JP6330273B2 - インクジェット記録ヘッドおよびそれを備えたインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドおよびそれを備えたインクジェット記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェット記録装置に用いられるインクジェット記録ヘッドに係り、特に往復移動するキャリッジに記録ヘッド部の他にインクを貯留してインクの圧力変動を抑制するための圧力ダンパ部を搭載したインクジェット記録ヘッドに関するものである。
例えば業務用のインクジェット記録装置においては、多量印刷に対応するため、大容量のインクタンクを装備する必要があり、そのためインクタンクはインクジェット記録装置の本体側に設けられたタンクホルダに装着している。
一方、記録ヘッド部を搭載したキャリッジには、所定量のインクを貯留することのできる圧力ダンパ部が設けられ、インクタンクと圧力ダンパ部の間はインク供給チューブで接続される構造となっている。
この圧力ダンパ部を設けたインクジェット記録ヘッドに関しては、例えば特開2003−211688号公報(特許文献1)あるいは特開2009−184183号公報(特許文献2)などを挙げることができる。
図19は、前記特開2003−211688号公報(特許文献1)などに記載されている従来のインクジェット記録ヘッドの概略構成図である。
同図に示すように、垂直方向に配置されるキャリッジ100の重力方向(垂直方向)下側に記録ヘッド部101を搭載し、その記録ヘッド部101の重力方向上側に圧力ダンパ部102を搭載している。
そして圧力ダンパ部102のインク貯留室103は、ケース部材104の一部に形成された凹部105と、その凹部105の前面開口部を閉塞するフレキシブルなフィルム部材106とから構成され、インクの圧力変動をこのインク貯留室103で抑制する構造になっている。
圧力ダンパ部102の重力方向上部には、インクタンク(図示せず)からのインクを導入するインク導入部107が設けられている。
また、圧力ダンパ部102の重力方向の下端中央部には、圧力ダンパ部102内のインクを記録ヘッド部101に供給するためのチューブ状の接続部108が記録ヘッド部101側に向けて延びている。一方、記録ヘッド部101の上部にはインク供給針109が立設されており、インク供給針109をチューブ状接続部108に差し込むことにより、圧力ダンパ部102と記録ヘッド部101が接続される構造になっている。
このインクジェット記録ヘッドは、図示しないキャリッジに搭載された記録ヘッド・圧力ダンパ集合モ―ジュール100内において記録ヘッド部101が下側に、圧力ダンパ部102がそれの上側にセットされており、両者の間にチューブ状接続部108やインク供給針109などの接続部材が介在された構造になっている。
前記チューブ状接続部108ならびにインク供給針109は、通常、合成樹脂の成形体で構成されて、それ自体にはフレキシブル性がないこと、ならびに前記接続部材の介在により記録ヘッド部101と圧力ダンパ部102の間に必然的に空間部110が形成されて、結局、その空間部110分だけ圧力ダンパ部102が記録ヘッド部101から離れて、記録ヘッド・圧力ダンパ集合モ―ジュール100の高さHが高くなる。
近年、広い紙面に対して高速印刷を行う要求が高まっており、そのためにキャリッジの走査範囲が広くなり、しかもキャリッジの走査速度も速くなる傾向にある。このような傾向において、インクの圧力変動を効果的に抑制するためには、往復移動する記録ヘッド・圧力ダンパ集合モ―ジュールの高さを可能な限り低くする必要があるが、図19に示す従来のインクジェット記録ヘッドではこのような要求に対応することができないという難点がある。
本発明の目的は、このような技術的背景に基づいてなされたものであり、インクの圧力変動を効果的に抑制することのできるインクジェット記録ヘッドを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、
下面に複数のノズル孔を有し、前記ノズル孔と連通するインク流路を形成している記録ヘッド部と、内部にインク貯留室を有する圧力ダンパ部と、を備え、前記圧力ダンパ部が前記記録ヘッド部よりも重力方向上側に配置された記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールとなっており、前記圧力ダンパ部のインク貯留室に貯留されているインクを前記記録ヘッド部のインク流路に供給するインクジェット記録ヘッドにおいて、前記インク流路に設けられたインク供給管前記インク貯留室に設けられ、前記インク供給管と重力方向において離間するインク排出管とを接続するフレキシブルチューブを備え、前記フレキシブルチューブの内壁にインクが接触しながら流れる、ことを特徴とするインクジェット記録ヘッドを対象とするものである。
