JPH0151031B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電気コネクタアセンブリに係り、特
に組合う二つのハウジングと、組合つた両ハウジ
ングの会合部を水分の浸入に対して密封する手段
とを包含する電気コネクタアセンブリに関する。

このように密封されたコネクタアセンブリは、
自動車で無密封のアセンブリを用いるとアセンブ
リに掛かる水はねが短絡問題を起しかねないとこ
ろに有用である。

特開昭58−26469号には、組合う二つのハウジ
ングの会合部を密封する手段として両ハウジング
が組合わされるときその対向面間に圧縮される平
板状の密封ガスケツトを用いる電気コネクタアセ
ンブリが開示されている。

このような密封構造は、ハウジングの組合い方
向に直角の平面でしか密封できないから、その密
封は利用域が両ハウジングのガスケツトに係合す
る対向面に限定される。

「実開昭55−31201号公報には、雄コネクタお
よび雌コネクタのそれぞれの環状の押圧体のうち
少なくとも一方が傾斜した対向面の間に環状のパ
ツキンを介装した防水コネクタが開示されてい
る。このコネクタにおいては、パツキンが前もつ
て雌コネクタに挿着されており、これに雄コネク
タを嵌合させる際、雄コネクタと雌コネクタとの
軸線が整合していないときは、雄コネクタの押圧
体の前端がパツキンをこじるためにパツキンが変
位したり脱落する欠点があつた。また長期の加圧
嵌合状態後にパツキンの一部が押圧体の接触面に
固着し、このため両コネクタの分離時にパツキン
が変位する欠点があつた。さらに、パツキンは外
周が雌コネクタに接触して挿着されるから外径寸
法の高い精度が要求される。またパツキンは雌コ
ネクタの前端に露出しているから誤つて粒子など
が入り易く、かつ特に貯蔵中や輸送中損傷を受け
易いという問題があり、さらに、嵌合している両
コネクタを互いに分離する時に、パツキンが雄コ
ネクタに随伴されて雌コネクタから離脱する欠点
があつた。

米国特許第明細書第3937545号は、雄コネクタ
の組合い部材を受入れる空洞部分を形成する雌コ
ネクタの組合い部材の内周壁に環状の密封スリー
ブが取付けられ、該密封スリーブは、その外周に
沿つて形成されたリブが前記雌コネクタの組合い
部材の内周壁に沿つて形成された環状溝に嵌入す
ることによつて前記内周壁に固定され、前記密封
スリーブはその内周及び外周に沿つて複数個の突
起を備えており、該密封スリブーに雄コネクタの
前記組合い部材を圧入すると該突起が圧迫されて
雌雄両コネクタの組合い部材間が密封され、外部
からコネクタ内への水分の侵入を阻止するように
なつているコネクタ組立体を開示している。

しかしながら、前記米国特許のかかる構造によ
つては、密封スリーブの加圧が不充分であり防水
効果が低い。そのうえ、前記環状溝を持つ前記雌
コネクタの成形は多数の中子を必要とする点で複
雑であり製造費が高いという大きな欠点を有す
る。

また、米国特許明細書第4090759号は、雄コネ
クタの外壁の中空円筒状組合い端内に、複数個の
端子ピンを収容するそれぞれ傾斜壁を有する圧縮
可能のシリコーンゴム材料から成るガスケツトが
固定されており、雌コネクタの中空円筒状組合い
端が傾斜側壁を持つ複数個の端子ソケツト収容ス
リーブを含有し、前記両コネクタの組合い時に前
記ガスケツトの内面に形成された複数個の環状リ
ブおよび前記ガスケツトの前端突出部分が前記ス
リーブの周壁に弾性的に圧縮する防水構造を開示
している。

しかしながら、該米国特許の両コネクタは共に
構造が極めて複雑なため製造費が高価となり、し
かもガスケツトの取外しは困難であり、強い圧力
でガスケツトを圧縮して高い防水効果を得る構造
を示していない。

