JP2011218624A - インクジェット記録装置および記録位置調整方法 - Google Patents

インクジェット記録装置および記録位置調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サテライトが吐出されるような場合であっても、その存在に影響を受けることなく主滴の記録位置ずれを判断し、記録位置の補正を正常に行うことが可能なインクジェット記録装置あるいは記録位置補正方法を提供する。
【解決手段】記録位置調整用のパターンを記録する際には、キャリッジ速度および紙間距離を通常の記録時よりも小さい値に設定し、サテライトの影響を極力抑えたパターンを記録する。実際に記録を行う場合には、上記パターンによって得られたずれ量に基づいて実際の記録時のキャリッジ速度や紙間距離に見合ったずれ量を取得し、これを補正するように記録位置を調整する。
【選択図】図7

Description

本発明は、インクを滴として吐出する記録ヘッドを用い記録媒体に画像を記録するためのインクジェット記録装置および当該装置の記録位置調整方法に関する。
インクを滴として吐出する記録素子を複数備えた記録ヘッドを用い、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置は、高速で高解像度、更に低騒音な画像出力が可能であることから、様々な分野で有用されている。特に、記録ヘッドの記録主走査と記録媒体を搬送する搬送動作とを交互に繰り返して画像を記録するシリアル型のインクジェット記録装置は、比較的小型且つ低コストに写真等のカラー画像を出力することが可能であり、近年急速に普及して来ている。このようなシリアル型のインクジェット記録装置では、より高解像度な画像をより短時間に出力するため、記録ヘッドにおける記録素子の高密度化や小液滴化、また記録ヘッドの長尺化が推し進められている。
ところで、シリアル型のインクジェット記録装置では、記録ヘッド製造時の誤差や、記録ヘッドを記録装置に装着する際の誤差、あるいは記録ヘッドを搭載して走査するキャリッジの速度誤差等に起因して、様々な記録位置ずれが起きることが知られている。例えば、往路走査時と復路走査時の記録位置ずれや複数のインク色間の記録位置ずれなどがその一例である。また、同じ走査で記録する同じインク色であっても、記録ヘッドが傾いている場合には、その先端部と後端部とで記録走査方向の位置にずれが生じ、このずれ量は長尺のインクジェット記録ヘッドほど顕著になる。
そして、上記記録位置ずれは、つなぎすじの強調、色むら、マルチパス記録時のバンド間むらなど、様々な画像弊害を招致する。このため、インクジェット記録装置では、このような記録位置ずれの方向と量を予め検出し、実際の記録動作では吐出タイミングの調整などを行って、記録媒体で記録位置がなるべくずれないように補正している。特に近年のように、高解像度化や小液滴化が推し進められている状況においては、記録位置ずれの許容範囲も益々狭くなり、より高精度な補正が要求されて来ている。
このような中、例えば特許文献1には、記録ヘッドにおける先端ノズルと後端ノズルの記録位置ずれを、記録解像度よりも高い精度で補正する技術が開示されている。
特開2007−015260号公報
しかしながら、小液滴化が進行している昨今、個々の記録素子から吐出されるインク滴のサテライトの存在が上記記録位置ずれの補正精度を低下させてしまう場合が確認されている。サテライトとは、主滴から若干遅れて吐出される主滴よりも少量のインク滴のことを示し、記録媒体において主滴とは離れた位置に着弾する。このようなサテライトが存在する場合であっても、従来のように、記録ヘッドの吐出量すなわち主滴自体が十分に大きかった場合には、その存在や着弾位置は主滴の記録位置を判断するのに大して問題にならなかった。しかし近年のように、主滴自体の量が小さくなると、実際の主滴の着弾位置(記録位置)がサテライトの大きさや着弾位置に影響を受けて、誤って判断されてしまうことがある。そして、このように誤って取得された記録位置ずれを基に記録位置の補正を行っても、記録位置を正常に補正することは出来ず、上記画像弊害を解決することも出来ない。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものである。よって、その目的とするところは、サテライトが吐出されるような場合であっても、その存在に影響を受けることなく主滴の記録位置ずれを判断し、記録位置の補正を正常に行うことが可能なインクジェット記録装置あるいは記録位置補正方法を提供することである。
