JP5427976B1 - バリアブルカットオフ折機、及びバリアブルカットオフ折機を備える印刷機 - Google Patents

バリアブルカットオフ折機、及びバリアブルカットオフ折機を備える印刷機 Download PDF

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Abstract

【課題】折機において、連続紙のカットオフ(切断長さ)の変更に対応することを可能とする。
【解決手段】このバリアブルカットオフ折機100は、連続紙を個々のシートに切断するとともに、切断長を変更可能な切断機構10と、個々のシートを増速して搬送するとともに、切断長の変更に応じて搬送速度を変更可能な増速搬送機構20と、個々のシートの走行方向先端に針を刺す針装置41と、当該針装置41で刺した個々のシートに対して差し刃を差し当てるとともに、切断長の変更に応じて変位する差刃装置43とが外周面に配設される折胴40と、差し刃を咥え込む咥え装置51が外周面に配設されるとともに、前記差し刃装置43の変位に応じて回転変位する咥え胴50と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル印刷機によって印刷された連続紙のカットオフ(切断長)の変更に対応可能なバリアブルカットオフ折機、及びバリアブルカットオフ折機を備える印刷機に関する。
従来の輪転印刷機では、連続紙の連続方向のカットオフを変更するためには、刷版やこれを装着する版胴などの交換を行わなければならず、現実的には容易にカットオフを変更することはできなかった。
これに対して、下記特許文献1にて開示されるデジタル印刷機が公知となっている。特許文献1にて開示されるデジタル印刷機は、輪転印刷機とは異なり、刷版を必要としない。したがって、連続紙の連続方向のカットオフの変更を容易に行うことが可能である。
しかしながら、特許文献1にて開示される折機は、折胴に切断したシートを巻き付けて、咥え胴により折丁を作成する折機であり、連続紙のカットオフを変更すると、折胴の周長は変わらないことから、折胴が一回転する周期と、連続的に送給されてくる切断後の個々のシート間隔とが同期せず、正確な巻き付け位置にて個々のシートを連続的に巻き付けることができなくなるという問題があった。
そこで、下記特許文献2にて開示されるようなカットオフの変更にともない、切断したシートを折胴に巻き付けるときのタイミングを調整する折機(以下、「バリアブルカットオフ折機」と記す。)が登場する。特許文献2にて開示される従来のバリアブルカットオフ折機は、印刷装置と、切断装置と、処理装置とを備え、さらに、切断装置と処理装置との間に、第1の搬送ベルト装置と第2の搬送ベルト装置とを備える。これらの装置を有する従来のバリアブルカットオフ折機は、印刷装置から給送されるウェブの切断長さを変更して切断し、該ウェブの搬送速度を、切断装置により切断されるシートの切断長さに応じた速度に設定するとともに、第1の搬送ベルト装置におけるシート搬送速度を、ウェブ搬送速度と等速になるように設定するように構成されていた。さらに、従来のバリアブルカットオフ折機は、第2の搬送ベルト装置により第1の搬送ベルト装置から該シートを受け取るときに、第1の搬送ベルト装置におけるシート搬送速度と同じ速度でシートを受け取り、その後、シートの搬送中にシート搬送速度を変更して、処理装置へシートを渡す際には処理装置におけるシート搬送速度と同じ速度で受け渡すように構成されていた。
特許文献2にて開示される従来技術に係るバリアブルカットオフ折機は、上述のような構成を備えているので、その様な折機を有する輪転印刷機は、切断したシートの折(走行方向と直行する方向に折り目をつけるような折)等の処理を高精度に実施することができることとなる。
特開2011−157168号公報 特許第4191732号公報
しかしながら、上掲した特許文献2にて開示されるバリアブルカットオフ折機は、切断したシートを折る処理を高精度に実施するため、切断装置と処理装置との間に長い搬送ベルトを複数設置しなければならず、装置が大型化するという問題がある。特に、小ロットで多媒体印刷を望む印刷工場においては、デジタル印刷機に特許文献2のバリアブルカットオフ折機を組み合わせた場合、装置全体の設置スペースが大きくなってしまい、設備がコンパクトになるというデジタル印刷機の利点がなくなるという問題がある。
また、上記特許文献2にて開示されるバリアブルカットオフ折機は、連続紙の切断及び切断したシートを高精度に処理装置へ受け渡すために、第1と第2の2つの切断機構が設けてあり、連続紙を最初に第1の切断機構により部分的に切断した後に、第2の切断機構によりまだ切断されていない残りの部分を切断してシートを完成させている。このように、2段階に分けて連続紙を切断するため、1回で全部をカットした場合と比較して、その切断面がまっすぐになり難く、品質が安定しないという問題がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、装置全体の設置スペースを維持したままで、カットオフの変更に対応しながら高品質な折丁を提供することの可能なバリアブルカットオフ折機と、このバリアブルカットオフ折機を備える印刷機を提供することにある。
本発明に係るバリアブルカットオフ折機は、連続紙を個々のシートに切断するとともに、切断長を変更可能な切断機構と、前記個々のシートを増速して搬送するとともに、切断長の変更に応じて搬送速度を変更可能な増速搬送機構と、前記個々のシートの走行方向先端に針を刺す針装置と、当該針装置で刺した前記個々のシートに対して差し刃を差し当てるとともに、切断長の変更に応じて変位する差し刃装置とが外周面に配設される折胴と、前記差し刃を咥え込む咥え装置が外周面に配設されるとともに、前記差し刃装置の変位に応じて回転変位する咥え胴と、を備えることを特徴とするものである。
本発明に係るバリアブルカットオフ折機において、前記増速搬送機構は、吸引孔を有するベルトコンベアと、前記吸引孔を介して個々のシートを吸引する吸引装置と、を含むこととすることができる。
