JP2011062247A - ふとん乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ふとんの乾燥と同時に、枕などの小物の乾燥も効率よく行うことが可能なふとん乾燥機を提供
【解決手段】
ふとん乾燥機において、温風を発生させる本体と、該本体が発生する温風を内部に取り込みふとんを乾燥させる乾燥マットを有し、乾燥マットには、本体から温風を導入する導入口と、該導入口から取り込んだ温風を流す風路と、該風路に開口し風路内部の温風を外部に排出する温風出口と、導入した温風を用いて被乾燥物である小物を乾燥させる小物乾燥部が形成され、小物乾燥部は、風路により囲まれた空間以外の場所に位置するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ふとん等を乾燥するふとん乾燥機用のマットに関する。
従来から、ふとん等を乾燥するための温風を流す回字状の通風路が形成されたふとん乾燥機用のマットにおいて、温風を通風させることにより膨らんだ通風路の間に形成される凹部を小物乾燥部とし、ふとん及び小物の乾燥を同一の乾燥マットを用いて乾燥することができるものがある(例えば、引用文献1参照)。
特開2005−58596号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、マットに形成された通風路の形状が回字状であることから、敷きふとんを効果的に乾燥することはできるが、小物(特に枕)の乾燥をふとんの乾燥と同時に行う場合、乾燥する物を回字状の風路の内側に置かなければならない。
従って、就寝によって汗を吸湿した敷きふとんの中央部に、小物などの乾燥対象物が置かれるので、敷きふとんの小物が置かれた部分に温風が当たらず、ふとん及び小物の乾燥効率が悪くなるという問題がある。
特に、枕などのように、所定の大きさがある物の乾燥をふとんの乾燥と同時に行う場合に、上記の問題が顕著に現れる。
そこで本発明は、上記の問題を解決する為になされたもので、ふとんの乾燥と同時に、枕などの小物の乾燥も効率よく行うことが可能なふとん乾燥機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決する為には、ふとん乾燥機において、温風を発生させる本体と、該本体が発生する温風を内部に取り込みふとんを乾燥させる乾燥マットを有し、乾燥マットには、本体から温風を導入する導入口と、該導入口から取り込んだ温風を流す風路と、該風路に開口し風路内部の温風を外部に排出する温風出口と、導入した温風を用いて被乾燥物である小物を乾燥させる小物乾燥部が形成され、小物乾燥部は、風路により囲まれた空間以外の場所に位置するように構成する。
本発明によれば、ふとんの乾燥と同時に、枕などの小物の乾燥も同時に効率よく行うことが可能なふとん乾燥機を提供することができる。
実施の形態1に係るふとん乾燥機の全体図 (a)実施の形態1に係るふとん乾燥用マットの平面模式図 (b)(a)のA−A断面図 実施の形態1に係るふとん乾燥状態を示す図1のB−B断面図 (a)実施の形態2に係るふとん乾燥用マットの平面模式図 (b)(a)のC−C断面図 実施の形態2に係るふとん乾燥機の全体図 (a)実施の形態3に係るふとん乾燥用マットの平面模式図 (b)(a)のD−D断面図 実施の形態3に係るふとん乾燥機の全体図 実施の形態3に係るふとん乾燥状態を示す図7のE−E断面図
実施の形態1
以下、図1〜図3を参照して、実施の形態1について説明する。尚、図3において、図1のB−B断面上に本体20位置しないが、説明上図示したものである。
図1を参照すると、ふとん乾燥機10は、本体20とこの本体20からのびるホース21に接続されたふとん乾燥用マット30(以下、乾燥マット30)から構成される。
本体20は、乾燥マット30に温風を供給する装置であり、内部に電動機により駆動される送風機と、この送風機の通風部に取り付けられた電気ヒータと、この電気ヒータにより暖められた温風を乾燥マット30の内部に流下させるホース21を備えている。
乾燥マット30は、第1の生地31と第2の生地32を接合することで構成され、第1の生地31と第2の生地32によって囲まれた空間部が、本体20から送られた温風を通す風路33となっている。この第1の生地31及び第2の生地32は、ポリエステル等の化学繊維で形成されている。
