JP5729916B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録領域別に往路、復路独立な記録ヘッドの駆動タイミング調整装置を有するインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関する。
インクジェット方式の記録装置(以下、インクジェット記録装置と言う)は、記録ヘッドなどから記録媒体にインクを吐出して記録を行うものであり、他の記録方式に比べて比較的高精細化が容易である。しかも高速性かつ静粛性に優れ、安価であるという利点も有している。インクジェット記録装置は記録媒体である用紙の搬送方向に対して直交する方向(主走査方向)に走査しながら画像を形成し、一回または複数回の走査が終了した後に用紙を主走査方向と直行する方向(副走査方向)に搬送し次の記録ラインに画像を記録していく。記録媒体に順次画像を記録する方式においては、記録ヘッドが往路(往方向)と復路(復方向)の双方向の移動時に記録動作(以下、「往復記録動作」ともいう)をすることによって、記録速度の向上が図られている。
しかし、往路と復路の駆動タイミングを調整しなければ、最適な画像を記録することができない。つまり、往路と復路の記録媒体上の記録位置がずれることがあり、この場合には、記録画像の濃度ムラが生じて画質の低下を招くおそれがある。
そのため、往路記録時および復路記録時において、それら複数の記録ヘッドの記録位置を相互に調整する必要がある。具体的には、記録ヘッドの駆動タイミングを調整する必要がある。
またこの記録ヘッドは、紙やフィルムなどの記録媒体を裏面から支持する支持部材(プラテン)に対向して配置されており、このプラテンに支持された記録媒体の表面との間には、記録媒体との干渉を避けるべく所定の空隙(紙間距離)が設定されている。そして、入力された記録データに基づき電気熱変換素子が駆動されると吐出口からインク滴が吐出され、そのインク滴は記録媒体との間に形成される空隙を飛翔して記録媒体の表面上に着弾し、これによって画像の記録がなされる。
このようなインクジェット記録装置において、高品位な画像記録を実現するためには、記録媒体と記録ヘッドとの間の紙間距離(空隙)が適正な値に設定されることが望ましい。すなわち、記録ヘッドと記録媒体との紙間距離が狭すぎる場合には、記録ヘッドと記録媒体とが接触する可能性が高まり、不要なインクの付着や記録媒体の移動不良などが発生する。また、紙間距離が過大な場合には、インク滴の実際の着弾位置が記録媒体上の基準予定位置からずれる可能性があり、高精度な記録画像の形成が行われないことがあった。
このため、従来では、記録ヘッドとプラテンとの紙間距離を調整する調整機構を設け、記録ヘッドの位置を記録媒体の厚さに応じて常に適正な値に調整し得るようにしたものが知られている。また、記録の種類についても以前は記録媒体の左右上下端部を非記録領域となっていた(以下「フチあり」ともいう)のが、全面記録可能な形態(以下、「フチなし」ともいう)になってきている。
インクジェット記録装置は、記録媒体を二つ以上の搬送ローラで記録媒体を挟み目的の記録位置まで搬送し、記録ヘッドを搬送方向とは垂直方向にインクを吐出しながら移動させ記録している。しかし、先後端領域(記録媒体の先端部、後端部でメカ機構上一つの搬送ローラで記録媒体を搬送する領域)は記録媒体の種類によっては端部が反ってしまうことがある。また、前述の全面記録可能な記録モードの対応によって、この先後端部へのインク吐出により、ますます反りが顕著になる可能性が高くなってきている。
このような、先後端部における記録媒体の反りは記録品位にも影響を及ぼす。記録媒体の反りがある場合は、記録ヘッドと記録媒体までの距離が近づいてしまうため双方向記録を行ったときに往走査記録と副走査記録とでの着弾位置ずれが生じることが分かった。
そこで用紙の先後端の反りによる記録品位劣化を防止するため、記録媒体の位置において先端部が固定されてなく紙が反ってヘッドと接触する可能性がある場合は紙間距離を広げ、固定されていると判断された場合は紙間距離を狭める機構として特許文献1がある。
