JP5193420B2 - 手で操縦される研削切断機の保護フード - Google Patents

手で操縦される研削切断機の保護フード Download PDF

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Description

本発明は、周壁と該周壁に境を接する2つの側壁とを備えた、手で操縦され内燃エンジンにより駆動される研削切断機の切断ディスクのための保護フードに関するものである。
手で操縦される小型の丸鋸において、丸鋸の鋸板を軽金属鋳物から成る保護フードにより利用者側で覆うことは知られている。保護フードは接触防止手段として用いられるとともに、比較的軽い鋸屑の捕集或いは吸込みにも用いられる。全体的に保護フードに作用する作動負荷はわずかなものである。
手で操縦される研削切断機は、石等の材料の切断を行なう際に大量の研削塵を発生させ、研削塵には比較的粗い粒子が混入している場合もある。研削塵や粗い粒子、場合によってはスパークをも捕集するため、研削切断機の切断ディスクを部分的に覆う保護フードが設けられる。
特に、内燃エンジンによって駆動され、たとえば300mmまたは350mm径の研削ディスクを有する大型の研削切断機の場合には、研削切断を行なうためにかなりの駆動パワーが調達される。パワーが大きいためにかなりの塵、粒子、スパーク等が発生し、非常に高い運動エネルギーで舞い上がり、切断ディスクの保護フードの内面のほうへ加速される。加えて、石やセメントの塵には大きな摩滅作用があり、運動エネルギーが大きいために保護フードの負荷が対応的に大きくなって磨耗させるという厄介な問題がある。
このため耐磨耗性が高いことが必要であるが、それに加えて保護フードの重量も重要である。駆動原動機として内燃エンジンを備えている研削切断機は大型のクラスに属するものであり、小型のものに比べて構造上の理由から大きな自重を持っている。それにもかかわらず手で操縦して切断を行なう際の操作性を良くすることができるようにするには、設計上の大きな基本重量を相殺するような軽量構造が焦眉の課題である。
特許文献1には、この種の研削切断機の保護フードをアルミニウムから構成すると対応的に軽量になるが、高い耐久性または耐摩耗性という要件を満たすには十分でないことを記載している。この問題を解決するため、この特許文献1は、アルミニウム薄板を継ぎ合わせた2分割の保護フードを設け、その周壁に磨耗条片をリベットで固定することを提案している。リベット結合は磨耗条片を保持するとともに、アルミニウム薄板から成る保護フードの両半部分を結合させている。この種の保護フードは比較的軽量であり、耐磨耗性も改善されているが、内側へ向けて保護フードの内部に突出して研削塵の作用を受け、よって摩滅作用を受けるリベットヘッドにより耐久性が制限される。
独国実用新案登録第29508950号明細書
本発明の課題は、手で操縦される研削切断機の保護フードにおいて、軽量構造でしかも耐磨耗性が改善されている保護フードを提供することである。
本発明は、この課題を解決するため、周壁と該周壁に境を接する2つの側壁とを備えた、手で操縦され内燃エンジンにより駆動される研削切断機の切断ディスクのための保護フードにおいて、周壁と2つの側壁とが軽金属鋳物から一体的に製造された部材として保護フードを形成し、周壁が、周方向において少なくとも部分的に、該周壁に一体に成形した磨耗防止手段としての膨出部を有し、膨出した周壁に比べて2つの側壁がより薄く構成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、研削切断機の保護フードの周壁は周方向において少なくとも部分的に一体成形した膨出部を有し、これに比べて側壁はより薄くなっており、周壁と部分的な膨出部とより薄い側壁とを備えた保護フードは軽金属鋳物から一体的に形成されている。部分的に配置される周壁の膨出部は特に磨耗作用の大きい場所に目的に応じて取り付けることができ、他方保護フードの残りの領域は薄壁であり、軽量である。膨出部の領域は摩滅を意識的に考慮したものであり、膨出しているために対応的に長い寿命を可能にする。側壁と磨耗の少ない他の保護フード部分とを目的に応じて薄壁に構成することにより、一体型の軽金属鋳物との関連で継ぎ目のない構成が可能になる。継ぎ目のない構成は全体的に機械的に安定であり、従来の構成に比べると、磨耗にさらされる膨出部を考慮しているので全体的に重量が軽減する。鋳造技術で一体的に成形される膨出部は、長くなった寿命期間にわたってゆっくりと損耗し、この場合別個の結合要素を設けていないことにより、保護フードの一体性は膨出部の磨耗状態によって実質的に阻害されない。本発明による保護フードの製造には特にマグネシウムダイカスト法が有利であり、これにより耐磨耗性とフード重量との関係が改善される。
