JP6042254B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

この発明は、構造上の無駄などを無くしつつ、高い拡張性が得られるようにした車両用空調装置に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の温度を調整するための空調装置(車両用空調装置)が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
このような空調装置の中には、空調装置本体の内部に、前席と後席とをそれぞれ独立して温度調整可能としたもの(前後席独立温度調整仕様の空調装置)などが存在している。
特開2001−30733号公報
しかしながら、上記した前後席独立温度調整仕様の空調装置は、内部構造が複雑であり、また、特殊な構造を有するものなどとなっていた。
また、空調装置の仕様を変更するために、例えば、上記した前後席独立温度調整仕様の空調装置を、その一部の機能を制限(ダウンスペック)して、前席独立温度調整仕様のものとして使うようにすることなどが考えられるが、このようにした場合には、構造上の無駄や、スペース上の無駄や、無駄構造分の重量増加などが生じ、その分、コストが高く付くなどの問題があった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、
空調用空気を冷却する冷却用熱交換器と、
空調用空気を加熱する加熱用熱交換器と、
該加熱用熱交換器を備えた空気加熱用流路および前記加熱用熱交換器をバイパスする冷
風バイパス流路を有する空気流路と、
前記空気加熱用流路からの加熱された空調用空気と前記冷風バイパス流路からの冷えた空調用空気とを混合させるための混合領域と、を有する空調装置本体を備え、
該空調装置本体が、内部に第1空間部を有すると共に、
該第1空間部に臨む第1開口部および第2開口部を有する車両用空調装置であって、
前記第1開口部は、前席側に対する空調用空気の送出口およびデフロスタ口となり、前記第2開口部は、後席側に対する空調用空気の送出口となると共に、
前記空調装置本体が、2分割された第1の外部ケースと第2の外部ケースとを有し、
該第1の外部ケースおよび第2の外部ケースの内部に対して、
第2空間部を構成するための第2空間構成部材が、
前記第1空間部中に前記第2空間部が介在されると共に、該第2空間部が前記第2開口部に臨むように配設され、
前記第2空間構成部材が、前記第1の外部ケースおよび第2の外部ケースの内部で、前記空気流路を形成する空気流路形成壁部によって支持され
前記第2空間構成部材が、その内部に、
前記第2空間部を、前記加熱用熱交換器を通過する第2空気加熱用流路と、
前記加熱用熱交換器をバイパスする第2冷風バイパス流路と、に仕切る第2領域分割壁部を有し、
該第2領域分割壁部が、前記加熱用熱交換器の上部の位置から前記第2開口部へ向けて延びると共に、前記第2開口部の一部を形成することを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、上記において、
前記第2空間構成部材が、前記加熱用熱交換器よりも前記空調用空気の流れ方向の下流側を、
前記第1空間部と前記第2空間部とに領域分割する第1領域分割壁部を有することを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、上記において、
前記混合領域の上流側に、前記加熱用熱交換器で加熱された空調用空気と前記冷却用熱交換器によって冷却された空調用空気との混合割合を調整するミックスドアが設置され、
前記第2空間構成部材が、前記加熱用熱交換器よりも前記空調用空気の流れ方向の上流側の部分に、前記ミックスドアを取付けるためのミックスドア取付部を有することを特徴とする。
請求項1に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、第1開口部を、前席側に対する空調用空気の送出口およびデフロスタ口とし、第2開口部を、後席側に対する空調用空気の送出口として、第1の外部ケースと第2の外部ケースとの内部に第2空間構成部材を配設したことにより、空調装置本体の内部に、多数の独立した空調用空間部(第1空間部および第2空間部)を形成することができる。
この際、第2空間構成部材を、第1の外部ケースと第2の外部ケースとの内部に設けられた空気流路形成壁部によって支持させるようにしたことにより、第1の外部ケースと第2の外部ケースとを、外部ケース間の嵌合部分の形状を変えることなく、その内部に上記した多数の独立した空調用空間部を有するものとすることが可能となる。
これに対し、例えば、第2空間構成部材を、第1の外部ケースと第2の外部ケースとの嵌合部分などに支持させるようにした場合には、その嵌合部分に、第2空間構成部材に対する新たな支持構造などを設ける必要が生じるため、第1の外部ケースと第2の外部ケースとは、第2空間構成部材の有無によって嵌合部分の形状を変える必要が生じることになる。
このように、第1の外部ケースと第2の外部ケースとの嵌合部分の形状を変えないで済むようになるので、例えば、第1の外部ケースと第2の外部ケースとの間に、内部仕切部材(仕切板)が介在されるようにすれば、空調装置本体の内部に、2つの独立した空調用空間部を形成させることなども簡単にできる。
これにより、上記したように空調装置本体の内部に第2空間構成部材を設置して、上記した多数の独立した空調用空間部を有するものとし、各空調用空間部に対して、それぞれ独立した温度調整機構(ミックスドアや第2ミックスドア)を取付けることによって、各空調用空間部に対しそれぞれ独立温度調整を行わせることが可能となる。
しかも、空調装置本体に対し、上記第2空間構成部材と上記内部仕切部材とのどちらかを選択して取付けるだけで、上記したような多数席独立温度調整のための専用の構造または2席独立温度調整のための専用の構造に対応でき、どちらの場合についても外部ケースを変えることなく対応することが可能となるため、その分、コストを低減することができる。
