JP5023817B2 - 自動取引装置および自動取引システム - Google Patents

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Description

本発明は、顧客の操作により各種取引を行う自動取引装置および自動取引システムに関し、特に他国の通貨に両替する両替取引および他国の通貨で融資するキャッシング取引を行う自動取引装置および自動取引システムに関する。
従来の自動取引装置および自動取引システムは、複数の通貨単位に係る口座の取引を可能にし、その複数の通貨単位を入出金する顧客の利便性を向上させるため、顧客が有する口座に通貨単位の異なる口座が含まれている場合、その通貨単位間の換算レートを表示し、顧客はそれを判断材料として通貨単位を選択し、現金の出金取引や入金取引を行うようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、出金取引で必要になる自動取引装置の取扱手数料とローンの借入利息とを比較し、取扱手数料が有利な場合は通常の出金取引を行い、ローンによる借入利息が有利な場合はローンの斡旋画面を表示し、顧客の操作によりローン扱いの取引に変更できるようにして顧客の利便性を向上させているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−67816号公報(段落「0045」〜段落「0058」、図3、図4) 特開2004−199125号公報(段落「0029」〜段落「0046」、図5)
近年、各国の自動取引装置を利用してクレジットカード会社等から為替レートで換算された現地通貨の現金を所定の利息で借り入れる海外キャッシングサービスが広く普及している。
この海外キャッシングサービスでは借入利息が生じるものの為替レートが金融機関で行う現地通貨への両替の為替レートより顧客に有利に設定されている場合があり、海外キャッシングサービスを利用した方が顧客に有利になる場合がある。
このような状況の下、上述した従来の技術においては、複数の通貨単位に係る口座の為替レートの表示や取扱手数料とローンの借入利息との比較はできても、現地通貨への両替や海外キャッシングサービスにおける為替レートおよび借入利息の表示や比較ができず、現地通貨で現金が必要になった場合、自動取引装置を利用する以前に為替レートおよび借入利息を考慮して金融機関の現地通貨への両替またはクレジットカード会社等の海外キャッシングサービスのどちらが有利であるかを顧客自身が判断しなければならないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、顧客の操作を受け付けて取引を行う自動取引装置において、クレジットカード会社が設定した為替レートおよび所定の期間の借入利息率であるキャッシング利率に基づいてキャッシング取引における一の通貨単位から他の通貨単位への変換比率を算出する変換比率算出手段を設け、前記変換比率算出手段が算出した変換比率を両替取引における金融機関が設定した両替レートと比較してキャッシング取引および両替取引のいずれが顧客に有利な取引であるかを判定し、有利と判定された取引を表示することを特徴とする。
このようにした本発明は、顧客自身が自動取引装置を利用する前にキャッシング取引と両替取引のいずれかが有利であることを検討する必要がなくなり、顧客の利便性が向上するという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による自動取引装置および自動取引システムの実施例を説明する。
図1は実施例における自動取引装置および自動取引システムの構成を示すブロック図である。
図1において、1は自動取引装置であり、銀行等の金融機関の店舗またはコンビニエンスストア等の店舗や空港、駅等に設置されるものである。この自動取引装置1は顧客の操作を受付け、後述する上位装置から取引の許可を受信して現金引出しや現金入金、両替、キャッシング等の取引を行うものである。
2は自動取引装置1の上位装置としての利用金融機関ホストコンピュータであり、銀行等の金融機関の事務センタ等に設置されるものである。この利用金融機関ホストコンピュータ2はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御手段である制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段である記憶部および通信手段である通信部等を備えるものであり、通信回線4を介して自動取引装置1等と相互に通信可能に接続されている。
