JP3741258B2 - 半導体記憶装置およびその救済方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその救済方法 Download PDF

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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラッシュメモリー、FRAM(強誘電体メモリー)およびMRAM(磁気メモリー)等の不揮発性半導体記憶装置、および一部に不揮発性記憶領域を有する揮発性半導体記憶装置等の半導体記憶装置およびその救済方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
不揮発性半導体記憶装置(不揮発性メモリー)は、DRAM(DynamicRandom Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)のように電源を切ると記憶されているデータがリセットされる揮発性メモリーと異なり、電源を切ってもメモリーセルに記憶されているデータが消えないという特徴を有する。この不揮発性メモリーとしては、現在、携帯電話等で多く使用されているフラッシュメモリー、ICカード等で使用されているFRAM、開発が活発化してきているMRAM等が挙げられる。本願明細書では、フラッシュメモリーを例に挙げて説明を行うこととする。
【0003】
一般に、半導体記憶装置は、極めて微細な半導体プロセスにより製造されるので、ある程度の割合でメモリーセルに不良が発生するのは避けられない状況になる。このため、本来使用されるメモリーセル以外にも予備のメモリーセルを予め用意しておいて、不良が発生した場合に、その予備のメモリーセルと不良メモリーセルとを置き換えることにより不良を救済する方法が、従来から採用されている。
【0004】
しかし、予備のメモリーセルを用意することはチップサイズの増加につながるため、むやみに予備のメモリーセル数を増やすことはできない。よって、現状では、予備のメモリーセルは小容量しか用意されておらず、不良を救済できなかったチップは不良チップとして処理される。
【0005】
そこで、従来から、予備のメモリーセルでは不良を救済できなかったチップに対して、不良メモリーセル領域を選択しないようにすることによって本来の容量を減らし、小容量の半導体記憶装置として活用する方法が提案されている。
【0006】
例えば、揮発性メモリーの場合には、特開平11−162193号公等報に、ヒューズをレーザー等で切断して正常なメモリーセルブロックのみを選択する方法が提案されている。また、不揮発性メモリーの場合には、特開平9−7390号公報等に、置き換えるセル情報をメモリーセルとは別の部分に用意した不揮発性記憶セルに記憶し、正常メモリーセルブロックのみを選択する方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の方法では、単純にあるAddress(アドレス)を非選択化して、a Mbit(メガビット)の容量をa/2 Mbit、または(a/2n;n=1、2、3、4、・・・)の容量にすることにより、不良メモリーセルを有する半導体記憶装置を救済することぐらいしかできなかった。よって、単に1つのメモリーに不良があるだけでも、1/2単位で容量が減り、良品のメモリーセルを多く無駄にしていた。
【0008】
また、容量の異なる複数のBlock(ブロック)を有する構成のものや、昨今フラッシュメモリーで主流となりつつあるPrgram(プログラム)またはErase(消去)中にRead(読み出し)を行うことができるBank(バンク)を有する構成のものには、対応することができなかった。
【0009】
さらに、不良内容によって不良メモリーセル領域の動作制限を行って、特定の動作のみを行うことが可能な正常領域として使用することもできなかった。
【0010】
本発明はこのような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、不良メモリーセルが発生した場合に、本来の容量から不良メモリーセル領域に応じた任意の容量のメモリーとしてフレキシブルに救済可能であり、さらに、不良メモリーセル領域の不良内容によって動作制限を行って一部の動作を正常メモリーセル領域と同様に行うことができる半導体記憶装置およびその救済方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体記憶装置は、複数のメモリーセルからなり、各メモリーセルに対してデータの読み出し、書き込みおよび消去の動作が可能になったメモリーセル領域と、外部から書き込み可能な不揮発性記憶領域と、前記メモリーセル領域におけるメモリーセルが、前記読み出し、書き込みおよび消去のいずれか1つの動作に対して不良である場合に該不良メモリーセルに関するデータを前記不揮発性記憶領域に書き込み、該不揮発性記憶領域に書き込まれたデータに基づいて、前記不良メモリーセルを含む一部領域を、該不良である動作に対してのみ非選択状態にして、該不良の動作以外の動作に対しては選択可能にする非選択化手段とを備え、前記非選択化手段によって非選択状態にされていない選択可能メモリーセル領域により前記不良でない動作を行うことを特徴とし、そのことにより上記目的が達成される。
