JP2016101389A - 布団乾燥アタッチメント - Google Patents

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博栄 坂井
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Abstract

【課題】羽毛布団等、比較的軽い布団を手軽に乾燥させることができる布団乾燥アタッチメントを提供すること。【解決手段】布団乾燥機Dの送風口Nに対し着脱可能に取り付けられる布団乾燥アタッチメント1において、第一シート部3と第二シート部4からなるアタッチメント体2と、このアタッチメント体2の一端側に設けられる接続口11と、前記アタッチメント体2の他端側に設けられる噴出口15と、前記接続口11近傍に設けられる取付手段12とを有し、前記噴出口15の幅方向寸法5Wを、前記布団乾燥機Dの送風口Nの幅よりも大きく形成したことで、前記布団乾燥アタッチメント1を敷き布団やマットレスと羽毛布団のような比較的軽い掛け布団Cの間に挿入することで、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを送ることができるので、手軽に布団を乾燥させることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、羽布団等、比較的軽い布団の乾燥に用いられる布団乾燥アタッチメントに関するものである。
従来、この種の布団乾燥アタッチメントとしては、ふとん乾燥機のホースに接続される袋状のエアマットが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このエアマットは、敷き布団と掛け布団の間、又は敷き布団とシーツの間に敷いて用いられる。また、シートと連結筒体からなり、この連結筒体を温風吹出ノズルに連結する乾燥用シートも知られている(例えば、特許文献2参照。)。この乾燥用シートは、敷き布団を包み込むようにシートを敷き、このシートの上から掛け布団を敷いた状態で用いられる。
特開2012−24139号公報 実用新案登録第2566193号公報
しかしながら、このような布団乾燥アタッチメントは、掛け布団と敷き布団の間に敷かなければならず、手軽に布団の乾燥を行えるものではなかった。
一方、今日では、比較的軽い羽毛布団が一般的になっている。綿布団のような比較的重い布団を乾燥させる場合には、従来通りエアマットや乾燥シートを用いざるを得ないが、比較的軽い羽毛布団を乾燥させる場合に、より手軽に使うことができる布団乾燥アタッチメントが求められていた。
本発明は以上の問題点を解決し、羽毛布団等、比較的軽い布団を手軽に乾燥させることができる布団乾燥アタッチメントを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の布団乾燥アタッチメントは、布団乾燥機の送風口に対し着脱可能に取り付けられる布団乾燥アタッチメントにおいて、第一シート部と第二シート部からなるアタッチメント体と、このアタッチメント体の一端側に設けられる接続口と、前記アタッチメント体の他端側に設けられる噴出口と、前記接続口近傍に設けられる取付手段とを有し、前記噴出口の幅方向寸法を、前記布団乾燥機の送風口の幅よりも大きく形成したものである。
また、本発明の請求項2に記載の布団乾燥アタッチメントは、請求項1において、複数の噴出小口を前記アタッチメント体の幅方向に並べて、前記噴出口を形成したものである。
また、本発明の請求項3に記載の布団乾燥アタッチメントは、請求項1又は2において、前記アタッチメント体の中央部に、前記第一シート部と第二シート部とを固着する固着部を設けたものである。
また、本発明の請求項4に記載の布団乾燥アタッチメントは、請求項3において、前記固着部が左右一対設けられ、これら一対の固着部の間隔が、前記送風口の外周寸法の半分よりも小さいものである。
また、本発明の請求項5に記載の布団乾燥アタッチメントは、請求項3又は4において、前記固着部から前記アタッチメント体の送風領域における側端までの距離が、前記送風口の外周寸法の半分よりも小さいものである。
更に、本発明の請求項6に記載の布団乾燥アタッチメントは、請求項1において、前記アタッチメント体を、一端側よりも他端側の幅が広い台形状に形成したものである。
本発明の請求項1に記載の布団乾燥アタッチメントは、以上のように構成することにより、布団乾燥機の送風口に布団乾燥アタッチメントを取り付け、この布団乾燥アタッチメントを敷き布団やマットレスと掛け布団の間に挿入することで、掛け布団が羽毛布団のような比較的軽いものであれば、敷き布団やマットレスと掛け布団との間の広い範囲に気流を送ることができる。また、前記布団乾燥アタッチメントの噴出口の幅方向寸法が、前記布団乾燥機の送風口の幅よりも大きいので、布団の幅方向の広い範囲に気流を送ることができる。これによって、手軽に布団を乾燥させることができる。
なお、複数の噴出小口を前記アタッチメント体の幅方向に並べて、前記噴出口を形成したことで、噴出口の開口面積を小さくして、気流を勢いよく噴出させ、布団間の奥まで気流を送ることができると共に、幅方向の広い範囲に気流を送ることができる。