そのために本発明は、吐出口からインクを吐出して記録媒体にドットを形成する記録素子が複数配列して構成される記録ヘッドを前記記録媒体に対し相対走査させることによって画像を記録するインクジェット記録装置であって、
前記記録ヘッドの前記吐出口が形成される面と前記記録媒体の距離を第1の紙間距離に保ちつつ、前記記録ヘッドを第1の走査速度で相対走査しながら、前記記録ヘッドによる第1の記録と第2の記録を行うことによって、前記記録媒体に所定のパターンを記録する手段と、前記所定のパターンを検出することによって、前記第1の記録と前記第2の記録の記録位置ずれ量を取得する手段と、前記記録ヘッドの前記吐出口が形成される面と前記記録媒体の距離を前記第1の紙間距離よりも大きい第2の紙間距離に保ちつつ、前記記録ヘッドを前記第1の走査速度よりも大きい第2の走査速度で相対走査しながら、前記記録位置ずれ量に基づいて取得される補正値に従って前記第1の記録と前記第2の記録を行うことによって、前記記録媒体に画像を記録する手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、サテライトが吐出されるような場合であっても、その存在に影響を受けることなく、いずれの記録媒体に対しても記録位置ずれのない安定した画像を出力することが可能となる。
本発明の実施形態に適用可能なシリアル型のインクジェット記録装置の主要部を説明する斜視図である。 記録ヘッドの記録素子基板の主要構造を模式的に示す斜視図である。 記録ヘッドを吐出口面側から観察した場合の模式図である。 本発明の実施形態に使用するインクジェット記録装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。 (a)および(b)は、記録位置を調整するために用いる一般的なドットパターンを説明するための図である。 (a)〜(g)は、1つの記録素子における吐出の過程を説明するための構造断面図である。 (a)〜(c)は、キャリッジの走査速度Sと紙間距離dが主滴とサテライトの記録媒体上での距離xに与える影響を説明するための図である。 異なるキャリッジ速度でパターン間の濃度差を比較するための図である。 実際の画像出力時におけるキャリッジ走査速度と紙間距離の値を記録媒体ごとに示した図である。 本発明に適用可能な別例の記録ヘッドを吐出口面側から観察した場合の模式図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に適用可能なシリアル型のインクジェット記録装置1000の主要部を説明するための斜視図である。ヘッドカートリッジ1A〜1Dは、それぞれシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(Bk)のインクを貯留するインクタンクと、これらインクを吐出するノズル列によって構成されており、キャリッジ2に対し交換可能に搭載されている。キャリッジ2には、コネクタを介して各ヘッドカートリッジ1A〜1Dに駆動信号等を伝達するためのコネクタホルダ(電気接続部)が設けられている。尚、以下の説明では、ヘッドカートリッジ1A〜1Dの全体または任意の1つを指す場合にも、単に記録ヘッド1と示す。
キャリッジ2は、装置本体に設置されたガイドシャフト3に案内支持されており、主走査モータ4の駆動力が、モータプーリ5、従動プーリ6及びタイミングベルト7を介して伝達されることにより、主走査方向に移動可能になっている。
記録ヘッド1の移動可能な領域の下方は記録媒体8の搬送領域となっており、記録媒体8は、2組の搬送ローラ対9及び11の回転によって、主走査方向とは交差する図の副走査方向に段階的に搬送される。記録ヘッド1によって記録可能な領域にある記録媒体8の更に下方には、記録ヘッド1の吐出口面に対し記録媒体を平滑に保つように支えるプラテンが配備されている。
このような構成のもと、記録ヘッドによる主走査方向への記録走査と記録媒体の副走査方向への搬送動作とを交互に行うことによって、記録媒体8には段階的に画像が記録されて行く。
記録ヘッド1の走査領域の端部には、記録ヘッド1のメンテナンス処理を行うための回復部14が配設されている。回復部14には、非記録時における記録ヘッド1の吐出口面を保護するためのキャップ15、記録ヘッド1の吐出口面を拭うためのワイパ18、記録ヘッド1からインクを強制的に吸引するための吸引ポンプ16等が設けられている。ワイパ18は、不使用時はワイパ収納部17に収納されている。
