JP6473374B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、加熱調理器に関し、詳しくは、キッチンキャビネットに装着されて使用される加熱調理器に関する。
加熱調理器には、キッチンキャビネットに装着されて用いられる、いわゆるドロップインコンロが広く知られている。
このような加熱調理器として、特許文献1には、キッチンキャビネットの上方開口部から下方に挿入されて、前面部をキッチンキャビネットの前面開口に臨ませた状態に組み付けられる加熱調理器が記載されている。
この特許文献1の加熱調理器の場合、調理器本体の上部の周縁部には、キッチンキャビネットの上面に載置されることにより、調理器本体をキッチンキャビネットに保持させるための鍔部が形成されている。そして、この鍔部がキッチンキャビネットの上方開口部の周縁上に置かれることにより、調理器本体の主要部がキッチンキャビネット内に収容された状態で、調理器本体がキッチンキャビネットに保持された状態となるように構成されている。
特開2014−035123号公報
しかしながら、調理器本体内には、グリルバーナを備えたグリル部や、コンロバーナを備えたコンロ部などの加熱部を有しており、グリルバーナやコンロバーナなどの使用時に、これらの加熱部からの熱によって、キッチンキャビネットの上方開口部の周縁の温度が上昇する。そして、キッチンキャビネットの上方開口の周縁部の温度が耐熱温度を超えると、キッチンキャビネットの上方開口部の周縁が劣化してしまい、美観を損なったり、使用に支障を来すようになったりするという問題点がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、例えばグリルバーナやコンロバーナなどの加熱部を使用した場合にも、キッチンキャビネットの上方開口の周縁部である開口周縁部の温度が上昇することを抑制することが可能で、キッチンキャビネットの劣化を抑制、防止することが可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、
キッチンキャビネットの上方開口から下方に挿入されて、前面に備える操作部を前記キッチンキャビネットの前面開口に臨ませた状態に組み付けられる調理器本体を備え、前記調理器本体の上部周縁の外方に鍔部が形成され、前記鍔部が前記キッチンキャビネットの前記上方開口の周縁部である開口周縁部上に載置された状態で設置される加熱調理器において、
前記調理器本体の内側の、前記キッチンキャビネットの前記開口周縁部と対向する領域に配設された、前記調理器本体が備える加熱部から、前記開口周縁部への熱の伝播を抑制するための金属製の防熱板と、
前記防熱板に配設された、壁体によって前後方向に延びる筒状に形成され、前方に入口部を備え、後方に出口部を備えた通気筒と、
前記調理器本体の後方に配設された、前記調理器本体内の熱気を排出するための排気孔と、
前記調理器本体の前方に、かつ、前記排気孔より低い位置に配設された、前記調理器本体内に外部の空気を吸引するための吸気孔と
を備えていることを特徴としている。
また、本発明の加熱調理器においては、
前記調理器本体が上方を開放端とする有底箱型の部材であって、前記開放端を覆うトッププレートを備え、かつ、
前記調理器本体内には、グリル調理用のグリル庫と、前記グリル庫の後方に設けられ、前記グリル庫内の調理排気を前記グリル庫の外に排出するグリル排気筒と、前記トッププレートの後方に設けられ、前記調理排気を前記調理器本体外に排出するためのグリル排気用開口とを備えており、
前記グリル排気用開口が前記排気孔としても機能するように構成されているとともに、
前記吸気孔が前記調理器本体の前面に設けられていることが好ましい。
また、本発明の加熱調理器においては、
コンロ用加熱部を複数備え、加熱力の最も大きいコンロ用加熱部が左右のいずれか一端側に配置され、
前記調理器本体の内側の、前記加熱力の最も大きいコンロ用加熱部が配設された前記一端側における、前記開口周縁部と対向する領域には、前記通気筒を備えた前記防熱板が配設されており、
前記調理器本体の内側の前記一端側とは反対側における、前記開口周縁部と対向する領域には、前記通気筒を備えていない前記防熱板が配設されていることが好ましい。
