JP6256212B2 - 平版印刷インキおよび印刷物 - Google Patents

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Description

本発明は、紫外線、電子線等の活性エネルギー線照射により硬化し得うる活性エネルギー線硬化型インキに使用する樹脂に関する。特にイソソルビドをアルコールとして使用し、ロジン類を酸として使用することを特徴とするポリエステル樹脂を用いた平版印刷インキに関する。
平版印刷インキは5〜100Pa・sの比較的粘度の高いインキである。平版印刷機の機構は、インキが印刷機のインキ壺から複数のローラーを経由して版面の画線部に供給され、湿し水を使用する平版印刷では非画線部に湿し水が供給され、湿し水無し平版印刷では非画線部がシリコン層でできておりインキを反発し紙上に画像が形成される。
特に、湿し水を使用した平版印刷においてはインキと湿し水との乳化バランスが重要であり、インキにおいても耐乳化性の高速印刷適性が求められている。インキは乳化量が高過ぎると非画線部にもインキが着肉し易くなり汚れが発生し、乳化量が少ないと絵柄の少ない印刷時には、インキ表面に湿し水が吐き出される為、ロール間のインキ転移や用紙へのインキ着肉性が悪くなり、安定して印刷する事が難しくなる。
さらに近年では、印刷時の省人、省力化、自動化、高速化の要求が高まってきており、特に印刷スピードは益々高速化してきている。そして、様々な印刷条件下に於いてトラブルレスで長時間安定して高品位な印刷物が得られる印刷用インキが望まれており、インキメーカーでは種々の改良を実施してきている。
活性エネルギー線硬化型インキはアクリルエステル化合物のような活性エネルギー線硬化性を有する不飽和化合物を構成成分として含有しており、活性エネルギー線照射とともに瞬時に硬化し、上記不飽和化合物の3次元架橋による強靭な皮膜を形成する。瞬時に硬化することから、印刷直後に後加工を行うことが出来るため、生産性向上および意匠の保護のため強い皮膜が要求される包装用パッケージ印刷や商業分野におけるフォーム印刷等において活性エネルギー線硬化型インキが好適に使用されている。
一般に活性エネルギー線硬化型平版オフセット印刷インキは、バインダー樹脂、アクリルエステル化合物のような活性エネルギー線硬化性化合物、顔料、ラジカル重合開始剤、各種添加剤からなる。
活性エネルギー線硬化型バインダー樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂等が検討されてきた。例えば、特許文献1には飽和ポリエステルをイソシアネート基含有ウレタンアクリレートで変性した樹脂が開示されている。
従来の報告には、活性エネルギー線硬化型バインダー樹脂として用いられるポリエステル樹脂を製造するためのアルコールに下記に示す構造をもったジオールの1,4:3,6−ジアンヒドロ−D−ソルビトール(以下イソソルビド(isosorbide)と呼ぶことにする物質)を使用した記載はなかった。
Figure 0006256212

イソソルビドは、食品及び飲料容器用途のためのポリエステル樹脂に組み込むためのモノマーとして一般に知られている。イソソルビドはエチレングリコール及び1,4−シクロヘキサンジメタノールを含む他のジオールの部分的代替物としての役割を果たすことができるジオールである。イソソルビドはテレフタロイル部分を含むポリエステル中にモノマーとして組み込むことができる。イソソルビドは、ポリマーのガラス転移温度をより高くすることによって、ある種のポリエステルの熱的性質を向上させる。このモノマーはまた、従来のポリエステルが同じ機能を果たすことができない種々の用途においてポリマーの性能を向上させることができる。これらの性質はPET硬質容器及び熱可塑性樹脂などのような市場に価値を与える。
イソソルビドは、天然糖であるソルビトールを脱水環化して得られる植物由来のジオールであり、焼却しても環境負荷の小さな化合物である。そのため、地球温暖化への影響が小さなポリカーボネートを得るためのモノマーソースとして最近富にその利用法の検討がなされてきている(例えば、特許文献2)。
従来の報告には、活性エネルギー線硬化型インキを除く平版インキ用樹脂にはロジン変性フェノール樹脂が広く一般に使用されることが記載されている(例えば、非特許文献1)。一般的にこのロジン変性フェノール樹脂は、フェノール類とホルムアルデヒド類を塩基性触媒下にて反応させて得たレゾール型フェノール樹脂と、ロジン類および各種多価アルコール類とを反応させて得られる。ロジン類とレゾール型フェノール樹脂との反応により得られる嵩高い構造が、平版インキに要求される印刷適性に好適なインキ粘弾性を実現することができる。しかしながら、活性エネルギー線硬化型インキに用いられるバインダー樹脂の原料としてロジン類が使用された例は少ない。
上記ロジン類としては、松脂から生成して得られるガムロジンが多用されているが、天然原料であるため環境負荷の小さな化合物である。
