JP2525065Y2 - 防水型電気コネクタ - Google Patents

防水型電気コネクタ

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JP2525065Y2
JP2525065Y2 JP1990400357U JP40035790U JP2525065Y2 JP 2525065 Y2 JP2525065 Y2 JP 2525065Y2 JP 1990400357 U JP1990400357 U JP 1990400357U JP 40035790 U JP40035790 U JP 40035790U JP 2525065 Y2 JP2525065 Y2 JP 2525065Y2
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JP
Japan
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connector housing
waterproof
cylindrical portion
fitted
connector
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JP1990400357U
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JPH0488681U (ja
Inventor
水島哲
奥村浩一
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防水型電気コネクタの
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防水型電気コネクタの構造として
は、図4及び図5に示す如き構造のものがある。すなわ
ち、1は雌型コネクタハウジングであって、この雌型コ
ネクタハウジング1内の中央部には電線2を接続してな
る雌端子3をランス4によって係止装着する端子収容室
5が形成されている。またこの中央部に位置される端子
収容室5の周囲には、後述する雄型コネクタハウジング
の嵌合溝部6が形成されており、この嵌合溝部6の奥部
には防水用パッキン7が嵌合されている。8は雌型コネ
クタハウジング1内に挿入された雌端子3の抜け止めを
行なっているリテーナを示す。10は上記雌型コネクタ
ハウジングに嵌合する雄型コネクタハウジングであっ
て、この雄型コネクタハウジング10には、前記雌型コ
ネクタハウジング1に設けた嵌合溝部6内に嵌入される
筒部11が形成され、またこの雄型コネクタハウジング
10の中央部には電線2を接続する雄端子12が装着さ
れ、該雄端子12は、ランス13及びリテーナ8によ
り、その抜け止めがなされているものである。
【0003】そして上記雌型コネクタハウジング1内に
雄型コネクタハウジング10を嵌入すると、対の雌端子
3と雄端子12とが接続されることは勿論のこと、雄型
コネクタハウジング10の筒部11が雌型コネクタハウ
ジング1の嵌合溝部6内に嵌入されかつその筒部11の
先端部内側に防水パッキン7が圧接されて、両コネクタ
ハウジング相互間の防水性が可能となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、かかる構造
の電気コネクタにあっては、両コネクタハウジング1と
10とを嵌合せしめたとき、雄コネクタハウジング10
の筒部11の外側面と、雌コネクタハウジング1の内側
面との間に図5及び図6に示すように、両コネクタハウ
ジングの嵌入を容易ならしめるため僅かな間隙14を有
するものであるために、雌型コネクタハウジング1内に
雄型コネクタハウジングが嵌入された状態で、例えば1
50℃を越すエンジンルーム内の高温度雰囲気中に長時
間置かれると、上記筒部11の先端部は、防水パッキン
7の弾圧力を受けて経時的に図7に示すように変形して
しまい、その結果、防水パッキン7と筒部11の内周面
との間の接圧力が弱められ、ひいては、防水性が弱めら
れるという不具合が生じていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる従来の
不具合に着目してなされたもので、防水ポッキン7が内
部に装着された一方のコネクタハウジング1内に相手コ
ネクタハウジング10を挿入して、両コネクタハウジン
グ1及び10内に収容された端子3及び12を互いに接
続させると共に、該相手方コネクタハウジング10に形
成された筒部11の内周面が該防水パッキン7の外周面
と接触することによって、両ハウジング1と10の嵌合
面から前記端子の収容部への水分侵入を防止するように
した防水型電気コネクタにおいて、該筒部11と嵌合す
る一方のコネクタハウジング1に、該その筒部11と嵌
合して、該筒部11の外側への熱変形を阻止する突部1
5,19を設けた防水型電気コネクタを提供することに
ある。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図1乃至図3に示す実施例に
基いて詳細に説明するが、本実施例の構造と従来例で説
明した構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付
して、その同一構造部分の説明は省略する。
【0007】図1及び図2において、この実施例におい
ては、一方のコネクタハウジングである雌コネクタハウ
ジング1を樹脂成形するとき、その雌コネクタハウジン
グ1に形成される嵌合溝部6の奥部において、防水パッ
キン7に対向する壁面位置に、相手コネクタハウジング
である雄コネクタハウジング10の筒部11と嵌合する
突部たとえば嵌入方向と平行方向に長い突条15をその
雌コネクタハウジング1と一体に形成したものである。
さらにこの突条15の高さHは図2で明らかなように、
雄コネクタハウジング10の筒部11が外側へ変形しな
いように、外側面と雌コネクタハウジング1の内側面と
の間に生じる間隙14幅と略等しい寸法に設定するとと
もに、その突条15の雌コネクタハウジング1開口部方
向端には、その高さHが次第に小さくなるテーパ16に
形成されているものである。
【0008】従ってこの実施例によれば、その雌コネク
タハウジング1に雄コネクタハウジング10を嵌合する
とき、その雄コネクタハウジング10における筒部11
の先端開口部17は、突条15と防水パッキン7との間
に圧接挿入されるものであるから、その雌コネクタハウ
ジング内に嵌入された雄コネクタハウジングの筒部11
