JP4421615B2 - 記憶装置のバイアス印加方法、および記憶装置 - Google Patents

記憶装置のバイアス印加方法、および記憶装置 Download PDF

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Description

本発明は、それぞれ、複数のメモリセルを備えて構成される複数のセクターに対するバイアス印加に関し、特に、複数セクターに対して一括してバイアス印加を行う際の、記憶装置のバイアス印加方法、および記憶装置に関するものである。
特許文献1に開示されている不揮発性半導体メモリでは、記憶したデータの一括消去を行うことができるセクターを複数領域有する不揮発性半導体メモリにおいて、データ消去用に使う高電圧を発生する高電圧発生回路と、高電圧発生回路と複数領域のセクターとの間に各々接続される複数個のトランジスタとを備え、データの一括消去時には複数個のトランジスタを定電流動作させ、複数領域のセクターに流れる電流を制御する。これにより、あるセクター内に不良セクターが存在していたとしても流れる電流が一定値に制限されるため、消去に必要な高電圧を維持でき、一括消去を行うことが可能となる。
また、特許文献2に開示されている半導体記憶装置では、複数のブロックのうち、切替手段により冗長ブロックへ切り替えられていないブロックに対しては、常に「選択」の信号を出力し、冗長ブロックへ切り替えられた不良ブロックに対しては、テストモードの全ブロック一括書き込み/一括消去の入力信号に対して「非選択」の信号を出力する。全ブロックへの一括書き込み/一括消去モードにおいて不良ブロックへの一括書き込み/一括消去の電圧の印加を禁止する構成のブロック選択回路を備える。これにより、不良ブロックに高電圧が印加されることはなく、電流の漏洩によって電圧値が降下することはない。
特開2001−137991号公報 特開平8−106796号公報
特許文献1では、トランジスタが、個々のセクターと高電圧発生回路とを接続し、一括消去時に定電流動作を行う。また、特許文献2では、ブロック選択回路が、一括書き込み/一括消去モードにおいて不良ブロックへの電圧印加を禁止する。特許文献1では、不良セクターが存在する場合にも流れる電流が一定値に制限され、特許文献2では、不良ブロックへの電圧印加が禁止されて、過度な電流が流れることによるバイアス電圧の降下を防止するものではある。
しかしながら、特許文献1、および2では、電流制限、および電圧印加制御を、セクター、およびブロックごとに行う必要があり、電流制限用のトランジスタ、および電圧印加制御用のブロック選択回路を、セクター、およびブロックごとに備えなければならない。
このため、電流制限用のトランジスタや電圧印加制御用のブロック選択回路といった電圧制御部は、セクターやブロックがマトリクス状に配置されるメモリセルアレイ領域に配置せざるを得ない。電圧制御部を構成する制御回路用のデバイス構成とは異なる構成やデザインルールを有して最適化配置されることが一般的なメモリセルアレイ領域において、効率的なメモリセルアレイのレイアウトを妨げることも考えられ、チップサイズの増大を招来するおそれがあり問題である。
また、今後の大容量化に伴い、セクター数やブロック数が増大することが考えられ、これに伴い、電流制限用のトランジスタや電圧印加制御用のブロック選択回路といった電圧制御部も増加することとなる。電圧制御部の占有面積が増大してチップサイズの増大を招来するおそれがあり問題である。
本発明は前記背景技術の課題に鑑みて為されたものであり、第1方向および第2方向の各々に沿った列ごとに電圧制御部を備え、双方向の列への電圧印加の組み合わせに応じてメモリブロックに電圧バイアスが印加される構成とし、第1および第2方向の各々の列へのバイアス印加を制御することにより、不良メモリブロックへのバイアス印加を避けながら、複数のメモリブロックを対象とする一括バイアス印加を効率的に行うことが可能な、記憶装置のバイアス印加方法、および記憶装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためになされた本発明の記憶装置は、アクセスの基本単位であるメモリブロックを、互いに交差する第1および第2方向の少なくとも何れか一方向に展開して配置されるメモリブロック群を備える記憶装置であって、第1方向に沿った列ごとに備えられ、同列に対して電圧バイアスの印加制御を行う第1電圧制御部と、第2方向に沿った列ごとに備えられ、同列に対して電圧バイアスの印加制御を行う第2電圧制御部とを備え、メモリブロックへのアクセスは、第1電圧制御部により印加制御される第1方向に沿った列と、第2電圧制御部により印加制御される第2方向に沿った列との交差位置に配置されているメモリブロックに対して行われることを特徴とする。
本発明の記憶装置では、メモリブロック群を構成するメモリブロックが展開されている配置方向に応じて、第1方向に沿った列については第1電圧制御部が列ごとの電圧バイアスの印加制御を行い、第2方向に沿った列については第2電圧制御部が列ごとの電圧バイアスの印加制御を行う。第1および第2方向の列ごとの印加制御を組み合わせることにより、交差位置に配置されているメモリブロックを電圧バイアスする。
これにより、メモリブロック群を構成するメモリブロックの配置列ごとに第1または第2電圧制御部を備えればよく、電圧制御部をメモリブロックごとに備える必要はない。第1および第2電圧制御部はメモリセルアレイ領域の周辺部に配置すればよく、メモリセルアレイ領域にはメモリセルを集中して配置することができる。電圧制御部を構成する制御回路用のデバイス構成とは異なる構成やデザインルールを有して、メモリセルアレイ領域を効率的にレイアウトすることができる。また、メモリブロック数が増大する場合にも必要となる電圧制御部の数量を抑制することができる。従って、チップ面積の増大を抑制することができる。
また、前記目的を達成するためになされた本発明の記憶装置のバイアス印加方法は、アクセスの基本単位であるメモリブロックを、互いに交差する第1および第2方向の少なくとも何れか一方向に展開して配置されるメモリブロック群を備える記憶装置のバイアス印加方法であって、第1方向に沿った列および第2方向に沿った列ごとに電圧バイアスを印加制御することに応じて、メモリブロック群への電圧バイアスの印加を行う際、不良メモリブロックの存在する第1および第2方向の何れか一方向の列について、電圧バイアスを非印加に制御することを特徴とする。
本発明の記憶装置のバイアス印加方法では、メモリブロック群を構成するメモリブロックが展開されている配置方向に応じて、第1および第2方向に沿った列の各々に列ごとに電圧バイアスの印加制御を行い、その組み合わせでメモリブロックに電圧バイアスを印加するところ、不良メモリブロックに対しては、不良メモリブロックの存在する第1および第2方向の何れか一方向の列について電圧バイアスを非印加に制御する。
これにより、第1および第2方向に沿った列ごとに電圧バイアスを印加制御して、複数のメモリブロックに同時に電圧バイアスを印加するに当たり、不良メモリブロックについては、第1および第2方向の何れか一方向の列について電圧バイアスを非印加に制御することで、電圧バイアスを非印加とすることができる。不良メモリブロック、または不良メモリブロックを含み非印加制御が行なわれる列に存在するメモリブロックを除き、メモリブロック群を構成するメモリブロックに対して同時に電圧バイアスすることができる。少なくとも2ステップで不良メモリブロック以外のメモリブロックに対してそれぞれ1回電圧ストレスを印加することができ、少ないステップ数でアクセス動作を完了することができる。
本発明によれば、第1方向および第2方向の各々に沿った列ごとに電圧制御部を備え、双方向の列への電圧印加の組み合わせに応じてメモリブロックに電圧バイアスが印加される構成とし、第1および第2方向の各々の列へのバイアス印加を制御することにより、不良メモリブロックへのバイアス印加を避けながら、複数のメモリブロックを対象とする一括バイアス印加を効率的に行うことが可能な、記憶装置のバイアス印加方法、および記憶装置を提供することができる。
本発明の第1のバイアス印加方法を示す模式図である。 本発明の第2のバイアス印加方法を示す模式図である。 実施形態の記憶装置を示す回路ブロック図である。 内部アドレスの出力制御部である。 タテ列アドレスのデコーダである。 ヨコ列アドレスのデコーダである。 内部アドレスの出力制御部の動作波形(1)(通常アクセスにおいて不良セクターがない場合)である。 内部アドレスの出力制御部の動作波形(2)(通常アクセスにおいて不良セクターがある場合)である。 内部アドレスの出力制御部の動作波形(3)(一括アクセスにおいて不良セクターがない場合)である。 内部アドレスの出力制御部の動作波形(4)(一括アクセスにおいて不良セクターがある場合)である。 図3の回路ブロック図に関して、セクターS07へのバイアス印加を行う制御回路の回路ブロック図である。 サブデコーダの具体例である。 サブデコーダ低位電源スイッチ部の具体例である。 ウェル電位制御部の具体例である。 サブデコーダ低位電源制御部の具体例である。 サブデコーダ高位電源制御部の具体例である。 ワード線負電圧供給部の具体例である。 メインデコーダ高位電源制御部の具体例である。 メインデコーダの具体例である。 アクセス動作ごとの各信号の電圧バイアス状態を示す図(1)(消去動作およびプログラム動作の場合)である。 アクセス動作ごとの各信号の電圧バイアス状態を示す図(2)(HTRBリーク試験およびファーストチップ消去動作の場合)である。 電源切替部を備える回路ブロックである。
符号の説明
ARY メモリセルアレイ
C1(0)乃至C1(3) タテ列電圧制御部
C2(0)乃至C2(7) ヨコ列電圧制御部
S00乃至S37 セクター
11 CAM部
13 冗長判定回路
15 アドレスバッファ
17 列デコード部
19 トランスファゲート制御部
21 トランスファゲート制御部
23 サブデコーダ
25 サブデコーダ低位電源スイッチ部
31 ウェル電位制御部
33 サブデコーダ低位電源制御部
35 サブデコーダ高位電源制御部
41 ワード線負電圧供給部
43 メインデコーダ高位電源制御部
45 メインデコーダ
51 切替部
53 PAD
exAD(i)(i=0〜4) 外部アドレス
inAD(i)/inADB(i)(i=0〜4) 内部アドレス信号
ER 消去動作制御信号
M1 ステップ1信号
M2 ステップ2信号
PGM プログラム動作制御信号
SRED 冗長一致信号
RA(i)/RAB(i)(i=0乃至4) 不良セクターアドレス
RZ1(i)/RZ2(i)(i=0乃至4) 不良セクター列アドレス
RZ1(0)乃至RZ1(3) タテ列不良信号
RZ2(0)乃至RZ2(7) ヨコ列不良信号
Z1(0)乃至Z1(3) タテ列アドレス
Z2(0)乃至Z2(7) ヨコ列アドレス
以下、本発明の記憶装置のバイアス印加方法、および記憶装置について具体化した実施形態を図1乃至図22に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1および図2には本発明のバイアス印加方法を模式的に示す。アクセスの基本単位として複数のメモリセルごとに区画されたセクターを考える場合、このセクターが複数備えられる記憶装置において、アクセス対象の複数セクターに対して、列単位で電圧バイアスを印加して、不良セクターを除く全てのセクターに、必要最小限のステップで効率良く電圧ストレスを印加することが可能なバイアス印加方法を提供するものである。
