ンジスタの製造工程を示している。
第1図はいわゆるLDD (Li(]htV Dope
dDrain)構造のpチャネルMO8型電界効果トラ
ンジスタの製造工程を示している。
まず、n型のSi基板1上に、いわゆるLOC08(L
ocal 0xidation of 5ilicon
)分離を適用したフィールド酸化によって第1図(A>
に示すように、電界効果トランジスタとなる領域を除い
てフィールド酸化膜2を形成する。その後、ホトリソグ
ラフィ及びエツチングによって、第1図(B)に示すよ
うに、トランジスタとなる領域の中央部にゲート酸化膜
3を形成する。次いで、ホトリソグラフィ及びエツチン
グによって、第1図(C)に示すように、ゲート酸化膜
3上にゲート電極4を形成する。さらに、フィールド酸
化膜2及びゲート電極4との間の領域に対して所定の深
さまでB F 2 イオノの注入を行ない、第1図(
D)に示すようにソース、ドレインとなる領域にp−領
域5を形成する。さらにその後、ホトリソグラフィ及び
エツチングによって、第1図(B>に示すように、ゲー
ト電極4の側部及び上部にゲート酸化膜3aを設けてゲ
ート電@4を被覆する。
ocal 0xidation of 5ilicon
)分離を適用したフィールド酸化によって第1図(A>
に示すように、電界効果トランジスタとなる領域を除い
てフィールド酸化膜2を形成する。その後、ホトリソグ
ラフィ及びエツチングによって、第1図(B)に示すよ
うに、トランジスタとなる領域の中央部にゲート酸化膜
3を形成する。次いで、ホトリソグラフィ及びエツチン
グによって、第1図(C)に示すように、ゲート酸化膜
3上にゲート電極4を形成する。さらに、フィールド酸
化膜2及びゲート電極4との間の領域に対して所定の深
さまでB F 2 イオノの注入を行ない、第1図(
D)に示すようにソース、ドレインとなる領域にp−領
域5を形成する。さらにその後、ホトリソグラフィ及び
エツチングによって、第1図(B>に示すように、ゲー
ト電極4の側部及び上部にゲート酸化膜3aを設けてゲ
ート電@4を被覆する。
次に、非晶質化用のSl イオ/を加速エネルギー19
0KeVで1平方センチメートル当り2×1015だけ
ソース、トレインとなる領域に注入し、その後加速エネ
ルギーを50KeVに変えて1平方センチメートル当り
2X1015だけSi+イオンをソース、トレインとな
る領域に注入して第1図(F)に示すようにこれら領域
に表面から+220nm程度の深さまで非晶質領域6を
形成する。
0KeVで1平方センチメートル当り2×1015だけ
ソース、トレインとなる領域に注入し、その後加速エネ
ルギーを50KeVに変えて1平方センチメートル当り
2X1015だけSi+イオンをソース、トレインとな
る領域に注入して第1図(F)に示すようにこれら領域
に表面から+220nm程度の深さまで非晶質領域6を
形成する。
次いで、BF2+イオンを加速エネルギー33KeVで
1平方センチメートル当り2×1015だけソース、ド
レインとなる領域に注入して第1図(G)に示すように
p 領域7を形成する。ここで81基板1の濃度を1立
方センチメートル当り1×1017とすると、p /
n接合の深さはVLSIで求められている深さである約
0.1μmとなる。
1平方センチメートル当り2×1015だけソース、ド
レインとなる領域に注入して第1図(G)に示すように
p 領域7を形成する。ここで81基板1の濃度を1立
方センチメートル当り1×1017とすると、p /
n接合の深さはVLSIで求められている深さである約
0.1μmとなる。
次に、高融点金属シリサイド(アニール処理温度より融
点が高い金属シリサイド)であるWS2の層8をスパッ
タリング法によって全面に対して約300nm形成し、
その後、ホトリソグラフィ及びエツチングによってフィ
ールド酸化M2からソース領域又はドレイン領域を経て
ゲート酸化膜3の側部3aに至る部分のWSi2層8を
残して他のWSi2層8を除去する。すなわち、第1図
(H)に示すように拡散層となる領域の露出面を完全に
覆うようにWSi2層8を形成する。
点が高い金属シリサイド)であるWS2の層8をスパッ
タリング法によって全面に対して約300nm形成し、
その後、ホトリソグラフィ及びエツチングによってフィ
ールド酸化M2からソース領域又はドレイン領域を経て
ゲート酸化膜3の側部3aに至る部分のWSi2層8を
残して他のWSi2層8を除去する。すなわち、第1図
(H)に示すように拡散層となる領域の露出面を完全に
覆うようにWSi2層8を形成する。
最後に、当該ウェハを酸化炉に入れて、ドライ酸素雰囲
気で900℃、20分の熱処理(アニール処理)を施し
、p−領域5及びp+領域7の活性化する。この活性化
