JP5633221B2 - ふとん乾燥機 - Google Patents
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Description
A.特許文献1に記載のものでは、掛けふとんが重い場合に、その重みでエアマットの中央部が凹んでしまい、温風が効率良く循環しないことがあった(図10参照)。
B.特許文献2に記載のものでは、掛けふとんが軽い場合にエアマットが大きく膨らみ、敷きふとんと掛けふとんとの間が広がり過ぎて、効率的な乾燥を行うことができない場合があった。また、エアマットが丸く膨らむため、ベッドで使用した際に、軽い掛けふとんがエアマットからずれ落ちることもあった。
C.エアマットをシーツの下に敷いて使用する場合、エアマットが大きく膨らむと、エアマットが萎んだ際に、シーツに大きなしわが多数発生してしまう。このため、特許文献2に記載のものでは、エアマットをシーツの下に敷いておくこと(敷いたまま就寝すること)ができない、或いは、シーツのしわを直す後処理に多大な手間を要するといった問題があった。なお、エアマットをシーツの上に配置してふとんの乾燥を行う場合は、ふとんの乾燥を行う度に、エアマットをふとんの間にセットしたり、乾燥終了後にエアマットを片付けたりする手間が必要になってしまう。
図1はこの発明の実施の形態1におけるふとん乾燥機の全体構成を示す斜視図である。
図1において、1は本体2に内蔵された温風供給装置であり、送風機3と発熱体4とを備えている。温風供給装置1は、送風機3からの空気を発熱体4で温めることにより、本体2の肩部に設けられた吹出口5から温風を供給する。なお、温風供給装置1は、発熱体4の加熱機能を停止させることにより、常温の空気を吹出口5から吐出させることも可能である。即ち、温風供給装置1は、単なる送風装置としての機能も備えている。また、本体2内に空気を冷やす機能が備えられていれば、吹出口5から、常温よりも低い温度の冷風を供給することもできる。例えば、本体2の吹出口5付近等に氷や冷やされた保冷材をセット可能に構成しておけば、氷等で冷やされた空気を吹出口5から吐出させることができる。
図2はエアマットの構成を示す正面図、図3は図2に示すA−A断面図、図4は図2に示すB−B断面図、図5は図2に示すC−C断面図、図6は図2に示すD部詳細図である。
風路部9(第1風路部)は、温風が供給されることによってチューブ状に膨らむ部分を構成する。風路部9は、チューブ状に膨らむことにより、その内部に、エアマット6の長さ方向に断面円形(或いは、楕円形)の風路を形成する。エアマット6には、複数の風路部9が設けられており、風路部9は、エアマット6の幅方向に、エアマット6の幅全体に並んで配置されている。
エアマット6の製造に際しては、シート12及び13を合わせて各縁部を縫い合わせることにより、略長方形状を呈する袋状に形成する。なお、14aはシート12及び13(エアマット6)の長さ方向の各縁部を縫い合わせた部分からなる縫製部、14bはシート12及び13の幅方向の各縁部を縫い合わせた部分からなる縫製部である。
図7はこの発明の実施の形態2におけるふとん乾燥機の要部を示す図であり、エアマット6の具体的な構成例を示している。
本実施の形態においては、エアマット6の一端部のみに、エアマット6の幅方向に渡って風路部10を形成し、エアマット6の他の部分全体に風路部9を形成している。即ち、風路部9は、風路部10からエアマット6の他端部に至る部分に、エアマット6の幅全体に並んで配置されており、それぞれの一端のみが風路部10に接続され、各風路が、風路部10の風路を介して繋げられている。
エアマット6の製造に際しては、シート12及び13を合わせて各縁部を縫い合わせることにより、縫製部14a及び14bを形成して、略長方形状を呈する袋状に形成する。この時、シート12及び13の一角部については、他の角部のように各縁部を完全に縫い合わせることはせず、例えば、縫製部14aの端部部分に開口を形成して、ホース7用の挿入口8を設ける。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図8はこの発明の実施の形態3におけるふとん乾燥機の要部を示す図であり、エアマット6の具体的な構成例を示している。