また、本発明に係るバリアブルカットオフ折機では、前記増速搬送機構の下流側、かつ、前記折胴の上流側において、前記折胴の周速度と同期を取りつつ同速で前記個々のシートを搬送する折下搬送機構を備えることとすることができる。
さらに、本発明に係るバリアブルカットオフ折機において、前記折胴には、前記針装置の針が突き出る位置の下流側に前記個々のシートを突き当てるストッパーが、前記針装置と組をなして配設されていることとすることができる。
またさらに、本発明に係るバリアブルカットオフ折機において、前記切断機構は、カッターが外周から突出するように配設されたカッター胴であることとすることができる。
本発明では、上記のバリアブルカットオフ折機を備える印刷機を構成することができる。
本発明によれば、装置全体の設置スペースを維持したままで、カットオフの変更に対応しながら高品質な折丁を提供することの可能なバリアブルカットオフ折機と、このバリアブルカットオフ折機を備える印刷機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機を、フレームを省略して概略的に示す正面図である。 下部搬送ベルトの概略構成を一部切り欠いて示す平面図である。 針装置及びストッパーの概略構成を拡大して示す図である。 最大カットオフで切断した個々のシートを増速搬送機構が搬送する例を概略的に示す図である。 最大カットオフ時に、後行する個々のシートを折胴がコレクトする例を概略的に示す図である。 最小カットオフで切断した個々のシートを増速搬送機構が搬送する例を概略的に示す図である。 最小カットオフ時に、後行する個々のシートを折胴がコレクトする例を概略的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機を、フレームを省略して概略的に示す正面図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本発明の第1実施形態に係る印刷機は、図1に示すように、連続紙W(Web)をロール状に巻き取りしたロール紙をセットする連続紙供給ユニット(図示せず)と、連続紙供給ユニットから供給される連続紙Wにデジタル印刷を施すデジタル印刷ユニット(図示せず)と、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100とを備えている。第1実施形態に係る印刷機において、連続紙供給ユニット及びデジタル印刷ユニットは、種々の公知のものを用いることができるため、説明を省略する。図1は、本発明の第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機の構成例を示す図である。
第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100は、デジタル印刷後の連続紙Wを断裁して枚葉状の個々のシートFP(Flat Paper)を形成する切断機構10と、切断後の個々のシートFPを下流側に搬送する増速搬送機構20及び折下搬送機構30と、増速搬送機構20及び折下搬送機構30(上流側)から搬送される個々のシートFPを順次巻き取る折胴40と、折胴40から個々のシートFPを受け取って下流側に搬送する咥え胴50とを備えている。すなわち、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100は、図1にて示すように、印刷後の連続紙Wを切断機構10により切断し、切断後の個々のシートFPを増速搬送機構20及び折下搬送機構30で搬送し、折胴40でコレクトし、咥え胴50で咥え折することにより、個々のシートFPを任意の枚数重ね合わせた折丁を作成するよう構成されている。なお、図1中の矢印Xは、個々のシートFPの搬送方向を示し、矢印Yは、折胴40の回転方向を示し、矢印Zは咥え胴50の回転方向を示す。
個々のシートFPは、供給される連続紙Wの種類、及び切断機構10によるカットオフ(切断長)の変更に応じて、種々の大きさのものとすることができる。
個々のシートFPの幅方向長さは、供給される連続紙Wの幅方向の長さに基づいて決定されている。特に、幅方向長さは、日本国内ブロード判の規格(546mm)と、日本国内タブロイド判の規格(406.5mm)とのいずれかに対応するように構成される。
個々のシートFPの走行方向長さは、カットオフの変更に応じて変更可能である。つまり、個々のシートFPの走行方向長さは、幅方向長さとは異なり、バリアブルカットオフ折機100の動作設定に応じて変更することが可能である。特に、走行方向長さは、日本国内ブロード判の規格2頁分(813mm)と、日本国内タブロイド判の規格2頁分(546mm)とのいずれかに対応するように構成される。
第1実施形態では、日本国内ブロード判の規格2頁分(813mm)のカットオフを「最大カットオフ」とする。そして、バリアブルカットオフ折機100が、個々のシートFPを最大カットオフする設定で動作しているときを「最大カットオフ時」とする。一方で、日本国内タブロイド判の規格2頁分(546mm)のカットオフを「最小カットオフ」とする。そして、バリアブルカットオフ折機100が、個々のシートFPを最小カットオフとする状態で動作しているときを「最小カットオフ時」とする。
切断機構10は、カッター胴11と、カッター刃11aと、カッター刃受け11bとを含んで構成される。そして、切断機構10は、供給される連続紙Wを個々のシートFPに切断する。
カッター胴11は、所定の周長で形成されており、外周面から突出するカッター刃11aを1つ備えている。そして、カッター胴11は、最大カットオフ時のカッター胴11の周速度と同速で供給されてくる連続紙Wを、1回転毎に1回切断する。
カッター胴11の周長は、最大カットオフ時の個々のシートFPの走行方向長さと同じ長さに構成される。そして、カッター胴11の周速度を連続紙Wと同速でカッター胴11が回転すると、個々のシートFPを最大カットオフとすることができる。