によってWSi2層8の表面には第1図(I)に示すよ
うに酸化膜9が形成され、p−領域5及びp 領域7は
ソース領域及びドレイン領域となる拡散層10として完
成する。
気で900℃、20分の熱処理(アニール処理)を施し
、p−領域5及びp+領域7の活性化する。この活性化
によってWSi2層8の表面には第1図(I)に示すよ
うに酸化膜9が形成され、p−領域5及びp 領域7は
ソース領域及びドレイン領域となる拡散層10として完
成する。
従って、第1図(r)は、最終的に形成されたMoS型
電界効果トランジスタを示している。
電界効果トランジスタを示している。
次に、上述した実施例を導出した検討の内容を説明する
。
。
逆バイアスでリーク電流を大きくする原因である、非晶
質/結晶界面に発生する2次欠陥は、さらにその原因を
追及すると、非晶質化のためのイオン注入によって生じ
た過剰の格子間Siが、アニール処理による再結晶の際
に非晶質/結晶界面に析出して転位ループを形成するた
めに生じる(上述の文献(1)参照)。
質/結晶界面に発生する2次欠陥は、さらにその原因を
追及すると、非晶質化のためのイオン注入によって生じ
た過剰の格子間Siが、アニール処理による再結晶の際
に非晶質/結晶界面に析出して転位ループを形成するた
めに生じる(上述の文献(1)参照)。
そうであるならば、過剰の格子間Siを格子に組み込め
ば、2次欠陥を消滅させることができ、従来の課題が解
決できることに本願発明者は着目した。過剰の格子間S
iを格子に組込むには、はぼ目見の過剰な空格子をこの
非晶質領域に送り込めば良いことが分った。
ば、2次欠陥を消滅させることができ、従来の課題が解
決できることに本願発明者は着目した。過剰の格子間S
iを格子に組込むには、はぼ目見の過剰な空格子をこの
非晶質領域に送り込めば良いことが分った。
ところで、空格子を発生させる方法として、第1に、T
iをSi表面に形成し、その後、アニール過程を経てT
!SI2を形成させることで空格子を発生させる方法が
ある(文献(2)デイ−・ニス・ウェン、ピー・エル・
スミス、シー・エム・オスバーン、ジー・アイ・ロズゴ
ニー共著、アプライド フィジックス レター(D、S
、Wen、P、[Sm1th、 C,)i、 0sbu
rn、 and G、 A、 Rozgonyi ;A
ppl、 PhysLett、) 51(15)、1
20ctober 1987.ppH82−1184参
照)。
iをSi表面に形成し、その後、アニール過程を経てT
!SI2を形成させることで空格子を発生させる方法が
ある(文献(2)デイ−・ニス・ウェン、ピー・エル・
スミス、シー・エム・オスバーン、ジー・アイ・ロズゴ
ニー共著、アプライド フィジックス レター(D、S
、Wen、P、[Sm1th、 C,)i、 0sbu
rn、 and G、 A、 Rozgonyi ;A
ppl、 PhysLett、) 51(15)、1
20ctober 1987.ppH82−1184参
照)。
しかし、この方法は、T!St2の形成過程を利用して
おり、アニール温度が1000℃程度と高いため、シリ
サイド化反応によって接合が破壊される恐れがある。そ
のため、かかる空格子の発生方法を2次欠陥の消滅のた
めに利用することができない。
おり、アニール温度が1000℃程度と高いため、シリ
サイド化反応によって接合が破壊される恐れがある。そ
のため、かかる空格子の発生方法を2次欠陥の消滅のた
めに利用することができない。
空格子を発生させる方法として、第2に、Siを窒化さ
せる過程を通じて発生させる方法がある(文献(3)ピ
ー・ファーフイ、ジー・バーバシア、エム・モスレイ、
アール・ダブリュー・ダブトン共著、アプライド フィ
ジックス レター(P、 Fahey、 G、 Bar
busc ia、 H,No5lehi 、 and
R,W、 Dutton;Appl、Phys、Let
t、 ) 4B(8L15 April 1985.p
p784−786参照)。しかし、この方法においては
、窒化処理に必要な温度が1000℃以上の高温である
ため、VLSIの製造プロセスJ\の適用は実際上困難
である。
せる過程を通じて発生させる方法がある(文献(3)ピ
ー・ファーフイ、ジー・バーバシア、エム・モスレイ、
アール・ダブリュー・ダブトン共著、アプライド フィ
ジックス レター(P、 Fahey、 G、 Bar
busc ia、 H,No5lehi 、 and
R,W、 Dutton;Appl、Phys、Let
t、 ) 4B(8L15 April 1985.p
p784−786参照)。しかし、この方法においては
、窒化処理に必要な温度が1000℃以上の高温である
