JP3486394B2 - 輪転機用折機 - Google Patents

輪転機用折機

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JP3486394B2 JP2000285065A JP2000285065A JP3486394B2 JP 3486394 B2 JP3486394 B2 JP 3486394B2 JP 2000285065 A JP2000285065 A JP 2000285065A JP 2000285065 A JP2000285065 A JP 2000285065A JP 3486394 B2 JP3486394 B2 JP 3486394B2
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商業オフセット輪
転機等の輪転機に設備する折機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商業用オフセット輪転機等の輪
転機には折機が設備される。図9及び図10はこのよう
な輪転機に設備した折機の構造例を示す説明図であり、
図9は印刷したウェブを折帳として排紙する形式の折機
の例を示し、図10は印刷したウェブを単葉のシートと
して排紙する形式の折機の例を示す。また、図11は折
帳と単葉シートとの何れかを選択的に形成すべく構成し
た従来の折機及び排紙装置部の概略構成を示す説明図で
ある。
【0003】特に図示しないが、一般的な商業用オフセ
ット輪転機の全体構成については、主な構成要素とし
て、ウェブ供給部,印刷ユニット部,乾燥部,冷却部,
折機及び該折機において形成した折帳を外部へ搬出する
排紙装置部(以下、単に排紙装置という)を印刷ライン
の上流側から順に備えている。このうち、折帳7を形成
する折機3及び排紙装置21は、図9に示す如く構成さ
れ、印刷を終えたウェブ5は、前工程の印刷装置から連
続的に搬送された後、折帳用折機3の入口部に設けた三
角板(図示略)により縦方向に沿って二つ折りされ、縦
折されたウェブとして、次に、下方に配設したリードイ
ンローラ,ニッピングローラ等(図示略)に狭持されて
回転移送された後、くわえ胴8と折胴9と間に送り込ま
れる。
【0004】くわえ胴8には、搬入されてきたウェブ5
の断裁長さの中央部を把持するくわえ装置22が具備さ
れている。また、外周面へ軸方向に沿って鋸刃23a,
23bの受け部材として軸方向にゴム等の弾性体で形成
したゴム台(鋸刃受)24a,24bが設けられてい
る。なお、ここでは、くわえ装置22,ゴム台(鋸刃
受)24a,24bは、いずれもくわえ胴8の外周部近
傍に位相差180°で2つずつ設けられている。また、
2つのゴム台(鋸刃受)を区別しない場合は符号24で
示す。
【0005】一方、折胴9には、鋸状の鋸刃23a,2
3bを組み込ませた鋸台25a,25bと、アーム先端
に針18を備えた針装置16と、折ブレード26とが設
備されている。ここでも、鋸刃23a,23b,鋸台2
5a,25b,針装置16,折ブレード26は、いずれ
も折胴9の外周部近傍に位相差180°で2つずつ設け
られている。また、鋸刃,鋸台については書く2つを区
別しない場合は符号23,25で示す。
【0006】また、上記のくわえ胴8と折胴9とは、通
常同じ直径を有し、鋸刃23とゴム台24とが対応しく
わえ装置22と折ブレード26とが対応するように位相
設定された状態で、互いに同期して対向回転すべく構成
されている。前記の針装置16の針18は、針軸に組み
つけてある針アームの先端に取り付けられており、折胴
9の回転と連動し回転中に所定の位相位置において折胴
9の外周面から出没するようになっている。つまり、ウ
ェブ5が鋸刃23aとゴム台(鋸刃受)24aとにより
切断されると同時に折胴9の表面から針18が飛び出し
て後続するウェブ5の先端を突き刺し、切断後のウェブ
5の先端を保持し、切断後のウェブ5を折胴9の外周面
へ巻き付ける。
【0007】切断されたウェブ5が、折胴9の外周面へ
巻き付いて回転移送されて、2つの鋸刃23a,23b
の中間で折胴9の折ブレード26がくわえ胴8のくわえ
装置22に対応する位置に近づくと、上記した針18は
次第に抜け、ウェブ5は折ブレード26によって開口し
たくわえ装置22の爪部へ押し込まれた後このくわえ装
置22で把持される。これによりウェブ5は、走行方向
の中間部で折られ(横折りされ)、くわえ装置22でく
わえられた部分が先導部分となって、くわえ胴8周りに
略90度回転した後、ウェブ5をゴム台24bと鋸台2
5に固設した鋸刃23bとの係合によって切断すると共
に、切断位置に近接する次の針18が、後続する下流側
ウェブ5の先端を引っ掛けるべく飛び出し、ウェブ5の
先端を折胴9の外周へ巻き付くよう先導し、上述と同様