また、この利用金融機関ホストコンピュータ2は自動取引装置1との間で現金引出し、現金入金、両替等の取引電文の送受信を行い顧客の取引を成立させるか否かを判断するとともにその取引の処理を行う。さらに、顧客の口座番号と顧客の暗証番号等で本人であるか否かの本人確認も行う。
ここで、両替取引とは顧客の操作により自動取引装置1に投入された通貨を所定の両替レートで換算した他国の通貨に替えて顧客に出金する取引をいう。
3は自動取引装置1の上位装置としてのクレジットカード会社ホストコンピュータであり、クレジットカード会社の事務センタ等に設置されるものである。このクレジットカード会社ホストコンピュータ3はCPU、MPU等の演算および制御手段である制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段である記憶部および通信手段である通信部等を備えるものであり、通信回線4を介して自動取引装置1等と相互に通信可能に接続されている。
また、このクレジットカード会社ホストコンピュータ3は自動取引装置1との間でキャッシング等の取引電文の送受信を行い顧客の取引を成立させるか否かを判断するとともにその取引の処理を行う。さらに、顧客のクレジットカード番号と顧客の暗証番号等で本人であるか否かの本人確認も行う。
ここで、キャッシング取引とは顧客の操作により入力された金額の現金を自動取引装置1が出金し、顧客にその現金を所定の利息で融資する取引をいう。
このように自動取引システムは自動取引装置1、利用金融機関ホストコンピュータ2、クレジットカード会社ホストコンピュータ3、およびそれらを通信可能に接続する通信回線4等で構成され、日本国内に限られることなく諸外国においても利用できるものとする。なお、自動取引装置1と利用金融機関ホストコンピュータ2は専用回線等の通信回線4で接続されているものとする。
次に、自動取引装置1の構成を説明する。
11は顧客操作表示部であり、タッチパネル等の操作部および液晶ディスプレイ等の表示部で構成されたものである。この顧客操作表示部11はCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示部上にタッチパネルを配置し顧客が行う入力操作等を検知するものであり、また、取引選択画面、顧客が選択した取引に対して顧客の入力操作等の誘導を行う画面および入力された情報等を表示するものである。
顧客操作表示部11で検知した入力操作等は後述する制御部に信号を出力して通知する。
12はカードリーダ部であり、カード読取り書込み機構およびカード搬送機構等を備えたものである。このカードリーダ部12は、ICカードリードライト機構および磁気カードリードライト機構等で構成され、顧客の操作によりカード挿入返却口に挿入されたカードのICチップまたは磁気ストライプに記録された情報を読取り、また任意の情報を記録することができるようになっている。
さらに、このカード挿入返却口にはカードの挿入を検知する機構およびカードの受取りを検知する機構が設けられ、情報の読取りまたは書込みが終了したカードはカード挿入返却口から排出して顧客に返却することができるようになっている。
なお、カードのICチップまたは磁気ストライプにはクレジットカード番号等の顧客が有するクレジット口座を識別するためのカード情報が記録されているものとする。
13は入出金部であり、紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成されたものである。この入出金部13は現金引出し取引や現金入金取引に伴う紙幣や硬貨の入出金処理を行う。ここで、入金処理とは顧客が入出金口に入れた紙幣を紙幣入出金機で計数して金庫に収納し、入出金口に入れた硬貨を硬貨入出金機で計数して金庫に収納することである。また、出金処理とは顧客の操作により指定した金額に相当する紙幣および硬貨をそれぞれ紙幣入出金機および硬貨入出金機の金庫から繰り出して計数し入出金口に搬送して顧客に払い出すことである。
この入出金口には挿入された紙幣ならびに硬貨を検知する機構および搬送された紙幣ならびに硬貨の受取りを検知する機構が設けられている。
また、入出金部13は複数の国の通貨をそれぞれ収納する金庫や金種、正損等を鑑別する鑑別部を備え、入金された通貨と異なる通貨を出金する両替取引が可能になっている。