【0012】
前記非選択化手段は、前記選択可能メモリーセル領域に対して、外部アドレスを連続的に割り当てるアドレス変換手段を備えていてもよい。
【0013】
前記アドレス変換手段は、前記選択可能メモリーセル領域に対して外部アドレスを連続的に割り当てる際に、前記非選択メモリー領域に該当する外部アドレスに所定値を加算することによって、前記非選択メモリー領域を非選択状態してもよい
【0015】
前記メモリーセル領域は、それぞれが一括消去可能な複数のメモリーブロックを有し、前記非選択化手段は、前記不揮発性記憶領域に書き込まれたデータに基づいて、前記不良メモリセルが含まれている任意のメモリーブロックを非選択状態にしてもよい。
【0016】
前記複数のメモリーブロックには、容量の異なるメモリーブロックを含んでいてもよい。
【0017】
前記メモリーセル領域は、同時に動作可能な複数のバンクを有し、前記非選択化手段は、前記不揮発性記憶領域に書き込まれたデータに基づいて、前記不良メモリセルが含まれている任意のバンクを非選択状態にしてもよい。
【0018】
前記複数のバンクは、容量の異なるバンクを含んでいてもよい。
【0019】
前記アドレス変換手段は、容量の異なるメモリーブロックのアドレス位置を変更することができる構成であってもよい
【0020】
本発明の半導体記憶装置において、前記不揮発性記憶領域は、一度だけ書換可能な不揮発性メモリーセル領域の一部に設けられていてもよい。
【0021】
本発明の半導体記憶装置の救済方法は、前記半導体記憶装置に不良メモリーセルがある場合に、該半導体記憶装置を救済する方法であって、前記非選択化手段により、前記メモリーセル領域におけるメモリーセルが、前記読み出し、書き込みおよび消去のいずれか1つの動作に対して不良である場合に該不良メモリーセルに関するデータを前記不揮発性記憶領域に書き込み、該不揮発性記憶領域に書き込まれたデータに基づいて、前記不良メモリーセルを含む一部領域を、該不良である動作に対してのみ非選択状態にして、該不良の動作以外の動作に対しては選択可能にする工程と前記非選択化手段によって非選択状態にされていない選択可能メモリーセル領域により前記不良でない動作を行う工程と、を包含し、そのことにより上記目的が達成される。
【0023】
以下、本発明の作用について説明する。
【0024】
本発明にあっては、外部から書き込み可能な不揮発性記憶領域に、不良メモリーセル(不良ビット)のアドレスを記憶させ、そのデータに基づいて、不良メモリーセルを含むメモリーセル領域(ブロック、バンクまたはそれ以上に狭いメモリーセル領域も可)を非選択状態にし、それ以外の領域は選択可能とする。これにより、あるメモリーセル領域に不良ビットが存在し、それを予備メモリーセルを用いて良品ビットに置換してもなお不良が残る場合に、そのメモリーセル領域を非選択化して非活性状態にすることで、不良メモリーセル領域、不良ブロックまたは不良バンク分だけ容量の少ない半導体記憶装置として、良品ビットを最大限活用することが可能である。
【0025】
さらに、アドレス変換手段によって、選択可能メモリーセル領域に対して外部アドレスを連続的に割り当てることが可能である。これにより、不良ビットのために非活性状態にするメモリーセル領域が断片的に存在しても、外部から連続したアドレスでアクセスすることが可能である。
【0026】
このとき、外部アドレスに所定値を加算して発生する内部アドレスが、他の内部アドレスと重複している場合には、そのアドレス領域を非選択とすることで、外部アドレスが内部アドレスからオーバーフローするのを検出することが可能である。
【0027】
さらに、読み出し、書き込みおよび消去等の動作のうち、不良モードに応じて動作の一部だけを非選択化し、それ以外の動作を選択可能にすることができる。例えば、消去ができないような不良モードを有するブロックでは消去を行わないように動作を制限することにより、そのメモリーセル領域をOTP(One Time Program)領域として活用することが可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0029】
本発明の半導体記憶装置(メモリー)は、不良メモリーセル(不良ビット)のアドレスを記憶するために、外部から書き込み可能な不揮発性記憶領域を備えている。
【0030】