カッター胴11は、周速度を変更するための制御手段を有する。カッター胴11の周速度を変更すると、カッター刃11aが切断位置に到達する間隔は、カッター胴11の周速度の変更にともない変更されることになる。すなわち、バリアブルカットオフ折機100は、カッター胴11の周速度を任意の速度に変更可能に構成され、これにより、連続紙Wのカットオフを「最大カットオフ」から「最小カットオフ」までの任意の切断長に変更するように構成される。
増速搬送機構20は、下部搬送ベルト21と、下部吸引装置22と、上部搬送ベルト23と、上部吸引装置24とを含んで構成される。そして、増速搬送機構20は、切断機構10で切断された個々のシートFPを折下搬送機構30に向けて搬送する。また、増速搬送機構20は、切断機構10に供給されてくる連続紙Wの搬送速度よりも速い速度で個々のシートFPを搬送する。
増速搬送機構20は、搬送速度を任意の速度に変更することができるように構成される。増速搬送機構20の搬送速度は、最大カットオフ時に最も遅くなり、最小カットオフ時に最も早くなる。増速搬送機構20の搬送速度が最も遅いとき(最大カットオフ時)に、増速搬送機構20は、切断機構10までの連続紙Wの搬送速度よりも、例えば数%早い搬送速度で搬送する。一方で、増速搬送機構20の搬送速度が最も早いとき(最小カットオフ時)に、増速搬送機構20は、例えば最大カットオフ時の1.5倍の搬送速度で搬送する。
図2は、下部搬送ベルトの構成例を示す図である。図2にて示すように、下部搬送ベルト21は、ベルト部21aと、ベルト部吸引孔21bと、天板21cと、天板吸引孔21dとを含む。また、下部搬送ベルト21は、個々のシートFPの搬送経路の下部に配設された搬送機構である。下部搬送ベルト21は、上部搬送ベルト23とともに、個々のシートFPを上下で挟み込むようにして搬送する。
ベルト部21aは、複数のローラーによって懸架されるベルトである。複数のローラーに懸架されることにより所定の経路を形成し、ローラーの回転駆動力を動力源として周回する。この所定の経路は、個々のシートFPの通過経路を含む。下部搬送ベルト21における個々のシートFPの通過経路は、切断機構10の直後から、折下搬送機構30の最上流の位置までである。
ベルト部吸引孔21bは、図2にて示すように、ベルト部21aに対して形成される円形状の丸孔である。そして、ベルト部吸引孔21bは、個々のシートFPの走行方向と平行に所定のピッチで形成されるとともに、複数列形成される。搬送する個々のシートFPの走行方向長さを考慮すると、安定して個々のシートFPを搬送するために、ベルト部吸引孔21bの長手方向に対するピッチは、25mm程度であることが好ましい。
天板21cは、下部搬送ベルト21の内側に配設されるとともに、下部搬送ベルト21における個々のシートFPが通過する搬送路の直下に配設される。天板21cは、印刷機全体のフレームや、バリアブルカットオフ折機100に配設されているフレームなどに固定されている。そして、天板21cは、下部吸引装置22を固定する。
天板吸引孔21dは、天板21cに対して形成されるスリット孔であるとともに、個々のシートFPの走行方向と平行に所定のピッチで形成されるとともに、複数列形成される。
ベルト部吸引孔21bの走行方向と平行に形成される列と、天板吸引孔21dの走行方向と平行に形成される列は、それぞれの列が重なるように形成される。したがって、ベルト部21aが駆動しているときに、ベルト部吸引孔21bは、必ず天板吸引孔21dの上を通過することとなるため、バリアブルカットオフ折機100は、下部吸引装置22からの吸引力をベルト部吸引孔21bを介して個々のシートFPに伝達することが可能となり、個々のシートFPを拘束して搬送することが可能となる。
下部吸引装置22は、下部搬送ベルト21における個々のシートFPの通過経路下に複数配設される。ベルト部21aに対して直接固定されるのではなく、下部搬送ベルト21を形成する天板に対して固定されるため、下部吸引装置22自体は移動しない。そして、下部吸引装置22の吸引力は、吸引孔21bを介して個々のシートFPに伝達される。このような構成によれば、切断して枚葉紙となった個々のシートFPを、拘束した状態で確実に搬送することが可能となる。
上部搬送ベルト23は、個々のシートFPの搬送経路の上部に配設されたベルトである。上部搬送ベルト23は、下部搬送ベルト21とともに個々のシートFPを上下で挟み込むようにして搬送する。そして、上部搬送ベルト23は、複数のローラーによって形成された所定の経路を、ローラーの回転駆動力を動力源として周回する。この所定の経路は、切断機構10の直後から、折り返しローラーが折胴40に接しない位置までを含む。すなわち、上部搬送ベルト23は、下部搬送ベルト21よりも下流側まで個々のシートFPの搬送経路を有するように構成される。
上部吸引装置24は、増速搬送機構20に係る下部搬送ベルト21の最下流の位置に配設される吸引装置である。下部搬送ベルト21を駆動させるローラーと、折下搬送機構30を駆動させるローラーとの配設関係から、増速搬送機構20に係る下部搬送ベルト21と折下搬送機構30との間において、下部吸引装置22を配設するスペースが確保できない。したがって、増速搬送機構20に係る下部搬送ベルト21と折下搬送機構30との間は、個々のシートFPを拘束した状態で搬送を行えないため、搬送不良が起こり得る。そこで、搬送経路の上部に上部吸引装置24を配設し、個々のシートFPを吸引する構成とすることにより、搬送不良なく増速搬送機構20と折下搬送機構30との橋渡しを行う。
折下搬送機構30は、増速搬送機構20の下流、かつ、折胴40の上流に配設されるベルトコンベアである。また、折下搬送機構30は、折下搬送ベルト31と、折下吸引装置32と、針受けローラー33とを含んで構成される。折下搬送ベルト31は、針受けローラー33を含む複数のローラーによって形成された所定の経路を、ローラーの回転駆動力を動力源として周回する。この所定の経路は、増速搬送機構20の最下流の位置から折胴40に配設された針装置41が作動する位置までを含む。
