JP3276907B2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

Info

Publication number
JP3276907B2
JP3276907B2 JP32453697A JP32453697A JP3276907B2 JP 3276907 B2 JP3276907 B2 JP 3276907B2 JP 32453697 A JP32453697 A JP 32453697A JP 32453697 A JP32453697 A JP 32453697A JP 3276907 B2 JP3276907 B2 JP 3276907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
individual
connector housing
fitting portion
male
female
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32453697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11162555A (ja
Inventor
宏司 狩野
浩二 鈴木
雄司 小野
直喜 村沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP32453697A priority Critical patent/JP3276907B2/ja
Priority to EP98121363A priority patent/EP0920084B1/en
Priority to DE69828371T priority patent/DE69828371T2/de
Priority to US09/199,434 priority patent/US6053754A/en
Priority to CNB981228038A priority patent/CN1162944C/zh
Publication of JPH11162555A publication Critical patent/JPH11162555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3276907B2 publication Critical patent/JP3276907B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • H01R13/5221Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal having cable sealing means

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌コネクタハウジ
ングおよび雄コネクタハウジング間に弾性シール部材を
介在させることにより、雌端子および雄端子の接触部を
防水する防水コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる防水コネクタは、特開昭61−1
79077号公報、実開平2−18279号公報により
既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開昭
61−179077号公報に記載されたものは、シール
部材のシールリップで複数の端子の外周を囲繞して、い
わゆるグループ防水を行うものであるため、万一シール
部材の内側に浸水すると全ての端子が相互に導通してシ
ョートや電食が発生する可能性がある。また上記実開平
2−18279号公報に記載されたものは、各々の電極
の外周をシールリップで個別でシールする、いわゆる単
極防水を行うものであるため、グループ防水のものに比
べて防水性が優れている。しかしながら、単極防水を行
うとシールリップとコネクタハウジングとの接触部の全
長が長くなって摩擦抵抗が増加するため、雌コネクタお
よび雄コネクタの結合・分離を行う際に大きな荷重を加
えることが必要になって操作性が低下する問題がある。
特に、防水性を高めるべく各電極に対して複数条のシー
ルリップを設けると、前記荷重が更に増加してしまう問
題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、防水コネクタにおいて、防水性を充分に確保しなが
ら結合・分離時の荷重を低減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、雌コネクタハウジン
グに複数の雌端子を支持した雌コネクタと、雄コネクタ
ハウジングに複数の雄端子を支持した雄コネクタと、雌
コネクタおよび雄コネクタの結合時に雌コネクタハウジ
ングおよび雄コネクタハウジング間に介在して雌端子お
よび雄端子の接触部をシールする弾性シール部材とを備
えた防水コネクタにおいて、雌コネクタは、雌コネクタ
ハウジングから雄コネクタに向けて突出する集合凸状嵌
合部と、それぞれが雌端子を支持して集合凸状嵌合部の
頂面に突設された複数の個別凸状嵌合部とを備えてな
り、雄コネクタは、雌コネクタハウジングの集合凸状嵌
合部が嵌合可能な集合凹状嵌合部と、それぞれが雄端子
を支持して集合凹状嵌合部の底面に凹設され、雌コネク
タハウジングの個別凸状嵌合部にそれぞれ嵌合可能な複
数の個別凹状嵌合部とを備えてなり、弾性シール部材
は、雌コネクタおよび雄コネクタを結合した状態で雌コ
ネクタハウジングの集合凸状嵌合部および雄コネクタハ
ウジングの集合凹状嵌合部間に挟持される集合シール部
と、雌コネクタおよび雄コネクタを結合した状態で雌コ
ネクタハウジングの複数の個別凸状嵌合部および雄コネ
クタハウジングの複数の個別凹状嵌合部間に挟持される
複数の個別シール部とを一体に備えてなり、集合シール
部の内外両面の対応する位置には前記集合凸状嵌合部お
よび前記集合凹状嵌合部にそれぞれ当接可能な一対の集
合シールリップが形成されるとともに、各々の個別シー
ル部の内外両面の対応する位置には前記個別凸状嵌合部
および前記個別凹状嵌合部にそれぞれ当接可能な一対の
個別シールリップが形成されることを特徴とする。
【0006】請求項1の構成によれば、雌コネクタおよ
び雄コネクタを結合したとき、シール部材の集合シール
部に設けた一対の集合シールリップにより、雌コネクタ
ハウジングの集合凸状嵌合部および雄コネクタハウジン
グの集合凹状嵌合部との間がシールされ、更にシール部
材の各個別シール部に設けた一対の個別シールリップに
