JP2003067816A - 自動入出金機 - Google Patents

自動入出金機

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JP2003067816A
JP2003067816A JP2001258307A JP2001258307A JP2003067816A JP 2003067816 A JP2003067816 A JP 2003067816A JP 2001258307 A JP2001258307 A JP 2001258307A JP 2001258307 A JP2001258307 A JP 2001258307A JP 2003067816 A JP2003067816 A JP 2003067816A
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Kimito Takadate
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動入出金機において、複数の口座、通貨
単位に亘る入出金を可能にするとともに、その利便性を
向上する。 【解決手段】 ATMは複数の口座番号を記録した磁
気カードから、入出金の候補口座を複数読みとり可能と
する。ATMはホストコンピュータ10と通信し、各候
補口座について、利率、残金などの情報を利用者に提示
する。通貨単位の異なる口座が含まれている場合、候補
口座の通貨単位と異なる通貨単位での入出金が行われる
場合には、換算レートが併せて利用者に提示される。利
用者は、これらの情報を判断材料として、口座および通
貨単位を選択し、入出金を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の操作に応
じて口座からの入出金を行う自動入出金機に関し、詳し
くは、複数の口座または通貨単位を取扱可能な自動入出
金機に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関等で顧客に対する入出金に現金
自動取引装置(以下、ATMという)が使用されてい
る。近年では、複数の通貨単位を取扱可能なATMが提
案されている。例えば、特開平10−3564記載の技
術では、円とは異なる通貨単位の口座を有する顧客を想
定し、その顧客が入力した円単位の金額を口座に対応し
た通貨単位に換算することで、円単位での入出金を可能
としている。
【0003】別の技術として複数の口座を同時に取扱可
能なATMも提案されている。この技術では、例えば、
人民元、香港ドル、米ドルなどの通貨単位に応じて3種
類の口座を有する利用者には、これらの3種類の口座番
号等を記録したキャッシュカードが与えられる。利用者
は、ATMの利用時にカードに記録された3種類の口座
のいずれかを適宜選択することにより、各口座に対応し
た所望の通貨単位で入出金を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のATM
では、出金可能な通貨を利用者が柔軟に選択することは
できなかった。前者の技術(特開平10−3564記載
の技術)では、出金可能な通貨単位は、ATMの設置さ
れている国に応じて、例えば「円」などに限定されてい
た。後者の技術では、口座の選択によって複数の通貨単
位での出金を可能としているが、例えば、人民元の口座
から米ドルの出金を行うなど、通貨単位を換算して出金
することはできなかった。従って、米ドルの口座に残金
が不足している場合には、他の口座に残金が十分に存在
する場合でも、米ドルで所望の金額を出金することがで
きないという不都合があった。
【0005】また、複数の口座を取扱可能な従来のAT
Mでは、口座選択における利便性が不十分であった。複
数の口座の選択は、出金する通貨単位に依存しており、
通貨単位に制約がない場合または共通の通貨単位で複数
の口座を有する場合、口座選択に伴う得失を利用者がそ
の場で判断することは困難であった。
【0006】このように従来のATMは、複数の通貨単
位および口座に亘る入出金の利便性に欠けていた。かか
る利便性の向上は、経済のグローバル化に伴う複数の通
貨単位での入出金の必要性、複数の口座を目的等によっ
て使い分ける利用者の増大といった経済的背景に基づ
き、特に要望されていた。本発明は、かかる課題に鑑み
なされたものであり、複数の通貨単位および口座に亘る
入出金の利便性の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも一
部を解決するために、本発明は、第1の構成として、利
用者の操作に応じて口座からの入出金を行う自動入出金
機において、複数の口座を取扱可能とし、口座選択のた
めの支援情報を利用者に提示するものとした。このため
に、本発明の自動入出金機では第1の構成として、口座
入力部、支援情報提示部、選択指示入力部、金額入力
部、入出金部を備えるものとした。
【0008】口座入力部は口座指定情報を複数の候補口
座について入力する。口座指定情報とは、入出金対象と
なる口座を指定する情報をいい、例えば、口座番号が含
まれる。候補口座は、必ずしも通貨単位の異なる口座で
