JP4924822B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴を吐出する吐出ヘッドユニットを備えた液滴吐出装置に関し、特に液滴吐出装置における発熱部の冷却構造、およびノズルから液滴を吐出する際に付随して発生する微小な液滴(ミスト)の浮遊を解消する構造に関するものである。
液滴吐出装置、例えばインクジェット式の記録装置では、液体の吐出に伴って発熱する部分があると、発熱が吐出動作に影響してこれを不安定化させる。そのため、例えば、特許文献1等には、液滴吐出装置である記録装置において、発熱部分である駆動用の回路素子(ドライバー素子)に、放熱体(ヒートシンク)を接触させて、放熱する構成が記載されている。
特許文献2では、発熱により液体を発泡させて吐出する型の液体噴射吐出ヘッドにおいて、ヘッドの発熱体基板を冷却するために液体を用いる構成が記載されている。詳細には、ヘッドの周囲に設けたチューブ状の液体供給管や、あるいは、発熱体基板に設けた穴に、水などの液体を流して、ヘッド全体や発熱体基板そのものを冷却している。また、発熱体基板を多孔質部材で形成し、これに液体を浸透させて、その気化熱で放熱する構成も記載されている。
また、液滴吐出装置では、ノズルから吐出する液滴に付随して発生する微小な液滴(ミスト)が浮遊し、これが装置内を汚すことが知られている。特許文献3では、この微小な液滴(ミスト)を回収するようにしている。
特開2004−291342号公報(図1参照) 特許第2738697号公報(図1及び図2参照) 特開平10−765号公報(図3参照)
記録装置においては、近年、記録の高速化や高密度化が求められ、液体を吐出するノズル数が増加する傾向にある。高速で記録すなわち高い周波数で多数のノズルから吐出を行うと、駆動用の回路素子の発熱量が増加するので、回路素子の熱が吐出ヘッドに伝わって、吐出動作を不安定化させる虞がある。
発熱部分に接触する放熱体の放熱効果を向上させる方法の一つとして、特許文献1のような放熱体に、特許文献2の液体のように流体を用いた冷却の構成を組み合わせることが考えられる。しかしながら、特許文献2には、冷却用の流体の供給源や、供給管の具体的な配置等が示されておらず、吐出ヘッドや放熱体の形状に応じて、どのように冷却用の流体を供給するかが課題であった。
また、浮遊する微小な液滴(ミスト)を回収するために、特別にダクトやフィルタ等を設けるのは、装置が大型化し好ましくない。
本発明は、上記問題を解消するものであり、液滴吐出装置の発熱部分における放熱効果を向上させるとともに浮遊する微小な液滴(ミスト)を回収することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明における液滴吐出装置は、液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドユニットと、前記ノズル近傍に開口する吸引口と、前記ノズルの周囲の空気を、前記吸引口から前記吐出ヘッドユニットの発熱部を経て吸引する吸引手段とを備え、前記吐出ヘッドユニットの発熱部の熱を、前記ノズルの周囲の空気を吸引することによって放熱するように構成し、前記吐出ヘッドユニットの吐出機能を回復するため前記吐出ヘッドユニットから排出された前記液体の廃液を貯留する廃液タンクと、前記吸引口から前記吐出ヘッドユニットの前記発熱部を経て吸引した空気を、前記廃液タンクへ導く管路とをさらに備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液滴吐出装置において、前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、前記放熱体は、前記吸引口から吸引した空気に接触するように配置されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の液滴吐出装置において、前記吐出ヘッドユニットは、吐出対象物に沿って移動可能に設けられ、前記廃液タンクは、前記吐出ヘッドユニットを移動可能に支持する装置本体に支持され、前記吐出ヘッドユニットと前記廃液タンクとを接続する前記管路の少なくとも一部分は、可撓性を有するチューブで構成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の液滴吐出装置において、前記吐出ヘッドユニットに供給する前記液体を収容したカートリッジが、前記装置本体に支持され、前記吐出ヘッドユニットと前記カートリッジとが、可撓性を有する液体供給チューブで接続され、前記管路を構成するチューブと前記液体供給チューブとが、ほぼ平行に配置されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載の液滴吐出装置において、前記吐出ヘッドユニットには、