また、第2空間構成部材が、その内部に、第2空間部を、加熱用熱交換器を通過する第2空気加熱用流路と、加熱用熱交換器をバイパスする第2冷風バイパス流路と、に仕切る第2領域分割壁部を有することにより、第2領域分割壁部によって、第2空間部を、第2空気加熱用流路と第2冷風バイパス流路とに確実に仕切ることができ、また、第2領域分割壁部が、加熱用熱交換器の上部の位置から第2開口部へ向けて延びると共に、第2開口部の一部を形成することで、第2空気加熱用流路と第2冷風バイパス流路とを、それぞれ第2開口部に導いて第2開口部でそれぞれ開口させることができる。
これにより、例えば、第2開口部に第2ミックスドアを有する第2ミックスドアユニットを取付けるようにすれば、第2ミックスドアユニット内で第2開口部からの空調用空気の温度調整を独立して行わせることが可能となる。
しかも、この第2ミックスドアユニットの内部を2つに仕切るようにすれば、第2開口部からの空調用空気を更に2つに独立させて温度調整することが可能となる。
以って、空調装置本体の構造を変更せずに、第2ミックスドアユニットを取付けることのみによって多数席独立温度調整仕様にすることが可能となり、空調装置本体に高い拡張性を持たせることができる。
請求項2に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、第2空間構成部材が、加熱用熱交換器よりも空調用空気の流れ方向の下流側を、第1空間部と第2空間部とに領域分割する第1領域分割壁部を有することにより、加熱用熱交換器を、第1空間部用の領域と第2空間部用の領域とに領域分割して使用することができる。
これにより、領域分割によって独立された各空間部(第1空間部および第2空間部)の温度調整性が向上される。
また、第2空間構成部材が、上記した第1領域分割壁部を有することにより、加熱用熱交換器を領域分割するための仕切部や仕切構造を、空調装置本体の内部に新たに設ける必要がなく、空調装置本体の内部構造を簡略化することができる。
請求項3に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、混合領域の上流側に、加熱用熱交換器で加熱された空調用空気と冷却用熱交換器によって冷却された空調用空気との混合割合を調整するミックスドアが設置され、第2空間構成部材が、加熱用熱交換器よりも空調用空気の流れ方向の上流側の部分に、ミックスドアを取付けるためのミックスドア取付部を有することにより、ミックスドアを取付けるための構造を、空調装置本体の内部に新たに設ける必要がなくなり、構造や機能を集約して空調装置本体をコンパクト化することが可能となる。
本発明の実施例にかかる車両用空調装置の全体斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の側面図である。 図1の正面図である。 図1の背面図である。 図1の平面図である。 図3の第1空間部の内部構造を示す縦断面図である。 図3の第2空間部の内部構造を示す縦断面図である。 図8の第2空間構成部材の斜視図である。このうち、(a)は空調用空気の流れ方向の上流側から見た斜視図、(b)は空調用空気の流れ方向の下流側から見た斜視図である。 図9の第2空間構成部材を示す図である。このうち、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は上面図である。 図3の上部(A−A線の位置)の水平断面図である。 図11の部分拡大図である。 図3の後部(B−B線の位置)の垂直断面図である。 第1の外部ケースに対する第2空間構成部材(の第1内部ケース)の取付状態を示す斜視図(内側から見た図)である。このうち、(a)はほぼ側方から見たもの、(b)は後方から見たものである。 図14と同様の取付状態を示す斜視図(外側から見た図)である。 第2開口部の部分拡大斜視図である。 本発明の変形例にかかる車両用空調装置の全体斜視図である。 図17の分解斜視図である。 図17の第1空間部の内部構造を示す縦断面図である。 図19の内部仕切部材を示す図である。このうち、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は斜視図である。 図17の場合における、図11と同様の水平断面図である。 図21の部分拡大図である。 図17の場合における、図13と同様の垂直断面図である。 図23の部分拡大図である。
以下、本実施の形態、および、それを具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図24は、この実施の形態の実施例およびその変形例を示すものである。
<構成>以下、構成について説明する。
図1〜図6(主に、図1の全体斜視図参照)に示すように、自動車などの車両に対し、車室内の温度を調整するための空調装置1(車両用空調装置)を設ける。なお、図1〜図6については後述する。
この空調装置1は、図7の縦断面図に示すように、空調用空気2を冷却する冷却用熱交換器3と、空調用空気2を加熱する加熱用熱交換器4と、この加熱用熱交換器4を備えた空気加熱用流路5および上記加熱用熱交換器4をバイパスする冷風バイパス流路6(冷風バイパス部)などを有する空気流路と、上記空気加熱用流路5からの加熱された空調用空気2(H)と上記冷風バイパス流路6からの冷えた空調用空気2(C)とを混合させるための混合領域7と、を有する空調装置本体8を備えている。
そして、この空調装置本体8が、内部に第1空間部9を有すると共に、この第1空間部9に臨む第1開口部11および第2開口部12を有するものとされる。
ここで、上記についての補足説明を行うと、上記した「空調用空気2」は、空調装置1によって温度調整されるか、または、温度調整された空気のことである。
上記した「冷却用熱交換器3」は、文字通り、空調用空気2を冷却するための熱交換器である。この冷却用熱交換器3は、冷媒の蒸発潜熱を利用して空調用空気2を冷却するようにしたエバポレータなどとされる。冷却用熱交換器3は、空調装置本体8内部の上流側の位置に設けられる。