また、前記アタッチメント体の中央部に、前記第一シート部と第二シート部とを固着する固着部を設けたことで、前記第一シート部と第二シート部の広がりを抑え、これによって、噴出口の折れ曲がりを抑え、気流を布団間の奥まで確実に送ることができる。
また、前記固着部を左右一対設け、これら一対の固着部の間隔を、前記送風口の外周寸法の半分よりも小さくしたことで、前記送風口の先端が前記固着部よりも奥に入り込まないので、前記送風口から放出された気流が、限られた前記噴出小口から直接噴出されるようなことがなく、全ての噴出小口から噴出されるので、敷き布団やマットレスと掛け布団との間の広い範囲に気流を確実に送って、布団を乾燥させることができる。
また、前記固着部から前記アタッチメント体の送風領域における側端までの距離を、前記送風口の外周寸法の半分よりも小さくしたことで、前記送風口の先端が前記固着部よりも奥に入り込まないので、前記送風口から放出された気流が、限られた前記噴出小口から直接噴出されるようなことがなく、全ての噴出小口から噴出されるので、敷き布団やマットレスと掛け布団との間の広い範囲に気流を確実に送って、布団を乾燥させることができる。
更に、前記アタッチメント体を、一端側よりも他端側の幅が広い台形状に形成したことで、前記送風口から放出された気流が広がるようにして、敷き布団やマットレスと掛け布団との間の広い範囲に気流を確実に送って、布団を乾燥させることができる。
本発明の第一の実施形態を示す布団乾燥アタッチメントの平面図である。 同、底面図である。 同、接続口側から見た斜視図である。 同、噴出口側から見た斜視図である。 同、本発明の布団乾燥アタッチメントが取り付けられる布団乾燥機の斜視図である。 同、送風口への取り付けを底面側から見た説明図であり、取り付け前の状態を示すものである。 同、送風口への取り付けを底面側から見た説明図であり、送風口が差し込まれた状態を示すものである。 同、送風口への取り付けを底面側から見た説明図であり、送風口に対し完全に取り付けられた状態を示すものである。 同、使用状態を示す説明図である。 同、端面図であり、(a)はA−A端面図、(b)は噴出口側の端部における端面図である。 同、使用状態を示す写真である。 固着部を除いた比較例における使用状態を示す写真である。 固着部を除いた比較例における使用状態を示す、他の方向から見た写真である。 噴出口側の縫合部を除いた比較例における使用状態を示す写真である。 本発明の第二の実施形態を示す布団乾燥アタッチメントの斜視図である。 本発明の第三の実施形態を示す布団乾燥アタッチメントの斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図1乃至図11に基づいて説明する。なお、図5におけるDは公知の布団乾燥機であり、送風口Nを有するホースH、スイッチS、及び電源コードPを有する。
1は本発明の布団乾燥アタッチメントである。この布団乾燥アタッチメント1は、前記布団乾燥機DのホースHの送風口Nに対し、着脱可能に取り付けられる。前記布団乾燥アタッチメント1は、アタッチメント体2を有する。そして、このアタッチメント体2は、第一シート部3と第二シート部4からなる。これらの第一シート部3と第二シート部4は、可撓性を有し、折り畳みが可能な程度に柔軟な材質からなる。本例では、前記第一シート部3及び第二シート部4は、それぞれナイロン等の合成繊維を平織りして作られた、平らな織布からなる。このように、前記第一シート部3と第二シート部4に平らな織布を用いることで、前記アタッチメント体2を安価に製造することができる。なお、前記第一シート部3と第二シート部4は同じ形状であり、それぞれ等脚台形に形成される。そして、前記第一シート部3と第二シート部4における他端側の底(てい)となる辺の幅方向寸法は、一端側の底となる辺の幅方向寸法よりも大きい。そして、前記アタッチメント体2は、前記第一シート部3と第二シート部4を重ねた状態で、それぞれの台形の脚(きゃく)となる辺、及び一端側の幅狭な底となる辺の両端部を縫合することで構成される。なお、5〜10は、それぞれ前記第一シート部3と第二シート部4とを縫合した縫合部である。即ち、前記アタッチメント体2は、その一端側と他端側が開口する。そして、前記アタッチメント体2の幅狭な一端側には、前記縫合部9,10間に、接続口11が形成される。なお、この接続口11の幅寸法Xは、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも大きく形成される。
更に、前記接続口11の近傍には、取付手段12が設けられる。この取付手段12は、面ファスナーにより構成される。即ち、前記取付手段12は、前記第二シート部4の一端側の縫合部7,9側に全体が縫着されるフック面部13と、前記第二シート部4の一端側の縫合部8,10側に端部が縫着される帯状のループ面部14とを有して構成される。
一方、前記アタッチメント体2の他端側の幅広な底となる辺には、噴出口15が設けられる。この噴出口15は、前記第一シート部3と第二シート部4の他端側の辺を、間隔W毎に4箇所設けられた縫合部16において縫合することで、複数の噴出小口17を前記アタッチメント体2の幅方向に並べて形成される。なお、前記縫合部16の長さは、織布である前記第一シート部3と第二シート部4の端部処理のために設けられた折り返し部18の幅と同程度に設定される。前記噴出小口17を形成する前記縫合部16の長さが長すぎると、前記噴出口15が折れ曲がり易くなる。一方、前記縫合部16の長さが短すぎると、前記噴出口15が折れ曲がりにくくなるものの、強度上問題がある。また、前記噴出口15の幅方向寸法5Wは、前記送風口Nの幅よりも大きく形成される。