の先端開口部17の外側面は、常に突条15によって受
け止められているために、その筒部11の先端開口部1
7が防水パッキン7による弾圧力を常時受けていても、
この先端開口部17の熱変形が阻止され、従って前記先
端開口部17と防水パッキン7との接圧力が有効に維持
され防水性が確保できる。
【0009】図3は他の実施例を示すもので上記筒部1
1の熱変形を阻止するための手段として上記実施例の突
条15にかえ、雌コネクタハウジング1の嵌合溝部6の
奥端面18にその面18から軸方向に突出する突部例え
ば突条19を形成し、さらに雄コネクタハウジング10
に形成されている筒部11の先端面には、上記突条19
が嵌入される凹溝20を形成したものである。従ってこ
の実施例によればその雌コネクタハウジング1に雄コネ
クタハウジング10を嵌合したとき、その雄コネクタハ
ウジング10における筒部11の先端に設けた凹溝20
内に突条19が嵌合されるために、その筒部11の先端
は全周にわたって均一に突部により支持されるので防水
パッキン7による弾圧力を常時に受けていても、この先
端部17の熱変形が阻止され有効な防水性が維持でき
る。
【0010】
【考案の効果】以上のように本考案は、防水パッキン7
が内部に装着された一方のコネクタハウジング1内に相
手コネクタハウジング10を挿入して、両コネクタハウ
ジング1及び10内に収容された端子3及び12を互い
に接続させると共に、該相手方コネクタハウジング10
に形成された筒部11の内周面が該防水パッキン7の外
周面と接触することによって、両ハウジング1と10の
嵌合面から前記端子の収容部への水分侵入を防止するよ
うにした防水型電気コネクタにおいて、該筒部11と嵌
合する一方のコネクタハウジング1に、該筒部11と嵌
合して、該筒部11の外側への熱変形を阻止する突部1
5,19を設けた防水型電気コネクタであるから、これ
によればその雌コネクタハウジング1に雄コネクタハウ
ジング10を嵌合するとき、その雄コネクタハウジング
10における筒部11の先端は、突部15,19によっ
て支持されるものであるから、その筒部11の先端17
が防水パッキン7による弾圧力を常時受けていても、筒
部11の外側への熱変形が阻止され、従って前記先端開
口部17と防水パッキン7との接圧力が有効に維持され
防水性が確保できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案よりなる防水型電気コネクタの実施例を
示した要部断面斜視図である。
【図2】防水型電気コネクタの実施例を示した要部断面
斜視図の要部の部分断面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示した部分断面図であ
る。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1…雌型コネクタハウジング 2…電線 10…雄型コネクタハウジング 11…筒部 14…間隙 15…突部 16…テーパ 17…先端開口部 18…奥端面 19…突部 20…凹溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】防水パッキン(7)が内部に装着された一
    方のコネクタハウジング(1)内に相手コネクタハウジ
    ング(10)を挿入して、両コネクタハウジング(1)
    及び(10)内に収容された端子(3)及び(12)を
    互いに接続させると共に、該相手方コネクタハウジング
    (10)に形成された筒部(11)の内周面が該防水パ
    ッキン(7)の外周面と接触することによって、両ハウ
    ジング(1)と(10)の嵌合面から前記端子の収容部
    への水分侵入を防止するようにした防水型コネクタにお
    いて、 該筒部(11)と嵌合する一方のコネクタハウジング
    (1)に、該筒部(11)と嵌合して、該筒部(11)
    の外側への熱変形を阻止する突部(15),(19)を
    設けたことを特徴とする防水型電気コネクタ。
JP1990400357U 1990-12-11 1990-12-11 防水型電気コネクタ Expired - Lifetime JP2525065Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990400357U JP2525065Y2 (ja) 1990-12-11 1990-12-11 防水型電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990400357U JP2525065Y2 (ja) 1990-12-11 1990-12-11 防水型電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0488681U JPH0488681U (ja) 1992-07-31
JP2525065Y2 true JP2525065Y2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=31878613

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Family Cites Families (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7801909A (nl) * 1978-02-21 1979-08-23 Philips Nv Inrichting voor het decoderen van een met adap- tieve deltamodulatie gecodeerd signaal.
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JPH0334859Y2 (ja) * 1986-09-06 1991-07-24
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JP2509471Y2 (ja) * 1988-07-19 1996-09-04 モレックス インコーポレーテッド 防水型電気コネクタ

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JPH0488681U (ja) 1992-07-31

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