また、紙間距離変動に伴う往復の着弾位置を補正するため、吐出部から吐出したインクにて形成されるべき画素の目標位置と、吐出部からインクが吐出されて形成される画素の位置とのズレ量に基づいて、駆動信号を変更する機構として特許文献2がある。
また、紙面状態によるインクの着弾位置のばらつきを補正するために、キャリッジの上流側に設けられた紙間距離センサにより、記録ヘッドと対向する記録媒体との距離を検出する。そして、この検出信号に基づき、インクを吐出させるためのヒータの加熱タイミングを調節することにより補正する機構として特許文献3がある。
特開2005−305811号公報 特開2005−144808号公報 特開2006−159483号公報 特開2009−006676号公報
しかしながら、特許文献1では記録領域途中で記録ヘッドを電気的に上下させることにより紙間距離を調節していた。しかし、ただ単に記録ヘッドを上下させるだけでは、記録媒体の先後端の反りに応じて適切な位置にインクを着弾させることができず、着弾位置ずれによる黒スジや白スジが発生し記録品位低下の原因となる。
また、特許文献2では、インクを吐出するインクジェット記録ヘッドの往路と復路の記録位置合わせ処理の際、往方向走査の駆動タイミングを固定として、復方向走査のみの駆動タイミングを制御している。しかしこの場合、往方向走査の駆動タイミングは固定されているために。吐出されたインクは、正しい着弾位置から往路方向にずれて着弾することがある。
また、特許文献3では、センサを用いることによりリアルタイムでヘッドと記録媒体との距離を測定しているがセンサ搭載による製造コスト高が考えられる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、先端領域の紙間距離変動などによる往路と復路それぞれの着弾位置のずれにも対応した補正することで、記録品位を低下させずに記録することが可能となる。
よって本発明は、記録品位を低下すること無く記録することが可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
そのため本発明のインクジェット記録装置は、記録媒体に対してインクを吐出する複数のノズルが列をなして形成されたノズル列を備えた記録ヘッドを前記ノズルの配列方向と交差する主走査方向に往復移動させる移動手段と、前記記録ヘッドに対して前記主走査方向と交差する副走査方向の上流側および下流側に備えられた搬送ローラを用いて記録媒体を前記副走査方向に搬送させる搬送手段と、記録媒体上の記録を行う領域の前記副走査方向における位置に応じて、前記記録ヘッドの往移動による記録位置と前記記録ヘッドの復移動による主走査方向における記録位置とが調整されるように、前記記録ヘッドの往移動におけるインクの吐出タイミングと前記記録ヘッドの復移動におけるインクの吐出タイミングとの制御を行う吐出制御手段と、を備え、前記吐出制御手段は、前記往移動と前記復移動とのそれぞれの主走査方向における記録位置を調整するための、前記往復の移動それぞれに対して互いに独立して設定された補正値に基づいて、前記往移動、前記復移動それぞれにおけるインクの吐出タイミングを制御し、かつ、前記ノズル列の前記ノズルは、複数のブロックに分けられており、前記吐出制御手段は、前記複数のブロックそれぞれにおいて、前記ノズル列の前記副走査方向に対する傾きによって生じる前記主走査方向における記録位置への影響を抑制するためのインクの吐出タイミングの補正を行い、さらに、前記記録媒体の端部の記録を行なう場合に、前記複数のブロックの間での、前記記録媒体と前記ノズルとの距離の違による前記主走査方向における記録位置のずれを抑制するように、前記ブロックごとに往移動においてインクを吐出するタイミングと復移動においてインクを吐出するタイミングとの制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、インクジェット記録装置が備える吐出制御手段は、記録ヘッドのノズルから記録媒体までの距離によって吐出するタイミングを異ならせ、記録ヘッドの往方向移動と復方向移動とで吐出するタイミングを独立して制御する。これによって、記録品位を低下すること無く記録することが可能なインクジェット記録装置を実現することができる。