さらに前記吐出ヘッド及び前記放熱体を支持する筐体が備えられ、前記筐体には前記吸引口が形成され、前記吸引手段は、前記放熱体の周囲を含む前記筐体内の空間を負圧にして前記吸引口から外部の空気を吸引することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の液滴吐出装置において、前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、一端を前記吸引口として前記ノズル近傍に配置し、途中部分を前記放熱体に熱伝導可能に接触し、他端を前記吸引手段に接続した管路をさらに備えることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の液滴吐出装置において、前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、前記吐出ヘッドユニットには、さらに前記吐出ヘッド及び前記放熱体を支持する筐体が備えられ、前記筐体には前記吸引口が形成され、前記放熱体と前記筐体の壁との間の空間が前記吸引口に接続されており、前記空気が前記放熱体に接触しながら吸引されることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の液滴吐出装置において、前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、前記放熱体はその内部に空間を有し、前記空間の一端が前記吸引口に接続され、他端が前記吸引手段に接続されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項9に記載の発明は、請求項6乃至8のいずれかに記載の液滴吐出装置において、前記吐出ヘッドユニットは、吐出対象物に沿って移動可能に設けられ、前記廃液タンクは、前記吐出ヘッドユニットを移動可能に支持する装置本体に支持され、前記吐出ヘッドユニットと前記廃液タンクとを接続する前記管路の少なくとも一部分は、可撓性を有するチューブで構成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、ノズル近傍に開口する吸引口から、ノズルの周囲の空気を、吐出ヘッドユニットの発熱部を経て吸引する吸引手段を備え、発熱部の熱を、前記空気を吸引することで放熱している。従って、発熱部は、その周囲の空気が吸引されることで冷却されるので、発熱部の熱が吐出ヘッドユニットに伝わってその動作を不安定化させる虞を低減できる。
また、ノズルから吐出され且つ吐出対象物に着弾せずに浮遊する微小な液滴を、ノズル近傍において前記空気とともに吸引するように構成されている。すなわち、発熱部を冷却するのと同時に、ノズルの周囲に浮遊する微小な液滴も吸引するから、微小な液滴が装置内部に付着することによる汚染を軽減できる。
請求項1に記載の発明によれば、吐出ヘッドユニットの吐出機能を回復するために、吐出ヘッドユニットから排出された液体は、廃液として廃液タンクに貯留される。そして、吸引口から吐出ヘッドユニットの発熱部を経た空気が前記廃液タンクに導かれるように管路が形成されている。従って、浮遊する微小な液滴は、空気とともに管路を通って廃液タンクに導かれ回収されて貯留されるので、汚染が広がる心配がない。
請求項2に記載の発明によれば、吐出ヘッドユニットにおける配線材に回路素子が実装され、回路素子を放熱するための放熱体は発熱体の一部であって、この放熱体が、吸引口から吸引した空気に接触するように配置されている。つまり、回路素子の熱が放熱体に伝わるが、放熱体は、吸引口から吸引される空気に接触することによって冷却され続けているから、回路素子の熱が、積極的に放熱体に奪われて、回路素子の温度上昇が抑えられ、吐出動作を安定に維持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、装置本体に対して移動可能な吐出ヘッドユニットと、廃液タンクとを接続する管路の少なくとも一部分は、可撓性を有するチューブで構成されている。従って、吐出ヘッドユニットの移動にともなって、チューブが撓むから、吐出ヘッドユニットが移動しても、管路における空気の流動に支障を来たす心配がない。
請求項4に記載の発明によれば、吐出ヘッドユニットに供給する液体を収容したカートリッジと吐出ヘッドユニットとを接続する液体供給チューブと、管路を構成するチューブとがほぼ平行に配置されている。すなわち、管路を構成するチューブを、液体供給チューブに沿って配置でき、これらを結束することも可能になるから、多数のチューブを装置の内部に整然と配置することができる。
