JPH0111388Y2 - - Google Patents

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JPH0111388Y2
JPH0111388Y2 JP1984163610U JP16361084U JPH0111388Y2 JP H0111388 Y2 JPH0111388 Y2 JP H0111388Y2 JP 1984163610 U JP1984163610 U JP 1984163610U JP 16361084 U JP16361084 U JP 16361084U JP H0111388 Y2 JPH0111388 Y2 JP H0111388Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は各種鋸盤や砥石式切断機等の材料切断
機における材料送り装置に関する。
〈従来技術〉 例えば帯鋸盤に対し被加工材料を送り出す装置
として、従来、第3図に示す如き装置がある。す
なわち、基台1上の主バイス2に対して、送材方
向に敷設されたレール3上に摺動自在の送りバイ
ス4をシリンダ5によつて前進・後退させ、前進
時に送りバイス4で材料Wを挟持することにより
材料を送つて、その前端部を、主バイス2の前方
(送材方向)に配設された帯鋸刃Sによる切断加
工部位より前方に突出させることにより定寸し、
切断加工を行う装置が一般的である。この従来装
置によると、切断寸法が送りバイスの最大移動距
離よりも長い場合、所定の寸法に達するまで送り
バイスを何回も前進・後退させなければならず時
間がかかるという欠点があつた。この欠点を解消
するため、従来、第4図及び第5図に示す如き装
置が提案されている。この装置では材料をコンベ
ア6上にのせ、材料の送りはこのコンベアのロー
ラをモータ7等の駆動装置で駆動させることによ
り行ない、材料の移動距離をタツチローラ8等の
測長装置により測長し、この信号により駆動装置
を制御し定寸を行うので材料の送りは連続送りで
あるため時間がかかる点は解消される。しかしタ
ツチローラ8が主バイス2の後方に位置し、主バ
イスの前方(送材方向)に配設された帯鋸刃Sま
での間にかなりの距離があるため、材料が短くな
ると、タツチローラ8が接触しなくなつて測長で
きず、この間の長さの材料が残材となる欠点があ
つた。
〈考案の目的〉 本考案は上記に鑑みてなされたもので、ほとん
ど残材が生ずることがなく、かつ、定寸所要時間
が短い切断材の材料送り装置の提供を目的として
いる。
〈考案の構成〉 本考案の材料送り装置は、切断加工部位の送材
方向後方に配設された主バイス機構と、その主バ
イス機構の後方に設けられ、材料に押圧された状
態で回動することにより材料を連続的に送り出し
得る長材用送りローラと、主バイス機構の後方に
設けられた材料端検出用のセンサと、切断加工部
位を挟んで主バイス機構の前方に設けられ、主バ
イス機構に対して接近離反自在の短材用送りバイ
ス機構とを有し、材料端検出用のセンサの出力に
基づいて、切断すべき材料の長さが所定長さ以上
のときには長材用送りローラを、また、所定長さ
未満のときには短材用送りバイスを用いて材料の
定寸送りを行うよう構成されていることによつて
特徴づけられる。
〈実施例〉 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案実施例の側面断面図で、第2図
はその平面図である。
基台11上には、主バイス12が帯鋸刃Sによ
る切断加工部位よりも後方に配設され、短材用送
りバイス13がその前方に設けられている。これ
らの主バイス12および短材用送りバイス13
は、それぞれシリンダ12aおよび13aの駆動
によつて材料Wを挟持又は解放することができ
る。
短材用送りバイス13は、送材方向に沿つて基
台11上に敷設されたレール14に摺動自在に支
承されており、短材送り用シリンダ15の駆動に
より、主バイス12に対して切断加工部位を通過
して接近,離反することができる。基台11上の
主バイスの後方には材料Wを左右両側から挟んで
連続的に送り出す固定側送りローラ16と可動側
送りローラ17が相対向に設けられている。固定
側送りローラ16はモータ22により回転駆動さ
れ、回転自在の可動側送りローラ17はシリンダ
18により材料Wに対して圧接又は解放すること
ができる。この一対のローラ16,17から成り
立つ長材用送りローラの後方に、材料の移動量を
計測して電気信号に変換するタツチ式エンコーダ
19と、材料Wの有無すなわち材料端を検出する
センサ20が配設されている。また、短材用送り
バイス13の移動量を計測して電気信号に変換す
るタツチ式エンコーダ21がシリンダ15のピス
トン軸又は短材用送りバイス13、或いはそれら
と接する場所に設けられている。
シリンダ12a,13a,15,18はシーケ
ンスコントローラ(図示せず)により制御され、
エンコーダ19,21、及びセンサ20の出力信
号はシーケンスコントローラに入力されている。
次に作用を説明する。長尺の材料を送るとき
は、主バイス12及び短材用送りバイス13が解