折下搬送機構30の駆動速度は、増速搬送機構20のシート搬送速度及び折胴40の周速度と同速となるように調整される。このような構成によれば、折胴40が、折下搬送機構30から搬送されてくる個々のシートFPを捉えるときに、個々のシートFPの移動速度と、折胴40の周速度とを同速にした状態で、個々のシートFPを折胴40に巻き付けることが可能となるため、ヨレやつまりなどを発生させることなく、個々のシートFPを折胴40に巻き付けることが可能となる。したがって、折胴40が、個々のシートFPを確実にコレクト可能になり、作業効率の低下を防ぐことが可能となる。なお、このような折下搬送機構30の駆動速度の調整は、予め手動により設定する構成としても良いし、制御装置を組み込むことにより自動で調整される(同期される)構成としてもよい。
折下吸引装置32は、個々のシートFPの搬送経路の下部から個々のシートFPを吸引する吸引装置である。折下吸引装置32は、上部吸引装置24から個々のシートFPの拘束を引き継ぐ。このような構成によれば、個々のシートFPをフリーな状態にすることなく拘束した状態で搬送することが可能となるため、安定した搬送が可能となる。したがって、搬送不良を防ぐことが可能となる。
針受けローラー33は、溝部(不図示)を含んで構成される。また、針受けローラー33は、折胴40の軸線に対して平行かつ回転可能に支持されている。そして、針受けローラー33は、折胴40との間隙が狭くなるように設定されているので、送り込まれた個々のシートFPに針装置41の針が突き刺さって貫通したときに、貫通した針の先端側は溝部に進入することとなり、腰の弱いシートに対して確実に針装置41の針を刺すことが可能となる。したがって、確実に折胴40が個々のシートFPをコレクトすることができるようになり、作業効率の低下を防ぐことが可能となる。
折胴40は、図1及び図3に示すように、折胴40を周方向に二等分する位置に配設された2つの針装置41と、各針装置41にそれぞれ近接して設けられたストッパー42と、折胴40の周面に沿って移動可能に配設された2つの差し刃装置43とを含んで構成される。この折胴40は、折下搬送機構30の下流、かつ、咥え胴50の上流に配設される。
折胴40の周速度は、増速搬送機構20及び折下搬送機構30のシート搬送速度と同速となるように調整される。このような折胴40の周速度の調整は、予め手動により設定する構成としても良いし、制御装置を組み込むことにより自動で調整される(同期される)構成としてもよい。また、折胴40の半周の長さは、「最大カットオフ時の個々のシートFPの長さ+ストッパー42の回転方向長さ」よりも長くなるように構成される。したがって、第1実施形態に係る折胴40は、半回転する度に1枚の個々のシートFPを巻き付けるように構成される。
針装置41は、折胴40の外周側近傍に等間隔で2つ配設されており、例えば、カムなどの機構により、針刺し位置にて、針が折胴40の外周面から突出可能に構成される。針刺し位置は、折下搬送機構30から搬送されてくる個々のシートFPが折胴40と最も近づく位置となるように構成される。
図3は、針装置及びストッパーの構成例を示す図である。ストッパー42は、図3にて示すように、各針装置41とペアになって設けられているとともに、針装置41の針が折胴40の周面から径方向外側に突出するときの下流側(回転方向でいえば、順方向側)に配設される。このような構成によれば、搬送される個々のシートFPの頭位置を決めることができるようになり、針を的確に個々のシートFPの走行方向先端(搬送方向の前端縁部)に刺すことが可能となるため、精度の高い折丁を作成することが可能となる。
差し刃装置43は、折胴40の外周に等間隔で2つ配設され、差し刃を突出させて針装置41により保持されている(コレクトされている)一枚の個々のシートFP、又は、2以上の任意の重ね枚数の個々のシートFPからなるシート群を咥え胴50に咥え込ませるように構成される。差し刃装置43は、折胴40と咥え胴50との距離が最小となる位置にて、差し刃を折胴40の周面から径方向外側に突出させるように構成される。
差し刃装置43は、個々のシートFPの搬送方向の長さ(カットオフ)に応じて、折胴40における周方向の位置(位相)を変更可能に構成されている。具体的には、最大カットオフ時における位置を差し刃装置43の基準位置とすると、差し刃装置43は、折胴40の回転軸(軸心)を中心にして、基準位置から最大35°回転変位することが可能に構成される。回転変位方向は、カットオフを短くするときは、折胴40の回転方向Yと同一の方向(すなわち、回転方向前方側の針装置41に接近する方向)となり、カットオフを長くするときは、折胴40の回転方向Yと逆の方向(すなわち、回転方向前方側の針装置41と離間する方向)となる。なお、変更手段は、手動で位相を変更する構成としてもよいし、制御装置を組み込むことにより自動で位相変更する構成としてもよい。このような構成を備える差し刃装置43によれば、個々のシートFPのカットオフに応じて、各差し刃装置43の折胴40における周方向の位置を適宜変更させることができる。このため、個々のシートFPの搬送方向の中央を的確に突き出すことが可能となり、精度の高い折丁を作成することが可能となる。
咥え胴50は、咥え胴50の周面に沿って移動可能に配設された2つの咥え装置51を含んで構成される。咥え胴50は、折胴40の下流側に配設され、折胴40の回転軸と平行な回転軸を有するように構成される。また、咥え胴50の回転方向は、折胴40と逆になるように構成される。
咥え胴50の周速度は、折胴40の周速度と同速となるように調整される。このような咥え胴50の周速度の調整は、予め手動により設定する構成としても良いし、制御装置を組み込むことにより自動で調整される(同期される)構成としてもよい。また、咥え胴50の周長は、折胴40の周長と同じ周長になるように構成される。