第1の実施形態のインクジェット記録装置の記録部の構成を表した図である。 第1の実施形態の要素構成を記録装置上面から見た図である。 (a)から(c)は、本実施形態におけるインクジェット記録装置である。 レーザー測定器による紙間変動測定結果である。 (a)から(c)は、記録パターンの例を示した図である。 往動時の紙間距離変動による着弾位置ずれを説明するための図である。 復動時の紙間距離変動による着弾位置ずれを説明するための図である。 (a)、(b)は、インク着弾位置の合わせ方を説明するための図である。 記録媒体上における補正値の異なる領域を示した図である。 第1の実施形態における補正制御のフローチャートを示した図である。 記録媒体上における補正値Eの異なる領域を示した図である。 第3の実施形態を適用可能な記録装置の一部を示した図である。 (a)、(b)は、記録後の記録媒体を示した図である。 傾いた記録ヘッドで記録を行った結果を示した図である。 記録ヘッドのズレを補正する方法を説明するための図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態における、インクジェット記録装置(以下、単に記録装置ともいう)の記録部の構成を表した図であり、図2は、本実施形態の要素構成を記録装置上面から見た図である。図1において各色に対応したインクを吐出するノズル(図示せず)は、記録ヘッド1に設けられており、ほぼ副走査方向(Y方向)に配列されている。記録の際は規定のタイミングで記録ヘッド1の内部に設けられたヒータを過熱することにより充填されたインク中に気泡を発生し各ノズルからインクを吐出し記録媒体9に記録を行う。プラテン8は、記録媒体9と対向した記録ヘッド1との距離を基準値に保つため
に設けられており、記録時に記録媒体9を支持している。この記録媒体9と対向した記録ヘッド1との距離の基準値は、記録ヘッド1と記録媒体9の距離の最大値である。コンピュータなどのホストから画像データが記録装置に送られると、記録媒体9は搬送機構(図示せず)により図1に示す副走査方向(Y方向)に送られ、ピンチローラ2とLFローラ3との間を通過して、プラテン8上の記録位置へ給送される。上流側排紙ローラ4と上流側拍車6、下流側排紙ローラ5と下流側拍車7は、同じく記録媒体9を搬送する目的と、記録後に記録媒体9を排出するための搬送ローラである。
図2において、キャリッジ11は記録媒体9が規定位置へと給送されると駆動モータによりベルトを介して記録媒体9上を主走査方向(X方向)に走査し、記録媒体9に記録を行う。1ライン分の記録12が終了すると、記録媒体9は副走査方向(矢印Y方向)に搬送され順次記録を行う。また、キャリッジ11の主走査方向(矢印X方向)の位置情報は、キャリッジ1に対し、主走査方向に平行して設置されたリニアエンコーダの値を読み取ることにより規定される。
図3(a)から(c)は、本実施形態におけるインクジェット記録装置であり、記録の過程を順に示した図である。図3(a)は、記録媒体9が給紙口から先端部がピンチローラ2を超えて、かつ下流側排紙ローラ5にかかるまでの記録過程を示している。また、図3(b)は、記録媒体9の先端部が下流側排紙ローラ5を超えて、かつ記録媒体9の後端部がピンチローラ2を超えるまでの記録過程を示している。また、図3(c)は、記録媒体9の後端部がピンチローラ2を超えて、かつ記録媒体9の後端部が上流側排紙ローラ6を超えるまでの記録過程を示している。
図4は、レーザー測定器による紙間変動測定結果である。測定方法は、測定器を記録装置上面に配置し、記録媒体に向かってレーザーを照射して、記録媒体に届いた散乱光を測定器が再び受け取ることにより紙間距離変動を測定(検出)する方法である。先後端領域の拍車突入前後では、通紙を行うローラが給紙側、排紙側においてそれぞれ片側しかない。そのためプラテン8に押し付けられた記録媒体が反り上がり記録ヘッドに近づく。そのため、吐出されたインクが記録ヘッドから記録媒体に到達するまでの到達時間が図3(a)の状態と図3(c)の状態とでは変化し、主走査方向における往路と復路とでの着弾位置のずれが生じることが分かった。そこで、本実施形態では、紙間変動の無い安定した状態である図3(b)の状態において、まず往路と復路の着弾位置合わせを行う。そして、図3(a)の状態と図3(c)の状態において、着弾位置の補正を行うことにより紙間距離変動に伴う着弾位置ずれの補正を行う。