また、前記アタッチメント体2の中央部には、一対の固着部19,20が幅方向に並べて設けられる。そして、これらの固着部19,20により、前記第一シート部3と第二シート部4とが縫合される。なお、前記固着部19と20との間隔Yは、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも小さく形成される。また、前記固着部19から前記縫合部5(即ち、送風領域における側端)迄の距離Z、及び前記固着部20から前記縫合部6(即ち、送風領域における側端)迄の距離Zも、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも小さく形成される。即ち、前記第一シート部3と第二シート部4を合わせて、2Y,2Z,2Zは、それぞれ前記送風口Nの外周寸法よりも小さい。
次に、前記布団乾燥アタッチメント1の前記送風口Nへの取り付けについて説明する。まず、使用者は、前記布団乾燥機Dから前記ホースHを引き出し、適当な長さに伸ばしたり適当な方向に曲げたりする。そして、前記ホースH先端の送風口Nを、前記布団乾燥アタッチメント1の接続口11に差し込む。この際、前述したように、2Y,2Z,2Zが、それぞれ前記送風口Nの外周寸法の半分よりも小さいことで、前記送風口Nが前記固着部19,20よりも奥まで入り込むことがない。更に、前記取付手段12の帯状のループ面部14を引っ張って、前記接続口11を絞り、前記フック面部13に押し付けて貼り付ける。これによって、前記布団乾燥アタッチメント1が前記送風口Nに取り付けられる。この際、前記布団乾燥アタッチメント1は、前記接続口11における第二シート部4側が縮まることにより、前記送風口Nの中心よりも前記第二シート部4側に偏る。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず使用者は、前記送風口Nに取り付けられた前記布団乾燥アタッチメント1を、図示しない敷き布団又はマットレスと掛け布団Cとの間に挿入する。この際、前記第一シート部3側と第二シート部4側のどちらを上にしてもよい。本例では、前記布団乾燥アタッチメント1が前記送風口Nの中心よりも前記第二シート部4側に偏るため、前記第二シート部4側を下にした方が座りがよいので、前記第二シート部4側を下にした。また、この場合の掛け布団Cは、羽毛布団等の比較的軽いものである。そして、前記電源コードPを図示しない交流電源に接続し、前記スイッチSを操作することで、前記ホースHを経て前記送風口Nから前記布団乾燥アタッチメント1に気流Fが送られる。この気流Fは、温風であっても冷風であってもよい。
前記気流Fが前記布団乾燥アタッチメント1に送られると、この布団乾燥アタッチメント1は膨らむ。これは、前述した通り、前記噴出口15が前記縫合部16によって、幅方向に並んだ複数の前記噴出小口17とされており、これによって、前記噴出口15の最大開口面積が制限されるので、前記布団乾燥アタッチメント1内の圧力が高くなるためである。なお、前記布団乾燥アタッチメント1の膨らみは、前記固着部19,20によって制限される。前述したように、前記各シート部3,4が平らな織布であるため、前記布団乾燥アタッチメント1が膨らむと前記各シート部3,4に歪みが生じ、前記噴出小口17が開くのが妨げられる虞がある。しかしながら、前記固着部19,20によって前記布団乾燥アタッチメント1の膨らみが制限されるので、前記各シート部3,4の歪みが前記噴出小口17付近に集中せず、これらの噴出小口17が開くのを妨げないようにすることができる。また、前記送風口Nが前記布団乾燥アタッチメント1の奥まで差し込まれると、前記送風口Nから送られた気流Fは、その殆どが特定の前記噴出小口17から噴出され、その他の前記噴出小口17からは殆ど噴出されない。しかしながら、前述したように、前記送風口Nが前記固着部19,20よりも奥まで差し込まれないことで、気流Fが全ての前記噴出小口17から噴出される。更に、前記噴出口15を複数の前記噴出小口17としたことで、開口面積を制限したので、前記噴出口15から噴出される気流Fの圧力及び風速を高め、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の奥まで気流Fを送ることができる。そして、このように、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の奥まで気流Fを送ることで、羽毛布団等の比較的軽い掛け布団Cであれば、従来のようにエアマットや乾燥用シートを用いることなく、手軽に布団を乾燥させることができる。更に、前記噴出口15の幅方向寸法5Wを、前記布団乾燥機Dの送風口Nの幅よりも大きくしたことで、布団の幅方向の広い範囲に気流Fを送ることができる。