ため、VLSIの製造プロセスJ\の適用は実際上困難
である。
空格子を発生させる方法として、第3に、SiLに金属
シリサイドを形成し、これを酸化する過程を通じて空格
子を発生させる方法がある(文献(4)ピー・ファーフ
イ、アール・ダブリュー・ダツートン共著、アプライド
フィジックス レター(P、Fahey、andR,
W、 Dutton;Appl、Phys、Lett
、>52(13)、28 March 1988.pp
1092−1094参照)。この方法は、通常のSiの
酸化と同じ温度領域での処理が可能であり、接合深さが
浅いことを求められるVLSIの製造プロセスに対して
適用することができる。
シリサイドを形成し、これを酸化する過程を通じて空格
子を発生させる方法がある(文献(4)ピー・ファーフ
イ、アール・ダブリュー・ダツートン共著、アプライド
フィジックス レター(P、Fahey、andR,
W、 Dutton;Appl、Phys、Lett
、>52(13)、28 March 1988.pp
1092−1094参照)。この方法は、通常のSiの
酸化と同じ温度領域での処理が可能であり、接合深さが
浅いことを求められるVLSIの製造プロセスに対して
適用することができる。
このような検討に基づいて、プレアモルファス化のなめ
に注入した過剰なS1イオンを、高融点金属シリサイド
層(第1図WSi2層8〉を形成してこれを酸化する過
程を通じて発生された空格子によって消滅させ、逆バイ
アスでのリーク電流を抑えることとした。
に注入した過剰なS1イオンを、高融点金属シリサイド
層(第1図WSi2層8〉を形成してこれを酸化する過
程を通じて発生された空格子によって消滅させ、逆バイ
アスでのリーク電流を抑えることとした。
従って、上述の実施例によれば、プレアモルファス化法
を適用して拡散層の接合深さを浅くしても、2次欠陥を
抑えているため、逆方向リーク電流を小さくすることが
でき、十分に実用に使用できるものを提供することがで
きる。実際上、上記実施例によって作成された半導体素
子の接合深さは約150nmであって逆方向リーク電流
も小さい良好な接合特性を呈した。
を適用して拡散層の接合深さを浅くしても、2次欠陥を
抑えているため、逆方向リーク電流を小さくすることが
でき、十分に実用に使用できるものを提供することがで
きる。実際上、上記実施例によって作成された半導体素
子の接合深さは約150nmであって逆方向リーク電流
も小さい良好な接合特性を呈した。
また、上記実施例は逆方向リーク電流を小さく抑えるこ
とを目的になされたものであるが、拡散層10がW S
t 2 J’18で覆われているため、以下に示す2
次的な効果を奏する。
とを目的になされたものであるが、拡散層10がW S
t 2 J’18で覆われているため、以下に示す2
次的な効果を奏する。
すなわち、浅い接合では通常拡散層の高抵抗化が問題と
なるが、低抵抗のWSf2層8がこの拡散110に被覆
されているため、かかる問題が生じることがなくなる。
なるが、低抵抗のWSf2層8がこの拡散110に被覆
されているため、かかる問題が生じることがなくなる。
また、拡散層10にアルミニューム等の配線金属を直接
接続した場合、配線金属と拡散層10とが反応して接合
が破壊される恐れがあり、また、破壊はされなくともそ
の部分が高抵抗化することがあるが、この実施例の場合
、WSi2層8が被覆されているため、このようなこと
を防止することができる。
接続した場合、配線金属と拡散層10とが反応して接合
が破壊される恐れがあり、また、破壊はされなくともそ
の部分が高抵抗化することがあるが、この実施例の場合
、WSi2層8が被覆されているため、このようなこと
を防止することができる。
なお、上記実施例においては、接合表面に形成される高
融点金属シリサイドがWSi2のものを示したが、Mo
Si 、TaSi 、Ti Si2、ZrSI2等
の通常VLSIプロセスで用いられる金属シリサイドで
あっても良く、このようなシリサイドを適用しても上述
と同様な効果を得ることができる。
融点金属シリサイドがWSi2のものを示したが、Mo
Si 、TaSi 、Ti Si2、ZrSI2等
の通常VLSIプロセスで用いられる金属シリサイドで
あっても良く、このようなシリサイドを適用しても上述
と同様な効果を得ることができる。
また、上記実施例においては、p /n接合の場合を
示したが、n+/p接合に対しても本発明を適用するこ
とができ、上述と同様な効果を奏する。
示したが、n+/p接合に対しても本発明を適用するこ
とができ、上述と同様な効果を奏する。
さらに、上述の実施例においては、非晶質化を行なうた
めのイオンとしてSi+イオンを用いたものを示したが
、他のイオン、例えば、Ge+イオン、sn イオン