なお、入出金部13は紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成されたものに限られることなく、紙幣入出金機のみで構成されたものであってもよい。
14はレシート印字部であり、レシート搬送機構およびレシート印字機構を備えたものである。このレシート印字部14は顧客の操作により行なった取引内容をレシート印字機構で明細票に印刷し、そのレシートをレシート搬送機構でレシート排出口から排出して顧客に発行することができるようになっている。
15は記憶部であり、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を記憶し、記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部15には自動取引装置1全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)、顧客操作表示部11に表示する画面データおよび顧客が行う取引に必要な情報等を記憶する。
16は制御部であり、CPU等の演算および制御手段等で構成されたものである。この制御部16は顧客操作表示部11、カードリーダ部12、入出金部13、レシート印字部14、記憶部15、および利用金融機関ホストコンピュータ2やクレジットカード会社ホストコンピュータ3との間の通信の制御を行う図示しない通信部を含めて自動取引装置1全体の動作を記憶部15に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。なお、制御部16は日時や時刻等を計測する手段であるカレンダーおよび時計機能等も有している。
次に、利用金融機関ホストコンピュータ2の構成を説明する。
21は記憶部であり、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を記憶し、記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部21には利用金融機関ホストコンピュータ2全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)等を記憶する。
22は顧客データベース(以下、「顧客DB」という。)であり、各顧客の氏名、口座番号、暗証番号、および口座残高等を関連付けて顧客口座情報として記憶するものである。
23は両替レートデータベース(以下、「両替レートDB」という。)であり、自動取引装置1が行う両替取引における金融機関が定めた当日の外国通貨毎の為替レート(以下、「両替レート」という。)を記憶するものである。
24は手数料データベース(以下、「手数料DB」という。)であり、自動取引装置1で両替取引を行う場合の手数料率を記憶するものである。
25は制御部であり、CPU等の演算および制御手段等で構成されたものである。この制御部25は記憶部21、顧客DB22、両替レートDB23、手数料DB24、および自動取引装置1との間の通信の制御を行う図示しない通信部を含めて利用金融機関ホストコンピュータ2全体の動作を記憶部21に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。なお、制御部25は日時や時刻等を計測する手段であるカレンダーおよび時計機能等も有している。
次に、クレジットカード会社ホストコンピュータ3の構成を説明する。
31は記憶部であり、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を記憶し、記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部31にはクレジットカード会社ホストコンピュータ3全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)等を記憶する。
32は顧客データベース(以下、「顧客DB」という。)であり、各顧客の氏名、クレジットカード番号、暗証番号、キャッシング利率、および為替レート等を関連付けて記憶するものである。したがって、カードから読取ったカード情報に含まれるクレジットカード番号から当該顧客のキャッシング利率(キャッシング取引に適用される借入利息)や為替レートを抽出することができるようになっている。
33は元帳データベース(以下、「元帳DB」という。)であり、各顧客のクレジットカード番号、および貸付残高等を関連付けて記憶するものである。