請求項5に記載の発明によれば、吸引手段によって、筐体に支持された放熱体の周囲を含む筐体内の空間が負圧にされて、筐体に設けられた吸引口から、ノズルの周囲の空気を含む外部の空気が吸引される。筐体内の空間を負圧にすることで、吸引口からミストを含む空気が筐体内に速やかに吸引され、放熱体の周囲の空気が置換されるから、ミストの回収および回路素子の放熱が効率よく行われる。
請求項6に記載の発明によれば、前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、一端を吸引口としてノズル近傍に配置し且つ他端を吸引手段に接続した管路が、その途中部分を放熱体に熱伝導可能に接触している。すなわちミストを含む空気が、放熱体に接触する管路の内部を移動することによって、放熱体が冷却されるから、回路素子等にミストを含む空気が接触することがないから、ミストによる電気的な障害を回避することができる。
請求項7に記載の発明によれば、前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、放熱体とこれを支持する筐体との間の空間が吸引口に接続されており、空気が放熱体に接触しながら吸引される。すなわち、放熱体に隣接して形成された空間の空気が確実に置換されるから、回路素子の熱が放熱体を介して効率よく放熱される。また、ミストを含む空気が、回路素子等に接触することがないから、ミストによる電気的な障害を回避することができる。
請求項8に記載の発明によれば、前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、放熱体はその内部に空間を有し、空間の一端が吸引口に接続され、他端が吸引手段に接続されている。すなわち、放熱体の内部の空気が確実に置換されるから、回路素子の熱が放熱体を介して効率よく放熱される。また、ミストを含む空気が、回路素子等に接触することがないから、ミストによる電気的な障害を回避することができる。
請求項9に記載の発明によれば、装置本体に対して移動可能な吐出ヘッドユニットと、廃液タンクとを接続する管路の少なくとも一部分は、可撓性を有するチューブで構成されている。従って、吐出ヘッドユニットの移動にともなって、チューブが撓むから、吐出ヘッドユニットが移動しても、管路における空気の流動に支障を来たす心配がない。
以下に本発明の基本的な実施形態を説明する。図1は、本発明の液滴吐出装置としての記録装置1の概略平面図である。この記録装置1は、単独のプリンタ装置に適用しても、あるいは、ファクシミリ機能やコピー機能等の複数の機能を備えた多機能装置のプリンタ機能(記録部)に適用してもよい。
記録装置1には、図1に示すように、キャリッジを構成する吐出ヘッドユニット2が備えられ、この吐出ヘッドユニット2には、吐出ヘッド3がそのノズル7を吐出ヘッドユニット2の下面に露出させて搭載されている。第1ガイド部材5及び第2ガイド部材6は、キャリッジである吐出ヘッドユニット2を主走査方向(Y軸方向)に移動可能に支持する部材である。吐出ヘッドユニット2はキャリッジモータ8に連結された駆動プーリ9と、従動プーリ10とに掛け渡されたタイミングベルト11によってY軸方向に沿って往復移動する。
記録媒体(請求項の吐出対象物に相当)である用紙は、吐出ヘッドユニット2の下方において、主走査方向(Y軸方向)に直交する副走査方向(X軸方向)に搬送される。
装置本体12内には、交換式のインクカートリッジ13が静置されており、ここではインク色の数に応じて、ブラックインク用、シアンインク用、マゼンタインク用、イエローインク用の4つのインクカートリッジ13が備えられている。各インクカートリッジ13のインクは、供給管を介して、それぞれ独立して吐出ヘッドユニット2に供給される。ここでは、供給管として、可撓性を有する樹脂製のインク供給チューブ(請求項の液体供給チューブに相当)15を用いている。
図1に示すように、記録装置1の装置本体12内で、用紙のY軸方向の幅(記録領域)よりも外側における一方の側(図1の右側)には、メンテナンスユニット17が設けられている。メンテナンスユニット17は、キャリッジ2の待機位置(ホームポジション)に対応して設けられており、吐出ヘッド3の吐出機能を回復させるための回復動作(パージング)を行う。
メンテナンスユニット17には、図1に示すように、キャップ体19が設けられている。キャップ体19は、図示しない昇降手段により、キャリッジ2の移動方向に直交する方向(上下方向)に沿って、ノズル7の開口面に接触する位置と離隔する位置との間で変位できるように設けられている。
キャップ体19は、ゴム状の弾性材で形成されている。キャップ体19には、ノズル7の開口面側に向かって突出するリブ19aが、前記開口面に接触したときにノズル群の外周を囲むように形成されており、リブ19aの弾性変形でキャップ体19は前記開口面に密着する。キャップ体19の底部には排出口70が形成され、排出口70はキャップ体19の下方に配置された吸引ポンプ(図示せず)にチューブで接続されている。