有利な他の構成では、周壁は、その走入領域において、周方向で該走入領域に続いている中央領域に比べて厚肉に形成され、または膨出している。切断ディスクが切断運動を実施するときに切断部を通過すると、切断ディスクは対応的に切断粉を捕集することが明らかになった。回転運動がさらに進行すると、切断ディスクの対応部分は保護フードの走入領域を通過し、該走入領域の周部分を介して切断粉の大部分が遠心力で投げ飛ばされる。回転方向において下流側にある中央領域はわずかしか負荷を受けない。走入領域に合目的な膨出部を設けたので、望ましい耐磨耗性が得られ、他方周壁の中央領域は膨出部がなくても十分磨耗に耐え、軽量である。
他の有利な構成では、膨出部は周壁の輪郭部から保護フードの内部空間のなかへ突出し、特に凸状に湾曲して内部空間のなかへ突出している。この場合、内部空間のなかへ突出している膨出部領域は切断ディスクと整列している。これに対応する構成は、狭い範囲にわたって切断ディスクと直接に整列している場合にのみ摩滅の増大が予想されるという認識に基づいている。この構成に加えて、或いはこの構成の代わりに、膨出部は周壁の輪郭部から外側へ湾曲し、この場合膨出部は特に切断ディスク用位置確認マークを形成する。本発明による膨出部の構成は、切断ディスクとの整列領域において長寿命のために十分な材料厚を提供するので合目的である。この場合膨出部は横方向において幅狭であり、総じて軽量である。
合目的な実施態様では、側壁は、半径方向において少なくとも部分的に、境を接している周壁に傾斜して接続している。この場合側壁は、周壁に境を接している領域において、半径方向に小さくなっていく曲率半径を有しているのが有利である。合目的な構成では、側壁と周壁とは半径方向の横断面にて互いに流線形に移行し、特にほぼ楕円形の輪郭を有している。切断ディスクの操作者は、切断過程の間、ほぼ半径方向から保護フードの側壁が見え、切断ディスク自体が見えることはない。本発明による構成により、保護フードは特にその周領域において極めてスリムである。これは設定した切断ラインに沿った研削切断機の位置正確な操縦を容易にする。同時に保護フードの内側では研削塵の案内が改善される。流線形の輪郭移行部は研削塵の固着または固化を阻止する。切断ディスクから側方へ投げ飛ばされる粒子は周領域において平坦な角度で斜めの側壁にぶつかり、或いは、湾曲して延びている外側の移行領域にぶつかる。衝突角度が平坦なことにより(場合によっては多重反射とも関連がある)、衝突エネルギーは小さい。非常に薄壁の構成であっても磨耗は少ない。同時に、湾曲した横断面の輪郭は形状安定性に寄与し、よって保護フードの負荷耐性にも寄与する。
有利な実施態様では、周壁は半径方向外側へ突出するように一体成形した厚肉部を有している。この厚肉部により、特に保護フードの位置調整用のグリップのような部材の固定が可能になるので合目的である。厚肉部により保護フードへの合目的な力の導入が可能である。鋳造技術で実施されているために、力のピークを形成せずに、境を接する薄壁の領域への流線形の移行が可能である。
合目的な他の構成では、中央領域を通るように設定した高さ方向において、両側壁の相互間隔はハブ領域を起点として周壁まで先細りになっている。この場合両側壁は互いに角度を成して傾斜し、周壁の方向において互いに接近する。この構成は、高さ方向に対して横方向に延びる段部を設けるようにした他の合目的な構成と同様に、研削切断機の操縦精度を良くしたスリムな概観に寄与する。前記段部は側壁に適宜な形状安定性を備えさせ、必要とする壁厚をさらに減少させることが可能になる。特に、段部が少なくとも近似的に半径方向外側で厚肉部に接続しているような実施態様では、この段部はグリップ等の付加部品のための装置或いは取り付け補助手段として利用することができる。同時に、本発明による形状は(特に脱型の点で)鋳造技術の条件を考慮したものである。
総じて、本発明による構成は、耐磨耗性を向上させるばかりでなく、輪郭の構成により形状安定性が増すので耐震性或いは耐疲労性も向上する。本発明による保護フードは、非常に軽量に構成されていても、飛散する切断ディスクを確実に捕獲する。
両側壁の内の少なくとも一方は、ハブ領域に、一体成形したリング状の固定フランジを備えているのが有利である。固定フランジは特に周方向に配分した窓状の凹部を有している。固定フランジを側壁に一体に設けることで、保護フードを高負荷に耐えうるように研削切断機に固定することができる。周方向に配分された窓状の凹部は、細条部と薄壁の壁片から成っていて軽量で、剛性があるしっかりした構造を提供する。同時に、固定フランジの外側輪郭部を厚肉にしても軽金属鋳物の材料厚は局所的に薄くなる。鋳型を冷却する際の過剰な収縮が避けられる。
耐負荷性と重量との関係は、固定フランジが丸みをおびるように構成され、特に楕円形輪郭部により側壁へ移行していることによりさらに改善される。
保護フードの内部空間側の表面の少なくとも一部領域が、特に電気化学的方法により生成させた内側コーティング部を有しているのが有利である。内側コーティング部は湿式切断の際の腐食を回避させ、周側の膨出部を磨耗防止手段としてのその作用の点で支援する。
合目的な他の構成では、周壁は、その走入領域に、別個の部材として形成した磨耗防止部材を備えている。磨耗防止部材を別個に形成することにより、所定の磨耗限界を越えたときに簡単に交換でき、保護フード全体を交換する必要がない。また、磨耗防止部材に対して、保護フードとは異なる、特に耐磨耗性の材料を選定してもよい。
磨耗防止部材が周壁の、保護フードの内部空間側に配置され、特に走入領域に境を接している走入エッジを取り囲んでいるのが有利である。これにより磨耗防止部材は、磨耗が大きくなると予想される領域に限定して局所的に延在している。磨耗防止効果に優れていても付加重量は少ない。
磨耗防止部材が薄鋼板から製造され、周壁の領域に特に弾性をもってスナップ固定されているのが有利である。磨耗防止部材は効果の点で優れていて、しかも低コストで製造可能であり、取付け可能であり、且つ必要な場合には交換できる。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1はエンジンケース23を備えた研削切断機の側面図である。エンジンケース23内には、切断ディスク24用の駆動原動機(詳細に図示せず)としての内燃エンジンが配置されている。エンジンケース23には、研削切断機を手で操縦するために設けられた後部グリップ21と前部グリップ22とが固定されている。切断ディスク24は図示していない駆動原動機によりベルトドライブ25を用いて回転軸線44のまわりに矢印38で示した回転方向に回転駆動される。
切断ディスク24のハブ領域45には保護フード1が固定されている。保護フード1は切断ディスク24を側方から覆い、且つ切断ディスク24の周領域においてはほぼ180゜の角度範囲にわたって切断ディスク24を覆っている。保護フード1は軽金属鋳物から製造されており、その内部空間33(図4)側の表面に耐蝕性耐磨耗性の電気化学的に被着させたコーティング部を備えている。保護フード1は、切断ディスク24の回転方向38において、その周壁13の領域に走入領域18と走出領域19とその間にある中央領域20とを有している。
保護フード1は位置調整可能に固定されており、必要に応じて二重矢印46の方向にハブ領域45のまわりで或いは回転軸線44のまわりで所望の作動位置へ回動させることができる。回動位置を調整するため、保護フード1にはグリップ2が固定されている。グリップ2を用いると、位置調整に必要な手の力を加えることができる。
保護フード1の側壁10には、冷却液用の噴射ノズル3が配置されている。図1には図示していない他の噴射ノズル4が反対側の側壁11(図2との関連で後で詳細に説明する)に配置されている。5は供給管で、供給管5は入口側にホース連結部26を備え、噴射ノズル3へ案内されている。第1の噴射ノズル3からは、供給管5の管部分6がグリップ2を貫通して第2の噴射ノズル4(図2)へ案内されている。供給管5によりたとえば冷却液としての水を噴射ノズル3,4へ誘導し、そこから冷媒および塵埃結合剤として切断ディスク24へ誘導することができる。
グリップ2は噴射ノズル3と図3に図示した反対側の噴射ノズル4とを用いて保護フード1に固定されている。グリップ2は、さらに、保護フード1の周面側に平坦な載置部分27を有している。グリップ2はこの載置部分27により保護フード1の周壁13の領域に当接している。載置部分27によりグリップ2は噴射ノズル3,4のまわりでの回動方向(矢印29)において支持されている。矢印28で示した反対方向で支持するため、形状拘束的固定部が設けられている(図9ないし図11との関連で後で詳細に説明する)。この形状拘束的固定部はねじ30により位置固定される。
図2は図1の保護フード1の、グリップ2の領域における部分拡大横断面図である。両噴射ノズル3,4は互いに対称に且つ互いに反対側に位置するように保護フード1の両側面10,11に配置されている。グリップ2は、該グリップ2を一方の側面10に沿って周壁13のまわりに案内し、且つ他方の側面11に沿って案内するU字状の管領域12を有している。両噴射ノズル3,4はこのU字状の管領域12の自由脚部に配置され、該管領域12に一体に設けられている。
管部分6は第1の噴射ノズル3から第2の噴射ノズル4へ延び、その際U字状の管領域12に完全に組み込まれている。したがって、グリップ2は第1の噴射ノズル3と反対側の側壁11に設けた第2の噴射ノズル4へ至る側壁10との間で流体の流動を誘導する連通部を成している。この場合供給管5の管部分6は、側面10,11に設けたU字状の管領域12の形状に対応して周壁13に沿って且つ周壁13のまわりに案内されている。グリップ2の代わりに、グリップ機能のない湾曲体を管部分6を受容するために設けてもよい。
グリップ2はプラスチック部材として実施されており、組み込まれる管部分6を形成させるためにガス圧入 (Gasinnendruck ; GID) 方法により製造されている。グリップ2には、半径方向において周壁13の外側に位置するように、外側へ向くリング状の把持湾曲体16が一体成形されている。U字状の管領域12の自由な両脚部には、それぞれ内側へ向く中空ピン7が一体に成形されている。中空ピン7によりグリップ2は保護フード1の互いに対向している2つの開口部8に形状拘束的にスナップ固定されている。両開口部8は鋳造技術で保護フード1に形成されたものである。両中空ピン7は噴射ノズル3,4を有し、噴射ノズル3,4は内側へ切断ディスク24のほうへ指向している。グリップ2のU字状の管領域12は、取り付け状態で、保護フード1の、半径方向に延びている側部の段部17(図3)に当接する。
図3は図1の軽金属鋳物から成っている保護フード1の拡大図である。図示した実施形態ではマグネシウムダイカスト法が選定されている。保護フード1は一体の鋳物であり、その中には側壁10,11と周壁13と以下に詳細に説明する一体成形の膨出部9とが一体に組み込まれている。
保護フード1は中心線31に関し鏡対称(左右対称)に構成されている。側壁10の下部中央にはリング状の固定フランジ36が一体に形成されている。固定フランジ36は周方向に配分された窓状の凹部37を有している。側壁10に対向している側壁11はこの種の固定フランジを有しておらず、保護フード1は固定フランジ36によりハブ領域45(図1)に片側固定されている。左右対称の構成により、保護フード1を左右に選択的に回転させて固定することができる。
保護フード1は中心線31の方向において下部に開口側40を有し、該開口側40から切断ディスク24(図1)が取り付け状態で半径方向に突出する。開口側40には保護フード1の中央領域20が対向している。開口側40を起点にして中心線31に沿って中央領域20を通る高さ方向(矢印34)が定義されている。
切断ディスク24(図1)の回転方向38に関連して、保護フード1は走入領域18を有し、該走入領域18に切断ディスク24は与えられた回転方向で走入する。走入領域18には回転方向38において中央領域20が続き、さらに走出領域19が続く。左右対称に構成されているため、走入領域18と走出領域19とは同一に構成されている。
図3では保護フード1を走入領域18において部分断面で図示した。これによれば、周壁13は走入領域18の一部にわたって膨出部9を備えている。したがって、図示した縦断面図では、周壁13はこの領域において中央領域20よりも厚くなっている。保護フード1を中心線31のまわりに回転させて取り付けた状態では、走出領域19は走入領域18に対し左右対称であり、左右対称な構成である結果走出領域19も同様に対応する膨出部9を備えている。
周壁13は中心線31に関し左右対称に両側にそれぞれ半径方向外側へ突出し、内側へも突出している厚肉部14を有している。厚肉部14をそれぞれ横方向にねじ穴32が貫通している。厚肉部14は鋳造技術で周壁13に一体に成形されたものであり、走入領域18と走出領域19とを分断させ、或いは、膨出部9を比較的薄肉の補強されていない中央領域20から分断させている。走入領域18と走出領域19とはそれぞれほぼ30゜ないし45゜の角度範囲で延在している。
さらに、中心線31の両側には、それぞれほぼ半径方向へ高さ方向34に対し横方向に延びる段部17が両側壁10,11に一体成形されている。段部17は内側から外側へほぼ開口部8の方向へ延びて外側の厚肉部14付近まで達している。側壁10,11の形状補強部の横に、グリップ2(図1)またはそのU字状の管領域12(図2)に対する形状拘束的当接部が段部17により形成されている。したがって段部17は開口部8およびねじ穴32を備えた厚肉部14とともにグリップ2(図1)の位置固定に用いられる。
さらに、側壁10,11の中央領域20には、それぞれ高さ方向34に対し横方向に延びる他の段部35が一体に形成されている。段部35はほぼV字状に延在し、側壁10,11をさらに補強するために設けられている。
図4は図3に示した横方向に延びる切断線IV−IVによる保護フード1の断面図で、側壁10,11と周壁13との相互の位置を概観したものである。この断面図においては、側壁10,11はその軸線近傍領域において互いに平行に且つ回転軸線44に対し直角に延びている。側壁10,11は、ここに図示した断面図において左右対称線である回転軸線44に関しその半径方向外側の部分において、境界を接している周壁13のほうへ傾斜して延びている。側壁10,11の互いに平行に延びている領域を起点として、半径方向においてさらに外側に、内側へ向く側壁10,11の湾曲部が設けられている。この湾曲部の曲率半径は半径方向外側へいくにしたがって小さくなり、その際ほぼ楕円形の輪郭を描く。この場合側壁10,11は、その半径方向内側の平行領域から流線形に前記楕円形輪郭で周壁13へ移行しており、周壁13は曲率半径が最も狭くなった領域にある。側壁10,11と周壁13とは内部空間33を形成している。
互いに対向している走入領域18と走出領域19にはそれぞれ、部分Vとして図5に拡大して示した膨出部9が設けられている。膨出部9は周壁13の輪郭から突出して保護フード1の内部空間33(図4)内へ達している。この場合膨出部9は、内部空間33のなかへ凸状に湾曲し、最大厚み領域または凸状湾曲領域はほぼ切断ディスク24の厚さに相当している。また膨出部9は周壁13の輪郭から外側へも突出しており、切断を実施するために利用者が保護フード1により覆われている切断ディスク24を正確に位置決めできるようにするための外側の切断ディスク用位置確認マーク47を形成している。膨出部9は周壁13の中央に配置されており、切断ディスク24に対し整列するように相対位置決めが行なわれる。膨出部9の内側領域は、切断ディスク24の領域の側方においてまず凸状に、そして次に凹状に湾曲して周壁13の側部領域へ、または側壁10,11へ流線形に移行している。
さらに図3、図4、図5の図示からわかるように、中央領域20においては、周壁13ばかりでなく側壁10,11も、膨出部9を備えた領域に比べてかなり薄く実施されており、ほぼ1/3の厚さにすぎない。
図6は、固定フランジ36の一体成形部と該固定フランジ36の側壁10への移行部とを示す、図4の部分VIの拡大断面図である。図示の断面図によれば、側壁10は回転軸線44(図4)に対し垂直な壁軸線41に沿ってほぼ延在している。側壁10の壁厚は壁軸線41に沿って半径方向外側へ減少している。側壁10の壁厚は半径方向内側において壁軸線10に関し両横方向へ増大し、固定フランジ36の厚さに達している。図示した断面図によれば、固定フランジ36は楕円形に丸みをおびて側壁10へ移行している。
図6の断面図からわかるように、窓状の凹部37は連続しておらず、薄い壁部材42により内部空間33に対し閉鎖されている。薄い壁部材42と周方向または半径方向に延びている細条部51とから成る格子構造である。
図7は、図3に図示した切断線VII−VIIによる保護フード1の断面図で、高さ方向34における側壁10,11の一体成形部をも併せて図示してある。固定フランジ36の外面52は中心線31に平行である。外面52は保護フード1を研削切断機およびその切断ディスク24(図1)に対し位置固定するために用いる。固定フランジ36の内部空間33側の内面53は高さ方向34に対し斜めに内側へ傾斜しており、その傾斜角はたとえばほぼ1゜である。側壁10の、半径方向上方へ接続している部分は、対向している側壁11と同様に内側へ中心線31の方向へ傾斜している。傾斜は、両側壁10,11の間隔がハブ領域45を起点にして高さ方向34へ周壁13まで先細りになるように選定されている。両側壁10,11は、周壁13の付近に、図4に図示した外側領域に対応して楕円形の湾曲部を有している。半径方向においてさらに内側で両側壁10,11はその横断面にてほぼ直線状に延在しており、直線状の延在部は段部35,36によって中断されている。側壁10,11はその直線状延在部において中心線31に対しほぼ2.5゜の角度で傾斜している。総じて、両側壁10,11の相互の間隔または中心線31に対する間隔は高さ方向34へ向いている中心線31に沿った横断面全域において周壁13まで連続的に小さくなっている。