より、雌コネクタハウジングの個別凸状嵌合部および雄
コネクタハウジングの個別凹状嵌合部との間がシールさ
れるので、雌端子および雄端子の接触部を2重にシール
して防水性を高めることができる。またシール部材の集
合シール部の内外両面の対応する位置に一対の集合シー
ルリップを形成し、また各個別シール部の内外両面の対
応する位置に一対の個別シールリップを形成しているの
で、シールリップをシール面に確実に密着させて防水性
を確保しながら、雌コネクタおよび雄コネクタの結合・
分離時にシールリップとシール面との間に発生する摩擦
力を最小限に抑えて結合・分離操作を容易に行うことが
できる。
【0007】また請求項2に記載された発明は、雌コネ
クタハウジングに複数の雌端子を支持した雌コネクタ
と、雄コネクタハウジングに複数の雄端子を支持した雄
コネクタと、雌コネクタおよび雄コネクタの結合時に雌
コネクタハウジングおよび雄コネクタハウジング間に介
在して雌端子および雄端子の接触部をシールすべく、雌
コネクタハウジングに支持された弾性シール部材とを備
えた防水コネクタにおいて、雌コネクタは、雌コネクタ
ハウジングから雄コネクタに向けて突出する集合凸状嵌
合部と、それぞれが雌端子を支持して集合凸状嵌合部の
頂面に突設された複数の個別凸状嵌合部とを備えてな
り、雄コネクタは、雌コネクタハウジングの集合凸状嵌
合部が嵌合可能な集合凹状嵌合部と、それぞれが雄端子
を支持して集合凹状嵌合部の底面に凹設され、雌コネク
タハウジングの個別凸状嵌合部にそれぞれ嵌合可能な複
数の個別凹状嵌合部とを備えてなり、弾性シール部材
は、雌コネクタおよび雄コネクタを結合した状態で雌コ
ネクタハウジングの集合凸状嵌合部および雄コネクタハ
ウジングの集合凹状嵌合部間に挟持され集合シール部
と、雌コネクタおよび雄コネクタを結合した状態で雌コ
ネクタハウジングの複数の個別凸状嵌合部および雄コネ
クタハウジングの複数の個別凹状嵌合部間に挟持され
複数の個別シール部とを一体に備えてなり、集合シール
部の内外両面の対応する位置には前記集合凸状嵌合部お
よび前記集合凹状嵌合部にそれぞれ当接可能な一対の集
合シールリップが形成されるとともに、各々の個別シー
ル部の内外両面の対応する位置には前記個別凸状嵌合部
および前記個別凹状嵌合部にそれぞれ当接可能な一対の
個別シールリップが形成され、雌コネクタおよび雄コネ
クタの結合時に、集合シール部の外面の集合シールリッ
プが集合凹状嵌合部に接触しながら摺動する摺動距離
と、個別シール部の外面の個別シールリップが個別凹状
嵌合部に接触しながら摺動する摺動距離とを、雌端子お
よび雄端子の嵌合距離よりも小さくしたことを特徴とす
る。
【0008】また請求項3に記載された発明は、雌コネ
クタハウジングに複数の雌端子を支持した雌コネクタ
と、雄コネクタハウジングに複数の雄端子を支持した雄
コネクタと、雌コネクタおよび雄コネクタの結合時に雌
コネクタハウジングおよび雄コネクタハウジング間に介
在して雌端子および雄端子の接触部をシールすべく、雄
コネクタハウジングに支持された弾性シール部材とを備
えた防水コネクタにおいて、雌コネクタは、雌コネクタ
ハウジングから雄コネクタに向けて突出する集合凸状嵌
合部と、それぞれが雌端子を支持して集合凸状嵌合部の
頂面に突設された複数の個別凸状嵌合部とを備えてな
り、雄コネクタは、雌コネクタハウジングの集合凸状嵌
合部が嵌合可能な集合凹状嵌合部と、それぞれが雄端子
を支持して集合凹状嵌合部の底面に凹設され、雌コネク
タハウジングの個別凸状嵌合部にそれぞれ嵌合可能な複
数の個別凹状嵌合部とを備えてなり、弾性シール部材
は、雌コネクタおよび雄コネクタを結合した状態で雌コ
ネクタハウジングの集合凸状嵌合部および雄コネクタハ
ウジングの集合凹状嵌合部間に挟持され集合シール部
と、雌コネクタおよび雄コネクタを結合した状態で雌コ
ネクタハウジングの複数の個別凸状嵌合部および雄コネ
クタハウジングの複数の個別凹状嵌合部間に挟持され
複数の個別シール部とを一体に備えてなり、集合シール
部の内外両面の対応する位置には前記集合凸状嵌合部お
よび前記集合凹状嵌合部にそれぞれ当接可能な一対の集
合シールリップが形成されるとともに、各々の個別シー
ル部の内外両面の対応する位置には前記個別凸状嵌合部
および前記個別凹状嵌合部にそれぞれ当接可能な一対の
個別シールリップが形成され、雌コネクタおよび雄コネ
クタの結合時に、集合シール部の内面の集合シールリッ
プが集合凸状嵌合部に接触しながら摺動する摺動距離
と、個別シール部の内面の個別シールリップが個別凸状
嵌合部に接触しながら摺動する摺動距離とを、雌端子お
よび雄端子の嵌合距離よりも小さくしたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2または請求項3の構成によれば、
雌コネクタおよび雄コネクタを結合したとき、シール部
材の集合シール部に設けた一対の集合シールリップによ
り、雌コネクタハウジングの集合凸状嵌合部および雄コ
ネクタハウジングの集合凹状嵌合部との間がシールさ
れ、更にシール部材の各個別シール部に設けた一対の個
別シールリップにより、雌コネクタハウジングの個別凸
状嵌合部および雄コネクタハウジングの個別凹状嵌合部
との間がシールされるので、雌端子および雄端子の接触
部を2重にシールして防水性を高めることができる。
たシール部材の集合シール部の内外両面の対応する位置
に一対の集合シールリップを形成し、また各個別シール
部の内外両面の対応する位置に一対の個別シールリップ
を形成しているので、シールリップをシール面に確実に
密着させて防水性を確保しながら、雌コネクタおよび雄
コネクタの結合・分離時にシールリップとシール面との
間に発生する摩擦力を最小限に抑えて結合・分離操作を
容易に行うことができる。また雌コネクタおよび雄コネ
クタの結合・分離時に雌端子および雄端子が相互に接触
しながら摺動する嵌合距離に比べて、個別シールリップ
および集合シールリップがシール面に接触しながら摺動
する摺動距離が小さいため、それらシールリップの摩擦
により摺動抵抗が発生するストロークを最小限に抑えて
結合・分離操作を容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】図1〜図9は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は防水コネクタの分解斜視図、図2は図1の2
−2線矢視図、図3は図1の3−3線矢視図、図4は図
2の雌コネクタハウジングに弾性シール部材を装着した
状態を示す図、図5は図4の5方向矢視図、図6は図1
に対応する断面図、図7は弾性シール部材の斜視図、図