回復動作では、キャップ体19がノズル7の開口面に密着し、図示しない吸引ポンプによる吸引力で、吐出ヘッド3のノズル7からキャップ体19の内側にインクが強制的に排出され、このインクが、排出口70から排出されて、装置本体12に静置された廃液タンク71に貯められるように構成されている。廃液タンク71は、公知のように多孔質体を内蔵し、その多孔質体の内部に廃液を吸収保持する構造である。
廃液タンク71に隣接して、ポンプ18(請求項の吸引手段に相当)が配置されている。ポンプ18に繋がれた管路72は、ノズル7の周囲の空気を、吐出ヘッドユニット2に形成された吸引口51(後述する)から吸引し、廃液タンク71に送るように構成されている。このとき空気は廃液タンク71内の多孔質体内に通され、空気に含まれるインクミストは、廃液タンク71内の多孔質体内に捕捉される。ポンプ18には、送風型のファン、チューブポンプ等が利用できる。
管路72のうち、少なくともポンプ18と吐出ヘッドユニット2との間の部分は、可撓性を有する樹脂性の排気チューブ(請求項の管路を構成するチューブに相当)73で構成されている。排気チューブ73の上記部分は、少なくとも吐出ヘッドユニット2の走行に伴い撓む箇所において、図1(b)に示すようにインク供給チューブ15と平行状に重ねられて、相互に接着またはバンド部材(図示せず)等により結束されている。これによって、装置本体12の内部において、多数のチューブを整然と配置することができる。
吐出ヘッドユニット2には、図2に示すように、上面を開放した略箱状のヘッドホルダ20と、ヘッドホルダ20の上面を覆う蓋体20a(図3参照)とが備えられ、ヘッドホルダ20と蓋体20aとは、請求項の筐体を構成し、その内部には、後述する吸引口を除いてほぼ閉じられた空間50が形成されている。底板21の下面側には、補強フレーム24を介在させて、吐出ヘッド3が固着される。ヘッドホルダ20の下面には、吐出ヘッド3を囲むように、記録媒体側(下側)に突出するリブ20bが設けられている。換言すれば、吐出ヘッド3は、底板21の下面側に形成された凹所の内側に配置されている。
ヘッドホルダ20の下面(記録媒体と対向する面)側における段差(凹凸)を緩和させるために、リブ20bの内側において吐出ヘッド3を囲むようにフロントフレーム28が設けられ、このフロントフレーム28は補強フレーム24の下面に貼着されている。フロントフレーム28の外周及び吐出ヘッド3の外周と、ヘッドホルダ20の下縁部20aとの間には、全周にわたって隙間29が形成されている。この隙間29は後述するように吸引口として機能する。
ヘッドホルダ20の底板21の上面側には、インクカートリッジ13から供給されたインクを一旦貯留するインク貯留部22と、回路基板23とが搭載されている。回路基板23は、装置本体12に静置された制御装置(図示せず)からフレキシブルな配線ケーブル(図示せず)を介して駆動信号を受け、コネクタ23aに接続されたフレキシブル配線材33を介して、吐出ヘッド3のアクチュエータ32に駆動信号を供給する。
ヘッドホルダ20の底板21には開口部21aが貫通形成されており、この開口部21aの内側では、インク貯留部22のインク流出口22aと、吐出ヘッド3のインク取入口31aとが、補強フレーム24の接続穴24aを介して接続され、インク貯留部22から吐出ヘッド3にインクが色毎に独立して供給される。
底板21には、ヘッドホルダ20の一方の側壁77a寄りの位置に、フレキシブル配線材33を挿通させるスリット孔25が穿設されている。また、底板21には、その下面側に吐出ヘッド3を固着させるための接着剤26を流し込むための貫通孔27が、一方の側壁77aとこれに対向する他方の側壁77bの両方に沿って、それぞれ複数個ずつ穿設されている。また、底板21には、後述する放熱体41を位置決め固定するためのピン21bが、2本立設されている。
さらに、底板21には、貫通孔27の外側であって、貫通孔27と各側壁77a、77bとの間の領域に、連通口51がそれぞれ複数個ずつ穿設されている。連通口51は、底板21上方の空間50とリブ20bの内側の凹部内とを連通している。一方の側壁77aには、接続口52が穿設され、接続口52の外側には、コネクタを介して排気チューブ73が接続されている(図3参照)。すなわち、ポンプ18に接続される管路72は、ヘッドホルダ20内の空間50、連通口51を含み、隙間29を吸引口としてノズル7の周囲に開口している。なお、隙間29すなわち吸引口はノズル7の周囲に連続して形成せずに、吐出ヘッドの一辺にそって1個または複数個形成してもよい。
吐出ヘッド3は、特開2005−322850号公報に記載の公知のものと同様で、図4に示すように、下面側にノズル7を開口し且つ上面側に圧力室35を有するキャビティ部31と、プレート型のアクチュエータ32と、フレキシブル配線材33とを積層して構成されている。
