JP3498240B2 - ふとん乾燥機用マット - Google Patents

ふとん乾燥機用マット

Info

Publication number
JP3498240B2
JP3498240B2 JP15749798A JP15749798A JP3498240B2 JP 3498240 B2 JP3498240 B2 JP 3498240B2 JP 15749798 A JP15749798 A JP 15749798A JP 15749798 A JP15749798 A JP 15749798A JP 3498240 B2 JP3498240 B2 JP 3498240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
drying
futon
clothes
dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15749798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11347295A (ja
Inventor
隆司 須永
淳一 稲見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP15749798A priority Critical patent/JP3498240B2/ja
Publication of JPH11347295A publication Critical patent/JPH11347295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3498240B2 publication Critical patent/JP3498240B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ふとん乾燥機用マ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は実開昭62−73896号公報
に示されている従来のふとん乾燥機用マットを用いて衣
類を乾燥している状態を示す斜視図であり、1は温風発
生装置(図示せず)を有するふとん乾燥機本体、2はホ
ース、3は通気性を有し折りたたみ可能で、衣類を収納
できる厚みwを有する袋状をしたふとん乾燥機用マット
で、その一側面には、ファスナにより開閉されてホース
2を接続する第1の開口部4が設けられているととも
に、他側面に、同じくファスナにより開閉されて、衣類
乾燥時にはハンガ5のフック6が取り出される第2の開
口部7が設けられている。また平面部には、ファスナに
より開閉されて衣類乾燥時に衣類が出し入れされる衣類
取出し口8が設けられている。
【0003】図11は同マットを用いてふとんを乾燥し
ている状態を示す斜視図であり、敷ぶとん11と掛ぶと
ん12の間にふとん乾燥機用マット3を挿入し、第2開
口部7にホース2を接続してある。
【0004】このようなものにおいて、衣類を乾燥させ
るには、まずハンガ5を衣類出入れ口8からふとん乾燥
機用マット3内に入れ、第2開口部7からハンガ5のフ
ック6を取出して第2開口部7を閉じ、衣類出入れ口8
から衣類を入れハンガ5に吊り下げて衣類出入れ口8を
閉じ、第1開口部4にはホース2を接続する。次いで、
ふとん乾燥機本体1のスイッチ(図示せず)を入れる
と、ふとん乾燥機本体1で発生する温風は、ホース2を
通ってふとん乾燥機用マット3内に入り、衣類を加熱
し、衣類の湿気を蒸発させ、湿気を含んだ温風は通気性
のあるふとん乾燥機用マット3の表面より排出される。
【0005】また、ふとんを乾燥させるには、まずふと
ん乾燥機用マット3の第1開口部4と衣類出入れ口8を
閉じ、敷ぶとん11の上にふとん乾燥機用マット3を敷
き、掛ぶとん12で覆い、ホース2を第2開口部7に接
続する。次いで、ふとん乾燥機本体1のスイッチを入
れ、ふとん乾燥機本体1で発生させた温風を、ホース2
を通してふとん乾燥機用マット3内に送り、ふとん乾燥
機用マット3を膨らませる。そして、ふとん乾燥機用マ
ット3の周囲から吹出させ、ふとんの内部を通過させる
ことで、ふとん内部の湿気を取り除き、ふとんを乾燥す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように衣類の乾燥とふとんの乾燥を共有(単一)の袋状
体で行うようにした従来のふとん乾燥機用マットにあっ
ては、衣類の乾燥を行えるように袋状マットの厚みwを