例えば、1Blockに1種類のCAM(Content Addressable Memory)回路を有し、入力されたAddressがどのBlockであるかを判定して、適合したBlockにのみ”1”が出力されるようなデコード回路を容易しておく。最初に半導体記憶装置(チップ)の動作確認テストを行った段階で、不良AddressがどのBlockに存在するかは確認できるので、Blockに不良ビットがなければCAMデータが”0”を出力するようにしておき、不良があった場合にはCAMデータが”1”を出力するようにしておく。そして、CAMデータの出力と、デコード回路の出力が一致した場合には、そのBlockは非選択にするべきBlockであるので、Block選択信号をenableにしないか、または別に用意しておいた非選択信号をenableにすればよい。これは、簡単なNANDゲート等で実現可能である。
【0031】
さらに、本発明の特徴である、外部Addressを内部AddressにBlock毎に連続的に割り当てる場合には、外部から非選択BlockのAddressが入力された場合に入力されたAddressを選択せずに、加算回路を使用することにより、外部Addressに対して内部Addressを”1”加算して1つ上位のBlockの選択する方法を用いることができる。この場合、1つ上位のBlockが不良Addressであれば、そのBlockも選択不可能であるので、”2”を加算する必要がある。このようなことを考慮して、1つのBlock当たりに加算する数の情報を持っていれば、外部Addressは連続的に推移させ、内部的には任意のBlockを非選択にすることが可能である。このような情報は、上述したように、チップの動作テストを行ったときに予め知ることができる。加算値の情報を格納するためには、例えば加算する値が最大”8”までである場合には、”8”は2進数では”1000”であるので、4ビット分のCAMが必要になる。
【0032】
例えば不揮発性記憶領域にフラッシュメモリーと同様の構成のセルを使用する場合、CAM回路は、図11に示すように、PチャンネルのMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field EffectTransistor)95と、NチャンネルのMOSFET96とフラッシュメモリーのセルトランジスタ97からなる一対の直列回路を、電源VCCと接地との間に接続し、双方のMOSFET95、95のゲートを他方のMOSFET95、95のドレインに接続すると共に、MOSFET96、96のゲートに約2Vのバイアス電圧を印加するようにした不揮発性記憶回路を必要なbit数分だけ備えたものである。このCAM回路は、セルトランジスタ97、97の制御ゲートに例えば12Vの高電圧Vppを印加して、CAMプログラム回路98により双方のセルトランジスタ97、97のドレインにいずれか一方が例えば7Vで他方が0Vとなる相補的なプログラム電圧を印加することにより、これらのセルトランジスタ97、97に1bit分のCAMデータを不揮発性記憶させることができる。また、セルトランジスタ97、97の制御ゲートに電圧Vccを印加することにより、記憶内容に応じて一方のMOSFET95のソース電位が電源電圧Vccまたは接地電圧となるので、これをインバータ99を介して1bit分のCAMデータとして読み出すことができる。このようにして読み出したCAMデータに基づいて、スイッチ回路を制御することができる。
【0033】
本発明の半導体記憶装置は、上記不揮発性記憶領域に格納したデータを利用して、不良メモリーセルを含むメモリーセル領域を非選択状態にし、それ以外の領域は選択可能とする非選択化手段を有する。さらに、読み出し、書き込みおよび消去等の動作のうち、不良モードに応じて動作の一部だけを非選択化し、それ以外の動作を選択可能にすることもできる。
【0034】
例えば、各Block毎にErase、Program、Read動作について、そのBlockが不良かどうかを判断するCAM領域を用意しておく。そして、Erase動作のみ非選択で、ProgramおよびRead動作については選択可能なBlockが存在した場合、Eraseの可否を判断するCAMデータの出力を例えば”1”にし、ProgramおよびReadに関しては選択可能であるので”0”を出力するように設定しておく。フラッシュメモリーでは、EraseおよびProgram動作は通常コマンドにより制御されるため、Erase動作を行う場合、Eraseコマンドを入力してEraseさせたいBlockを含むAddressを入力することによりErase動作が始まる。このとき、入力されたAddressが選択可能なBlockであれば、Erase動作をenableにし、非選択Blockであればdisableにすることで実現可能である。
【0035】
さらに、アドレス変換手段によって、選択領域に対応する外部アドレスを良品のメモリーセル領域の内部アドレスに連続的に割り当てることが可能である。このアドレス変換手段は、例えば後述するような加算回路等により実現することができる。
【0036】
図12は、本発明の半導体記憶装置におけるAddressの流れを説明するための図である。