キャビティ部31は、複数の薄いプレートを積層して形成されており、その内部には、インク貯留部22からキャビティ部31のインク取入口31aへ導入されたインクを、多数の圧力室35に分配するインク供給路34が構成されている。
アクチュエータ32は、図4に示すように、全ての圧力室35にわたる大きさを有する扁平形状で且つその扁平な方向と直交する方向に積層された複数のセラミックス層36と、この複数のセラミックス層36間に配置された複数の電極とから構成されている。
電極は、圧力室35毎に形成された個別電極37と、複数の圧力室35に跨って形成されたコモン電極38とを含み、セラミックス層36間に交互に配置されている。積層方向の各個別電極37は相互に一体に接続して表面に導き出され、また積層方向の各コモン電極38も相互に一体に接続して表面に導き出され、それぞれフレキシブル配線材33の配線パターンに接続されている。
このように電極が設けられたアクチュエータ32では、公知のように個別電極37とコモン電極38との間に電圧を印加することで、両電極に挟まれたセラミックス層36の部分が伸長し対応する圧力室35内のインクに圧力を加え、ノズル7からインクを吐出することができる。
フレキシブル配線材33の中途部には、アクチュエータ32を駆動するための回路素子39が実装されている。回路素子39は、回路基板23からシリアル伝送された駆動信号を、多数の個別電極37に対応したパラレル信号に変換し、セラミックス層36の駆動に適した電圧として出力する。従って、回路素子39は、記録時には、高い周波数で多数のノズルからインクを吐出するように駆動信号を出力することで発熱する。
回路素子39の熱を放熱するために、放熱体41が底板21の上面側にピン21bに固定されている。フレキシブル配線材33は、回路素子39を底板21と放熱体41との間に位置させるように引き回されており、放熱体41と回路素子39を挟んで対向する位置に、ゴム状の弾性部材40が配置されている。これにより、回路素子39を弾性部材40の弾性力によって放熱体41に熱伝導可能に密着させるようにしている。
放熱体41は、底板21に略平行で回路素子39と密着する底部42と、ヘッドホルダ20の側壁77aと略平行でフレキシブル配線材33を回路基板23側に案内する側部43とが側面視L字状をなすように形成された金属製部材である。放熱体41の底部42及び側部43は、回路素子39の長手方向(X軸方向)と同じ方向に長く形成されている。底部42には、取付穴41aが2箇所穿設されており、底板21に立設されたピン21bを取付穴41aに挿通して溶着等を行うことで、放熱体41がヘッドホルダ20に固定される。
上記構成によると、記録動作に伴って、回路素子39が発熱すると、その熱が放熱体41に伝わる。一方、記録動作時に、ポンプ18を稼動させることで、ヘッドホルダ20の底板21の上面側に形成された空間50の空気が、ポンプ18の吸引力によって、接続口52から吸引され、空間50が負圧になる。すると、底板21に穿設されている隙間29すなわち吸引口から、ノズル7の周囲の空気が、空間50に吸引され、さらに接続口52から排気チューブ72を通って廃液タンク71に吸引される。このとき、空間50を通る空気は、回路素子39や放熱体41と接触するように、空間50を流動する。換言すれば、回路素子39や放熱体41の周囲の暖かい空気が、接続口52側に吸引されて、吸引口29から流入した空気と連続的に置換され、回路素子39と放熱体41とが冷却される。
また、吐出ヘッド3が記録動作を行うときには、ノズル7から吐出対象物である用紙に向かってインクを吐出するが、用紙に着弾するインク滴に付随して、霧状の微小なインク滴(インクミスト)が発生する。このようなインクミストは、用紙に着弾せずに装置内部を浮遊し、各種の部材に付着して、長期間の後にはインク汚染を引き起こす。前述したように、隙間29すなわち吸引口からノズル7の周囲の空気を吸引するときに、インクミストも一緒に吸引されるから、浮遊するインクミストを除去でき、インクミストによる汚染を減少させることができる。
なお、アクチュエータ32、フレシキブル配線材33、回路素子39および回路基板23など、インクミストが付着すると電気的な障害を発生するおそれのある部材には、あらかじめ電気絶縁コーティングを施しておくことが望ましい。
以下に、第1実施形態を応用した複数の実施形態について説明する。これらの説明において、第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付して説明を省略する。