咥え胴50は、差し刃装置43の位相変更に応じて、咥え装置51の位相を回転変位することが可能に構成される。回転変位方向は、カットオフを短くするときは、咥え胴50の回転方向Zと同一の方向となり、カットオフを長くするときは、咥え胴50の回転方向Zと逆の方向となる。
咥え装置51は、咥えカム(不図示)と、咥えカムのカムフォロアー(不図示)と、咥え刃(不図示)とを含んで構成される。第1実施形態では、咥え装置51は、咥え胴50の外周に等間隔で2個所配設される。この咥え装置51は、折胴40及び咥え胴50が回転し、かつ、折胴40に配設された差し刃装置43が作動したとき、差し刃を受けることが可能となるように配置される。すなわち、差し刃装置43及び咥え装置51は、折胴40と咥え胴50とが回転しているときに、折胴40と咥え胴50とが最も近づく位置において、差し刃装置43及び咥え装置51が対向するように配置される。
以上、第1実施形態に係る印刷機及びバリアブルカットオフ折機100の構成例について説明した。上述したように、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100は、印刷済みの連続紙Wを切断機構10により切断し、枚葉紙となった個々のシートFPを増速搬送機構20により折下搬送機構30へ搬送し、さらに折下搬送機構30により折胴40へ搬送し、折胴40によりストレートラン又は任意の重ね枚数のコレクトランを実行し、折胴40の約半周毎に又は任意の複数回転毎に、一枚の個々のシートFP又は任意の重ね枚数からなるシート群を咥え胴50により咥え込むことにより折丁を作成するように構成されている。特に、第1実施形態の印刷機及びバリアブルカットオフ折機100では、切断機構10の切断間隔と、折下搬送機構30の搬送速度と、折胴40及び咥え胴50の周速度とは、枚葉状シートFPの搬送方向の長さに応じて適宜設定乃至調整されるように構成されている。
次に、第1実施形態に係る印刷機及びバリアブルカットオフ折機100の動作について説明する。なお、以下の説明では、特に、最大カットオフ時と、最小カットオフ時とに分けて説明を行う。
まず初めに、印刷機及びバリアブルカットオフ折機100が、最大カットオフ時に設定された状態で行う動作について説明する。すなわち、増速搬送機構20は、切断機構10により切断された個々のシートFPを、わずかに早めて搬送する。
まず、印刷機及びバリアブルカットオフ折機100を使用する作業者は、個々のシートFPのカットオフが813mmとなるように設定する。第1実施形態では、上述のように、切断機構10の周長が最大カットオフと等しい長さに構成されるため、供給されてくる連続紙Wの供給速度とカッター胴11の周速度とを等しくすることにより、個々のシートFPのカットオフは、813mmで一定となる。
図4は、最大カットオフで切断した個々のシートFPを増速搬送機構20が搬送する例を示す図である。図4中の破線αは、「折胴の周長の半周の長さ」を示し、破線β1は、「最大カットオフで切断された個々のシートFPの長さ」を示し、破線γは、「増速搬送機構20の作用により生じた間隔」を示す。なお、個々のシートFP3の位置は、カッター胴11に切断されたまさにその時の位置であるため、個々のシートFP3は、増速搬送機構20の作用を受けていないこととなる。
増速搬送機構20は、図4にて示すように、カットオフ813mmの個々のシートFP1,FP2,FP3,・・・,FPNを折下搬送機構30に搬送する。このとき、切断前の搬送速度よりも、切断後の搬送速度を速くして(つまり、切断後に加速させて)個々のシートFPを搬送するため、増速搬送機構20は、前後する個々のシートFP間に、速度差に応じた間隔を作る。ただし、最大カットオフ時においては速度差が小さいため、増速搬送機構20により作り出される間隔はごくわずかとなる。
増速搬送機構20が先行する個々のシートFP1を折下搬送機構30まで搬送すると、折下搬送機構30が折胴40の周速度と同速で個々のシートFP1を折胴40のストッパー42に突き当てる(図5参照)。
個々のシートFP1をストッパー42に突き当てると同時に、折胴40の針装置41の針が個々のシートFP1の搬送方向の前端縁部に突き刺さり(針装置41が作動し)、折胴40は、個々のシートFP1を巻き取る(コレクトする)。個々のシートFP1を保持している状態で、折胴40が半周回転すると(次のストッパー42の突き当て位置まで回転すると)、個々のシートFP1と同様に増速搬送機構20、折下搬送機構30を経由して搬送されてきた個々のシートFP2がストッパー42に突き当たり、その個々のシートFP2の搬送方向の前端縁部に針装置41の針が突き刺さる。
図5は、最大カットオフ時に、後行する個々のシートを折胴40が巻き取る(コレクトする)例を示す図である。図5にて示すように、破線β1にて示す「最大カットオフ」と、破線γにて示す「増速搬送機構20の作用により生じた間隔」と、を合わせた長さが、破線αにて示す「折胴40の半周の長さ」と等しいこととなる。したがって、折胴40でコレクトする最大カットオフの個々のシートFPは、一度位置決めを行えば、必ずストッパー42に走行方向先端を突き当てた状態で針装置41により保持(コレクト)されることとなり、折胴40における周期的なコレクト動作を正確に行うことが可能となる。つまり高品質な折丁を作成することが可能となる。