図4は、上記シリアル型のインクジェット記録装置1000の制御系の概略構成を示すブロック図である。制御部2001は、記録装置1000全体の制御を行う機構であり、CPU2002、ROM 2003、RAM 2004、不揮発メモリ2005、画像処理回路2006等を備えている。CPU2002は、ROM2003に格納されたプログラムに従って、RAM2004をワークエリアとして各種処理を実行する。RAM2004には、このようなワークエリア以外に、外部から受信した印刷ジョブデータや画像データを格納するためのデータメモリ領域も確保されている。ROM2003には、後述する記録位置調整用のパターンや補正用のテーブルなども格納されている。不揮発性メモリ2005には、記録中の記録媒体の種類や記録モード等、時々で変化する設定項目が、電力供給から独立して不揮発に記憶される。画像処理回路2006は、受信した画像データを画素毎に処理して、記録ヘッド1003に送信するための2値画像データを生成する。
メカ制御部2009は、記録装置1000内に配置された様々な機構を機能させるための駆動部である。メカ制御部2009は、例えば、記録媒体8を搬送するための給搬送駆動部、記録ヘッド1を搭載したキャリッジ2を主走査方向に移動させるキャリッジ駆動部などで構成されている。ヘッドドライバ2010は、制御部2001から受信した記録信号に応じて、記録ヘッド1を駆動して、インクを吐出させる。
図3は、本発明の記録ヘッド1を吐出口面側から観察した場合の模式図である。記録ヘッド1には、同じインク色を吐出する吐出口が、副走査方向に600dpiのピッチすなわち約42μmの間隔で256個配列して1色分の吐出口列を形成している。更に、このような吐出口列が、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の4色分用意され、主走査方向に並列配置されている。このような記録ヘッド1を主走査方向に走査させながら所定の周波数で各ノズルの吐出口からインクを吐出することにより、記録媒体には600dpiのカラー画像を記録することが出来る。
例えば2パスのマルチパス記録を行う場合、ある走査で搬送方向上流側の128ノズルで記録した紙面上の領域に対し、別の走査で下流側の128ノズルで記録が行われる。従って、上流側の128ノズルが記録するドットの位置と下流側の128ノズルが記録するドットの位置が紙面上でずれないようにする必要がある。また、Bkのノズル列で記録するドットの位置と、CMYのノズル列で記録するドットの位置もずれないようにする必要がある。さらに、往路走査で記録するドットの位置と復路走査で記録するドットの位置もずれないようにする必要がある。このように、インクジェット記録装置では、様々なドット位置調整が必要になる。
図2は本発明の記録ヘッド1の記録素子基板10の主要構造を模式的に示す斜視図である。記録素子基板10は、主に、記録信号に従ってインクに吐出エネルギを与えるための電気回路が形成されたヒータボード107と、インクを個々の吐出口まで導くためのインク路が形成されたノズル材103とが接着されることによって構成されている。この接着によって、256個のノズルが一度に構成される。ヘッドカートリッジのインクタンクから供給され共通液室23に貯留されているインクは、毛細管現象によって複数の流路24を通り夫々の吐出口22へと導かれる。個々の流路24における吐出口22に対向する位置には、記録信号に応じて電圧パルスが印加される電気熱変換体(ヒータ)25が備えられている。ヒータ25に電圧パルスが印加されることにより、これに接する流路中のインクに膜沸騰が生じ、発生した泡の成長エネルギによって吐出口22から所定量のインクが滴として吐出される。吐出口22が複数配列する吐出口面21は、記録媒体8と平行に対面する平面を成しており、本実施例において、複数の吐出口22は副走査方向に約42μm(600dpi)のピッチで配列されている。
図6(a)〜(g)は、1つの記録素子における吐出の過程を説明するための構造断面図である。図6(a)は、非吐出時の安定した状態を示している。斜線で示したインクは、毛細管力によって共通液室23から吐出口22まで侵入しているが、共通液室23にインクを供給するインクタンクにはインクを引き戻そうとする負圧力も発生する。従って、これら2つの力が釣り合う位置でインクは静止し、吐出口22の近傍では凹状のメニスカス104が形成されている。
