JP2510563Y2 - 背負式刈払機のエンジン始動装置 - Google Patents

背負式刈払機のエンジン始動装置

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JP2510563Y2
JP2510563Y2 JP1989001127U JP112789U JP2510563Y2 JP 2510563 Y2 JP2510563 Y2 JP 2510563Y2 JP 1989001127 U JP1989001127 U JP 1989001127U JP 112789 U JP112789 U JP 112789U JP 2510563 Y2 JP2510563 Y2 JP 2510563Y2
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JP
Japan
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engine
rope
brush cutter
backpack
type brush
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JP1989001127U
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JPH0292064U (ja
Inventor
長己 河辺
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富士ロビン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、背負枠上のエンジンを始動させる背負式刈
払機のエンジン始動装置に関する。
[従来の技術] 従来は、第9図に示すように、垂直軸を中心にして回
動できるエンジン(20)を背負枠(10)上に搭載して構
成する背負式刈払機において、エンジン(20)の側部に
設けたリコイルスタータ(24)の外周側に係合する操作
把手(25)の握り部(25e)がその基部側よりも前記垂
直軸の軸心(P)から遠ざかるようになって、操作しや
すいような構造になっていた。
[考案が解決しようとする課題] したがって、エンジン(20)が軸心(P)中心に回動
する際に、操作把手(25)と背負枠(10)側の背当てパ
ッド(12)が干渉しないように、軸心(P)と背負枠
(10)側との距離をL1で示すように大きくしなければな
らないことになり、そのため、背負った状態で背負枠
(10)に対するモーメントが大きくなり、作業者は重く
感じて疲労が増大することになって作業性が悪くなり、
また、作業時には、大きく突出する状態となる操作把手
(25)が枝葉にひっかかって刈払い作業性が悪くなる、
といった不具合を呈していた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を解決し、負担を少なく
して始動装置付きエンジンを背負いながら作業性良く刈
払い作業ができるよううにしたものであり、そのため、
エンジンの側部に設けけたリコイルスタータの外周部に
はロープ引出し口を形成し、該ロープ引出し口の外方側
近傍には、ロープに連結される操作把手を設け、非操作
時には、前記ロープ引出し口の外方側近傍に位置するこ
とになる操作把手の基部と垂直軸の軸心との間の距離に
等しいか短くなるように、操作把手の握り部をエンジン
の外周に接近させて係止できるように取付け構成したも
のである。
[作用] したがって、操作把手をエンジンの回転軸心側に接近
させたので、エンジンが軸心中心に回動しても、操作把
手が背負枠側に干渉しないようにしてエンジン側を従来
形に比し背負枠側に充分に寄せることができることにな
って、作業者は負担が少なく背負うことができることに
なり、また、操作把手が灌木などの枝葉にあたらないよ
うにして作業性良く刈払い作業を行なうことができる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図ないし第5図において、第2図は刈払機の側面
図を示し、該背負式刈払機(1)は、側面L状の背負枠
(10)の前面起立側に背当てパッド(12)を架設すると
ともにその前面側両側に両背負いバンド(11)をそれぞ
れ連繋し、エアクリーナ(26)、燃料タンク(27)、マ
フラ(29)などを装備して側方にリコイルスタータ(2
4)を設けたエンジン(20)の下部からは、該エンジン
(20)にボルト(23)により固定した固定板(22)より
垂直軸(21)を垂設し、前記背負枠(10)の下部間に架
設した支持板(13)の上方にボルトナット(15)により
固定して立設した支持筒体(14)には、軸受けとなる硬
質ゴム(16)を介装して前記垂直軸(21)を嵌合すると
ともに、スペーサ(21a)(21b)を介装してスナップリ
ング(21c)により係止し、前記エンジン(20)の側部
のクラッチハウジング側より延出するフレキシブルシャ
フト(4)を、両グリップ(5)を有する操作桿(3)
の後端側に連動連繋し、操作桿(3)の先端側に刈刃
(2)を連動連繋して従来形構造同様に構成する。
前記エンジン(20)の側部に設けたリコイルスタータ
(24)の外周部にロープ引出し口(24d)を形成すると
ともに、該ロープ引出し口(24d)より繰り出すロープ