そして、記インク流路と前記インク貯留室接続するフレキシブルチューブを備え、記フレキシブルチューブ内にはインクが流れる、ことを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記フレキシブルチューブを第1のフレキシブルチューブとし、第2のフレキシブルチューブをさらに備え、前記第2のフレキシブルチューブの一端は前記インク流路に接続され、前記第2のフレキシブルチューブは、前記圧力ダンパ部から前記記録ヘッド部にかけてインクを充填するとき内部の空気を当該インクジェット記録ヘッド外に排出するための空気排出チューブであることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第2の手段において、前記インク流路は、前記ノズル孔が設けられたノズル面の長手方向に沿って設けられ、前記第1のフレキシブルチューブは、前記インク流路の端部付近に設けられている、ことを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第2の手段において、前記第2のフレキシブルチューブの一端は、前記インク流路のうち、前記第1のフレキシブルチューブが接続されていない方の端部に接続されている、ことを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は前記第1ないし第4のいずれかの手段において、前記圧力ダンパ部は、ケース部材に設けられた凹部の前面開口部をフレキシブルな合成樹脂製のフィルム部材で閉塞することにより、前記ケース部材の内部に前記インク貯留室が形成され、前記ケース部材の重力方向上側で一方の端部に、重力方向と直交するように外側に突出した突出部が設けられ、前記突出部の内側には前記インク貯留室と連通したインク排出流路部が形成され、前記突出部の重力方向下側でかつ前記ケース部材の横の位置に形成された段差部の所に圧力ダンパ部インク排出管が配置されて、前記記録ヘッド部の一方の端部側に設けられたインク供給部がヘッド部インク供給管であって、前記ヘッド部インク供給管と前記圧力ダンパ部インク排出管が前記フレキシブルチューブで接続されている、ことを特徴とするものである。
本発明の第6の手段は前記第の手段において、前記空気を排出するときは、前記第2のフレキシブルチューブに吸引ポンプを介して廃液タンクを連結する、ことを特徴とするものである。
本発明の第7の手段は前記第2の手段において、前記第2のフレキシブルチューブは、前記記録ヘッド部の他方の端部側に設けられて前記インク流路の他方の端部と連通したインク供給部と前記圧力ダンパ部の前記インク貯留室と連通したインク排出部とを接続するインク供給チューブである、ことを特徴とするものである。また、本発明の第8の手段は前記第2の手段において、前記圧力ダンパ部は、ケース部材に設けられた凹部の前面開口部をフレキシブルな合成樹脂製のフィルム部材で閉塞することにより、前記ケース部材の内部に前記インク貯留室が形成され、前記ケース部材の重力方向上側で両方の端部に、重力方向と直交するように外側に突出した突出部が設けられ、前記各突出部の内側には前記インク貯留室と連通したインク排出流路部が形成され、前記各突出部の重力方向下側でかつ前記ケース部材の横の位置に形成された段差部の所に圧力ダンパ部インク排出管が配置されて、前記記録ヘッド部の両方の端部側に設けられたインク供給部がヘッド部インク供給管であって、前記ヘッド部インク供給管と前記圧力ダンパ部インク排出管が前記第1のフレキシブルチューブならびに前記第2のフレキシブルチューブで接続されている、ことを特徴とするものである。また、本発明の第の手段は、インクジェット記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置において、前記インクジェット記録ヘッドが前記第1ないし第6のいずれかの手段のインクジェット記録ヘッドであることを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、インクの圧力変動を効果的に抑制することのできるインクジェット記録ヘッドを提供することができる。