さらに、特開昭55−57276号公報の密封パツド
は両コネクタ本体の間に装嵌されているけれど
も、このパツドは最初にプラグコネクタ本体のタ
ワーに装架され、これにソケツトコネクタ本体を
嵌合させるものである。従つて嵌合前のパツドは
露出状態にあるから、貯蔵中又は輸送中に損傷を
受け易い。かかる損傷は現場での取扱いで非常に
しばしば経験する。また両コネクタ本体を嵌合さ
せた時に、パツドはタワーの表面と密封係合する
ほかにパツドの密封縁は包囲体の密封表面と密封
係合状態となることを記載するのみであつて、両
コネクタ本体の嵌合時に、嵌合方向にパツドを圧
縮することによつてパツドをタワー及び包囲体の
密封表面に積極的に強く密封係合させて防水密封
を強化することについての記載がない。さらに、
両コネクタ本体を嵌合状態から互いに分離する時
はパツドは、プラグコネクタ本体に保持されず
に、タワーから外れてソケツトコネクタ本体に随
伴されることが非常にしばしば生ずるという欠点
を有する。

本発明は前述した従来の公知のコネクタの問題
を解決したもので、本発明によれば、組合う剛性
の第一及び第二の両ハウジング１，２と、第一ハ
ウジング１の組合い方向に延びる壁面を有する内
壁４及び外壁５によつて形成された環状キヤビテ
イ６に受入れられた密封用弾性ガスケツト１１と
を包含する電気コネクタアセンブリであつて、第
一ハウジングがプラスチツク材料から一体成型さ
れ、第二ハウジング２が突出シユラウド８を有
し、シユラウドの突出壁９が組合い方向に延びて
キヤビテイ６の外壁５とガスケツト１１との間に
受入れられ、ガスケツト１１がキヤビテイ６の内
壁４及びシユラウド８の突出壁９に密封係合し、
キヤビテイ６の内壁４に面するガスケツトの面が
キヤビテイ６の内壁４上に形成されたリブ１５を
受容する溝１８を有してガスケツト１１をキヤビ
テイ６内に定置し、キヤビテイ６の底壁にリブ１
５と軸線方向に整列した貫通穴２８が形成されて
いることを特徴とする電気コネクタアセンブリが
与えられる。

本発明は、かかる構成によつて、前記内壁に形
成されたリブがガスケツトに形成された溝に係合
してガスケツトをキヤビテイ内に保持するから、
組合嵌合状態にある両コネクタを互いに分離する
ときに、ガスケツトが第二ハウジングに随伴され
て第一ハウジングのキヤビテイから抜け出るのを
防止する。

また、第一及び第二のハウジングの組み合わせ
時に、第二ハウジングの挿入方向に圧縮されたガ
スケツトは、弾力的に突出壁及び内壁に強く密封
係合するから、両ハウジングはその組合方向の圧
縮面すなわち前記壁面で密封されるだけでなく、
ガスケツトを囲繞する面、すなわちガスケツトと
突出壁及び内壁との接触面でも強く密封され、有
効密封面積が増大するとともに防水密封が積極的
に強化される。また、本発明のコネクタアセンブ
リにおいては、ガスケツトがキヤビテイ内に装着
保持されるから、ガスケツトが貯蔵中又は輸送中
に損傷を受ける怖れはない。そのうえ、前記組合
い時に、第一ハウジングの内壁及び外壁がシユラ
ウド及び突出壁をキヤビテイ内に正確に案内する
から、ガスケツトを傷める怖れがなく、未熟練者
も特別な注意を払うことなく両ハウジングを容易
に組合せることができる。また防水機構の製造に
高精度を必要としない。さらに、自動車のエンジ
ン室のような悪環境内においても、ガスケツトを
損傷させることなしに両ハウジングを反復して組
合せかつ分離させることが可能である。又、構造
が簡単で容易に製造することができ、かつ低い製
造コストとすることができる。

以下、本発明による電気コネクタアセンブリを
図面に示す実施例について説明する。

第１図に示すアセンブリは、いずれも電気絶縁
性のプラスチツク材料から成型された、第一及び
第二の両ハウジング１，２を含む。

第一ハウジング１には３対の貫通キヤビテイ３
が形成されており、各キヤビテイ３は絶縁導体２
１を終端接続しためす型接触子２０を受入れ保持
する。各１対のキヤビテイ３はハウジング１の
個々の各環状内壁４によつて画成され、三つの内
壁４を取囲んでいる一つの外壁５は三内壁４と相
俟つて、三内壁４を取囲み内壁間にも延び込ん
だ、一つのキヤビテイ６を画成している。