34は為替レートデータベース(以下、「為替レートDB」という。)であり、自動取引装置1が行うキャッシング取引におけるクレジットカード会社が定めた当日の外国通貨毎の為替レート(例えば電信決済相場の中値)を記憶するものである。なお、この為替レートDB34に記憶された為替レートに基づいて顧客毎に決定された為替レートが顧客DB32に記憶されるものとする。また、外国のクレジットカードを利用したキャッシング取引を行う場合の手数料率が記憶されている。
35は制御部であり、CPU等の演算および制御手段等で構成されたものである。この制御部35は記憶部31、顧客DB32、元帳DB33、為替レートDB34、および自動取引装置1との間の通信の制御を行う図示しない通信部を含めてクレジットカード会社ホストコンピュータ3全体の動作を記憶部31に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。なお、制御部35は日時や時刻等を計測する手段であるカレンダーおよび時計機能等も有している。
上述した構成の作用について図2の実施例における取引の処理を示すフローチャートのSで表すステップにしたがって説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
S1:図示しない近接センサにより顧客の接近を検知すると自動取引装置1の顧客操作表示部11は取引を選択するための取引選択画面を表示する。この取引選択画面は、「いらっしゃいませ ご希望のお取引を押してください」等の文言および「入金」、「支払」、「キャッシング」、「両替」等の取引選択ボタンから構成されるものである。
顧客の操作によりキャッシング取引を選択する「キャッシング」取引選択ボタンが押下されるものとする。
S2:「キャッシング」取引選択ボタンの押下を検知すると制御部16の指示により顧客操作表示部11は顧客にカードの挿入を促すカード挿入誘導画面を表示する。顧客はこのカード挿入誘導画面にしたがって所持するカードをカード挿入返却口から挿入するものとする。
S3:カードリーダ部12は顧客により挿入されたカードを引き込み、そのカードに記録されたカード情報を読取る。制御部16は読取ったカード情報を記憶部15に記憶させる。
S4:また、カードが挿入されると制御部16の指示により顧客操作表示部11は顧客の暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力画面を表示し、顧客は表示されたテンキー等の操作ボタンを押下して暗証番号を入力する。続いて、顧客が暗証番号を入力すると制御部16の指示により顧客操作表示部11は金額の入力を受け付ける金額入力画面を表示し、顧客は表示されたテンキー等の操作ボタンを押下して金額を入力する。制御部16は入力された暗証番号および金額を記憶部15に記憶させる。
S5:暗証番号および金額を記憶部15に記憶させると制御部16はカード情報を含む為替レートを問い合わせる電文をクレジットカード会社ホストコンピュータ3へ送信する。
S6:為替レートを問い合わせる電文を受信したクレジットカード会社ホストコンピュータ3の制御部35はカード情報に含まれるクレジットカード番号に基づいて顧客DB32を検索する。
S7:制御部35はクレジットカード番号に基づいて検索した顧客DB32から当該顧客の外国通貨毎の為替レートを抽出する。
S8:さらに、制御部35はクレジットカード番号に基づいて検索した顧客DB32から当該顧客のキャッシング利率および手数料率を抽出する。
S9:制御部35は抽出した為替レート、キャッシング利率、および手数料率を自動取引装置1へ送信する。
S10:自動取引装置1の制御部16はクレジットカード会社ホストコンピュータ3から受信した為替レート、キャッシング利率、および手数料率を記憶部15に記憶させ、また両替レートを問い合わせる電文を金融機関ホストコンピュータ2へ送信する。
S11:両替レートを問い合わせる電文を受信した金融機関ホストコンピュータ2の制御部25は両替レートDB23から自動取引装置1が行う両替取引における当日の外国通貨毎の両替レートを取得する。
S12:制御部25は取得した両替レートを自動取引装置1へ送信する。
S13:一の通貨単位から他の通貨単位への変換比率を算出する変換比率算出手段としての自動取引装置1の制御部16は金融機関ホストコンピュータ2から受信した両替レートを記憶部15に記憶させ、その両替レートおよび既に受信した為替レート、キャッシング利率ならびに手数料率に基づいてキャッシング取引と両替取引における一の通貨単位から他の通貨単位への変換比率である実質レートを算出する。