本発明の実施形態と比較例を、図11乃至図14を用いて比較する。図11は本実施形態の使用状態を示す写真である。この図に示されるように、前記送風口Nから気流Fが前記布団乾燥アタッチメント1に送られると、この布団乾燥アタッチメント1は膨らむ。しかしながら、前記固着部19,20によって前記布団乾燥アタッチメント1の膨らみが制限されるので、前記各シート部3,4の歪みが前記噴出小口17付近に集中せず、前記布団乾燥アタッチメント1全体に分散する。このため、前記噴出口15の噴出小口17が開くことが妨げられにくい。実際、図11に示すように、噴出小口17のうち、中央の噴出小口17が最も開いているものの、両端の噴出小口17も開いている。
これに対し、図12及び図13は、第一の比較例であり、前記固着部19,20を有さない構造である。この構造の布団乾燥アタッチメントを前記送風口Nに接続し、この送風口Nから気流Fが前記布団乾燥アタッチメントに送られると、この布団乾燥アタッチメントは膨らむ。そして、この場合、前記布団乾燥アタッチメントが最大限に膨らむことで、この布団乾燥アタッチメントを構成する各シート部に歪みが生じ、これらのシート部の歪みが噴出小口付近に集中することで、これらの噴出小口が開くのが妨げられる。図12及び図13では、折り返し部全体が上方に折れることで、噴出小口が開くことが妨げられている。この結果、第一の比較例では、敷き布団又はマットレスと掛け布団Cとの間の奥まで気流Fを送ることができず、敷き布団又はマットレスと掛け布団Cを良好に乾燥させることができない。
なお、布団乾燥アタッチメントが膨らんだ際に、前記噴出小口に歪みが集中しないように、前記各シート部を予め曲面状のシートによって構成すれば、中央の固着部を設けなくても、前記噴出小口が折れ曲がらず、充分に開口させることができる。或いは、シート自体が平面状であっても、立体縫製することで、布団乾燥アタッチメントが膨らんだ際に、前記噴出小口に歪みが生じないようにすれば、中央の固着部を設けなくても、前記噴出小口が折れ曲がらず、充分に開口させることができる。
また、図14は、第二の比較例であり、前記縫合部18を有さない構造である。この構造の布団乾燥アタッチメントを前記送風口Nに接続し、この送風口Nから気流Fが前記布団乾燥アタッチメントに送られると、この布団乾燥アタッチメントは膨らむことなく、前記送風口Nから放出された気流Fが、そのまま敷き布団又はマットレスと掛け布団Cとの間に送られることになる。即ち、この場合、前記布団乾燥アタッチメントを装着していないのと同様になる。
以上のように、本発明は、布団乾燥機Dの送風口Nに対し着脱可能に取り付けられる布団乾燥アタッチメント1において、第一シート部3と第二シート部4からなるアタッチメント体2と、このアタッチメント体2の一端側に設けられる接続口11と、前記アタッチメント体2の他端側に設けられる噴出口15と、前記接続口11近傍に設けられる取付手段12とを有し、前記噴出口15の幅方向寸法5Wを、前記布団乾燥機Dの送風口Nの幅よりも大きく形成したことで、前記布団乾燥アタッチメント1を敷き布団やマットレスと羽毛布団のような比較的軽い掛け布団Cの間に挿入することで、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを送ることができるので、手軽に布団を乾燥させることができるものである。
また、本発明は、複数の噴出小口17を前記アタッチメント体2の幅方向に並べて、前記噴出口15を形成したことで、この噴出口15の開口面積を小さくして、気流Fを勢いよく噴出させ、布団間の奥まで気流Fを送ることができると共に、幅方向の広い範囲に気流Fを送ることができるものである。
また、本発明は、前記アタッチメント体2の中央部に、前記第一シート部3と第二シート部4とを固着する固着部19,20を設けたことで、前記第一シート部3と第二シート部4の広がりを抑え、これによって、前記噴出口15の折れ曲がりを抑え、気流Fを布団間の奥まで確実に送ることができるものである。
また、本発明は、前記固着部19,20を左右一対設け、これら一対の固着部19,20の間隔Yを、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも小さくしたことで、前記送風口Nの先端が前記固着部19,20よりも奥に入り込まないので、前記送風口Nから放出された気流Fが、限られた前記噴出小口17から直接噴出されるようなことがなく、全ての噴出小口17から噴出されるので、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを確実に送って、布団を乾燥させることができるものである。
また、本発明は、前記固着部19,20から前記アタッチメント体2の送風領域における側端である縫合部5,6までの距離Z,Zを、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも小さくしたことで、前記送風口Nの先端が前記固着部19,20よりも奥に入り込まないので、前記送風口Nから放出された気流Fが、限られた前記噴出小口17から直接噴出されるようなことがなく、全ての噴出小口17から噴出されるので、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを確実に送って、布団を乾燥させることができるものである。
更に、本発明は、前記アタッチメント体2を、一端側よりも他端側の幅が広い台形状に形成したことで、前記送風口Nから放出された気流Fが広がるようにして、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを確実に送って、布団を乾燥させることができるものである。