大きくせざる得ない。このため、ふとんを乾燥する際
に、マットが膨らみすぎ、敷ぶとん11と掛ぶとん12
の間に隙間ができて、その隙間から温風が漏れてしま
い、ふとんの乾燥効率が低下する。
【0007】また、温風をマット表面より吹き出させる
ようにしているため、マット内に滞留している空気の温
度差による上昇効果作用によって掛ぶとん12側に温風
が集まり易くなり、湿気を多く含んでいる敷きふとん側
の乾燥効率が上がらない。
【0008】本発明の技術的課題は、衣類乾燥機能を持
ちながらふとんの隙間からの温風漏れを防止できて、乾
燥効率を上げられるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ふとん乾燥機用マットは、袋状体内を仕切シートにより
2つに画成して、一方をふとん乾燥用マットに、他方を
衣類乾燥用マットに、それぞれ形成するとともに、画成
された各マットにそれぞれ独立して送風口を設け、用途
に応じていずれか一方の送風口に温風を送給するもので
ある。
【0010】また、本発明の請求項2に係るふとん乾燥
機用マットは、温風送風下において各マット内に形成さ
れる乾燥用空間の容積を、衣類乾燥用マットの容積がふ
とん乾燥用マットの容積よりも大きく、かつふとん乾燥
用マットの容積は、敷ぶとんと掛ぶとんの間にふとん乾
燥用マットが収まる大きさに、それぞれ設定したもので
ある。
【0011】また、本発明の請求項3に係るふとん乾燥
機用マットは、衣類乾燥用マットに、衣類出し入れ用の
開口部と、この開口部を開放可能に覆う排気口付蓋を設
けたものである。
【0012】 また、本発明の請求項4に係るふとん乾
燥機用マットは、ふとん乾燥用マットと衣類乾燥用マッ
トの間に、衣類乾燥用マットの収縮状態下で係合可能な
係止部材を設けたものである。さらに、本発明の請求項
5に係るふとん乾燥機用マットは、ふとん乾燥時に、ふ
とん乾燥用マットのシート構造を、衣類乾燥用マット側
で二重構造にして、ふとん乾燥用空間に導かれた温風
を、一重になっている側から多く吹き出すように構成し
たものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施形態1. 以下、図示実施形態により本発明を説明する。図1乃至
図7は本発明の請求項1,2,3,4,5に係るふとん
乾燥機用マットの第1の実施形態を示すもので、図1は
そのふとん乾燥用マットと衣類乾燥用マットの双方を仮
に温風送風状態にして示す斜視図、図2は図1の状態を
異なる角度から示す斜視図、図3は図1の状態の縦断面
図、図4は衣類乾燥用マットを収縮させて係止部材で固
定している状態を示す斜視図、図5は図4の状態にした
マットを用いてふとんを乾燥している状態を示す縦断面
図、図6は図5の状態にあるマットの斜視図、図7は衣
類を乾燥させる際の手順を説明するための斜視図であ
り、各図中、前述の従来例のものと同一部分には同一符
号を付してある。
【0014】この第1実施形態のふとん乾燥機用マット
21は、袋状体内を仕切シート22aにより2つに画成
して、一方をふとん乾燥用マット22に、他方を衣類乾
燥用マット23に、それぞれ形成するとともに、画成さ
れた各マット22,23にそれぞれ独立して送風口2
4,25を設けている。
【0015】ふとん乾燥用マット22は、上下2枚の通
気性のある矩形状のシート22a,22bから袋状に形
成され、これらシート22a,22b間にふとん乾燥用
空間26が形成されるようになっている。なお、上方に
位置するシート22aは、ふとん乾燥用マット22と衣
類乾燥用マット23間の境界となる前記仕切シートとし
ての機能も持っている。
【0016】衣類乾燥用マット23は、温風送風状態に
して内圧を高めると、図1及び図2に示すような衣類を
収納できる厚みwを有する直方体に形成される。すなわ
ち、ふとん乾燥用マット22の両側縁より立ち上がる左
右側面23a,23bと、これら左右側面23a,23
bの立ち上がり端縁間を連結する連結面23cと、仕切
シート22aからなる面と、これら4面23a,23
b,23c,22aからなる矩形筒の一端を覆う端面2
3dと、矩形筒の他端に設けた衣類出し入れ用の開口部
27を開放可能に覆う蓋28からなる面とから成り、全
ての面が通気性のあるシートで構成され、かつ蓋28に
はメッシュ形状をした排気口29が設けられている。そ
して、このように構成された直方体の内部が衣類乾燥用
空間31として形成され、ハンガ32aを備えた着脱可