8は完全結合状態にある防水コネクタの断面図、図9は
半結合状態にある防水コネクタの断面図である。
【0012】図1に示すように、防水コネクタCは、合
成樹脂で一体成形した雌コネクタハウジング1に22本
の雌端子2…を支持した雌コネクタCfと、合成樹脂で
一体成形した雄コネクタハウジング3に22個の雄端子
4…を支持した雄コネクタCmと、雌コネクタCfおよ
び雄コネクタCm間に介在して雌端子2…および雄端子
4…の接触部を防水するゴム製の弾性シール部材Sとか
ら構成される。
【0013】図2および図6から明らかなように、雌コ
ネクタCfの雌コネクタハウジング1は、概略長方形の
断面を有する短い筒状のハウジング本体5を備えてお
り、このハウジング本体5の底壁6から雌コネクタハウ
ジング1の開口に向けて概略長方形の断面を有する集合
凸状嵌合部7が一体に突設されるとともに、この集合凸
状嵌合部7の頂面から2列に配置された22個の個別凸
状嵌合部8…が一体に突設される。
【0014】集合凸状嵌合部7および個別凸状嵌合部8
…を貫通する雌端子収納孔9…の内部には前記雌端子2
…が支持されており、この雌端子2…に結合されたリー
ド線10…は雌端子収納孔9…の開口端に嵌合するゴム
製のグロメット11…の内部を貫通して雌コネクタハウ
ジング1から外部に導かれる。これにより、雌端子収納
孔9…の開口端からの浸水により雌端子2…が濡れるの
を防止することができる。
【0015】図6および図7に示すように、弾性シール
部材Sは、雌コネクタハウジング1の集合凸状嵌合部7
の外周に嵌合する集合シール部12と、この集合シール
部12の頂面から一体に突設されて雌コネクタハウジン
グ1の個別凸状嵌合部8…の外周に嵌合する22個の個
別シール部13…とを一体に備える。集合シール部12
の内周面および外周面の対応する位置には、それぞれ環
状の集合シールリップ121 ,122 が形成されるとと
もに、集合シール部12の端縁部には4個の係止突起1
3 …が突設される。また各個別シール部13の内周面
および外周面の対応する位置には、それぞれ環状の個別
シールリップ131 ,132 が形成されるとともに、各
個別シール部13の頂面には開口133 が形成される。
【0016】而して、弾性シール部材Sを雌コネクタハ
ウジング1の内部に装着すると、弾性シール部材Sの4
個の係止突起123 …が雌コネクタハウジング1のハウ
ジング本体5に形成した4個の係止孔51 …に係合し、
弾性シール部材Sが雌コネクタハウジング1に対して抜
け止めされる(図4および図5参照)。また弾性シール
部材Sの個別シール部13…の開口133 …を介して雌
端子2…が露出するので、その開口133 …から雄コネ
クタCmの雄端子4…を挿入して雌コネクタCfの雌端
子2…に結合することができる(図8参照)。
【0017】更に弾性シール部材Sを雌コネクタハウジ
ング1の内部に装着した状態では、弾性シール部材Sの
集合シール部12の内周面に形成した集合シールリップ
12 1 が雌コネクタハウジング1の集合凸状嵌合部7の
外周面に当接するとともに、弾性シール部材Sの個別シ
ール部13…の内周面に形成した個別シールリップ13
1 …が雌コネクタハウジング1の個別凸状嵌合部8…の
外周面に当接する(図8参照)。
【0018】図3および図6から明らかなように、雄コ
ネクタCmの雄コネクタハウジング3は、雌コネクタハ
ウジング1のハウジング本体5の内周面に嵌合可能なハ
ウジング本体14を備えており、このハウジング本体1
4の内周面に雌コネクタハウジング1の集合凸状嵌合部
7が嵌合可能な集合凹状嵌合部15が形成される。更に
集合凹状嵌合部15の底面に、雌コネクタハウジング1
の個別凸状嵌合部8…が嵌合可能な22個の個別凹状嵌
合部16…が連設される。雄コネクタハウジング3の底
壁17には22本の雄端子4…の中間部が埋設されてお
り、それら雄端子4…の一端は個別凹状嵌合部16…の
中心から集合凹状嵌合部15の内部に突出し、それら雄
端子4…の他端は雄コネクタハウジング3の外部に延出
して直角に折り曲げられる。
【0019】雄コネクタハウジング3を雌コネクタハウ
ジング1に挿入すると、雄コネクタハウジング3のハウ
ジング本体14に設けた係止爪141 が、雌コネクタハ
ウジング1のハウジング本体5に設けた係止爪52 に係
合し、雄コネクタハウジング3および雌コネクタハウジ
ング1を抜け止めする。この状態で、雄コネクタハウジ
ング3の集合凹状嵌合部15の内周面は、弾性シール部
材Sの集合シール部12を介在させた状態で雌コネクタ
ハウジング1の集合凸状嵌合部7の外周面に嵌合し、ま
た雄コネクタ蓮3の個別凹状嵌合部16…の内周面は、
弾性シール部材Sの個別シール部13…を介在させた状
態で雌コネクタハウジング1の個別凸状嵌合部8…の外
周面に嵌合する。そして弾性シール部材Sの集合シール
部12の集合シールリップ122 は、雄コネクタ3の集
合凹状嵌合部15の内周面に当接し、また弾性シール部
材Sの個別シール部13…の個別シールリップ132
は、雄コネクタハウジング3の個別凹状嵌合部16…の
内周面に当接する(図8参照)。
【0020】図8から明らかなように、雌コネクタCf
および雄コネクタCmを弾性シール部材Sを介して完全
に結合した状態において、雌端子2…および雄端子4…
は距離Lだけ相互に嵌合する。このとき、弾性シール部
材Sの集合シール部12の外側の集合シールリップ12
2 と、雄コネクタハウジング3の集合凹状嵌合部15の
内面に形成された段部18との距離は前記嵌合距離Lよ
りも小さいL1 に設定されており、また弾性シール部材
Sの各個別シール部13の外側の個別シールリップ13
2 と、雄コネクタハウジング3の集合凹状嵌合部15お
よび個別凹状嵌合部16間に形成された段部19との距
離は前記嵌合距離Lよりも小さく、且つ前記L1 に略等
しいL2 に設定されている。
【0021】次に、前述の構成を備えた本発明の第1実
施例の作用について説明する。
【0022】図8に示すように、雌コネクタCfおよび
雄コネクタCmを弾性シール部材Sを介して完全に結合
したとき、弾性シール部材Sの集合シール部12の内外
面に設けた一対の集合シールリップ121 ,122 が、
それぞれ雌コネクタハウジング1の集合凸状嵌合部7お
よび雄コネクタハウジング3の集合凹状嵌合部15に当
接して防水効果を発揮する。更に、弾性シール部材Sの
各個別シール部13の内外面に設けた一対の個別シール
リップ131 ,132 が、それぞれ雌コネクタハウジン
グ1の個別凸状嵌合部8および雄コネクタハウジング3
の個別凹状嵌合部16に当接して防水効果を発揮する。