ある必要はなく、単一の通貨単位の口座であっても構わ
ない。
【0009】支援情報提示部は、支援情報を利用者に提
示する。支援情報とは、入出金を行うべき一つの対象口
座を複数の候補口座から選択することを支援するための
情報である。全候補口座について一括して支援情報を提
示するものとしてもよいし、各候補口座について利用者
の操作に応じて逐次支援情報を提示するものとしてもよ
い。支援情報が複数種類の情報を含む場合には、これら
を一括して提示するものとしてもよいし、段階的に提示
するものとしてもよい。
【0010】選択指示入力部は、利用者が対象口座とし
て選択した結果、即ち選択指示を入力する。また、金額
入力部は、入出金の金額を入力する。入金時には、利用
者が自動入出金機に投入した現金を数えることで、金額
を入力してもよい。
【0011】入出金部は、入力された金額に応じて対象
口座からの入出金処理を実行する。本明細書では、入出
金とは口座への金銭の出入りを伴う処理全般を意味し、
口座からの出金、口座への入金、口座から他の口座への
振込などが含まれる。入金処理は、入出金に伴う一連の
処理を意味し、例えば、入金時には、自動入出金機への
現金の保管、入金金額を口座に記録するための処理、通
帳への記帳、明細票の発行などが含まれる。自動入出金
機が口座を管理するホストコンピュータと別体となって
いる場合には、口座への記録処理は、ホストコンピュー
タに対するデータの発送処理として実行される。一方、
出金時には、現金の搬出、出金金額を口座に記録するた
めの処理、通帳への記帳、明細票の発行などが含まれ
る。入出金処理には、利用者の口座から他の口座への振
り込みなど、現金の授受を伴わない処理も含まれる。か
かる場合の入出金処理としては、振り込み金額および振
り込み先をホストコンピュータに指示するための処理、
明細票の発行などが含まれる。
【0012】本発明の第1の構成によれば、複数の候補
口座から一つの対象口座を選択して入出金処理を行うこ
とができる。この際、利用者には、支援情報が提示され
るため、各口座の得失を考慮して対象口座を選択するこ
とができ、自動入出金機の利便性を向上することができ
る。
【0013】第1の構成においては、複数の候補口座に
ついての口座指定情報を利用者が逐一入力することも可
能であるが、複数の口座指定情報を記録した磁気カード
の読み取りによって入力することが望ましい。こうする
ことにより、複数の候補口座の入力が容易となり、更に
利便性を向上することができる。
【0014】第1の構成において、自動入出金機が、口
座を管理するホストコンピュータと、所定の通信回線に
より接続されている場合には、支援情報は、ホストコン
ピュータとの通信によって取得するものとしてもよい。
こうすることにより、ホストコンピュータから最新の情
報、各口座に対応した個別の情報などを取得することが
でき、実用的な支援情報を提示することができる。
【0015】これに対し、自動入出金機に予め保持され
た支援情報を提示するものとしてもよい。この場合に
は、支援情報の提示時にホストコンピュータと通信する
必要がなくなるため、迅速な情報提示が可能となる利点
がある。
【0016】第1の構成において、支援情報は、種々の
情報を適用可能である。例えば、支援情報には、各口座
の利率、取引経緯、残金の少なくとも一つを含めること
ができる。利率を支援情報とする場合、利用者は、出金
時には低利率の口座を選択し、入金時には高利率の口座
を選択することができる。取引経緯とは、過去の入出金
の経緯を意味する。取引経緯を支援情報とする場合、例
えば、公共料金などの引き落とし口座、過去の振り込み
に利用された口座などを容易に判別することができ、こ
れらに充てる入金時の口座選択を容易に行うことができ
る。残金を支援情報とする場合、利用者は、残金ができ
るだけ均等になるよう入出金の口座を選択したり、利率
の高い口座の残金が高くなるよう入出金の口座を選択し
たりすることができる。
【0017】候補口座に通貨が異なる口座が混在してい
る場合には、支援情報は、例えば、各口座の通貨単位、
他の通貨単位との換算レート、換算レートの推移の少な
くとも一つを含めることができる。これらの情報を支援
情報として提示することにより、利用者は、所望する通
貨単位、換算レートによる得失を考慮して口座を選択す
ることができる。支援情報は、ここに例示した他、種々
の情報を適用可能である。
【0018】本発明は、第2の構成として、複数の通貨
単位を取扱可能な自動入出金機において、入出金する通
貨単位を選択するための情報を提示するものとした。こ
のために第2の構成では、複数種類の通貨を保管する保
管庫、口座入力部、換算レート提示部、指示入力部、入
出金部を備える。口座入金部は、口座指定情報を入力す
るが、その数は複数であっても単数であってもよい。
【0019】換算レート提示部は、口座の通貨単位と、
保管された各通貨単位との換算レートを利用者に提示す
る。口座が複数存在する場合には、各口座ごとに換算レ
ートを提示する。
【0020】指示入力部は、入出金の金額および通貨単
位を入力する。入出金部は、入力された金額および通貨
単位に応じて口座からの入出金処理を実行する。入出金
処理は、第1の発明と同様であるが、第2の構成では、