本実施の形態においては、エアマット6の長さ方向に対する中央部に、エアマット6の幅方向に渡って風路部10を形成し、この風路部10に対し、エアマット6の一端部側と他端部側との双方に風路部9を形成している。即ち、風路部9は、風路部10の両側にエアマット6の幅全体に並んで配置されており、それぞれの一端が風路部10に接続され、各風路が、風路部10の風路を介して繋げられている。
エアマット6の製造に際しては、シート12及び13を合わせて各縁部を縫い合わせることにより、縫製部14a及び14bを形成して、略長方形状を呈する袋状に形成する。この時、シート12及び13の中央部分の一縁部については、完全に縫い合わせることなく開口を形成し、ホース7用の挿入口8を設ける。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図9はこの発明の実施の形態4におけるふとん乾燥機の要部を示す断面図である。
実施の形態1乃至3においては、風路部9の幅が、全て同じ場合(W1=W2=W3=W4)について説明した。図9には、エアマット6の幅方向に並んで配置された複数の風路部9のうち、その中央部に配置されたものの幅(膨らんだ時の径)が最も大きくなるように構成した場合を示している。かかる場合、例えば、外側に配置されたものほどその幅が小さくなるように、或いはその幅が段階的に小さくなるように、風路部9を形成する。
このような構成は、実施の形態1乃至3において示した各エアマット6に適用することが可能である。
2 本体
3 送風機
4 発熱体
5 吹出口
6 エアマット
7 ホース
7a 接続部
7b 蛇腹部
8 挿入口
9、10 風路部
11 面ファスナー
12、13 シート
14a、14b、15 縫製部
16 シーツ
17 敷きふとん
Claims (6)
- 温風供給装置から供給された温風を、外形が長方形状を呈するエアマットの内部に一旦蓄えて、ふとんを乾燥させるふとん乾燥機であって、
前記エアマットは、利用者がシーツの下に敷いたまま就寝するものであり、
前記エアマットは、
温風が供給されることによってチューブ状に膨らみ、内部に、前記エアマットの長さ方向に風路を形成する複数の第1風路部と、
前記第1風路部のそれぞれの風路を繋げる第2風路部と、
前記温風供給装置に接続されたホースを挿入するための挿入口と、
を備え、
前記第1風路部は、前記エアマットの幅方向に、その幅全体に並んで配置され、
前記第2風路部は、内部に、前記エアマットの幅方向に風路を形成し、
前記挿入口は、前記第2風路部の内部に開口するように前記エアマットの角部に設けられ、前記エアマットが前記角部でL字状に開口し、面ファスナーによって開閉される
ことを特徴とするふとん乾燥機。 - 前記第2風路部は、前記エアマットの両端部に、前記エアマットの幅方向に渡って設けられ、
前記第1風路部は、それぞれの一端が前記第2風路部の一方に、他端が前記第2風路部の他方に接続された
ことを特徴とする請求項1に記載のふとん乾燥機。 - 前記第2風路部は、前記エアマットの一端部のみに、前記エアマットの幅方向に渡って設けられ、
前記第1風路部は、それぞれの一端が、前記第2風路部に接続された
ことを特徴とする請求項1に記載のふとん乾燥機。 - 前記第1風路部及び前記第2風路部は、第1シート及び第2シートが縫い合わされることによって形成され、
前記挿入口は、前記第1シート及び前記第2シートの各縁部が縫い合わされないことによって前記角部の頂点を含む部分に形成される
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のふとん乾燥機。 - 前記第1風路部は、前記エアマットの幅方向に並んで配置されたもののうち、その中央部に配置されたものの径が最も大きいことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のふとん乾燥機。
- 前記エアマットは、所定の通気性を有する素材から構成されたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のふとん乾燥機。
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