【0023】而して、各雌端子2および各雄端子4の接
触部を集合シールリップ121 ,122 および個別シー
ルリップ131 ,132 で2重に防水することにより、
1重のシールリップによる防水に比べて防水効果を高め
ることができる。即ち、万一集合シール部12の集合シ
ールリップ121 ,122 の内部に浸水しても、その水
は個別シール部13の個別シールリップ131 ,132
により阻止されて雌端子2…および雄端子4…の接触に
達することがない。また集合シール部12の集合シール
リップ121 ,122 の内部に浸水した水が、更に何れ
かの個別シール部13の個別シールリップ131 ,13
2 の内部に浸入しても、その雌端子2および雄端子4が
濡れるだけで他の雌端子2および雄端子4との導通が回
避されるため、ショートや電食の発生を最小限に抑える
ことができる。
【0024】また一対の集合シールリップ121 ,12
2 は集合シール部12の内外面の対応する位置に設けら
れているので、それら集合シールリップ121 ,122
を確実に圧縮して集合凸状嵌合部7および集合凹状嵌合
部15に接触する面圧を確保し、防水効果を更に高める
ことができる。更に集合シールリップ121 ,122
よび個別シールリップ131 ,132 をそれぞれ複数条
並列に配置すると、トータルの摩擦力が増加して防水コ
ネクタCの結合操作および分離操作が困難になるが、本
実施例では集合シールリップ121 ,122 および個別
シールリップ131 ,132 がそれぞれ1条しか設けら
れていないため、その摩擦力を最小限に抑えて結合操作
および分離操作を容易に行うことができる。
【0025】完全結合状態にある雌コネクタCfおよび
雄コネクタCm(図8参照)を分離する途中の状態が図
9に示されており、雌コネクタCf側に固定された弾性
シール部材Sに対して雄コネクタCmが相対的に移動し
ている。このとき、雄コネクタハウジング3の集合凹状
嵌合部15の内周のシール面が弾性シール部材Sの集合
シールリップ122 に接触しながら摺動するが、その摺
動距離が図8のL1 に達すると、集合シールリップ12
2 が集合凹状嵌合部15のシール面から外れて該集合シ
ールリップ122 の面圧が消滅する。同様に、雄コネク
タハウジング3の個別凹状嵌合部16の内周のシール面
が弾性シール部材Sの個別シールリップ132 に接触し
ながら摺動するが、その摺動距離が図8のL2 に達する
と、個別シールリップ132 が個別凹状嵌合部16のシ
ール面から外れて該集合シールリップ132 の面圧が消
滅する。
【0026】このように、雌端子2…および雄端子4…
の嵌合距離Lよりも小さい摺動距離L1 ,L2 だけ雌コ
ネクタハウジング1から雄コネクタハウジング3を引き
抜くだけで、集合シールリップ122 および個別シール
リップ132 …の面圧が消滅するので、前記面圧により
摩擦力が発生するストロークを最小限に抑えて雌コネク
タCfおよび雄コネクタCmを容易に分離することがで
きる。尚、雌コネクタCfおよび雄コネクタCmを結合
する場合にも、同様にして摩擦力が発生するストローク
を最小限に抑えて結合操作を容易に行うことができる。
【0027】次に、本発明の第2実施例を図9および図
10に基づいて説明する。
【0028】第1実施例の防水コネクタCの弾性シール
部材Sは雌コネクタCf側に支持されているのに対し、
第2実施例の防水コネクタCの弾性シール部材Sは雄コ
ネクタCm側に支持されている。そのために、弾性シー
ル部材Sの集合シール部12および個別シール部13の
境界に突設した係止突起21が、雄コネクタハウジング
3の集合凹状嵌合部15および個別凹状嵌合部16…の
境界に凹設した係止溝22に係合する。
【0029】雌コネクタCfおよび雄コネクタCmを弾
性シール部材Sを介して完全に結合した図10の状態に
おいて、弾性シール部材Sの集合シール部12の内側の
集合シールリップ121 と、雌コネクタハウジング1の
集合凸状嵌合部7および個別凸状嵌合部8…間に形成さ
れた段部23との距離L3 は、雌端子2…および雄端子
4…の嵌合距離Lよりも小さく設定されている。また弾
性シール部材Sの個別シール部13…の内側の個別シー
ルリップ131 …と、雌コネクタハウジング1の個別凸
状嵌合部8…の先端部24…との距離は前記距離L3
りも更に小さいL4 に設定されている。第2実施例のそ
の他の構成は、既に説明した第1実施例と同一である。
【0030】而して、この第2実施例によれば、完全結
合状態にある雌コネクタCfおよび雄コネクタCmを分
離する過程で、雄コネクタCm側に固定された弾性シー
ル部材Sに対して雌コネクタCfが相対的に移動すると
き、雌コネクタハウジング1の集合凸状嵌合部7の外周
のシール面が弾性シール部材Sの集合シールリップ12
1 に接触しながら摺動するが、その摺動距離がL3 に達
すると、集合シールリップ121 が集合凸状嵌合部7の
シール面から外れて該集合シールリップ121の面圧が
消滅する。これと同時に、雌コネクタハウジング1の個
別凸状嵌合部8…の外周のシール面が弾性シール部材S
の個別シールリップ131 …に接触しながら摺動する
が、その摺動距離が前記L3 よりも短いL4 に達した時
点で、個別シールリップ131 …が個別凸状嵌合部8…
のシール面から外れて該集合シールリップ131 …の面
圧が消滅する。
【0031】このように、雌端子2…および雄端子4…
の嵌合距離Lよりも小さい摺動距離L3 だけ雄コネクタ
ハウジング3から雌コネクタハウジング1を引き抜くだ
けで、集合シールリップ121 および個別シールリップ
131 …の面圧が消滅するので、前記面圧により摩擦力
が発生するストロークを最小限に抑えて雌コネクタCf
および雄コネクタCmを容易に分離することができる。
尚、雌コネクタCfおよび雄コネクタCmを結合する場
合にも、同様にして摩擦力が発生するストロークを最小
限に抑えて結合操作を容易に行うことができる。
【0032】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、雌コネクタおよび雄コネクタを結合したと
き、シール部材の集合シール部に設けた一対の集合シー
ルリップにより、雌コネクタハウジングの集合凸状嵌合
部および雄コネクタハウジングの集合凹状嵌合部との間
がシールされ、更にシール部材の各個別シール部に設け
た一対の個別シールリップにより、雌コネクタハウジン
グの個別凸状嵌合部および雄コネクタハウジングの個別
凹状嵌合部との間がシールされるので、雌端子および雄
端子の接触部を2重にシールして防水性を高めることが