(25a)の先端を操作把手(25)の内部と挿着して連繋
するが、ロープ引出し口(24d)の外周側には支持突部
(24a)を***形成し、遊端側に握り部(25e)を有する
操作把手(25)の基部(25b)には、前記支持突部(24
a)に嵌合できる凹部(25f)を形成し、支持突部(24
a)に凹部(25f)が嵌合すると、操作把手(25)の握り
部(25e)が基部(25b)側より前記垂直軸(21)の軸心
(P)に接近して短い距離となって係止できるように取
付け構成する。
第6図および第7図は第2実施例を示し、操作把手
(25)の基部(25b)を長円状に形成し、ロープ引出し
口(24d)の外方には、長円状の底面(24b)の周囲から
だるま形の開口(24c)の周囲にかけてテーパ面となる
凹部を形成し、該凹部の入口部の寸法に対し、操作把手
(25)の基部(25b)の長手方向の寸法が小となるよう
に形成し、基部(25b)が底部(24b)に落ちこんで係合
すると、操作把手(25)の握り部(25e)が基部(25b)
側より前記垂直軸(21)の中心側に接近して係止できる
ように構成する。
また、第8図は第3実施例を示し、操作把手(25)の
近傍となるロープ(25a)の部位には、(イ)で示すよ
うに結びを形成し、リコイルスタータ(24)の外面側に
埋設したマグネット(29)に吸磁できるマグネット(25
d)を握り部(25e)に埋設し、両マグネット(29)(25
d)の吸磁により、握り部(25e)が基部(25b)側より
前記垂直軸(21)の中心側に接近して係止できるように
構成する。
したがって、各実施例に見られるように、操作把手
(25)の握り部(25e)が基部(25b)側より垂直軸(2
1)の軸心(P)方向に接近させて係止できるように構
成したので、第2図に示すように、エンジン(20)が軸
心(P)を中心に回動してても操作把手(25)が背負枠
(10)側に干渉しないようにして、軸心(P)が背負枠
(10)側に短い距離(L2)で近づくように装備できるこ
とになり、また、背負って作業する際に、エンジン(2
0)が回動しても操作把手(25)が灌木などの枝葉に干
渉しないようにして作業性良く作業できることになる。
[考案の効果] このように本考案は、操作把手(25)の握り部(25
e)が基部(25b)側よりエンジン(20)の垂直軸(21)
の軸心(P)側に接近するか等しく離れるようにしてロ
ープ引出し口(24d)の外方側に係止したので、エンジ
ン(20)が軸心中心に回動しても、操作把手(25)が背
負枠(10)側に干渉したりまた作業時に灌木などの枝葉
にあたらないようにしてエンジン(20)側を背負枠(1
0)側に接近させることができることになり、そのた
め、作業者は疲労度が少なくなって作業性良く機体を背
負うことができることになり、簡単な構造にして好適に
実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部の平面図、第2図は背負
式刈払機の側面図、第3図は第1図の一部の断面図、第
4図は第3図のIV−IV線における断面図、第5図は第2
図の一部の断面図、第6図は第2実施例の断面図、第7
図は第6図の一部をVII線方向より見た図面を示し、第
8図は第3実施例を示し、第9図は従来例を示す。 (21)……垂直軸、(20)……エンジン (10)……背負枠、(24)……リコイルスタータ (24d)……ロープ引出し口 (25)……操作把手、(25e)……握り部 (25b)……基部、(25a)……ロープ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直軸(21)を中心にして回動できるエン
    ジン(20)を背負枠(10)上に搭載して構成する背負式
    刈払機において、前記エンジン(20)の側部に設けたリ
    コイルスタータ(24)の外周部にはロープ引出し口(24
    d)を形成し、該ロープ引出し口(24d)の外方側近傍に
    は、ロープ(25a)に連結される操作把手(25)を設
    け、非操作時には前記ロープ引出し口(24d)の外方側
    近傍に位置することになる操作把手(25)の基部(25
    b)と前記垂直軸(21)の軸心(P)との間の距離に等
    しいか短くなるように操作把手(25)の握り部(25e)
    をエンジン(20)の外周に接近させて係止できるように
    取付け構成したことを特徴とするエンジン始動装置。
JP1989001127U 1989-01-09 1989-01-09 背負式刈払機のエンジン始動装置 Expired - Lifetime JP2510563Y2 (ja)

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JPH0292064U JPH0292064U (ja) 1990-07-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60112674U (ja) * 1984-01-06 1985-07-30 富士重工業株式会社 エンジン駆動ゼネレ−タのリコイルスタ−タノブ装置
JPS62128165U (ja) * 1986-02-07 1987-08-13

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