【0037】
ここでは、入力PAD1から外部Addressが入力され、読み出し動作の場合には、入力PAD1からのAddressがマルチプレクサ2を通して内部に信号として転送される。書き込み動作や消去動作の場合には、命令とAddressを入力することで、内部CPU(Central ProcessingUnit)が命令に対してどのような動作を行うかを判断し、命令入力時に予めLatchされたAddressまたはCPUが判断したAddressを発生する。フラッシュメモリーでは、通常、このような動作をライトステートマシーンと称するコントロール回路で実施している。書き込み動作や消去動作の場合には、このようにしてAddress発生回路8で発生したAddressがマルチプレクサ2を通して内部に転送される。
【0038】
マルチプレクサ2を通った信号は、どのBlockのAddressを示しているかを判定するBlock Address選択回路(デコーダー)3と、加算回路5に入力される信号とに分けられる。予め書き込まれていたCAM情報により、不良Blockが無い場合には、加算回路5に入力された信号は変換されることなく、そのままメモリーセルを選択するデコーダー(Decoder)6に入力され、該当するメモリーセルが選択される。不良Blockが存在する場合には、加算回路enable信号加算数発生回路4から、加算回路5をenableにする信号および加算数を加算回路5に伝達し、外部Address9に対して加算回路5にて加算された内部Address10が転送されてメモリーセルアレイ7に伝達される。
【0039】
外部Addressから内部Addressに変換する手段としては、上述したように、加算回路のenable信号がenableになったときのみ加算回路5を動作させることができる。または、enable信号を使用せずに、Addressを変換しないときには加算数を全て”0”にして外部Addressに対して”0”を加算することにより、外部Addressと内部Addressとを同一Addressにし、外部Addressに”0”以外の値を加算するときには外部Addressに対して該当する加算数を加算することにより、外部Addressに対して内部Addressを変換することもできる。この場合には、加算回路のenable信号は必要ではない。
【0040】
さらに、加算回路5によりAddressがオーバーフローして内部Addressと重複するAddressを示した場合には、オーバオフロー検出回路によってエラー(オーバーフロー検出信号)を発生し、メモリーセルアレイ7からメモリーセルセルが選択されないようにする。以上により、本発明を実現することが可能である。
【0041】
このように構成された本発明の半導体記憶装置によれば、不良ビット(メモリーセル)が存在しても、容量の低減量を少なくし、良品ビットを最大限に利用した半導体記憶装置として活用することができる。さらに、不良ビットを有するメモリーセル領域が断片的に存在しても、外部からはアドレスが連続しているように見えるので、通常のアクセス方法で使用することができる。
【0042】
(実施形態1)
本実施形態では、図1に示すようなBlock(ブロック)構成の32Mフラッシュメモリーを例に挙げて説明する。ここでは、最近主流になりつつある複数のBank(バンク)を有し、各々のBankで同時動作が可能なフラッシュメモリー(以下、Dual Work動作と称する)を例として挙げている。
【0043】
このように複数のBankを有するフラッシュメモリーの場合には、各Bankで同時動作が可能であるというメリットがある。例えば、フラッシュメモリーでは、Read(読み出し)に比べて、Erase(消去)およびProgram(プログラム)に非常に時間がかかる。このため、EraseまたはProgram中に別のBankを用いてReadを行うことができるような構造のフラッシュメモリーが主流になりつつある。
【0044】
本実施形態のフラッシュメモリーは、12MbitのLarge Bankと、4MbitのSmall Bankと、16MbitのLarge Bankとを有する32Mbitのフラッシュメモリーである。このようなフラッシュメモリーでは、Large BankとSmall Bankとで別々の動作を同時に行うことが可能であり、例えばLarge Bankに書き込み中にSmall Bankを読み出すといったことが可能である。
【0045】
従来の方法では、このような複数のBankを有するメモリーの救済はごく限られた方法でしか実現することができなかった。
【0046】
以下の説明では、本実施形態によれば、複数のBankを有するDual Work可能なメモリーにおいて、様々な救済方法が可能であることを示す。なお、ここでは32Mbitのメモリーを16Mbitのメモリーとして救済する方法について説明を行うが、後述するように、さらに小さいBlock単位での救済も可能である。