第二ハウジング２には６個の貫通キヤビテイ７
が形成されており、各キヤビテイ７が絶縁導体３
１を終端接続したおす型接触子３０を受入れ保持
する。これらのおす型接触子３０の組合い部分は
それぞれキヤビテイ７から突出し、一つのシユラ
ウド８によつて取囲まれる（第３図）。シユラウ
ド８がその自由端に有する突出壁９はその厚さが
残余部分すなわちシユラウド８の他壁よりも小さ
く、残余部分はシユラウド８の自由端に面する壁
面１０に終つている。

第４図及び第５図に示すように、シユラウド８
は、両ハウジング１，２が組合わされてそれぞれ
の担持する接触子２０，３０を組合わせるとき
に、ハウジング１の内壁４周りのキヤビテイ６に
受入れられるような寸法に構成されている。

このアセンブリにはまた、ハウジング１のキヤ
ビテイ６に収容されるような寸法構成の弾性密封
ガスケツト１１が含まれる。ガスケツト１１は三
つの貫通穴１２を有し、各貫通穴１２にハウジン
グ１の対応する一内壁４を受入れる。

第５図で明かなように、ガスケツト１１はハウ
ジング１の各内壁４に面する面に、該内壁４上に
形成されたリブ１５を収容する溝１８を有してガ
スケツト１１をハウジング１のキヤビテイ６内に
定置する。キヤビテイ６の底壁、すなわち、第２
図、第４図及び第５図において、キヤビテイ６の
右方の壁に形成された貫通穴２８はリブ１５の単
なる成型用のもので、該リブと軸線方向に整列し
て位置する。

ガスケツト１１の外周面には二つの本来丸みの
ある外周リブ１３が形成され、内壁４に面する穴
１２の面にはそれぞれ二つの断面円弧状の周溝１
４が形成されている（第５図）。

ガスケツト１１を第２図に示すようにキヤビテ
イ６内に取付けて両ハウジング１，２を組合わせ
ると、シユラウド８の壁１０がガスケツト１１に
係合してこれをキヤビテイ６内へのシユラウド８
の挿入方向に圧縮する。シユラウド８の突出壁９
は、第５図に明示するように、ガスケツト１１上
のリブ１３とハウジング１の外壁５との間に挿入
される。シユラウド８の壁１０によるガスケツト
１１の圧縮はガスケツト１１を圧迫してキヤビテ
イ６の内壁４及びシユラウド８の突出壁９に密封
係合させ、リブ１３を第５図に示すように圧縮さ
せる。

このようにしてガスケツト１１は、ハウジング
１，２が第４図に示すように組合わされると、ハ
ウジング１の外壁５とハウジング２のシユラウド
８との間に入る水分が両ハウジング１，２の接触
子受入れキヤビテイ３，７に浸入することを防止
して両ハウジング１，２間の会合部を密封する働
きをする。

第５図に明示するように、ハウジング１の内壁
４上のリブ１５はキヤビテイ６の開放端に面する
斜切隅１６を有する。この斜切隅１６はキヤビテ
イ６へのガスケツト１１の挿入を容易にするため
のものであつて、ガスケツト１１は単にキヤビテ
イ６に押込むだけでその先端部が斜切隅１６によ
りリブ１５上に押上げられ、リブ１５がガスケツ
ト１１の溝１８に嵌り込むまでリブ１５を乗越え
て進むことになる。

ハウジング１，２には両ハウジング１，２をガ
スケツト１１が圧縮されて密封状態を呈する組合
い状態に保持するに役立つ互に協働するラツチ手
段が設けられる。これらのラツチ手段は、ハウジ
ング２の一側面の一対の傾斜***１７とこれに協
働するハウジング１上のアーム構成１１８とを含
む。このようなラツチ手段は米国特許第4272145
号明細書に記載されているのでここでは詳しい説
明を省略するが、本質的な相違として、前記米国
特許のアセンブリでは傾斜***が一つしかなくこ
れをアーム構成が両ハウジング間のラツチ結合を
解除するピボツトとして使つているに対して、本
発明のアセンブリではアーム構成がアーム構成を
担持するハウジング上で枢動してラツチ結合を解
除する。

各ハウジング１または２は導体入口端がリブ付
きプラグ部材１９によつて密封される。各プラグ
部材１９は対応する接触子２０または３０と共に
各導体２１または３１に圧着され、接触子２０ま
たは３０を収容するキヤビテイ３または７に挿入
されて各キヤビテイ３または７の導体入口端を水
分の浸入に対して密封する。