図8は図7の部分VIIIの拡大図であり、それによれば側壁10,11は楕円形に丸みを帯びて周壁13へ移行している。中央領域20を通る断面によれば、図5の図示とは異なり、外側の膨出部9のみが設けられている。側壁10,11と周壁13との厚さは実質的に一定である。切断ディスク用位置確認マーク47のみが中央領域20に設けられている。総じて切断ディスク用位置確認マーク47は周壁13全体のまわりに延在している。
図9は図3に示した線IX−IXによる保護フード1の断面図である。厚肉部14は互いに平行な2つの側面48,49を持つように成形され、側面48,49は半径方向外側へ周壁13を起点として延びている。周壁13は、厚肉部14の領域において、その通常の輪郭50に比べて内側へ屈曲しており、これにより、図11との関連でさらに詳細に述べるように、厚肉部14は周壁13の残りの輪郭に対し半径方向において外側へも内側へも延在している。したがって側面48,49は輪郭50の内側で横方向に延びているねじ穴32の中心軸線までほぼ達している。
図10はグリップ2を取り付けた状態で図9の配置構成を示したものである。これによれば、保護フード1の周壁13に設けた厚肉部14は横断面図においてほぼ直角に実施されており、同じように成形されたグリップ2の窪み15により遊隙なしに且つ形状拘束的に取り囲まれている。これに対して横方向にねじ30がねじ込まれ、これによりグリップ2の管領域12をすべての方向で周壁13に立体的に固定した固定態様が付加的に与えられている。グリップ2をたとえば厚肉部14、段部17(図3)および/または開口部8(図2)に純粋に形状拘束的に固定してもよい。また、グリップを形状拘束的に固定するための他の固定要素または固定点を保護フードに一体的に成形するのも合目的である。
図11は図10の配置構成を把持湾曲体16の領域で切断した縦断面図である。グリップ2の載置部分27は凹状の窪み15を備え、この凹状の窪み15に保護フード1の周壁13の厚肉部14が面一に係合している。厚肉部14と対応的に成形した窪み15とは側面43を備え、側面43の角度は、回動方向28においてグリップ2と周壁13とが形状拘束的に結合するように選定されている。この領域での補助的な固定のため、ねじ30をして厚肉部14のねじ穴32を貫通させたねじ結合部が設けられている。ねじ穴32は周壁13の図示断面のほぼ中心線上にある。ねじ穴32を起点として厚肉部14の材料はねじ穴32のまわりに均一に配分されて力の良好な配分を可能にしている。したがって、厚肉部14はねじ穴32または周壁13の中心線を起点として半径方向外側と内側へ延在している。
図12は本発明による保護フード1の他の実施形態の分解斜視図である。グリップ2はその管領域12によりフォーク状に保護フード1に嵌合している。固定のため、軸線方向に配置されるねじ30と、両噴射ノズル3,4とが設けられている。噴射ノズル3,4は開口部8を通じて外側から内側へ差し込まれ、噴射ノズル3は中間に管接続部材56を有している。噴射ノズル3,4は内部空間33内にある端部にねじ山を設けた中空ねじ68,69として実施されている。両噴射ノズル3,4のねじ止めは保護フード1の内部空間33内でねじ付き板57を用いて行なう。
保護フード1の周壁13はその走入領域18と走出領域19とにそれぞれ別個の部材として形成された磨耗防止部材54を備えている。磨耗防止部材54を両側に配置することにより保護フード1の裏返し取付けが可能になり、図12に図示した走出領域19は走入領域18になり、また逆の関係にもなる。
磨耗防止部材54は薄鋼板から製造されており、薄板条片58を有している。薄板条片58は、取り付け状態において空間的に制限されて周壁13の走入領域18を経て周壁13の内部空間33側へ延びている。周壁13の反対側の外面には、磨耗防止部材54を掛止するための凹部61が切断ディスク用位置確認マーク47の両側にそれぞれ位置するように走入領域18に形成されている。このため磨耗防止部材54は、その長手方向のまわりに互いに傾斜して設けられる2つのばねつり手59であって、端部側に掛止舌片60を備えた前記ばねつり手59を有している。取り付け状態では、掛止舌片60は弾性でスナップ状に凹部61に係合しており、これにより磨耗防止部材54は周壁13の領域に固定されている。この場合磨耗防止部材54の底部部分67は、走入領域18に境を接している周壁13の走入エッジ55を取り囲んでいる。したがって、走入エッジ55と走入領域18の内部空間33側とは磨耗防止部材54によって覆われて腐食から保護されている。
