JP4479517B2 - キッチン用フロアキャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、キッチン用フロアキャビネットに関するものである。
従来、キッチン用フロアキャビネットでは、調理に使用する部分の面積を広く確保するために、シンクの周縁部に段差部を設け、この段差部に可動式のプレートを載置することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
近年では、大型鍋等を調理器からシンクへ簡単に移動させることができ、しかも調理に使用する部分の面積を広く確保することができるキッチン用フロアキャビネットが求められている。
そこで、調理器やシンク等を有するキャビネット本体の上部前面にレール部材を設けて、このレール部材に台板を有するスライド部材をスライド可能に係合させることによって、大型鍋等を台板に載せて調理器からシンクへ移動できるようにするとともに、台板を調理台としても使用できるようにしたキッチン用フロアキャビネットが提案されつつある。
特開平6−73767号公報
このようなレール部材は、一般的に中実棒状に形成されるため、キャビネット本体の調理器からの熱がレール部材の前面に伝わり易く、使用者がレール部材の前面に触れたときに不快感を生じるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑み、キャビネット本体からの熱をレール部材の前面に伝わり難くすることができるキッチン用フロアキャビネットを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係るキッチン用フロアキャビネットは、キャビネット本体の上部前面に、左右方向に延在するレール部材を設けて、このレール部材にスライド部材をスライド可能に係合させたキッチン用フロアキャビネットであって、前記キャビネット本体は、カウンターと、このカウンターを支持する箱体とを有していて、前記カウンターの下面と箱体の上端部との間の隙間に前記レール部材が嵌め込まれ、前記レール部材の中実部分に、レール部材の長手方向に延在する中空部を設けたことを特徴とするものである。
また、前記レール部材に、前記中空部に連通する通気口を設けたり、通気口を設けた上で、前記中空部内に、放熱フィンを形成したりすることが好ましい。
また、前記キャビネット本体のグリルからの熱風が当るレール部材の下面に、断熱材を取付けることが好ましい。
さらに、前記断熱材の下面を手前側に向けて下方に湾曲させることがより好ましい。
本発明によれば、レール部材の中実部分に中空部を設けたから、中空部内の空気の断熱作用でレール部材の前面にキャビネット本体からの熱を伝わり難くすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態に係るキッチン用フロアキャビネット1は、キャビネット本体2と、このキャビネット本体2の上部前面に設けられ、左右方向に延在するレール部材3と、このレール部材3にスライド可能に係合するスライド部材4とを備えている。
前記キャビネット本体2は、略直方体の形状をなしており、人造大理石等で構成されるカウンター21と、カウンター21を支持する箱体24と、箱体24に前後方向にスライド可能に収容される複数の引出し25とを有している。
前記カウンター21には、調理器28やシンク22が組み込まれているとともに、カラン23が取付けられている。また、調理器28の下部には、図示は省略するが、魚等を焼くグリルが組み込まれており、グリルの扉やガラリは箱体24の前面24aから露出している。
前記カウンター21の手前側端部は、箱体24の前面24aよりも手前側(図2では左側)に突出しており、収容状態での引出し25の前壁を上方から覆うことが可能となっている。また、カウンター21の下面と箱体24の手前側上端部との間には、所定寸法の隙間tが設けられており、この隙間tに前記レール部材3の張出部33が嵌め込まれている。
前記レール部材3は、係合溝32が形成された上下方向に延びる本体部31と、この本体部31の上部から奥側(図2では右側)に張り出す前記張出部33とを有し、側面視で略L字状をなしている。また、レール部材3は、本体部31の前面31aが収容状態での引出し25の前面と略面一となるようにキャビネット本体2に取付けられており、この前面31aの上部がカウンター21の手前側端部に設けられた下方に突出する突出部21aに当接して、レール部材3の脱落防止が図られている。