実際に記録信号が入力されると、図6(b)を参照するに、ヒータボード107に形成されたヒータ25に電圧パルスが印加され、ヒータ25は急激に発熱する。これにより、ヒータ25に接触するインク内で膜沸騰が起こり、気泡108が発生する。気泡108は、ヒータ25が発熱している間膨張を続け、この膨張力によって液路24内のインクが移動する。すなわち、吐出口25近傍にあったインクはメニスカス104を破って矢印の方向へ飛び出し、共通液室23に近いインクは、共通液室23の方向に押し戻される。
図6(b)のようにインクが吐出口25から大きく飛び出ている状態で、ヒータ25への印加を停止すると、気泡108は収縮し、図6(c)のように、吐出口付近のインクは液路内に引き込まれる。このとき、既に吐出口22から飛び出していたインクは、液路内に引き込まれるインクと分離し、吐出口22から離れる方向に飛翔して行く。このとき、飛翔するインクは、主滴109とこれに続く小さなインク滴の集団いわゆるサテライト110に分離される。
消泡後、一度引き込まれたメニスカス104は、再び毛細管力によって吐出口22方向に移動し、液路24内にインクが再充填される(図6(d))。
インクのメニスカスは、初期状態であった吐出口付近の位置まで来ても、慣性があるため直ぐには停止せず、吐出口より外に少し張り出す(図6(e))。しかし、ある程度張り出したところで、インクの表面張力とタンク内への負圧力によって再び吐出口22内へ引っ張られる(図6(f))。そして、このままヒータ25への印加が行わなければ、毛管力とタンクからの負圧との引き合いによって、図6(e)と(f)の状態が減衰しながらも繰り返され、やがて図6(a)のような静止状態に戻る。そして、次の記録信号が入力されると、再びヒータ25に電圧が印加され、インク中に気泡が発生する(図6(g))。
このように、1つのインク滴を吐出した後、インク路にインクが再充填され、メニスカスがある程度安定した後に、次のインク滴を吐出する為の発泡を行うことによって、インク滴を安定した量で吐出させることができる。
次に本実施形態で実行する記録位置調整方法について説明する。
図5(a)および(b)は、記録位置を調整するために用いる一般的なドットパターンを説明するための図である。図5(a)は、第1の記録による記録位置と第2の記録による記録位置のずれを測定するための、第1の記録によるドットと第2の記録によるドットの配置を示している。ここで、第1の記録と第2の記録とは、記録位置を一致させたい2段階の記録のことを意味し、例えば、第1の記録をあるノズル列の往路走査の記録とし第2の記録を同じノズル列の復路走査の記録とすることが出来る。また、第1の記録をブラックヘッドによる記録とし第2の記録を他のカラーヘッドによる記録とすることも出来る。さらに、長尺な1つの記録ヘッドにおけるノズル列の先端部による記録を第1の記録とし、後端部による記録を第2の記録とすることも出来る。
図5(a)では、第1の記録手段の記録位置は固定したままで、第2の記録手段を主走査方向に5μmずつ9段階にずらして記録した9個のパターンを示している。ここでは各パターンにつき3列ずつを示しているが、それぞれのパターンは所定領域内(縦2.5mm横12mm)において同じ配列規則でドットが一様に記録されるものとする。このように用意した9個のパターンを、図5(b)のように、配列して記録する。
ここで示した例では、第1の記録手段に対して第2の記録手段を−5μmずらして記録したパターンで、第1の記録手段によるドットと第2の記録手段によるドットが丁度重なっている。つまり、全9パターンのうち、この−5μmずらして記録したパターンのドットの被覆面積が最も小さく、ユーザの目視判断や濃度センサによって、濃度が最も低く検知される。このように、全9パターンの中から最も濃度の低いパターンを選出することによって、第1の記録手段に対する第2の記録手段のずれ量およびずれの方向を取得することが出来る。その後、実際に画像を記録する際は、第1の記録手段に対し第2の記録手段を−5μmだけずらして記録するようにすれば、両者の記録位置を一致させることが出来る。
しかしながら、再度図6(c)を参照するに、吐出の際に生成された主滴109とサテライト110は、吐出される際の速度が異なっているのが一般であり、記録媒体上では異なる位置に着弾することが多い。つまり、サテライトは図5(a)で示すパターンの白紙領域に付着して、各パターンの被覆面積すなわち濃度を上昇させてしまう場合がある。このような場合、図5(a)および(b)に示したような9種類のパターンを記録しても、これらパターンの間で濃度の差は現れにくくなり、最も濃度の低いパターンを的確に選出することが困難になる。結果、第1の記録手段に対する第2の記録手段のずれ量を正確に取得することが出来なくなる。