上記した「加熱用熱交換器4」は、文字通り、(冷却用熱交換器3で冷却された)空調用空気2を加熱するための熱交換器である。この加熱用熱交換器4は、エンジン冷却水の熱を利用して空調用空気2を加熱するようにしたヒータコアなどとされる。加熱用熱交換器4は、上記した冷却用熱交換器3よりも空調用空気2の流れ方向の下流側に設けられる。
上記した「空気加熱用流路5」は、空調用空気2を加熱するための流路である。この空気加熱用流路5の中間部には、上記した加熱用熱交換器4が設置される。この場合、空調用空気2は、空気加熱用流路5内を、加熱用熱交換器4の上流側では、図中ほぼ下向きに流れ、加熱用熱交換器4の下流側では、図中ほぼ上向きに流れるような基本構造になっている。
上記した「冷風バイパス流路6」は、冷却用熱交換器3で冷やされた空調用空気2に、加熱用熱交換器4をバイパスさせるようにした流路である。冷風バイパス流路6は、冷却用熱交換器3の出口部と混合領域7の入口部との間を直結するように形成される。図の場合、冷風バイパス流路6は、冷却用熱交換器3と加熱用熱交換器4との間の位置で、空気加熱用流路5の入口部よりも上側の位置に対して設置されている。
上記した「空気流路」は、空調装置本体8の内部に形成される空調用空気2の流路のことである。空気流路は、上記した空気加熱用流路5や冷風バイパス流路6が主なものであるが、その他にも、フット用流路13や、リヤ用流路14などが存在している。
これらのフット用流路13やリヤ用流路14は、空気加熱用流路5の後壁(加熱用流路後壁15)と空調装置本体8の後壁(本体後壁16)との間に、図7の紙面と垂直な方向に隣接した状態で配置されている(図21〜図24、特に図23参照)。
この場合、フット用流路13とリヤ用流路14との間は、図7の紙面と平行な隔壁17によって仕切られており、隔壁17によって隠されている奥側の部分がフット用流路13とされ、隔壁17の手前側の部分がリヤ用流路14とされている。なお、前後方向から見た場合、リヤ用流路14は、幅方向の中央部に1箇所設置され、フット用流路13は、リヤ用流路14の両側部に一対設けられている。フット用流路13およびリヤ用流路14では、空調用空気2は、図中下向きに流れるようになっている。そして、上記した混合領域7からの空調用空気2は、隔壁17の上縁部17aの位置で、リヤ用流路14とフット用流路13とに配分されるようになっている。
上記した「混合領域7」は、文字通り、空気加熱用流路5からの加熱された空調用空気2(H)と冷風バイパス流路6からの冷えた空調用空気2(C)とを混合させて温度を均一化するためのものであり、上記した空気加熱用流路5の出口部と冷風バイパス流路6の出口部とに臨む位置に設置される空間(混合室)である。この場合には、混合領域7は、上記した各出口部の上側に位置されている。
上記した「空調装置本体8」は、樹脂製の中空ケースなどとされている。この場合には、図1〜図6(主に、図2の分解斜視図参照)に示すように、少なくとも、上記冷却用熱交換器3を収容する前部ハウジング18と、上記加熱用熱交換器4を収容する後部ハウジング19とに分割された前後分割構造のものとされている。但し、前部ハウジング18と後部ハウジング19とは、一体に形成されても良い。そして、前部ハウジング18の上流側には、図4に示すような、ブロワーユニット20が接続される。このブロワーユニット20には、図示しない送風機およびインテークユニットが備えられる。後部ハウジング19の詳細については後述する。
上記した「第1空間部9」は、空調装置本体8の内部に形成される空調用空間であり、後述する第2空間構成部材36(図8〜図10参照)の内部(の第2空間部35)を除いた空間とされる。この場合、図7に示すように、第1空間部9には、上記した空気加熱用流路5や冷風バイパス流路6や混合領域7や、上記したフット用流路13およびリヤ用流路14などが含まれる。
上記した「第1開口部11」は、主に、前席側に対する空調用空気2の送出口となるものであり、図示しないウインドウガラスに対して窓曇り防止用に空調用空気2を送出するためのデフロスタ口21や、前席乗員の上半身(胸元)に対して空調用空気2を送出するためのベント口22や、前席乗員の下半身(足元)に対して空調用空気2を送出するためのフット口23などを有している。
この場合、デフロスタ口21は、空調装置本体8上部の前寄りの位置に設けられている。また、ベント口22は、空調装置本体8上部の後寄りの位置に、デフロスタ口21から離して設けられている。そして、フット口23は、上記したフット用流路13の入口部近傍または中間部の位置に、空調装置本体8の側面を開口するようにして形成されている。そして、空調装置本体8には、上記した第1開口部11を開閉するための図示しないモードドアが適宜設置される。モードドアには、例えば、デフドアや、ベントドアや、フットドアなどが存在している。
また、上記した「第2開口部12」は、主に、後席側に対する空調用空気2の送出口となるものである。この場合には、第2開口部12は、空調装置本体8の本体後壁16(の下部)などに設けられている。第2開口部12は、後席乗員の上半身(胸元)に対して空調用空気2を送出するための第2ベント口24や、後席乗員の下半身(足元)に対して空調用空気2を送出するための第2フット口25などを有している(図5、図16参照)。
この場合、第2ベント口24は、上記したリヤ用流路14の(下)端部の位置に形成されている。また、第2フット口25は、上記したフット用流路13の(下)端部の位置に形成されている。第2ベント口24は、幅方向の中央部に1箇所設置され、第2フット口25は、第2ベント口24の幅方向の両側部に対して一対設けられている。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例のものでは、以下のような構成を備えるようにしている。
(構成1)
図1の斜視図および図2の分解斜視図に示すように、上記空調装置本体8が、少なくとも、2分割された第1の外部ケース31と第2の外部ケース32とを有するものとされる。
そして、図8に示すように、空調装置本体8の内部に、第2空間部35を構成するための第2空間構成部材36(図9、図10参照)が設けられる。