能なフレーム32を衣類乾燥用空間31内に収容して、
ハンガ32aに吊り下げた衣類を乾燥するようになって
いる。なお、フレーム32は、衣類乾燥用マット23を
直方体形状に保持する機能も持っている。
【0017】したがって、衣類乾燥用マット23の衣類
乾燥用空間31の容積は、衣類を収容できるように、ふ
とん乾燥用マット22のふとん乾燥用空間26の容積よ
りも大きく、かつふとん乾燥用空間26の容積は、敷ぶ
とん11と掛ぶとん12の間にふとん乾燥用マット22
が収まる大きさに設定されている。
【0018】また、ふとん乾燥用マット22と衣類乾燥
用マット23の間に、衣類乾燥用マット23の収縮状態
下で係合可能な係止部材すなわちファスナ33とボタン
34を設けている。
【0019】ファスナ33は、その一方33aを、衣類
乾燥用マット23の左右側面23a,23bの各立ち上
がり端縁にそれぞれ取付け、その他方33bをふとん乾
燥用マット22の両側縁にそれぞれ取付けてあり、衣類
乾燥用マット23の左右側面23a,23bの中央部を
それぞれ内側へ折りたたむことで、図示しないガイド具
で凹凸かけこみを行い、これによってふとん乾燥時には
衣類乾燥用マット23を薄くし、衣類乾燥用マット23
が膨らむのを防ぐようになっている。
【0020】ボタン34は、衣類乾燥用マット23の端
面23dにおける立ち上がり端縁部近傍の両側にそれぞ
れ取り付けた凸ボタン34aと、これら凸ボタン34a
に対応させてふとん乾燥用マット22の送風口24側の
端面22cの両側にそれぞれ取り付けた凹ボタン34b
とからなり、衣類乾燥用マット23の端面23dの中央
部を内側へ折りたたむことで、凸ボタン34aと凹ボタ
ン34bのかけこみを行い、これによってふとん乾燥時
には衣類乾燥用マット23を薄くし、衣類乾燥用マット
23が膨らむのを防ぐようになっている。
【0021】また、衣類乾燥用マット23の開口部27
を覆う蓋28の自由端の両側にそれぞれフック35を取
り付けているとともに、ふとん乾燥用マット22の下シ
ート22bにおける蓋側端縁部近傍の両側に、それぞれ
各フック35を掛け止め可能なフック止めボタン36を
設けてあり、各フック35を各フック止めボタン36に
掛けることで、衣類乾燥時の衣類乾燥用空間31内の内
圧で蓋28が開くのを防ぐようになっている。
【0022】 この第1実施形態のふとん乾燥機用マッ
トにおいて、ふとんを乾燥させるには、まず図4に示す
ようにふとん乾燥機用マット21の衣類乾燥用マット2
3の左右側面23a,23b、及び端面23dをそれぞ
れ内側へ折りたたんで薄くし、衣類乾燥用マット23が
膨らまないようにファスナ33とボタン34を掛けてふ
とん乾燥用マット22側に固定する。次いで、図5及び
図6に示すように敷ぶとん11の上に、図4の如く折り
たたんだ衣類乾燥用マット23が掛ぶとん12側となる
ように、かつ蓋28で敷ぶとん11を包み込むようにふ
とん乾燥機用マット21を配置し、マットの一部がはみ
出さないように掛ぶとん12を覆う。次に、ふとん乾燥
用マット22の送風口24にホース2を接続し、ふとん
乾燥機本体1のスイッチを入れる。これにより、ふとん
乾燥機本体1で発生する温風を、ホース2を通してふと
ん乾燥用マット22内に送り、ふとん乾燥用マット22
を膨らませる。そして、その温風をマット表面から吹出
させ、ふとんの内部を通過させることで、ふとん内部の
湿気を取り除き、ふとんを乾燥する。
【0023】このように、袋状体内を仕切シート22a
によりふとん乾燥用マット22と衣類乾燥用マット23
に画成して、各マット22,23にそれぞれ独立して送
風口24,25を設け、ふとん乾燥時に、ファスナ33
とボタン34で衣類乾燥用マット23の厚みによる膨ら
みを抑制するようにしているので、ふとん乾燥機用マッ
ト21が膨らみすぎることはなく、敷ぶとん11と掛ぶ
とん12の間に隙間が発生せず、温風がふとんの外に漏
れず、乾燥効率が向上する。
【0024】また、蓋28が敷ぶとん11を包み込むよ
うに配置されているため、敷ぶとん11と掛ぶとん12
の間に空間(空気層)ができ、マットから吹き出す温風
がその空間に流れ込み乾燥しづらいふとんの端部を乾燥
することができる。
【0025】また、ふとん乾燥時には、ふとん乾燥用マ
ット22のシート構造が、衣類乾燥用マット側で二重構
造となるため、ホース2よりふとん乾燥用空間26に導
かれた温風は、一重になっている敷ぶとん11側から多
く吹き出す。従って、二重構造となっている衣類乾燥用
マット側を掛ぶとん12側に配置することで、湿気を多