ここで例えば、記憶装置として不揮発性記憶装置を考える場合、消去動作がアクセスの一例であり、セクターとは、消去動作が行われる基本単位を示す。また、アクセスには、消去動作のほか、プログラム動作やストレス試験動作が含まれる。アクセス動作とは、アクセス対象のセクターに対してバイアスストレスを印加することを言う。また、アクセス対象の複数セクターの範囲としては、全てのセクターを含む一括アクセス動作の他、部分的に選択されたセクター群に対するアクセス動作が考えられる。例えば、前者としては一括消去動作が考えられ、後者としてはファーストチップイレーズ(First Chip Erase)動作が考えられる。
図1は、例えば、部分的に選択されたセクター群に対するアクセス動作を示した模式図である。タテ方向に一列にセクターが配置されている場合である。タテ列アドレスZ1(i)に対して、ヨコ列アドレスZ2(0)乃至Z2(2)を有する3つのセクターで構成されている。このうち、(Z1(i)、Z2(0))のセクターが不良セクターである場合を示す。
電圧制御部は各列ごとに備えられるため、この場合のバイアス印加方法は、タテ列Z1(i)に対しては印加制御(ON)されると共に、ヨコ列については、Z2(0)に対しては非印加制御(OFF)とされ、Z2(1)、Z2(2)に対しては印加制御(ON)とされる。タテ列とヨコ列との双方の電圧バイアスが共に印加されることにより、(Z1(i)、Z2(1))および(Z1(i)、Z2(2))に配置されているセクター(図1中、斜線が施されたセクター)については電圧ストレスが印加され、アクセス動作が行われる。(Z1(i)、Z2(0))のセクターについては、タテ方向の電圧バイアスは印加されるもののヨコ方向Z2(0)の電圧バイアスは非印加であるため、セクターへのアクセス動作が行われない(電圧ストレスは印加されない。)1ステップのバイアス印加制御で、不良セクターを除くアクセス対象の複数セクター(図1中、斜線が施されたセクター)にアクセス動作が行われる。
従来は、部分的に選択されたセクター群内に欠陥セクターが含まれる場合には、個々のセクター(この場合は、図1中で示される斜線が施されたセクター領域)を個別に1回づつアクセスする必要があったが、本発明では欠陥セクターを除く良品セクターを一括して1回でアクセス動作できる。
図2は、例えば、一括アクセス動作について示した模式図である。タテ/ヨコの各々の方向に三列に渡ってセクターが配置されている場合である。タテ列アドレスZ1(0)乃至Z1(2)、およびヨコ列アドレスZ2(0)乃至Z2(2)の各々の位置にセクターが配置されている。不良セクターは(Z1(1)、Z2(0))の位置にあるものとする。この場合、不良セクターを除くアクセス対象の複数セクターへは、2ステップでアクセス動作を完了させることができる。
(ステップ1)において、全てのタテ列Z1(0)乃至Z1(2)に対して印加制御(ON)とされると共に、ヨコ列については、不良セクターの存在するZ2(0)に対しては非印加制御(OFF)とされ、その他のヨコ列Z2(1)、Z2(2)に対しては印加制御(ON)とされる。タテ列とヨコ列との双方の電圧バイアスが共に印加されることにより、ヨコ列Z2(1)およびZ2(2)のセクター、すなわち、(Z1(0)、Z2(1))、(Z1(0)、Z2(2))、(Z1(1)、Z2(1))、(Z1(1)、Z2(2))、(Z1(2)、Z2(1))、および(Z1(2)、Z2(2))に配置されているセクター(図2中、(ステップ1)において斜線が施されたセクター)については、電圧ストレスが印加されアクセス動作が行われる。これに対して、ヨコ列Z2(0)のセクター、すなわち、(Z1(0)、Z2(0))、(Z1(1)、Z2(0))、および(Z1(2)、Z2(0))のセクターについては、タテ方向の電圧バイアスは印加されるものの、ヨコ方向の電圧バイアスは非印加であるため、セクターへのアクセス動作が行われない(電圧ストレスは印加されない。)
(ステップ2)では、タテ列において、不良セクターの存在するZ1(1)に対しては非印加制御(OFF)とされ、その他のタテ列Z1(0)、Z1(2)に対しては印加制御(ON)とされると共に、ヨコ列については、不良セクターの存在するZ2(0)に対して印加制御(ON)とされ、その他のヨコ列Z2(1)、Z2(2)に対して非印加制御(OFF)とされる。タテ列とヨコ列との双方の電圧バイアスが共に印加されることにより、不良セクターを除くヨコ列Z2(0)のセクター、すなわち、(Z1(0)、Z2(0))、および(Z1(2)、Z2(0))に配置されているセクター(図2中、(ステップ2)において斜線が施されたセクター)については、電圧ストレスが印加されアクセス動作が行われる。タテ列Z1(0)、Z1(2)のその他のセクター、すなわち、(Z1(0)、Z2(1))、(Z1(0)、Z2(2))、(Z1(2)、Z2(1))、および(Z1(2)、Z2(2))のセクターについては、タテ方向の電圧バイアスは印加されるものの、ヨコ方向の電圧バイアスは非印加であるため、セクターへの電圧ストレスは印加されない。
3列×3列のセクターを備える領域を一括アクセスする場合、不良セクターを含んでいるとしても、2ステップで不良セクター以外のセクターに対してアクセス動作を行う(電圧ストレスを印加する)ことができ、少ないステップ数でアクセス動作を完了することができる。また、電圧ストレスは、不良セクター以外の各セクターについて1度だけ印加されるのみであり、過度な電圧ストレスが印加されることはない。
従来は、一括アクセス(例えば、一括消去動作や良品セクターの各種ストレス試験や良品セクターのリーク試験)として選択されたセクター群内に欠陥セクターが含まれる場合には、個々のセクター(この場合は、図2(ステップ1とステップ2)中で示される斜線が施されたセクター領域)を個別に1回づつアクセスする必要があったが、本発明では欠陥セクターを除く良品セクターを一括して2ステップ(2回)でアクセス動作できる。
図3は、本発明の実施形態の記憶装置について、複数セクターの備えられたメモリセルアレイARYと、各セクター列の列ごとに備えられる電圧制御部とを示す回路ブロック図である。尚、本発明が適用される記憶装置は、メモリセルの記憶特性に依存するものではなく、揮発性/不揮発性の別に関わりなく適用することができるものではあるが、実施形態では、その一例として不揮発性記憶装置を例にとり説明をする。また、実施形態では、図2に示した2ステップによる一括アクセス動作を行う場合を中心に説明をする。
メモリセルアレイARYは、ヨコ方向に4列(Z1(0)乃至Z1(3))、タテ方向に8列(Z2(0)乃至Z2(7))に整列して、セクターS00乃至S37が配置されている。
タテ方向には、タテ列(Z1(0)乃至Z1(3))ごとに、タテ列電圧制御部(C1(0)乃至C1(3))が備えられている。消去動作制御信号ER、プログラム動作制御信号PGM、およびステップ2のストレス印加時期を示すステップ2信号M2が、各タテ列電圧制御部(C1(0)乃至C1(3))に入力されている。また、各タテ列に応じて、タテ列アドレスZ1(0)乃至Z1(3)、およびタテ列ごとに不良セクターが存在するか否かを示すタテ列不良信号RZ1(0)乃至RZ1(3)が入力される。タテ列電圧制御部(C1(0)乃至C1(3))は、各電圧制御部が配置されているタテ列(Z1(0)乃至Z1(3))に対して、タテ方向の電圧バイアスの印加を制御する。すなわち、タテ列電圧制御部C1(0)は、セクターS00乃至S07に対して電圧バイアスを印加制御し、以下同様に、タテ列電圧制御部C1(1)、C1(2)、C1(3)は、セクターS10乃至S17、S20乃至S27、S30乃至S37に対して電圧バイアスを印加制御する。
ヨコ方向には、ヨコ列(Z2(0)乃至Z2(7))ごとに、ヨコ列電圧制御部(C2(0)乃至C2(7))が備えられている。消去動作制御信号ER、プログラム動作制御信号PGM、およびステップ1のストレス印加時期を示すステップ1信号M1が、各ヨコ列電圧制御部(C2(0)乃至C2(7))に入力されている。また、各ヨコ列に応じて、ヨコ列アドレスZ2(0)乃至Z2(7)、およびヨコ列ごとに不良セクターが存在するか否かを示すヨコ列不良信号RZ2(0)乃至RZ2(7)が入力される。ヨコ列電圧制御部(C2(0)乃至C2(7))は、各電圧制御部が配置されているヨコ列(Z2(0)乃至Z2(7))に対して、ヨコ方向の電圧バイアスの印加を制御する。すなわち、ヨコ列電圧制御部C2(0)は、セクターS00乃至S30に対して電圧バイアスを印加制御し、以下同様に、ヨコ列電圧制御部C2(1)、C2(2)、C2(3)、C2(4)、C2(5)、C2(6)、C2(7)は、セクターS01乃至S31、S02乃至S32、S03乃至S33、S04乃至S34、S05乃至S35、S06乃至S36、S07乃至S37に対して電圧バイアスを印加制御する。
尚、タテ方向(タテ列)には、セクター内をローカルビット線が延在し、前記複数のセクターを共有してグローバルビット線が延在する。更に、タテ列毎の複数セクターに共通するウェルが延在する。ヨコ方向(ヨコ列)には、セクター内をローカルワード線(後述する図11のP2WL)が延在し、前記複数のセクターを共有してグローバルワード線(後述する図11のGWL)が延在する。
また、タテ列電圧制御部(C1(i))のタテ方向の電圧バイアスの印加を制御するもととして、タテ列毎の複数セクターに共通するウェル電位VNW、前記ローカルワード線を生成するセクター毎に配置されたサブデコーダを制御するサブデコーダ高位電源VWLや、前記サブデコーダのサブデコーダ低位電源XDSを制御するサブデコーダ低位電源スイッチ部を制御する制御信号NENがある。
ヨコ列電圧制御部C2(i)のヨコ方向の電圧バイアスの印加を制御するもととして、ヨコ列毎の複数セクターに共通するグローバルワード線対(GWL、GWLB)、前記サブデコーダのサブデコーダ低位電源XDSを制御するサブデコーダ低位電源スイッチ部を制御する負電源RNEGPがある。
不揮発性記憶装置のイレーズ動作やプログラム動作としては、前記ローカルワード線−前記ウェル間の電圧差によるメモリセルの物理的なトンネル現象や、前記ローカルワード線−前記ローカルビット線もしくはメモリセルのソース線間によるメモリセルの物理的なトンネル現象などがある。その他、ホットキャリアによるプログラム動作などもある。
ここで、消去動作制御信号ERおよびプログラム動作制御信号PGMは、外部からのコマンド等によるアクセス動作指令に対して、アクセス動作ごとに設定される動作状態や動作タイミングを制御する不図示の制御回路により出力される信号である。不揮発性記憶装置では、消去動作およびプログラム動作において、メモリセルに電圧ストレスを印加する期間と、電圧ストレスの印加後にセルトランジスタの閾値電圧を確認する、いわゆるベリファイ動作とが、交互に繰り返される。消去動作制御信号ERおよびプログラム動作制御信号PGMは、メモリセルに対して電圧バイアスを指示する信号である。