薄板条片58と底部部分67と掛止舌片60を備えたばねつり手59とは弾性薄鋼板から一体的に成形されている。両ばねつり手59の相互の傾斜位置および薄板条片58に対する傾斜位置はすべての空間方向において有効な3点支持を生じさせている。両ばねつり手59の間隔は、取り付け状態で切断ディスク用位置確認マーク47が両ばねつり手59の間から突出して利用者側から見えるように選定されている。磨耗防止部材54を備えた走出領域19もこれに対応するように構成されている。
図12には切断ディスク24(図1)のための駆動軸62も図示されている。駆動軸62は、図示した実施形態では、一体に成形された外面多角形部63を有し、該外面多角形部63には軸線方向にねじ山部分64が接続している。図示した実施形態では、外面多角形部63はほぼ三角形として実施されている。これとは異なる多角形形状でもよく、たとえば正方形、或いは星状の溝を配置した構成でも合目的である。図1に図示したベルトドライブ25の一部であるベルトプーリ66は駆動軸62に取り付けるために設けられ、このため外面多角形部63に対し幾何学的に適合した内面多角形部65を有している。取り付け状態では、内面多角形部65は外面多角形部63を遊びなしに取り囲んで、ベルトプーリ66と駆動軸62との間でのトルク伝達を保証する。軸線方向の固定のため、図示していないナットがねじ山部分64に螺合し、ベルトプーリ66を駆動軸62上で保持する。
図12の実施形態は、他の構成および符号の点で図11までの図面のそれと一致している。
マグネシウムダイカスト法で製造された保護フードを備える、手で操縦される研削切断機の側面図である。 図1の保護フードの、水案内部を一体的に設けたグリップの領域の部分断面拡大図である。 図1の研削切断機の保護フードの一部分の拡大図である。 図3に示した横方向の切断線IV−IVによる保護フードの断面図である。 内側へ湾曲した膨出部を備える図4の部分Vの拡大断面図である。 固定フランジと側壁へのその移行部との成形態様を詳細に示す、図4の部分VIの拡大断面図である。 高さ方向における側壁の成形態様を詳細に示す、図3の切断線VII−VIIによる保護フードの断面図である。 中央領域での周壁の成形態様を詳細に示す、図7の部分VIIIの拡大断面図である。 グリップを固定するための厚肉部を詳細に示す、図3の切断線IX−IXによる保護フードの拡大断面図である。 図1にしたがって取り付けねじ止めした保護フードをも併せて図示した、図9の厚肉部を示す図である。 周壁へのグリップの形状拘束的固定態様を詳細に示す、図1の保護フードのグリップ領域における部分縦断面図である。 両側にそれぞれ別個の鋼薄板部材として実施された耐磨耗部材を備える本発明による保護フードの他の実施形態の分解斜視図である。
符号の説明
1 保護フード
2 グリップ
8 開口部
9 膨出部
10 側壁
11 側壁
13 周壁
14 厚肉部
17 段部
18 走入領域
19 走出領域
24 切断ディスク
33 内部空間
34 高さ方向
35 段部
37 窓状の凹部
47 切断ディスク用位置確認マーク
54 磨耗防止部材
55 走入エッジ

Claims (28)

  1. 周壁(13)と該周壁(13)に境を接する2つの側壁(10,11)とを備えた、手で操縦され内燃エンジンにより駆動される研削切断機の切断ディスク(24)のための保護フードにおいて、
    周壁(13)と2つの側壁(10,11)とが軽金属鋳物から一体的に製造された部材として保護フード(1)を形成し、周壁(13)が、周方向において少なくとも部分的に、該周壁(13)に一体に成形した磨耗防止手段としての膨出部(9)を有し、膨出した周壁(13)に比べて2つの側壁(10,11)がより薄く構成されていることを特徴とする保護フード。
  2. 保護フード(1)がマグネシウムダイカスト品から形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の保護フード。
  3. 周壁(13)が、その走入領域(18)において、周方向で該走入領域(18)に続いている中央領域(20)に比べて厚肉に形成され、または膨出していることを特徴とする、請求項1または2に記載の保護フード。
  4. 膨出部(9)が周壁(13)の輪郭部から保護フード(1)の内部空間(33)のなかへ突出していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一つに記載の保護フード。
  5. 膨出部(9)が凸状に湾曲して内部空間(33)のなかへ突出していることを特徴とする、請求項4に記載の保護フード。