【0047】
上記フラッシュメモリーのAddress(アドレス)構成は、例えばBlock Addressが6bit、Row Addressが11bit、Column Addressが4bitの計21bitであり、一度に16bitのデータを入出力することができるものとする。そして、Block Addressの最上位Addressによって左右の16Mアレイを切り換えるものとし、それ以外のAddressによってどのBlockを選択するかを決定する。
【0048】
このフラッシュメモリーのLarge Bank中に不良ビットが存在する場合に、Dual Work動作が可能なままで16Mbitの良品メモリーとして救済するためには、Large Bankを正常領域として残す必要がある。
【0049】
本発明では、例えば、図1(a−1)に示すように、右側のLarge Bankに不良が存在する場合に、左側のLarge Bankを正常領域として使用することが可能である。
【0050】
まず、動作テストを行った段階で、不良Addressがどこにあるかを確認することができるため、必要に応じてCAM回路へのプログラムを行う。そして、右側のLarge Bankを示すBlock Addressが入力された場合には、CAMデータに基づいて最上位Addressの入力バッファを固定する等により、全て左側のLarge Bankを示すAddressが内部Addressとして渡されるようにすればよい。
【0051】
例えば、図1(a−2)に示すように、Block Addressの最上位AddressであるA20を”H”に固定して右側のLarge Bankを無効領域にすることにより、左側の12MbitのLarge Bankと4MbitのSmall Bankの計16Mbitとすることができる。
【0052】
または、図1(b−1)に示すように、左側のLarge Bankに不良が存在する場合には、左側のLarge Bankを示すBlock Addressが入力されたときのみ、右側のLarge Bankを示すAddressに切り換えればよい。
【0053】
この場合には、Small BankのAddressは変更しないので、単純に入力を固定する方法ではなく、入力されたAddress(外部Address)がLarge Bankを示す場合のみ、最上位Addressを変更すればよい。例えば、2入力のXOR回路に入力AddressとCAMデータとを入力し、CAMデータが”L”の場合には入力Addressをそのまま内部Addressとして出力し、CAMデータが”H”の場合にはAddressデータを反転して出力するようにすればよい。さらに、入力AddressがLarge Bankを示すかSmall Bankを示すかは、Block Addressにより簡単に判別可能であるため、Bankを判別するための回路を設けておけばよい。
【0054】
例えば、図1(b−2)に示すように、CAMにZアドレスの入れ替えを設定することにより、左側のLarge Bankと右側のLarge Bankの12Mbit分を入れ替え、A20を”H”に固定してCAM設定で右側のLarge Bankの4Mbit分を無効領域にすることにより、右側の12MbitのLarge Bankと4MbitのSmall Bankの計16Mbitとすることができる。
【0055】
この場合、右側のLarge Bankの下4Mbit分が不良領域となり、救済できないが、これについては、後述する実施形態2のように加算回路を使用することにより救済することが可能である。
【0056】
または、図1(c−1)に示すように、左側のLarge BankとSmall Bankに不良がまたがる場合には、Dual Work動作機能を省いた16Mbitの良品メモリーとしてであれば、救済することが可能である。
【0057】
この場合には、左側の領域を示すAddressが入力されても、CAMデータに基づいてBlock Addressの最上位Addressの入力バッファを固定する等により、全て右側の領域を示すAddressにすればよい。
【0058】
例えば、図1(c−2)に示すように、Block Addressの最上位AddressであるA20を”L”に固定して左側の領域を無効領域にすることにより、右側の16MbitのLarge Bankのみとすることができる。
【0059】
このように、本実施形態によれば、同時動作機能を備えた複数のBankを有するフラッシュメモリーに不良メモリーセルが存在しても、良品メモリーとして救済することができる。
【0060】
これに対して、従来の方法では、同時動作機能を備えた複数のBankを有するフラッシュメモリーについては考慮していなかった。例えば、上述したように、12Mbitという2の階乗ではないBlockを救済することは、従来の方法ではできなかった。
【0061】