従来、活性エネルギー線硬化型平版オフセット印刷インキに用いられるバインダー樹脂、アクリルエステル化合物のような活性エネルギー線硬化性化合物、顔料、ラジカル重合開始剤、各種添加剤は石油由来の原料であり、原料の脱石化による低環境負荷への転換検討がなされてきている。イソソルビド及びロジン類をポリエステル樹脂に組み込むモノマーとして使用することで、低環境負荷インキ開発が期待される。
特開2001−348516号公報 国際公開第08/029746号パンフレット
色材協会誌,第63巻,271頁 1990年
本発明の目的は、環境対策がなされ、且つ、印刷適性と印刷皮膜強度を両立する活性エネルギー線硬化型平版印刷インキおよびその印刷物を提供することである。
本発明者らは、鋭意検討した結果、アルコール原料にイソソルビドを使用し、かつ、酸原料にロジン類を使用したポリエステルをバインダー樹脂に使用することにより、優れた印刷適性と印刷皮膜強度を両立し得る活性エネルギー線硬化型平版印刷インキが得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、ポリエステル樹脂(A)、顔料、アクリレートモノマー、および、光開始剤を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型平版印刷インキであって、
ポリエステル樹脂(A)が、ロジン類(a)、カルボキシル基を2つ以上有する化合物(b)、および、イソソルビド(c)を、重量固形分比で、ロジン類(a)5〜40重量%、カルボキシル基を2つ以上有する化合物(b)15〜50重量%、および、イソソルビド(c)20〜45重量%を反応させたものである、活性エネルギー線硬化型平版印刷インキに関する。
上記活性エネルギー線硬化型平版印刷インキを基材に印刷し、活性エネルギー線により硬化してなることを特徴とする印刷物に関する。
本発明の、ロジン類(a)、カルボキシル基を2つ以上有する化合物(b)、および、イソソルビド(c)を反応してなるポリエステル樹脂(A)を含有する印刷インキを使用することで、環境対策がなされ、且つ、従来の条件下で印刷した場合でも光沢感のある高品質の印刷物を得ることが出来る印刷インキを提供することができた。
まず、本発明におけるロジン類(a)について説明する。
本発明のポリエステル樹脂(A)を得るために用いるロジン類(a)としては、ガムロジン、トール油ロジン、ウッドロジンなどの天然ロジン、該天然ロジンから誘導される重合ロジン、天然ロジンや重合ロジンを不均化または水素添加して得られる安定化ロジン、天然ロジンや重合ロジンに不飽和カルボン酸類を付加して得られる不飽和酸変性ロジンなどが上げられる。なお、不飽和酸変性ロジンとは、例えばマレイン酸変性ロジン、無水マレイン酸変性ロジン、フマル酸変性ロジン、イタコン酸変性ロジン、クロトン酸変性ロジン、ケイ皮酸変性ロジン、アクリル酸変性ロジン、メタクリル酸変性ロジンなど、またはこれらに対応する酸変性重合ロジンがあげられる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明のポリエステル樹脂(A)を得るために用いる有用な、カルボキシル基を2つ以上有する化合物(b)としては、炭素数が好ましくは6〜40の、より好ましくは8〜14の芳香族ジカルボン酸;炭素数が好ましくは2〜40の、より好ましくは4〜12の脂肪族ジカルボン酸;又は炭素数が5〜40の、より好ましくは8〜12の脂環式ジカルボン酸が挙げられるが、これらに限定するものではない。本発明において有用なジカルボン酸の例としては以下のものが挙げられるが、これらに限定するものではない。テレフタル酸、イソフタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキサン二酢酸、5−ソジオスルホイソフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、グルタル酸、マレイン酸、マロン酸、ジメチルマロン酸、アリルマロン酸、シュウ酸、セバシン酸、コハク酸、スルホイソフタル酸、2,5−フランジカルボン酸、2,5−チオフェンジカルボン酸、3,4’−及び4,4’−ジフェニルスルフィドジカルボン酸、ジフェニル−4,4’−ジカルボン酸、ナフタレンジカルボキシレート、3,4’−及び4,4’−ジフェニルスルホンジカルボン酸、3,4’−及び4,4’−ベンゾフェノンジカルボン酸、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシル)ジカルボン酸、トランス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、シス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、シス−及び/又はトランス−1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、4−シクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸、2−エチルスベリン酸、1,2−ビス(4−カルボキシフェノキシ)エタン、4,4’−メチレン−ビス(安息香酸)、4,4’−メチレン−ビス(シクロヘキシル)カルボン酸、3,4−フランジカルボン酸、1,1−シクロブタンジカルボン酸、p−カルボキシフェニル/オキシ安息香酸、エチレン(p−オキシ安息香酸)、トランス−4,4’−スチルベンジカルボン酸、2,2,3,3−テトラメチルコハク酸、シクロペンタンジカルボン酸、デカヒドロ−1,5−ナフチレンジカルボン酸、デカヒドロ−2,6−ナフチレンジカルボン酸、4,4’−ビシクロヘキシルジカルボン酸、フマル酸、ダイマー酸、レゾルシノール二酢酸、並びに4,4’−二安息香酸などであり、これらは単独で又は組合せて使用する。