この第2空間構成部材36が、上記第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の内部に対して、第1空間部9中に第2空間部35が介在されると共に、この第2空間部35が上記第2開口部12に臨むように配設される。
更に、図11(〜図15)に示すように、この第2空間構成部材36が、上記第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の内部で、上記空気流路を形成する空気流路形成壁部37によって支持されるようにする。
(補足説明1)
ここで、上記した「第1の外部ケース31および第2の外部ケース32」は、文字通り、空調装置1の外面を構成する(外部)ケース(空調装置本体8)を幅方向に分割した分割片のことである。この場合には、上記した後部ハウジング19が、幅中央の位置で、ほぼ均等な大きさの第1の外部ケース31と第2の外部ケース32とに2分割されたものとなっている。この際、便宜的に、第1の外部ケース31を右側分割片とし、第2の外部ケース32を左側分割片としているが、反対であっても良い。第1の外部ケース31と第2の外部ケース32との合わせ部分には、特に明確には図示しないが、例えば、凹凸嵌合やインロー嵌合などによる嵌合部などが設けられる。なお、上記したように前部ハウジング18と後部ハウジング19とが一体とされている場合には、空調装置本体8全体を第1の外部ケース31と第2の外部ケース32とに分けるようにする。
なお、第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の側面における、上記フット口23と対応する位置には、必要に応じて、フット口23を覆うと共に、フット口23から出た空調用空気2を下方または側方などへ向けて案内するためのフットダクト部材38などが別部品として取付けられる(例えば、図1、図6など参照)。
上記した「第2空間部35」は、後席へ向けて空調用空気2を送出するための空調用空間部である。この場合、図11(〜図13)に示すように、第2空間部35は、空調装置本体8の幅中央部に対し、上記したリヤ用流路14とほぼ同じ幅を有して設置される。この第2空間部35は、リヤ用流路14を介して、上記した第2開口部12に接続されるように設置される。そして、この第2空間部35により、第1空間部9は、2つ(左右)に分割されることになる。この第2空間部35は、図8に示すように、側方から見て、空調装置本体8(の後部ハウジング19の主要部)の断面とほぼ同じ形状および大きさを有するようなものとされる。
上記した「第2空間構成部材36」は、文字通り、空調装置本体8の内部に第2開口部12へ向かう空調用空気2の流路を確保するための部材である。よって、第2空間構成部材36は、内部ダクト部材などと言うこともできる。この第2空間構成部材36は、空調装置本体8に対して着脱可能に取付けられる。
図9、図10は、第2空間構成部材36を示す図である。この第2空間構成部材36は、少なくとも、上記した加熱用熱交換器4を、側方から挿入配置するための加熱用熱交換器挿入穴部41を有する左右の側面部42(後述する第1領域分割壁部55)と、この左右の側面部42の上部間を連結する上面部43と、左右の側面部42の下部間を連結する下面部44とを有すると共に、その前面部と後面部とに対し、それぞれ空調用空気2の入口部となる開口部45および出口部となる開口部46,47を有するものとされる。この開口部46,47は、上記した第2開口部12やリヤ用流路14などに接続されるものであり、上下に隔てて設置されている。
この場合、第2空間構成部材36は、一体物としても、複数部品による組合せ物としても良い。第2空間構成部材36を組合せ物とした場合には、上下分割構造としても良いし、左右分割構造としても良い。この場合には、第1内部ケース48と第2内部ケース49とからなる左右分割構造を有するものとされている。この際、便宜的に、第1内部ケース48を右側分割片とし、第2内部ケース49を左側分割片としているが、反対であっても良い。第1内部ケース48と第2内部ケース49との合わせ部分には、特に明確には図示しないが、例えば、凹凸嵌合やインロー嵌合などによる嵌合部などが設けられる。
なお、第2空間構成部材36を空調装置本体8の幅中央部に設置するようにしたことに伴い、図1に示すように、上記したデフロスタ口21およびベント口22は、第2空間構成部材36が位置する幅中央部を避けて、幅方向の外方へ寄せて開口されるようにする。
上記した「空気流路形成壁部37」は、文字通り、空調装置本体8の内部に上記した空気流路を形成するための壁部のことである。この空気流路形成壁部37には、例えば、図7および図11(図12)に示すように、上記空気加熱用流路5と上記したフット用流路13などとの間を仕切るようにした上記加熱用流路後壁15や、リヤ用流路14とフット用流路13との間を区画する隔壁17およびその上縁部17aや、上記加熱用熱交換器4の上部の位置に設けられて、加熱用流路後壁15との間で上記した空気加熱用流路5の出口部を構成する加熱用流路上壁50(後述する軸支持部50aも含む)などが存在している。この空気流路形成壁部37は、いずれも、第2空間構成部材36を支持させるために、幅寸法が第2空間構成部材36を介在させる分だけ短くまたは狭くなるように形成されている。
具体的には、第1の外部ケース31と第2の外部ケース32との後壁は、それぞれ空調装置本体8の本体後壁16を幅方向にほぼ均等に2分割した幅寸法を有するものとされる。これに対し、上記した空気流路形成壁部37は、第2空間構成部材36の後面の半幅分だけ、第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の後壁よりも短い幅寸法に形成される。そして、この幅寸法の短い左右の空気流路形成壁部37の内方の縁部間に形成される間隙部分に対して、上記した第2空間構成部材36が挟着状態で保持される。空気流路形成壁部37と第2空間構成部材36との間の支持部分には、特に明確には図示しないが、例えば、凹凸嵌合やインロー嵌合などによる嵌合部などが設けられる。