そして、一の針装置41において先行する個々のシートFP1を保持し、かつ、他の針装置41において後行する個々のシートFP2を保持した状態においてさらに折胴40が回転し、差し刃装置43の差し刃と咥え胴50の咥え装置51との距離が最小となった際に、差し刃装置43による個々のシートFP1の突き出し動作が実行される。また、これと同時に針装置41の針の先端が折胴40の周面よりも径方向内側に後退し、保持していた個々のシートFP1を解放する。差し刃装置43により突き出された個々のシートFP1は、咥え胴50の咥え装置51により二つ折り状態で咥え込まれ、折丁とされた上で、下流側に設置された不図示の集積機構(後処理装置)などに向けて搬送する。なお、上述の説明では、一枚の個々のシートFP1で折丁を形成する、いわゆるストレートランの態様を説明したが、第1実施形態に係る印刷機及びバリアブルカットオフ折機100では、これに限定されず、任意の重ね枚数からなるコレクトランを実行することも可能である。このようなコレクトランは、個々のシートFPが任意の重ね枚数となるまで、針装置41の針を折胴40の周面から径方向外側に突出した状態で維持させると共に、差し刃装置43の差し刃を折胴40の周面から径方向内側に後退した状態で維持させ、その後、個々のシートFPが任意の重ね枚数となった際に、針装置41の針を折胴40の周面から径方向内側に後退させると共に、差し刃装置43の差し刃を折胴40の周面から径方向外側に突出させることにより、実現することができる。
以上、最大カットオフ時のバリアブルカットオフ折機100の動作について説明した。次に最小カットオフ時のバリアブルカットオフ折機100の動作を説明する。カットオフを変更するときに問題となることは、折胴40の周長を変更することができない点にある。すなわち、個々のシートFPのカットオフが短くなるということは、走行方向長さが短くなるということであり、個々のシートFPの到達間隔も必然的に短くなる。したがって、折胴40に搬送されてくる個々のシートFPの頭位置が、折胴40が半周回転するよりも速く到達することとなり、適切な針刺し位置にて、個々のシートFPの走行方向先端側を刺すことができないこととなる。そこで、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100では、増速搬送機構20による搬送速度差を用いて、この問題点を解消することとしている。
まず、最小カットオフへの変更に応じて、カッター胴11は、周速度を上げる。具体的には、最大カットオフ(813mm)と最小カットオフ(546mm)との長さ比から、1.5倍の周速度に変更する。すなわち、1.5倍速で切断を行うことにより、カットオフを最小カットオフにする。
ここで、図6は、最小カットオフで切断した個々のシートFPを増速搬送機構20が搬送する例を示す図である。図6中の破線αは、「折胴の周長の半周の長さ」を示し、破線β2は、「最小カットオフで切断された個々のシートFPの長さ」を示し、破線γは、「増速搬送機構20の作用により生じた間隔」を示す。
増速搬送機構20は、図6にて示すように、カットオフ546mmの個々のシートFP1,FP2,FP3,FP4,・・・,FPNを折下搬送機構30に搬送する。上述のように、最小カットオフ時の増速搬送機構20は、最大カットオフ時の1.5倍の搬送速度に変更する。すなわち、図6にて示すように、最大カットオフ時に比べて、個々のシートFP1,FP2,FP3,FP4は短くなり、また、個々のシートFP間の間隔は大きくなる。
増速搬送機構20が先行する個々のシートFP1を折下搬送機構30まで搬送すると、折下搬送機構30が、折胴40の周速度と同速で個々のシートFP1を折胴40のストッパー42に突き当てる(図7参照)。
個々のシートFP1をストッパー42に突き当てると同時に、折胴40の針装置41の針が個々のシートFP1の搬送方向の前端縁部に突き刺さり(針装置41が作動し)、折胴40は、個々のシートFP1を巻き取る(コレクトする)。個々のシートFP1を保持(コレクト)している状態で、折胴40が半周回転すると(次のストッパー42の突き当て位置まで回転すると)、個々のシートFP1と同様に増速搬送機構20、折下搬送機構30を経由して搬送されてきた個々のシートFP2がストッパー42に突き当たり、その個々のシートFP2の搬送方向の前端縁部に針装置41の針が突き刺さる。
図7は、最小カットオフ時に、後行する個々のシートを折胴40が巻き取る例を示す図である。図7にて示すように、破線β2にて示す「最小カットオフ」と、破線γにて示す「増速搬送機構20の作用により生じた間隔」と、を合わせた長さが、破線αにて示す「折胴40の半周の長さ」と等しいこととなる。したがって、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100は、増速搬送機構20により切断後の個々のシートFPを増速させることにより速度差に応じた間隔を作る構成としているため、先行する個々のシートFPの走行方向先端と、後行する個々のシートFPの走行方向先端との距離が、折胴40の周長の半分の長さと等しくなり、カットオフの変更を行っても、適切な個々のシートFPの頭位置を決めることが可能となる。
そして、折胴40がコレクトする個々のシートFPの長さが短くなることにより、咥え装置51に咥え込ませる個々のシートFPの中心位置も変化することとなる。したがって、上述したとおり、最大カットオフ時から最小カットオフ時に変更されたことに応じて、差し刃装置43は位相を変える。
ここで、差し刃装置43のみの位相を変えると、差し刃装置43と咥え装置51との同期ずれが生じる。つまり、差し刃装置43の差し刃が作動するときに、咥え込み装置51は差し刃装置43と対向する箇所に位置しないこととなる。したがって、咥え込み装置51による個々のシートFP1の咥え込みが行えないこととなる。そこで、咥え装置51を含んで構成される咥え胴50は、差し刃装置43の位相変更に同期して位相を変える。したがって、位相を変えた差し刃装置43の差し刃が作動し、作動した差し刃を咥え装置51で咥え込むことができるようになる。このようにして、バリアブルカットオフ折機100は、上述した最大カットオフ時の場合と同様の方法により、折丁を作成し、作成した折丁を下流側に設置された不図示の集積機構(後処理装置)などに向けて搬送する。なお、上述の説明では、いわゆるストレートランの態様を説明したが、これに限定されず、上述した最大カットオフ時の場合と同様の方法により、任意の重ね枚数からなるコレクトランを実行することも可能である。
以上、最小カットオフ時のバリアブルカットオフ折機100の動作について説明した。