尚、第1の生地31は、ふとんを乾燥する際に、ふとんの面をより多く覆うことが可能なシート状の生地であり、略長方形の形状である。従って、乾燥マット30は、略長方形の形状をしている。また、第2の生地32は、次に説明する風路33の形状を形作る形状で構成される。
図2を参照すると、風路33は、略長方形である乾燥マット30の下端30aから上端30bへと長手方向にのびる第1の風路33aと第2の風路33bと、第1の風路33aと第2の風路33bを繋ぐ第3の風路33cと第4の風路33dから構成されている。
そして、第3の風路33cは、乾燥マット30の下端30aに沿って形成されている。また、第4の風路は、乾燥マット30の上端30bから所定間隔X内側の位置に形成されている。
尚、本実施の形態において、第1の風路33aと第2の風路33b、第3の風路33cと第4の風路33dは、それぞれ略平行な状態で向かい合っている。つまり、第2の生地32は、略A字形状であり、この生地の縁を第1の生地31に接合することにより、略A字形状の風路33が形成されている。
次に、乾燥マット30の第3の風路33c側の端部(下端30a側)には、第2の生地32に開口を形成することにより、温風導入口34が設けられている。ふとん乾燥時に、この温風導入口34には、本体20からのびるホース21が挿入され、本体20からの温風が乾燥マット30に形成された風路33に温風が導入される。
次に、第4の風路33dを形成する第2の生地32の部位には、第1の風路と第2の風路と第3の風路と第4の風路に囲まれる閉鎖空間部Kに向かって風路33内部の温風を風路外に排出する第1の温風出口35が開口している。
この閉鎖空間部Kは、乾燥マット30の面方向において、全ての方向が風路33に囲まれて閉鎖されており、乾燥マット30を平面視した場合、乾燥マット30の中心を含んだ部分に位置している。
次に、第1の風路33a及び第2の風路33bを形成する第2の生地32の部位には、第1の風路と第2の風路と第3の風路と乾燥マット30の第1の生地31に囲まれる空間部Mに向かって風路33内部の温風を風路外に排出する第2の温風出口36が、それぞれ開口している。
この空間部Mは、第4の風路が上端30bからから所定間隔X内側の位置に設けられることで、ふとん乾燥時に、枕や小型の洗濯物などを置くことが可能な小物乾燥部として形成される。
また、この空間部Mは、乾燥マット30の面方向において、第1の風路33aと第2の風路33bと第4の風路33dに囲まれているが、上端30a方向は乾燥マット30外の空間部(風路33に囲まれていない空間部)に開口している。
尚、空間部Mは、乾燥マット30の上側中央部分に位置している。
次に、本実施の形態に係る乾燥マット30の使用例について説明する。尚、図中の矢印は、温風の流れを示している。
図1及び図3を参照すると、ふとんFと枕などの小物Sを同時に乾燥させる場合は、先ず、敷きふとんF1の上側略中央部に乾燥する小物Sが置かれる。
そして、敷きふとんF1及び小物Sの上に乾燥マット30を構成する第2の生地32が敷きふとんF1側となり、且つ、小物乾燥部である空間部Mに小物Sが位置するように、乾燥マット30を敷きふとんF1上に敷き、更に、乾燥マット30の上に掛けふとんF2を掛ける。
この時、閉鎖空間部Kは、敷きふとんF1の中心部分と対向している。
この様に、敷きふとんF1と掛けふとんF2と小物Sと乾燥マット30の位置関係で配置した状態で、温風導入口34にホース21が挿入し、本体20を動作させることで、乾燥マット30に形成された略A字状の風路33に温風が導入され、この温風によってふとん全体を暖める。
この時、導入された温風によって風路33が膨らみ閉鎖空間部K及び空間部M(小物乾燥部)が明確に形作られる。
そして、風路33に導入された温風は、第1の温風出口35と第2の温風出口36から乾燥マット30及びふとんFの外部に排出される。
まず、第1の温風出口35から風路33の外に出た温風は、閉鎖空間部Kに流入し、敷きふとんF1の中央を通過して、敷きふとんF1の湿気を取り除き、積層されているふとんFと乾燥マット30の隙間から、湿気と共に外部へ排出される。
次に、第2の温風出口36から風路33の外に出た温風は、小物乾燥部である空間部Mに流入し、当該部位に置かれている乾燥する小物Sと、空間部Mに面した敷きふとんF1の部位から湿気を取り除く。
そして、湿気を含んだ温風は、乾燥マット30の上端30b側から、ふとんF及び乾燥マット30の外部へ排出される。