次に、本発明の第二の実施形態について、図15に基づいて説明する。21は本発明の布団乾燥アタッチメントである。この布団乾燥アタッチメント21は、前記布団乾燥機DのホースHの送風口Nに対し、着脱可能に取り付けられる。前記布団乾燥アタッチメント21は、アタッチメント体22を有する。そして、このアタッチメント体22は、第一シート部3と第二シート部4からなる。これらの第一シート部3と第二シート部4は、可撓性を有し、折り畳みが可能な程度に柔軟な材質からなる。本例では、前記第一シート部3及び第二シート部4は、それぞれナイロン等の合成繊維を平織りして作られた、平らな織布からなる。このように、前記第一シート部3と第二シート部4に平らな織布を用いることで、前記アタッチメント体22を安価に製造することができる。なお、前記第一シート部3と第二シート部4は同じ形状であり、それぞれ等脚台形に形成される。そして、前記第一シート部3と第二シート部4における他端側の底(てい)となる辺の幅方向寸法は、一端側の底となる辺の幅方向寸法よりも大きい。そして、前記アタッチメント体22は、前記第一シート部3と第二シート部4を重ねた状態で、それぞれの台形の脚(きゃく)となる辺、及び一端側の幅狭な底となる辺の両端部を縫合することで構成される。なお、5〜10は、それぞれ前記第一シート部3と第二シート部4とを縫合した縫合部である。即ち、前記アタッチメント体22は、その一端側と他端側が開口する。そして、前記アタッチメント体22の幅狭な一端側には、前記縫合部9,10間に、接続口11が形成される。なお、この接続口11の幅寸法は、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも大きく形成される。
更に、前記接続口11の近傍には、取付手段12が設けられる。この取付手段12は、面ファスナーにより構成される。即ち、前記取付手段12は、前記第二シート部4の一端側の縫合部7,9側に全体が縫着されるフック面部13と、前記第二シート部4の一端側の縫合部8,10側に端部が縫着される帯状のループ面部14とを有して構成される。
一方、前記アタッチメント体22の他端側の幅広な底となる辺には、噴出口25が設けられる。この噴出口25は、前記第一シート部3と第二シート部4の他端側の辺を縫合部26において縫合することで、複数の噴出小口27,28,29を前記アタッチメント体22の幅方向に並べて形成される。なお、中央に設けられた噴出小口27の幅Wと、その両側に設けられた噴出小口28の幅Wと、両端に設けられた噴出小口29の幅Wは、それぞれ異なる。本例では、W<W<Wである。なお、前記縫合部26の長さは、織布である前記第一シート部3と第二シート部4の端部処理のために設けられた折り返し部18の幅と同程度に設定される。前記噴出小口27,28,29を形成する前記縫合部26の長さが長すぎると、前記噴出口25が折れ曲がり易くなる。一方、前記縫合部26の長さが短すぎると、前記噴出口25が折れ曲がりにくくなるものの、強度上問題がある。また、前記噴出口25の幅方向寸法W+2W+2Wは、前記送風口Nの幅よりも大きく形成される。
また、前記アタッチメント体22の中央部には、一対の固着部19,20が幅方向に並べて設けられる。そして、これらの固着部19,20により、前記第一シート部3と第二シート部4とが縫合される。なお、前記固着部19と20との間隔は、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも小さく形成される。また、前記固着部19から前記縫合部5(即ち、送風領域における側端)迄の距離、及び前記固着部20から前記縫合部6(即ち、送風領域における側端)迄の距離も、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも小さく形成される。
次に、前記布団乾燥アタッチメント21の前記送風口Nへの取り付けについて説明する。まず、使用者は、前記布団乾燥機Dから前記ホースHを引き出し、適当な長さに伸ばしたり適当な方向に曲げたりする。そして、前記ホースH先端の送風口Nを、前記布団乾燥アタッチメント21の接続口11に差し込む。この際、前記送風口Nが前記固着部19,20よりも奥まで入り込むことがない。更に、前記取付手段12の帯状のループ面部14を引っ張って、前記接続口11を絞り、前記フック面部13に押し付けて貼り付ける。これによって、前記布団乾燥アタッチメント21が前記送風口Nに取り付けられる。この際、前記布団乾燥アタッチメント21は、前記接続口11における第二シート部4側が縮まることにより、前記送風口Nの中心よりも前記第二シート部4側に偏る。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず使用者は、前記送風口Nに取り付けられた前記布団乾燥アタッチメント21を、図示しない敷き布団又はマットレスと掛け布団Cとの間に挿入する。この際、前記第一シート部3側と第二シート部4側のどちらを上にしてもよい。また、この場合の掛け布団Cは、羽毛布団等の比較的軽いものである。そして、前記電源コードPを図示しない交流電源に接続し、前記スイッチSを操作することで、前記ホースHを経て前記送風口Nから前記布団乾燥アタッチメント21に気流Fが送られる。この気流Fは、温風であっても冷風であってもよい。