また、ステップ1/2のストレス印加時期を示すステップ1信号M1/ステップ2信号M2は、図2に示す一括アクセス動作時に、不図示の制御回路から出力される信号である。電圧ストレスのシーケンスを管理する信号である。図2の一括アクセス動作におけるバイアス印加方法で示したように、タテ列については、全ての列を選択してバイアス印加をするところ、ステップ2において不良セクターの存在する列についてのみ非印加に制御する必要がある。また、ヨコ列については、不良セクターの存在する列と存在しない列についてバイアス印加制御が異なりステップ1において不良セクターの存在列についてのみ非印加とするところ、ステップ2においてはバイアス印加制御を逆転させる必要がある。これらの制御を実現するために、図3に示すように、タテ列電圧制御部C1(0)乃至C1(3)についてはステップ2信号M2が入力され、ヨコ列電圧制御部C2(0)乃至C2(7)についてはステップ1信号M1が入力される。
更に、タテ列/ヨコ列を指示するタテ/ヨコ列アドレス(Z1(0)乃至Z1(3)/Z2(0)乃至Z2(7))、およびタテ列/ヨコ列ごとに不良セクターの存在する列を指示するタテ列/ヨコ列不良信号(RZ1(0)乃至RZ1(3)/RZ2(0)乃至RZ2(7))は、図4乃至図10において後述するアドレス信号の出力制御部に応じて出力される。
図4乃至図6に、列アドレス信号の出力制御部を示す。図4は、入力された外部アドレスexAD(i)(i=0〜4)ごとに、同相/逆相の内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)(i=0〜4)を出力する制御部である。セクター単位で行われる通常のアクセス動作において、各外部アドレスexAD(i)に対して、同相/逆相の内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)が生成され、何れか一方がハイレベルになる。合わせて、冗長判定を行う。アドレスバッファ15と、不揮発性記憶部等で構成され、予め、不良セクターアドレスRA(i)(i=0〜4)が格納されているCAM部11と、外部アドレスexAD(i)と不良セクターアドレスRA(i)との一致判定を行う冗長判定回路13とを備えている。
アドレスバッファ15は、外部アドレスexAD(i)が直接入力されるセットに加えて、外部アドレスexAD(i)がインバータゲートI9により反転されて入力されるセットが備えられており、外部アドレスexAD(i)との同相の内部アドレス信号inAD(i)(i=0〜4)、および逆相の内部アドレス信号inADB(i)(i=0〜4)が出力される。ハイレベルの外部アドレスexAD(i)に対しては同相の内部アドレス信号inAD(i)がハイレベルとなり、ローレベルの外部アドレスexAD(i)に対しては逆相の内部アドレス信号inADB(i)がハイレベルとなる。すなわち、アドレスバッファ15から出力される内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)は、外部アドレスexAD(i)に対応した信号となる。
入力された外部アドレスexAD(i)、およびその反転アドレスは、ノアゲートR1に入力される。ノアゲートR1の他方の入力端子には、外部アドレスexAD(0)およびexAD(1)に対しては、ステップ2信号M2が入力され、外部アドレスexAD(2)乃至exAD(4)に対しては、ステップ1信号M1が入力される。ノアゲートR1からの出力信号はインバータゲートI3で反転され、冗長判定における一致比較用のアドレスpreAD(i)(i=0〜4)およびpreADB(i)(i=0〜4)が出力され、冗長判定回路13に入力される。
冗長判定回路13では、CAM部11に格納されている不良セクターアドレスRA(i)/RAB(i)と、アドレスpreAD(i)/preADB(i)とが、同じアドレス番号i、および同相/逆相ごとに、一致比較される。共にハイレベルである組み合わせが全てのアドレス番号(i=0乃至4)において存在する場合、アドレスpreAD(i)/preADB(i)が、予め格納されている不良セクターのアドレスに一致すると判断され、冗長一致信号SRED、および一致したアドレスからデコードされる不良セクターのタテ列/ヨコ列の列アドレスRZ1(i)/RZ2(i)(i=0乃至4)が出力される。
アドレスバッファ15から出力される内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)は、3入力のノアゲートR3から出力される。ノアゲートR3の入力端子は、ノードN1、N2、N3を介して、インバータゲートI2、I6、I8の出力端子に接続されている。
ノードN1に至る系は、インバータゲートI1、I2と、ナンドゲートD1とで構成されている。CAM部11から出力される不良セクターアドレスRA(i)/RAB(i)がインバータゲートI1に入力され、インバータゲートI1の出力端子は、ナンドゲートD1に入力されている。ナンドゲートD1には更に、ステップ1信号M1またはステップ2信号M2と冗長一致信号SREDとが入力されている。ナンドゲートD1の出力信号がインバータゲートI2に入力されている。
ここで、不良セクターアドレスRA(i)/RAB(i)は、各々、外部アドレスexAD(i)/その反転アドレスの対応するアドレスバッファ15に入力される。また、ステップ1信号M1は、i=2乃至4のアドレスバッファ15に入力され、ステップ2信号M2は、i=0乃至1のアドレスバッファ15に入力される。
ノードN2に至る系は、インバータゲートI4乃至I6と、ナンドゲートD2とで構成されている。外部アドレスexAD(i)またはその反転アドレスがインバータゲートI4に入力され、ステップ1信号M1またはステップ2信号M2がインバータゲートI5に入力される。インバータゲートI4、I5からの出力信号がナンドゲートD2に入力され、ナンドゲートD2からの出力信号がインバータゲートI6に入力される。
ここで、外部アドレスexAD(i)/その反転アドレス、およびステップ1信号M1またはステップ2信号M2は、各々、対応するアドレスバッファ15に入力されることはノードN1の系の場合と同様である。
ノードN3に至る系は、インバータゲートI7、I8と、ナンドゲートD3、D4と、ノアゲートR2とで構成されている。冗長一致信号SRED、およびステップ1信号M1あるいはステップ2信号M2が、ノアゲートR2とナンドゲートD3と入力される。各々の出力信号は、ノアゲートR2からの信号はインバータゲートI7を介し、ナンドゲートD3からの信号はそのまま、ナンドゲートD4に入力される。ナンドゲートD4からの出力信号は、インバータゲートI8に入力される。
ここで、ステップ1信号M1またはステップ2信号M2は、各々、対応するアドレスバッファ15に入力されることはノードN1およびN2の系の場合と同様である。
図5、図6は、図4においてデコードされた内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)を、更にデコードして、各セクターが配置されているタテ列およびヨコ列の列アドレス(Z1(0)乃至Z1(3)およびZ2(0)乃至Z2(7))を選択する列デコーダである。
図5は、タテ列の列アドレスをデコードする列デコーダである。タテ列は、アドレス番号i=0および1により識別される。内部アドレス信号inAD(0)あるいはinADB(0)、およびinAD(1)あるいはinADB(1)の各組み合わせごとに列デコード部17を備えており、各列アドレスZ1(0)乃至Z1(3)が出力される。
列デコード部17は、内部アドレス信号inAD(0)あるいはinADB(0)、およびinAD(1)あるいはinADB(1)が入力されるナンドゲートD5と、ナンドゲートD5の出力信号が入力されるインバータゲートI10とを備えている。また、インバータゲートI10およびナンドゲートD5の出力信号は、トランスファゲートT1およびT2を介して、内部アドレス信号として出力される。
トランスファゲートT1およびT2は、排他的に導通制御され、インバータゲートI10の入出力信号の何れか一方が出力される。トランスファゲート制御部19は、オアゲートR3とインバータゲートI11とで構成されている。オアゲートR3には、ステップ1信号M1およびステップ2信号M2が入力される。オアゲートR3の出力信号は、トランスファゲートT1のPMOSトランジスタおよびトランスファゲートT2のNMOSトランジスタを制御する。また、インバータゲートI11の出力信号は、トランスファゲートT1のNMOSトランジスタおよびトランスファゲートT2のPMOSトランジスタを制御する。
ステップ1信号M1およびステップ2信号M2が何れもローレベルで非活性の場合には、オアゲートR3の出力信号がローレベルとなり、トランスファゲートT1が導通する。逆に、ステップ1信号M1またはステップ2信号M2の何れか一方がハイレベルに活性化されている場合には、オアゲートR3の出力信号がハイレベルとなり、トランスファゲートT2が導通する。ここで、ステップ1信号M1またはステップ2信号M2の何れか一方がハイレベルの場合とは、図2に示す一括アクセス動作が行われる場合である。
インバータゲートI10の出力信号は、内部アドレス信号の組み合わせにより選択されてハイレベルとなる信号であるところ、一括アクセス動作が行われない通常のアクセス動作の場合には、トランスファゲートT1が導通して、内部アドレス信号の組み合わせにより選択された何れか一つの列アドレス(Z1(0)乃至Z1(3)の何れか一つ)が選択される。これに対して、通常のアクセス動作ではなく一括アクセス動作が行われる場合には、トランスファゲートT2が導通して、内部アドレス信号の組み合わせにより非選択とされた列アドレス(Z1(0)乃至Z1(3)の何れか)が選択される。
図6は、ヨコ列の列アドレスをデコードする列デコーダである。ヨコ列は、アドレス番号i=2乃至4により識別される。内部アドレス信号inAD(2)あるいはinADB(2)、乃至inAD(4)あるいはinADB(4)の各組み合わせごとに列デコード部17を備えており、各列アドレスZ2(0)乃至Z2(7)が出力される。
図6のヨコ列アドレスのデコーダでは、タテ列アドレスのデコーダ(図5)におけるトランスファゲート制御部19に代えて、トランスファゲート制御部21を備えている。トランスファゲート制御部21は、インバータゲートI12を備えており、インバータゲートI12にはステップ1信号M1が入力される。ステップ1信号M1は、トランスファゲートT1のPMOSトランジスタおよびトランスファゲートT2のNMOSトランジスタを制御する。また、インバータゲートI12の出力信号は、トランスファゲートT1のNMOSトランジスタおよびトランスファゲートT2のPMOSトランジスタを制御する。
ステップ1信号M1がローレベルで非活性の場合には、トランスファゲートT1が導通する。逆に、ステップ1信号M1がハイレベルに活性化されている場合には、トランスファゲートT2が導通する。ここで、ステップ1信号M1がハイレベルの場合とは、図2に示す一括アクセス動作において、ステップ1の期間を示す。
一括アクセス動作が行われない通常のアクセス動作の場合、および一括アクセス動作におけるステップ2の期間には、トランスファゲートT1が導通して、内部アドレス信号の組み合わせにより選択された列アドレス(Z2(0)乃至Z2(7)の何れか)が選択される。これに対して、一括アクセス動作におけるステップ1の期間には、トランスファゲートT2が導通して、内部アドレス信号の組み合わせにより非選択とされた列アドレス(Z2(0)乃至Z2(7)の何れか)が選択される。