く含んでいる敷ぶとん11の乾燥効率を向上させること
ができる。
【0026】なお、掛ぶとん12をより乾燥させたい場
合は、ふとん乾燥機用マット21の配置を前述とは上下
逆転させ、シート構造が二重構造となっている側を敷ぶ
とん11側となるようにふとん乾燥用マット22を配置
し、温風が掛ぶとん12側から多く吹き出すようにす
る。
【0027】 次に、衣類を乾燥させるには、まず図4
乃至図6でマットを折りたたみ固定するのに用いたファ
スナ33とボタン34をはずし、図7に示すように衣類
乾燥用マット23を開いた状態にして、かつ開口部27
が上になるように縦型配置にし、衣類乾燥用空間31内
にフレーム32を収容して、フレーム32にて衣類乾燥
用マット23を直方体形状に保持させる。次いで、フレ
ーム32のハンガ32aに衣類を吊り下げたのち、開口
部27を蓋28にて覆うとともに、蓋28の各フック3
5をフック止めボタン36に掛け止めして、蓋28を固
定する。次に、衣類乾燥用マット23の送風口25にホ
ース2を接続し、ふとん乾燥機本体1のスイッチを入れ
る。これにより、ふとん乾燥機本体1で発生する温風
を、ホース2を通して衣類乾燥用マット23の衣類乾燥
用空間31内に送り、衣類を加熱して乾燥させる。この
衣類乾燥時の湿気を含んだ温風は、ふとん乾燥機用マッ
ト21の周囲及び上面の排気口29より排出される。
【0028】実施形態2. 図8は本発明の請求項1,2,3,4,5に係るふとん
乾燥機用マットの第2の実施形態を示す図4相当の斜視
図であり、図中、前述の第1実施形態のものと同一部分
には同一符号を付し、説明を省略する。
【0029】この第2実施形態のふとん乾燥機用マット
は、衣類乾燥用マット23をその収縮状態下にある時に
ふとん乾燥用マット22側に係合固定する係止部材とし
て、ふとん乾燥用マット22側から延びて、先端のボタ
ン41が衣類乾燥用マット23側に止着されるベルト状
止め具42を用いたものであり、それ以外の構成は前述
の第1実施形態のものと同一であり、第1実施形態の持
つ機能を全て備えている。
【0030】この第2実施形態のふとん乾燥機用マット
においては、ふとんを乾燥させる際の衣類乾燥用マット
23の固定作業が、ベルト状止め具42先端のボタン4
1を衣類乾燥用マット23側の図示しないボタンに掛け
るだけの簡単な作業ですむので、使い勝手がよく、容易
に衣類乾燥用マット23が膨らむのを抑制することがで
きる。
【0031】実施形態3. 図9は本発明の請求項1,2,3,4,5に係るふとん
乾燥機用マットの第3の実施形態を示す図4相当の斜視
図であり、図中、前述の第1実施形態のものと同一部分
には同一符号を付し、説明を省略する。
【0032】この第3実施形態のふとん乾燥機用マット
は、衣類乾燥用マット23の左右側面を内側へ折りたた
んだ際に対向する面の複数個所(図では1個所のみ示
す)にマジックテープ51を取付け、これらマジックテ
ープ51を、衣類乾燥用マット23をその収縮状態下に
ある時にふとん乾燥用マット22側に係合固定する係止
部材としたものであり、それ以外の構成は前述の第1実
施形態のものと同一であり、第1実施形態の持つ機能を
全て備えている。
【0033】この第3実施形態のふとん乾燥機用マット
においては、衣類乾燥用マット23の左右側面を内側へ
折り込めば、対向面に設けてある各マジックテープ51
が合わさり、これらが自動的に係着される。このため、
ふとんを乾燥させる際に衣類乾燥用マット23を固定す
るのに特別な作業を必要とせず、使い勝手が一層向上
し、より簡単に衣類乾燥用マット23が膨らむのを抑制
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、袋状体内を仕切シート部により2つに画成して、
一方をふとん乾燥用マットに、他方を衣類乾燥用マット
に、それぞれ形成するとともに、画成された各マットに
それぞれ独立して送風口を設け、用途に応じていずれか
一方の送風口に温風を送給するようにしたので、衣類乾
燥機能を持ちながら、ふとん乾燥用マットの容積を制限
することができて、敷ぶとんと掛ぶとんの間に隙間が発
生するのを防止することができる。更にふとん乾燥機用
マットの構造が衣類乾燥用マット側で2重となるため、
ふとん乾燥機本体より発生した温風を反対側の1重にな
っている側から多く吹き出させることができる。したが
って、1重構造側を、湿気を多く含んでいるふとん側に
配置することで、ふとんの乾燥効率を向上させることが
できる。
【0035】また、請求項2の発明によれば、温風送風