各接触子２０または３０は、キヤビテイ３また
は７の一壁に形成された弾性のラツチアーム２２
によつてハウジング１または２の対応するキヤビ
テイ３または７内に定置される。ラツチアーム２
２はその自由端に突起２３を有し、これが関連す
る接触子２０または３０の穴に係合する。接触子
２０または３０をそれぞれのキヤビテイ３または
７に定置するもう一つの手段として指付きプレー
ト２４が設けられているが、このプレートはハウ
ジング１または２の一壁に設けられたスロツト２
５（第１図）に挿入係止されてプレート２４の指
２６の自由端がハウジング１または２の対向壁に
設けられた穴２７に挿入される。プレート２４の
指２６の間隔は導体２１または３１を通すに足る
だけのものであつて接触子２０または３０や密封
プラグ部材１９は通さないので、プレート２４が
所定位置に挿置されると接触子２０または３０と
プラグ部材１９とはそのキヤビテイ３または７内
に定置されることになる。

上述のようなコネクタアセンブリには種々異な
る形のめす型及びおす型接触子を用いることがで
きる。第１図は普通の型打成形されたおす型接触
子３０とこれと組合う型打成形されためす型接触
子２０とを示す。

第２図、第３図及び第４図はこれと異なる接触
子を示すがその詳細は第６図ないし第９図に示さ
れる。

第３図、第４図及び第６図に示すおす型接触子
３０は、金属板から型打成形されたもので、ハウ
ジング２のキヤビテイ７内で接触子３０を安定さ
せるに役立つ箱形部分５１を有し、これからＬ形
断面の組合い部分５０が延び出している。このお
す型接触子は第２図、第４図、第７図及び第８図
に示す型打成形されためす型接触子と組合うが、
そのめす型接触子は箱形断面の接触部分５２を有
してその一壁に片持梁形ばねアーム５３が形成さ
れ、他の一壁からもう一つの平行な中央の片持梁
形ばねアーム５４が垂下していることは、第７図
の斜視図の一部を示す第８図からよくわかる通り
である。第６図及び第７図の二接触子の組合せ部
分を垂直に切断して示す第９図に見るように、ア
ーム５３，５４は接触子３０のＬ形の接触部分５
０の一脚両側面に係合し、接触部分５０の他脚は
接触アーム５４によつて接触子２０の接触部分５
２の対向壁に押付けられる。

第１０図及び第１１図はもう一つの使用できる
型打成形されためす型接触子２０を示すが、この
接触子は箱形面の接触部分５５を有し、その前端
から折返されたばねアーム５６は挿入されたおす
型接触子をこの接触部分５５の反対側の壁に形成
された一対の圧痕５７に押付ける役をする。

第１２図は第１０図及び第１１図のめす型接触
子に用いるおす型接触子を示すが、このおす型接
触子は型打成形されてＵ形断面の本体部分５９か
ら延び出た二重厚タブの形の接触部分５８を有
し、本体部分５９には、接触子をハウジング２の
関連キヤビテイ７内に固定する役をする、アーム
２２上の突起２３を受入れる穴６０がある。