本発明の第1実施例に係る記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールの全体構成を示す正面概略図である。 その記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールの断面概略図である。 その記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールの上面概略図である。 その記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールを分解した状態でのフレームと記録ヘッドモジュールの正面図である。 その記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールに用いるカバーの正面図である。 その記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールに用いる圧力ダンパモジュールの正面図である。 その記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールに用いられる圧力ダンパモジュールを分解した状態での正面図である。 その圧力ダンパモジュールの組み立て後の正面図である。 その圧力ダンパモジュールに用いられるフィルムカバーを裏返しにした状態での斜視図である。 記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールにおけるインク供給チューブならびに空気抜きチューブの接続状態を説明するための図である。 本発明の実施例で用いられる熱伝導板の斜視図である。 本発明の第1実施例に係るインクジェット記録装置の全体構成を示す概略斜視図である。 そのインクジェット記録装置に用いるキャリッジの斜視図である。 本発明の第2実施例に係る圧力ダンパモジュールに用いられるケース部材の正面図である。 そのケース部材の上面図である。 図12B−B線上の断面図である。 図12C−C線上の断面図である。 図12D−D線上の断面図である。 そのケース部材上にフィルム部材を貼着した状態での正面図である。 本発明の第2実施例に係る記録ヘッドモジュールと圧力ダンパモジュールを接続した状態を示す正面図である。 従来のインクジェット記録ヘッドの概略構成図である。
次に本発明の実施例を図面と共に説明する。
(第1実施例)
図10は本発明の第1実施例に係るインクジェット記録装置の全体構成を示す概略斜視図、図11(a),(b)はそのインクジェット記録装置に用いるキャリッジの斜視図である。
図10に示すように、用紙供給部71から間歇的に繰り出された連続した記録媒体(連続用紙)72はインクジェット記録部73で所望の画像が印刷され、用紙回収部74で巻き取り回収される。
インクジェット記録部73は、インクジェット記録装置の本体側に設置されたインクタンク75、記録媒体72上でそれの幅方向に延びた直動ガイド76、その直動ガイド76に沿って記録媒体72の幅方向(X方向)に高速で往復移動するキャリッジ77ならびにケーブルベア(登録商標)78などを備えている。
図11(a)に示すように、キャリッジ77の記録媒体72と対向する平面部78には、記録媒体72の搬送方向(Y方向 図10参照)に沿って長方形に形成された記録ヘッド装着開口部79が千鳥状でかつ多数列に形成されている。そしてこの各記録ヘッド装着開口部79に記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュール80の下端部が嵌合・固定されている(図11(b)参照)。
図1は本発明の第1実施例に係る記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュール80の全体構成を示す正面概略図、図2はその記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュール80の断面概略図、図3はその記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュール80の上面概略図、図4(a)はその記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュール80を分解した状態でのフレーム1と記録ヘッドモジュール3の正面図、図4(b)はその記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュール80に用いるカバー2の正面図、図4(c)はその記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュール80に用いる圧力ダンパモジュール4の正面図である。なお、図1はカバー2を外した状態での図である。