なお、第2空間構成部材36は、図8および図14に示すように、その上面部43の上側に、空調装置本体8の上壁の内面に対して支持可能な支持板51が上方へ向けて突設されている。この支持板51は、第2空間構成部材36の幅中央部に設けられると共に、空調装置本体8の幅中央部に対して下側から(突張状態で)支持されるように設置される。この支持板51は、その上縁部が、上記したデフロスタ口21やベント口22などの側面形状に合わせた形状、この場合には、側面視二股形状を有するものとされている。
また、第2空間構成部材36は、その下面部44および前面部下部が、空調装置本体8の下部壁周辺部分に対して載置および嵌合保持可能な形状(下部壁嵌合形状部)を有するものとされている。
(構成2)
図5、図13に概略で示すように、上記第2空間構成部材36が、上記加熱用熱交換器4よりも上記空調用空気2の流れ方向の下流側を、上記第1空間部9と上記第2空間部35とに領域分割する第1領域分割壁部55を有するものとされる。
(補足説明2)
ここで、上記した「第1領域分割壁部55」は、文字通り、加熱用熱交換器4の熱交換面を幅方向(第1の外部ケース31と第2の外部ケース32との分割方向)に対して複数の領域(第1空間部9と対応する領域および第2空間部35と対応する領域)に分割するための壁部のことである。この場合には、第2空間構成部材36の左右の側面部42が、上記した第1領域分割壁部55に該当する。
(構成3)
図8、図14に示すように、上記第2空間構成部材36が、その内部に、上記第2空間部35を、上記加熱用熱交換器4を通過する第2空気加熱用流路56と、上記加熱用熱交換器4をバイパスする第2冷風バイパス流路57と、に仕切る第2領域分割壁部58を有するものとされる。
そして、この第2領域分割壁部58が、上記加熱用熱交換器4の上部の位置から上記第2開口部12へ向けて延びると共に、上記第2開口部12の一部を形成するものとされる。
(補足説明3)
ここで、上記した「第2空気加熱用流路56」は、後席用の空気加熱流路のことである。この第2空気加熱用流路56は、加熱用熱交換器4の下流側に設けられ、上記した開口部46に接続される。
上記した「第2冷風バイパス流路57」は、後席用の冷風バイパス流路のことである。この第2空気加熱用流路56は、加熱用熱交換器4の上方を迂回するように設けられ、上記した開口部47に接続される。そのために、第2空間構成部材36の上面部43は、加熱用熱交換器4の上面の上方を大きく迂回するほぼ曲線形状のものなどとされている。
上記した「第2領域分割壁部58」は、第2空気加熱用流路56と第2冷風バイパス流路57とを分離する壁部である。この第2領域分割壁部58は、上記加熱用熱交換器4の上部の位置から、上記第2開口部12の高さ方向のほぼ中間の位置へ向けて下り勾配に延びるものなどとされる。この第2領域分割壁部58の後端部は、第2空間構成部材36の後面の開口部46,47を上下に分割する仕切壁などとされている。
(構成4)
図7に示すように、上記混合領域7の上流側(入側)に、上記加熱用熱交換器4で加熱された空調用空気2と上記冷却用熱交換器3によって冷却された空調用空気2との混合割合を調整するミックスドア61が設置される。
そして、図8〜図10に示すように、上記第2空間構成部材36が、上記加熱用熱交換器4の上流側の部分に、ミックスドア61を設置するためのミックスドア取付部62を有するものとされる。
(補足説明4)
ここで、上記した「ミックスドア61」は、文字通り、前席側に対する温度を調整するための温度調整機構である。この場合、ミックスドア61は、空気加熱用流路5の入口部と冷風バイパス流路6の入口部との間に設けられる。ミックスドア61には、各種のものが存在しているが、ここでは、回転軸の周りにドア片を回動させるようにした片羽根構造のものなどとされている。
上記した「ミックスドア取付部62」は、文字通り、上記したミックスドア61を空調装置本体8の内部に設置するためのものである。この場合には、回転軸を軸支するための軸取付部65と、上記したドア片の内側縁部の回動範囲全体を覆うほぼ扇型をした側面閉止部66と、を有するものとされている。そして、この軸取付部65は、上記した空気流路形成壁部37を構成する加熱用流路上壁50の前端部の位置に一体に設けられた軸支持部50aに接続される軸穴などされる。また、側面閉止部66は、第2空間構成部材36の上流側の開口部45を構成する、左右の側面部42の前縁上部から前方へ向けてほぼ面一状態で延設される。
これに対し、後席側の温度を調整するために必要な第2ミックスドア71については、空調装置本体8の内部には直接設置しないようにすると共に、図8に示すように、第2ミックスドア71を備えた第2ミックスドアユニット72を別に設けて、この第2ミックスドアユニット72を、空調装置本体8の上記した第2開口部12に対して、間接的に取付けるようにする。なお、空調装置本体8の第2開口部12は、第2ミックスドアユニット72をスペース効率良く取付けられるようにするために、側方から見て、空調装置本体8の本体後壁16の他の部分に対し、一段引込んだ切欠形状などとされている。
なお、第2開口部12には、図5に示すように、上記第2ベント口24や第2フット口25が存在しているが、この場合には、第2フット口25は使用しないので、第2ミックスドアユニット72の空調装置本体8に対する接続部分には、図1に示すように、第2フット口25を塞ぐための閉止板部73などを一体に設けるようにする。なお、第2フット口25については、予め塞いだ状態としておき、使用する場合にのみ、後加工で開口形成するようにしても良い。このようにすることにより、第2ミックスドアユニット72に対して閉止板部73を設ける必要をなくすことができる。
ここで、上記した第2ミックスドアユニット72について簡単に説明すると、図8に示すように、第2ミックスドアユニット72は、内部に、上記した第2ミックスドア71と、後席用ベント流路74および後席用フット流路75とを有し、更に、これらの間に、後席用ベント流路74と後席用フット流路75とに対して空調用空気2を流量配分するための空気分配弁76を有するものなどとされる。この場合、後席用ベント流路74が下側に、後席用フット流路75がその上側に設置されている。