できる。またシール部材の集合シール部の内外両面の対
応する位置に一対の集合シールリップを形成し、また各
個別シール部の内外両面の対応する位置に一対の個別
ールリップを形成しているので、シールリップをシール
面に確実に密着させて防水性を確保しながら、雌コネク
タおよび雄コネクタの結合・分離時にシールリップとシ
ール面との間に発生する摩擦力を最小限に抑えて結合・
分離操作を容易に行うことができる。
【0034】また請求項2または請求項3に記載された
発明によれば、雌コネクタおよび雄コネクタを結合した
とき、シール部材の集合シール部に設けた一対の集合シ
ールリップにより、雌コネクタハウジングの集合凸状嵌
合部および雄コネクタハウジングの集合凹状嵌合部との
間がシールされ、更にシール部材の各個別シール部に設
けた一対の個別シールリップにより、雌コネクタハウジ
ングの個別凸状嵌合部および雄コネクタハウジングの個
別凹状嵌合部との間がシールされるので、雌端子および
雄端子の接触部を2重にシールして防水性を高めること
ができる。またシール部材の集合シール部の内外両面の
対応する位置に一対の集合シールリップを形成し、また
各個別シール部の内外両面の対応する位置に一対の個別
シールリップを形成しているので、シールリップをシー
ル面に確実に密着させて防水性を確保しながら、雌コネ
クタおよび雄コネクタの結合・分離時にシールリップと
シール面との間に発生する摩擦力を最小限に抑えて結合
・分離操作を容易に行うことができる。また雌コネクタ
および雄コネクタの結合・分離時に雌端子および雄端子
が相互に接触しながら摺動する嵌合距離に比べて、個別
シールリップおよび集合シールリップがシール面に接触
しながら摺動する摺動距離が小さいため、それらシール
リップの摩擦により摺動抵抗が発生するストロークを最
小限に抑えて結合・分離操作を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】防水コネクタの分解斜視図
【図2】図1の2−2線矢視図
【図3】図1の3−3線矢視図
【図4】図2の雌コネクタハウジングに弾性シール部材
を装着した状態を示す図
【図5】図4の5方向矢視図
【図6】図1に対応する断面図
【図7】弾性シール部材の斜視図
【図8】完全結合状態にある防水コネクタの断面図
【図9】半結合状態にある防水コネクタの断面図
【図10】第2実施例に係る、完全結合状態にある防水
コネクタの断面図
【図11】第2実施例に係る、半結合状態にある防水コ
ネクタの断面図
【符号の説明】
1 雌コネクタハウジング 2 雌端子 3 雄コネクタハウジング 4 雄端子 7 集合凸状嵌合部 8 個別凸状嵌合部 12 集合シール部 121 ,122 集合シールリップ 13 個別シール部 131 ,132 個別シールリップ 15 集合凹状嵌合部 16 個別凹状嵌合部 Cf 雌コネクタ Cm 雄コネクタ L 嵌合距離 L1 〜L4 摺動距離 S 弾性シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村沢 直喜 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平9−134756(JP,A) 特開 平9−129304(JP,A) 特開 平9−147966(JP,A) 特開 平7−263076(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 H01R 13/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌コネクタハウジング(1)に複数の雌
    端子(2)を支持した雌コネクタ(Cf)と、雄コネク
    タハウジング(3)に複数の雄端子(4)を支持した雄
    コネクタ(Cm)と、雌コネクタ(Cf)および雄コネ
    クタ(Cm)の結合時に雌コネクタハウジング(1)お
    よび雄コネクタハウジング(3)間に介在して雌端子
    (2)および雄端子(4)の接触部をシールする弾性シ
    ール部材(S)とを備えた防水コネクタにおいて、 雌コネクタ(Cf)は、雌コネクタハウジング(1)か
    ら雄コネクタ(Cm)に向けて突出する集合凸状嵌合部
    (7)と、それぞれが雌端子(2)を支持して集合凸状
    嵌合部(7)の頂面に突設された複数の個別凸状嵌合部
    (8)とを備えてなり、 雄コネクタ(Cm)は、雌コネクタハウジング(1)の
    集合凸状嵌合部(7)が嵌合可能な集合凹状嵌合部(1
    5)と、それぞれが雄端子(4)を支持して集合凹状嵌
    合部(15)の底面に凹設され、雌コネクタハウジング
    (1)の個別凸状嵌合部(8)にそれぞれ嵌合可能な複
    数の個別凹状嵌合部(16)とを備えてなり、 弾性シール部材(S)は、雌コネクタ(Cf)および雄
    コネクタ(Cm)を結合した状態で雌コネクタハウジン
    グ(1)の集合凸状嵌合部(7)および雄コネクタハウ
    ジング(3)の集合凹状嵌合部(15)間に挟持される
    集合シール部(12)と、雌コネクタ(Cf)および雄
    コネクタ(Cm)を結合した状態で雌コネクタハウジン
    グ(1)の複数の個別凸状嵌合部(8)および雄コネク
    タハウジング(3)の複数の個別凹状嵌合部(16)間
    に挟持される複数の個別シール部(13)とを一体に備
    えてなり、集合シール部(12)の内外両面の対応する
    位置には前記集合凸状嵌合部(7)および前記集合凹状
    嵌合部(15)にそれぞれ当接可能な一対の集合シール
    リップ(121 ,122 )が形成されるとともに、各々
    の個別シール部(13)の内外両面の対応する位置には
    前記個別凸状嵌合部(8)および前記個別凹状嵌合部
    (16)にそれぞれ当接可能な一対の個別シールリップ
    (131 ,132 )が形成されることを特徴とする防水
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 雌コネクタハウジング(1)に複数の雌
    端子(2)を支持した雌コネクタ(Cf)と、雄コネク
    タハウジング(3)に複数の雄端子(4)を支持した雄
    コネクタ(Cm)と、雌コネクタ(Cf)および雄コネ
    クタ(Cm)の結合時に雌コネクタハウジング(1)お
    よび雄コネクタハウジング(3)間に介在して雌端子
    (2)および雄端子(4)の接触部をシールすべく、雌
    コネクタハウジング(1)に支持された弾性シール部材
    (S)とを備えた防水コネクタにおいて、 雌コネクタ(Cf)は、雌コネクタハウジング(1)か
    ら雄コネクタ(Cm)に向けて突出する集合凸状嵌合部
    (7)と、それぞれが雌端子(2)を支持して集合凸状
    嵌合部(7)の頂面に突設された複数の個別凸状嵌合部
    (8)とを備えてなり、 雄コネクタ(Cm)は、雌コネクタハウジング(1)の
    集合凸状嵌合部(7)が嵌合可能な集合凹状嵌合部(1
    5)と、それぞれが雄端子(4)を支持して集合凹状嵌
    合部(15)の底面に凹設され、雌コネクタハウジング
    (1)の個別凸状嵌合部(8)にそれぞれ嵌合可能な複
    数の個別凹状嵌合部(16)とを備えてなり、 弾性シール部材(S)は、雌コネクタ(Cf)および雄
    コネクタ(Cm)を結合した状態で雌コネクタハウジン
    グ(1)の集合凸状嵌合部(7)および雄コネクタハウ
    ジング(3)の集合凹状嵌合部(15)間に挟持され
    集合シール部(12)と、雌コネクタ(Cf)および雄
    コネクタ(Cm)を結合した状態で雌コネクタハウジン
    グ(1)の複数の個別凸状嵌合部(8)および雄コネク
    タハウジング(3)の複数の個別凹状嵌合部(16)間
    に挟持され複数の個別シール部(13)とを一体に備
    えてなり、集合シール部(12)の内外両面の対応する
    位置には前記集合凸状嵌合部(7)および前記集合凹状
    嵌合部(15)にそれぞれ当接可能な一対の集合シール
    リップ(12 1 ,12 2 )が形成されるとともに、各々
    の個別シール部(13)の内外両面の対応する位置には
    前記個別凸状嵌合部(8)および前記個別凹状嵌合部
    (16)にそれぞれ当接可能な一対の個別シールリップ
    (13 1 ,13 2 )が形成され、 雌コネクタ(Cf)および雄コネクタ(Cm)の結合時
    に、集合シール部(1 2)の外面の集合シールリップ
    (122 )が集合凹状嵌合部(15)に接触しながら摺
    動する摺動距離(L1 )と、個別シール部(13)の外
    面の個別シールリップ(132 )が個別凹状嵌合部(1
    6)に接触しながら摺動する摺動距離(L2 )とを、雌
    端子(2)および雄端子(4)の嵌合距離(L)よりも
    小さくしたことを特徴とする防水コネクタ。
  3. 【請求項3】 雌コネクタハウジング(1)に複数の雌
    端子(2)を支持した雌コネクタ(Cf)と、雄コネク
    タハウジング(3)に複数の雄端子(4)を支持した雄
    コネクタ(Cm)と、雌コネクタ(Cf)および雄コネ
    クタ(Cm)の結合時に雌コネクタハウジング(1)お
    よび雄コネクタハウジング(3)間に介在して雌端子
    (2)および雄端子(4)の接触部をシールすべく、雄
    コネクタハウジング(3)に支持された弾性シール部材
    (S)とを備えた防水コネクタにおいて、 雌コネクタ(Cf)は、雌コネクタハウジング(1)か
    ら雄コネクタ(Cm)に向けて突出する集合凸状嵌合部
    (7)と、それぞれが雌端子(2)を支持して集合凸状
    嵌合部(7)の頂面に突設された複数の個別凸状嵌合部
    (8)とを備えてなり、 雄コネクタ(Cm)は、雌コネクタハウジング(1)の
    集合凸状嵌合部(7)が嵌合可能な集合凹状嵌合部(1
    5)と、それぞれが雄端子(4)を支持して集合凹状嵌
    合部(15)の底面に凹設され、雌コネクタハウジング
    (1)の個別凸状嵌合部(8)にそれぞれ嵌合可能な複
    数の個別凹状嵌合部(16)とを備えてなり、 弾性シール部材(S)は、雌コネクタ(Cf)および雄
    コネクタ(Cm)を結合した状態で雌コネクタハウジン
    グ(1)の集合凸状嵌合部(7)および雄コネクタハウ
    ジング(3)の集合凹状嵌合部(15)間に挟持され
    集合シール部(12)と、雌コネクタ(Cf)および雄
    コネクタ(Cm)を結合した状態で雌コネクタハウジン
    グ(1)の複数の個別凸状嵌合部(8)および雄コネク
    タハウジング(3)の複数の個別凹状嵌合部(16)間
    に挟持され複数の個別シール部(13)とを一体に備
    えてなり、集合シール部(12)の内外両面の対応する
    位置には前記集合凸状嵌合部(7)および前記集合凹状
    嵌合部(15)にそれぞれ当接可能な一対の集合シール
    リップ(12 1 ,12 2 )が形成されるとともに、各々
    の個別シール部(13)の内外両面の対応する位置には
    前記個別凸状嵌合部(8)および前記個別凹状嵌合部
    (16)にそれぞれ当接可能な一対の個別シールリップ
    (13 1 ,13 2 )が形成され、 雌コネクタ(Cf)および雄コネクタ(Cm)の結合時
    に、集合シール部(1 2)の内面の集合シールリップ
    (121 )が集合凸状嵌合部(7)に接触しながら摺動
    する摺動距離(L3 )と、個別シール部(13)の内面
    個別シールリップ(131 )が個別凸状嵌合部(8)
    に接触しながら摺動する摺動距離(L4 )とを、雌端子
    (2)および雄端子(4)の嵌合距離(L)よりも小さ
    くしたことを特徴とする防水コネクタ。
JP32453697A 1997-11-26 1997-11-26 防水コネクタ Expired - Lifetime JP3276907B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32453697A JP3276907B2 (ja) 1997-11-26 1997-11-26 防水コネクタ
EP98121363A EP0920084B1 (en) 1997-11-26 1998-11-10 Waterproof connector
DE69828371T DE69828371T2 (de) 1997-11-26 1998-11-10 Wasserdichter Verbinder
US09/199,434 US6053754A (en) 1997-11-26 1998-11-25 Waterproof connector
CNB981228038A CN1162944C (zh) 1997-11-26 1998-11-26 防水联结器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32453697A JP3276907B2 (ja) 1997-11-26 1997-11-26 防水コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11162555A JPH11162555A (ja) 1999-06-18
JP3276907B2 true JP3276907B2 (ja) 2002-04-22

Family

ID=18166906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32453697A Expired - Lifetime JP3276907B2 (ja) 1997-11-26 1997-11-26 防水コネクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6053754A (ja)
EP (1) EP0920084B1 (ja)
JP (1) JP3276907B2 (ja)
CN (1) CN1162944C (ja)
DE (1) DE69828371T2 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001110504A (ja) * 1999-10-13 2001-04-20 Yazaki Corp 防水コネクタ
JP2001313114A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 防水コネクタ
US7576748B2 (en) 2000-11-28 2009-08-18 Nintendo Co. Ltd. Graphics system with embedded frame butter having reconfigurable pixel formats
WO2004075356A1 (en) * 2003-02-20 2004-09-02 Rockwell Automation Technologies, Inc. Modular electrical device
DE20302844U1 (de) * 2003-02-20 2004-07-15 Weidmüller Interface Gmbh & Co. Modulare elektrisches Gerät
US6881101B2 (en) * 2003-02-20 2005-04-19 Rockwell Automation Technologies, Inc. Modular electrical device
US7195505B1 (en) 2004-11-08 2007-03-27 Oyo Geospace Corporation Connector assembly
JP2006147248A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 防水コネクタ
CN101171725B (zh) * 2005-04-11 2012-02-15 富加宜汽车控股公司 用于电连接器的孔眼和包括这种孔眼的电连接器
DE102006032575B3 (de) * 2006-07-12 2008-02-14 Yazaki Europe Ltd., Hemel Hempstead Steckverbinder
US7390210B2 (en) 2006-11-08 2008-06-24 Dsm&T Company Inc. Electrical connector with high impact strength locking assemblies
JP4803452B2 (ja) * 2006-12-28 2011-10-26 住友電装株式会社 防水コネクタ
JP5376443B2 (ja) * 2009-06-29 2013-12-25 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 電気コネクタ及び電気コネクタ組立体の製造方法
EP2517312B1 (en) * 2009-12-24 2016-11-09 Delphi International Operations Luxembourg S.à r.l. Electrical connector assembly
JP5922664B2 (ja) * 2010-10-29 2016-05-24 デルフィ・コネクション・システムズ・ホールディング・フランス 車両用電源のためのコネクタデバイスおよびコネクタアセンブリ
DE202011002324U1 (de) * 2011-02-03 2012-05-08 Sick Ag Vorrichtung zum Anbringen eines Anschlusskabels an ein Gehäuse
JP5861289B2 (ja) * 2011-07-13 2016-02-16 住友電装株式会社 コネクタ
TWM456609U (zh) * 2012-10-04 2013-07-01 Asian Power Devices Inc 電連接器組合
CN104781992B (zh) * 2012-10-19 2017-04-05 李尔公司 电连接器组件
CN103606777B (zh) * 2013-11-18 2016-06-29 合肥华凌股份有限公司 制冷设备和电线接头
JP2016051634A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 住友電装株式会社 コネクタ
JP6198066B2 (ja) * 2014-09-25 2017-09-20 住友電装株式会社 コネクタ
CN107546550B (zh) * 2016-06-28 2020-07-28 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器及其组合
JP6624225B2 (ja) * 2018-03-26 2019-12-25 ダイキン工業株式会社 圧縮機
US10734755B2 (en) * 2018-09-24 2020-08-04 Te Connectivity Corporation Electrical connector and connector assembly having a seal gland
CN109449859B (zh) * 2018-11-22 2020-06-09 温州市鹿城区渊龙电器科技有限公司 一种深海快速安全耦合器
JP7005118B2 (ja) * 2019-07-29 2022-01-21 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP7005119B2 (ja) * 2019-07-29 2022-01-21 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2022178258A (ja) * 2021-05-19 2022-12-02 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 防水コネクタおよびシール部材
JP2023181700A (ja) * 2022-06-13 2023-12-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3678441A (en) * 1970-02-26 1972-07-18 Itt Electrical connector interfacial seals
CA1196402A (en) * 1982-04-14 1985-11-05 Amp Incorporated Sealed electrical connector assembly
US4611872A (en) * 1983-09-21 1986-09-16 Tokai Electric Wire Company Limited Water-proof connector
JPH0646067Y2 (ja) * 1987-04-13 1994-11-24 矢崎総業株式会社 防水コネクタ
US4768970A (en) * 1987-11-05 1988-09-06 General Motors Corporation Electrical connector plug assembly for sealed electrical connection
JPH0218279A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Mitsubishi Electric Corp エレベータのガイドレール固定装置
US4944688A (en) * 1989-09-25 1990-07-31 Amp Incorporated Programmable sealed connector
JPH0754933Y2 (ja) * 1990-11-22 1995-12-18 矢崎総業株式会社 防水電気コネクタ
US5100335A (en) * 1991-01-28 1992-03-31 Thomas & Betts Corporation Sealed electrical connector and seal ring therefor
US5580266A (en) * 1995-03-10 1996-12-03 The Whitaker Corporation High voltage low current connector interface
US5735702A (en) * 1995-04-07 1998-04-07 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Lever type connector
JP3064889B2 (ja) * 1995-11-10 2000-07-12 住友電装株式会社 防水コネクタ
JP3304039B2 (ja) * 1996-05-17 2002-07-22 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 防水コネクタ用シール部材
DE29622831U1 (de) * 1996-05-24 1997-06-26 Leopold Kostal GmbH & Co KG, 58507 Lüdenscheid Elektrisches Steckverbindungsteil

Also Published As

Publication number Publication date
EP0920084B1 (en) 2004-12-29
EP0920084A3 (en) 2002-11-06
US6053754A (en) 2000-04-25
CN1162944C (zh) 2004-08-18
DE69828371T2 (de) 2005-05-25
EP0920084A2 (en) 1999-06-02
DE69828371D1 (de) 2005-02-03
JPH11162555A (ja) 1999-06-18
CN1218312A (zh) 1999-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3276907B2 (ja) 防水コネクタ
JP3508626B2 (ja) コネクタ
US7311546B2 (en) Connector, a mating connector and a connector device
JP3108132B2 (ja) 防水型コネクタ
JP5227599B2 (ja) コネクタ
US20060063412A1 (en) Connector with liquid intrusion prevention structure
JP2014192103A (ja) コネクタ
JPH10223304A (ja) 防水型電気コネクタ組立体
JPH11283693A (ja) 防水コネクタ
JP2000208200A (ja) 防水コネクタ
JP3540156B2 (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
JP3517107B2 (ja) 防水コネクタ及び該防水コネクタの組付方法
JPH07153523A (ja) 簡易防水コネクタ
JP3417663B2 (ja) フラットケーブルの端末防水構造
JP3596426B2 (ja) 防水コネクタ
JP2003045550A (ja) 防水コネクタ
JP3119119B2 (ja) 圧接ジョイントコネクタ
JP2005339836A (ja) 防水コネクタ
JP2017004806A (ja) 防水コネクタ
US11469539B2 (en) Seals for a flat flexible conductor in an electrical connector assembly
JP3977094B2 (ja) シールド電線コネクタ
JP4234492B2 (ja) シールドコネクタ
JP2001110504A (ja) 防水コネクタ
JP2001155815A (ja) 平形ケーブルとこの平形ケーブルを用いた防水コネクタ構造
JPH0316228Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term