ただし、主滴とサテライトが形成した2つのドットの記録媒体上での距離は、これら液滴の速度のほか、記録ヘッド(すなわちキャリッジ)の走査速度、および吐出口面と記録媒体との距離(紙間距離)によって変化する。本発明はこのような現象を利用し、主滴とサテライトが形成した2つのドットの距離がなるべく小さく抑えられるような条件で、上記ドットパターンを記録しようとするものである。
図7(a)〜(c)は、キャリッジの走査速度Sと紙間距離dが主滴とサテライトの記録媒体上での距離xに与える影響を説明するための図である。
図7(a)を参照するに、主滴の吐出速度をVm、サテライトの吐出速度をVs、キャリッジの走査速度をS、紙間をdとしたとき、主滴とサテライトが形成する2つのドットの記録媒体上での距離xは、x=(d/Vs−d/Vm)×Sで表される。
図7(b)は、このような3者の関係を具体的な数値を用いて表に示した図である。ここでは、主滴の吐出速度を12m/s、サテライトの吐出速度を8m/sとし、キャリッジの走査速度を12.5inch/s、17.5inch/s、25inch/sの3段階に、紙間距離dを1mm〜1.5mmの6段階に振った場合の距離xを示している。キャリッジの走査速度Sや紙間距離dが大きくなるほど、主滴とサテライトの距離xも大きくなっていることがわかる。
図7(c)は、主滴およびサテライトのドットの記録状態を、図7(b)の条件の中で紙間距離を1.3mmに固定した3つの場合について示した模式図である。実際のサテライトは主滴よりも小さく且つ複数のドットを形成する場合もあるが、ここでは簡単のためサテライトは1つとし、主滴もサテライトもドット径は20μmとしている。キャリッジ速度が12.5inch/sのとき、主滴ドットとサテライトドットの距離は17.2μmとなり、2つのドットは互いに一部重複している。キャリッジ速度が17.5inch/sのとき、主滴ドットとサテライトドットの距離は24.5μmとなり、2つのドットの間には4.5μmほどの隙間が生じている。キャリッジ速度が25.0inch/sになると、主滴ドットとサテライトドットの距離は34.4μmとなり、2つのドットは完全に分離してしまっている。
図8は、キャリッジ速度が25.0inch/sの場合と12.5inch/sの場合とで、9個のパターン間の濃度差を比較するための図である。図において、横軸は、第1記録手段に対する第2記録手段のずらし量(すなわち各パターン)を示し、縦軸は9個のパターン夫々の濃度とこれらの中の最低濃度との差を示している。
25.0inch/sの場合も12.5inch/sの場合も、−5μmのパターンで濃度差が0になっているが、25.0inch/sの場合は12.5inch/sの場合に比べて、個々のパターン間の濃度差が小さく最小値が選出し難い。これは、サテライトと主滴が離れてしまっているので、図5(a)の−5μmのように主滴同士が完全に重なったパターンであっても、被覆面積が小さくならず、他のパターンに比べて濃度が十分に低下しないことが原因である。これに比べ、キャリッジ速度が12.5inch/sの場合には、2つのドットの分離はなく、被覆面積にも然程影響を与えない。すなわち、複数のパターンの中から最も濃度の低いパターンを選択しやすく、正確なずれ量を取得することが可能となる。
以上のことから、本実施形態の記録装置では、通常の記録の際のキャリッジの走査速度が比較的大きな値であっても、図5(a)および(b)に示したパターンを記録する場合には、キャリッジの走査速度は通常より小さな12.5inch/sに設定する。
また、既に図7(b)でも説明したように、紙間距離についてもその値が大きいほど、主滴とサテライトが形成する2つのドットの距離が大きくなる。よって、本実施形態では、通常の記録の際の紙間距離が比較的大きな値であっても、図5(a)および(b)に示したパターンを記録する場合には、紙間距離dを通常より短い距離1.0mmに設定する。
図9は、実際に画像を記録する際のキャリッジ走査速度と紙間距離の値を記録媒体ごとに示した図である。このように、一般のインクジェット記録装置では様々な種類の記録媒体に記録を行うことが可能であり、その種類に応じて紙間距離やキャリッジ走査速度を異ならせている。
紙間距離は、記録媒体の厚みや記録時の撓み傾向などを考慮した上で、記録ヘッドの吐出口面と記録媒体とが接触しない程度の距離に定められている。すなわち、記録時に撓み等の懸念が無く高画質な画像出力が求められる写真用紙に対しては紙間距離を小さく設定する一方、CD−Rや封筒のような厚みのある記録媒体に対しては、紙間距離を大きく設定している。