まず、第2実施形態を、図5を用いて説明する。なお、図5では、底板21の上面側に配置されている部品の図示を一部省略している。この実施形態では、排気チューブ73の開口端が、ヘッドホルダ20の底板21に設けた連通口51から下面側に向かって開放するように配置されている。すなわち、ヘッドホルダ20の側壁77もしくは蓋体20aに形成した挿入口(図示せず)から、排気チューブ73をヘッドホルダ20の内側に挿入し、底板21の上面側から、排気チューブ73の開口端を、連通口51に差し込んでいる。排気チューブ73は、ヘッドホルダ20の内部で、複数に分岐され、隙間29すなわち吸引口の適宜箇所に連通している。また、ヘッドホルダ20の内側では、放熱体41の外面に沿うように排気チューブ73が引き回されている。
この構成では、ポンプ18によって、ノズル7の周囲の空気やインクミストが、吸引口29から排気チューブ73に直接取り込まれ、放熱体41に沿って排気チューブ73の内部を流れ、廃液タンク71に排出される。従って、この実施形態では、第1実施形態と同様に、放熱体41を冷却する効果とインクミストを除去する効果とが得られることに加え、インクミストが吸引口29からヘッドホルダ20内部の空間50を経ることなく直ちに排気チューブ73に取り込まれるから、アクチュエータ32、フレシキブル配線材33、回路素子39および回路基板23などに、インクミストが付着することを防止できる。
次に、第3実施形態を、図6を用いて説明する。なお、図6では、底板21の上面側に配置されている部品の図示を一部省略している。この実施形態では、側面視L字状の放熱体41をヘッドホルダ20の底板21と側壁77aの両方に重なるように固着し、且つ、放熱体41とヘッドホルダ20との間に空間78を形成している。空間78は、放熱体41の長手方向(X軸方向)に長く形成されている。
空間78は、底壁21における側壁77a寄りに設けた連通口51を介して吸引口29と接続し、また、その連通口から離れた位置において側壁77aに設けた接続口52に接続した排気チューブ73と接続している。もちろん、空間78の空気が漏出しないように、放熱体41の周囲は、ヘッドホルダ20に対してシール剤81で封止されている。なお、第3実施形態では、回路素子39は、ヘッドホルダ20に固着された放熱体41に対向すべく、フレキシブル配線材33の下面側に実装されており、ピン21bには、フレキシブル配線材33を放熱体41へ押圧するための締付部材46を取り付けている。
この実施形態では、吸引口としての隙間29は、吐出ヘッド3の外周の全周を囲むように形成されて繋がっているので、空間78と隙間29とを接続する連通口51が1箇所であっても、ポンプ18の吸引力によって、吐出ヘッド3の周囲の空気やインクミストが、吐出ヘッド3の全周から吸引される。そして、空間78を通過する空気は、放熱体41に直接且つ確実に接触し、放熱体41を冷却する。従って、この実施形態では、第1実施形態と同様に、放熱体41を冷却する効果とインクミストを除去する効果とが得られることに加え、インクミストが空間78を通って排気チューブ73に取り込まれるから、第2実施形態と同様に、アクチュエータ32、フレシキブル配線材33、回路素子39および回路基板23などに、インクミストが付着するのを低減できる。
次に、第4実施形態を、図7を用いて説明する。なお、図7では、底板21の上面側に配置されている部品の図示を一部省略している。図7は、図2のVII−VII線矢視断面図に対応する図である。この実施形態では、放熱体41の底部42の内部に空間44を形成し、この空間44の一端44aが連通口51を介して吸引口29に接続され、空間44の他端が、底部42に形成された接続口45に接続された排気チューブ73に接続されている。
すなわち、ポンプ18の吸引力によって、ノズル7の周囲の空気やインクミストが、吸引口29を通って、放熱体41の一端44aから空間44を流通し、排気チューブ73を通って廃液タンク71に排出される。空間44を通過する空気は、放熱体41の内部において放熱体41に直接且つ確実に接触し、放熱体41を冷却する。従って、この実施形態も、第1実施形態と同様に、放熱体41を冷却する効果とインクミストを除去する効果とが得られることに加え、インクミストが放熱体41内の空間44を通って排気チューブ73に取り込まれるから、第2実施形態と同様に、アクチュエータ32、フレシキブル配線材33、回路素子39および回路基板23などに、インクミストが付着するのを低減できる。
なお、上述した第1〜第4実施形態では、吐出ヘッドユニットにおける発熱部が、フレキシブル配線材33の回路素子39である場合について説明したが、吐出ヘッド自体が発熱するなど、その他の部分が発熱部である場合にも適用できる。
また、上述した実施形態では、記録装置を例示して説明したが、本発明は、インク以外の液体、例えば液晶表示装置のカラーフィルタなどを着色する着色液を吐出する液滴吐出装置に適用できることは言うまでもない。
(a)は本発明の液滴吐出装置としての記録装置の概略平面図、(b)は(a)のIb−Ib線矢視断面図である。 記録装置の吐出ヘッドユニットの分解斜視図である。 第1実施形態における図2のIII−III線矢視断面図である。 図2のIV−IV線矢視断面図である。 第2実施形態における図3に相当する断面図である。 第3実施形態における図3に相当する断面図である。 第4実施形態における図2のVII−VII矢視断面図に相当する図である。