図7乃至図10は、図4に示す内部アドレスの出力制御部についての動作波形である。冗長一致判定を含むアドレス信号の制御が行われる。尚、図示はされていないが、一括アクセス動作の対象セクター内に不良セクターがある場合には、冗長判定回路13により、不良セクターの存在するタテ列/ヨコ列の列アドレスRZ1(i)/RZ2(i)がデコードされて出力される。アドレスデコーダ15により出力される内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)は、列デコーダ(図5、図6)において、タテ列/ヨコ列の列アドレスにデコードされる。
図7、図8は、一括アクセス動作が行われない通常のアクセス動作における動作波形である。図7は冗長救済される不良セクターがない場合、図8は冗長救済される不良セクターがある場合である。外部アドレスexAD(i)に応じて、一致比較用のアドレスpreAD(i)/preADB(i)が出力される。外部アドレスexAD(i)がハイレベルの場合はアドレスpreAD(i)がハイレベルとなり、ローレベルの場合はアドレスpreADB(i)がハイレベルとなる。
一致比較用のアドレスpreAD(i)/preADB(i)は、冗長判定回路13において、不良セクターアドレスRA(i)/RAB(i)と比較され一致判定が行われる。不一致の場合には(図7)、冗長一致信号SREDはローレベルを維持し、一致の場合には(図8)、冗長一致信号SREDがハイレベルに反転する。
図7、図8は一括アクセス動作ではないので、ステップ1信号M1およびステップ2信号M2は、ローレベルに維持されている。これにより、ノードN1に出力される信号SN1はローレベルを維持する。また、ノードN2に出力される信号SN2は、外部アドレスexAD(i)に応じて出力される。すなわち、外部アドレスexAD(i)が入力されるアドレスバッファ15においては、外部アドレスexAD(i)と逆相の信号レベルを有する信号が、外部アドレスexAD(i)の反転信号が入力されるアドレスバッファ15においては、外部アドレスexAD(i)と同相の論理レベルを有する信号が出力される。
一方、ノードN3に出力される信号SN3は、ステップ1信号M1およびステップ2信号M2がローレベルに維持されているため、冗長一致信号SREDの論理レベルに応じて異なる論理レベルが出力される。冗長一致信号SREDがローレベルの場合には(図7)、ローレベルが出力され、冗長一致信号SREDがハイレベルの場合には(図8)、ハイレベルが出力される。
ノアゲートR3に入力される信号SN1乃至SN3の論理レベルより、図7の場合には、信号SN2の反転信号が出力される。外部アドレスexAD(i)が入力されるアドレスバッファ15においては、外部アドレスexAD(i)と同相の信号レベルを有する信号が、外部アドレスexAD(i)の反転信号が入力されるアドレスバッファ15においては、外部アドレスexAD(i)と逆相の論理レベルを有する信号が出力される。すなわち、ハイレベルの外部アドレスexAD(i)に対しては内部アドレス信号inAD(i)がハイレベルに、ローレベルの外部アドレスexAD(i)に対しては内部アドレス信号inADB(i)がハイレベルに、出力される。これが列デコーダでデコードされる。
列デコーダでは、図5に示すように、トランスファゲート制御部19により制御され、トランスファゲートT1が導通される。ナンドゲートD5およびインバータゲートI10により列デコードされ、ハイレベルとなり選択された内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)に対応するタテ列の列アドレスが選択される。
図8の場合には、信号SN3によりローレベルの信号が出力される。外部アドレスexAD(i)が不良セクターアドレスRA(i)に一致することとなるので、外部アドレスexAD(i)に対応して出力される内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)は、全てローアドレスに固定され、不良セクターへのアクセスが禁止される。冗長救済されてアクセスされる冗長セクターは、冗長判定回路13からデコードされて出力される列アドレスRZ1(i)に応じて選択される。
列デコーダでは、図6に示すように、トランスファゲート制御部21により制御され、トランスファゲートT1が導通される。ナンドゲートD5およびインバータゲートI10により列デコードされる。内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)は、全てローアドレスに固定され、不良セクターへのアクセスが禁止される。冗長救済されてアクセスされる冗長セクターは、冗長判定回路13からデコードされて出力される列アドレスRZ2(i)に応じて選択される。
図9、図10は、一括アクセス動作における動作波形である。図9は冗長救済される不良セクターがない場合、図10は冗長救済される不良セクターがある場合である。ステップ1信号M1またはステップ2信号M2がハイレベルとなるため、入力された外部アドレスexAD(i)に関わらず、一致比較用のアドレスpreAD(i)/preADB(i)は全てハイレベルになる。
全てハイレベルの一致比較用のアドレスpreAD(i)/preADB(i)は、冗長判定回路13において、不良セクターアドレスRA(i)/RAB(i)と比較され一致判定が行われる。CAM部11に不良セクターのアドレスが格納されていれば、所定の不良セクターアドレスRA(i)/RAB(i)がハイレベルであるため、このアドレスに対して一致判定が行われる。アドレスが格納されていない場合には、全ての不良セクターアドレスRA(i)/RAB(i)はローレベルを示し、不一致の判定が行われる。不一致の場合には(図9)、冗長一致信号SREDはローレベルを維持し、一致の場合には(図10)、冗長一致信号SREDがハイレベルに反転する。
図9、図10は一括アクセス動作の場合であり、ステップ1信号M1またはステップ2信号M2はハイレベルとなる。これにより、ノードN2に出力される信号SN2はローレベルとなる。また、ノードN1に出力される信号SN1は、図9の場合には、冗長一致信号SREDがローレベルであるためローレベルとなる。図10の場合には、冗長一致信号SREDがハイレベルであるため、CAM部11に格納されている不良セクターアドレスRA(i)/RAB(i)が入力されるアドレスバッファ15についてはローレベルに、その他のアドレスバッファ15についてはハイレベルとなる。更に、ノードN3に出力される信号SN3は、図9の場合には、冗長一致信号SREDがローレベルであるためハイレベルに、図10の場合には、冗長一致信号SREDがハイレベルであるためローレベルになる。これにより、出力される内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)は、図9の場合、全てのアドレスについてローレベルとなり、図10の場合、CAM部11に格納されている不良セクターアドレスRA(i)/RAB(i)に対応するアドレスについてはハイレベルに、その他のアドレスについてはローレベルとなる。
タテ列の列デコーダは、図5に示すように、トランスファゲート制御部19により制御され、一括アクセス動作の期間中、トランスファゲートT2が導通とされる。インバータゲートI10で反転されることなくナンドゲートD5からの出力が、タテ列の列アドレスZ1(0)乃至Z1(3)として出力される。ナンドゲートD5からの出力は、図9のように不良セクターが存在しない場合には、全ての内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)に対してハイレベルとなり、図10のように不良セクターが存在する場合には、内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)のうち、不良セクターに対応するアドレスはローレベルにその他のアドレスはハイレベルとなる。不良セクターの存在する列アドレスは非選択され、その他の列アドレスは選択される。一括アクセス動作におけるステップ1とステップ2において、不良セクターの存在する列アドレス以外のタテ列の列アドレスZ1(0)乃至Z1(3)は、全選択の状態となる。
ヨコ列の列デコーダは、図6に示すように、トランスファゲート制御部21により制御され、一括アクセス動作におけるステップ1の期間にはトランスファゲートT2が導通とされ、ステップ2の期間にはトランスファゲートT1が導通とされる。ステップ2の期間にはインバータゲートI10を介して出力され、ステップ1の期間にはインバータゲートI10で反転されることなくナンドゲートD5から出力される。図9のように不良セクターが存在しない場合には、全ての内部アドレス信号inAD(i)/inADB(i)がローレベルとなり、ステップ1の期間には、全てのヨコ列アドレスZ2(0)乃至Z2(7)がハイレベル、ステップ2の期間には、全てのヨコ列アドレスZ2(0)乃至Z2(7)がローレベルとなる。また、図10のように不良セクターが存在する場合には、ステップ1の期間には、不良セクターの存在するヨコ列の列アドレスのみがローレベル、他のヨコ列アドレスはハイレベルに、ステップ2の期間には、不良セクターの存在するヨコ列の列アドレスのみがハイレベル、他のヨコ列アドレスはローレベルになる。
図11は、図3の回路ブロック図に関して、セクターS07への電圧バイアスの印加を行う制御回路の回路構成を示す回路ブロック図である。セクターS07内のローカルワード線P2WL(07)を制御するサブデコーダ23と、サブデコーダ23に低位側電源を出力するサブデコーダ低位電源スイッチ部25と、セクターS07内のウェル電位を制御するウェル電位制御部31と、サブデコーダ低位電源スイッチ部25を切替制御するサブデコーダ低位電源制御部33と、プログラム時およびデータ読み出し時にサブデコーダ23に高位電源を出力するサブデコーダ高位電源制御部35と、サブデコーダ低位電源スイッチ部25およびメインデコーダ45に負電源を出力するワード線負電圧供給部41と、メインデコーダに高位電源を出力するメインデコーダ高位電源制御部43と、グローバルワード線GWL(7)/GWLB(7)を制御するメインデコーダ45とを備えて構成されている。
ここで、ウェル電位制御部31、サブデコーダ低位電源制御部33、およびサブデコーダ高位電源制御部35でタテ列電圧制御部C1(0)が構成され、ワード線負電圧供給部41、メインデコーダ高位電源制御部43、およびメインデコーダ45でヨコ列電圧制御部C2(7)が構成されている。図12乃至図19には、個々の回路ブロックに対する具体例を示す。尚、図12乃至図19の回路ブロックでは、配置位置を示すサフィックスは省略して示す。
図12はサブデコーダ23の具体例である。サブデコーダ23では、互いに相補信号であるグローバルワード線GWL/GWLBが各々入力されたNMOSトランジスタを介して、ローカルワード線P2WLに、サブデコーダ高位電源VWLまたはサブデコーダ低位電源XDSを供給する。
図13はサブデコーダ低位電源スイッチ部25の具体例である。サブデコーダ低位電源スイッチ部25は、接地電圧を高位側電源とし、ワード線負電圧供給部41から出力される負電源RNEGPを低位側電源とするインバータゲートを構成しており、サブデコーダ低位電源制御部33から出力される制御信号NENに応じて、サブデコーダ低位電源XDSを出力する。