また、前記本体部31の下面31bは、略全長に亘って側面視で略L字状の固定金具26で支えられている。固定金具26は、上下方向に延びる部分がタッピングネジS1によって箱体24の前面に固定されており、レール部材3は、固定金具26の前後方向に延びる部分に載置された状態でタッピングネジS2によって固定金具26に固定されている。
さらに、本体部31の下面31bには、前記グリルからの熱風がレール部材3に伝わるのを抑制するために、本体部31の下面31bの略全長に亘って断熱材27が固定金具26を介して取付けられている。なお、断熱材27は、グリルからの熱風が当る部分にのみ取付けられるようにしてもよい。
前記断熱材27は、上下方向に扁平な断面略長方形状で左右方向に延びている。
また、本体部31の下面31bの手前側端部には、下方に突出して断熱材27を手前側から覆うことが可能な突出部37が設けられており、美観の向上が図られている。
前記係合溝32は、本体部31の前面31aから奥側に延びるとともに、奥側で斜め上方に立ち上がる側面視で略L字状に形成されている。
前記スライド部材4は、左右方向に延びる中空板状の本体部41と、この本体部41の奥側端部に連設され、レール部材3の本体部31の係合溝32に嵌り込んで係合する係合部42とを有している。
前記係合部42は、本体部41の奥側端部から奥側に延びるとともに、奥側で斜め上方に立ち上がる側面視で略L字状に形成されており、図2の矢印aのようにスライド部材4の手前側端部を持ち上げて、スライド部材4をやや前倒した状態とすればレール部材3の本体部31の係合溝32に前方から挿入可能となり、係合部42を係合溝32に挿入した後にスライド部材4を後倒操作すれば当該係合部42の上端部が係合溝32の立上り部分に係合するようになっている。
また、スライド部材4には、使用者が肘を置いたり、タオルを掛けたりするためのバー5が設けられている。このバー5は、円形断面で左右方向に延びており、スライド部材4の本体部41の左右両端部に連設された左右一対の側壁43に挟まれて固定されている。なお、前記一対の側壁43は、本体部41の上面の中央から少し手前寄りの位置に突設されたリブ44によって相互に連結されて補強されている。
また、レール部材3には、キャビネット本体1の調理器28からの熱がレール部材3の本体部31の前面31aに伝わるのを抑制するための構造が採用されている。
具体的には、レール部材3の張出部33から本体部31に跨る領域の中実部分に、レール部材3の長手方向に延在する中空部34が設けられている。この中空部34は、上辺が底辺よりも手前側に突出する断面略台形状をなしており、手前側の面が傾斜面34aとなっている。
また、レール部材3の張出部33の背面33aには、箱体24の内部空間と中空部34とを連通する2つの通気口36が設けられている。これらの通気口36の一方は、図3に示すようにシンク22の手前側の位置に、他方は、調理器28の手前側の位置に設けられている。なお、通気口36の数は2つに限らず、3つ以上であってもよい。
そして、シンク22側の通気口36の奥側には、電動ファン8が配設されており、この電動ファン8が駆動すると、調理器28側の通気口36から矢印bのように空気が中空部36内に流入し、その空気が中空部34内を矢印cのようにシンク側に向かって流れ、シンク22側の通気口36から矢印dのように流出するようになっている。
なお、前記電動ファン8は、例えばレール部3に温度検知センサを設け、このセンサがレール部3の温度が40℃程度になったことを検知したときに自動的に駆動されるようにすることが好ましい。
さらに、前記中空部34内には、上下方向に並ぶ3枚の放熱フィン35が形成されている。これらの放熱フィン35は、中空部34の傾斜面34aから奥側に延びており、各放熱フィン35の先端は前後方向で略一致する位置に位置している。
以上説明したように、本実施形態のキッチン用フロアキャビネット1では、レール部材3の中実部分に中空部34を設けたから、中空部34内の空気の断熱作用でレール部材3の本体部31の前面31aにキャビネット本体2の調理器28からの熱を伝わり難くすることができる。
また、レール部材3の張出部33の背面33aに、中空部34と連通する通気口36を設けたから、通気口36から中空部34内の加熱された空気を逃がすことができ、中空部34に熱がこもることを抑制して、レール部材3を伝わる熱を中空部34で放熱させることができる。
さらに、中空部34内に放熱フィン35を形成したから、レール部材3を伝わる熱を放熱フィン35によってより有効に放熱させることができ、キャビネット本体2からレール部材3の本体部31の前面31aにさらに熱を伝わり難くすることができる。