本発明においてシクロヘキサンジカルボン酸を使用する場合には、シス−、トランス−、又はシス/トランス混合物を使用できる。ナフタレンジカルボン酸異性体又は異性体混合物はいずれも使用できる。好ましいナフタレンジカルボン酸異性体の一部としては、2,6−、2,7−、1,4−及び1,5−異性体が挙げられる。
カルボキシル基を2つ以上有する化合物(b)としては、カルボキシル基を3つ有する化合物、例えば1,3,5−ベンゼントリカルボン酸も使用できる。
ここで、「芳香族」及び「脂環式」とは、置換芳香族又は置換脂環式化合物、例えば脂肪族基で置換された芳香族化合物を含むことを意味する。これらの酸は単独または併用して使用できる。
本発明のポリエステル樹脂(A)は、ロジン類(a)、および、カルボキシル基を2つ以上有する化合物(b)のカルボキシル基と、イソソルビド(c)の水酸基とのエステル化反応により得られるものである。エステル化反応は、常法に従って行うことができる。通常150℃から300℃の範囲で行われるが、使用する化合物の沸点および反応性を考慮して決定することができる。また、これらの反応においては、必要に応じて触媒を用いることが可能である。触媒としてはベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、p−ドデシルベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸等の有機スルホン酸類、硫酸、塩酸等の鉱酸、トリフルオロメチル硫酸、トリフルオロメチル酢酸等が例示できる。さらに、テトラブチルジルコネート、テトライソブチルチタネート等の金属錯体、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酢酸マグネシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、酢酸カルシウム、酸化亜鉛、酢酸亜鉛等の金属塩触媒等も使用可能である。これら触媒は、全樹脂中0.01〜5重量%の範囲で通常使用される。触媒使用による樹脂の着色を抑制するために、次亜リン酸、トリフェニルホスファイト、トリフェニルホスフェート、トリフェニルホスフィン等を併用することもできる。
上記反応により得られるポリエステル樹脂(A)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)測定において、ポリスチレン換算重量平均分子量10000〜30000、酸価60以下、融点60℃以上が好ましい。上記範囲以外では、印刷インキにした際の乳化適性、転移性が不十分になり易く好ましくない。
本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷インキは、上記ロジン類(a)、カルボキシル基を2つ以上有する化合物(b)、イソソルビド(c)の反応により得られるポリエステル樹脂(A)を10〜40重量%、アクリレートモノマーを30〜75重量%、顔料を5〜40重量%含有するものである。
本発明におけるアクリレートモノマーとは、分子内にアクリル基を有する化合物である。
具体的には、2−エチルヘキシルアクリレート、メトキシジエチレングリコールアクリレート、アクリロイルモルホリン等の単官能アクリレートモノマー、
エチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート(n=2〜20)、プロピレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート(n=2〜20)、アルカン(炭素数4〜12)グリコールジアクリレート、アルカン(炭素数4〜12)グリコールエチレンオキサイド付加物(2〜20モル)ジアクリレート、アルカン(炭素数4〜12)グリコールプロピレンオキサイド付加物(2〜20モル)ジアクリレート、ヒドロキシピバリルヒドロキシピバレートジアクリレート、トリシクロデカンジメチロールジアクリレート、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物(2〜20モル)ジアクリレート、水添ビスフェノールAジアクリレート、水添ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物(2〜20モル)ジアクリレート等の2官能アクリレートモノマー、