図14はウェル電位制御部31の具体例である。ウェル電位制御部31では、タテ列不良信号RZ1とステップ2信号M2とが入力されるナンドゲートD6と、ナンドゲートD6の出力信号と、タテ列アドレスZ1、および消去動作制御信号ERとが入力されるナンドゲートD7とを備える。ナンドゲートD7により制御されレベルシフトおよびラッチ回路を経て、ウェル電位VNWを出力する。ナンドゲートD7の出力信号がローレベルの場合、高位電源VH(例えば、9V)を出力し、ハイレベルの場合、接地電圧を出力する。
図15はサブデコーダ低位電源制御部33の具体例である。サブデコーダ低位電源制御部33では、タテ列不良信号RZ1とステップ2信号M2とが入力されるノアゲートR4と、ノアゲートR4の出力信号とタテ列アドレスZ1とが入力されるナンドゲートD8と、ナンドゲートD8の出力信号と消去動作制御信号ERとが入力されるナンドゲートD9とを備える。ナンドゲートD9により制御されレベルシフトおよびラッチ回路L1を経て、制御信号NENを出力する。ナンドゲートD9の出力信号がローレベルの場合、負電源NEGP(例えば、−9V)を出力し、ハイレベルの場合、消去アクセス動作であり消去動作制御信号ERがハイレベルの場合には、接地電圧を出力し、消去以外のアクセス動作であり消去動作制御信号ERがローレベルの場合には、電源電圧を出力する。
図16はサブデコーダ高位電源制御部35の具体例である。サブデコーダ高位電源制御部35では、タテ列不良信号RZ1とステップ2信号M2とが入力されるナンドゲートD10と、ナンドゲートD10の出力信号と、プログラム動作制御信号PGMと、タテ列アドレスZ1とが入力されるナンドゲートD11とを備える。ナンドゲートD11の出力信号により制御されレベルシフトおよびラッチ回路L2を経て、サブデコーダ高位電源VWLを出力する。ナンドゲートD11の出力信号がローレベルの場合、高位電源VH(例えば、9V)を出力し、ハイレベルの場合、接地電圧を出力する。
図17はワード線負電圧供給部41の具体例である。ワード線負電圧供給部41では、ヨコ列不良信号RZ2とステップ1信号M1とが入力されるナンドゲートD18と、ナンドゲートD18の出力信号と、消去動作制御信号ERと、ヨコ列アドレスZ2とが入力されるナンドゲートD12とを備える。ナンドゲートD12の出力信号により制御されレベルシフトおよびラッチ回路L1を経て、負電源RNEGPを出力する。ナンドゲートD12の出力信号がローレベルの場合、負電源NEGP(例えば、−9V)を出力し、ハイレベルの場合、接地電圧を出力する。
図18はメインデコーダ高位電源制御部43の具体例である。メインデコーダ高位電源制御部43では、ヨコ列不良信号RZ2とステップ1信号M1とが入力されるナンドゲートD13と、ナンドゲートD13の出力信号と、ヨコ列アドレスZ2と、プログラム動作制御信号PGMとが入力されるナンドゲートD14とを備える。ナンドゲートD14の出力信号により制御されレベルシフトおよびラッチ回路L2を経て、メインデコーダ高位電源VPXHを出力する。ナンドゲートD14の出力信号がローレベルの場合、高位電源VH(例えば、9V)を出力し、ハイレベルの場合、接地電圧を出力する。
図19はメインデコーダ45の具体例である。メインデコーダ45では、ヨコ列不良信号RZ2とステップ1信号M1とが入力されるナンドゲートD15と、ナンドゲートD15の出力信号と、プログラム動作制御信号PGMと、Z1またはZ2割り当てアドレス以外のアドレス信号ADDと、ヨコ列アドレスZ2とが入力されるナンドゲートD16とを備える。ナンドゲートD16の出力信号により制御されレベルシフトおよびラッチ回路L2を経て、グローバルワード線GWL(例えば、9V)を出力する。ナンドゲートD16の出力信号がローレベルの場合、メインデコーダ高位電源VPXHを出力し、ハイレベルの場合、負電源RNEGP(例えば、−9V)を出力する。
また、インバータゲートI13により消去動作制御信号ERが論理反転されて、ナンドゲートD17に入力される。更にナンドゲートD17にはナンドゲートD16の出力信号が入力される。ナンドゲートD17の出力信号はインバータゲートI14で反転されてグローバルワード線GWLBが出力される。
図20、図21には、アクセス動作ごとの各信号の電圧バイアス状態を示す。ここでは、図2で示した一括アクセス動作において2ステップで不良セクター以外のセクターに電圧バイアスを行う場合を例にとり電圧バイアス状態を説明する。セクターS07が不良セクターである場合に、不良セクターS07と、その周辺セクターであるセクターS06、S17との電圧バイアス状態について示すものである。ここで、アクセス動作とは、2ステップの電圧バイアス印加によるアクセス動作として、消去(ER)ストレス動作、プログラム(PGM)ストレス動作、およびストレス試験によるリーク電流の検査(HTRBリーク)を示し、1ステップの電圧バイアス印加によるアクセス動作として、ファーストチップ消去(First Chip ER)動作を示す。図3、および図11乃至図19を参照しつつ説明する。
先ず図20において、消去(ER)アクセス動作について説明する。ステップ1では、不良セクターS07を含むヨコ列Z2(7)について電圧バイアスを非印加とする。セクターS07およびS17におけるZ2の欄が0Vとされる。
電圧バイアスが印加されるノーマルセクターS06は、ワード線負電圧供給部41により、ヨコ列アドレスZ2および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり負電源RNEGPは−9Vとなる。また、ウェル電位制御部31により、タテ列アドレスZ1および消去動作制御信号ERがハイレベルとなりウェル電位VNWは9Vとなる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、タテ列アドレスZ1および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり制御信号NENは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGP=−9Vおよび制御信号NENは接地電圧であることにより、サブデコーダ低位電源XDSは−9Vとなる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWL=−9V、グローバルワード線GWLBおよびサブデコーダ高位電源VWLが接地電圧で、ローカルワード線P2WLは−9Vとなる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、プログラム動作ではないので、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、負電源RNEGPが−9Vであり、グローバルワード線GWLが−9Vとなり、消去動作制御信号ERがハイレベルにより、グローバルワード線GWLBは接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、プログラム動作ではないので、サブデコーダ高位電源VWLは接地電位である。
不良セクターS07には電圧バイアスは印加されない。ワード線負電圧供給部41により、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となり負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、タテ列アドレスZ1および消去動作制御信号ERがハイレベルとなりウェル電位VNWは9Vとなる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、タテ列アドレスZ1および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり制御信号NENは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPおよび制御信号NENが接地電圧であることにより、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLおよびGWLBが接地電圧であり、サブデコーダ高位電源VWLが接地電圧で、ローカルワード線P2WLはフローティング状態となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、プログラム動作ではないので、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、プログラム動作ではなく、負電源RNEGPが接地電圧であり、グローバルワード線GWLが接地電圧であり、消去動作制御信号ERがハイレベルにより、グローバルワード線GWLBは接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、プログラム動作ではないので、サブデコーダ高位電源VWLは接地電位である。
電圧バイアスが非印加のノーマルセクターS17は、ワード線負電圧供給部41により、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となり、負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、タテ列アドレスZ1および消去動作制御信号ERがハイレベルとなりウェル電位VNWは9Vとなる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、タテ列アドレスZ1および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり制御信号NENは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPおよび制御信号NENが接地電圧であることにより、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLおよびGWLBが接地電圧であり、サブデコーダ高位電源VWLが接地電圧で、ローカルワード線P2WLはフローティング状態となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、プログラム動作ではないので、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、プログラム動作ではなく、負電源RNEGPが接地電圧であり、グローバルワード線GWLが接地電圧であり、消去動作制御信号ERがハイレベルにより、グローバルワード線GWLBは接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、プログラム動作ではないので、サブデコーダ高位電源VWLは接地電位である。
消去(ER)アクセス動作におけるステップ2では、ヨコ列については、不良セクターS07を含むヨコ列Z2(7)についてのみ電圧バイアスを印加し、タテ列については、タテ列Z1(0)についてのみ非印加とする。