以下、往路と復路との着弾位置を合わせる処理について説明する。
図5(a)から(c)は、往路と復路で記録位置合わせをするための記録パターンの例を示した図である。この例では記録ヘッドが往復移動しながらインクを吐出して記録媒体上に着弾インク(以下、ドットともいう)を形成する。本実施形態は、図のように記録媒体の同じ記録領域に対して往方向記録と復方向記録とを行う所謂マルチパス記録を行う。図5(a)から(c)において、白抜きのドット12は往方向走査(往方向移動)で記録媒体上に形成されたドット、ハッチングを施したドット13は復方向走査(復方向移動)で形成されたドットを示す。説明のためドットをハッチングの有無により区別しているが、各ドットは本実施の形態では同一の記録ヘッドから吐出されるインクで形成されたドットであり、ドットの色や濃さに対応したものでない。図5(a)は、記録位置が合っている状態であり、図5(b)は記録位置が少しずれた状態であり、図5(c)は記録位置がさらにずれた状態で記録されたときのドットを示している。これらのパターンの意図するところは、往復の記録位置が相互にずれるのに対してエリアファクタ(記録媒体上の所定の領域内において記録装置により記録された領域の比率を「エリアファクタ」と呼ぶ)が減少するようにすることである。それは記録における濃度はエリアファクタの変化に強く依存するからである。すなわちドットが重なることにより濃度は上昇するが、記録されていない領域の増加の方が、記録部全体の平均的濃度に与える影響が大きいからである。以上方法により紙間距離変動のない領域において最適な着弾位置を求める。
図6は、往動時の紙間距離変動による着弾位置ずれを説明するための図である。本実施形態におけるインクジェット記録装置は、記録媒体9に対して記録ヘッド1が主走査方向(矢印X方向)に沿って往動および復動を行いつつインク滴の吐出を行って記録動作を行うものとなっている。その際、記録ヘッド1と記録媒体9とが接触しないよう記録媒体9の表面との紙間距離を適正値に設定する必要がある。
ところが、上記のように先後端領域ではメカ機構上一つの搬送ローラで記録媒体を搬送する領域となり、プラテン8に押し付けられた記録媒体の反り上がり現象が起きることが分かった。図6に示すように、紙間距離t1を設定した場合の着弾位置が位置p1となる記録動作において、先後端領域における紙間距離変動の要因で紙間距離t2に変動したとき、同様のタイミングでインク滴を吐出すると、記録媒体における着弾位置は、位置p2となる。その結果、位置p1と位置p2との間にはずれ量aが生じる。つまり、位置p1を着弾予定位置としても、紙間距離が変動した場合には、同様の着弾位置を得ることができず、適正な画像が形成されない。
そこで、この実施形態では、想定される紙間距離変動から算出できる着弾位置ずれに対し、そのずれ量に基づき記録動作におけるインク吐出タイミングを調整することによって着弾予定位置に対して確実にインク滴を着弾させ得るようになっている。その際のずれ量aは、記録ヘッド1の移動速度と、記録ヘッド1のインク滴吐出速度と、記録媒体9表面から記録ヘッド1に至る紙間距離とによって求めることができる。いま、記録ヘッド1の移動速度をV1、記録ヘッド1のインク滴吐出速度をV2、記録媒体9と記録ヘッド1との紙間距離の変動前をt1、変動後をt2とすると、ずれ量aは、
a=V1(t2−t1)/V2
と表すことができる。
図7は、復動時の紙間距離変動による着弾位置ずれを説明するための図である。図6は記録ヘッド1の往動時におけるずれの発生状態を示しているが、図7に示す復動時においても、基本的には往動時と同様に着弾位置のずれ量aが生じる。但し、往動時と復動時とは記録ヘッド1の移動方向が相反する方向であるため、ずれの発生方向は相反する方向となる。つまり、往動時には、往動方向にずれ量aが生じるのに対し、復動時には復動方向へとずれ量aが発生する。また、記録ヘッド1は、往動時、復動時のいずれにおいても同一速度で移動するため、いずれの場合も略同量のずれ量aが発生する。