更に通貨単位の換算処理が適宜含まれる。口座を管理す
るホストコンピュータと自動入出金機が別体で構成され
ている場合を考える。現実に入出金された通貨単位に関
わらず、入出金の記録は、最終的には口座に対応した通
貨単位で行われるため、通貨単位の換算が必要となる。
かかる場合、本発明の入出金処理では、自動入出金機、
ホストコンピュータのいずれが通貨単位の換算を行うも
のとしてもよい。
【0021】第2の構成によれば、利用者は、口座から
所望の通貨単位に換算して出金することができる。この
際、換算レートが提示されるため、換算時の得失等を考
慮して出金する通貨単位を選択することができる。
【0022】第2の構成においては、更に、換算レート
の推移を提示することが好ましい。利用者は、換算レー
トの推移に基づいて将来の変動を予測し、出金する通貨
単位の選択に利用することができる。
【0023】第2の構成において、換算レートの提供
は、種々の方法で行うことができる。例えば、取扱可能
な口座で扱われている通貨単位と、保管されている通貨
単位との組み合わせで換算レートを記憶する換算レート
記憶部を用意しておき、これに基づいて換算レートを提
示するものとしてもよい。こうすれば、外部と通信等す
ることなく換算レートを速やかに提示できる利点があ
る。なお、この換算レート記憶部は、一日に1回など、
周期的に更新可能とすることが好ましい。
【0024】自動入出金機が、口座を管理するホストコ
ンピュータと、所定の通信回線により接続されている場
合には、ホストコンピュータとの通信によって、換算レ
ートを取得し、利用者に提供するものとしてもよい。こ
うすれば、最新の換算レートを提供できる利点がある。
【0025】本発明は、上述した第1の構成および第2
の構成を統合した自動入出金機として構成することも可
能である。即ち、複数の口座、複数の通貨単位を取り扱
い可能な自動入出金機において、口座の選択を支援する
支援情報を提示するとともに、出金する通貨単位の選択
を支援するための換算レート等を提示する構成である。
こうすることにより、口座、通貨単位の選択による得失
を総合的に考慮して入出金を行うことができ、自動入出
金機の利便性を向上することができる。
【0026】本発明は、上述した自動入出金機に限らず
種々の態様で構成可能である。例えば、利用者の操作に
応じて口座からの入出金を行うよう自動入出金機の動作
を制御する制御方法として構成してもよい。また、口座
を管理するホストコンピュータに通信回線を介して接続
されたコンピュータに対し、利用者の操作に応じて前記
口座からの入出金を行わせるためのコンピュータプログ
ラムとして構成することもできる。なお、入出金処理
は、振り込みなど、必ずしも現金のやりとりを要しない
場合も含まれるから、上記コンピュータプログラムは、
いわゆる市販のコンピュータが実行するプログラムとし
ての構成も含む。例えば、銀行のホストコンピュータと
市販のコンピュータをインターネットで接続し、ブラウ
ザで表示されるインタフェースを通じて、入出金を行う
ためのプログラムとして構成してもよい。
【0027】本発明は、これらのコンピュータプログラ
ムを記憶した記憶媒体として構成してもよい。ここで、
記憶媒体としては、フレキシブルディスクやCD−RO
M、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッ
ジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された
印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROM
などのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが
読取り可能な種々の媒体を利用できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、以下の項目に分けて説明する。 A.第1実施例: A1.全体構成: A2.制御ブロック: A3.出金処理: A4.入金処理: A5.効果: B.第2実施例: C.変形例:
【0029】A.第1実施例: A1.全体構成:図1は実施例としての現金自動取引装
置の概略構成を示す説明図である。現金自動取引装置
は、銀行などの金融機関に設置され、利用者の操作に応
じて入出金処理を無人で行うための装置である。
【0030】実施例の現金自動取引装置(以下、ATM
という)100は、複数の口座番号が記録されている磁
気カードに対応可能である。顧客は、1枚の磁気カード
に記録された複数の口座から任意の口座を選択して、入
出金を行うことができる。ATM100内には、円、ド
ルなど複数の通貨単位の紙幣が格納されており、利用者
は、通貨単位を適宜選択して入出金をすることができ
る。例えば、円の口座に対してドルで入出金するなど、
口座の通貨単位と異なる通貨単位での入出金も可能であ
る。入出金される現金の通貨単位の選択範囲は、格納さ
れている通貨単位の種類によって制限されるが、口座の
通貨単位は、これよりも広い範囲で対応可能である。例
えば、ATM100内に円、ドルのみが格納されている
場合でも、香港ドルの口座への入出金を行うことができ
る。
【0031】かかる入出金を実現するために、ATM1
00には、次のユニットが図示する配置で備えられてい
る。カード取扱機構105は、いわゆるキャッシュカー
ドなど磁気ストライプカードに記録された情報を読みと
る機能を奏する。カードに記録された情報には、例え
ば、顧客の口座を特定するための口座指定情報としての
口座番号、暗唱番号などが含まれる。顧客が複数の口座
を有している場合には、複数の口座番号がカードから読
みとられる。もっとも、複数の候補口座を利用者が逐次
入力するものとしてもよい。例えば、単一の口座を記録
した複数の磁気カードを一枚ずつ読み込ませるものとし
てもよいし、タッチパネル等から口座番号を一つずつ入
力するものとしてもよい。但し、磁気カードから一括し
て読み取り可能としておけば、入力の負担を軽減でき、
ATM100の利便性を向上することができる。
【0032】操作部103は、入出金取引のための情報
表示および入出金のための操作入力を行うためのインタ
フェースである。本実施例では、タッチパネルを用いる
ものとしたが、ディスプレイと押しボタンスイッチなど
の組み合わせで構成してもよい。
【0033】利用者との紙幣の授受は、紙幣入出金口1
07を通じて行われる。入金時には、利用者が紙幣入出
金口107に入れた紙幣は、内蔵された紙幣取扱装置1
10によって、鑑別され、金種ごとに分類されて保管さ
れる。出金時には、紙幣取扱装置110は、利用者の指
示した金額分の紙幣を用意し、紙幣入出金口107から
利用者に受け渡す。紙幣取扱装置110は、複数の通貨
単位の紙幣を分離して格納可能である。格納される通貨
単位の種類は任意に選択可能であるが、説明の便宜上、
本実施例では、円とドルが格納されているものとする。
明細票発行機構106は、これらの取引の内容を記録し
た明細票を発行する。
【0034】ATM100には、ここで例示した構成に
限らず種々のユニットを設けることが可能である。例え
ば、上記ユニットに加えて通帳を取り扱うユニットを設
けても良い。
【0035】以上で説明したATM100の各ユニット
の動作は、制御ユニット120によって制御される。制
御ユニット120は、内部にCPU、メモリを備えたマ
イクロコンピュータとして構成されている。制御ユニッ
ト120は、図中に矢印で示す通り、各ユニットと情報
の授受を行い、ATM100全体の動作を制御する。A
TM100は、金融機関のホストコンピュータ10と通
信回線を介して接続されている。制御ユニット120
は、適宜、ホストコンピュータ10と通信を行いつつ、
入出金に関する処理を実行する。
【0036】A2.制御ブロック:図2は制御ユニット
120の機能ブロックを示す説明図である。本実施例で
は、各機能ブロックは、制御ユニット120内にソフト
ウェア的に構成されるものとしたが、ハードウェア的に
構成しても構わない。ここでは、入出金処理に関連する
機能ブロックのみを示した。
【0037】カード入力部123は、カード取扱機構1
05を制御して、磁気カードの情報を入力する。この情
報には、顧客の利用する複数の口座の口座番号、暗唱番
号が含まれる。ここに記録される複数の口座が入出金を
行う口座の候補となるため、この複数の口座を以下、候
補口座と呼ぶものとする。磁気カードから入力された情
報は、入出金処理全体を制御する入出金部122に受け
渡される。
【0038】支援情報提示部125は、カードに含まれ
る複数の口座から入出金の対象となる対象口座を選択す
るための判断材料となる支援情報を利用者に提示する機
能を奏する。支援情報提示部125は、入出金部122
から、候補口座の口座番号を受け取り、各口座に対応し
た支援情報を用意する。支援情報は、インタフェース制
御部121を介してタッチパネルに表示される。
【0039】本実施例では、支援情報として、各口座の
利率、残金、通貨単位、他の通貨単位との換算レートを
提供するものとした。支援情報は、任意に設定可能であ
り、例えば、振込や引き落としなど過去の取引経緯、換
算レートの推移などを含めるものとしてもよい。
【0040】本実施例では、支援情報は、口座の残金な
どATM100のみで判断できない情報を含んでいる。
支援情報提示部125は、通信制御部127を介してホ
ストコンピュータ10と通信することで、これらの情報
を取得する。口座に依存しない情報、例えば、換算レー
トについては、予め用意された換算レートテーブル12
6を参照して、提示する。図中に換算レートテーブルの
内容を例示した。入出金される通貨単位「円(¥)」お
よび「ドル($)」に対し、取り扱い可能な種々の通貨
単位との換算レートが記憶されている。本実施例では、
換算処理の簡素化、迅速化を考慮し、「円」から「ド
ル」への換算レート、「ドル」から「円」への換算レー
トなど換算方向に応じて換算レートを個別に用意した
が、いずれか一方のみを用意しておくものとしてもよ
い。
【0041】換算レートテーブル126を予め用意して
おくことにより、ホストコンピュータ10との通信に依
らず迅速に換算レートを提示することができる利点があ
る。但し、換算レートは時間とともに変動するため、換
算レートテーブル126は、ホストコンピュータ10と
の通信により、適宜、更新可能とすることが好ましい。
【0042】換算レートテーブル126を省略し、ホス
トコンピュータ10との通信によって換算レートを取得
するものとしてもよい。こうすることにより、最新の換
算レートをホストコンピュータ10から統一的に提示す
ることができる利点がある。
【0043】紙幣取扱装置制御部124は、紙幣取扱装
置110を制御する。出金時には、入出金部122から
の指示に基づき、紙幣取扱装置110に出金すべき金
額、通貨単位などを出力する。入金時には、紙幣取扱装
置110から入金された金額、通貨単位などを取得し、
この情報を入出金部122に受け渡す。
【0044】インタフェース制御部121は、タッチパ
ネルで構成される操作部103を制御し、支援情報の表
示、入出金の口座、金額等の入力を行う。入力された情
報は、入出金部122に受け渡される。入出金部122
は、適宜、通貨単位の換算処理などを施した上で、通信
制御部127を介してホストコンピュータ10にこれら
の情報を送信し、入出金処理を行う。出金時には、併せ
て、紙幣取扱装置制御部124に、出金すべき金額、通
貨単位の情報を伝達する。
【0045】A3.出金処理:図3は出金処理のフロー
チャートである。複数の候補口座のうち利用者が選択し
た対象口座から、利用者が選択した通貨単位で出金する
ための処理であり、制御ユニット120が実行する処理
である。利用者がATM100のタッチパネルに表示さ
れたメニューから「出金」を選択することにより、この
処理は開始される。
【0046】処理が開始されると、制御ユニット120
は、磁気カードから、口座指定情報を読み込む(ステッ
プS10)。この時点で、複数の候補口座についての口
座番号が入力される。ここでは候補口座として、「円」
の口座Aと、「ドル」の口座Bの2種類が含まれるもの
とする。次に、制御ユニット120は、暗唱番号の入力
などによる認証処理を行う(ステップS11)。
【0047】制御ユニット120は、候補口座について
支援情報の表示を行う。ここでは、支援情報を、換算レ
ートとその他の支援情報に分けて段階的に表示するもの
とした。まず、制御ユニット120は、換算レートの表
示を行う(ステップS12)。図中にタッチパネルへの
換算レートの表示例を示した。ATM100は、円とド
ルの出金が可能であるから、これらの通貨単位ごとに候
補口座A,Bからの換算レートが表示される。円(¥)
で出金する場合の情報として、口座A(カッコ内の口座
番号で示される口座)は、「円(¥)」の口座であり、
その換算レートは1.0である旨が表示される。口座B
については、「ドル($)」の口座であり、その換算レ
ートは0.01である旨が表示される。ドル($)で出
金する場合の情報も同様の形式で表示される。ここで
は、出金する通貨単位ごとに情報を提示するものとした
が、口座ごとに円で出金する場合、ドルで出金する場合
の情報を提示するものとしてもよい。また、換算レート
に併せて、換算レートの推移を提示するものとしてもよ
い。推移に基づいて換算レートを予測することにより、
口座選択による得失の判断材料とすることができる。
【0048】次に、制御ユニット120はその他の支援
情報を表示する(ステップS13)。本実施例では、利
率および残金を提示するものとした。制御ユニット12
0は、適宜ホストコンピュータ10と通信を行って、こ
れらの情報を取得し、表示する。図中にタッチパネルへ
の支援情報の表示例を示した。利率のように口座への依
存性が比較的少ない情報については、制御ユニット12
0内に予め記憶しておくものとしてもよい。各候補口座
について、カッコ内に口座番号が示されるとともに、利
率および残金が支援情報として表示される。残金は、各
口座の通貨単位で示される。これらの情報に基づき、利
用者は、例えば、利率の高い口座の残金が高くなるよう
に口座を選択するなど、口座選択による得失を判断する
ことができる。
【0049】制御ユニット120は、利用者からの出金
指示を入力する(ステップ14)。出金指示には、出金
する口座の選択指示、出金する通貨単位、金額が含まれ
る。例えば、口座Aから$10出金する旨の指示などが
入力される。
【0050】金額が入力されると、制御ユニット120
は、金額の換算をし(ステップS15)、換算後の金額
をホストコンピュータ10に送信する(ステップS1
6)。例えば、口座Aから$10出金する場合を考え
る。口座Aは円の口座であるから、$10の出金金額を
円に換算した上で口座の残金処理を行う必要がある。従
って、制御ユニット120は、換算テーブル125から
得られる換算レートで$10を円に換算し、この金額を
出金金額としてホストコンピュータ10に送信するの。
もっとも、金額の換算は、ホストコンピュータ10で行
うことも可能である。この場合、制御ユニット120
は、ステップS15の処理を省略し、ドルで出金金額を
ホストコンピュータ10に送信すれば済む。
【0051】口座Aの通貨単位に換算された金額は、ス
テップS14で利用者が入力した金額と併せてタッチパ
ネルに表示することが好ましい。この際、金額の換算レ
ートも併せて表示することが好ましい。こうすること
で、利用者は、口座Aから現実に引き落とされる金額、
およびその妥当性を確認することができる。
【0052】ホストコンピュータ10への通信に併せ
て、制御ユニット120は、換算前の金額に基づいて、
出金を行う(ステップS17)。つまり、紙幣取扱装置
110に$10を出金するように指示する。以上の処理
により、利用者は、任意の口座から、所望した通貨単位
(この場合はドル)、金額の現金を得ることができる。
【0053】A4.入金処理:図4は入金処理のフロー
チャートである。複数の候補口座のうち利用者が選択し
た対象口座に、利用者が選択した通貨単位で入金するた
めの処理であり、制御ユニット120が実行する処理で
ある。利用者がATM100のタッチパネルに表示され
たメニューから「預け入れ」を選択することにより、こ
の処理は開始される。
【0054】処理が開始されると、制御ユニット120
は、磁気カード等から、口座指定情報を読み込み(ステ
ップS20)、認証処理を行う(ステップS21)。
【0055】次に、制御ユニット120は、紙幣取扱装
置110を制御して、利用者が投入した紙幣の入金金額
を計数させる(ステップS22)。紙幣取扱装置110
は、入金される通貨単位および金額を特定し、制御ユニ
ット120に伝達する。
【0056】制御ユニット120は、これらの情報に基
づき、入金先の口座を選択する判断材料として支援情報
を表示する(ステップS23)。図中に支援情報の表示
例を示した。本実施例では、入金金額および各口座につ
いての換算レート、換算金額、利率、残金が表示され
る。この例では、入金は円(¥)で行われたことを示し
ている。口座A(カッコ内の口座番号で示される口座)
は、円の口座であり、入金金額の換算レートは1.0で
あることが示される。換算金額とは、この換算レートに
よって換算された入金金額である。残金は、入金前の残
金、入金がされたと仮定した場合の残金のいずれを表示
しても良い。支援情報は、これらに併せて、換算レート
の推移、過去の取引経緯などを表示してもよい。利用者
は、これらの支援情報に基づき、口座選択の得失を判断
して、口座を選択することができる。
【0057】制御ユニット120は、この選択結果、即
ち入金先となる口座の選択指示を入力し(ステップS2
4)、適宜、金額の換算をして(ステップS25)、換
算後の金額をホストコンピュータ10に送信する(ステ
ップS26)。出金時の処理と同様、金額の換算は、ホ
ストコンピュータ10で行うものとしてもよい。また、
換算後の金額を、改めて利用者に提示してもよい。この
際、換算レートも併せて提示してもよい。
【0058】制御ユニット120は、これらの処理と併
せて紙幣取扱装置110を制御し、入金を行わせる(ス
テップS27)。紙幣取扱装置110は、この制御指示
を受けて、入金された紙幣を、金種に応じて対応する金
庫に分離格納する。
【0059】A5.効果:以上で説明した第1実施例の
ATM100によれば、利用者は複数の口座、通貨単位
に亘って柔軟に入出金を行うことができる。この際、利
用者には、口座および通貨単位を選択する際の判断材料
となる支援情報が提示されるため、利用者は、得失を考
慮して口座、通貨単位を選択することができる。
【0060】B.第2実施例:第1実施例では、金融機
関に設置されたATMに本発明を適用した場合を例示し
た。本発明は、口座から他の口座への振込処理など現金
の授受を伴わない入出金処理にも適用可能である。かか
る振込処理は、ATMの一機能として第1実施例に組み
込むことも可能であるが、インターネットなどのネット
ワーク通信技術を利用したいわゆるオンラインバンキン
グの形式で実現することも可能である。オンラインバン
キングの形式で振込処理を行う場合を対象として本発明
を適用した例を第2実施例として以下に示す。
【0061】図5は第2実施例における振込処理のフロ
ーチャートである。図の上方に、前提とするシステム構
成を示した。第2実施例では、金融機関のホストコンピ
ュータと利用者のクライアントコンピュータとがインタ
ーネットINTで接続されているシステムを考える。ク
ライアントには、ホストコンピュータから送信されるH
TML(Hyper Text Markup Language)形式のファイル
等の閲覧用ソフトウェアであるブラウザがインストール
されている。ブラウザは、ホストコンピュータから送信
されるデータに基づき、入出金処理に利用される情報を
入出力するためのインタフェース画面を表示することが
できる。
【0062】利用者が、ブラウザを起動し、ホストコン
ピュータのURL(Uniform Resource Locator)にアク
セスすると(ステップS30)、ホストコンピュータ
は、これに呼応してログイン用の画面表示を行う(ステ
ップS40)。利用者は、ユーザID,パスワードなど
を送信することにより、システムにログインする(ステ
ップS31)。ホストコンピュータは、ユーザIDに基
づき、その利用者が利用可能な一つまたは複数の候補口
座を特定することができる。この意味で、ユーザIDの
入力は、第1実施例における磁気カードの読み込みに相
当する操作とも言える。ホストコンピュータは、利用者
の認証が完了すると、サービス選択画面を表示する(ス
テップS41)。ここでは、利用者は「振込」を選択し
たものとする(ステップS32)。
【0063】ホストコンピュータは、振込時に利用可能
な候補口座の一覧、および支援情報を設定し(ステップ
S42)、これを提示する(ステップS43)。これら
の情報の内容および提示方法は、例えば、第1実施例の
出金処理(図3)と同様の態様を採ることができる。
【0064】利用者がこれらの情報に基づき口座を選択
すると(ステップS33)、ホストコンピュータは、振
込先を入力するための画面を提示する(ステップS3
4)。利用者が、振込先、振込時の通貨単位、金額を指
定すると(ステップS34)、ホストコンピュータは、
適宜通貨単位の換算等を行って(ステップS45)、確
認表示画面を提示する(ステップS46)。この画面で
は、振込時に利用される口座、振込先、振込金額、振込
金額および手数料をその口座の通貨単位に換算した金額
などが表示される。
【0065】利用者が、この画面に対し、確認および振
込の実行指示をすると(ステップS35)、ホストコン
ピュータは、振込処理を行い(ステップS47)、結果
表示を行う(ステップS48)。
【0066】第2実施例によれば、第1実施例と同様、
複数の口座、複数の通貨単位を実現することができる。
また、支援情報の提示により、利用者は、口座、通貨単
位の選択に関わる得失を判断することができる。
【0067】C.変形例:第1実施例および第2実施例
では、複数の口座、複数の通貨単位を選択可能とした
が、選択対象をいずれか一方のみに制限しても構わな
い。例えば、通貨単位は一つに統一されている状況下
で、複数の口座を選択可能としてもよい。この場合に
は、利率、残金など通貨単位に関連しない支援情報を提
示することにより、口座選択における利便性を向上する
ことができる。逆に、単一の口座について、通貨単位を
選択可能としてもよい。この場合には、換算レートおよ
びその推移など、通貨単位の換算に関連した支援情報を
提示することにより、通貨単位選択における利便性を向
上することができる。
【0068】実施例では、2つの候補口座は、通貨単位
が異なっている場合を例示したが、通貨単位が共通の口
座が含まれていても構わない。実施例では、候補口座の
通貨単位とATM100が対応可能な通貨単位が一致し
ていたが、ATM100が対応不能な通貨単位の口座を
候補口座に含めてもよい。ATM100が対応可能な通
貨単位は、現金の授受に課せられる制限に過ぎないから
である。例えば、円とドルの入出金が可能な実施例のA
TM100において、香港ドルの口座を候補口座に含め
ても構わない。ATM100が円、ドル等と香港ドルと
の換算レートを有してさえいれば、実施例で示した処理
上、支障は生じないからである。
【0069】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、複数の候補口座から一
つの対象口座を選択して入出金処理を行うことができ
る。この際、利用者には、支援情報が提示されるため、
各口座の得失を考慮して対象口座を選択することがで
き、自動入出金機の利便性を向上することができる。ま
た、本発明によれば、利用者は、口座から所望の通貨単
位に換算して出金することができる。この際、換算レー
トが提示されるため、換算時の得失等を考慮して出金す
る通貨単位を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例としての現金自動取引装置の概略構成を
示す説明図である。
【図2】制御ユニット120の機能ブロックを示す説明
図である。
【図3】出金処理のフローチャートである。
【図4】入金処理のフローチャートである。
【図5】第2実施例における振込処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
10…ホストコンピュータ 100…ATM 103…操作部 105…カード取扱機構 106…明細票発行機構 107…紙幣入出金口 110…紙幣取扱装置 120…制御ユニット 121…インタフェース制御部 122…入出金部 123…カード入力部 124…紙幣取扱装置制御部 125…支援情報提示部 125…換算テーブル 126…換算レートテーブル 127…通信制御部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作に応じて口座からの入出金
    を行う自動入出金機であって、 入出金対象となる口座を指定する口座指定情報を、複数
    の候補口座について入力する口座入力部と、 入出金を行うべき一つの対象口座を前記複数の候補口座
    から選択することを支援するための支援情報を前記利用
    者に提示する支援情報提示部と、 前記対象口座の選択指示を入力する選択指示入力部と、 入出金の金額を入力する金額入力部と、 該入力された金額に応じて前記対象口座からの入出金処
    理を実行する入出金部とを備える自動入出金機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動入出金機であって、 前記口座入力部は、複数の口座指定情報を記録した磁気
    カードの読み取りによって前記入力を行う自動入出金
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動入出金機であって、 前記口座を管理するホストコンピュータと、所定の通信
    回線により接続されており、 前記支援情報提示部は、前記ホストコンピュータとの通
    信によって、前記支援情報を取得する自動入出金機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動入出金機であって、 前記支援情報は、各口座の利率、取引経緯、残金の少な
    くとも一つを含む自動入出金機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の自動入出金機であって、 前記候補口座には、通貨が異なる口座が混在しており、 前記支援情報は、各口座の通貨単位、他の通貨単位との
    換算レート、該換算レートの推移の少なくとも一つを含
    む自動入出金機。
  6. 【請求項6】 利用者の操作に応じて口座からの入出金
    を行う自動入出金機であって、 複数種類の通貨を保管する保管庫と、 入出金対象となる口座を指定する口座指定情報を入力す
    る口座入力部と、 該口座の通貨単位と、前記保管された各通貨単位との換
    算レートを前記利用者に提示する換算レート提示部と、 入出金の金額および通貨単位を入力する指示入力部と、 該入力された金額および通貨単位に応じて前記口座から
    の入出金処理を実行する入出金部とを備える自動入出金
    機。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の自動入出金機であって、 前記換算レート提示部は、更に、換算レートの推移を提
    示する自動入出金機。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の自動入出金機であって、 取扱可能な口座で扱われている通貨単位と、前記保管さ
    れている通貨単位との組み合わせで前記換算レートを記
    憶する換算レート記憶部を備え、 前記換算レート提示部は、該換算レート記憶部を参照し
    て、前記提示を行う自動入出金機。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の自動入出金機であって、 前記口座を管理するホストコンピュータと、所定の通信
    回線により接続されており、 前記換算レート提示部は、前記ホストコンピュータとの
    通信によって、前記換算レートを取得する自動入出金
    機。
  10. 【請求項10】 利用者の操作に応じて口座からの入出
    金を行うよう自動入出金機の動作を制御する制御方法で
    あって、 入出金対象となる口座を指定する口座指定情報を、複数
    の候補口座について入力する工程と、 入出金を行うべき一つの対象口座を前記複数の候補口座
    から選択することを支援するための支援情報を前記利用
    者に提示する工程と、 前記対象口座の選択指示を入力する工程と、 入出金の金額を入力する工程と、 該入力された金額に応じて前記対象口座からの入出金処
    理を実行する工程とを備える制御方法。
  11. 【請求項11】 複数種類の通貨を保管する保管庫を備
    える自動入出金機の動作を、利用者の操作に応じて口座
    からの入出金を行わせるよう制御する制御方法であっ
    て、 入出金対象となる口座を指定する口座指定情報を入力す
    る工程と、 該口座の通貨単位と、前記保管された各通貨単位との換
    算レートを前記利用者に提示する工程と、 入出金の金額および通貨単位を入力する工程と、 該入力された金額および通貨単位に応じて前記口座から
    の入出金処理を実行する工程とを備える制御方法。
  12. 【請求項12】 口座を管理するホストコンピュータに
    通信回線を介して接続されたコンピュータに対し、利用
    者の操作に応じて前記口座からの入出金を行わせるため
    のコンピュータプログラムであって、 入出金対象となる口座を指定する口座指定情報を、複数
    の候補口座について入力する機能と、 入出金を行うべき一つの対象口座を前記複数の候補口座
    から選択することを支援するための支援情報を前記利用
    者に提示する機能と、 前記対象口座の選択指示を入力する機能と、 入出金の金額を入力する機能と、 該入力された金額に応じて前記対象口座からの入出金処
    理を実行する機能とを実現させるためのコンピュータプ
    ログラム。
  13. 【請求項13】 口座を管理するホストコンピュータに
    通信回線を介して接続されたコンピュータに対し、利用
    者の操作に応じて口座からの入出金を行わせるためのコ
    ンピュータプログラムであって、 入出金対象となる口座を指定する口座指定情報を入力す
    る機能と、 該口座の通貨単位と、前記入出金時に指定可能な各通貨
    単位との換算レートを前記利用者に提示する機能と、 入出金の金額および通貨単位を入力する機能と、 該入力された金額および通貨単位に応じて前記口座から
    の入出金処理を実行する機能とを実現させるためのコン
    ピュータプログラム。
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