さらに、従来の方法では、同時動作機能を持たない半導体記憶装置であっても、2の階乗分の1の容量しか救済することができず、不良ビットの位置によって救済可能な容量が大きく変化し、実際には正常領域であるにも関わらず、救済できないBlockがあった。
【0062】
例えば、図2(b−1)に示すように、32Mbitのフラッシュメモリーにおいて、3Blockに不良ビットが存在する場合に、従来の方法では、図2(b−2)に示すように、正常領域として8Mbitまでしか救済することができなかった。
【0063】
これに対して、本発明では、正常領域であれば全て救済して良品とすることができ、非常にフレキシブルな救済を行うことが可能となる。例えば、Block単位で構成されているフラッシュメモリーであれば、Block単位でよりフレキシブルな救済を行うことが可能である。この場合には、不良BlockのデータをCAMデータに書き込んでおき、入力されたAddressがその領域であれば、選択しないようにAddressをマスクすればよい。
【0064】
例えば、Block単位で構成され、1Blockが512k(キロ)bitの容量を有するフラッシュメモリーにおいて、図2(a−1)に示すように3Blockに不良ビットが存在する場合、本発明によれば、図2(a−2)に示すように、正常領域として
Figure 0003741258
まで救済することが可能である。このことについて、以下の実施形態2において説明する。
【0065】
(実施形態2)
本実施形態では、図3に示すようなAddressマップを有する8Mbit(16bitI/0(入出力))フラッシュメモリーを例に挙げて説明する。
【0066】
一般に、Addressの種類は大きく分けて、通常ワード線をデコードするRow Address(X Address)、ビット線をデコードするColumn Address(Y Address)、ブロックをデコードするBlock Address(Z Address)に分けられる。
【0067】
本実施形態では、Row Addressが11bit、Column Addressが4bit、Block Addressが4bitの計19bitの例を挙げている。
【0068】
メモリーセルの構成は、Row方向にメモリーセルを縦断するようにワード線が配線され、Column方向にメモリーセルを横切るようにビット線が配線されているマトリクス構成とする。メモリーセル上に配線されているワード線は、各Block固有のX Decoder(Local X Decoder)に接続されている。各Blockのワード線は、Row Addressの組み合わせとBlock Addressの組み合わせによって、Block毎に選択される。同様に、Column Address用にY、Z Decoderを有し、1回の入出力用に使用されるビット本数は16本である。
【0069】
図13は、本発明の一実施形態である不揮発性半導体記憶装置(Block一括消去型1チップフラッシュメモリー)の回路構成を示す図である。
【0070】
ここでは、不揮発性メモリートランジスタとしてフローティングゲートを有し、書き込みはチャネルホットエレクトロン注入により行い、消去はファウラーノードハイム電流によるトンネル消去により行う構成としたフローティングゲート型MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタを用いている。
【0071】
この図13において、MA1、MA2、・・・、MAkは、上記フローティングゲート型MOSトランジスタがマトリクス状に配列され、同一行のトランジスタのコントロールゲートが共通接続されてワード線を構成し、同一列のトランジスタのドレインが共通接続されてビット線を構成し、さらに、マトリクスを構成する全てのトランジスタのソースが共通接続されて共通ソースを構成しているメモリーセルアレイBlockである。
【0072】
各メモリーセルアレイBlock MA1、MA2、・・・、MAkは、データ書き込み時および読み出し時に、入力アドレス信号の行選択信号部分の信号値に応じて、所定のワード線選択信号を出力する行デコーダXD1、XD2、・・・、XDkを有する。この行デコーダXD1、XD2、・・・、XDkの出力は、各メモリーセルアレイBlockの各ワード線に接続されている。また、各メモリーセルアレイBlock MA1、MA2、・・・、MAkは、入力アドレス信号の列選択信号部分の信号値に応じて、選択されたビット線を各データバスDB1、DB2、・・・、DBkに接続する列デコーダYD1、YD2、・・・、YDkを有する。さらに、各メモリーセルアレイBlock MA1、MA2、・・・、MAkは、上記共通ソースに、書き込み時、消去時および読み出し時に所定電圧(書き込み時および読み出し時はGND(接地電圧)、消去時はVHH(高電圧))が選択的に印加される。なお、本発明はこれに限定されるものではなく、消去時に上記コントロールゲートに負電圧のワード線選択信号を印加して、上記共通ソースに接地電圧を印加する方式等にも適用することが可能である。なお、11は各メモリセルアレイBlockに対する書き込みおよび消去を制御するための制御部であり、L1、L2、・・・、Lkは、各Block毎の書き込み時および一括消去時に各Blockと制御部11との接続を選択的に行うスイッチング部である。さらに、この行デコーダXD1、XD2、・・・、XDkの出力は、各メモリーセルアレイBlockの各ワード線に接続されている。