図8(a)、(b)は、本実施形態のインクジェット記録装置におけるインク着弾位置の合わせ方を説明するための図である。上記のようにして求めたずれ量に基づき、本実施形態体では往方向走査と復方向走査において独立してインクの吐出タイミングの補正動作を行う。すなわち、図8(a)に示すような記録ヘッド1と記録媒体9の表面との距離間隔がt1のとき、記録媒体9の表面の着弾予定位置p1に記録を行う場合、往動時には着弾位置p1より往動方向手前の位置f1の位置にてインクの吐出動作を行う。そして、復動時には着弾位置p1より復動方向手前の位置r1の位置にてインクの吐出動作を行う。これによって、往路と復路の着弾位置を共に着弾位置p1に合わせることが可能となる。
これに対し、記録媒体9の表面位置から記録ヘッド1に至る距離間隔がt2と変動した場合を考える。図8(a)に示すように紙間距離t1と同様の駆動タイミングで吐出すると往動時には記録媒体への着弾位置が往動方向前方の位置p2fに、復動時には記録媒体への着弾位置が復動方向前方の位置p2rに着弾し往路と復路で着弾位置にずれが生じることが分かる。そこで図8(b)に示すような駆動タイミングでのインク滴の吐出を行う。すなわち、往動時においては、位置f1よりさらに往動方向手前の位置f2でインクを吐出し、復動時においては、位置r1よりさらに復動方向手前の位置r2でインクを吐出させる。ここで、位置f2、r2は、前述の位置r1、f1より、さらにずれ量aだけ手前の位置である。以上の駆動タイミング制御を実行することにより紙間距離が変動した場合においても往路と復路の着弾位置をそれぞれ紙間距離変動前の位置に合わせることができる。この駆動タイミング制御の補正値Eは、次の演算によって求められる。駆動タイミング単位をDdpiとすると、着弾位置ずれ量aを補正するための補正値Eは、
E=a/D
で求められる。
本実施形態においては、インク吐出タイミングを記録媒体の厚さ(記録ヘッドのノズルから記録媒体までの距離)および記録ヘッドの移動速度に応じてインクの吐出タイミングを制御する。これによって、紙間距離変動によって記録媒体の表面から記録ヘッドに至る距離間隔がt1、t2と変動した場合にも、主走査方向における着弾位置ずれを補正し、記録媒体上の着弾予定位置p1、p2に吐出させることができる。
図9は、記録媒体上における補正値Eの異なる領域を示した図であり、紙間距離が変動する領域A、紙間距離が変動しない領域B、紙間距離が領域Aと異なって変動する領域Cとに分かれている。往路も復路も各領域の位置は同じである。本実施形態では、状態別の駆動タイミングの補正値は往路と復路で同じ絶対量の補正値を入力していたが、記録ヘッドによる往復の移動の際、機械的な公差による往復での紙間距離の違いや主走査速度の違いがある。このような往路と復路とで別々の絶対量の補正値が必要な場合においてもそれぞれ独立な補正値を持たせることが可能である。また、記録ヘッドの構成やインクの違いによって吐出速度、ドット径など相違があるものについては個別に設定可能とする。以上から、紙間距離変動に対しても確実に着弾予定位置に吐出することのできる補正値Eを算出することができた。
図10は、本実施形態における補正制御のフローチャートを示した図である。以下、このフローチャートに沿って各工程における処理を説明する。先後端領域において、紙間距離が変動するが、前記変動幅は記録媒体の種類、サイズによって異なる。そのため記録する際、最初にステップS101で記録する記録媒体の種類、サイズを選択する。その後、ステップS102において、紙間距離の変動しない領域B内で往路と復路の着弾位置合わせを行う。そして、ステップS103において、紙間距離が変動する領域Aと領域Cにおいてユーザが自分で往路と復路の着弾位置合わせを行うかを選択する。ユーザが選択を行う場合は、ステップS104に移行して、領域Aと領域Cとで往路と復路の着弾位置合わせをユーザが自分で行う。また、ステップS103で、ユーザが選択を行わない場合は、