1記録装置
2吐出ヘッドユニット
3吐出ヘッド
7ノズル
15インク供給チューブ
18ポンプ
19キャップ体
20ヘッドホルダ
20a蓋体
21底板
29隙間
33フレキシブル配線材
39回路素子
41放熱体
50空間
51連通口
71廃液タンク
72管路
73排気チューブ

Claims (9)

  1. 液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドユニットと、
    前記ノズル近傍に開口する吸引口と、
    前記ノズルの周囲の空気を、前記吸引口から前記吐出ヘッドユニットの発熱部を経て吸引する吸引手段とを備え、
    前記吐出ヘッドユニットの発熱部の熱を、前記ノズルの周囲の空気を吸引することによって放熱するように構成し
    前記吐出ヘッドユニットの吐出機能を回復するため前記吐出ヘッドユニットから排出された前記液体の廃液を貯留する廃液タンクと、
    前記吸引口から前記吐出ヘッドユニットの前記発熱部を経て吸引した空気を、前記廃液タンクへ導く管路とをさらに備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、
    前記放熱体は、前記吸引口から吸引した空気に接触するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記吐出ヘッドユニットは、吐出対象物に沿って移動可能に設けられ、前記廃液タンクは、前記吐出ヘッドユニットを移動可能に支持する装置本体に支持され、
    前記吐出ヘッドユニットと前記廃液タンクとを接続する前記管路の少なくとも一部分は、可撓性を有するチューブで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記吐出ヘッドユニットに供給する前記液体を収容したカートリッジが、前記装置本体に支持され、前記吐出ヘッドユニットと前記カートリッジとが、可撓性を有する液体供給チューブで接続され、
    前記管路を構成するチューブと前記液体供給チューブとが、平行に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液滴吐出装置。
  5. 前記吐出ヘッドユニットには、さらに前記吐出ヘッド及び前記放熱体を支持する筐体が備えられ、前記筐体には前記吸引口が形成され、前記吸引手段は、前記放熱体の周囲を含む前記筐体内の空間を負圧にして前記吸引口から外部の空気を吸引することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の液滴吐出装置。
  6. 前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、
    一端を前記吸引口として前記ノズル近傍に配置し、途中部分を前記放熱体に熱伝導可能に接触し、他端を前記吸引手段に接続した管路をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、
    前記吐出ヘッドユニットには、さらに前記吐出ヘッド及び前記放熱体を支持する筐体が備えられ、前記筐体には前記吸引口が形成され、
    前記放熱体と前記筐体の壁との間の空間が前記吸引口に接続されており、前記空気が前記放熱体に接触しながら吸引されることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  8. 前記吐出ヘッドユニットには、前記液体を吐出するノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを駆動するための回路素子が実装された配線材と、前記発熱部の一部であって前記回路素子の熱を放熱するための放熱体とが備えられ、
    前記放熱体はその内部に空間を有し、前記空間の一端が前記吸引口に接続され、他端が前記吸引手段に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  9. 前記吐出ヘッドユニットは、吐出対象物に沿って移動可能に設けられ、前記廃液タンクは、前記吐出ヘッドユニットを移動可能に支持する装置本体に支持され、
    前記吐出ヘッドユニットと前記廃液タンクとを接続する前記管路の少なくとも一部分は、可撓性を有するチューブで構成されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の液滴吐出装置。
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