下において各マット内に形成される乾燥用空間の容積
を、衣類乾燥用マットの容積がふとん乾燥用マットの容
積よりも大きく、かつふとん乾燥用マットの容積は、敷
ぶとんと掛ぶとんの間にふとん乾燥用マットが収まる大
きさに、それぞれ設定したので、敷ぶとんと掛ぶとんの
間に隙間が発生するのを確実に防止することができると
ともに、衣類乾燥の際の乾燥用空間内への衣類の収容作
業が容易となる。
【0036】また、請求項3の発明によれば、衣類乾燥
用マットに、衣類出し入れ用の開口部と、この開口部を
開放可能に覆う排気口付蓋を設けたので、衣類を乾燥す
る際の衣類の出し入れが容易であるとともに、マット内
の清掃も簡単である。更に開口部を覆う蓋に排気口を設
けたので、温風により衣類から蒸発した湿気を効率よく
排気することができ、乾燥時間を短縮することができ
る。
【0037】 また、請求項4の発明によれば、ふとん
乾燥用マットと衣類乾燥用マットの間に設けた係止部材
が、衣類乾燥用マットの厚みによる膨らみを抑制するの
で、ふとん乾燥機用マットが膨らみすぎることがなく、
敷ぶとんと掛ぶとんの間に隙間が発生するのを確実に防
止でき、温風がふとんの外に漏れるのを防ぐことができ
て、乾燥効率が向上する。さらに、請求項5の発明によ
れば、ふとん乾燥時に、ふとん乾燥用マットのシート構
造を、衣類乾燥用マット側で二重構造にして、ふとん乾
燥用空間に導かれた温風を、一重になっている側から多
く吹き出すように構成したので、一重構造側を、湿気を
多く含んでいるふとん側に配置することで、ふとんの乾
燥効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るふとん乾燥機用
マットのふとん乾燥用マットと衣類乾燥用マットの双方
を仮に温風送風状態にして示す斜視図である。
【図2】 図1の状態を異なる角度から示す斜視図であ
る。
【図3】 図1の状態の縦断面図である。
【図4】 第1実施形態に係るふとん乾燥機用マットの
衣類乾燥用マットを収縮させて係止部材で固定している
状態を示す斜視図である。
【図5】 第1実施形態に係るふとん乾燥機用マットの
ふとん乾燥状態を示す縦断面図である。
【図6】 第1実施形態に係るふとん乾燥機用マットの
ふとん乾燥状態を示す斜視図である。
【図7】 第1実施形態に係るふとん乾燥機用マットの
衣類乾燥手順を説明するための斜視図である。
【図8】 本発明の第2実施形態に係るふとん乾燥機用
マットの衣類乾燥用マットを収縮させて係止部材で固定
している状態を示す斜視図である。
【図9】 本発明の第3実施形態に係るふとん乾燥機用
マットの衣類乾燥用マットを収縮させて係止部材で固定
している状態を示す斜視図である。
【図10】 従来のふとん乾燥機用マットの衣類乾燥状
態を示す斜視図である。
【図11】 従来のふとん乾燥機用マットのふとんを乾
燥状態を示す斜視図吸気ヘッドを示す斜視図である。
【符号の説明】
11 敷ぶとん、12 掛ぶとん、21 ふとん乾燥機
用マット、22 ふとん乾燥用マット、22a シート
( 仕切シート) 、23 衣類乾燥用マット、24,25
送風口、26 ふとん乾燥用空間、27 衣類出し入
れ用の開口部、28 蓋、29 排気口、33 ファス
ナ(係止部材)、34 ボタン(係止部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−300998(JP,A) 特開 平7−39693(JP,A) 実開 平4−64394(JP,U) 実開 昭55−74595(JP,U) 実開 昭57−166899(JP,U) 実開 昭54−17274(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状体内を仕切シートにより2つに画成
    して、一方をふとん乾燥用マットに、他方を衣類乾燥用
    マットに、それぞれ形成するとともに、画成された各マ
    ットにそれぞれ独立して送風口を設け、用途に応じてい
    ずれか一方の送風口に温風を送給することを特徴とする
    ふとん乾燥機用マット。
  2. 【請求項2】 温風送風下において各マット内に形成さ
    れる乾燥用空間の容積は、衣類乾燥用マットの容積がふ
    とん乾燥用マットの容積よりも大きく、かつ前記ふとん
    乾燥用マットの容積は、敷ぶとんと掛ぶとんの間にふと
    ん乾燥用マットが収まる大きさに、それぞれ設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載のふとん乾燥機用マット。