図4(a)〜(c)に示す略箱型をしたフレーム1とそれの前面開口部を閉塞するカバー2で形成される内側空間部の重力方向(垂直方向)下側に記録ヘッドモジュール3が、また、内側空間部の重力方向(垂直方向)上側に圧力ダンパモジュール4が、それぞれ挿入・設置される。
前記カバー2はインクミストの付着防止のために設けられており、耐インク性のステンレススチールで構成されている。このように耐インク性の材料を用いることにより、様々な組成のインクを使用しても腐食し難い構成になっている。
図1に示すように、フレーム1の下部にはヘッドベース5がフレーム1にスポット溶接により取り付けられており、ヘッドベース5には記録ヘッドモジュール3を挿入するための開口部6が形成されている。また、ヘッドベース5の両端部には、この記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュール80をキャリッジ77に固定する(図11(b)参照)ためのモジュール固定用ネジ7が下方に向いて取り付けられている。
記録ヘッドモジュール3は図4(a)に示すように、記録ヘッド本体8、その記録ヘッド本体8に接続されたヘッド放熱板9ならびに配線基板10、記録ヘッド本体8の図面に向かって右側端部に立設されたヘッド部インク供給管11、記録ヘッド本体8の図面に向かって左側端部に立設されたヘッド部空気抜き管12、配線基板10に接続されたコネクタ43ならびにヘッドカバー13などから構成され、図に示すような配置、接続関係になっている。
前記記録ヘッド本体8の下面には、インク滴を吐出する多数のノズル孔が列設されている。また、記録ヘッド本体8の内部には、ノズルプレート、圧力室プレート、リストリクタプレート、ダイアフラムプレート、剛性プレートならびに圧電素子群などが収容・設置されている(いずれも図示せず)。
ヘッドベース5と記録ヘッド本体8の隙間を位置合わせしたのちにネジで固定し、インクシーリングを兼ねた接着剤でヘッドベース5と記録ヘッド本体8を接着固定する。
前記ヘッド放熱板9は本実施例の場合図2に示すように前後2枚設けられており、記録ヘッド本体8内の駆動部に設けられている圧電素子駆動ICなどから発生する熱を有効に逃がす機能を有している。放熱の構造については、図2を用いて後で説明する。
図4(a)に示すように、前記ヘッド部インク供給管11とヘッド部空気抜き管12は記録ヘッド本体8の両端部に立設されており、図示していないがヘッド部インク供給管11は記録ヘッド本体8の内部に形成されたインク流路の一端に連通しており、ヘッド部空気抜き管12はそのインク流路の他端に連通している。
前記ヘッドカバー13は、インクジェット記録装置の出荷運搬時などに記録ヘッド本体8のノズル面を保護するために用いられており、図1に示すようにヘッドカバー13の両端部はモジュール固定用ネジ7を流用して着脱可能に取り付けられている。このヘッドカバー13は、インクジェット記録装置を製品として出荷するときには取り外される。
前記圧力ダンパモジュール4は、ポリエチレンなどの合成樹脂の成形体からなるケース部材14を有し、そのケース部材14の前面の大部分にくり抜いた状態の凹部15(図5参照)が形成され、その凹部15の前面開口部がフレキシブルな合成樹脂製のフィルム部材16で閉塞されることにより、ケース部材14の内部にインク貯留室17が形成される。
ケース部材14の重力方向上部の一方の端部には、圧力ダンパ部インク供給管18が設けられている。
図5に示すように、ケース部材14の重力方向上部の一方の端部には、圧力ダンパ部インク供給管18を圧入・装着するためのインク供給管挿入孔20が形成され、それの下端開口部は凹部15(インク貯留室17)に連通している。
また、ケース部材14の重力方向上部の他方の端部には、重力方向(垂直方向)と直交するように外側に突出した突出部21が設けられ、この突出部21の内側には凹部15(インク貯留室17)と連通したインク排出流路部22と、それに連なるインク排出管挿入孔23が形成されている。このインク排出管挿入孔23には、圧力ダンパ部インク排出管24が圧入・装着される。従って、圧力ダンパ部インク排出管24は突出部21の下側でかつケース部材14の横の位置に形成された段差部44(図4(c)〜図6参照)の所に配置されている。
ケース部材14に形成されたインク供給管挿入孔20の下端開口部とインク排出流路部22の位置は、重力方向(垂直方向)において略同じレベル(略同じ高さ)にあって、それらの重力方向下側に凹部15(インク貯留室17)がある形態になっている。