前記気流Fが前記布団乾燥アタッチメント21に送られると、この布団乾燥アタッチメント21は膨らむ。これは、前述した通り、前記噴出口25が前記縫合部26によって、幅方向に並んだ複数の前記噴出小口27,28,29とされており、これによって、前記噴出口25の最大開口面積が制限されるので、前記布団乾燥アタッチメント21内の圧力が高くなるためである。なお、前記布団乾燥アタッチメント21の膨らみは、前記固着部19,20によって制限される。前述したように、前記各シート部3,4が平らな織布であるため、前記布団乾燥アタッチメント21が膨らむと前記各シート部3,4に歪みが生じ、前記噴出小口27,28,29が開くのが妨げられる虞がある。しかしながら、前記固着部19,20によって前記布団乾燥アタッチメント21の膨らみが制限されるので、前記各シート部3,4の歪みが前記噴出小口27,28,29付近に集中せず、これらの噴出小口27,28,29が開くのを妨げないようにすることができる。また、前記送風口Nが前記布団乾燥アタッチメント21の奥まで差し込まれると、前記送風口Nから送られた気流Fは、その殆どが前記噴出小口27,28から噴出され、前記噴出小口29からは殆ど噴出されない。しかしながら、前述したように、前記送風口Nが前記固着部19,20よりも奥まで差し込まれないことで、気流Fが全ての前記噴出小口27,28,29から噴出される。更に、前記噴出口25を複数の前記噴出小口27,28,29としたことで、開口面積を制限したので、前記噴出口25から噴出される気流Fの圧力及び風速を高め、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の奥まで気流Fを送ることができる。そして、このように、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の奥まで気流Fを送ることで、羽毛布団等の比較的軽い掛け布団Cであれば、従来のようにエアマットや乾燥用シートを用いることなく、手軽に布団を乾燥させることができる。また、前記噴出口25の幅方向寸法W+2W+2Wを、前記布団乾燥機Dの送風口Nの幅よりも大きくしたことで、布団の幅方向の広い範囲に気流Fを送ることができる。更に、中央の噴出小口27の幅Wを小さく、その左右両側の噴出小口28の幅Wを中程度に、左右両端の噴出小口29の幅Wを大きくした(W<W<W)ことで、各噴出小口27,28,29から噴出される気流Fの均一化を図り、敷き布団やマットレスと掛け布団Cをより良好に乾燥させることができる。
以上のように、本発明は、布団乾燥機Dの送風口Nに対し着脱可能に取り付けられる布団乾燥アタッチメント21において、第一シート部3と第二シート部4からなるアタッチメント体22と、このアタッチメント体22の一端側に設けられる接続口11と、前記アタッチメント体22の他端側に設けられる噴出口25と、前記接続口11近傍に設けられる取付手段12とを有し、前記噴出口25の幅方向寸法W+2W+2Wを、前記布団乾燥機Dの送風口Nの幅よりも大きく形成したことで、前記布団乾燥アタッチメント21を敷き布団やマットレスと羽毛布団のような比較的軽い掛け布団Cの間に挿入することで、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを送ることができるので、手軽に布団を乾燥させることができるものである。
また、本発明は、複数の噴出小口27,28,29を前記アタッチメント体22の幅方向に並べて、前記噴出口25を形成したことで、この噴出口25の開口面積を小さくして、気流Fを勢いよく噴出させ、布団間の奥まで気流Fを送ることができると共に、幅方向の広い範囲に気流Fを送ることができるものである。
また、本発明は、前記アタッチメント体22の中央部に、前記第一シート部3と第二シート部4とを固着する固着部19,20を設けたことで、前記第一シート部3と第二シート部4の広がりを抑え、これによって、前記噴出口25の折れ曲がりを抑え、気流Fを布団間の奥まで確実に送ることができるものである。
また、本発明は、前記固着部19,20を左右一対設け、これら一対の固着部19,20の間隔を、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも小さくしたことで、前記送風口Nの先端が前記固着部19,20よりも奥に入り込まないので、前記送風口Nから放出された気流Fが、中央の前記噴出小口27及びそれに隣接する噴出小口28から直接噴出されるようなことがなく、全ての噴出小口27,28,29から噴出されるので、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを確実に送って、布団を乾燥させることができるものである。
また、本発明は、前記固着部19,20から前記アタッチメント体22の送風領域における側端である縫合部5,6までの距離を、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも小さくしたことで、前記送風口Nの先端が前記固着部19,20よりも奥に入り込まないので、前記送風口Nから放出された気流Fが、端部の前記噴出小口29及びそれに隣接する前記噴出小口28から直接噴出されるようなことがなく、全ての噴出小口27,28,29から噴出されるので、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを確実に送って、布団を乾燥させることができるものである。