グリセリントリアクリレート、グリセリンエチレンオキサイド付加物(3〜30モル)トリアクリレート、グリセリンプロピレンオキサイド付加物(3〜30モル)トリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイド付加物(3〜30モル)トリアクリレート、トリメチロールプロパンプロピレンオキサイド付加物(3〜30モル)トリアクリレート等の3官能アクリレートモノマー、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールエチレンオキサイド付加物(4〜40モル)テトラアクリレート、ペンタエリスリトールプロピレンオキサイド付加物(4〜40モル)テトラアクリレート、ジグリセリンテトラアクリレート、ペンタエリスリトールエチレンオキサイド付加物(4〜40モル)テトラアクリレート、ペンタエリスリトールプロピレンオキサイド付加物(4〜40モル)テトラアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、ジトリメチロールプロパンエチレンオキサイド付加物(4〜40モル)テトラアクリレート、ジトリメチロールプロパンプロピレンオキサイド付加物(4〜40モル)テトラアクリレート等の4官能ビニル化合物、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールエチレンオキサイド付加物(6〜60モル)ヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールプロピレンオキサイド付加物(6〜60モル)ヘキサアクリレート等の多官能アクリレートモノマー、
およびそれらの混合物が挙げられる。
アクリレートモノマーは、要求される硬化被膜物性に応じて適宜選択することが可能であり、必要に応じて、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等のオリゴマーを併用することも可能である。
次に、顔料としては、無機顔料および有機顔料を挙げることができる。
無機顔料としては黄鉛、亜鉛黄、紺青、硫酸バリウム、カドミムレッド、酸化チタン、亜鉛華、弁柄、アルミナホワイト、炭酸カルシウム、群青、カーボンブラック、グラファイト、アルミニウム粉等が挙げられる。
有機顔料としては、β−ナフトール系、β−オキシナフトエ酸系、β−オキシナフトエ酸系アリリド系、アセト酢酸アリリド系、ピラゾロン系等の溶性アゾ顔料、β−ナフトール系、β−オキシナフトエ酸系アリリド系、アセト酢酸アリリド系モノアゾ、アセト酢酸アリリド系ジスアゾ、ピラゾロン系等の不溶性アゾ顔料、銅フタロシアニンブルー、ハロゲン化(塩素または臭素化)銅フタロシアニンブルー、スルホン化銅フタロシアニンブルー、金属フリーフタロシアニン等のフタロシアニン系顔料、キナクリドン系、ジオキサジン系、スレン系(ピラントロン、アントアントロン、インダントロン、アントラピリミジン、フラバントロン、チオインジゴ系、アントラキノン系、ペリノン系、ペリレン系等)、イソインドリノン系、金属錯体系、キノフタロン系等の多環式顔料および複素環式顔料等の公知公用の各種顔料が使用可能である。
本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷インキは、光開始剤を添加することが必要である。光開始剤としては、光により分子内で結合が開裂して活性種を生成するものと、分子間で水素引き抜き反応を起こして活性種を生成するものの2種類に大別できる。
前者の例として、例えば、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、ジエトキシアセトフェノン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、2−メチル−2−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン、[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、オリゴ{2−ヒドロキシ−2−メチル−1−[4−(1−メチルビニル)フェニル]プロパン}、4−(2−アクリロイル−オキシエトキシ)フェニル−2−ヒドロキシ−2−プロピルケトン等のアセトフェノン系、ベンゾイン、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾイン系、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトンとベンゾフェノンとの混合物、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド等のアシルフォスフィンオキサイド系、ベンジル、メチルフェニルグリオキシエステル、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン等がある。