以上のように、ふとんの最も湿気を含むふとん中央部分とは風路33によって隔てられた位置に、小物乾燥部である空間部Mを形成し、ふとんの中央部を乾燥させる温風の流れと、小物を乾燥させる温風の流れを別々に構成することにより、小物とふとんの両者を効率よく同時に乾燥させることが可能となる。
つまり、ふとんの中央部分を乾燥させるために温風を流す閉鎖空間部Kと小物を乾燥させるために温風を流す空間部M(小物乾燥部)が、乾燥時において、膨らんだ風路33により隔てられる。
これにより、一方を乾燥することで発生した湿気が、他方に及びにくい構成となり、小物SとふとんFの両乾燥対象物を別個に効率よく同時に乾燥させることが可能である。
また、小物乾燥部の位置が、乾燥マット30の上端側30bにあるので、枕を乾燥させるときは、あえて枕を移動させる必要がなく、乾燥マットをふとんに準備することが可能である。
実施の形態2
次に、図4〜図5を参照して、実施の形態2について説明する。尚、同一の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態において、乾燥マット40は、第1の生地41と第2の生地42を接合することで構成され、第1の生地41と第2の生地42によって囲まれた空間部が、本体20から送られた温風を通す風路43となっている。
尚、第1の生地41は、ふとんを乾燥する際に、ふとんの面をより多く覆うことが可能なシート状の生地であり、略長方形の形状である。従って、乾燥マット40は、略長方形の形状をしている。また、第2の生地42は、次に説明する風路43の形状を形作る形状で構成される。
風路43は、略長方形である乾燥マット40の下端40aから上端40b方向へとのびる第1の風路43aと第2の風路43bと、第1の風路43aと第2の風路43bを繋ぐ第3の風路43cと第4の風路43dから構成されている。
そして、第3の風路43cは、乾燥マット40の下端40аに沿って形成されている。第4の風路43dは、乾燥マット40の上端40b及び両側端40c、40dに沿って形成されている。
また、第4の風路43dは、ふとんを乾燥する際に、内部に乾燥させる小物Sを置く空間部M(小物乾燥部)として用いることから、乾燥マット40の側端の一方には小物Sを出し入れする開閉自在の開口部44が形成されている。
尚、本実施の形態において、第1の風路43aと第2の風路43b、第3の風路43cと第4の風路43dは、それぞれ平行である。つまり、第2の生地42は、略ロ字形状であり、この生地の縁を第1の生地41に接合することにより、風路43の形状が形成されている。
次に、乾燥マット40の第3の風路43c側の端部(下端40a側)には、第2の生地42に開口を形成することにより、温風導入口34が設けられている。ふとん乾燥時に、この温風導入口34には、本体20からのびるホース21が挿入されることにより、本体20からの温風が乾燥マット30に形成された風路43に温風が導入される。
次に、第1の風路43a及び第2の風路43bを形成する第2の生地32のそれぞれの部位には、第1の風路と第2の風路と第3の風路と第4の風路に囲まれる閉鎖空間部Kに向かって風路43内部の温風を風路外に排出する第1の温風出口35が開口している。
この閉鎖空間部Kは、乾燥マット40の面方向において、全ての方向が風路43に囲まれて閉鎖されており、乾燥マット40を平面視した場合、乾燥マット40の中心を含んだ部分に位置している。
次に、本実施の形態に係る乾燥マットの使用例について説明する。尚、図中の矢印は、温風の流れを示している。
図4及び図5を参照すると、ふとんFと枕などの小物Sを同時に乾燥させる場合は、乾燥マット40の風路43の内部に、開口部44から乾燥させるための小物Sが入れられた状態で、乾燥マット40が敷きふとんF1上に敷かれる。そして、乾燥マット40の上に掛けふとんF2を掛ける。
この状態で、温風導入口34bにホース21が挿入し、本体20を動作させることで、乾燥マット40に形成された略ロ字状の風路43に温風が導入され、この温風によってふとん全体を暖めると共に、風路内部に置かれた小物Sを乾燥させた後、温風は第1の温風出口35から乾燥マット40の外部に排出される。
第1の温風出口35から風路43の外に出た温風は、閉鎖空間部Kに流入し、敷きふとんF1の中央を通過して、敷きふとんF1の湿気を取り除き、積層されているふとんFと乾燥マット40の隙間から、湿気と共に外部へ排出される。
以上のように、ふとんの最も湿気を含むふとん中央部分とは第2の生地により隔てられた位置である風路43内部に、小物乾燥部を形成することで、小物とふとんの両者を効率よく同時に乾燥させることが可能となる。