そして、この第2ミックスドアユニット72の内部を、流路仕切板77(図1参照)などを用いて幅方向(左右方向に)に複数に仕切ることにより、後席の左右に対する温度調整が可能となり、以って、4席独立温度調整仕様以上の空調装置1とすることなどもできる。
(構成5)
そして、変形例として、上記第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の内部に、第2空間構成部材36に替えて、図17〜図24(主に、図18の分解斜視図および図19の縦断面図参照)に示すように、上記空調装置本体8内の第1空間部9を2つに仕切る内部仕切部材81(図20参照)を配設するようにしても良い。
図21、図22に示すように、この第2空間構成部材36が、第2空間構成部材36と同様に、上記第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の内部で、上記空気流路を形成する空気流路形成壁部37によって支持されるようにする。
(補足説明5)
ここで、上記した「内部仕切部材81」は、図20に示すように、空調装置本体8内を左右に仕切る仕切板部82と、上記した空気流路形成壁部37によって支持される支持部83と、を有するものとされる。内部仕切部材81は、空調装置本体8の幅中央部に設置される。
そして、仕切板部82は、加熱用熱交換器4を挿入可能な加熱用熱交換器挿入穴部82aを有すると共に、その上縁部が、第2空間構成部材36の支持板51と同様に、上記したデフロスタ口21やベント口22などの側面形状に合わせた形状、この場合には、側面視二股形状を有するものとされている(二股形状部82b)。また、仕切板部82は、その下縁部が、第2空間構成部材36の下面部44と同様に、空調装置本体8の下部壁周辺部分に対して載置および嵌合保持可能な形状(下部壁嵌合形状部)を有するものとされている。
更に、内部仕切部材81は、上記加熱用熱交換器4の上流側の部分に、ミックスドア61を設置するためのミックスドア取付部を有するものとされる。このミックスドア取付部は、第2空間構成部材36のミックスドア取付部62と同様のものであり、文字通り、上記したミックスドア61を空調装置本体8の内部に設置するためのものである。この場合には、図20(a)に示すように、回転軸を軸支するための軸取付部82cと、上記したドア片の内側縁部の回動範囲全体を覆うほぼ扇型をした側面閉止部82dと、を有するものとされている。そして、この軸取付部82cは、上記した空気流路形成壁部37を構成する加熱用流路上壁50の前端部の位置に一体に設けられた軸支持部50aに接続される軸穴およびこの軸穴の縁部から両側へ向けて突設された穴縁突出部などとされる。また、側面閉止部82dは、内部仕切部材81の仕切板部82の前縁上部から前方へ向けてほぼ面一状態で延設される。
また、支持部83は、仕切板部82から幅方向両側へ向けて第2空間構成部材36と同じ幅寸法に延びるものとされる。支持部83には、上記した加熱用流路後壁15に対するもの(後壁支持部84)や、上記加熱用熱交換器4の上面の位置に設けられる加熱用流路上壁50(軸支持部50aも含む)に対するもの(前壁支持部85)などが存在している。なお、リヤ用流路14とフット用流路13とを区画する隔壁17の上縁部17aに対するものは設けられておらず、代わりに、一対の隔壁17間に形成されるリヤ用流路14の入口部内へ僅かに挿入される分離用壁部86が設けられている(図21、図22参照)。
更に、第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の内部に内部仕切部材81を設置した場合には、第2開口部12に対し、上記した第2ミックスドアユニット72に替えて、後席用空気流路部材87を取付けるようにする。この後席用空気流路部材87は、上記した第2ベント口24に接続される後席用ベント流路88と、第2フット口25に接続される後席用フット流路89と、を一体に有するものとされる。この場合、後席用ベント流路88が中央部に、後席用フット流路89がその両側部に設置されている。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
(第2空間構成部材36を用いた場合の作用について)
先ず、第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の内部に、第2空間構成部材36を設置して、空調装置本体8の内部に第1空間部9と第2空間部35とを形成した場合、第1空間部9では、以下のような作用が行われる。
即ち、図7に示すように、空調用空気2は、冷却用熱交換器3で除湿冷却された後、空気加熱用流路5を通って加熱用熱交換器4で加熱されて混合領域7へ送られるか、或いは、空気加熱用流路5を通らずに冷風バイパス流路6を通って混合領域7へ送られる。なお、空気加熱用流路5および冷風バイパス流路6への空調用空気2の流量調整は、ミックスドア61によって行われる。そして、加熱用熱交換器4で加熱された空調用空気2と冷風バイパス流路6を通った冷たい空調用空気2とは、混合領域7で混合されて温度を調整された後、前席側に対する第1開口部11から吹出される。
この際、図示しないコントローラを操作して吹き出しモードを設定することにより、混合領域7で温度を調整された空調用空気2を、デフロスタ口21やベント口22やフット口23から、適宜、送出させるようにすることができる。
そして、デフロスタ口21から送出された空調用空気2は、図示しないウインドウガラスへ向けて吹出されることにより、窓曇り防止に使用される。また、ベント口22から送出された空調用空気2は、前席乗員の上半身(胸元)へ向けて吹出される。そして、フット用流路13の入口部に設けられたフット口23から送出された空調用空気2は、前席乗員の下半身(足元)へ向けて吹出される。
なお、リヤ用流路14および第2ベント口24については、後述するように、第2空間構成部材36が使用するようになっている。また、第2フット口25については、第2ミックスドアユニット72の閉止板部73で塞がれて使用できないようになっている。