ノーマルセクターS06は電圧バイアスが印加されない。ワード線負電圧供給部41により、ヨコ列アドレスZ2接地電圧となり負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、タテ列アドレスZ1が接地電圧となりウェル電位VNWは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、タテ列アドレスZ1が接地電圧となり制御信号NENは−9Vとなる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPは接地電圧に、制御信号NENは−9Vになることにより、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLおよびGWLBは接地電圧となり、サブデコーダ高位電源VWLも接地電圧で、ローカルワード線P2WLはフローティング状態となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、プログラム動作ではないので、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、プログラム動作ではなく、負電源RNEGPが接地電圧であり、グローバルワード線GWLも接地電圧となり、消去動作制御信号ERがハイレベルにより、グローバルワード線GWLBは接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、プログラム動作ではないので、サブデコーダ高位電源VWLは接地電位である。
不良セクターS07は電圧バイアスは印加されない。ワード線負電圧供給部41により、ヨコ列アドレスZ2および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり負電源RNEGPは−9Vとなる。また、ウェル電位制御部31により、タテ列アドレスZ1が接地電圧となりウェル電位VNWは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、タテ列アドレスZ1が接地電圧となり制御信号NENは−9Vとなる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPが−9V、および制御信号NENも−9Vとなり、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLは−9V、GWLBが接地電圧であり、サブデコーダ高位電源VWLが接地電圧で、ローカルワード線P2WLはフローティング状態となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、プログラム動作ではないので、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、負電源RNEGP、およびグローバルワード線GWLが−9Vとなり、消去動作制御信号ERがハイレベルにより、グローバルワード線GWLBは接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、プログラム動作ではないので、サブデコーダ高位電源VWLは接地電位である。
ノーマルセクターS17は電圧バイアスが印加される。ワード線負電圧供給部41により、ヨコ列アドレスZ2および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり、負電源RNEGPは−9Vとなる。また、ウェル電位制御部31により、タテ列アドレスZ1および消去動作制御信号ERがハイレベルとなりウェル電位VNWは9Vとなる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、タテ列アドレスZ1および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり制御信号NENは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPが−9V、制御信号NENが接地電圧であることにより、サブデコーダ低位電源XDSは−9Vとなる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLが−9V、およびグローバルワード線GWLBが接地電圧となり、サブデコーダ高位電源VWLが接地電圧で、ローカルワード線P2WLは−9Vとなる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、プログラム動作ではないので、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、負電源RNEGPが−9Vとなり、グローバルワード線GWLが−9Vとなり、消去動作制御信号ERがハイレベルにより、グローバルワード線GWLBは接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、プログラム動作ではないので、サブデコーダ高位電源VWLは接地電位である。
尚、図20に図示されていない、全てのセクターを一括消去する一括アクセス動作(例えば、一括消去動作)については、消去(ER)ストレス動作と同じ2ステップである。但し、ERストレス(1回目/2回目)は、記憶装置外部の外部電源(+9v)をウェルWELLに印加し、且つ記憶装置内部での自己生成電圧(−9v)をローカルワード線P2WLに印加してWELL−P2WL間にストレスを与えるが、一括消去動作(1回目)の時は、WELLに与える電圧もP2WLに与える電圧も前記自己生成電源(+9v/−9v)を使用する。
次に、プログラム(PGM)アクセス動作について説明する。ステップ1では、不良セクターS07を含むヨコ列Z2(7)について電圧バイアスを非印加とする。セクターS07およびS17におけるZ2の欄が0Vとされる。
電圧バイアスが印加されるノーマルセクターS06は、ワード線負電圧供給部41により、消去(ER)動作ではないので、負電源RNEGPは接地電圧である。また、ウェル電位制御部31により、消去(ER)動作ではないので、ウェル電位VNWは接地電圧である。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、消去(ER)動作ではないので、制御信号NENはハイレベルである。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPは接地電圧となり、制御信号NENはハイレベルであることにより、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLは9V、グローバルワード線GWLBは接地電圧、およびサブデコーダ高位電源VWLが9Vで、ローカルワード線P2WLは9Vとなる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、ヨコ列アドレスZ2およびプログラム動作制御信号PGMがハイレベルとなり、メインデコーダ高位電源VPXHは9Vである。また、メインデコーダ45により、ヨコ列アドレスZ2、プログラム動作制御信号PGM、およびアドレス信号ADDがハイレベルとなり、グローバルワード線GWLは9V、グローバルワード線GWLBは接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、タテ列アドレスZ1、プログラム動作制御信号PGM、およびアドレス信号ADDがハイレベルとなり、サブデコーダ高位電源VWLは9Vとなる。
不良セクターS07は電圧バイアスは印加されない。ワード線負電圧供給部41により、消去(ER)動作ではないので、負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、消去(ER)動作ではないので、ウェル電位VNWは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、消去(ER)動作ではないので、制御信号NENはハイレベルとなる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPが接地電圧、および制御信号NENがハイレベルとなり、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLは接地電圧、グローバルワード線GWLBはハイレベルとなり、サブデコーダ高位電源VWLが9vで、ローカルワード線P2WLは接地電圧となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となり、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となり、グローバルワード線GWLが接地電圧、グローバルワード線GWLBがハイレベルとなる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、タテ列アドレスZ1、プログラム動作制御信号PGM、およびアドレス信号ADDがハイレベルとなり、サブデコーダ高位電源VWLは9Vとなる。
電圧バイアスが非印加のノーマルセクターS17は、ワード線負電圧供給部41により、消去(ER)動作ではないので、負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、消去(ER)動作ではないので、ウェル電位VNWは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、消去(ER)動作ではないので、制御信号NENはハイレベルとなる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPが接地電圧、制御信号NENがハイレベルとなり、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLが接地電圧、グローバルワード線GWLBがハイレベルであり、サブデコーダ高位電源VWLが9Vで、ローカルワード線P2WLは接地電圧となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となりメインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となりグローバルワード線GWLが接地電圧、グローバルワード線GWLBがハイレベルとなる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、タテ列アドレスZ1、プログラム動作制御信号PGM、およびアドレス信号ADDがハイレベルとなり、サブデコーダ高位電源VWLは9Vとなる。
プログラム(PGM)アクセス動作におけるステップ2では、ヨコ列については、不良セクターS07を含むヨコ列Z2(7)についてのみ電圧バイアスを印加し、タテ列については、タテ列Z1(0)についてのみ非印加とする。
ノーマルセクターS06は電圧バイアスが印加されない。ワード線負電圧供給部41により、消去(ER)動作ではないので、負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、消去(ER)動作ではないので、ウェル電位VNWは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、消去(ER)動作ではないので、制御信号NENはハイレベルとなる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPは接地電圧に、制御信号NENはハイレベルになり、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLは接地電圧、グローバルワード線GWLBはハイレベルとなり、サブデコーダ高位電源VWLは接地電圧で、ローカルワード線P2WLは接地電圧となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となりメインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となり負電源RNEGPが接地電圧となり、グローバルワード線GWLは接地電圧、グローバルワード線GWLBはハイレベルとなる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、タテ列アドレスZ1は接地電圧、プログラム動作制御信号PGM、およびアドレス信号ADDがハイレベルとなり、サブデコーダ高位電源VWLは9Vである。