特に、風路43の内部に小物を乾燥させるための小物乾燥部である空間部Mを形成することで、被乾燥物に対して暖かい乾燥した空気を強力に当て続けることが可能となり、効率よく枕などの小物を乾燥させることができる。
また、第4の風路以外の風路に、風路内の温風を外部に排出する温風出口を形成したので、乾燥のために小物乾燥部である風路内に入れた小物が、温風出口をふさぐ事を防止することができる。
実施の形態3
次に、図6〜図8を参照して、実施の形態3について説明する。尚、同一の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、図8において、図7のE−E断面上に本体20位置しないが、説明上図示したものである。
本実施の形態において、乾燥マット50は、第1の生地51と第2の生地52と第3の生地55を接合することで構成される。第2の生地52は、第1の生地51の表面である第1の面51xに接合される。また、第3の生地55は、第1の生地51の裏面である第2の面51yに接合される。
この第1の生地51と第2の生地52が接合された状態において、第1の生地51と第2の生地52によって囲まれた空間部が、本体20から送られた温風を通す風路53となっている。
また、第1の生地51と第3の生地55が接合された状態において、第1の生地51と第3の生地55によって囲まれた空間部は、後述する乾燥するための小物Sを保持して風路を流れる温風で小物を乾燥させる小物乾燥部Pであり、小物Sを出し入れ可能に開口部55aが形成されている。
更に、第1の生地51は、ふとんを乾燥する際に、ふとんの面をより多く覆うことが可能なシート状の生地であり、略長方形の形状である。従って、乾燥マット50は、略長方形の形状をしている。また、第2の生地52は、次に説明する風路53の形状を形作る形状で構成される。
図6を参照すると、風路53は、略長方形である乾燥マット50の表面50xに設けられ、乾燥マット50の下端50aから上端50b方向へとのびる第1の風路53aと第2の風路53bと、第1の風路53aと第2の風路53bを繋ぐ第3の風路53cと第4の風路53dから構成されている。
尚、第4の風路53dの幅Bは、第3の風路53cの幅Aより広く構成されている。
また、第1の風路53aと第2の風路53b、第3の風路53cと第4の風路53dは、それぞれ平行である。つまり、第2の生地52は、略ロ字形状であり、この生地の縁を第1の生地51に接合することにより、風路53の形状が形成されている。
更に、風路53の第4の風路53dの部分と、第1の生地51と第3の生地55によって囲まれた小物乾燥部Pは、第1の生地51を挟んで重なる位置関係である。
次に、乾燥マット50の第3の風路53c側の端部(下端50a側)には、第2の生地52に開口を形成することにより、温風導入口54が設けられている。ふとん乾燥時に、この温風導入口54に、本体20からのびるホース21が挿入されることにより、本体20からの温風が乾燥マット50に形成された風路53に温風が導入される。
次に、第1の風路53a及び第2の風路53bを形成する第2の生地52のそれぞれの位置には、第1の風路と第2の風路と第3の風路と第4の風路に囲まれる閉鎖空間部Kに向かって風路53内部の温風を風路外に排出する第1の温風出口56が開口している。
この閉鎖空間部Kは、乾燥マット50の面方向において、全ての方向が風路53に囲まれて閉鎖されており、乾燥マット50を平面視した場合、乾燥マット50の中心を含んだ部分に位置している。
次に、本実施の形態に係る乾燥マット50の使用例について説明する。尚、図中の矢印は、温風の流れを示している。
図7及び図8を参照すると、ふとんFと枕などの小物Sを同時に乾燥させる場合は、第1の生地51と第3の生地55によって囲まれた空間部Pに、乾燥させる小物Sが保持された状態で、風路53が敷きふとんF1と対向した状態で、乾燥マット50が敷きふとんF1上に敷かれる。そして、乾燥マット50の上に掛けふとんF2を掛けられる。
この状態で、温風導入口54にホース21が挿入され、本体20を動作させることで、乾燥マット50に形成された略ロ字状の風路53に温風が導入され、この温風によってふとんFの全体を暖めると共に、温風は第1の温風出口56から乾燥マット50の外部に排出される。