また、本体部31の下面31bに断熱材27を取付けたから、グリルからの熱風によってレール部材3が加熱されることを抑制することができる。
なお、前述した実施形態では、レール部材3の本体部31の下面31bに断面略長方形状の断熱材27を取付けた形態を示したが、図4に示すように、突出部37の下面をも含む本体部31の下面31bの略全面を覆う形状の断熱材27’を本体部31の下面31bに取付け、本体部31の下面31bと突出部37の下面との段差部で断熱材27’の下面27aを手前側に向けて下方に湾曲させるようにしてもよい。
このようにすれば、グリルからの熱風を、矢印eのように断熱材27’の下面27aに沿って手前側にスムーズに逃がすことができ、グリルからの熱風によってレール部材3が加熱されることをさらに有効に抑制することができる。
また、グリルからの熱風を手前側にスムーズに逃がすには、図5に示すように、本体部31の下面31b’を突出部37の下面に滑らかにつながるように下方に湾曲させ、この下面31b’に沿って断面略長方形状の断熱材27を取付けることにより、断熱材27の下面27aを手前側に向けて下方に湾曲させてもよい。なお、この場合には、断熱材27を省略してもグリルからの熱風を手前側にスムーズに逃がすことができる。
また、スライド部材4としては、前記実施形態のようにバー5が取付けられたものである必要はなく、例えば、図6に示すように、本体部41の手前側端部にフック6を取付けたスライド部材4’としてもよい。
または、図7に示すように、本体部41を上方及び奥側に延びる略L字状として、この本体部41の上端部に台板7を前後方向に回動可能に取付けたスライド部材4”とすることも可能である。このようにすれば、台板7を前方回動させたとき(図7の二点鎖線の状態にしたとき)には調理台として使用することができ、後方回動させたとき(図7の実線の状態にしたとき)にはサブカウンターとして使用することができる。
さらに、レール部材3のレール部32の係合溝32a及びスライド部材4の係合部41の形状は特に限定されるものではなく、例えば奥側が上下方向に延びる側面視略T字状等であってもよい。
本発明の一実施形態に係るキッチン用フロアキャビネットの斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 キッチン用フロアキャビネットを奥側から見た斜視図である。 他の一実施形態に係るキッチン用フロアキャビネットの断面側面図である。 他の一実施形態に係るキッチン用フロアキャビネットの断面側面図である。 他の一実施形態に係るスライド部材の側面図である。 他の一実施形態に係るスライド部材の側面図である。
符号の説明
1 キッチン用フロアキャビネット
2 キャビネット本体
21 カウンター
27,27’ 断熱材
27a 下面
3 レール部材
31 本体部
32 係合溝
33 張出部
34 中空部
35 フィン
36 通気口
4,4’,4” スライド部材
41 本体部
42 係合部
5 バー
6 フック
7 台板
8 電動ファン
S1,S2 タッピングネジ

Claims (5)

  1. キャビネット本体の上部前面に、左右方向に延在するレール部材を設けて、このレール部材にスライド部材をスライド可能に係合させたキッチン用フロアキャビネットであって、
    前記キャビネット本体は、カウンターと、このカウンターを支持する箱体とを有していて、前記カウンターの下面と箱体の上端部との間の隙間に前記レール部材が嵌め込まれ、前記レール部材の中実部分に、レール部材の長手方向に延在する中空部を設けたことを特徴とするキッチン用フロアキャビネット。
  2. 前記レール部材に、前記中空部に連通する通気口を設けたことを特徴とする請求項1に記載のキッチン用フロアキャビネット。
  3. 前記中空部内に、放熱フィンを形成したことを特徴とする請求項2に記載のキッチン用フロアキャビネット。
  4. 前記キャビネット本体のグリルからの熱風が当るレール部材の下面に、断熱材を取付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のキッチン用フロアキャビネット。
  5. 前記断熱材の下面を手前側に向けて下方に湾曲させたことを特徴とする請求項4に記載のキッチン用フロアキャビネット。
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