不良セクターS07は電圧バイアスは印加されない。ワード線負電圧供給部41により、消去(ER)動作ではないので、負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、消去(ER)動作ではないので、ウェル電位VNWは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、消去(ER)動作ではないので、制御信号NENはハイレベルとなる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPが接地電圧、および制御信号NENがハイレベルとなり、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLが9V、グローバルワード線GWLBが接地電圧となり、サブデコーダ高位電源VWLが接地電圧で、ローカルワード線P2WLは接地電圧となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、ヨコ列アドレスZ2およびプログラム動作制御信号PGMがハイレベルとなりメインデコーダ高位電源VPXHは9Vとなる。また、メインデコーダ45により、ヨコ列アドレスZ2、プログラム動作制御信号PGM、およびアドレス信号ADDがハイレベルとなり、グローバルワード線GWLは9V、グローバルワード線GWLBは接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、タテ列アドレスZ1が接地電圧となり、サブデコーダ高位電源VWLは接地電位である。
ノーマルセクターS17は電圧バイアスが印加される。ワード線負電圧供給部41により、消去(ER)動作ではないので、負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、消去(ER)動作ではないので、ウェル電位VNWは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、消去(ER)動作ではないので、制御信号NENはハイレベルとなる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPが接地電圧、制御信号NENがハイレベルとなることにより、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLが9V、およびグローバルワード線GWLBが接地電圧となり、サブデコーダ高位電源VWLが9Vで、ローカルワード線P2WLは9Vとなる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、ヨコ列アドレスZ2、およびプログラム動作制御信号PGMがハイレベルとなり、メインデコーダ高位電源VPXHは9Vとなる。また、メインデコーダ45により、ヨコ列アドレスZ2、プログラム動作制御信号PGM、およびアドレス信号ADDがハイレベルとなり、グローバルワード線GWLは9V、グローバルワード線GWLBは接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、タテ列アドレスZ1、プログラム動作制御信号PGM、およびアドレス信号ADDがハイレベルとなり、サブデコーダ高位電源VWLは9Vである。
また図21において、ストレス試験によるリーク電流の検査(HTRBリーク)では、電圧バイアス関係は、プログラムアクセス動作の場合と同様である。この場合には、高位電源である9V電源に代えて、図22において後述する外部ターミナル(例えば、パッド)より電源を供給する。外部ターミナルに印加される電圧としては、6V程度の電圧値であれば、電圧ストレス後の新たなリーク電流の有無を検出することができる。
更にファーストチップ消去(First Chip ER)について示す。この場合には、タテ列Z1(0)が消去対象となるため、1回のステップで消去アクセス動作が完了する。不良セクターS07を含むヨコ列Z2(7)について電圧バイアスを非印加としながら、タテ列Z1(0)に電圧バイアスを印加する。
電圧バイアスが印加されるノーマルセクターS06は、ワード線負電圧供給部41により、ヨコ列アドレスZ2、および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり、負電源RNEGPは−9Vとなる。また、ウェル電位制御部31により、タテ列アドレスZ1、および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり、ウェル電位VNWは9Vとなる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、タテ列アドレスZ1、および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり、制御信号NENは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPは−9Vとなり、制御信号NENは接地電圧となることにより、サブデコーダ低位電源XDSは−9Vとなる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWLは−9V、グローバルワード線GWLBは接地電圧、およびサブデコーダ高位電源VWLは接地電圧で、ローカルワード線P2WLは−9Vとなる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、プログラム(PGM)動作ではないので、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電圧である。また、メインデコーダ45により、プログラム(PGM)動作ではないので消去動作制御信号ERがハイレベルとなり、グローバルワード線GWL、GWLBは共に接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、プログラム(PGM)動作ではないので、サブデコーダ高位電源VWLは接地電圧である。
不良セクターS07は電圧バイアスは印加されない。ワード線負電圧供給部41により、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となり、負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、タテ列アドレスZ1、および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり、ウェル電位VNWは9Vとなる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、タテ列アドレスZ1、および消去動作制御信号ERがハイレベルとなり、制御信号NENは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPおよび制御信号NENが接地電圧となり、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWL、GWLBは接地電圧となり、サブデコーダ高位電源VWLが接地電圧で、ローカルワード線P2WLはフローティング状態となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、プログラム(PGM)動作ではないので、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、プログラム(PGM)動作ではなく消去動作制御信号ERがハイレベルとなり、グローバルワード線GWL、GWLBが共に接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、プログラム(PGM)動作ではないので、サブデコーダ高位電源VWLは接地電圧となる。
電圧バイアスが非印加のノーマルセクターS17は、ワード線負電圧供給部41により、ヨコ列アドレスZ2が接地電圧となり、負電源RNEGPは接地電圧となる。また、ウェル電位制御部31により、タテ列アドレスZ1が接地電圧となり、ウェル電位VNWは接地電圧となる。また、サブデコーダ低位電源制御部33により、タテ列アドレスZ1が接地電圧となり、制御信号NENは−9Vとなる。また、サブデコーダ低位電源スイッチ部25により、負電源RNEGPが接地電圧、制御信号NENが−9Vとなり、サブデコーダ低位電源XDSは接地電圧となる。また、サブデコーダ23により、グローバルワード線GWL、GWLB、およびサブデコーダ高位電源VWLが接地電圧で、ローカルワード線P2WLはフローティング状態となる。また、メインデコーダ高位電源制御部43では、プログラム(PGM)動作ではないので、メインデコーダ高位電源VPXHは接地電位である。また、メインデコーダ45により、プログラム(PGM)動作ではないので消去動作制御信号ERがハイレベルとなり、グローバルワード線GWL、GWLBは共に接地電圧となる。また、サブデコーダ高位電源制御部35では、プログラム(PGM)動作ではないので、サブデコーダ高位電源VWLは接地電圧となる。
高位電源を、内部供給の高位電源VH(例えば、9V)と外部ターミナルであるパッドPAD53を介する外部供給の電源とで、切り替える際の回路構成例を図22に示す。前述の高電圧を印加するストレス試験によって、新たな結晶欠陥等の発生に伴うリーク電流を検査する、いわゆるHTRBリーク試験を行う際の構成である。通常は、内部供給される高位電源に代えて、PAD53を介して電源供給することにより、電圧バイアス印加後のリーク電流の有無を検出することができる。
図22では、サブデコーダ高位電源制御部35、およびメインデコーダ高位電源制御部43に供給する高位電源、切替部51により、内部供給の高位電源VHとPAD53との間で切り替える。試験信号MEASが切替部51を制御し、ストレス試験時にPAD53からの径路を、サブデコーダ高位電源制御部35、およびメインデコーダ高位電源制御部43に接続する。サブデコーダ高位電源制御部35、およびメインデコーダ高位電源制御部43では、この高位電源を受けて、サブデコーダ高位電源VWL、およびメインデコーダ高位電源VPXHを出力する。これらは、各々、サブデコーダ23、およびメインデコーダ45における高位電源となり、ローカルワード線P2WL、およびグローバルワード線GWLに高位電源を供給する。リーク電流の検出により、主に、ローカルワード線P2WL、およびグローバルワード線GWLにおけるリーク電流の有無を検出することができる。