後者の例としては、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、4,4’−ジクロロベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチル−ジフェニルサルファイド、アクリル化ベンゾフェノン、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、3,3’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系、2−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン等のチオキサントン系、ミヒラーケトン、4,4’−ビスジエチルアミノベンゾフェノン等のアミノベンゾフェノン系、10−ブチル−2−クロロアクリドン、2−エチルアンスラキノン、9,10−フェナンスレンキノン、カンファーキノン等がある。これらの光開始剤を一種、または必要に応じて二種以上を併用して良い。
本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷インキに紫外線を照射して硬化させる場合、光開始剤の添加だけでも硬化するが、硬化性をより向上させるために、光増感剤を併用することもできる。光増感剤としては、例えば、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、4−ジメチルアミノ安息香酸メチル、4−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、安息香酸(2−ジメチルアミノ)エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸(n−ブトキシ)エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル等のアミン類がある。
光開始剤および増感剤の配合量は、該印刷インキ中、0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜10重量%である。0.01重量%未満では硬化反応が十分に行なわれ難く、20重量部を越えると熱重合反応が起こり易くインキとしての安定性が損なわれ易くなり好ましくない。
さらに、本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷インキは、重合禁止剤、耐摩擦剤、ブロッキング防止剤、スベリ剤等の各種添加剤を目的に応じて常法により添加し、使用することもできる。
活性エネルギー線を照射する雰囲気は、窒素ガス等の不活性ガス置換雰囲気が好ましいが、大気中で照射しても硬化性に問題がなければ差し支えない。活性エネルギー線を照射する前に赤外線ヒーター等により活性エネルギー線硬化型組成物層を加温したり、活性エネルギー線を照射後赤外線ヒーター等により活性エネルギー線硬化性平版印刷インキ硬化層を加温することは硬化を速く終了させるために有効である。
本発明の活性エネルギー線とは、紫外線、電子線、X線、α線、β線、γ線のような電離放射線、マイクロ波、高周波等をいうが、ラジカル性活性種を発生させ得るならばいかなるエネルギー種でも良く、可視光線、赤外線、レーザー光線でもよい。紫外線を発生するものとしては例えば、超高圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、中圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、カーボンアークランプ、ヘリウム・カドミニウムレーザー、YAGレーザー、エキシマレーザー、アルゴンレーザーなどがある。
本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷インキは、常温から100℃の間で、印刷インキ成分を、ニーダー、三本ロール、アトライター、サンドミル、ゲートミキサー等の練肉、混合、調整機を用いて製造される。
本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷インキは、通常湿し水を使用する平版オフセット印刷に適用されるが、湿し水を使用しない水無し印刷にも好適に用いられる。本発明の活性エネルギー線硬化型平版印刷インキは、フォーム用印刷物、各種書籍用印刷物、カルトン紙等の各種包装用印刷物、各種プラスチック印刷物、シール/ラベル用印刷物、美術印刷物、金属印刷物(美術印刷物、飲料缶印刷物、缶詰等の食品印刷物)などの印刷物に適用される。さらにオーバーコートワニスとして使用されることもある。
本発明で使用される活性エネルギー線硬化型平版印刷インキの組成の一例としては、
ポリエステル樹脂(A) 10〜40重量%
アクリレートモノマー 30〜75重量%
顔料 5〜40重量%
光開始剤 0.01〜15重量%
その他の成分 1〜15重量%
が挙げられる。
なお、基材としては、上質紙等の非塗工紙、微塗工紙、アート紙、コート紙、軽量コート紙、キャストコート紙等の塗工紙、白板紙、ボールコート等の板紙、合成紙、アルミ蒸着紙、およびポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル等のプラスチックシートが挙げられる。