更に、本発明は、前記アタッチメント体22を、一端側よりも他端側の幅が広い台形状に形成したことで、前記送風口Nから放出された気流Fが広がるようにして、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを確実に送って、布団を乾燥させることができるものである。
次に、本発明の第三の実施形態について、図16に基づいて説明する。31は本発明の布団乾燥アタッチメントである。この布団乾燥アタッチメント31は、前記布団乾燥機DのホースHの送風口Nに対し、着脱可能に取り付けられる。前記布団乾燥アタッチメント31は、アタッチメント体32を有する。そして、このアタッチメント体32は、第一シート部3と第二シート部4からなる。これらの第一シート部3と第二シート部4は、可撓性を有し、折り畳みが可能な程度に柔軟な材質からなる。本例では、前記第一シート部3及び第二シート部4は、それぞれナイロン等の合成繊維を平織りして作られた、平らな織布からなる。このように、前記第一シート部3と第二シート部4に平らな織布を用いることで、前記アタッチメント体32を安価に製造することができる。なお、前記第一シート部3と第二シート部4は同じ形状であり、それぞれ等脚台形に形成される。そして、前記第一シート部3と第二シート部4における他端側の底(てい)となる辺の幅方向寸法は、一端側の底となる辺の幅方向寸法よりも大きい。そして、前記アタッチメント体32は、前記第一シート部3と第二シート部4を重ねた状態で、それぞれの台形の脚(きゃく)となる辺、及び一端側の幅狭な底となる辺の両端部を縫合することで構成される。なお、5〜10は、それぞれ前記第一シート部3と第二シート部4とを縫合した縫合部である。即ち、前記アタッチメント体32は、その一端側と他端側が開口する。そして、前記アタッチメント体32の幅狭な一端側には、前記縫合部9,10間に、接続口11が形成される。なお、この接続口11の幅寸法は、前記送風口Nの外周寸法の半分よりも大きく形成される。
更に、前記接続口11の近傍には、取付手段12が設けられる。この取付手段12は、面ファスナーにより構成される。即ち、前記取付手段12は、前記第二シート部4の一端側の縫合部7,9側に全体が縫着されるフック面部13と、前記第二シート部4の一端側の縫合部8,10側に端部が縫着される帯状のループ面部14とを有して構成される。
一方、前記アタッチメント体32の他端側の幅広な底となる辺には、噴出口15が設けられる。この噴出口15は、前記第一シート部3と第二シート部4の他端側の辺を、等間隔で4箇所設けられた縫合部16において縫合することで、複数の噴出小口17を前記アタッチメント体32の幅方向に並べて形成される。なお、前記縫合部16の長さは、織布である前記第一シート部3と第二シート部4の端部処理のために設けられた折り返し部18の幅と同程度に設定される。前記噴出小口17を形成する前記縫合部16の長さが長すぎると、前記噴出口15が折れ曲がり易くなる。一方、前記縫合部16の長さが短すぎると、前記噴出口15が折れ曲がりにくくなるものの、強度上問題がある。また、前記噴出口15の幅方向寸法は、前記送風口Nの幅よりも大きく形成される。
また、前記アタッチメント体32の中央部には、固着部39が設けられる。そして、この固着部19により、前記第一シート部3と第二シート部4とが縫合される。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず使用者は、前記送風口Nに取り付けられた前記布団乾燥アタッチメント31を、図示しない敷き布団又はマットレスと掛け布団Cとの間に挿入する。この際、前記第一シート部3側と第二シート部4側のどちらを上にしてもよい。また、この場合の掛け布団Cは、羽毛布団等の比較的軽いものである。そして、前記電源コードPを図示しない交流電源に接続し、前記スイッチSを操作することで、前記ホースHを経て前記送風口Nから前記布団乾燥アタッチメント31に気流Fが送られる。この気流Fは、温風であっても冷風であってもよい。
前記気流Fが前記布団乾燥アタッチメント31に送られると、この布団乾燥アタッチメント31は膨らむ。これは、前述した通り、前記噴出口15が前記縫合部16によって、幅方向に並んだ複数の前記噴出小口17とされており、これによって、前記噴出口15の最大開口面積が制限されるので、前記布団乾燥アタッチメント31内の圧力が高くなるためである。なお、前記布団乾燥アタッチメント31の膨らみは、前記固着部39によって制限される。前述したように、前記各シート部3,4が平らな織布であるため、前記布団乾燥アタッチメント31が膨らむと前記各シート部3,4に歪みが生じ、前記噴出小口17が開くのが妨げられる虞がある。しかしながら、前記固着部39によって前記布団乾燥アタッチメント31の膨らみが制限されるので、前記各シート部3,4の歪みが前記噴出小口17付近に集中せず、これらの噴出小口17が開くのを妨げないようにすることができる。更に、前記噴出口15を複数の前記噴出小口17としたことで、開口面積を制限したので、前記噴出口15から噴出される気流Fの圧力及び風速を高め、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の奥まで気流Fを送ることができる。そして、このように、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の奥まで気流Fを送ることで、羽毛布団等の比較的軽い掛け布団Cであれば、従来のようにエアマットや乾燥用シートを用いることなく、手軽に布団を乾燥させることができる。更に、前記噴出口15の幅方向寸法を、前記布団乾燥機Dの送風口Nの幅よりも大きくしたことで、布団の幅方向の広い範囲に気流Fを送ることができる。