  6. 膨出部(9)が周壁(13)の輪郭部から外側へ湾曲していることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一つに記載の保護フード。
  7. 膨出部(9)により切断ディスク(24)用位置確認マーク(47)が形成されていることを特徴とする、請求項6に記載の保護フード。
  8. 側壁(10,11)が、半径方向において少なくとも部分的に、境を接している周壁(13)に傾斜して接続していることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一つに記載の保護フード。
  9. 2つの側壁(10,11)が、周壁(13)に境を接している領域において、半径方向に小さくなっていく曲率半径を有していることを特徴とする、請求項8に記載の保護フード。
  10. 2つの側壁(10,11)と周壁(13)とが半径方向の横断面にて互いに流線形に移行していることを特徴とする、請求項9に記載の保護フード。
  11. 2つの側壁(10,11)と周壁(13)とが半径方向の横断面にてほぼ楕円形の輪郭を有していることを特徴とする、請求項10に記載の保護フード。
  12. 周壁(13)が半径方向外側へ突出するように一体成形した厚肉部(14)を有していることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一つに記載の保護フード。
  13. 中央領域(20)を通るように設定した高さ方向(34)において、両側壁(10,11)の相互間隔がハブ領域(45)を起点として周壁(13)まで先細りになっていることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに記載の保護フード。
  14. 側壁(10,11)が高さ方向(34)に対し横方向に延びる段部(17,35)を有していることを特徴とする、請求項13に記載の保護フード。
  15. 段部(17)が少なくとも近似的に半径方向外側で厚肉部(14)に接続していることを特徴とする、請求項12または14に記載の保護フード。
  16. 2つの側壁のうち少なくとも一方の側壁(10)が、ハブ領域(45)に、一体成形したリング状の固定フランジ(36)を備えていることを特徴とする、請求項1から15までのいずれか一つに記載の保護フード。
  17. 固定フランジ(36)が周方向に配分した窓状の凹部(37)を有していることを特徴とする、請求項16に記載の保護フード。
  18. 固定フランジ(36)が丸みをおびるように構成されていることを特徴とする、請求項16または17に記載の保護フード。
  19. 固定フランジ(36)が楕円形輪郭部により前記少なくとも一方の側壁(10)へ移行していることを特徴とする、請求項16または17に記載の保護フード。
  20. グリップ(2)を形状拘束的に固定するための少なくとも1つの固定要素が、鋳造技術で保護フード(1)に一体成形されていることを特徴とする、請求項1から19までのいずれか一つに記載の保護フード。
  21. グリップ(2)を形状拘束的に固定するための少なくとも1つの固定要素が、厚肉部(14)または開口部(8)として形成されていることを特徴とする、請求項20に記載の保護フード。
  22. 保護フード(1)の内部空間(33)側の表面の少なくとも一部領域が、内側コーティング部を有していることを特徴とする、請求項1から21までのいずれか一つに記載の保護フード。
  23. 内側コーティング部が電気化学的方法により生成されていることを特徴とする、請求項22に記載の保護フード。
  24. 周壁(13)が、その走入領域(18)に、別個の部材として形成した磨耗防止部材(54)を備えていることを特徴とする、請求項1から23までのいずれか一つに記載の保護フード。
  25. 磨耗防止部材(54)が周壁(13)の、保護フード(1)の内部空間(33)側に配置されていることを特徴とする、請求項24に記載の保護フード。
  26. 磨耗防止部材(54)が走入領域(18)に境を接している走入エッジ(55)を取り囲んでいることを特徴とする、請求項25に記載の保護フード。
  27. 磨耗防止部材(54)が薄鋼板から製造されていることを特徴とする、請求項25または26に記載の保護フード。
  28. 磨耗防止部材(54)が、周壁(13)の領域に弾性をもってスナップ固定されていることを特徴とする、請求項27に記載の保護フード。
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