次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。尚、本発明中の「部」は重量部を表し、「%」は、重量%を示す。また、本発明において、重量平均分子量は、東ソー(株)製ゲルパーミネイションクロマトグラフィ(HLC−8220。)で測定した。検量線は標準ポリスチレンサンプルにより作成した。溶離液はテトラヒドロフランを、カラムにはTSKgel SuperHM−M(東ソー(株)製)3本を用いた。測定は流速0.6ml/分、注入量10μl、カラム温度40℃で行った。さらに、本発明に置いて、特に断らない限り、「分子量」とは、重量平均分子量を示す。
以下に示す処方により活性エネルギー線硬化型平版インキ組成物を作成した。
〔実施例1〕
攪拌機、水分離器付き還流冷却器、温度計付4つ口フラスコに、ガムロジン5部、テレフタル酸50部、イソソルビド45部、キシレン60部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら、230℃まで加熱した。
その後、p−トルエンスルホン酸一水和物0.1部を添加し、230℃で15時間脱水縮合し、酸価15、GPC測定ポリスチレン換算重量平均分子量(Mw)3.0万の樹脂(R1)を得た。
次いで、同様のフラスコに樹脂(R1)を34部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート65.9部、ハイドロキノン0.1部を混合し、110℃で加熱溶解しワニス(V1)を得た。
さらに、リオノールブルーFG7330(トーヨーカラー社製藍顔料)20部、ワニス(V1)を60部、トリメチロールプロパンテトラアクリレート14.9部、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン2.5部、イルガキュア907(BASF社製)2.5部、ハイドロキノン0.1部を、40℃の三本ロールミルにて練肉し、インキのタックが9〜10になるようにトリメチロールプロパンテトラアクリレートで調整し、平版印刷インキ(C1)を得た。
インキのタックは東洋精機社製インコメーターにてロール温度30℃、400rpm、1分後の値を測定した。
〔実施例2〕
実施例1と同様の操作にて、表1に示す配合組成で酸価34、Mw1.1万の樹脂(R2)を得た。次いで、表2に示す配合組成でワニス(V2)、表3に示す配合組成にて平版印刷インキ(C2)を得た。
〔実施例3〕
実施例1と同様の操作にて、表1に示す配合組成で酸価23、Mw2.5万の樹脂(R3)を得た。次いで、表2に示す配合組成でワニス(V3)、表3に示す配合組成にて平版印刷インキ(C3)を得た。
〔実施例4〕
実施例1と同様の操作にて、表1に示す配合組成で酸価35、Mw1.2万の樹脂(R4)を得た。次いで、表2に示す配合組成でワニス(V4)、表3に示す配合組成にて平版印刷インキ(C4)を得た。
〔実施例5〕
実施例1と同様の操作にて、表1に示す配合組成で酸価25、Mw1.9万の樹脂(R5)を得た。次いで、表2に示す配合組成でワニス(V5)、表3に示す配合組成にて平版印刷インキ(C5)を得た。
〔実施例6〕
実施例1と同様の操作にて、表1に示す配合組成で酸価32、Mw1.6万の樹脂(R6)を得た。次いで、表2に示す配合組成でワニス(V6)、表3に示す配合組成にて平版印刷インキ(C6)を得た。
〔実施例7〕
実施例1と同様の操作にて、表1に示す配合組成で酸価22、Mw2.7万の樹脂(R7)を得た。次いで、表2に示す配合組成でワニス(V7)、表3に示す配合組成にて平版印刷インキ(C7)を得た。
〔比較例A〕
攪拌機、水分離器付き還流冷却器、温度計付4つ口フラスコに、ガムロジン25部、テレフタル酸45部、ネオペンチルグリコール30部、キシレン60部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら、230℃まで加熱した。
その後、p−トルエンスルホン酸一水和物0.1部を添加し、230℃で15時間脱水縮合し、酸価37、GPC測定ポリスチレン換算重量平均分子量(Mw)1.3万の樹脂(RA)を得た。
次いで、同様のフラスコに樹脂(RA)を30部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート69.9部、ハイドロキノン0.1部を混合し、110℃で加熱溶融しワニス(VA)を得た。
さらに、リオノールブルーFG7330(トーヨーカラー社製藍顔料)20部、ワニス(VA)を60部、トリメチロールプロパンテトラアクリレート14.9部、4,4‘−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン2.5部、イルガキュア907(BASF社製)2.5部、ハイドロキノン0.1部を、40℃の三本ロールミルにて練肉し、インキのタックが9〜10になるようにトリメチロールプロパンテトラアクリレートで調整し、平版印刷インキ(CA)を得た。