ステップS105に移行して、あらかじめ本体に格納した固定的な駆動タイミングの補正値を格納部から出力する。以上の処理により、記録媒体の種類や紙間距離変動に対応した領域や復路往路独立の駆動タイミング制御量に応じた補正値を格納部から出力するか、手動で領域別の着弾合わせを行う。これによって、各状態で紙間距離が変動した場合でも、紙間距離変動に伴う往路と復路の着弾位置ずれを補正することができる。
なお、本実施形態における駆動タイミングは、ノズルから吐出されるインクの吐出量やインクの色に応じて変化させてもよい。
このように、マルチパス記録における往方向記録と復方向記録とで、紙間距離変動に対する補正制御を行う。これによって、記録品位を低下すること無く記録することが可能なインクジェット記録装置を実現することができた。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。なお、本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以かでは特徴的な構成についてのみ説明する。
図11は、本実施形態の記録媒体上における補正値Eの異なる領域を示した図である。本実施形態では、第1の実施形態の図9で示した領域Aをさらに3つの領域である、領域A1、領域A2、領域A3に分けて補正値Eを変えている。また、本実施形態では第1の実施形態の図9で示した領域Cに関しても、さらに2つの領域である、領域C1、領域C2に分けて補正値Eを変えている。これによって、記録媒体の先後端部で記録媒体がそり上がり記録ヘッドに近づいても、駆動タイミングを変える制御によって、より細かな紙間変動に対しても往路と復路の着弾位置を合わせることが可能になる。
このように、マルチパス記録における往方向記録と復方向記録とで、紙間距離変動に対する補正制御を行う。これによって、記録品位を低下すること無く記録することが可能なインクジェット記録装置を実現することができた。
(第3の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第3の実施形態を説明する。なお、本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以下では特徴的な構成についてのみ説明する。
図12は、本実施形態を適用可能な記録装置の一部を示した図である。本実施形態では、記録ヘッド1の記録素子列が長尺化した場合を考え、その時の先端領域である状態Aにおける記録媒体9との紙間距離に着目している。第1の実施形態では記録素子列における上端記録素子と下端記録素子との距離が短く、同記録素子列内における紙間距離変動差がないものと想定していた。しかし、今日の記録スピードの高速化に伴う記録素子列の長尺化は避けられない問題であり、紙間距離変動差による着弾位置ずれに関して1回の記録においても記録素子列内の一方端部の記録素子と他方端部の記録素子との着弾位置ずれが無視できなくなってきた。図3(a)と図3(c)とを例に説明する。図3(a)では、記録媒体9の搬送方向(矢印Y方向)に対して、搬送された記録媒体下流側がピンチローラ2を超えると記録媒体端部が反り上がり、その反り上がり量は記録素子列上流側より下流側の方がより反り上がる。また図3(c)では、記録媒体9を上流側排紙ローラ4と上流側拍車6、下流側排紙ローラ5と下流側拍車7でのみ搬送する。そのため記録媒体9の後端部は反り上がり、その反り上がり量を記録素子列上流側と下流側とで着目すると、記録媒体の先端領域とは逆で、記録素子列上流側の方が下流側より反り上がる。
また、記録素子列が長尺化した場合、記録ヘッドの傾き、つまり記録素子列の傾きも記録に大きな影響を与えることになる。つまり、記録ヘッドが傾いて斜めに取り付けられることにより、吐出されたインクの着弾位置は、本来の着弾位置に対して大きくずれてしまう。
そこで、本実施形態では、記録ヘッドの傾きおよび記録媒体の反りの両方を補正することによって、高記録品位の記録を実現するものである。以下、その補正方法について説明する。
図13(a)、(b)は、記録後の記録媒体9を見た図であり、(a)は、記録ヘッド1が傾くことなく正常に取り付けられた状態で記録を行ったものであり、(b)は記録ヘッド1が主走査方向に傾いて取り付けられた状態で記録を行ったものである。図13(a)では、記録ヘッド1が正常に取り付けられているため、吐出されたインクは正常な位置に着弾している。これに対して、図13(b)では、記録ヘッドが傾いて取り付けられているため記録結果には、ずれ量dのずれが生じている。