第１３図は二重厚接触部分６１を有するもう一
つの型打成形されたおす型接触子３０を示し、第
１４図及び第１５図はこれに用いる型打成形され
ためす型接触子２０を示す。このめす型接触子は
箱形の接触部分６２を有し、その底壁から叩き出
されたばねアーム６３は挿入されるおす型接触子
を接触部分６２の上壁に押付ける。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明アセンブリの分解斜視図、第２
図は組立状態のアセンブリの一ハウジングの縦断
面図、第３図は同じアセンブリの他ハウジングの
第２図同様の図、第４図は第２図及び第３図のハ
ウジングが組合つた状態を示す図、第５図はこの
アセンブリの密封部を示す欠切断面図である、第
６図ないし第１５図はこのアセンブリに使用しう
る種々の接触子を示す。 １，２……第一及び第二のハウジング、３，７
……貫通キヤビテイ、４，５……内壁と外壁、６
……キヤビテイ、８……シユラウド、９，１０…
…シユラウドの突出壁と残余壁、１１，１２……
ガスケツトとその貫通穴、２０，３０……めす型
及びおす型接触子、２１，３１……絶縁導体。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 組合う剛性の第一及び第二の両ハウジング
   １，２と、該第一ハウジング１の組合い方向に延
   びる壁面を有する内壁４及び外壁５によつて形成
   された環状キヤビテイ６に受入れられた密封用弾
   性ガスケツト１１とを包含する電気コネクタアセ
   ンブリであつて、前記第一ハウジングがプラスチ
   ツク材料から一体成型され、前記第二ハウジング
   ２が突出シユラウド８を有し、該シユラウドの突
   出壁９が組合い方向に延びて前記キヤビテイ６の
   前記外壁５と前記ガスケツト１１との間に受入れ
   られ、該ガスケツト１１が前記キヤビテイ６の前
   記内壁４及び前記シユラウド８の前記突出壁９に
   密封係合し、前記キヤビテイ６の前記内壁４に面
   する前記ガスケツトの面が前記キヤビテイ６の前
   記内壁４上に形成されたリブ１５を受容する溝１
   ８を有して前記ガスケツト１１を前記キヤビテイ
   ６内に定置し、前記キヤビテイ６の底壁に前記リ
   ブ１５と軸線方向に整列した貫通穴２８が形成さ
   れている電気コネクタアセンブリ。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の電気コネクタ
   アセンブリにして、前記第一ハウジング１がプラ
   スチツク材料から一体成型され、前記溝１８が環
   状をなし、前記リブ１５が該環状の溝１８に受容
   される互いに離隔した複数個のリブから成り、前
   記キヤビテイ６の底壁に前記リブ１５の各々と軸
   線方向に整列した複数個の貫通穴２８が形成され
   た電気コネクタアセンブリ。 ３ 特許請求の範囲第１項に記載の電気コネクタ
   アセンブリにして、前記組合う第一及び第二のハ
   ウジング１，２が、該第一及び第二のハウジング
   １，２の会合部を水分の浸入に対して密封する手
   段を包含し、前記第一ハウジングがプラスチツク
   材料から一体成型され、前記密封手段が前記第一
   ハウジング１の内壁４及び外壁５によつて形成さ
   れた前記キヤビテイ６に収容される前記弾性ガス
   ケツト１１を含み、前記第二ハウジング２が前記
   第一ハウジング１の前記キヤビテイ６に受入れら
   れる前記突出シユラウド８を有し、該シユラウド
   ８が前記キヤビテイ６の前記外壁５と前記ガスケ
   ツト１１との間に挿入されうる前記突出壁９と、
   該シユラウド８の前記キヤビテイ６への挿入方向
   に前記ガスケツト１１を圧縮する壁面１０とを有
   し、この圧縮が前記ガスケツト１１を圧迫して前
   記キヤビテイ６の内壁４及び前記シユラウドの突
   出壁９に密封係合させるようになつており、前記
   キヤビテイ６の内壁４に面する前記ガスケツトの
   面が前記キヤビテイ６の前記内壁４上に形成され
   た前記リブ１５を受容する前記溝１８を有して前
   記ガスケツト１１を前記キヤビテイ６内に保持
   し、該キヤビテイ６の底壁に前記リブ１５と軸線
   方向に整列した前記貫通穴２８が形成されている
   ことを特徴とする電気コネクタアセンブリ。 ４ 特許請求の範囲第３項に記載の電気コネクタ
   アセンブリにして、前記ガスケツト１１にはその
   外周面に少くとも一の外周リブ１３が形成されて
   おり、該ガスケツト１１が圧縮されるとき前記外
   周リブ１３が第二ハウジング２の前記シユラウド
   ８の前記突出壁９に押付けられることを特徴とす
   る電気コネクタアセンブリ。 ５ 特許請求の範囲第３項または第４項に記載の
   電気コネクタアセンブリにして、前記ガスケツト
   １１が前記第一ハウジング１の内壁４に面する面
   に少くとも一つの周溝１４を有することを特徴と
   する電気コネクタアセンブリ。 ６ 特許請求の範囲第３項、第４項または第５項
   に記載の電気コネクタアセンブリにして、前記第
   一ハウジング１が前記内壁４を複数個有し、該各
   内壁４が前記第一ハウジング１の少くとも一つの
   接触子を受入れてキヤビテイ３を取囲み、前記ガ
   スケツト１１には、前記第一及び第二のハウジン
   グ１，２が組合わされるときにそれぞれに前記内
   壁４の受入れに対応する、複数個の貫通穴１２が
   形成され、前記シユラウド８の前記突出壁９が前
   記ガスケツト１１全体を取囲むことを特徴とする
   電気コネクタアセンブリ。