JP2895613B2 - 材料位置決め装置 - Google Patents

材料位置決め装置

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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、帯鋸盤の如き切断装置等に用いられる材料
位置決め装置に関し、特に切断長の定寸設定のための定
寸送材制御に用いられる材料位置決め装置に関するもの
である。
(従来の技術) 帯鋸盤の如き切断装置等により長尺の材料を可変設定
される所定の切断長に自動切断するために、送材バイス
装置等の送材装置により材料の切断位置(加工位置)に
対する送り込みを、材料自体、或は材料をクンプした送
材バイス装置の移動量を測定器により測定しつつ行い、
材料自体、或は送材装置の伊東量が所定値に達したこと
が測定器により検出されることにより、切断位置に対す
る材料の送り込みが所要の切断長に対応した送り込み量
をもって行われたとする定寸送材制御は従来より行われ
ている。
上述の如き定寸送材制御に於いては、定寸送材装置系
は切断装置等に対する材料の受渡し時に於ける新規の材
料の初期位置を定寸送材の送り原点位置として認識して
おく必要がある。
このことに鑑みて、帯鋸盤の如き切断装置等に於いて
は、切断位置に隣接した位置に固定配置される本体バイ
ス装置、或は送材バイス装置に、これらが閉じ状態にあ
る時に材料の先端面が突き当たる位置決め用当り面を設
け、送材バイス装置、或は他の給材装置により材料を送
材方向前方へ送り込み、これの先端面を本体バイス装
置、或は所定の基準位置に位置決めされた送材バイス装
置の位置決め用当り面に突き当てることにより、新規材
料を、初期位置として、前記位置決め当り面の位置によ
り決まる固定の送り原点位置に位置決めし、これより後
に送材バイス装置等の送材装置により材料の切断位置に
対する送り込み量を測定器により測定しつつ定寸送材制
御を行うことが行われている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く定寸送材制御に於いては、材料を移動させ
て材料の先端面を静止状態の位置決め用当り面に突き当
てることにより、材料の送り原点位置に対する位置決め
が行われるので、この位置決めに際して、位置決め用当
り面は材料の移動による慣性力に起因する衝撃力を受け
ことになる。このため位置決め用当り面の保護の観点か
ら、突き当り時に大きい衝撃力が生じないよう、位置決
め用当り面に対する材料の突き当て時の移動速度を極く
低い値に下げる必要が生じ、これは材料供給のロス時間
を増大し、切断装置等の加工装置の稼働率を低下させる
原因になる。
また位置決め用当り面に対する材料の突き当て時の移
動速度が極く低い値に設定されても、位置決め用当り面
は材料の移動による慣性力に起因する衝撃力を受けなく
なることはないから、これの耐久性に問題が生じること
は避けられず、大重量の材料である場合には、突き当て
時の材料の移動速度がいくら低い値に設定されても、大
きい衝撃力が位置決め用当り面に作用するようになり、
このため位置決め可能な材料の重量に制限があった。
本発明は、従来の定寸送材制御に於ける材料の位置決
めに於ける上述の如き不具合に鑑み、位置決め用当り面
が材料の移動による慣性力に起因する衝撃力を受けるこ
とがなく、位置決め可能な材料の重量に制限を与えるこ
とがなく、大重量の材料も正確に位置決めでき、しかも
高速処理が可能で、加工装置の稼働率を低下させること
がない材料位置決め装置を提供することを目的としてい
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上述の如く目的は、本発明によれば、材料を選択的に
クランプし材料の加工位置より送材方向前方にて送材方
向に往復動可能に設けられ材料の先端面に選択的に当接
可能な位置決め用当り面を有する第一のバイス装置と、
前記加工位置より送材方向後方にて材料を選択的にクラ
ンプする第二のバイス装置と、前記第一のバイス装置の
送材方向の移動位置を材料位置決めのために固定の加工
基準位置に対する相対位置として測定する測定手段とを
有し、前記第一のバイス装置の移動によりこれの位置決
め用当り面が前記第二のバイス装置にクランプされた材
料の先端面に当接することにより該材料の前記加工基準
位置に対する初期位置出しが行われるよう構成されてい
ることを特徴とする材料位置決め装置によって達成され
る。
(作用) 上述の如き構成によれば、位置決め用当り面が移動し
て第二のバイス装置にクランプされて静止状態の材料の
先端面に当接することにより該材料の加工基準位置に対