本発明の加熱調理器は、調理器本体の内側の、キッチンキャビネットの上方開口の周縁部である開口周縁部と対向する領域に、調理器本体が備える加熱部からの熱の伝播を抑制するための金属製の防熱板を設け、防熱板に、壁体によって前後方向に延びる筒状に形成され、前方に入口部を備え、後方に出口部を備えた通気筒を配設するとともに、調理器本体の後方に、調理器本体内の熱気を排出するための排気孔を設け、調理器本体の前方に、かつ、排気孔より低い位置に、調理器本体内に外部の空気を吸引するための吸気孔を設けるようにしているので、キッチンキャビネットの上記開口周縁部の温度が上昇することを抑制して、キッチンキャビネットが加熱されて劣化することを抑制することが可能になる。
すなわち、例えば、加熱調理器が備えるグリル部(グリルバーナ)やコンロ部(コンロバーナ)などの加熱部を使用した場合に、調理器本体内の空気の温度が上昇するのに伴い、ドラフト力が発生する。ここで、排気孔より下方に吸気孔が位置しているので、ドラフト力によって調理器本体内の温かい空気が調理器本体後方の排気孔から排出され、吸気孔から調理器本体外の冷たい空気が吸気されることになる。排気孔からの温かい空気の排出と吸気孔からの冷たい空気の吸気に伴い、吸気された冷たい空気の一部は通気筒の入口部から通気筒内に流入する。そして、通気筒内に流入した空気は、防熱板を冷却しながら通気筒内を前から後に通流し、通気筒の出口部から流出した後、排気孔から排出される。
これにより、防熱板が通気筒内を流れる温度の低い空気により冷却されるため、グリル部(グリルバーナ)やコンロ部(コンロバーナ)など加熱部の使用時においても、キッチンキャビネットの上方開口の周縁部の温度が過度に上昇することが抑制され、キッチンキャビネットの上方開口の周縁部の劣化を抑えることが可能になる。
また、調理器本体が、上方の開放端を覆うトッププレートを備え、かつ、調理器本体内には、グリル調理用のグリル庫と、グリル庫の後方に設けられ、グリル庫内の調理排気をグリル庫の外に排出するグリル排気筒と、トッププレートの後方に設けられ、調理排気を調理器本体外に排出するためのグリル排気用開口とを備えており、グリル排気用開口が排気孔としても機能するように構成されているとともに、吸気孔が調理器本体の前面に設けられている構成とした場合、グリル排気用開口と排気孔を共用できることから、製造コストの上昇を抑制することができる。
また、吸気孔が、通常グリル排気用開口と同じ圧力となる調理器本体の前面に設けられるので、排気孔の圧力が吸気孔の圧力より高くなることにより、吸気孔からの吸気および排気孔からの排気が妨げられることを防止して、防熱板を効率よく冷却することが可能になる。
特に、グリル調理時には、グリル排気筒の周囲温度上昇に伴いドラフト力が増加し、排気孔からの温かい空気の排出が促進されることから、防熱板の冷却が促進されるため好ましい。
また、コンロ用加熱部を複数備え、加熱力の最も大きいコンロ用加熱部が左右のいずれか一端側に配置され、調理器本体の内側の、加熱力の最も大きいコンロ用加熱部が配設された一端側における、キャビネットの上方開口の周縁部(開口周縁部)と対向する領域には、通気筒を備えた前記防熱板が配設され、調理器本体の内側の一端側とは反対側における、開口周縁部と対向する領域には、通気筒を備えていない防熱板が配設されている構成とすることにより、コンロバーナ(加熱部)の加熱力に応じて防熱板に通気筒が取り付けられることになり、製造コストを抑制しつつ、グリルバーナやコンロバーナなど加熱部の使用時の、キッチンキャビネットの上方開口の周縁部の温度上昇を抑制することが可能になり、本発明をより実効あらしめることができる。
本発明の実施形態にかかる加熱調理器(グリル付きドロップインコンロ)をキッチンキャビネットに設置した状態を示す側面図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器をキッチンキャビネットに設置した状態を示す正面図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器をキッチンキャビネットに設置した状態を示す平面図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器のトッププレートを省略した要部の平面図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器のトッププレートおよび操作部およびグリル扉を省略した要部の正面図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器の吸気孔付近の拡大断面図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器のグリル付きドロップインコンロの斜視図である。 本発明の実施形態にかかる加熱調理器のグリル付きドロップインコンロのキッチンキャビネットへの設置方法を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態]