本実施例の場合、図5ならびに図6に示すように、圧力ダンパ部インク供給管18の下端部にはOリング27が装着され、途中の部分に鍔部28が設けられている。この圧力ダンパ部インク供給管18の上部には輸送時用のキャップ26が嵌着されるようになっており、キャップ26の下端部にはOリング29が装着されている。このキャップ26は記録ヘッドの輸送時に使用されるもので、記録ヘッドを記録装置に取り付ける際にはインク供給管18から取り外される。
この圧力ダンパ部インク供給管18の下端部がケース部材14に形成されているインク供給管挿入孔20に圧入されて、圧力ダンパ部インク供給管18の鍔部28がケース部材14の上面に当接している(図6参照)。
一方、圧力ダンパ部インク排出管24の上端部にはOリング30が装着され、圧力ダンパ部インク排出管24の途中の部分に円周状の段差部31が形成されている。この圧力ダンパ部インク排出管24をケース部材14のインク排出管挿入孔23に圧入することにより、段差部31が突出部21の下面と略同一面の所で露呈する(図6参照)。
本実施例では、インク供給管18とインク排出管24がケース部材14に対して圧入式になっている。インク供給管18とインク排出管24をケース部材14にインサートモールドする方法もある。しかし、この方法であると、インクジェット記録装置の機種などの違いによってインク供給管18やインク排出管24の形状、寸法などが多少違う場合に、機種別にそれぞれインク供給管18とインク排出管24をインサートモールドしたケース部材14を準備する必要があり、そのためにコスト高を招くことになる。
これに対して本実施例のようにすれば、多機種になってもケース部材14の共用化が図れ、コストの低減ならびに組み立て作業の効率化が可能となる。
前述のようにインク貯留室17の一面をフィルム部材16で構成することにより、そのフィルム部材16の柔軟性を利用してダンパ機能を発揮しているが、そのフィルム部材16の過度の伸びを抑制するために、フィルム部材16の外側にフィルムカバー32が配置されている(図5、図6参照)。
フィルムカバー32は金属板あるいは合成樹脂成形体などから構成され、図5に示すように平面形状がケース部材14と略同形になっており、フィルム部材16の上面を覆うようにしてケース部材14に固定されている。
図7は、フィルムカバー32を裏返しにした状態での斜視図である。
同図に示されているように、フィルムカバー32の圧力ダンパ部インク供給管18と対応する位置には、インク供給管抜け止め片33が垂設され、それの下端側には略円弧状の切欠部34が形成されている。また、フィルムカバー32の圧力ダンパ部インク排出管24と対応する位置には、インク排出管抜け止め片35が垂設され、それの下端側には略円弧状の切欠部36が形成されている。図7に示すように、前記インク供給管抜け止め片33とインク排出管抜け止め片35は、斜向かいの状態で対向している。
このフィルムカバー32をケース部材14(フィルム部材16)の上に被せて固定すると、インク供給管抜け止め片33が圧力ダンパ部インク供給管18の外周に嵌まり込み、インク供給管18の鍔部28と係合して、インク供給管18の抜け止めができる。また、インク排出管抜け止め片35が圧力ダンパ部インク排出管24の外周に嵌まり込み、インク排出管24の段差部31と係合して、インク排出管24の抜け止めができる(図6参照)。
本実施例では、インク供給管18に鍔部28を設け、インク排出管24に段差部31を設けたが、反対にインク供給管18に段差部を設け、インク排出管24に鍔部を設けることも可能である。また、インク供給管18とインク排出管24の両方に鍔部を設けたり、あるいは段差部を設けたりすることも可能である。
このように本実施例では、フィルムカバー32をインク供給管18ならびにインク排出管24の抜け止め手段に利用しているから、部品点数ならびに組み立て工数の削減、コストの低減などが図れる。
図8に示すように、ヘッド部インク供給管11と圧力ダンパ部インク排出管24の間は、フレキシブルなヘッド側インク供給チューブ37aで繋がれている。更に、図10に示しているように、記録装置の本体側に設けられたインクタンク75側のインク排出管と圧力ダンパ部インク供給管18の間は、フレキシブルなタンク側インク供給チューブ37bで繋がれている。
一方、ヘッド部空気抜き管12にはフレキシブルな空気抜きチューブ38が接続され、さらに空気抜きチューブ38の他方は密閉バルブ19に接続されて密閉状態となっている。空気抜きチューブ38の端部は、フレーム1の上部(ダンパ部4よりも上部)で固定されている。
インクをインクジェット記録ヘッドに供給すると、圧力ダンパモジュール4ならびに記録ヘッドモジュール3内にある空気(気泡)はヘッド部空気抜き管12、空気抜きチューブ38を通してヘッド外に排出され、その代わりにインクジェット記録ヘッドにインクがチャージされる。
前述の気泡を排出する動作を行う際は、図示していないが、前記空気抜きチューブ38(第2のフレキシブル)に吸引ポンプを介して廃液タンクを連結する。
このようにしてインクのチャージが終了した後の状態では、ヘッド側インク供給チューブ37a内は勿論のこと、空気抜きチューブ38内にもインクが充満された状態になっており、しかもヘッド側インク供給チューブ37aと空気抜きチューブ38はともに柔軟性(フレキシブル性)を有している。
また図8に示すように、記録ヘッド本体8の両端部にそれぞれインク供給管11と空気抜き管12が設けられている関係上、それらと接続されるヘッド側インク供給チューブ37aならびに空気抜きチューブ38を、記録ヘッド本体8の側面とフレーム1の側板の間の空間部39内に余裕をもって配置することが可能となる。
このようなことから、フィルム部材16を有するインク貯留室17の他に、記録ヘッド本体8の近くにあるフレキシブルなヘッド側インク供給チューブ37aならびに空気抜きチューブ38もダンパ効果を発揮することができる。
さらに図8に示すように、記録ヘッド本体8とヘッド側インク供給チューブ37aと空気抜きチューブ38の配置は、重力方向と直交する方向、すなわち横並びの方向であるから、図19に示した従来のものよりも記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールの高さを低く抑えることができ、キャリッジ77の慣性力の低減が図れる。
記録ヘッド本体8内の駆動部に設けられている圧電素子駆動ICなどから発生する熱を有効に放散するため、図2に示すようにフレーム1とそれと対向するヘッド放熱板9aの間、ならびにカバー2とそれと対向するヘッド放熱板9bの間には、それぞれ熱伝導板39が介在されている。
この熱伝導板39は例えば銅やアルミニウムなどの熱伝導性の良好な板材で構成され、図9に示すように、基端部40と、自由端側に設けられた弾接部41と、基端部40と弾接部41を連ねた連結部42から構成されて、基端部40と弾接部41はほぼ平行に配置され、連結部42は基端部40と弾接部41の間において傾斜している。
インクジェット記録ヘッドを組み立てるとき、2枚の熱伝導板39の基端部40はフレーム1とカバー2の対向位置にスポット溶接などで数個所固定され、それにより2枚の熱伝導板39の連結部42どうしの間隔は先細り状になっている。この状態で図2ならびに図4(a)に示すように、記録ヘッドモジュール3をヘッド放熱板9側を先にして、矢印A方向にヘッドベース5の開口部6から挿入する。
ヘッド放熱板9a,9bの先端部が対向して先細り状になっている連結部42の傾斜面に当接し、さらに記録ヘッドモジュール3を所定の位置まで挿入することにより、連結部42が互いに若干外側に押し拡げられて、連結部42に弾性復元力が発生し、その弾性力により熱伝導板39の弾接部41がヘッド放熱板9a,9bに良好に密着する(図2参照)。
従ってヘッド放熱板9a,9bからの熱は2枚の熱伝導板39をそれぞれ通り、ヘッド放熱板9a,9bや熱伝導板39よりも広い表面積を有するフレーム1ならびにカバー2から放散される。従って、ヘッド部で発生した熱が内部でこもることによって起こる印刷上の各種トラブル(例えば記録ヘッド本体の損傷ならびにそれに伴うインク滴の吐出不良など)が解消される。
(第2実施例)
図12ないし図18は本発明の第2実施例を説明するための図で、図12はケース部材14の正面図、図13はケース部材14の平面図、図14は図12B−B線上の断面図、図15は図12C−C線上の断面図、図16は図12D−D線上の断面図、図17はケース部材14上にフィルム部材16を貼着した状態での正面図、図18は記録ヘッドモジュール3と圧力ダンパモジュール4を接続した状態を示す正面図である。
本実施例の場合も圧力ダンパモジュール4は、ポリエチレンなどの合成樹脂の成形体からなるケース部材14を有し、そのケース部材14の前面の大部分にくり抜いた状態の凹部15(図12参照)が形成され、その凹部15の開口部がフレキシブルな合成樹脂製のフィルム部材16(図17参照)で閉塞されることにより、ケース部材14の内部にインク貯留室17が形成される。
ケース部材14の重力方向上部の一方の端部には、圧力ダンパ部インク供給管18(図18参照)が圧入・装着されるインク供給管挿入孔20が形成され、図12ならびに図15に示すようにインク供給管挿入孔20の下端開口部に設けられた連絡孔50は凹部15(インク貯留室17)に連通している。
ケース部材14の重力方向上部の両側端部には、重力方向(垂直方向)と直交するように外側に突出した突出部21がそれぞれ設けられ、この突出部21の下端部には、圧力ダンパ部インク排出管24(図18参照)が圧入・装着される圧力ダンパ部インク排出管挿入孔23が形成されている。
図12および図18に示すように、インク貯留室17内に貯留されているインク51を両側のインク排出管24に導くために、インク貯留室17の重力方向上部の略中央位置に溝状の取り出し口52が形成され、その取り出し口52から両側に分配溝53が水平方向に延び、さらに分配溝53は突出部21の所で下方向に曲がってインク排出管挿入孔23に連通している。
図15に示すように分配溝53は途中で連絡孔50の上側を通る(交差する)関係上、分配溝53の取り出し口52の付近には溝の底部に上向き傾斜面54が設けられ(図14参照)、また、インク排出管挿入孔23の付近には溝の底部に下向き傾斜面55が設けられている(図16参照)。
図18に示すように、両側の圧力ダンパ部インク排出管24は、突出部21の下側でかつケース部材14の横の位置に形成された段差部44の所に配置されている。
また、記録ヘッド本体8の両側にはヘッド部インク供給管11が圧入・装着されており、そのヘッド部インク供給管11と圧力ダンパ部インク排出管24の間はフレキシブルなヘッド側インク供給チューブ37で接続されている。両側のヘッド側インク供給チューブ37は、圧力ダンパモジュール4から記録ヘッドモジュール3に向けて略直線状に延びている。
従って、記録ヘッドモジュール3においては、記録ヘッド本体8を間にしてその両横にヘッド側インク供給チューブ37aが配置され、また、圧力ダンパモジュール4においても、ケース部材14を間にしてその両横にヘッド側インク供給チューブ37aが配置された構造になっている。
本実施例の構造においても、図19に示す従来のインクジェット記録ヘッドにように、記録ヘッド部101と圧力ダンパ部102の間にチューブ状接続部108やインク供給針109などの接続部材が介在された構造になっていないから、キャリッジの高さを低く抑えることができる。
さらに印刷時には記録ヘッド本体8に対してその両側からインク51を供給することができて、高速印刷に対応可能であるとともに、フィルム部材16を有するインク貯留室17の他に、記録ヘッド本体8の両側にあるフレキシブルなヘッド側インク供給チューブ37もダンパ効果を発揮することができる。
なお、ここで説明していないインクジェット記録ヘッドの他の構成などは、前記第1実施例と略同様であるので、重複する説明は省略する。
3:記録ヘッドモジュール,
4:圧力ダンパモジュール,
11:ヘッド部インク供給管,
12:ヘッド部空気抜き管,
14:ケース部材,
15:凹部,
16:フィルム部材,
17:インク貯留室,
18:圧力ダンパ部インク供給管,
19:密閉バルブ,
20:インク供給管挿入孔,
21:突出部,
22:インク排出流路部,
24:圧力ダンパ部インク排出管,
37a:ヘッド側インク供給チューブ,
38:空気抜きチューブ,
72:記録媒体,
73:インクジェット記録部,
77:キャリッジ,
80:記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュール,
X:記録媒体の幅方向。
特開2003−211688号公報 特開2009−184183号公報

Claims (9)

  1. 下面に複数のノズル孔を有し、前記ノズル孔と連通するインク流路を形成している記録ヘッド部と、内部にインク貯留室を有する圧力ダンパ部と、を備え、
    前記圧力ダンパ部が前記記録ヘッド部よりも重力方向上側に配置された記録ヘッド・圧力ダンパ集合モジュールとなっており、
    前記圧力ダンパ部のインク貯留室に貯留されているインクを前記記録ヘッド部のインク流路に供給するインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記インク流路に設けられたインク供給管前記インク貯留室に設けられ、前記インク供給管と重力方向において離間するインク排出管とを接続するフレキシブルチューブを備え、
    前記フレキシブルチューブの内壁にインクが接触しながら流れる、
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記フレキシブルチューブを第1のフレキシブルチューブとし、第2のフレキシブルチューブをさらに備え、
    前記第2のフレキシブルチューブの一端は前記インク流路に接続され、