する初期位置出しが行われ、材料の正気位置が測定手段
の測定値より加工基準位置よりの偏倚量として認識され
る。
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第5図は本発明による材料位置決め装置が適用されて
好適な帯鋸盤の一例を示している。帯鋸盤は、基台1
と、一端部を枢軸3により基台1に枢動連結されて枢軸
3を中心として実質的に上下方向に回動可能な鋸刃ハウ
ジング5とを有している。鋸刃ハウジング5には無端状
の帯鋸刃7が一対のホイール9、11間を回転走行するよ
うになっている。
帯鋸刃7には、鋸刃ハウジング5の降下方向の回動に
より切込み移動を与えられ、鋸刃ハウジング5に取付け
られた左右一対の鋸刃案内部材13により鉛直方向に案内
されて基台1上にて本体バイス装置15によりクランプさ
れた被切断材Mを垂直に切断するようになっている。
鋸刃案内部材13は上端部を鋸刃ハウジング5に固定連
結されたガイドアーム17を有しており、ガイドアーム17
の下端部には、第5図に示されている如く、一対のソー
サイドガイドブロック19が設けられている。一対のソー
サイドガイドブロック19は、帯鋸刃7を両側方より挟持
し、これを鉛直方向に案内するようになっている。
第1図は上述の如く帯鋸盤に組み込まれた材料位置決
め装置を示している。第1図に於いて、被切断材(材
料)Mは、右方へ送材されることにより帯鋸刃7の下方
を横切り、この横切り位置、換言すれば切断位置(加工
位置)より図にて右側の送材方向前方への送り込み量を
制御されることにより切断長を可変設定される。
前述の本体バイス装置15は前記切断位置より送材方向
後方に配置されて第二のバイス装置をなしており、これ
は、実質的に固定の基準側バイスジョー21と流体圧シリ
ンダ装置23によりクランプ位置とアンクランプ位置との
間に駆動される可動バイスジョー25とを有し、被切断材
Mを選択的にクランプするようになっている。
前記切断位置より送材方向前方には第一のバイス装置
をなす前部バイス装置27が設けられている。前部バイス
装置27は、その全体がガイド部29に案内されて送材方
向、即ち図にて左右方向に往復動可能になっている。前
部バイス装置27には流体圧シリンダ装置31が駆動連結さ
れており、流体圧シリンダ装置31は前部バイス装置27を
送材方向に往復駆動するようになっている。
前部バイス装置27は、実質的に固定の基準側バイスジ
ョー33と流体圧シリンダ装置35によりクランプ位置とア
ンクランプ位置との間に駆動される可動バイスジョー37
とを有し、被切断材Mを選択的にクランプし、流体圧シ
リンダ装置31による送材方向の移動により被切断材Mの
送材を行うようになっている。
可動バイスジョー37の前記切断位置側には位置決め用
当り面39が突出形成されている。位置決め用当り面39
は、第1図にて仮想線にて示されている如く、可動バイ
スジョー37が基準側バイスジョー33に当接する全閉位置
にある状態に於いては、本体バイス装置15にクランプさ
れている被切断材Mの先端面に対向し、これに当接し得
るようになっている。
前部バイス装置27にはロータリエンコーダ41が取付け
られている。ロータリエンコーダ41にはピニオン43が取
付けられており、ピニオン43は、送材方向に延在する固
定のラック45と噛合し、前部バイス装置27送材方向の移
動に伴い回転するようになっている。これによりロータ
リエンコーダ41は前部バイス装置27の送材方向の移動量
を測定するようになる。ロータリエンコーダ41の測定値
信号は制御装置47へ出力される。
制御装置47は、マイクロコンピュータを含むCNCの如
き電気式の制御装置であり、これは、ロータリエンコー
ダ41よりの測定値信号と切断位置の如き固定の加工基準
位置との関係を予め認知しており、例えば位置決め用当
り面39が前記切断位置に整合する位置にある時にロータ
リエンコーダ41が出力する測定値信号を零基準信号とし
てロータリエンコーダ41の零点設定(測定基準位置設
定)を行うようになっている。
これにより制御装置47が読み取るロータリエンコーダ
41の測定値は、位置決め用当り面39が前記切断位置に整
合する位置にある状態より前部バイス装置27の送材方向
前方の移動に応じて正の値にて増大し、これとは反対の
送材方向後方の移動に応じて負の値にて増大することに
なり、前部バイス装置27の送材方向の移動位置が前記切
断位置に対する相対位置として測定されることになる。
制御装置47は、図示されていないが、予めプログラム
された内容に応じて帯鋸盤全体のシーケンス制御を行う
ものであり、クレーン等の外部の搬送手段により新規の
被切断材Mが帯鋸盤に装填されると、これをクランプす