以下に、本発明の一実施形態にかかる加熱調理器(ガス調理器)について、図1〜8を参照しつつ説明を行う。
なお、この実施形態にかかる加熱調理器は、加熱部2として、コンロ部2aとグリル2bを備えたビルトイン型のグリル付きドロップインコンロである(図5など参照)。
図1〜8に示すように、本発明の実施形態にかかる加熱調理器(グリル付きドロップインコンロ)1は、上面側にコンロバーナ21,22が配設され、内部にグリル調理用のグリル庫12(図4など)を備えた調理器本体3が、キッチンキャビネット(カウンタートップ)4の上方開口部5から下方に挿入されて、前面に備える操作部6をキッチンキャビネット4の前面開口7に臨ませた状態に組み付けられるように構成されている。なお、組み付けた後の調理器本体3の上面側にはトッププレート8がシール部材9(図1、図8)により固着されるように構成されている。
そして、この実施形態のグリル付きドロップインコンロ1は、コンロ部2aとして、ガスを燃料とする標準火力コンロバーナ21と、大火力コンロバーナ22を備えている。
グリル2bは、グリル庫12、グリル扉13,グリル扉13を開閉するための取っ手14、グリル庫12内に配設された、ガスを燃料とする上バーナ23および下バーナ24を備えている。
また、調理器本体3は、上方を開放端とする有底箱型の構造体であり、この上方の開放端を覆うトッププレート8(図1、図2、図3、図7)を備えている。
調理器本体3の上記開口端の周縁外方には鍔部3aが形成され、鍔部3a(図3、図4、図5)がキッチンキャビネット(カウンタートップ)4の上方開口部5の周縁(開口周縁部)5a上に載置されることにより、グリル付きドロップインコンロ1がキッチンキャビネット4に保持されるように構成されている(図1,図5)。
調理器本体3の内側の、キッチンキャビネット(カウンタートップ)4の上記開口周縁部5aと対向する領域(下方の領域)には、調理器本体3が備える加熱部2からの熱の伝播を抑制する金属製(例えば、アルミめっき鋼板製)の防熱板(左側防熱板51および右側防熱板52)を備えている(図4、図5)。
なお、この明細書では、調理器本体3から見て操作部6や、グリル扉13などを備える側(図1の矢印Fで示す側)を前方とし、前方と反対側(図1の矢印Rで示す側)を後方とする。
また、調理器本体3の上面後方(奥側)には、調理器本体内3の熱気を排出するための排気孔31が設けられており(図3)、調理器本体3の前方には、上記排気孔31より低い位置に吸気孔41(図5,図6)が設けられている。
なお、吸気孔41は、調理器本体3の前面を構成する板状部材3b(図6)をプレス加工して、前方から後方に向けて打ち抜くことにより形成されており、吸気孔41の周縁が後方に向けてバーリング加工されている(図6)。
以下に、本発明の実施形態にかかるグリル付きドロップインコンロ1の特徴的な構成について、さらに詳しく説明する。
この実施形態のグリル付きドロップインコンロ1においては、上述の右側防熱板52に、前後方向に延びる通気筒56が配設されており、通気筒56は前方に入口部54を備え、後方に出口部55を備えている(図4、図5)。
この実施形態では、通気筒56は、前後方向に直交する方向の断面形状がコ字状の部材を、その開口を塞ぐようにな態様で右側防熱板52に取り付けることにより形成されており、右側防熱板52が、通気筒56の1つの面を構成している。
ただし、筒状に構成された通気筒を、右側防熱板52と接合するような態様で配設することも可能である。
また、この実施形態のグリル付きドロップインコンロ1は、グリル庫の後方に、グリル庫12内の調理排気をグリル庫12の外に排出するためのグリル排気筒15(図3、図4)を備えている。