そして、第2空間部35では、以下のような作用が行われる。
即ち、図8に示すように、空調用空気2は、冷却用熱交換器3で除湿冷却された後、第2空間構成部材36内へ入り、第2領域分割壁部58によって区画形成された第2空気加熱用流路56と第2冷風バイパス流路57とに配分される。そして、第2空気加熱用流路56を通過した空調用空気2は、加熱用熱交換器4によって加熱されて、第2開口部12の第2ベント口24の下側へと送られる。また、第2冷風バイパス流路57を通過した空調用空気2は、空気加熱用流路5を通らずにそのまま第2開口部12の第2ベント口24の上側へと送られる。その後、第2空気加熱用流路56からの加熱された空調用空気2(H)と、第2冷風バイパス流路57からの冷えた空調用空気2(C)とは、第2ベント口24に接続された第2ミックスドアユニット72の第2ミックスドア71によって温度調整され、空気分配弁76によって後席用ベント流路74と後席用フット流路75とに配分および流量調整されて、後席側へ向け送出されることになる。
(内部仕切部材81を用いた場合の作用について)
上記に対し、第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の内部に、内部仕切部材81を設置して、空調装置本体8の内部の第1空間部9を2つに(例えば、左右に)仕切った場合には、左右の第1空間部9で、それぞれ上記第2空間構成部材36を設置した場合の第1空間部9とほぼ同様に、空調用空気2の温度調整が行われる。
そして、図示しないコントローラを操作して吹き出しモードを設定することにより、混合領域7で温度を調整された空調用空気2を、デフロスタ口21やベント口22やフット口23や、第2ベント口24や第2フット口25などから、適宜、送出させるようにすることができる。
そして、上記したように、デフロスタ口21から送出された空調用空気2は、図示しないウインドウガラスへ向けて吹出されることにより、窓曇り防止に使用される。また、ベント口22から送出された空調用空気2は、前席乗員の上半身(胸元)へ向けて吹出される。そして、フット用流路13の入口部に設けられたフット口23から送出された空調用空気2は、前席乗員の下半身(足元)へ向けて吹出される。
更に、リヤ用流路14の出口部に設けられた第2ベント口24からも空調用空気2が送出され、この空調用空気2は、後席乗員の上半身(胸元)へ向けて吹出すのに使用される。また、フット用流路13の出口部に設けられた第2フット口25からも空調用空気2が送出され、この空調用空気2は、後席乗員の下半身(足元)へ向けて吹出すのに使用にされる。
この際、後席のための温度調整や流量調整は特に行われていないので、第2ベント口24からは、第1開口部11から送出される空調用空気2の残りがリヤ用流路14を介して送出されることになる。また、第2フット口25からは、フット口23から送出される空調用空気2の残りがフット用流路13を介して送出されることになる。
(その他の作用について)
更に、特に詳細には説明しないが、第1の外部ケース31および第2の外部ケース32の内部に対して、上記した第2空間構成部材36および内部仕切部材81のいずれをも設置しないようにすることにより、第1空間部9を単一の状態のままで使用することも可能である。この場合には、内部仕切部材81の支持部83に相当する部材を、空気流路形成壁部37に介在させて支持させるようにする。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)
第1の外部ケース31と第2の外部ケース32との内部に第2空間構成部材36を配設したことにより、空調装置本体8の内部に、多数の独立した空調用空間部(第1空間部9および第2空間部35)を形成することができる。
この際、第2空間構成部材36を、第1の外部ケース31と第2の外部ケース32との内部に設けられた空気流路形成壁部37によって支持させるようにしたことにより、第1の外部ケース31と第2の外部ケース32とを、外部ケース31,32間の嵌合部分の形状を変えることなく、その内部に上記した多数の独立した空調用空間部を有するものとすることが可能となる。
これに対し、例えば、第2空間構成部材36を、第1の外部ケース31と第2の外部ケース32との嵌合部分などに支持させるようにした場合には、その嵌合部分に、第2空間構成部材36に対する新たな支持構造などを設ける必要が生じるため、第1の外部ケース31と第2の外部ケース32とは、第2空間構成部材36の有無によって嵌合部分の形状を変える必要が生じることになる。
このように、第1の外部ケース31と第2の外部ケース32との嵌合部分の形状を変えないで済むようになるので、例えば、第1の外部ケース31と第2の外部ケース32との間に、内部仕切部材81(仕切板)が介在されるようにすれば、空調装置本体8の内部に、2つの独立した空調用空間部(第1空間部9)を形成させることなども簡単にできる。
これにより、上記したように空調装置本体8の内部に第2空間構成部材36を設置して、上記した多数の独立した空調用空間部(第1空間部9および第2空間部35)を有するものとし、各空調用空間部に対して、それぞれ独立した温度調整機構(ミックスドア61や第2ミックスドアユニット72)を取付けることによって、各空調用空間部に対しそれぞれ独立温度調整を行わせることが可能となる。
しかも、空調装置本体8に対し、上記第2空間構成部材36と上記内部仕切部材81とのどちらかを選択して取付けるだけで、上記したような多数席独立温度調整のための専用の構造または2席独立温度調整のための専用の構造に対応でき、どちらの場合についても外部ケース31,32を変えることなく対応することが可能となるため、その分、コストを低減することができる。
(効果2)
第2空間構成部材36が、加熱用熱交換器4よりも空調用空気2の流れ方向の下流側を、第1空間部9と第2空間部35とに領域分割する第1領域分割壁部55を有することにより、加熱用熱交換器4を、第1空間部9用の領域と第2空間部35用の領域とに領域分割して使用することができる。