インキのタックは東洋精機社製インコメーターにてロール温度30度、400rpm、1分後の値を測定した。
〔比較例B〕
実施例Aと同様の操作にて、表1に示す配合組成で酸価28、Mw1.7万の樹脂(RB)を得た。次いで、表2に示す配合組成でワニス(VB)、表3に示す配合組成にて平版印刷インキ(CB)を得た。
〔比較例C〕
実施例Aと同様の操作にて、表1に示す配合組成で酸価12、Mw2.8万の樹脂(RC)を得た。次いで、表2に示す配合組成でワニス(VC)、表3に示す配合組成にて平版印刷インキ(CC)を得た。
〔比較例D〕
実施例Aと同様の操作にて、表1に示す配合組成で酸価21、Mw2.4万の樹脂(RD)を得た。次いで、表2に示す配合組成でワニス(VD)、表3に示す配合組成にて平版印刷インキ(CD)を得た。
Figure 0006256212
Figure 0006256212
Figure 0006256212
実施例および比較例で得られた平版印刷インキについて、下記の方法で硬化皮膜物性と印刷適性を評価した。
<硬化皮膜物性評価>
実施例1〜7、比較例A〜Dで得られた平版印刷インキを、RIテスター(明製作所製簡易展色装置)を用いて、マリコート紙(北越製紙社製コートボール紙)へ1g/m2の塗布量で印刷し、120W/cmの空冷メタルハライドランプ(東芝社製)1灯を用いて60m/minで紫外線を照射した。
紫外線照射後の印刷物の硬化性、耐MEK性、耐摩擦性、光沢値を評価した。評価結果を表4に示す。
硬化性は、印刷面を綿布で擦った時の状態を目視にて4段階で評価した。
◎は変化なし、○は一部にキズがみられたが剥離は見られなかった、△は一部(50%未満)に剥離が見られた、×は一部(50%以上)または全部に剥離が見られたことをそれぞれ表す。
耐MEK性は、印刷面を、MEKを浸した綿棒で30回擦った時の状態を目視にて4段階で評価した。
◎は変化なし、○は一部表面部分に溶解がみられたが剥離は見られなかった、△は一部(50%未満)に剥離が見られた、×は一部(50%以上)または全部に剥離が見られたことをそれぞれ表す。
塗膜の耐摩擦性は、JIS−K5701−1に準じ、学振型摩擦堅牢度試験機(テスター産業社製)を用いて、上質紙を摩擦用紙とし、500g加重で500回往復後の、摩擦面の変化を目視にて4段階で評価した。
◎は変化なし、○は一部にキズがみられたが剥離は見られなかった、△は一部(50%未満)に剥離が見られた、×は一部(50%以上)または全部に剥離が見られたことをそれぞれ表す。
光沢値は、プルーフバウ展色機にて、三菱製紙社製パールコートに同一濃度に展色し、光沢計グロスメーターモデルGM−26((株)村上色彩技術研究所製)にて60°光沢を測定した。数値が高い程、光沢が良いことを表す。
(評価基準) ◎:60以上、○:50以上〜60未満、×:50未満
最大乳化率は、DUKE CUSTOM SYSTEM INK製DUKEテスターD10F型を用い、実施例及び比較例に示す処方のインキについて、精製水を取り込める最大の乳化率を測定した。
Figure 0006256212
表4に示すように、ロジン類、イソソルビドを含有するポリエステル樹脂を用いた場合でも、硬化性に影響は見られなかった。耐MEK性、耐摩擦性、光沢はイソソルビドを含有する実施例1から7の方がイソソルビド以外のアルコールを含有する比較例AからDより良好であった。
その中でも、耐MEK性、耐摩擦性は実施例1、3、7の方が良好であった。これは、ポリエステル樹脂の分子量が大きくなることで皮膜強度が増すためと考えられる。
また、光沢はイソソルビド40重量%以上含有する実施例1、5の平版印刷インキは特に光沢値が優れる結果となった。イソソルビドを含有させることで、インキの流動性が上がり紙面のレベリングが良化するためと考えられる。さらに、同じ有機顔料・無機顔料を用いた活性エネルギー線硬化型オフセットインキの最大乳化率は、ロジンを用いることにより増加することが確認された。最大乳化率が高い場合、湿し水の供給過多の条件下においても、湿し水を取り込む能力が高いことから、最適な乳化状態を維持することが可能であり、版面・ブランケット表面へ転移不良したインキの体積(パイリング)等のトラブルを抑制することができる。

Claims (2)

  1. ポリエステル樹脂(A)、顔料、アクリレートモノマー、および、光開始剤を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型平版印刷インキであって、
    ポリエステル樹脂(A)が、ロジン類(a)、カルボキシル基を2つ以上有する化合物(b)、および、イソソルビド(c)を、重量固形分比で、ロジン類(a)5〜40重量%、カルボキシル基を2つ以上有する化合物(b)15〜50重量%、および、イソソルビド(c)20〜45重量%を反応させたものである、活性エネルギー線硬化型平版印刷インキ。
  2. 請求項1記載の活性エネルギー線硬化型平版印刷インキを基材に印刷し、活性エネルギー線により硬化してなることを特徴とする印刷物。
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