に処理するようになっている。
【0008】折ブレード26は、折胴9に組み込まれた
ブレード軸に固設されており、折胴9の回転と連動し
て、回転中に所定の位相位置において折胴9から出没す
るようになっている。上述したように、この折ブレード
26は、くわえ胴8のくわえ装置22に対応する位置に
おいて、折胴9に巻きつけられたウェブ5をくわえ装置
22の爪部に押し込み中央で二つ折りにすべく機能す
る。
【0009】次に、くわえ装置22は、折胴9の折ブレ
ード26により押し込まれたウェブ5を咥えこみ、後端
が切断されると折帳7を作成するようになっており、そ
の後折帳7を下流搬送コンベア10a,10bに挟持さ
せると、くわえを開放しコンベア10側へ移送すべく機
能する。なお、図9中の符号19はチョッパ折装置であ
る。このチョッパ折装置19は、揺動アームを介して昇
降する折ブレード32と折り込みローラ20等から構成
されており、搬送コンベア10a,10bを介して搬送
されたシート6、或いは折張7に対し、所定のタイミン
グで折ブレード32を振り下ろし、搬送方向に沿って折
り畳んだ後、下方の折り込みローラ20a,20bの中
間に挿入させるよう機能する。
【0010】こうして、折り込みローラ20a,20b
の中間に挿入された折張7は、続いて直下部に位置する
羽根車11に案内される。この羽根車11は、上記のよ
うに送り出された折帳7を受け取り、所定ピッチで排紙
コンベア12上へ移載する装置であり、複数枚のブレー
ド(羽根)にて構成され、複数列組み合わせて使用する
ようになっている。この羽根車11の回転速度と排紙コ
ンベア12の走行速度比により、排紙コンベア12上に
並べる折帳7の排出ピッチが決定される。
【0011】ところで、近年チラシを主体として例えば
B4サイズの2頁,4頁,8頁のものの需要が高まって
おり、前記した折帳7と単葉のシート6とを排紙できる
折機が要求されるようになって来ている。上記のシート
形態での排紙を目的とした折機として、図10に示す形
式のシート用折機4がある。
【0012】この折機4は主なユニットとして、鋸胴1
4,重ね胴13,受け渡し胴27,搬送コンベア10,
羽根車11及び排紙コンベア12等から構成されてい
る。この折機4の機能について図10,図11を参照し
て説明すると、印刷装置部において印刷を終えたウェブ
5は、横幅方向中央において裁断され、2条のリボン1
7a,17b(これらを区別しない場合には符号17で
示す)に形成された後、折のないウェブとして、2枚重
ねの状態で折機4に搬入される。
【0013】続いて、搬送されたリボン17は、ドラッ
グローラ29と紙押さえローラ30との間に狭持されこ
れらの回転によって重ね胴13と鋸胴14との間に搬入
され、重ね胴13に具備された針装置16の針18によ
って先端を保持されると同時に、鋸胴14の鋸刃23と
重ね胴13のゴム台24との間で切断される。鋸胴14
が1回転する毎に2回切断できるように鋸刃23は円周
に2個所設けられ、重ね胴13は鋸胴14の1.5倍の
直径で、針装置16は円周に3個所設けられている。ま
た、受け渡し胴27は鋸胴14の2倍の直径で、針装置
16は円周に2個所設けられている。
【0014】したがって、鋸胴14で切断されたリボン
17a,17bの先端は重ね胴13の針装置16によっ
て2枚のシートとして保持される。重ね胴13の針装置
16が受け渡し胴27の針装置16に出会うのは1個置
きになる。このため、重ね胴13の針装置16で保持さ
れた2枚のシート6は受け渡し胴27に出合っても、1
回置きにしか受け渡し胴27の針装置16に出合わず、
したがって、重ね胴13は、シート6を保持したまま回
転し、次に鋸胴14と出合ったとき、更に別のシート6
の先端を保持する。
【0015】この結果、重ね胴13は、4枚のシート6
を保持して回転し、次に受け渡し胴27に出合ったとき
には受け渡し胴27の針装置16と出合うので、受け渡
し胴27へ4枚のシート6の受け渡しを行う。このよう
に、重ね胴13の針装置16はシート6を2回受け取っ
た後、受け渡し胴27へ受け渡すようになっている。続
いて受け渡し胴27に移載されたシート6は、一対の搬
送ベルト10a,10bに受け渡されこれらのベルト1
0a,10bに挟持されて、下方に設備した羽根車11
に投入される。其の後、羽根車11から排紙コンベア1
2上に移載され、屋根瓦状に排出されて外部へ搬出され
ることになる。
【0016】折帳7とシート6との両形態で排紙する従
来の折機は、上記したように、それぞれ専用に構成され
ている。つまり、折帳用折機3とシート用折機4との形
式の異なる2台の折機3,4を共に併設させたもので、
これらの配置(レイアウト)の一例としては、図11に
示すように、シート排紙タイプの折機4を折張排紙タイ
プの折機3のライン外に設備し、ターンバー31等を介
してウェブ5の走行経路を変更することによって、両形
式の折機を選択的に使用できるよう構成したものがあ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
の折帳,シート兼用型折機には以下のような課題があ
る。つまり、前記したように、これまでの兼用型折機は
折帳7とシート6との両形態で排紙すべく各々専用に製
造した、形式の異なる2組の折機、つまり折機3と折機
4とを併設し、何れか片側を選択的に使用するものであ
るため、設置場所として折機二台分が必要で、必要スペ
ースが非常に広くなってしまう。
【0018】また、ウェブ5の走行経路が複雑になっ
て、レイアウトが困難になると共に、保守点検,修理等
のメンテナンスの作業性が低下してしまう。独立に製造
した二台の折機3,4を併設させる構造では、当然なが
ら製造コストが高騰してしまう。本発明は、上述の課題
に鑑み創案されたもので、折張の排紙とシートの排紙と
を一台の折機により行えるようにして、狭いスペースに
設置できるとともにコストを削減できて、メンテナンス
を容易に行なえるようにした、輪転機用折機を提供する
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の輪転
機用折機は、輪転機を走行するウェブを所定長さに切断
し、該ウェブを該所定長さの中央近辺で折るための折胴
及びくわえ胴と、該ウェブを該所定長さの半分の切断長
さに切断する鋸胴と、該鋸胴の鋸刃に対応する鋸刃受
と、該切断長さの奇数倍の外周長を有する重ね胴とが、
並設され、上記の各胴の隣接するものどうしは互いに係
合していることを特徴としている(請求項1)。
【0020】上記の各胴については、該くわえ胴と該折
胴とが係合し、該折胴と該重ね胴とが係合し、該重ね胴
と該鋸胴とが係合している構成(請求項2)、又は、該
折胴と該くわえ胴とが係合し、該くわえ胴と該重ね胴と
が係合し、該重ね胴と該鋸胴とが係合している構成(請
求項3)が好ましいしい。該くわえ胴と該折胴との間に
縦折されたウェブ又は折りの無いウェブを導入する状態
と、該重ね胴と該鋸胴との間に折りの無いウェブを導入
する状態とを切換える切換装置をそなえていることが好
ましいしい(請求項4)。
【0021】該くわえ胴と該折胴との間に縦折されたウ
ェブ又は折りの無いウェブを導入して横折された折帳
と、該重ね胴と該鋸胴との間に折りの無いウェブを導入
して該切断長さに断裁されたシートとを共通の搬送装置
で排出することが好ましいしい(請求項5)。また、該
折帳又は該シートを搬送する搬送コンベアをそなえ、該
搬送コンベア上の該折帳又は該シートを搬送方向に沿っ
て折る直角折装置をそなえていることが好ましいしい
(請求項6)。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明する。なお、各実施形態は、本発明
を商業用オフセット輪転機に適用したものとして説明す
る。まず、本発明の第1実施形態について説明すると、
図1,図2は本発明の第1実施形態としての輪転機用折
機を示すもので、図1はその折機の構造を説明する模式
的な側面図、図2はその折機の機能を説明する模式的な
側面図である。また、図5,図6は本発明の第1,2実
施形態としての輪転機用折機にかかる切換装置の構成例
を示すもので、図5はその軸方向断面図、図6は図5の
A−A矢視断面図である。なお、図1,図2中、従来技
術の折機(図9,図10)と同様に機能する部品,部位
については同一の符号を付す。
【0023】本実施形態にかかる折機は、印刷を終えた
ウェブ5を切断し折帳7を形成する従来の折帳用折機3
の機能と、上記ウェブ5から単葉のシート6を形成する
従来のシート用折機4の機能とを併せ持ったものであ
り、1組の折機で、折帳7の形成及びシート6の形成を
行なえるようにしたものである。つまり、図1,図2に
示すように、本折機は、折帳7を形成すべく、くわえ胴
8と折胴9と搬送装置としての搬送コンベア10a,1
0b(2つを区別しない場合は符号10で示す)と羽根
車11と排紙コンベア12とをそなえるとともに、これ
に加えて、シート6を形成すべく、重ね胴13と鋸胴1
4とが折帳7を形成する各胴と一体的にそなえた構成に
なっており、折帳形成用折機部側の折胴9とシート形成
用折機部側の重ね胴13とを略水平方向において並設さ
せた構造となっている。
【0024】図2中、15はシート6を安定的にガイド
する搬送ベルトである。また、シート形成用折機の重ね
胴13及び鋸胴14の構成,機能は従来技術として既に
説明したもの(図10)と同様である。また、本装置に
おける折胴9,くわえ胴8には、すべてウェブ5の先端
を突き刺して保持し、各胴の外周面に沿って回転移送す
べく針18を具備した針装置16が設備されている。
【0025】各胴の直径比は、鋸胴14を1とすると、
重ね胴13が1.5、折胴9及びくわえ胴8が2となっ
ている。鋸胴14には2組の鋸刃23が組み込まれてお
り、重ね胴13には針装置16と鋸刃受24とが各3組
設けられ、折胴9には針装置16,鋸刃23及び折りブ
レード26が各2組設けられ、くわえ胴8には針装置1
6,鋸刃受24及びくわえ装置22が各2組設けられて
いる。
【0026】くわえ胴8の針装置16及び折胴9の針装
置16は、シート6を排紙する場合と折帳7を排紙の場
合とで、出し入れのタイミングを切換えることができる
ようになる。即ち、くわえ胴8の針装置16は、シート
6を排紙する場合には図2に示す係合点“ア”から
“イ”までは針18でシート6の先端を保持し、折帳7
を排出する場合には“ア”の近辺では針18が出ないよ
うにする。一方、折胴9の針装置16は、シート6を排
紙する場合には係合点“ウ”から“ア”まで針18が出
てシート6先端を保持し、折帳7を排紙する場合には
“ア”から“エ”までウェブ5の先端を保持するように
針18を出すようにする。
【0027】針装置16の針18の出し入れのタイミン
グを切換える切換装置の機構は、例えば図5,図6に示
すように構成される。一般に、針18や折ブレード26
の出し入れをする場合、各々を移動させる回動軸37を
カムによって駆動する場合が多く、ここで例示する切換
装置にもこの方式が採られている。つまり、図5,図6
に示すように、カムA33の形状に応じてカムA33の
表面に押し付けられ移動するカムフォロア35がレバー
36の一端に軸支されており、レバー36の他端は回動
軸37に固設されている。これにより、カムフォロア3
5は、胴と一体的に回転している胴側板に軸方向固定で
回転方向自由に支持されており、カムA33の表面形状
(カムプロファイル)に応じて移動して、回動軸37を
反復回動させるようになっている。
【0028】針装置16や折ブレード2は、回動軸37
に固設されるか又は連動するようになており、回動軸3
7の回動に応じて、針装置16や折ブレード26の支持
部材が揺動して、針装置16や折ブレード26の出し入
れが制御されるようになっている。ここでは、針装置1
6の出し入れのタイミングを切換えるべく、カムA33
の形状を変化させるために、回動自在のカムB34をカ
ムA33と同心に設けており、カムB34を回動させる
ことによりカムA33の形状とカムB34の形状とのど
ちらも凹部になっている部分の形状を調節することがで
きるようになっている。また、カムフォロア35は2枚
のカム33,34の両方に接触可能に押圧されているの
で、カム33,34共通の凹部がある場所のみ移動する
ようになっている。
【0029】回動するカムB34は、カム33,34と
同心のカム受けブシュ39に固設され、カム受けブシュ
39には外周に歯車が設けられており、この歯車がフレ
ームに支持されたモータ41の軸端に固設された歯車4
0と噛み合っている。モータ41を回転させることによ
り歯車40及びカム受けブシュ39を介してカムB34
が回動し、カムA33との合成形状を変化させることが
できるようになっている。
【0030】なお、モータ41の他端には回転位置を検
知するセンサ42が設けられ、カムB34の回動位置を
検知できるようになっている。また、カムB34を調節
すべき位置が2個所の場合には、カム受けブシュ39に
凹凸部を設けリミットスイッチでこの2位置を検知する
ようにしてもよい。ところで、本実施形態では、各胴の
直径比を、鋸胴14が1、重ね胴13が1.5、折胴9
及びくわえ胴8が2のものを説明したが、これらの基本
寸法の関係を一般化して説明すると、鋸胴14で断裁す
る長さをmとすれば、鋸胴14の外周長を断裁長mの整
数倍にし、重ね胴13の外周長を断裁長mの3以上の奇
数倍にし、折胴9及びくわえ胴8の外周長は断裁長が鋸
胴14の断裁長mの2倍のM(M=2m)の整数倍でm
の長さで横折する構造とするものとする。
【0031】本発明の第1実施形態の折機1aは、上述
のように構成されているので、以下のように動作する。
先ず、図示省略の前工程において二つ折したウェブ(縦
折されたウェブ)5は図中(W)部から通紙し、くわえ
胴8と折胴9との間へ挿入される。これによって、ウェ
ブ5を折胴9の鋸刃23とくわえ胴8のゴム台24とに
よって切断すると共に、ウェブ5の先端を折胴9の針1
8で保持して図2の“ウ”の位置まで導く。このとき、
折胴9の折ブレード26が出て、くわえ胴8のくわえ装
置22へウェブ5を押し込むことで、ウェブ5は中央で
二つに折り畳まれて折帳7が形成される。
【0032】其の後、折帳7はくわえ装置22で保持さ
れながら“イ”部近辺まで搬送されて、搬送コンベア1
0a,10bに受け渡されさらに搬送され、羽根車11
のブレードとブレードとの間に落下投入され、回転移送
される。続いて、羽根車11が所定の角度回転した後、
所定のピッチで排紙コンベア12上へ移載され、該排紙
コンベア12を介して外部へ送り出される。以降同様の
操作が順次繰り返される。
【0033】なお、この場合は重ね胴13,鋸胴14は
図示しないクラッチによりその駆動系を切っておく。一
方、単葉のシート6を形成する場合には次の如く操作す
る。まず、重ね胴13,鋸胴14のクラッチを入れ、従
来技術の項において説明したように、前工程で、ウェブ
5の走行方向に沿ってスリッティングし、2枚のリボン
17a,17bにした後、これらのリボン17a,17
bを互いに重ねた状態で、折りの無いウェブとして図2
中(S)部から通紙し、重ね胴13と鋸胴14との間に
送り込み、重ね胴13に具備させた針装置16の針18
を介してリボン17a,17bの先端を保持すると同時
に鋸刃23とゴム台24との間でリボン17a,17b
を幅方向に切断し、2枚重ねのシート6を形成する。
【0034】なお、上記の重ね胴13にそなえられた3
組の各針18部によってシート6が保持された状態で、
図2の”ウ”点まで回転したとき、折胴9の針装置16
に出合うのは各々重ね胴13が2回転に1回であるのは
従来の折り機で説明した通りであり、これによって4枚
重ねのシート6にする。更に、重ね胴13の針18から
隣り合う折胴9の針18に引き渡し、回転移送させた
後、折胴9に並設させたくわえ胴8の針18に引き渡
す。
【0035】この時、折り胴9の針18は図2“ウ”点
から“ア”点までシート6を保持するようにし、くわえ
胴8の針18は“ア”点から“イ”点まで保持するよう
に、図示しない切換装置を操作しておく。其の後、シー
ト6は搬送コンベア10に受け渡され、該搬送コンベア
10a,10bを介して移送された後、前記の折帳の場
合と同様に、羽根車11のブレードとブレードとの間に
送り込まれ、回転移送される。続いて、羽根車11が所
定の角度回転した後、設定したピッチで排紙コンベア1
2上へ移載され、排紙コンベア12を介して外部へ送り
出される。
【0036】本実施形態によれば、このように、折帳7
又はシート6として加工して排紙することができるた
め、以下のような効果や利点が得られる。 (1)従来2台設置していた折機3,4を1台の折機1
aで兼用でき、しかも、構造上シート搬送手段等の一部
の機械要素を省略することができるようになるため、狭
いスペースにおいて折帳7とシート6とを処理できる折
機を配置することが可能となり、設備のスペース効率が
向上する。
【0037】(2)折帳7の排出とシート6の排出とを
一つの搬送装置10で行うことができるなど、設備が簡
素化されて、大幅な製造原価(コスト)の低減が可能と
なる。 (3)構造が簡単なため、保守点検,修理等のメンテナ
ンスが容易になる。 (4)シート6の重ねが容易にできるようになる。
【0038】次に、本発明の第2実施形態について説明
すると、図3,図4は本発明の第2実施形態としての輪
転機用折機を示すもので、図3はその折機の構造を説明
する模式的な側面図、図4はその折機の機能を説明する
模式的な側面図である。なお、図3,図4中、従来技術
の折機(図9,図10)及び第1実施形態の折機(図
1,図2)と同様に機能する部品,部位については同一
の符号を付す。
【0039】本実施形態にかかる折機2aは、第1実施
形態と同様に、ウェブ5から折帳7を形成する従来の折
機3と、ウェブ5から単葉のシート6を形成する従来の
折機4とを一体的に組み合わせ1組の折機としたもので
あるが、第1実施形態に対して、胴の配置を変更した別
の形式例を提案するものである。つまり、図3,図4に
示すように、本実施形態の折機2aも、折帳7を形成す
べく、くわえ胴8と折胴9と搬送コンベア10a,10
b(2つを区別しない場合は符号10で示す)と羽根車
11と排紙コンベア12とをそなえるとともに、これに
加えて、シート6を形成すべく、重ね胴13と鋸胴14
とが折帳7を形成する各胴と一体的にそなえた構成にな
っており、本装置では、折帳形成用折機側のくわえ胴8
とシート形成用折機側の重ね胴13とを略水平方向にお
いて並設させた構造となっている。また、図4中、15
はシート6を安定的にガイドする搬送ベルトである。
【0040】なお、本実施形態でも、重ね胴13,折胴
9,くわえ胴8のすべてに、ウェブ(シート)5の先端
を突き刺して保持し、各胴の外周面に沿って回転移送す
べく針18を具備した針装置16が設備されている。な
お、くわえ胴8の針装置16はシート6の排出専用とし
て使用するようになっている。各胴の直径比は第1実施
形態と同様であり、各胴に組み込む構成要素(針装置,
折りブレード,鋸刃等)の組み込み数も第1実施形態と
同様である。また、各構成要素の配置は胴の配置に応じ
たものにしている。
【0041】次に、シート6を排出する場合と折帳7を
排出する場合で切換を行う部位を説明する。先ず、シー
ト6を排出する場合には、くわえ胴8の針装置16は重
ね胴13との係合点“キ”から搬送コンベア10に受け
渡す“カ”までの間はシート6を保持するように針が出
た状態とし、図示しない折胴9の駆動クラッチを切って
折胴9の駆動を遮断する。
【0042】一方、折帳7を排出する場合には、折胴9
の駆動クラッチを入れ、くわえ胴8の針装置16は折胴
9との係合点“オ”から搬送コンベア10に受け渡し、
搬送コンベア10で搬送される折帳7がくわえ胴8から
離れる点“ク”まで胴表面より外へ出ないようにする。
重ね胴13及び鋸胴14は駆動系をクラッチ等で切って
もよい。くわえ胴8の針装置16の出し入れは、例えば
第1実施形態と同様の切換装置(図5,図6)を適用す
るものとする。
【0043】なお、各胴の基本構成寸法の関係は、一般
的には、第1実施形態と同様であり、鋸胴14で断裁す
る長さをmとすれば、鋸胴14の外周長を断裁長mの整
数倍にし、重ね胴13の外周長を断裁長mの3以上の奇
数倍にし、折胴9及びくわえ胴8の外周長は断裁長が鋸
胴14の断裁長mの2倍のM(M=2m)の整数倍でm
の長さで横折する構造とするものとする。
【0044】本発明の第2実施形態の折機2aは、上述
のように構成されているので、以下のように動作する。
折帳7を形成する場合には次のように操作する。まず、
前工程において二つ折したウェブ5を図中(W)部から
通紙し、くわえ胴8と折胴9との間へ挿入する。これに
よって、ウェブ5はくわえ胴8と折胴9にて切断され、
折胴9の針18によってウェブ5の先端が折胴9の外周
面に巻き付いて、折胴が90度回転したとき、折胴9の
折りブレード26が押し出され、くわえ胴8のくわえ装
置22へウェブ5を折り込む。
【0045】これにより、ウェブ5は切断され円周方向
中央で二つ折りされ、折胴9の針18は抜け、くわえ胴
8のくわえ装置22でくわえた部分を先端としてくわえ
胴8側の外周面に巻き付けられる。更に、折胴9が90
度回転すると、くわえ胴8の外周面に巻き付けられてい
るウェブ5が次の鋸刃23により切断され折帳7が形成
される。
【0046】其の後、搬送コンベア10a,10bの間
に送りこまれた折帳7は、羽根車11のブレードとブレ
ードとの間に送り込まれ、回転移送される。続いて、羽
根車11が所定の角度回転した後、排紙コンベア12上
所定の移載位置において移載され、この排紙コンベア1
2を介して外部へ送り出される。以降同様の操作が順次
繰り返される。
【0047】一方、単葉のシート6を形成する場合には
次のように操作する。前記従来技術の項において説明し
たように、前工程においてウェブ5の幅中央でスリッテ
ィングし、2枚のリボン17a,17bにした後、これ
らのリボン17a,17bを、互いに重ねた状態で図中
(S)部から通紙し、重ね胴13と鋸胴14との間に送
り込み、重ね胴13に具備した針装置16の針18を先
端に突き刺し、回転移送させた後、鋸胴14の鋸刃23
と重ね胴13のゴム台24との間で幅方向に切断する。
このようにして、リボン17a,17bを次々と切断
し、重ね胴13の針18でシート6の先端を保持する。
【0048】そして、重ね胴13の針18にてシート6
を保持し、既に述べたように、更に重ね胴13を1回転
させてから、再度次のリボン17の先端を保持させ4枚
重ねのシート6として次工程に搬送する。次いで、4枚
重ねのシート6を、重ね胴13の針18から隣り合うく
わえ胴8の針18に引き渡す(針装置16用のカムを切
換装置でシート出し状態に切換えておく)。
【0049】以下、第1実施形態における折張用折機と
同様の工程を経て、シート6は搬送コンベア10に受け
渡され、搬送コンベア10a,10bを介して移送され
た後、羽根車11のブレードとブレードとの間に落下
し、回転移送される。続いて、羽根車11が所定の角度
回転した後、所定のピッチで排紙コンベア12上へ移載
され、該排紙コンベア12を介して外部へ送り出され
る。
【0050】本実施形態によれば、このようにして、折
帳7又はシート6として加工して排紙することができる
ため、第1実施形態と同様に、シート出しとくわえ折り
とを行うべく従来2台設置していた折機を1台の折機で
兼用して処理することができ、しかも、構造上、シート
搬送手段等の一部の機械要素を省略でき、第1実施形態
と同様の効果を得ることができる。これに加えて、シー
ト6の搬送手段である針装置16の工程を2箇所に減少
させることが出来るため、印刷物への傷(針穴)が少な
くなり、商品価値を高めることができる等の効果も得ら
れる。
【0051】次に、本発明の第3実施形態について説明
すると、この実施形態は、折機部の下流において、更に
チョッパ折装置を配設させた形式のものであり、図7は
本発明の第3実施形態としての輪転機用折機を示す模式
的な側面図、図8は本発明の第3実施形態の変形例とし
ての輪転機用折機を示す模式的な側面図である。図7,
図8中、従来技術の折機(図9,図10)と同様に機能
する部品,部位については同一の符号を付す。
【0052】この実施形態の輪転機用折機1bは、図7
に示すように、第1実施形態にかかるの輪転機用折機
(図1形式折機)1aに、チョッパ折装置(直角折装
置)19を併設させたものである。また、この実施形態
の変形例にかかる輪転機用折機2bは、図8に示すよう
に、第2実施形態にかかるの輪転機用折機(図3形式折
機)2aに、チョッパ折装置19を併設させたものであ
る。
【0053】チョッパ折装置19自体は、従来例(図
9)と同様であり、揺動アームを介して昇降する折ブレ
ード32と折り込みローラ20等から構成されており、
搬送コンベア10a,10bを介して搬送されたシート
6、或いは折張7に対し、所定のタイミングで折ブレー
ド32を振り下ろし、搬送方向に沿って折り畳んだ後、
下方の折り込みローラ20a,20bの中間に挿入させ
るよう機能する。
【0054】つまり、この実施形態にかかる折機1b,
2bは、前工程の折機1a,2aにおいて、ウェブ5を
走行方向と直角に切断し、シート6或いは折帳7に形成
した後、更に下流へ移送させて、シート6或いは折帳7
を走行方向に沿った線で半分に折り畳んだ折帳7として
羽根車11に移載し、次工程の排紙コンベア12上へ屋
根瓦状に排出するようになっている。
【0055】本発明の第3実施形態は、上述のように構
成されているので、以下のように動作する。第1実施形
態にかかる折機1a、又は、第2実施形態にかかる折機
2aにおいて形成されたシート6、或いは、所定形状に
形成された折帳7は、搬送コンベア10を介して移送さ
れる途上、チョッパ折装置19において更にシート進行
方向に沿って折り畳まれ、折り込みローラ20を介して
下方に配設した羽根車11のブレードとブレードとの間
に送り込まれ、回転移送される。
【0056】続いて、羽根車11が所定の角度回転した
後、所定位置において、排紙コンベア12上に移載さ
れ、屋根瓦状に積み重ねられた状態で外部へ搬出され
る。以下同様な操作が順次繰り返されることになる。こ
れにより、本実施形態では、前記第1実施形態,第2実
施形態のシート形態に加え、更に、多彩なバリエーショ
ン(形状)の折帳7やシート6を形成することが可能と
なって、汎用性を大幅に向上させることができ、顧客の
多様なニーズに対応できる等、種々の効果を得ることが
できるようになる。
【0057】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の輪転機用
折機によれば、輪転機を走行するウェブを所定長さに切
断し、該ウェブを該所定長さの中央近辺で折るための折
胴及びくわえ胴と、該ウェブを該所定長さの半分の切断
長さに切断する鋸胴と、該鋸胴の鋸刃に対応する鋸刃受
と、該切断長さの奇数倍の外周長を有する重ね胴とが、
並設され、上記の各胴の隣接するものどうしは互いに係
合しているので、例えば、該くわえ胴と該折胴とが係合
し、該折胴と該重ね胴とが係合し、該重ね胴と該鋸胴と
が係合するように構成する(請求項2)、或いは、該折
胴と該くわえ胴とが係合し、該くわえ胴と該重ね胴とが
係合し、該重ね胴と該鋸胴とが係合するように構成する
(請求項3)等によって、1台の折機によって、ウェブ
を折帳又はシートとして加工して排紙することができる
ようになる。このため、狭いスペースにおいて折帳とシ
ートとを処理できる設備を設置することが可能となり、
設備のスペース効率が向上する。また、設備が簡素化さ
れて、大幅な製造原価(コスト)の低減が可能となる。
さらに、構造を簡単化でき、保守点検,修理等のメンテ
ナンスが容易になる(請求項1〜3)。
【0059】また、該くわえ胴と該折胴との間に縦折さ
れたウェブ又は折りの無いウェブを導入する状態と、該
重ね胴と該鋸胴との間に折りの無いウェブを導入する状
態とを切換える切換装置をそなえることで、折帳の処理
状態とシートの処理状態とを容易で速やかに切り換える
ことができるようになる(請求項4)。該くわえ胴と該
折胴との間に縦折されたウェブ又は折りの無いウェブを
導入して横折された折帳と、該重ね胴と該鋸胴との間に
折りの無いウェブを導入して該切断長さに断裁されたシ
ートとを共通の搬送装置で排出するように構成すること
で、折帳の排出とシートの排出とを一つの搬送手段で行
うことができるなど、設備がより簡素化されて、大幅な
製造原価(コスト)の低減が可能となる(請求項5)。
【0060】また、該折帳又は該シートを搬送する搬送
コンベアをそなえ、該搬送コンベア上の該折帳又は該シ
ートを搬送方向に沿って折る直角折装置をそなえること
で、多彩なバリエーション(形状)の折帳やシートを形
成することが可能となって、汎用性を大幅に向上させる
ことがる(請求項6)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる輪転機用折機の
構造を説明する模式的な側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる輪転機用折機の
機能を説明する模式的な側面図である。
【図3】本発明の第2実施形態にかかる輪転機用折機の
構造を説明する模式的な側面図である。
【図4】本発明の第2実施形態にかかる輪転機用折機の
機能を説明する模式的な側面図である。
【図5】本発明の第1,2実施形態にかかる輪転機用折
機の切換装置を示す軸方向断面図である。
【図6】本発明の第1,2実施形態にかかる輪転機用折
機の切換装置を示す断面図(図5のA−A矢視断面図)
である。
【図7】本発明の第3実施形態としての輪転機用折機を
示す模式的な側面図である。
【図8】本発明の第3実施形態の変形例としての輪転機
用折機を示す模式的な側面図である。
【図9】従来の折帳用折機(印刷したウェブを折帳とし
て排紙する形式の折機)の例を示す模式的な側面図であ
る。
【図10】従来のシート用折機(印刷したウェブを単葉
のシートとして排紙する形式の折機)の例を示す模式的
な側面図である。
【図11】折帳と単葉シートとの何れかを選択的に形成
すべく構成した従来の折機及び排紙装置部の概略構成を
示す模式的な側面図である。
【符号の説明】
1a,1b,2a,2b 折機 3 折帳用折機 4 シート用折機 5 ウェブ 6 シート 7 折帳 8 くわえ胴 9 折胴 10,10a,10b 搬送装置としての搬送コンベア 11 羽根車 12 排紙コンベア 13 重ね胴 14 鋸胴 15 搬送ベルト 16 針装置 17,17a,17b リボン 18 針 19 チョッパ折装置(直角折装置) 20,20a,20b 折り込みローラ 21 排紙装置 22 くわえ装置 23,23a,23b 鋸刃 24,24a,24b ゴム台(鋸刃受) 25,25a,25b 鋸台 26 折ブレード 27 受け渡し胴 29 ドラッグローラ 30 紙押さえローラ 31 ターンバー 32 折ブレード 33 カムA 34 カムB 35 カムフォロア 36 レバー 37 回動軸 38 軸受 39 カム受けブシュ 40 歯車 41 モータ 42 位置センサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 45/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転機を走行するウェブを所定長さに切
    断し、該ウェブを該所定長さの中央近辺で折るための折
    胴及びくわえ胴と、 該ウェブを該所定長さの半分の切断長さに切断する鋸胴
    と、 該鋸胴の鋸刃に対応する鋸刃受と、 該切断長さの奇数倍の外周長を有する重ね胴とが、並設
    され、 上記の各胴の隣接するものどうしは互いに係合している
    ことを特徴とする、輪転機用折機。
  2. 【請求項2】 該くわえ胴と該折胴とが係合し、該折胴
    と該重ね胴とが係合し、該重ね胴と該鋸胴とが係合して
    いることを特徴とする、請求項1記載の輪転機用折機。
  3. 【請求項3】 該折胴と該くわえ胴とが係合し、該くわ
    え胴と該重ね胴とが係合し、該重ね胴と該鋸胴とが係合
    していることを特徴とする、請求項1記載の輪転機用折
    機。
  4. 【請求項4】 該くわえ胴と該折胴との間に縦折された
    ウェブ又は折りの無いウェブを導入する状態と、該重ね
    胴と該鋸胴との間に折りの無いウェブを導入する状態と
    を切換える切換装置をそなえていることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれかの項に記載の輪転機用折機。
  5. 【請求項5】 該くわえ胴と該折胴との間に縦折された
    ウェブ又は折りの無いウェブを導入して横折された折帳
    と、該重ね胴と該鋸胴との間に折りの無いウェブを導入
    して該切断長さに断裁されたシートとを共通の搬送装置
    で排出することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか
    の項に記載の輪転機用折機。
  6. 【請求項6】 該折帳又は該シートを搬送する搬送コン
    ベアをそなえ、該搬送コンベア上の該折帳又は該シート
    を搬送方向に沿って折る直角折装置をそなえていること
    を特徴とする、請求項1〜5のいずれかの項に記載の輪
    転機用折機。
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