    前記第2のフレキシブルチューブは、前記圧力ダンパ部から前記記録ヘッド部にかけてインクを充填するときに、内部の空気を当該インクジェット記録ヘッドの外に排出するための空気排出チューブである、
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  3. 請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記インク流路は、前記ノズル孔が設けられたノズル面の長手方向に沿って設けられ、
    前記第1のフレキシブルチューブは、前記インク流路の端部付近に設けられている、
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  4. 請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記第2のフレキシブルチューブの一端は、前記インク流路のうち、前記第1のフレキシブルチューブが接続されていない方の端部に接続されている、
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記圧力ダンパ部は、ケース部材に設けられた凹部の前面開口部をフレキシブルな合成樹脂製のフィルム部材で閉塞することにより、前記ケース部材の内部に前記インク貯留室が形成され、
    前記ケース部材の重力方向上側で一方の端部に、重力方向と直交するように外側に突出した突出部が設けられ、前記突出部の内側には前記インク貯留室と連通したインク排出流路部が形成され、
    前記突出部の重力方向下側でかつ前記ケース部材の横の位置に形成された段差部の所に圧力ダンパ部インク排出管が配置されて、
    前記記録ヘッド部の一方の端部側に設けられたインク供給部がヘッド部インク供給管であって、前記ヘッド部インク供給管と前記圧力ダンパ部インク排出管が前記フレキシブルチューブで接続されている、
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  6. 請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記空気を排出するときは、前記第2のフレキシブルチューブに吸引ポンプを介して廃液タンクを連結する、
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  7. 請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記第2のフレキシブルチューブは、前記記録ヘッド部の他方の端部側に設けられて前記インク流路の他方の端部と連通したインク供給部と前記圧力ダンパ部の前記インク貯留室と連通したインク排出部とを接続するインク供給チューブである、
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  8. 請求項7に記載のインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記圧力ダンパ部は、ケース部材に設けられた凹部の前面開口部をフレキシブルな合成樹脂製のフィルム部材で閉塞することにより、前記ケース部材の内部に前記インク貯留室が形成され、
    前記ケース部材の重力方向上側で両方の端部に、重力方向と直交するように外側に突出した突出部が設けられ、前記各突出部の内側には前記インク貯留室と連通したインク排出流路部が形成され、
    前記各突出部の重力方向下側でかつ前記ケース部材の横の位置に形成された段差部の所に圧力ダンパ部インク排出管が配置されて、
    前記記録ヘッド部の両方の端部側に設けられたインク供給部がヘッド部インク供給管であって、前記ヘッド部インク供給管と前記圧力ダンパ部インク排出管が前記第1のフレキシブルチューブならびに前記第2のフレキシブルチューブで接続されている、
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  9. インクジェット記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置において、
    前記インクジェット記録ヘッドが請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のインクジェット記録ヘッドである、
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
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