上述のように、第1実施形態に係る印刷機及びバリアブルカットオフ折機100は、切断長を変更可能とする切断機構10により、連続紙Wを任意の切断長を有する個々のシートFPに切断し、搬送速度を変更可能な増速搬送機構20により、切断長の変更に応じて個々のシートFPを増速して搬送し、折胴40に配設した針装置41により、個々のシートFPの走行方向先端に針を刺し、折胴40に配設した切断長の変更に応じて変位可能な差し刃装置43により、針装置41で刺した個々のシートFPに対して差し刃を差し当て、差し刃装置43の変位に応じて回転変位可能な咥え胴50に配設した咥え装置51により、差し刃を咥え込み、折丁を作成する構成としている。したがって、カットオフの変更に対応しながら高品質な折丁を作成することが可能となっている。
つまり、第1実施形態に係る印刷機及びバリアブルカットオフ折機100によれば、増速搬送機構20に基づく搬送速度の変化によって、カットオフに応じたシート間隔を作り出し、個々のシートとシート間隔とを折胴40の周長に応じた長さにすることが可能となるため、装置全体の設置スペースを維持したままで、カットオフの変更に対応しながら好適な折丁を提供することが可能となる。
また、第1実施形態に係る印刷機及びバリアブルカットオフ折機100によれば、例えば、センサなどの電子機器により個々のシートFPの位置関係を検出してタイミング調整を行うようなことをせずとも、折胴40の周長に合わせて折胴40にシートを巻き付けるタイミングを計ることが可能となるため、装置全体のコストを抑えることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の範囲には限定されない。上記各実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100において、増速搬送機構20と折り胴40との間には、折下搬送機構30が設けられるとして説明したが、これに限定されず、折下搬送機構30は設けられなくても良い。図8は、折下搬送機構30を設けないバリアブルカットオフ折機(第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200)の一例を示す図である。以下、第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200において、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100と同一の符号を用いた構成については、第1実施形態において説明した構成と同様の構成を備えるものであること意味するものとし、その詳細な説明を省略する。また、第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200の動作は、第1実施形態において説明した動作から明らかに把握できるものであるため、その説明を省略する。
第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200は、図8に示すように、デジタル印刷後の連続紙Wを断裁して枚葉状の個々のシートFPを形成する切断機構10と、切断後の個々のシートFPを下流側に搬送する増速搬送機構20´と、増速搬送機構20´(上流側)から搬送される個々のシートFPを順次巻き取る折胴40と、折胴40から個々のシートFPを受け取って下流側に搬送する咥え胴50とを備えている。なお、第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200において、切断機構10、折胴40及び咥え胴50の構成については、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100の切断機構10、折胴40及び咥え胴50と同様の構成を備えるものを用いることができる。すなわち、第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200は、上部吸引装置24及び折下搬送機構30を備えず、増速搬送機構20´が折胴40の下方側まで延設されている点において、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100と異なる構成を有している。具体的には、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100では、個々のシートFPの搬送経路の下部に配設された搬送機構が、増速搬送機構20の下部搬送ベルト21と、折下搬送機構30の折下搬送ベルト31とで構成されていたが、第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200では、折下搬送機構30が設けられず、切断機構10の下流側近傍から折胴40の下方近傍に亘って張り渡された一のベルトコンベア(下部搬送ベルト21´)によって、個々のシートFPの搬送経路の下部側の搬送機構が構成されている。
第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200の増速搬送機構20´は、下部搬送ベルト21´と、下部吸引装置22と、上部搬送ベルト23と、針受けローラー33とを含んで構成され、切断機構10に供給されてくる連続紙Wの搬送速度よりも速い任意の速度で個々のシートFPを搬送するように構成されている。なお、第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200において、増速搬送機構20´は、上部吸引装置24を備えないものとして説明したが、これに限定されず、上部吸引装置24を設けても良い。
下部搬送ベルト21´は、ベルト部21aと、ベルト部吸引孔21bと、天板21cと、天板吸引孔21dとを有している。この下部搬送ベルト21´は、切断機構10の下流側近傍から折胴40の下方近傍に亘って設けられた、針受けローラー33を含む複数のローラーに張り渡されており、切断機構10の直後から折胴40に配設された針装置41が作動する位置までを含む所定の経路を、ローラーの回転駆動力を動力源として周回するよう構成されている。