また、キャリッジ走査速度は、記録物の用途やインク吸収速度またユーザが求める出力速度などに応じて定められている。例えば普通紙に対しては、高画質記録モード、標準モード、高速記録モードの3種類を用意し、それぞれキャリッジ速度を異ならせている。
このように、通常の画像出力では記録媒体の種類や記録モードによってキャリッジ走査速度や紙間距離を異ならせている。しかし、いずれのモードで記録する場合であっても、上述した方法で取得した記録位置ずれ量を用いて、記録位置の補正を行うことが出来る。すなわち、キャリッジ速度を12.5inch/s、紙間距離を1.0mmにした状態で図5(a)および(b)の9種類のパターンを記録し、これらパターンの中から最も濃度の低いパターンの記録位置ずれ量を利用して各モードの補正を行うことが出来る。例えば、封筒の場合であれば、キャリッジ速度12.5inch/s、紙間距離1.0mmで得られたずれ量が、キャリッジ速度25.0inch/s、紙間距離2.2mmの場合ではどれ程になるかを、図7(a)で示した式を利用して算出する。そして、得られたずれ量を補正するように制御すれば記録位置のずれを補正することが可能となる。このように、実際にパターンの検出によって得られたずれ量から、全ての記録モードに適切な補正量を求めることが出来る。この際、実際にパターンの検出によって得られたずれ量に対応する補正量が、記録モードごとに対応図けられたテーブルを予め用意し、ROM 2003に記憶させておいてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、記録位置調整用のパターンを記録する際には、キャリッジ速度および紙間距離を通常の記録時よりも小さい第1の走査速度と第1の紙間距離に設定し、サテライトの影響を極力抑えたパターンを記録する。そして、このパターンを検出することにより、サテライトの影響の少ない信頼性の高いずれ量を取得する。その後、実際に記録を行う場合には、上記ずれ量に基づいて実際の記録時のキャリッジ速度や紙間距離すなわち第2の走査速度と第2の紙間距離に見合った補正値を取得し、これに従って記録位置を調整する。このような構成により、いずれの記録媒体に対する記録モードであっても、記録位置ずれのない安定した画像を出力することが可能となる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、シリアル型のインクジェット記録装置を例に説明してきたが、本発明は、フルライン型の記録装置にも応用することが出来る。フルライン型の記録装置では、記録媒体に対して記録ヘッドが移動するのではなく、一定の速度で連続的に搬送される記録媒体に対し、装置内に固定された記録ヘッドから一定の周波数でインクを吐出する。この場合、往路走査と復路走査の記録位置ずれやノズル列先端部と後端部の記録位置ずれは発生しないが、複数の記録ヘッドを並列している場合には、各ノズル列間の記録位置ずれが発生する恐れがある。そして、記録媒体と記録ヘッドの相対走査方向すなわち記録媒体の搬送方向にずれた位置にサテライトが記録されることによって、上記実施形態と同様の問題が招致される。
しかし、このようなフルライン型の記録装置の場合にも、記録媒体の搬送速度を低速にし、紙間距離を小さくすれば、上記実施系態と同様の作用によって、主滴とサテライトの距離を短くし、適切なずれ量を検出することが出来る。
なお、上記実施形態では、記録位置ずれ量を検出するための例として、図5(a)に示したパターンを用いたが、本発明で使用するパターンはこれに限定されるものではない。例えば、記録位置ずれが発生しない場合に被覆面積が最も大きくなり検出濃度が最高値を示すようなパターンにしても、同様の効果を得ることは出来る。
また、図10に示すように、一つの記録素子基板に吐出量の異なる複数のノズル列が構成されており、これらノズル列の間では記録位置ずれが発生しない場合には、テストパターンは小ドット用のノズルのみを用いることも出来る。大ドットと小ドットであれば、小ドットのほうが被覆面積に影響を与え易く、記録位置ずれによって変動する濃度変化が顕著になるからである。
1 インクジェット記録装置
101 記録ヘッド
201 システムコントローラ
202 モータドライバ
204 モータ
206 ホストコンピュータ
207 受信バッファ
208 フレームメモリ
209 バッファ
210 記録制御部
211 ヘッド駆動回路

Claims (9)

  1. 吐出口からインクを吐出して記録媒体にドットを形成する記録素子が複数配列して構成される記録ヘッドを前記記録媒体に対し相対走査させることによって画像を記録するインクジェット記録装置であって、
    前記記録ヘッドの前記吐出口が形成される面と前記記録媒体の距離を第1の紙間距離に保ちつつ、前記記録ヘッドを第1の走査速度で相対走査しながら、前記記録ヘッドによる第1の記録と第2の記録を行うことによって、前記記録媒体に所定のパターンを記録する手段と、
    前記所定のパターンを検出することによって、前記第1の記録と前記第2の記録の記録位置ずれ量を取得する手段と、
    前記記録ヘッドの前記吐出口が形成される面と前記記録媒体の距離を前記第1の紙間距離よりも大きい第2の紙間距離に保ちつつ、前記記録ヘッドを前記第1の走査速度よりも大きい第2の走査速度で相対走査しながら、前記記録位置ずれ量に基づいて取得される補正値に従って前記第1の記録と前記第2の記録を行うことによって、前記記録媒体に画像を記録する手段と、
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録ヘッドが前記記録媒体に対して移動しながらインクを吐出する前記相対走査と、該相対走査とは交差する方向に前記記録媒体を搬送する搬送動作とを交互に繰り返すことにより前記記録媒体に画像を記録することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記第1の記録は前記記録ヘッドの往路の相対走査の記録であり、前記第2の記録は前記記録ヘッドの復路の相対走査の記録であることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記第1の記録は前記記録ヘッドの前記搬送の方向に対して先端部に位置する前記記録素子による記録であり、前記第2の記録は前記搬送の方向に対して後端部に位置する前記記録素子による記録であることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  5. 所定の周波数でインクを吐出する固定された前記記録ヘッドに対し、前記記録媒体が移動する前記相対走査により、前記記録媒体に画像を記録することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記第1の記録は前記記録ヘッドの所定のインク色による記録であり、前記第2の記録は前記記録ヘッドの前記所定のインク色とは異なるインク色による記録であることを特徴とする請求項1、2または5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記インクジェット記録装置は複数の種類の記録媒体に記録を行うことが可能であり、前記第2の紙間距離および前記第2の走査速度は前記記録媒体の種類に応じて異なることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記所定のパターンは、前記第1の記録に対し前記第2の記録がドットを記録する位置を異ならせた複数のパターンの配列で構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 吐出口からインクを吐出して記録媒体にドットを形成する記録素子が複数配列して構成される記録ヘッドを前記記録媒体に対し相対走査させることによって画像を記録するインクジェット記録装置の記録位置調整方法であって、
    前記記録ヘッドの前記吐出口が形成される面と前記記録媒体の距離を第1の紙間距離に保ちつつ、前記記録ヘッドを第1の走査速度で相対走査しながら、前記記録ヘッドによる第1の記録と第2の記録を行うことによって、前記記録媒体に所定のパターンを記録する工程と、
    前記所定のパターンを検出することによって、前記第1の記録と前記第2の記録の記録位置ずれ量を取得する工程と、
    前記記録ヘッドの前記吐出口が形成される面と前記記録媒体の距離を前記第1の紙間距離よりも大きい第2の紙間距離に保ちつつ、前記記録ヘッドを前記第1の走査速度よりも大きい第2の走査速度で相対走査しながら、前記記録位置ずれ量に基づいて取得される補正値に従って前記第1の記録と前記第2の記録を行うことによって、前記記録媒体に画像を記録する工程と、
    を有することを特徴とする記録位置調整方法。
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