これにより、領域分割によって独立された各空間部(第1空間部9および第2空間部35)の温度調整性が向上される。
また、第2空間構成部材36が、上記した第1領域分割壁部55を有することにより、加熱用熱交換器4を領域分割するための仕切部や仕切構造を、空調装置本体8の内部に新たに設ける必要がなく、空調装置本体8の内部構造を簡略化することができる。
(効果3)
上記第2空間構成部材36が、その内部に、上記第2空間部35を、上記加熱用熱交換器4を通過する第2空気加熱用流路56と、上記加熱用熱交換器4をバイパスする第2冷風バイパス流路57と、に仕切る第2領域分割壁部58を有することにより、第2領域分割壁部58によって、第2空間部35を、第2空気加熱用流路56と第2冷風バイパス流路57とに確実に仕切ることができ、また、第2領域分割壁部58が、上記加熱用熱交換器4の上部の位置から上記第2開口部12へ向けて延びると共に、上記第2開口部12の一部を形成するものとされたことで、第2空気加熱用流路56と第2冷風バイパス流路57とを、それぞれ第2開口部12に導いて第2開口部12でそれぞれ開口させることができる。
これにより、例えば、第2開口部12に第2ミックスドア71を有する第2ミックスドアユニット72を取付けるようにすれば、第2ミックスドアユニット72内で第2開口部12からの空調用空気2の温度調整を独立して行わせることが可能となる。しかも、この第2ミックスドアユニット72の内部を2つに仕切るようにすれば、第2開口部12からの空調用空気2を更に2つに独立させて温度調整することが可能となる。
以って、空調装置本体8の構造を変更せずに、第2ミックスドアユニット72を取付けることのみによって多数席独立温度調整仕様にすることが可能となり、空調装置本体8に高い拡張性を持たせることができる。
(効果4)
混合領域7の上流側に、加熱用熱交換器4で加熱された空調用空気2と冷却用熱交換器3によって冷却された空調用空気2との混合割合を調整するミックスドア61が設置され、第2空間構成部材36が、加熱用熱交換器4よりも空調用空気の流れ方向の上流側の部分に、ミックスドア61を取付けるためのミックスドア取付部62を有することにより、ミックスドア61を取付けるための構造を、空調装置本体8の内部に新たに設ける必要がなくなり、構造や機能を集約して空調装置本体8をコンパクト化することが可能となる。
(効果5)
既に、上記したように、空調装置本体8の内部に上記した内部仕切部材81を設置して、空調装置本体8内部の第1空間部9と第1空間部9を、2つに仕切ることにより、各空調用空間部に対して、それぞれ独立したミックスドア61を取付けて、いわゆる複数2席独立温度調整を行わせることが可能となる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 空調装置
2 空調用空気
3 冷却用熱交換器
4 加熱用熱交換器
5 空気加熱用流路
6 冷風バイパス流路
7 混合領域
8 空調装置本体
9 第1空間部
11 第1開口部
12 第2開口部
31 第1の外部ケース
32 第2の外部ケース
35 第2空間部
36 第2空間構成部材
37 空気流路形成壁部
55 第1領域分割壁部
56 第2空気加熱用流路
57 第2冷風バイパス流路
58 第2領域分割壁部
61 ミックスドア
62 ミックスドア取付部
81 内部仕切部材

Claims (3)

  1. 空調用空気を冷却する冷却用熱交換器と、
    空調用空気を加熱する加熱用熱交換器と、
    該加熱用熱交換器を備えた空気加熱用流路および前記加熱用熱交換器をバイパスする冷風バイパス流路を有する空気流路と、
    前記空気加熱用流路からの加熱された空調用空気と前記冷風バイパス流路からの冷えた空調用空気とを混合させるための混合領域と、を有する空調装置本体を備え、
    該空調装置本体が、内部に第1空間部を有すると共に、
    該第1空間部に臨む第1開口部および第2開口部を有する車両用空調装置であって、
    前記第1開口部は、前席側に対する空調用空気の送出口およびデフロスタ口となり、前記第2開口部は、後席側に対する空調用空気の送出口となると共に、
    前記空調装置本体が、2分割された第1の外部ケースと第2の外部ケースとを有し、
    該第1の外部ケースおよび第2の外部ケースの内部に対して、
    第2空間部を構成するための第2空間構成部材が、
    前記第1空間部中に前記第2空間部が介在されると共に、該第2空間部が前記第2開口部に臨むように配設され、
    前記第2空間構成部材が、前記第1の外部ケースおよび第2の外部ケースの内部で、前記空気流路を形成する空気流路形成壁部によって支持され
    前記第2空間構成部材が、その内部に、
    前記第2空間部を、前記加熱用熱交換器を通過する第2空気加熱用流路と、
    前記加熱用熱交換器をバイパスする第2冷風バイパス流路と、に仕切る第2領域分割壁部を有し、
    該第2領域分割壁部が、前記加熱用熱交換器の上部の位置から前記第2開口部へ向けて延びると共に、前記第2開口部の一部を形成することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記第2空間構成部材が、前記加熱用熱交換器よりも前記空調用空気の流れ方向の下流側を、
    前記第1空間部と前記第2空間部とに領域分割する第1領域分割壁部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記混合領域の上流側に、前記加熱用熱交換器で加熱された空調用空気と前記冷却用熱交換器によって冷却された空調用空気との混合割合を調整するミックスドアが設置され、
    前記第2空間構成部材が、前記加熱用熱交換器よりも前記空調用空気の流れ方向の上流側の部分に、前記ミックスドアを取付けるためのミックスドア取付部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
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