そして、グリル排気筒15は、トッププレート8の後方(奥側)に設けられた排気孔(開口)31に臨むように配設されており、グリル排気筒15の上部開口15a(図3)から、グリル庫12内の調理排気が排出されるように構成されている。
また、上記開口31の内周面とグリル排気筒15の外周面間の隙間32(図3)から、調理器本体3内の熱気が排出されるように構成されている。
なお、排気孔31上には、通気可能な排気カバー16が配設されるように構成されている。
すなわち、この実施形態では、上述のように排気孔31が、調理器本体3内の熱気を調理器本体3外に排出するための開口として機能するとともに、グリル排気筒15を望ませる開口(すなわち、グリル庫12内の調理排気を系外に排出するための開口)としても機能するように構成されている。
上述のように、開口31が、調理器本体3内の熱気を外に排出するための排気孔として機能するとともに、グリル庫12内の調理排気を系外に排出するための開口としても機能するように構成されているため、構造が簡潔で、製造コストを抑制することが可能な加熱調理器(グリル付きドロップインコンロ)を提供することが可能になる。
また、調理器本体3の前方には、上記排気孔(開口)31より低い位置に吸気孔41(図4、図5、図6)が設けられている。
上述のように構成されたグリル付きドロップインコンロ1においては、加熱部(コンロ部2aやグリル部2bなど)の使用時に調理器本体3内の空気の温度が上昇すると、ドラフト力が発生する。そして、排気孔31より下方に吸気孔41が位置していることから、ドラフト力によって調理器本体3内の温かい空気が調理器本体3の後方の排気孔31から排出され、吸気孔41からは調理器本体3外の、調理器本体の内部よりも低温の空気が吸気されることになる。
その結果、排気孔31からの温かい空気の排出と、吸気孔41からの冷たい空気の吸気に伴い、吸気された冷たい空気の一部が通気筒56の入口部54から通気筒56内に流入し、右側防熱板52を冷却しながら通気筒56内を前方から後方に向かって流れ、通気筒56の出口部55から流出した後、排気孔31から外部に排出される。これにより、右側防熱板52が効率よく冷却され、コンロ部2aやグリル部2bなどの加熱部2の使用時においても、キッチンキャビネット4の上方開口5の周縁部である開口周縁部5aの温度上昇が抑制され、キッチンキャビネット4の劣化が抑制される。
また、吸気孔41が、通常はグリル排気用の開口(排気孔31)と同じ圧力となる、調理器本体3の前面に設けられるので、排気孔31の圧力が吸気孔41の圧力より高くなってしまうことで吸気孔41からの吸気および排気孔31からの排気が妨げられることが回避され、防熱板の冷却が不足するような事態となることを確実に防止できる。
特に、上述のように構成されたグリル付きドロップインコンロ1においては、グリル調理時に、グリル排気筒15の周囲温度上昇に伴いドラフト力が増加し、排気孔31からの温かい空気の排出が促進されるので、防熱板の冷却がさらに促進されるため、好ましい。
また、この実施形態のグリル付きドロップインコンロ1においては、上述のように、コンロ部2aが、標準火力コンロバーナ21と、大火力コンロバーナ22の2つのコンロバーナを備えており、左側には、例えば加熱力(火力)が2400kcal/時の標準バーナ21が配設され、右側には、例えば加熱力(火力)が3300kcal/時と大きい大火力コンロバーナ22が配設されている(図2、図3、図4、図5、図7参照)。
そして、調理器本体3内の右側および左側には、キッチンキャビネット4の開口周縁部5aと対向する領域には、キッチンキャビネット4の開口周縁部5aに熱が加わることを抑制するための左側防熱板51および右側防熱板52が配設されているが、調理器本体3内の右側、すなわち、大火力コンロバーナ22が配設された側の防熱板(右側防熱板52)にのみ、上述の通気筒56が設けられており、調理器本体3内の標準火力コンロバーナ21が配設された側の防熱板(左側防熱板51)には、通気筒が設けられていない(図4、図5参照)構成とされている。
このように、大火力コンロバーナ22が配置されている側の開口周縁部5aと対向する領域にのみ、通気筒56を備えた防熱板(右側防熱板)52を備えた構成とすることにより、標準火力コンロバーナ22が配置されている側に対応する左側防熱板51にも通気筒を設けるというような過剰設備となることを回避して、経済性に優れた加熱調理器(グリル付きドロップインコンロ)を提供することが可能になる。