ここで、記録ヘッド1の移動速度をV1、記録ヘッド1のインク滴吐出速度をV2、記録媒体9から記録ヘッド1における記録素子列上流側までの紙間距離をt1u、記録媒体9から記録ヘッド1における記録素子列下流側までの紙間距離をt1dとする。また、記録媒体9の反り上がりが一定の傾斜角度を持っているとすると、紙間距離変動による主走査方向(X)の着弾位置ずれ量dは、
d=V1(t1d−t1u)/V2
と表すことができる。
特許文献4には、着弾位置のずれ量dを補正する技術が提案されている。以下に概略を示す。図14は、記録ヘッド1が傾いて取り付けられた状態で記録を行った結果を示した図であり、記録媒体の搬送方向(矢印Y方向)に平行な直線を記録したものを拡大して示した図である。記録ヘッドが傾いて取り付けられているため、直線は記録媒体の搬送方向(矢印Y方向)に平行にはならず、傾いて記録されている。
図15は、特許文献4に開示されている、記録ヘッドのズレを補正する方法を説明するための図である。特許文献4では、記録ヘッドの傾きを補正するために、記録ヘッドのノズル列を複数のブロックに分け、ブロックごとに吐出制御を行うことで記録ヘッドの傾きを補正している。
本実施形態では、特許文献4の手段を用いて記録ヘッドの傾きの補正を行うと共に、記録媒体の反りに対する補正も行う。つまり記録媒体に反りがありノズル列が長尺の場合、ノズル列の記録媒体搬送方向(矢印Y方向)の上流側におけるノズルから記録媒体までの距離と、ノズル列の記録媒体搬送方向の下流側におけるノズルから記録媒体までの距離と、は大きく異なっている。そこで、特許文献4に記載されている方法のように、ノズル列を複数のブロックに分けて、各ブロック毎に第1の実施形態で説明した本発明の駆動タイミング補正を行う。このようにすることで、長尺のノズル列を採用した記録ヘッドの取り付け時の曲がり補正と、記録媒体の反りの補正を行うことができた。
なお、本実施形態ではノズル列を複数のブロックに分けて、ブロックごとに駆動タイミング補正を行ったが、これに限定するものではなく、各ノズルごとに駆動タイミング補正を行ってもよい。
このように、マルチパス記録における往方向記録と復方向記録とで、紙間距離変動に対する補正制御を行う。これによって、記録品位を低下すること無く記録することが可能なインクジェット記録装置を実現することができた。
1 記録ヘッド
2 ピンチローラ
8 プラテン
9 記録媒体
11 キャリッジ
a ずれ量
E 補正値

Claims (8)

  1. 記録媒体に対してインクを吐出する複数のノズルが列をなして形成されたノズル列を備えた記録ヘッドを前記ノズルの配列方向と交差する主走査方向に往復移動させる移動手段と、
    前記記録ヘッドに対して前記主走査方向と交差する副走査方向の上流側および下流側に備えられた搬送ローラを用いて記録媒体を前記副走査方向に搬送させる搬送手段と、
    記録媒体上の記録を行う領域の前記副走査方向における位置に応じて、前記記録ヘッドの往移動による記録位置と前記記録ヘッドの復移動による主走査方向における記録位置とが調整されるように、前記記録ヘッドの往移動におけるインクの吐出タイミングと前記記録ヘッドの復移動におけるインクの吐出タイミングとの制御を行う吐出制御手段と、を備え、
    前記吐出制御手段は、前記往移動と前記復移動とのそれぞれの主走査方向における記録位置を調整するための、前記往復の移動それぞれに対して互いに独立して設定された補正値に基づいて、前記往移動、前記復移動それぞれにおけるインクの吐出タイミングを制御し、かつ、前記ノズル列の前記ノズルは、複数のブロックに分けられており、前記吐出制御手段は、前記複数のブロックそれぞれにおいて、前記ノズル列の前記副走査方向に対する傾きによって生じる前記主走査方向における記録位置への影響を抑制するためのインクの吐出タイミングの補正を行い、さらに、前記記録媒体の端部の記録を行なう場合に、前記複数のブロックの間での、前記記録媒体と前記ノズルとの距離の違による前記主走査方向における記録位置のずれを抑制するように、前記ブロックごとに往移動においてインクを吐出するタイミングと復移動においてインクを吐出するタイミングとの制御を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記吐出制御手段は、前記上流側の搬送ローラと下流側の搬送ローラのうち一方のローラで前記記録媒体が挟持して記録を行う場合と、前記上流側の搬送ローラと下流側の搬送ローラの両方で前記記録媒体が挟持して記録を行う場合とで、前記往復移動の一方の移動に対する他方の移動でのインクの吐出タイミングを異ならせることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記吐出制御手段は、前記ノズルが吐出するインクの吐出量に応じて、吐出するタイミングを制御することを特徴とする請求項1ないし請求項2のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記吐出制御手段は、前記ノズルが吐出するインクの色に応じて、吐出するタイミングを制御することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記記録媒体の先端部および後端部は、それぞれにおける前記副走査方向の位置が異なる複数の領域に分けられており、前記領域のそれぞれで、前記補正値それぞれが異なることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 記録媒体に対してインクを吐出する複数のノズルが列をなして形成されたノズル列を備えた記録ヘッドを前記ノズルの配列方向と交差する主走査方向に往復移動させるステップと、
    前記記録ヘッドに対して前記主走査方向と交差する副走査方向の上流側および下流側に備えられた搬送ローラを用いて記録媒体を前記副走査方向に搬送させるステップと、
    記録媒体上の記録を行う領域の前記副走査方向における位置に応じて、前記記録ヘッドの往移動による記録位置と前記記録ヘッドの復移動による主走査方向における記録位置とが調整されるように、前記記録ヘッドの往移動におけるインクの吐出タイミングと前記記録ヘッドの復移動におけるインクの吐出タイミングとの制御を行うステップと、を備え、
    前記制御を行うステップは、前記往移動と前記復移動とのそれぞれの主走査方向における記録位置を調整するための、前記往復の移動それぞれに対して互いに独立して設定された補正値に基づいて、前記往移動、前記復移動それぞれにおけるインクの吐出タイミングを制御し、かつ、前記複数のブロックそれぞれにおいて、前記ノズル列の前記副走査方向に対する傾きによって生じる前記主走査方向における記録位置への影響を抑制するためのインクの吐出タイミングの補正を行い、さらに、前記記録媒体の端部の記録を行なう場合に、前記複数のブロックの間での、前記記録媒体と前記ノズルとの距離の違による前記主走査方向における記録位置のずれを抑制するように、複数のブロックに分けられた前記ノズルの前記ブロックごとに、往移動においてインクを吐出するタイミングと復移動においてインクを吐出するタイミングとの制御を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
  7. 前記上流側の搬送ローラと下流側の搬送ローラのうち一方のローラで前記記録媒体が挟持されて記録を行う場合と、前記上流側の搬送ローラと下流側の搬送ローラの両方で前記記録媒体が挟持されて記録を行う場合とで、前記往復移動の一方の移動に対する他方の移動でのインクの吐出タイミングを異ならせることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録方法。
  8. 前記記録媒体の先後端部のそれぞれにおける前記副走査方向の位置が異なる複数の領域それぞれで、前記補正値それぞれが異なることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のインクジェット記録方法。
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