以上の説明から明らかなように本実施形態によれば、メモリブロックの一例であるセクターS00乃至S37を複数備えて構成されるメモリセルアレイARYにおいて、セクターのタテ列/ヨコ列の配置列ごとに、第1/第2電圧制御部の一例であるタテ列電圧制御部(C1(0)乃至C1(3))/ヨコ列電圧制御部(C2(0)乃至C2(7))を備えればよく、電圧制御部をセクターごとに備える必要はない。タテ列電圧制御部(C1(0)乃至C1(3))/ヨコ列電圧制御部(C2(0)乃至C2(7))は、メモリセルアレイARYの周辺部に配置すればよく、メモリセルアレイARYにはメモリセルを集中して配置することができる。電圧制御部を構成する制御回路用のデバイス構成とは異なる構成やデザインルールを有して、メモリセルアレイARYを効率的にレイアウトすることができる。また、セクター数が増大する場合にも必要となる電圧制御部の数量を抑制することができる。従って、チップ面積の増大を抑制することができる。
また、タテ列/ヨコ列の列ごとに電圧バイアスを印加制御して、複数のセクターに同時に電圧バイアスを印加するに当たり、不良セクターについては、タテ列/ヨコ列の何れか一方向の列について電圧バイアスを非印加に制御することで、電圧バイアスを非印加とすることができる。不良セクター、または不良セクターを含み非印加制御が行なわれる列に存在するセクターを除き、セクター群を構成するセクターに対して同時に電圧バイアスすることができる。
また、不良メモリブロックのリークによるストレス電圧の低下を防止することができる。
更に、それぞれの良品メモリブロックに対してそれぞれ1回のみのアクセス動作をすることにより、2回アクセス動作をすることによる過度なストレス印加、またはオーバーイレーズやオーバープログラムなどのメモリセルの閾値異常、もしくは2回アクセス動作をすることによる試験時間の増大を防止することができる。
更に、不良メモリブロックへのバイアス印加を避けながら、第1および第2方向の各々の列へのバイアス印加を制御することにより、リーク試験時に不良メモリブロックによるリークが発生しないので、真に複数の良品メモリブロックのリークを測定することができる。
更に、全てのセクターを含む一括アクセス動作(例えば、一括消去動作)や部分的に選択されたセクター群に対するアクセス動作(例えば、ファーストチップイレーズ)において、そのアクセス動作の対象内に欠陥セクターがあっても、最小限のステップ数で処理をすることができるので、顧客に短縮されたイレーズ時間を提供することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、図2、図3において、一括アクセス動作を行う際、1セクターの不良セクターが存在するとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。複数のセクターが不良セクターである場合において、各不良セクターが、同一のタテ列またはヨコ列に存在する場合には、図2において説明した2段階のステップによる一括アクセス動作を行うことが可能である。また、複数のセクターが同一列に存在しない場合においても、タテ列またはヨコ列の何れか一方向の列ごとに分割し、順次、図1に示す方法で電圧バイアスを印加していけば、対応することができる。
また、本実施形態では、ステップ1において、タテ列を全選択して印加制御すると共に、ヨコ列については不良セクターの存在する列を非印加制御し、ステップ2において、正常セクターのうち電圧バイアスの印加が行われていない残余のセクターについて印加制御を行うとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。ステップ1およびステップ2において、印加制御される列をタテ列とヨコ列とで逆転させることも可能である。
また、内部アドレスの出力制御部、タテ列アドレスのデコーダ、ヨコ列アドレスのデコーダ、その他示した回路などの内部信号と出力信号らの電圧論理は、正論理から負論理に置き換えることやその逆は容易である。
更に、ウェルは、不揮発性記憶セルのチャネル直下のノードを示し、さまざまなプロセス構造に限定されない。


Claims (16)

  1. アクセスの基本単位であるメモリブロックを、互いに交差する第1および第2方向の少なくとも何れか一方向に展開して配置されるメモリブロック群を備える記憶装置であって、
    前記第1方向に沿った列ごとに備えられ、同列に対して電圧バイアスの印加制御を行う第1電圧制御部と、
    前記第2方向に沿った列ごとに備えられ、同列に対して電圧バイアスの印加制御を行う第2電圧制御部とを備え、
    前記メモリブロックへのアクセスは、前記第1電圧制御部により印加制御される前記第1方向に沿った列と、前記第2電圧制御部により印加制御される前記第2方向に沿った列との交差位置に配置されている前記複数のメモリブロックの中で不良メモリブロックを除く少なくとも2つの前記メモリブロックに対して同時に行われることを特徴とする記憶装置。
  2. 前記メモリブロック群における不良メモリブロックの配置位置を示す、前記第1および第2方向の少なくとも何れか一方向の列位置情報を報知する不良メモリブロック位置情報報知部を備え、
    前記列位置情報に一致する列に備えられている、前記第1電圧制御部または前記第2電圧制御部の何れか一方は、電圧バイアスを非印加に制御することを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  3. 前記第1電圧制御部は、前記第1方向の列位置情報信号が入力され、
    前記第2電圧制御部は、前記第2方向の列位置情報信号が入力されることを特徴とする請求項2に記載の記憶装置。
  4. 前記第1および第2方向の各々に前記メモリブロックが展開されて前記メモリブロック群が構成される場合、
    第1ステップ信号に応じて、全ての前記第1電圧制御部により、前記第1方向に沿った全ての列が印加状態にされると共に、前記第2電圧制御部により、前記第2方向に沿った列のうち、前記列位置情報が指示する列が非印加状態・他の列が印加状態にされ、
    第2ステップ信号に応じて、前記第1電圧制御部により、前記第1方向に沿った列のうち、前記列位置情報が指示する列が非印加状態・他の列が印加状態にされると共に、前記第2電圧制御部により、前記第2方向に沿った列のうち、前記列位置情報が指示する列が印加状態・他の列が非印加状態にされることを特徴とする請求項2に記載の記憶装置。
  5. 前記第1または第2方向に沿った列を識別するアドレス信号をデコードする列デコーダを備え、
    前記列デコーダは、
    前記アドレス信号に対して、何れか1列を選択する択一デコード部と、
    前記第1ステップ信号、または/および前記第2ステップ信号に応じて、前記択一デコード部により選択される列を非選択とし、他の全ての列を選択する選択反転部とを備えることを特徴とする請求項4に記載の記憶装置。
  6. 前記第1および第2電圧制御部は、
    前記第1または第2ステップ信号と、前記列デコーダより出力される列選択信号と、前記第1または第2方向の前記列位置情報とが入力され、
    前記第1または第2ステップ信号に応じて、前記列位置情報に一致しない前記列選択信号に対応する列を選択することを特徴とする請求項5に記載の記憶装置。
  7. 前記メモリブロックは、不揮発性メモリセルで構成されており、
    前記アクセスが消去動作である場合、
    前記第1および第2電圧制御部は、ワード線およびウェルに対して、前記電圧バイアスを印加することを特徴とする請求項6に記載の記憶装置。
  8. 前記メモリブロックは、不揮発性メモリセルで構成されており、
    前記アクセスがプログラム動作である場合、
    前記第1および第2電圧制御部は、ワード線に対して、前記電圧バイアスを印加することを特徴とする請求項6に記載の記憶装置。
  9. 前記ワード線は、前記メモリブロック内に配置されている前記メモリセルに接続されているローカルワード線と、前記メモリブロックを越えて配線されているグローバルワード線とを含み、
    前記グローバルワード線と高位電源線との組み合わせに応じて、前記ローカルワード線に高位電源を印加制御するサブデコーダを備え、
    前記第1電圧制御部は、前記グローバルワード線に対して、前記電圧バイアスを印加し、
    前記第2電圧制御部は、前記高位電源線に対して、前記電圧バイアスを印加することを特徴とする請求項8に記載の記憶装置。
  10. 前記メモリブロックへのアクセスは、前記メモリブロックに対するストレス印加試験、またはリーク試験であり、
    前記ストレス印加試験時、または前記リーク試験時、前記電圧バイアスの印加径路を外部端子に切り替える切替部を備えることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  11. 前記メモリブロックは、不揮発性メモリセルで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  12. 前記アクセスは、消去動作、プログラム動作、ストレス印加試験動作、リーク試験動作のうち少なくとも何れか一つであることを特徴とする請求項11に記載の記憶装置。
  13. アクセスの基本単位であるメモリブロックを、互いに交差する第1および第2方向の少なくとも何れか一方向に展開して配置されるメモリブロック群を備える記憶装置のバイアス印加方法であって、
    前記第1方向に沿った列および前記第2方向に沿った列ごとに電圧バイアスを印加制御することに応じて、前記メモリブロック群への電圧バイアスの印加を行う際、
    前記メモリブロック群内に不良メモリブロックが存在する場合、該不良メモリブロックの存在位置に一致する前記第1および第2方向の何れか一方向の列について、電圧バイアスを非印加に制御することを特徴とする記憶装置のバイアス印加方法。
  14. 前記第1および第2方向の各々に前記メモリブロックが展開されて前記メモリブロック群が構成される場合、
    前記第1方向に沿った全ての列を印加状態に制御すると共に、前記第2方向に沿った列のうち、前記不良メモリブロックの存在する列を非印加状態・他の列を印加状態に制御するステップと、
    前記第1方向に沿った列のうち、前記不良メモリブロックの存在する列を非印加状態・他の列を印加状態に制御すると共に、前記第2方向に沿った列のうち、前記不良メモリブロックの存在する列を印加状態・他の列を非印加状態に制御するステップとを有することを特徴とする請求項13に記載の記憶装置のバイアス印加方法。
  15. 前記第1または第2方向に沿った列を識別するアドレス信号のビットごとに、ビット信号の論理レベルに応じて、何れか一方が活性論理レベルとされる一対の相補アドレス信号を備え、
    前記不良メモリブロックの存在位置に一致しない全ての前記アドレス信号に対する前記相補信号は、共に非活性論理レベルとされ、
    前記不良メモリブロックの存在位置に一致する全ての前記アドレス信号に対する前記相補信号は、何れか一方が活性論理レベルとされることを特徴とする請求項13に記載の記憶装置のバイアス印加方法。
  16. 前記メモリブロックへのアクセスが前記メモリブロックに対するストレス印加試験、または前記リーク試験である場合、
    前記電圧バイアスは外部より印加されることを特徴とする請求項13に記載の記憶装置のバイアス印加方法。
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