ただし、本発明は、コンロバーナの種類によらず、左側防熱板51と右側防熱板52の両方に通気筒を配設するようにした構成を排除するものではない。
また、上記実施形態では、グリル付きドロップインコンロに本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、コンロバーナを備えずグリルバーナのみを備える加熱調理器にも適用することが可能であり、また、グリルバーナを備えずコンロバーナのみを備える加熱調理器にも適用することが可能である。
また、上記実施形態では、二つのコンロバーナを備えた加熱調理器に本発明を適用した場合について説明したが、一つのコンロバーナあるいは三つ以上のコンロバーナを備えた加熱調理器にも本発明を適用することが可能である。
また、本発明は、ガスを燃料とするガス調理器以外の、電気調理器や石油調理器にも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 グリル付きドロップインコンロ
2a コンロ部
2b グリル部
2 加熱部
3 調理器本体
3a 鍔部
3b 調理器本体の前面を構成する板状部材
4 キッチンキャビネット(カウンタートップ)
5 調理器本体の上方開口
5a 開口周縁部
6 操作部
7 前面開口
8 トッププレート
9 シール部材
12 グリル庫
13 グリル扉
14 取っ手
15 グリル排気筒
15a グリル排気筒の上部開口
16 排気カバー
21 標準火力コンロバーナ
22 大火力コンロバーナ
23 上バーナ
24 下バーナ
31 排気孔(開口)
32 隙間
51 防熱板(左側防熱板)
52 防熱板(右側防熱板)
54 入口部
55 出口部
56 通気筒

Claims (3)

  1. キッチンキャビネットの上方開口から下方に挿入されて、前面に備える操作部を前記キッチンキャビネットの前面開口に臨ませた状態に組み付けられる調理器本体を備え、前記調理器本体の上部周縁の外方に鍔部が形成され、前記鍔部が前記キッチンキャビネットの前記上方開口の周縁部である開口周縁部上に載置された状態で設置される加熱調理器において、
    前記調理器本体の内側の、前記キッチンキャビネットの前記開口周縁部と対向する領域に配設された、前記調理器本体が備える加熱部から、前記開口周縁部への熱の伝播を抑制するための金属製の防熱板と、
    前記防熱板に配設された、壁体によって前後方向に延びる筒状に形成され、前方に入口部を備え、後方に出口部を備えた通気筒と、
    前記調理器本体の後方に配設された、前記調理器本体内の熱気を排出するための排気孔と、
    前記調理器本体の前方に、かつ、前記排気孔より低い位置に配設された、前記調理器本体内に外部の空気を吸引するための吸気孔と
    を備えていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記調理器本体が上方を開放端とする有底箱型の部材であって、前記開放端を覆うトッププレートを備え、かつ、
    前記調理器本体内には、グリル調理用のグリル庫と、前記グリル庫の後方に設けられ、前記グリル庫内の調理排気を前記グリル庫の外に排出するグリル排気筒と、前記トッププレートの後方に設けられ、前記調理排気を前記調理器本体外に排出するためのグリル排気用開口とを備えており、
    前記グリル排気用開口が前記排気孔としても機能するように構成されているとともに、
    前記吸気孔が前記調理器本体の前面に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. コンロ用加熱部を複数備え、加熱力の最も大きいコンロ用加熱部が左右のいずれか一端側に配置され、
    前記調理器本体の内側の、前記加熱力の最も大きいコンロ用加熱部が配設された前記一端側における、前記開口周縁部と対向する領域には、前記通気筒を備えた前記防熱板が配設されており、
    前記調理器本体の内側の前記一端側とは反対側における、前記開口周縁部と対向する領域には、前記通気筒を備えていない前記防熱板が配設されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
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