この時、風路53の第4の風路53dの部分と、第1の生地51と第3の生地55によって囲まれた空間部Pは、第1の生地51を挟んで重なっている。従って、空間部P(小物保持部)に保持された小物Sが、第4の風路53dに流れる温風の熱で暖められ、乾燥される。
小物Sが暖められたことにより発生した湿気は、開口部55aから乾燥マット50の外部に放出される。
また、第1の温風出口56から風路53の外に出た温風は、閉鎖空間部Kに流入し、敷きふとんF1の中央を通過して、敷きふとんF1の湿気を取り除き、積層されているふとんFと乾燥マット50の隙間から、湿気と共に外部へ排出される。
以上のように、ふとんの最も湿気を含むふとん中央部分と小物乾燥部Pとの間に、第1の生地を挟んで形成することで、小物とふとんの両者を効率よく同時に乾燥させることが可能となる。
また、乾燥時において、小物乾燥部Pの下側に風路53の第4の風路53dが重なった位置関係となるので、温風が風路53に流れて風路が膨らむと、小物乾燥部Pが上方向に持ち上げられる(図8参照)。
これにより、小物Sを下側から上方向に暖めて、効率よく小物S乾燥させることができると共に、小物Sの下側に隠れた敷きふとんF1の部位についても、乾燥させることが可能となる。
更に、小物乾燥部Pの下側に重なる第4の風路53dは、第3の風路53cより広く形成されているので、風路内部の容積をより大きく形成されている。従って、被乾燥物である小物がより多くの温風から熱を受けることができ、効率よく乾燥を行うことができる。
尚、本実施の形態において、風路53から小物乾燥部Pに連通する風路を形成し、温風が小物乾燥部Pに直接流れ込むように構成してもよい。
以上本実施の形態において、小物乾燥部Pを形成する為に、第1に生地と第3の生地はそれぞれ独立した生地を用いているが、第1の生地のみで小物乾燥部Pを形成することも可能である。
つまり、第1の生地を第2の生地が位置しない面側に折り曲げ、向かい合った第1の生地同士を接合することで、第1の生地に囲まれた空間を形成して、小物乾燥部Pとする。
このように、第1の生地で小物乾燥部Pを形成した場合、第1の生地以外に別の生地を必要とせず、部品点数や工数を減らすことが可能となる。
10 ふとん乾燥機
20 本体
21 ホース
35,56 第1の温風出口
36 第2の温風出口
30,40,50 乾燥マット
33,43,53 風路
S 小物
K 閉鎖空間部
M 空間部(小物乾燥部)
P 小物乾燥部
F ふとん

Claims (5)

  1. 温風を発生させる本体と、該本体が発生する温風を内部に取り込みふとんを乾燥させる乾燥マットを有し、
    前記乾燥マットには、前記本体から温風を導入する導入口と、該導入口から取り込んだ温風を流す風路と、該風路に開口し風路内部の温風を外部に排出する温風出口と、導入した温風を用いて被乾燥物である小物を乾燥させる小物乾燥部が形成され、
    前記小物乾燥部は、前記風路により囲まれた空間以外の場所に位置することを特徴とするふとん乾燥機。
  2. 前記温風出口は、第1の温風出口と第2の温風出口を有し、
    前記第1の温風出口は、周囲を前記風路に囲まれた空間に向かって温風を排出可能に形成され、
    前記第2の温風出口は、少なくとも一部が前記風路に囲まれていない空間に向かって排出可能に形成され、
    前記第2の温風出口の近傍には、前記小物乾燥部が位置していることを特徴とする請求項1に記載のふとん乾燥機。
  3. 前記風路には、該風路外部から被乾燥物である小物を出し入れ可能な開口が形成され、該風路内部を前記小物乾燥部としたことを特徴とする請求項1に記載のふとん乾燥機。
  4. 前記乾燥マットはシート状の生地を有し、
    前記生地の一方の面には前記風路が形成され、他方の面には該生地を挟んで該風路と重なる位置に、前記小物乾燥部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のふとん乾燥機。
  5. 前記生地は、第1の生地と第2の生地と第3の生地を有し、
    前記第1の生地の一方の面に前記第2の生地が接合し、前記第1の生地と前記第2の生地に囲まれる空間を形成することにより、前記風路が形成され、
    前記第1の生地の他方の面に前記第3の生地が接合し、前記第1の生地と前記第3の生地に囲まれる空間を形成することにより、前記小物乾燥部が形成されたことを特徴とする請求項4に記載のふとん乾燥機。
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