ここで、上述した実質レートの算出方法について説明する。
まず、日本のクレジットカードで米ドルをキャッシングするキャッシング取引の実質レートの算出方法を以下に説明する。
例えば、S4において入力された金額をAドル、キャッシング利率を年利B%、為替レートが1ドル=C円、決済までの経過日を60日とし、入力された金額を日本円に換算するとA×C=D円となり、決済までのキャッシング利息は(D円×B%)×(60日÷365日)=E円となり、後日クレジットカード会社から請求される金額はD+E=F円となる。このF円を仮想の換算レートである実質レートに換算するとF円÷Aドル=Z(円/ドル)、すなわち1ドル=Z円の実質レートとなる。
なお、上述した決済までの経過日は、例えば取引を行う当日からの現地決済期間処理日数、所属クレジットカード会社処理日数、締め日から決済日までの日数を加算したものとする。
また、実質レートであるZ(円/ドル)はC(円/ドル)+C(円/ドル)×B%×(60日÷365日)で算出することができ、キャッシング利率を年利B%、為替レートが1ドル=C円、および決済までの経過日(60日)に基づいて算出することができる。
一方、自動取引装置1で行う両替取引の実質レートは両替レートそのものとなり、例えば1ドル=Y円となる。なお、両替取引で手数料が必要となる場合、手数料DB24に記憶された手数料率を利用金融機関ホストコンピュータ2から受信して実質レートを計算するようにしてもよい。
このようにしてキャッシング取引と両替取引における実質レートを算出すると制御部16はその実質レート、すなわち1ドル=Z円と1ドル=Y円とを比較し、Z円がY円より大きいとき顧客にとってキャッシング取引が有利であると判定し、Z円がY円より小さいとき顧客にとって両替取引が有利であると判定する。
次に、外国のクレジットカードで日本円をキャッシングするキャッシング取引の実質レートの算出方法を以下に説明する。
例えば、S4において入力された金額をA円、キャッシング利率を年利B%、為替レートが1ドル=C円、決済までの経過日を60日、手数料率を1%とし、入力された金額に手数料を加算するとA円×(100%+1%)=D円となり、それを米ドルに換算するとD÷C=Eドル、すなわちこのEドルがクレジット利用金額となり、決済までのキャッシング利息は(Eドル×B%)×(60日÷365日)=Fドルとなり、後日クレジットカード会社から請求される金額はE+F=Gドルとなる。このGドルを仮想の換算レートである実質レートに換算するとA円÷Gドル=Z(円/ドル)、すなわち1ドル=Z円の実質レートとなる。
なお、上述した決済までの経過日は、例えば取引を行う当日からの現地決済期間処理日数、所属クレジットカード会社処理日数、締め日から決済日までの日数を加算したものとする。
一方、自動取引装置1で行う両替取引の実質レートは両替レートそのものとなり、例えば1ドル=Y円となる。なお、両替取引で手数料が必要となる場合、手数料DB24に記憶された手数料率を利用金融機関ホストコンピュータ2から受信して実質レートを計算するようにしてもよい。
このようにしてキャッシング取引と両替取引における実質レートを算出すると制御部16はその実質レート、すなわち1ドル=Z円と1ドル=Y円とを比較し、Z円がY円より大きいとき顧客にとってキャッシング取引が有利であると判定し、Z円がY円より小さいとき顧客にとって両替取引が有利であると判定する。
S14:キャッシング取引と両替取引における実質レートを算出すると制御部16の指示により顧客操作表示部11は図3に示す判定結果画面40を表示する。なお、図3に示す判定結果画面40は日本のクレジットカードで米ドルをキャッシングするキャッシング取引の実質レートを算出し、キャッシング取引が有利であると判定した例を表示している。
この判定結果画面40は、例えば算出した実質レートを説明する「このクレジットカードでキャッシングをされた場合 キャッシング利息 年利10.0% 換算レート 1ドル=¥120 キャッシング利用期間 60日 計 1ドル=¥123.92のレートに相当します」、「両替をご利用の場合 本日の円⇒ドル 両替レートは1ドル=¥124になります」等の文言、算出した実質レートから顧客に有利な取引を判定した結果である「キャッシングご利用がお得です」等の文言、入力した金額を示す「両替金額 $1,000」、キャッシング取引で必要になる日本円を示す「キャッシング利用 ¥123,920」、両替取引で必要になる日本円を示す「両替利用 ¥124,000」等の文言、および両替取引を実行させるための「両替」ボタン41、キャッシング取引を実行させるための「キャッシング」ボタン42、取引を中止させる「取消し」ボタン43等で構成されたものである。
S15:顧客は判定結果画面40を確認して両替取引、キャッシング取引、取引の中止を選択するために「両替」ボタン41、「キャッシング」ボタン42、「取消し」ボタン43のいずれかを押下するものとする。顧客操作表示部11は「両替」ボタン41の押下を検知すると処理をS16へ移行し、「キャッシング」ボタン42の押下を検知すると処理をS23へ移行し、「取消し」ボタン43の押下を検知すると処理をS26へ移行する。
S16:「両替」ボタン41の押下を検知すると制御部16の指示によりカードリーダ部12はカードをカード挿入返却口から排出して顧客に返却する。
S17:カードを顧客に返却すると制御部16の指示により顧客操作表示部11は顧客に現金を入金することを促す現金投入誘導画面を表示する。
S18:顧客はその現金投入誘導画面にしたがってS4において入力された金額に相当する日本円の現金を入出金口に投入するものとする。例えば、S4において入力された金額が1,000ドルとすると、その金額に相当する124,000円を投入するものとする。
S19:現金が入出金口に投入されると制御部16の指示により入出金部13は投入された現金を計数し、入金処理を行う。また、制御部16はS10において利用金融機関ホストコンピュータ2から受信した両替レートに基づいて出金金額を算出する両替計算を行う。
S20:入金処理が終了すると制御部16の指示により入出金部13はS4において入力された金額の米ドル(例えば1,000ドル)を顧客に支払う出金処理を行う。なお、釣銭がある場合はその釣銭も出金処理するものとする。
S21:出金処理が終了すると制御部16は両替取引の結果を利用金融機関ホストコンピュータ2へ送信する。
S22:利用金融機関ホストコンピュータ2は受信した両替取引の結果をトランザクション記録として記憶部21に記憶させる。
このようにして自動取引装置1および利用金融機関ホストコンピュータ2は両替取引を実行する。
S23:一方、S15において「キャッシング」ボタン42の押下を検知すると制御部16の指示により入出金部13はS4において入力された金額の米ドル(例えば1,000ドル)を顧客に支払う出金処理を行い、出金処理が終了すると制御部16の指示によりカードリーダ部12はカードをカード挿入返却口から排出して顧客に返却する。
なお、入出金部13が出金処理を行う前に制御部16は入力された暗証番号とカード情報をクレジットカード会社ホストコンピュータ3へ送信し、クレジットカード会社ホストコンピュータ3は受信したカード情報に含まれる顧客のクレジットカード番号に基づいて顧客DB32を検索して暗証番号を抽出し、受信した暗証番号と比較して一致するか否かの照合、すなわち本人確認を行うものとする。
S24:カードを顧客に返却すると制御部16はキャッシング取引の結果をクレジットカード会社ホストコンピュータ3へ送信する。
S25:キャッシング取引の結果を受信したクレジットカード会社ホストコンピュータ3は元帳DB33の当該顧客の貸付残高等を更新する。
このようにして自動取引装置1およびクレジットカード会社ホストコンピュータ3はキャッシング取引を実行する。
S26:また、S15において「取消し」ボタン43の押下を検知すると制御部16の指示によりカードリーダ部12はカードをカード挿入返却口から排出して顧客に返却し、取引を終了する。
このようにキャッシング取引における実質レート(1ドル=Z円)と両替取引における実質レート(1ドル=Y円)とを比較し、Z円がY円より大きいとき顧客にとってキャッシング取引が有利であることを顧客操作表示部12に表示するようにしたことで顧客は自動取引装置1を利用する前にキャッシング取引と両替取引のいずれかが有利であることを検討する必要がなくなり、顧客の利便性が向上する。
なお、本実施例では自動取引装置1で行う両替取引とキャッシング取引のどちらが顧客にとって有利であるかを判定するようにしたが、両替取引に替えて出金取引とするようにしてもよい。
この場合、カードのICチップまたは磁気ストライプには顧客の金融機関の口座番号およびクレジットカード会社のクレジットカード番号等の顧客が有するそれぞれの口座を識別するための口座識別情報が記録されるものとし、顧客は1枚のカードで金融機関の自己の口座から両替レートで換算された現地通貨の現金の引出す出金取引およびクレジットカード会社のキャッシング取引を行うことができるものとする。