る命令を本体バイス装置15に対し出力し、次に前部バイ
ス装置27に全閉命令を出力し、この後に位置決め用当り
面39が前記新規の被切断材Mの先端面に当接する位置に
まで前部バイス装置27を送材方向後方へ駆動する命令を
出力し、位置決め用当り面39が前記新規の被切断材Mの
先端面に当接した時点にて前部バイス装置27を送材方向
後方へ駆動する命令を解除し、この時点に於けるロータ
リエンコーダ41よりの測定値を前記新規の被切断材Mの
初期位置として読み込み制御を行うようになっている。
尚、位置決め用当り面39が前記新規の被切断材Mの先端
面に当接したことは、前部バイス装置27の送材方向後方
への移動が阻止されて停止することによりロータリエン
コーダ41よりの測定値が変化しなくなることによって検
出される。
次に第2図〜第4図を用いて本発明による材料位置決
め装置の作用について説明する。先ず第2図に示されて
いる如く、基準側バイスジョー33より離れた位置にある
可動側バイスジョー37を閉じ側へ移動させ、第3図に示
されている如く、可動側バイスジョー37を基準側バイス
ジョー33に当接させて前部バイス装置27を全閉状態とす
る。次にこの状態にて前部バイス装置27を送材方向後
方、即ち図にて左方へ移動させ、第4図に示されている
如く、位置決め用当り面39を既に本体バイス装置15によ
りクランプされて固定状態にある新規の被切断材Mの先
端面に突き当てる。この時のロータリエンコーダ41より
の測定値は帯鋸刃7による切断位置の如き加工基準位置
に対する新規の被切断材Mの先端面の偏差値を示し、こ
れは新規の被切断材Mの初期位置情報として読み込まれ
る。
この後の被切断材Mの定寸切断のための送材制御は前
記初期位置情報を取り込んで行われればよく、この送材
は前部バイス装置27により行われても、或は図示されて
いない従来と同様の送材バイス装置により行われてもよ
い。
以上に於いては、本発明を特定の実施例について詳細
に説明したが、本発明は、これに限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であること
は当業者にとって明らかであろう。
[発明の効果] 上述の如き実施例の説明より理解されるように、本発
明による材料位置決め装置によれば、前部バイス装置の
如く可動のバイス装置に設けられた位置決め用当り面が
移動して、これが本体バイス装置等にクランプされて静
止状態の材料の先端面に当接することにより該材料の加
工基準位置に対する初期位置出しが行われ、材料の初期
位置が測定手段の測定値より加工基準位置よりの偏差値
として認識されるから、この初期位置出し時に位置決め
用当り面が材料の移動による慣性力に起因する衝撃力を
受けることがなく、位置決め用当り面の移動による慣性
力は、一定で、小さいから、位置決め可能な材料の重量
に制限を与えることがなくなる。このことから、大重量
の材料も正確に位置決めすることができるようになり、
しかも位置決め用当り面を材料に比較的高速度にて突き
当てることが可能になり、材料の初期位置出し作業が加
工装置の稼働率を低下させることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による材料位置決め装置を帯鋸盤に適用
した場合の実施例を示す平面図、第2図〜第4図は各々
本発明による材料位置決め装置の作用を説明する説明
図、第5図は本発明による材料位置決め装置を適用され
て好適な帯鋸盤を示す正面図である。 1……基台、5……鋸刃ハウジング 7……帯鋸刃、15……本体バイス装置 27……前部バイス装置、39……位置決め用当り面 41……ロータリエンコーダ 47……制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料を選択的にクランプし材料の加工位置
    より送材方向前方にて送材方向に往復動可能に設けられ
    材料の先端面に選択的に当接可能な位置決め用当り面を
    有する第一のバイス装置と、前記加工位置より送材方向
    後方にて材料を選択的にクランプする第二のバイス装置
    と、前記第一のバイス装置の送材方向の移動位置を材料
    位置決めのために固定の加工基準位置に対する相対位置
    として測定する測定手段とを有し、前記第一のバイス装
    置の移動によりこれらの位置決め用当り面が前記第二の
    バイス装置にクランプされた材料の先端面に当接するこ
    とにより該材料の前記加工基準位置に対する初期位置出
    しが行われるよう構成されていることを特徴とする材料
    位置決め装置。
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