等を用いても良い。また、アクセプタイオンも上述の実
施例によるものだけに限定されない。n+/p接合に本
発明を適用した場合においても、そのドナーイオンは通
常適用されているものをそのまま用いることができる。
めのイオンとしてSi+イオンを用いたものを示したが
、他のイオン、例えば、Ge+イオン、sn イオン
等を用いても良い。また、アクセプタイオンも上述の実
施例によるものだけに限定されない。n+/p接合に本
発明を適用した場合においても、そのドナーイオンは通
常適用されているものをそのまま用いることができる。
し発明の効果]
以上のように、本発明によれば、浅い接合の形成に用い
られるプレアモルファス化法を用いても再結晶化の際に
発生する2次欠陥を消滅させることができ、逆方向リー
ク電流の小さい良好な接合を形成することができる。
られるプレアモルファス化法を用いても再結晶化の際に
発生する2次欠陥を消滅させることができ、逆方向リー
ク電流の小さい良好な接合を形成することができる。
第1図は本発明による半導体素子の製造方法の一実施例
を示す工程図である。 1・・・81基板、2・・・フィールド酸化膜、3・・
・ゲート酸化膜、4・・・ゲート電極、5・・・p−領
域、6・・・非晶質領域、7・・・p+領領域8・・・
WSi2層、10・・・活性化されて形成された拡散層
。 特許出願人 沖電気工業株式会社 図(その1) 1:S+基板
を示す工程図である。 1・・・81基板、2・・・フィールド酸化膜、3・・
・ゲート酸化膜、4・・・ゲート電極、5・・・p−領
域、6・・・非晶質領域、7・・・p+領領域8・・・
WSi2層、10・・・活性化されて形成された拡散層
。 特許出願人 沖電気工業株式会社 図(その1) 1:S+基板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Si基板上の酸化膜によつて囲繞された領域に、イオン
注入法によつて、前記囲繞領域の第1の導電型とは異な
る第2の導電型の拡散層を形成する半導体素子の製造方
法において、 前記拡散層を、 所定のイオンにより、前記囲繞領域の所定の深さまで非
晶質化する工程と、 非晶質領域の所定の深さまで第2の導電型を与えるイオ
ンを注入する工程と、 イオン注入が行われた領域の全露出面を覆つて金属シリ
サイド層を形成する工程と、 酸化雰囲気で熱処理を行なう工程とを経て形成すること
を特徴とする半導体素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26952288A JPH02117130A (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 半導体素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26952288A JPH02117130A (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 半導体素子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02117130A true JPH02117130A (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=17473565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26952288A Pending JPH02117130A (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 半導体素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02117130A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000060634A (ko) * | 1999-03-18 | 2000-10-16 | 윤종용 | 반도체 소자의 제조방법 |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP26952288A patent/JPH02117130A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000060634A (ko) * | 1999-03-18 | 2000-10-16 | 윤종용 | 반도체 소자의 제조방법 |
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