  3. 【請求項3】 衣類乾燥用マットに、衣類出し入れ用の
    開口部と、該開口部を開放可能に覆う排気口付蓋を設け
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のふとん
    乾燥機用マット。
  4. 【請求項4】 ふとん乾燥用マットと衣類乾燥用マット
    の間に、該衣類乾燥用マットの収縮状態下で係合可能な
    係止部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載のふとん乾燥機用マット。
  5. 【請求項5】 ふとん乾燥時に、ふとん乾燥用マットの
    シート構造を、衣類乾燥用マット側で二重構造にして、
    ふとん乾燥用空間に導かれた温風を、一重になっている
    側から多く吹き出すように構成してなることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のふとん乾燥
    機用マット。
JP15749798A 1998-06-05 1998-06-05 ふとん乾燥機用マット Expired - Fee Related JP3498240B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15749798A JP3498240B2 (ja) 1998-06-05 1998-06-05 ふとん乾燥機用マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15749798A JP3498240B2 (ja) 1998-06-05 1998-06-05 ふとん乾燥機用マット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11347295A JPH11347295A (ja) 1999-12-21
JP3498240B2 true JP3498240B2 (ja) 2004-02-16

Family

ID=15650985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15749798A Expired - Fee Related JP3498240B2 (ja) 1998-06-05 1998-06-05 ふとん乾燥機用マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3498240B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11347295A (ja) 1999-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3498240B2 (ja) ふとん乾燥機用マット
JP2697418B2 (ja) 電気寝具
JPS5854078Y2 (ja) 布団乾燥機
JPH10235074A (ja) 洗濯方法および洗濯用補助具
JPS6335294A (ja) ふとん乾燥機
JP5440057B2 (ja) ふとん乾燥用マット、及び、このふとん乾燥用マットを用いたふとん乾燥機
JPS5913875Y2 (ja) 衣類ケ−ス
JP5633221B2 (ja) ふとん乾燥機
JPH04241813A (ja) 電気寝具
JP5299185B2 (ja) ふとん乾燥機
JPH0585399U (ja) 蒲団乾燥機
JP2747212B2 (ja) 布 団
JPS5814957Y2 (ja) 寝具等の乾燥機
JP3022689U (ja) 乾燥機に取付けられるエア−マット
JP3082345B2 (ja) 電気寝具
JPH02246999A (ja) 乾燥機
JPS5917280Y2 (ja) 乾燥機の乾燥シ−ト
JPH03258297A (ja) 寝具等の乾燥用マット
JP3345831B2 (ja) 布団等の乾燥機およびエアマット
JPH081759Y2 (ja) 寝具類の乾燥装置
JPS5846799Y2 (ja) 布団乾燥機の乾燥用シ−ト
JP2000116994A (ja) ふとん乾燥機
JPS6335296A (ja) ふとん乾燥機用乾燥袋
JPH04352911A (ja) 電気寝具
JPH06105991A (ja) 布団等の乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees