JP4706346B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動取引装置に関するものである。
従来、銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関においては、顧客が前記金融機関に口座を開設し、該口座に関する入金、出金、振り替え、振り込み、残高照会等の各種金融取引を行うようになっている。ところで、顧客が管理する複数の口座間で顧客の設定する任意の金額の資金を移動させる場合、まず、移動元の口座から現金を引き出し、引き出した現金を移動先の口座に入金する方法が考えられる。しかし、この場合、現金の引き出しが発生し、時間と手間とを要する。そこで、金融機関の支店等に配設されたATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の自動取引装置が備える振り込み処理機能を使用し、移動元の口座から移動先の口座に振り込むことによって、口座間取引を簡略化することが可能であることは一般に知られている。
この場合、顧客は、自分が管理する各口座に対応するキャッシュカード等の媒体を使用し、自動取引装置の顧客操作部に表示される画面を操作することによって、移動元の口座から移動先の口座に振り込むことができる(例えば、特許文献1、2及び3参照。)。
特開平7−85189号公報 特許第3526664号公報 特開2001−175790号公報
しかしながら、前記従来の自動取引装置においては、顧客が管理する複数の口座間での金額の移動を振り込み処理によって行う場合、振り込み先を入力して指定する際に、振り込み先の金融機関名、支店名、口座番号を入力する必要があるので、操作に時間がかかってしまう。さらに、入力ミスが発生する可能性がある。
本発明は、前記従来の自動取引装置の問題点を解決して、複数の口座に対応する媒体を受け付け、前記口座の口座情報を取得して資金の移動元及び移動先の口座を推定し、資金の移動方向を顧客が選択可能に表示することによって、複数の口座間で資金を移動させる処理を行う際に、金融機関名、支店名、口座番号等の情報を入力する必要がなく、顧客が短時間で、容易に、確実に資金を移動させる処理を行うことができる自動取引装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の自動取引装置においては、金融機関に開設された口座に対応する媒体を取り扱う媒体取り扱い手段と、表示機能及び入力機能を備える操作手段と、複数の口座間で資金を移動する取引を行う場合に資金の移動方向を推定する制御手段を有し、前記操作手段は、前記媒体取り扱い手段が読み取った各口座に対応する媒体に格納されたデータに基づいて特定された各口座の口座情報を表示するとともに、前記制御手段が推定した資金の移動方向を選択可能に表示する自動取引装置であって、前記制御手段は、前記媒体取り扱い手段が前記媒体を取り扱った順序に基づいて、1番目の媒体に対応する口座が移動元であって2番目の媒体に対応する口座が移動先であると前記資金の移動方向を推定し、前記操作手段は、1番目の媒体に対応する口座が移動元であって2番目の媒体に対応する口座が移動先であるように前記資金の移動方向を表示し、前記制御手段は、前記操作手段によって入力された暗証番号が前記1番目の媒体に対応する口座の暗証番号でない場合には、前記資金の移動方向が逆であると推定し、前記操作手段は、1番目の媒体に対応する口座が移動先であって2番目の媒体に対応する口座が移動元であるように前記資金の移動方向を変更して表示する
本発明によれば、自動取引装置においては、複数の口座に対応する媒体を受け付け、前記口座の口座情報を取得して資金の移動元及び移動先の口座を推定し、資金の移動方向を顧客が選択可能に表示するようになっている。そのため、複数の口座間で資金を移動させる処理を行う際に、金融機関名、支店名、口座番号等の情報を入力する必要がなく、顧客が短時間で、容易に、確実に資金を移動させる処理を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の構成を示すブロック図である。
図において、11は、銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関の支店等に配設されたATM、CD等の自動取引装置であり、前記金融機関の顧客が、自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の金融サービスを利用するための装置である。なお、前記自動取引装置11は、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート等の商店の店舗、地下街、駅の構内、市役所、病院等の公共施設、工場、事務所等の私企業、駐車場、道路脇(わき)等の屋外等に配設されていてもよい。また、前記自動取引装置11は、他の機能、例えば、チケット予約機能、商品購入申し込み機能、クレジットカードの与信確認機能、施設情報案内機能等を有するキオスク(KIOSK)端末のような多機能端末であってもよい。なお、前記顧客は、金融機関に自己の口座を開設し、前記金融サービスを利用する者であり、一般的には個人であるが、企業、団体等であってもよい。
ここで、14は媒体取り扱い手段としてのカードリーダプリンタ部であり、図示されないカードスロットから顧客が挿入した媒体としてのキャッシュカード等(以下「カード」という。)の磁気データの読み取り及び書き込みを行う。なお、前記カードは、金融機関が顧客に対して発行した入金、出金、振り込み、残高照会等の金融取引を行うためのカードであり、顧客の氏名、金融機関名、店番号、口座番号等の口座のデータ、暗証番号等のデータを磁気データとして格納する磁気ストライプを備える。また、前記カードは、ICを備えるICカードであってもよく、この場合、口座情報等のデータはICに電子データとして格納されている。さらに、カードリーダプリンタ部14は、取引の明細が記載された明細書、すなわち、レシートを印字する機構、及び、自動取引装置11が挿入を受け付けたカードの保留等が可能な機構を有する。
また、15は媒体取り扱い手段としての通帳記帳部であり、図示されない通帳スロットから顧客が挿入した媒体としての通帳に取引の内容を印字する。ここで、前記通帳は、金融機関が顧客に対して発行した預金通帳等の冊子状の媒体であり、入金、出金、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の金融取引の記録が印刷されるものである。なお、前記通帳の表紙又は裏表紙には、顧客の氏名、金融機関名、支店名、口座番号等の口座のデータ、暗証番号等のデータを磁気データとして格納する磁気ストライプを備える。また、前記通帳記帳部15は、通帳の磁気データの読み取り及び書き込みが可能な機構、及び、自動取引装置11が挿入を受け付けた通帳の保留等が可能な機構を有する。
さらに、16は紙幣入出金部であり、顧客が自動取引装置11に対して紙幣を出し入れするための機構、及び、自動取引装置11内の紙幣の計数処理を行う機構を有する。そして、入金等の金融取引において顧客が図示されない紙幣入出金口から入金した紙幣を受け取りカウントするとともに、出金等の金融取引において所定金額の紙幣を前記紙幣入出金口から払い出す。
また、21は硬貨入出金部であり、顧客が自動取引装置11に対して硬貨を出し入れするための機構、及び、自動取引装置11内の硬貨の計数処理を行う機構を有する。そして、入金等の金融取引において顧客が図示されない硬貨入出金口から入金した硬貨を受け取りカウントするとともに、出金等の金融取引において所定金額の硬貨を前記硬貨入出金口から払い出す。
そして、25は通信部であり、ネットワーク13を介して金融機関の管理する勘定系上位装置としてのホストコンピュータ12に接続され、該ホストコンピュータ12との間でのデータの送受信を制御する機構を備える。なお、前記ホストコンピュータ12は、金融機関の勘定系業務における各種の処理を行う。そして、処理を行った口座についての、例えば、名義、預金額等のデータをデータベース化して、図示されない記憶装置に保存する。また、前記ネットワーク13は、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線網、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。
また、26は、自動取引装置11全体の制御を行う制御手段としての主制御部である。該主制御部26は、半導体メモリ、磁気ディスク等から成る記憶手段としての記憶部22に格納されたプログラムに従って動作を行う一種のコンピュータであり、CPU、MPU等の演算手段等を備え、前記カードリーダプリンタ部14、通帳記帳部15、紙幣入出金部16、硬貨入出金部21、通信部25、顧客画面表示部23及び顧客入力部24を含む自動取引装置11全体の動作を統括的に制御する。
さらに、前記顧客画面表示部23は、例えば、CRTディスプレイ等から成り、顧客が操作を行う操作手段としての顧客操作部の一部であり、主制御部26の指示によって取引に必要な情報を顧客に選択させるための選択手段としてのファンクションキーの表示や、顧客にオペレーションを促すためのメッセージを表示する機構を有する画面である。そして、前記顧客入力部24は、例えば、タッチスクリーン、ボタン等から成り、顧客が操作を行う操作手段としての顧客操作部の一部であり、顧客の暗証番号や金額等のデータを入力可能とする機構を有する。なお、前記顧客画面表示部23及び顧客入力部24は、入力装置と表示装置との機能を兼ね備えるタッチパネルから成り、一体化されていることが望ましい。そして、顧客入力部24は、顧客がファンクションキーにタッチしたことを検知する手段を有し、検知した内容を変換して主制御部26に通知する手段も有する。
次に、前記構成の自動取引装置11の動作について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第1の図、図3は本発明の第1の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第2の図、図4は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の動作を示す第1のフローチャート、図5は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の動作を示す第2のフローチャートである。
まず、顧客が自動取引装置11の顧客画面表示部23に表示された図示されない金融取引選択画面を操作して、金融取引として預け替え処理を選択する。なお、前記金融取引選択画面には、「預金引き出し」、「預け替え」等の選択可能な金融取引の種類を示すファンクションキーが表示されている。そして、顧客はいずれかのファンクションキーの押下を行うことによって、所望の金融取引を選択する。ここでは、顧客が、預け替え取引に対応するファンクションキーである預け替え取引キーの押下を行ったものとする。前記預け替え取引は、顧客が管理する複数の口座間で顧客の設定する任意の金額の資金を移動させる金融取引であり、顧客によって指定された金額の資金を移動元の口座としての支払い口座から、移動先の口座としての入金口座に移動させることによって、資金の預け替えを行う金融取引である。
続いて、顧客は、媒体の挿入を行い、図示されないカードスロットから媒体としてのカードを挿入する。なお、媒体として通帳を使用することもできるが、ここでは、媒体としてカードを使用するものとして説明する。そして、カードリーダプリンタ部14が挿入されたカードの磁気データ、すなわち、媒体情報の読み取りを行い、記憶部22が前記媒体情報の記憶を行う。ここで、前記媒体情報は、金融機関名、店番号、預金の種類、口座番号、顧客の氏名等である。そして、カードリーダプリンタ部14は、媒体退避を行って挿入されたカードを保留し、次のカードが挿入されるまで待機する。
続いて、顧客は、再び媒体の挿入を行い、次のカードを挿入する。そして、カードリーダプリンタ部14が再び媒体情報の読み取りを行い、記憶部22が再び前記媒体情報の記憶を行う。
このようにして、預け替え取引に必要な2枚のカードについて媒体情報の読み取り及び記憶が行われると、顧客画面表示部23に図2に示されるような預け替え取引口座を指定する操作画面31が表示される。該操作画面31には、預け替え取引における支払い口座及び入金口座を確認又は変更する画面であることを知らせるメッセージ、1枚目のカードに対応する口座の口座情報を表示する第1の口座情報欄34、2枚目のカードに対応する口座の口座情報を表示する第2の口座情報欄35、資金の移動方向を示す移動方向矢印33、支払い口座であることを示す支払い口座表示37、入金口座であることを示す入金口座表示38、顧客が支払い口座及び入金口座を変更するためのファンクションキーとしての預け替えキー36、顧客が支払い口座及び入金口座を確認するためのファンクションキーとしての確認キー41、並びに、顧客が預け替え取引を中止するためのファンクションキーとしての取消キー42が表示される。この場合、自動取引装置11は、1枚目のカードに対応する口座から2枚目のカードに対応する口座へ資金を移動するものと推定し、それに対応した向きとなるように移動方向矢印33を表示させるようになっている。そして、顧客は、操作画面31に表示された移動方向矢印33の向きが正しいか否かを判断し、正しい場合には確認キー41の押下を行い、正しくない場合には預け替えキー36の押下を行う。
続いて、自動取引装置11は、預け替えキー36の押下が行われたか否かを判断する。そして、預け替えキー36の押下が行われた場合、移動方向矢印33の向きの反転、及び、支払い口座表示37と入金口座表示38との入れ替えを行い、再び、預け替え取引口座を指定する操作画面31を顧客画面表示部23に表示させる。この場合、図3に示されるような預け替え取引口座を指定する操作画面31が表示される。
また、預け替えキー36の押下が行われない場合、自動取引装置11は、確認キー41の押下が行われたか否かを判断する。そして、確認キー41の押下が行われた場合、矢印の通りに支払い口座及び入金口座を決定する。すなわち、資金の移動方向が確認キー41の押下が行われた操作画面31に表示された移動方向矢印33の向きと一致するように、支払い口座表示37に対応する口座を支払い口座として決定し、入金口座表示38に対応する口座を入金口座として決定する。
続いて、顧客は、顧客画面表示部23に表示された図示されない暗証番号入力画面を操作して、2枚のカードに対応する暗証番号を入力する。該暗証番号によって顧客の本人確認が行われる。なお、暗証番号の入力は、カードを挿入する毎に行われるようにしてもよい。そして、本人確認が終了すると、顧客は、顧客画面表示部23に表示された図示されない預け替え金額入力画面を操作して、預け替え金額、すなわち、支払い口座から入金口座に移動させる資金の金額を入力する。すると、自動取引装置11は、通信部25からネットワーク13を介して、ホストコンピュータ12と送受信を行う。この場合、支払い口座の口座情報、暗証番号、預け替え金額等のデータがホストコンピュータ12に送信され、該ホストコンピュータ12によって行われた預け替え処理の結果等のデータを自動取引装置11が受信する。なお、支払い口座又は入金口座が自動取引装置11の属する金融機関以外の金融機関、すなわち、他の金融機関に開設された口座である場合、自動取引装置11は、前記ホストコンピュータ12、図示されない全国銀行協会のコンピュータ等を介して、前記他の金融機関のホストコンピュータと送受信を行い、預け替え処理の結果等のデータを受信する。
続いて、自動取引装置11は、ホストコンピュータ12からのデータを出力する。この場合、カードリーダプリンタ部14にホストコンピュータ12から受信したデータをレシートに印字させる。続いて、自動取引装置11は媒体の返却を行い、処理を終了する。この場合、顧客が挿入した2枚のカードをカードスロットから排出して返却する。また、データが印字されたレシートも前記カードとともに排出する。なお、確認キー41の押下が行われたか否かを判断して確認キー41の押下が行われなかった場合、自動取引装置11は直ちに媒体の返却を行い、処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 預け替え取引キーを押下する。
ステップS2 媒体を挿入する。
ステップS3 媒体の情報を読み取る。
ステップS4 媒体の情報を記憶する。
ステップS5 媒体を退避する。
ステップS6 媒体を挿入する。
ステップS7 媒体の情報を読み取る。
ステップS8 媒体の情報を記憶する。
ステップS9 預け替え取引口座指定画面を表示する。
ステップS10 預け替えキー36を押下したか否かを判断する。預け替えキー36を押下した場合はステップS11に進み、預け替えキー36を押下しなかった場合はステップS12に進む。
ステップS11 預け替え方向矢印33の向きを反転させ、支払い口座表示37と入金口座表示38との入れ替えを行う。
ステップS12 確認キー41を押下したか否かを判断する。確認キー41を押下した場合はステップS13に進み、確認キー41を押下しなかった場合はステップS18に進む。
ステップS13 預け替え方向矢印33の通りに、支払い口座及び入金口座を決定する。
ステップS14 暗証番号を入力する。
ステップS15 預け替え金額を入力する。
ステップS16 ホストコンピュータ12と送受信する。
ステップS17 ホストコンピュータ12からのデータを出力する。
ステップS18 媒体を返却して、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、自動取引装置11は、複数の口座に対応する媒体を受け付け、複数の口座の口座情報を取得して資金の移動元及び移動先の口座を特定し、推定された資金の移動方向を顧客が選択可能に表示するようになっている。
そのため、複数の口座間で資金を移動させる処理を行う際に、顧客は、金融機関名、支店名、口座番号等の情報を入力する必要がなく、短時間で、容易に、確実に資金を移動させる処理を行うことができる。また、推定された資金の移動方向が選択可能に表示されているので、顧客は、資金の移動方向が所望の方向となるように適宜変更することができる。
また、自動取引装置11内において紙幣又は硬貨を移動させる動作がないため、取引時間を短縮することができる。さらに、千円未満の資金の預け替えを行うことができるため、振り込み手数料を支払わなくても良く、便利である。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第1の図、図7は本発明の第2の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第2の図、図8は本発明の第2の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第3の図、図9は本発明の第2の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第4の図である。
前記第1の実施の形態においては、2枚のカードに対応する暗証番号を入力する場合について説明したが、本実施の形態においては、支払い口座のカードに対応する暗証番号のみを入力する場合について説明する。資金の移動元である支払い口座については、本人確認が必須であるのに対し、資金の移動先である入金口座については、本人確認が必須でないので、本実施の形態においては、入金口座のカードに対応する暗証番号の入力を省略することができるようになっている。そして、入力された暗証番号に基づいて資金の移動方向を推定する。
本実施の形態において、自動取引装置11は、1枚目のカードに対応する口座を支払い口座とし、2枚目のカードに対応する口座を入金口座として仮決定を行い、顧客画面表示部23に図6に示されるような預け替え取引口座を指定する操作画面31を表示する。そして、自動取引装置11は、入力された暗証番号を一旦(たん)記憶部22に記憶した後、支払い口座に対応するホストコンピュータ12に送信する。なお、操作画面31には、暗証番号が入力された旨を表示する暗証番号入力表示45が支払い口座表示37の下方に表示される。そして、入力された暗証番号がホストコンピュータ12にあらかじめ登録されている暗証番号と一致した場合には、前記1枚目のカードに対応する口座を支払い口座として推定する。
また、図7に示されるように、顧客が2枚目のカードに対応する口座の暗証番号を入力した場合、入力された暗証番号がホストコンピュータ12にあらかじめ登録されている暗証番号と一致しないので、自動取引装置11は、「暗証番号が違います。支払い口座の暗証番号を入力してください。」というメッセージを顧客画面表示部23に表示する。
なお、入力された暗証番号がホストコンピュータ12にあらかじめ登録されている暗証番号と一致しない場合、自動取引装置11は、自動的に移動方向矢印33の向きの反転、及び、支払い口座表示37と入金口座表示38との入れ替えを行い、図8に示されるような操作画面31を顧客画面表示部23に表示させるようにしてもよい。そして、顧客によって確認キー41の押下が行われると、支払い口座に対応するホストコンピュータ12に送信する。なお、操作画面31には、暗証番号が入力された旨を表示する暗証番号入力表示45が支払い口座表示37の下方に表示される。そして、入力された暗証番号がホストコンピュータ12にあらかじめ登録されている暗証番号と一致した場合には、前記2枚目のカードに対応する口座を支払い口座として推定する。なお、入力された暗証番号がホストコンピュータ12にあらかじめ登録されている暗証番号と一致しない場合には、自動取引装置11は、「暗証番号が違います。支払い口座の暗証番号を入力してください。」というメッセージを顧客画面表示部23に表示する。
さらに、2枚のカードに対応する暗証番号の入力を顧客に対して要求することもできる。この場合、図9に示されるような操作画面31が顧客画面表示部23に表示される。このとき、操作画面31には、暗証番号が入力された旨を表示する暗証番号入力表示45が支払い口座表示37、入金口座表示38の下方にそれぞれ表示される。ここで、2枚のカードに対応する暗証番号が同一であるとき、自動取引装置11は、暗証番号の変更を勧める旨のメッセージを顧客画面表示部23に表示する。なお、2枚のカードに対応する口座の顧客の氏名や住所が相違するときに、暗証番号の変更を勧める旨のメッセージを表示しないようにしてもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図10は本発明の第3の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第1の図、図11は本発明の第3の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第2の図、図12は本発明の第3の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第3の図、図13は本発明の第3の実施の形態における暗証番号を入力する操作画面を示す第1の図、図14は本発明の第3の実施の形態における暗証番号を入力する操作画面を示す第2の図、図15は本発明の第3の実施の形態における預け替え金額を入力する操作画面を示す図である。
前記第1及び第2の実施の形態においては、自動取引装置11が資金の移動方向を判断し、顧客が必要に応じて前記移動方向を変更するようになっているが、本実施の形態においては、最初から顧客が資金の移動方向を選択するようになっている。そして、暗証番号の誤入力を考慮して資金の移動方向を推定する。
この場合、自動取引装置11は、顧客画面表示部23に図10に示されるような預け替え取引口座を指定する操作画面31を表示する。該操作画面31には、資金の移動元である支払い口座としての預け替え元の口座に対応する媒体としてのカードの挿入を促すメッセージが表示される。なお、該メッセージの先頭には、顧客の注意を喚起する注意喚起マーク46が表示される。該注意喚起マーク46は、点滅等を行うことによって顧客の注意を喚起するものである。さらに、移動方向矢印33、及び、資金の移動方向としての預け替え方向が後に修正可能である旨のメッセージが表示される。
そして、顧客が図示されないカードスロットから支払い口座のカードを挿入すると、自動取引装置11はカードについて媒体情報の読み取り及び記憶を行い、顧客画面表示部23に図11に示されるような預け替え取引口座を指定する操作画面31を表示する。該操作画面31には、カードに対応する口座の口座情報を表示する第1の口座情報欄34、移動方向矢印33、及び、資金の移動先である入金口座としての預け替え先の口座に対応する媒体としてのカード又は通帳の挿入を促すメッセージが表示される。なお、該メッセージの先頭には、顧客の注意を喚起する注意喚起マーク46が表示される。さらに、資金の移動方向としての預け替え方向が後に修正可能である旨のメッセージも表示される。
続いて、顧客が図示されないカードスロットから入金口座のカードを挿入すると、自動取引装置11はカードについて媒体情報の読み取り及び記憶を行い、顧客画面表示部23に図12に示されるような預け替え取引口座を指定する操作画面31を表示する。該操作画面31には、第1の口座情報欄34、移動方向矢印33、2枚目のカードに対応する口座の口座情報を表示する第2の口座情報欄35、及び、資金の移動方向としての預け替え方向の選択を促すメッセージが表示される。なお、該メッセージの先頭には、顧客の注意を喚起する注意喚起マーク46が表示される。また、移動方向矢印33に代えて、資金の移動方向を選択するためのファンクションキーとしての第1の移動方向選択キー33a及び第2の移動方向選択キー33bが表示される。そして、顧客は、第1の移動方向選択キー33a又は第2の移動方向選択キー33bの押下を行うことによって、預け替え方向の選択を行う。すると、押下が行われなかった移動方向選択キーは消去され、押下が行われた移動方向選択キーのみが表示される。また、図12に示されるような操作画面31において確認キー41の押下が行われた場合は、第1の移動方向選択キー33aの押下が行われたものと判断され、第2の移動方向選択キー33bが消去される。
続いて、自動取引装置11は、顧客画面表示部23に図13に示されるような暗証番号を入力する操作画面51を表示する。該操作画面51には、資金の移動元である支払い口座としての預け替え元の口座に対応する口座情報を表示する預け替え元口座情報欄52、暗証番号入力用テンキー53、及び、暗証番号の入力を促すメッセージが表示される。そして、顧客は暗証番号入力用テンキー53の押下を行って、預け替え元の口座に対応する暗証番号を入力する。
ここで、入力された暗証番号がホストコンピュータ12にあらかじめ登録されている暗証番号と一致しない場合、自動取引装置11は、顧客画面表示部23に図14に示されるような暗証番号を入力する操作画面51を表示する。該操作画面51には、暗証番号が違うので、支払い口座の暗証番号を再度入力することを促すメッセージが表示される。
そして、入力された暗証番号がホストコンピュータ12にあらかじめ登録されている暗証番号と一致すると、自動取引装置11は、顧客画面表示部23に図15に示されるような預け替え金額を入力する操作画面55を表示する。該操作画面55には、預け替え元口座情報欄52、預け替え金額入力用テンキー57、及び、預け替え金額の入力を促すメッセージが表示される。なお、預け替え元口座情報欄52内には、預け替えの限度額が表示される。そして、顧客は預け替え金額入力用テンキー57の押下を行って、預け替え金額を入力する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第1の図である。 本発明の第2の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第2の図である。 本発明の第2の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第3の図である。 本発明の第2の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第4の図である。 本発明の第3の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第1の図である。 本発明の第3の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第2の図である。 本発明の第3の実施の形態における預け替え取引口座を指定する操作画面を示す第3の図である。 本発明の第3の実施の形態における暗証番号を入力する操作画面を示す第1の図である。 本発明の第3の実施の形態における暗証番号を入力する操作画面を示す第2の図である。 本発明の第3の実施の形態における預け替え金額を入力する操作画面を示す図である。
符号の説明
11 自動取引装置
14 カードリーダプリンタ部
15 通帳記帳部
23 顧客画面表示部
24 顧客入力部
26 主制御部

Claims (1)

  1. (a)金融機関に開設された口座に対応する媒体を取り扱う媒体取り扱い手段と、
    (b)表示機能及び入力機能を備える操作手段と、
    (c)複数の口座間で資金を移動する取引を行う場合に資金の移動方向を推定する制御手段を有し、
    (d)前記操作手段は、前記媒体取り扱い手段が読み取った各口座に対応する媒体に格納されたデータに基づいて特定された各口座の口座情報を表示するとともに、前記制御手段が推定した資金の移動方向を選択可能に表示する自動取引装置であって、
    (e)前記制御手段は、前記媒体取り扱い手段が前記媒体を取り扱った順序に基づいて、1番目の媒体に対応する口座が移動元であって2番目の媒体に対応する口座が移動先であると前記資金の移動方向を推定し、前記操作手段は、1番目の媒体に対応する口座が移動元であって2番目の媒体に対応する口座が移動先であるように前記資金の移動方向を表示し、
    (f)前記制御手段は、前記操作手段によって入力された暗証番号が前記1番目の媒体に対応する口座の暗証番号でない場合には、前記資金の移動方向が逆であると推定し、前記操作手段は、1番目の媒体に対応する口座が移動先であって2番目の媒体に対応する口座が移動元であるように前記資金の移動方向を変更して表示することを特徴とする自動取引装置。
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