以上説明したように、本実施例では、キャッシング取引における実質レート(1ドル=Z円)と両替取引における実質レート(1ドル=Y円)とを比較し、Z円がY円より大きいとき顧客にとってキャッシング取引が有利であることを顧客操作表示部12に表示すようにしたことで顧客は自動取引装置1を利用する前にキャッシング取引と両替取引のいずれかが有利であることを検討する必要がなくなり、顧客の利便性が向上するという効果が得られる。
実施例における自動取引装置および自動取引システムの構成を示すブロック図 実施例における取引の処理を示すフローチャート 実施例における判定結果画面の説明図
符号の説明
1 自動取引装置
2 利用金融機関ホストコンピュータ
3 クレジットカード会社ホストコンピュータ
4 通信回線
11 顧客操作表示部
12 カードリーダ部
13 入出金部
14 レシート印字部
15、21、31 記憶部
16、25、35 制御部
22、32 顧客DB
23 両替レートDB
24 手数料DB
33 元帳DB
34 為替レートDB

Claims (7)

  1. 顧客の操作を受け付けて取引を行う自動取引装置において、
    クレジットカード会社が設定した為替レートおよび所定の期間の借入利息率であるキャッシング利率に基づいてキャッシング取引における一の通貨単位から他の通貨単位への変換比率を算出する変換比率算出手段を設け、
    前記変換比率算出手段が算出した変換比率を両替取引における金融機関が設定した両替レートと比較してキャッシング取引および両替取引のいずれが顧客に有利な取引であるかを判定し、有利と判定された取引を表示することを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1の自動取引装置において、
    前記変換比率が前記両替レートより顧客に有利であると判定した場合、キャッシング取引が有利である旨を表示してキャッシング取引を選択できるようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1または請求項2の自動取引装置において、
    前記両替レートが前記変換比率より顧客に有利であると判定した場合、両替取引が有利である旨を表示して両替取引を選択できるようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  4. 自動取引装置が顧客の操作を受け付けるとともに上位装置から許可を受信して取引を行う自動取引システムにおいて、
    クレジットカード会社が設定した為替レートならびに所定の期間の借入利息率であるキャッシング利率、および金融機関が設定した両替レートを記憶したデータベースを備えた上位装置と、
    前記上位装置から受信した為替レートおよびキャッシング利率に基づいてキャッシング取引における一の通貨単位から他の通貨単位への変換比率を算出する変換比率算出手段を備えた自動取引装置とを設け、
    前記自動取引装置が、前記変換比率算出手段で算出した変換比率を前記上位装置から受信した両替レートと比較してキャッシング取引および両替取引のいずれが顧客に有利な取引であるかを判定し、有利と判定された取引を表示することを特徴とする自動取引システム。
  5. 請求項4の自動取引システムにおいて、
    前記変換比率が前記両替レートより顧客に有利であると判定した場合、キャッシング取引が有利である旨を表示してキャッシング取引を選択できるようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  6. 請求項4または請求項5の自動取引システムにおいて、
    前記両替レートが前記変換比率より顧客に有利であると判定した場合、両替取引が有利である旨を表示して両替取引を選択できるようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  7. 請求項4、請求項5または請求項6の自動取引システムにおいて、
    前記上位装置を、クレジットカード会社が設定した為替レートならびに所定の期間の借入利息率であるキャッシング利率を記憶したデータベースを有するクレジット会社ホストコンピュータおよび金融機関が設定した両替レートを記憶したデータベースを有する利用金融機関ホストコンピュータとしたことを特徴とする自動取引システム。
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