放された状態で長材用送りローラ16,17が材
料Wを挟持しモータ22が駆動されて材料Wを所
定量送り出す。このとき、エンコーダ19の実測
値と送り出すべき所定量をシーケンスコントロー
ラが比較演算し、一致したところでモータ22が
停止する。つづいて、主バイス12のシリンダ1
2aが作動して材料Wを挟持し切断加工が実行さ
れる。切断加工終了後、主バイス12が解放さ
れ、前述と同様にして再び長材用送りローラ1
6,17による次の定寸送りが行われる。
このようにして、定寸送りと切断加工が繰返さ
れ、やがて、センサ20が材料Wのなくなつたこ
とを検出すると、可動側送りローラ17の圧接が
解かれて長材用送りローラ16,17による送材
の送り出しが休止する。代わつて、シリンダ13
aが作動して材料Wを挟持し、短材送り用シリン
ダ15による送り出しが実行され、そのときの送
り出し量がエンコーダ21により実測されて寸法
制御が行われる。所定寸法分送り出されると主バ
イス12が材料を挟持し、短材用送りバイス13
が緩められて切断加工が実行され、切断完了後、
再び短材用送りバイス13が材料を挟持し、主バ
イス12が緩められて次の定寸送りが行われる。
変則的使用方法として、材料Wの残存長さが非
常に短くなつたときなどに、短材用送りバイス1
3のみで材料を挟持して切断加工することもで
き、また、主バイス12で材料を挟持して切断加
工するときに、短材用送りバイス13でも材料を
掴むことにより材料把持が一層強固になる。ま
た、切断後の材料片を短材用送りバイス13によ
り基台11の縁まで搬送させることもできる。
〈効果〉 以上説明したように、本考案によれば、主バイ
ス機構の後方に、材料に押圧・回動することによ
り材料を連続的に送り出し得る長材用送りローラ
を設けるとともに、切断加工部位を挟んで主バイ
ス機構の前方には短材用送りバイス機構を設け
て、主バイス機構の後方に設けられた材料端検出
用のセンサの出力に基づいて、材料の残存長が所
定長さより短くなるまでは長材用送りローラを用
い、また、短くなつた場合に限つて短材用送りバ
イス機構を用いて材料を送るよう構成したから、
大半の定寸動作は長材用送りローラによる連続的
な送りによつて、長い定寸でも短い定寸同様に短
時間で行い、残りの短材部分のみを短材用送りバ
イス機構により、材料に殆んど残存を生じさせる
ことなく定寸するので、高生産性と材料の有効利
用性の双方を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の側面断面図、第2図は
その平面図である。第3図は従来例を示す側面
図、第4図と第5図は他の従来例を示す側面図と
平面図である。 11……基台、12……主バイス、13……短
材用送りバイス、14……レール、15……短材
送り用シリンダ、16,17……長材用送りロー
ラ、22……送りローラ駆動モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切断加工部位の送材方向後方に配設された主バ
    イス機構と、その主バイス機構の後方に設けら
    れ、材料に押圧された状態で回動することにより
    材料を連続的に送り出し得る長材用送りローラ
    と、上記主バイス機構の後方に設けられた材料端
    検出用のセンサと、上記切断加工部位を挟んで上
    記主バイス機構の前方に設けられ、その主バイス
    機構に対して接近離反自在の短材用送りバイス機
    構とを有し、上記センサの出力に基づいて、切断
    すべき材料の長さが所定長さ以上のときには上記
    長材用送りローラを、また、所定長さ未満のとき
    には上記短材用送りバイス機構を用いて材料の定
    寸送りを行うよう構成された切断機の材料送り装
    置。
JP1984163610U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH0111388Y2 (ja)

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JPS6178523U JPS6178523U (ja) 1986-05-26
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JP4563507B1 (ja) * 2010-02-10 2010-10-13 西島株式会社 丸鋸切断機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54137785A (en) * 1978-04-15 1979-10-25 Keuro Maschinenbau Gmbh Transfering method and device of rod in cutter

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JPS6178523U (ja) 1986-05-26

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