以上のように、本発明は、布団乾燥機Dの送風口Nに対し着脱可能に取り付けられる布団乾燥アタッチメント31において、第一シート部3と第二シート部4からなるアタッチメント体32と、このアタッチメント体32の一端側に設けられる接続口11と、前記アタッチメント体32の他端側に設けられる噴出口15と、前記接続口11近傍に設けられる取付手段12とを有し、前記噴出口15の幅方向寸法を、前記布団乾燥機Dの送風口Nの幅よりも大きく形成したことで、前記布団乾燥アタッチメント31を敷き布団やマットレスと羽毛布団のような比較的軽い掛け布団Cの間に挿入することで、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを送ることができるので、手軽に布団を乾燥させることができるものである。
また、本発明は、複数の噴出小口17を前記アタッチメント体32の幅方向に並べて、前記噴出口15を形成したことで、この噴出口15の開口面積を小さくして、気流Fを勢いよく噴出させ、布団間の奥まで気流Fを送ることができると共に、幅方向の広い範囲に気流Fを送ることができるものである。
また、本発明は、前記アタッチメント体32の中央部に、前記第一シート部3と第二シート部4とを固着する固着部39を設けたことで、前記第一シート部3と第二シート部4の広がりを抑え、これによって、前記噴出口15の折れ曲がりを抑え、気流Fを布団間の奥まで確実に送ることができるものである。
更に、本発明は、前記アタッチメント体32を、一端側よりも他端側の幅が広い台形状に形成したことで、前記送風口Nから放出された気流Fが広がるようにして、敷き布団やマットレスと掛け布団Cとの間の広い範囲に気流Fを確実に送って、布団を乾燥させることができるものである。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されず、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記各実施形態では、第一シート部及び第二シート部として、合成繊維の織布を用いたが、不織布や合成樹脂シート等を用いても良い。また、上記各実施形態では、噴出口は、アタッチメント体の他端側を複数箇所で縫合することで形成された複数の噴出小口により構成されるが、縫合でなく、例えば熔着等で結合しても良い。同様に、固着部も、縫合ではなく熔着によって結合しても良い。更に、上述した通り、第一シート部及び第2シート部を曲面状のシートによって構成しても良く、また、平面状のシートを立体縫製しても良い。
1,21,31 布団乾燥アタッチメント
2,22,32 アタッチメント体
3 第一シート部
4 第二シート部
11 接続口
12 取付手段
15,25 噴出口
16,26 縫合部
17,27,28,29 噴出小口
19,20,39 固着部
D 布団乾燥機
N 送風口
X 接続口11の幅寸法
Y 固着部19,20の間隔
固着部19から縫合部5(送風領域における側端)迄の距離
固着部20から縫合部6(送風領域における側端)迄の距離
C 掛け布団
F 気流

Claims (6)

  1. 布団乾燥機の送風口に対し着脱可能に取り付けられる布団乾燥アタッチメントにおいて、
    第一シート部と第二シート部からなるアタッチメント体と、このアタッチメント体の一端側に設けられる接続口と、前記アタッチメント体の他端側に設けられる噴出口と、前記接続口近傍に設けられる取付手段とを有し、
    前記噴出口の幅方向寸法を、前記布団乾燥機の送風口の幅よりも大きく形成したことを特徴とする布団乾燥アタッチメント。
  2. 複数の噴出小口を前記アタッチメント体の幅方向に並べて、前記噴出口を形成したことを特徴とする請求項1記載の布団乾燥アタッチメント。
  3. 前記アタッチメント体の中央部に、前記第一シート部と第二シート部とを固着する固着部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の布団乾燥アタッチメント。
  4. 前記固着部が左右一対設けられ、これら一対の固着部の間隔が、前記送風口の外周寸法の半分よりも小さいことを特徴とする請求項3記載の布団乾燥アタッチメント。
  5. 前記固着部から前記アタッチメント体の送風領域における側端までの距離が、前記送風口の外周寸法の半分よりも小さいことを特徴とする請求項3又は4記載の布団乾燥アタッチメント。
  6. 前記アタッチメント体を、一端側よりも他端側の幅が広い台形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の布団乾燥アタッチメント。
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