以上のような第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機200によれば、折下搬送機構30を設けることなく、第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機100と同様の動作を実行することができるため、設備コストを抑えることができる。
また、本発明は、第2実施形態に係るバリアブルカットオフ折機の他に、例えば以下のような変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、第1実施形態における吸引装置22,24,32は、バキュームを用いてシートを吸引する構成を採用しているが、本発明の範囲は、このような構成に限られることはない。例えば、ベルトに吸盤を設け、吸盤で直接吸引することによりシートを搬送する構成を用いてもよい。
例えば、上述した第1実施形態の切断機構10は、回転式のカッター胴を用いる構成としているが、これに限定されず、例えば、一定の速度で切断可能で、かつ、切断間隔(速度)を変更可能なピストン式のカッターを用いてもよい。
上述した第1実施形態では、「最大カットオフ時」の動作と、「最小カットオフ時」の動作とに対応する構成を特に説明したが、カットオフについては、これら2つには限られない。すなわち、「最大カットオフ」と「最小カットオフ」との範囲内でカットオフを任意に変更し、変更したカットオフに応じた折丁を作成することが可能であることは言うまでもない。
第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機において、針装置41及び差し刃装置43は、それぞれ2つずつ設けられるとしたが、これに限定されず、1又は3以上設けられても良い。なお、針装置及び差し刃装置が1つずつ設けられる場合には、折胴の周長が、第1実施形態に係る折胴の周長の半分となる。また、針装置及び差し刃装置がX個(但し、Xは3以上の整数)ずつ設けられる場合には、折胴の周長が、第1実施形態に係る折胴の周長のX/2倍となる。
第1実施形態に係るバリアブルカットオフ折機において、ストッパー42は、枚葉紙となった個々のシートFPの種類や搬送速度等に影響されることなく、搬送される個々のシートFPの頭位置を確実に位置決め可能であることから、設けることが好ましいが、これに限定されず、搬送される個々のシートFPの条件(例えば、紙の剛性、表面状態及び搬送速度等)によっては、設けなくてもよい。
上記のような変形例が本発明の範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
この発明は、連続紙のカットオフ(切断長さ)の変更に対応可能な折機に利用可能である。
100,200 バリアブルカットオフ折機、10 切断機構、11 カッター胴、11a カッター刃、11b カッター刃受け、20,20´ 増速搬送機構、21,21´ 下部搬送ベルト、21a ベルト部、21b ベルト部吸引孔、21c 天板、21d 天板吸引孔、22 下部吸引装置、23 上部搬送ベルト、24 上部吸引装置、30 折下搬送機構、31 折下搬送ベルト、32 折下吸引装置、33 針受けローラー、40 折胴、41 針装置、42 ストッパー、43 差し刃装置、50 咥え胴、51 咥え装置、W 連続紙、FP,FP1,FP2,FP3 個々のシート、X 搬送方向、Y,Z回転方向、α 折胴の周長の半周の長さ、β1 最大カットオフ、β2 最小カットオフ、γ 増速搬送機構20の作用により生じた間隔。

Claims (4)

  1. 連続紙を個々のシートに切断する切断機構と、
    前記個々のシートを前記連続紙の搬送速度よりも速い速度で搬送する増速搬送機構と、
    前記個々のシートの走行方向先端に針を刺す針装置と、当該針装置で刺した前記個々のシートに対して差し刃を差し当てるとともに、前記個々のシートの切断長の変更に応じて変位する差し刃装置とが外周面に配設される折胴と、
    前記差し刃を咥え込む咥え装置が外周面に配設されるとともに、前記差し刃装置の変位に応じて回転変位する咥え胴と、
    を備え
    前記切断機構は、カッター刃を有するカッター胴と、該カッター胴の周速度を任意の速度に変更する制御手段とを備え、該制御手段により前記カッター胴の周速度を変更することにより、前記個々のシートの切断長を任意の長さに変更可能に構成され、
    前記増速搬送機構は、前記個々のシートの搬送速度が前記折胴の周速度と同速となるように、切断長の変更に応じて前記個々のシートの搬送速度を変更可能に構成されている
    ことを特徴とするバリアブルカットオフ折機。
  2. 請求項1に記載のバリアブルカットオフ折機において、
    前記増速搬送機構は、
    吸引孔を有するベルトコンベアと、
    前記吸引孔を介して個々のシートを吸引する吸引装置と、
    を含むことを特徴とするバリアブルカットオフ折機。
  3. 請求項に記載のバリアブルカットオフ折機において、
    前記ベルトコンベアにおける前記個々のシートが通過する搬送路の直下に配設され、前記吸引装置を固定する天板を更に備え、
    前記天板には、前記個々のシートの搬送方向に沿って天板吸引孔が複数形成されており、
    前記ベルトコンベアの前記吸引孔は、前記天板吸引孔の列と重なるように、前記個々のシートの搬送方向に沿って複数形成されている
    ことを特徴とするバリアブルカットオフ折機。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のバリアブルカットオフ折機を備える印刷機。
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