【0073】
一般に、フラッシュメモリーにおいては、メモリーセル形状を縮小化するために、Erase動作をBlock単位で行う方式を取っているので、本実施形態でもBlock単位の救済について説明する。
【0074】
例えば、図4(a)に示すように、8Mbitのフラッシュメモリーにおいて全てのBlockが正常な場合には、全てのメモリーセル領域を使用することができるので、外部Addressに対応して各内部Addressを順次選択し、全てのBlockを使用することができる。
【0075】
これに対して、図4(b)に示すように、ある1つのBlockに不良ビットが存在し、予め用意されている予備セルでも救済できなかった場合には、そのBlock以外のBlockが正常であれば、不良Blockを除いたメモリーセル領域のみを使用可能な良品として救済することができる。
【0076】
例えば、Block6のみが不良であった場合、そのBlock以外を良品として、
8Mbit−512kbit=7.5Mbit
の良品として使用することができる。
【0077】
この場合には、外部から見たAddressが不連続になるが、これは、以下のようにして回避することができる。
【0078】
図4(b)の例ではBlock6が不良であり、そのAddress範囲はZAddressが”0110”の領域である。通常は、このAddressを入力すると、不良Blockが選択されることになる。
【0079】
これを防ぐため、ここでは1Block分が不良メモリーセル領域であるので、外部Addressに対して、内部Addressとして、このBlockよりも大きいAddressを有するBlockのBlock Addressを”+1”を加える。このことにより、外部的には見掛け上、連続Addressを入力しているにも関わらず、内部的には不良Blockを飛ばして正常Blockにのみアクセスすることが可能になる。
【0080】
具体的には、Block6が不良である場合に、その不良Block情報に基づいて、Block6〜Block15のAddressを”+1”を加えるような加算回路を設ければよい。このような不良Block情報と”+1”を加えるという加算情報は、不揮発性半導体記憶領域に記憶させておけばよい。なお、実際の内部Addressは連続していないので、Addressをシフトさせる必要がある。このことは以下の例についても同様である。
【0081】
このように、外部的には7.5Mbit分連続したAddressを入力し、内部的にはAddressを自動的に変更して対応させることにより、不良Blockを選択せずに7.5Mbit分の正常品として、ユーザーはAddressの不連続性を気にすることなく使用することができる。
【0082】
この場合、外部AddressでBlock15に対応する内部Addressが無くなってしまう。そして、外部からBlock15を選択した場合、Z Address”1111”に対して”+1”を加えると、”10000”とオーバーフローして下位4bitが”0000”となり、Block0の内部Addressと同じになってしまう。これを防ぐために、オーバーフロー検出機能を持たせておいて、加算した結果が他の内部Addressと重複する場合には、オーバーフローと見なしてどのAddressも選択しないようにすることができる。例えば、Z Addressに4を作っておき、Z4が”1”になった場合にはオーバーフローと見なして、そのAddressに対応するメモリーセル領域を非選択になるようにする。
【0083】
図5に示すように、複数のBlock(ここでは2つのBlock)に不良ビットが存在する場合にも、同様に、不良BlockのAddress情報を不揮発性記憶領域に記憶し、その場所によって”+1”から”+15”を加算するような加算回路を設ければよい。
【0084】
例えば、Block6とBlock9が不良である場合には、Block5までは従来通りに外部Addressと内部Addressは同様でよい。Block6は不良Blockのため、外部から入力されたBlock Addressに対して内部Addressは”+1”を加えてBlock7を選択する。また、Block7に対しても、入力された外部Addressに”+1”を加えてBlock8を選択する。さらに、Block8も不良Blockのため、外部から入力されたBlock Addressに対して内部Addressは”+2”を加えてBlock9を選択する。Block10以上に対しても同様に、Block6とBlock9が不良Blockであるので、入力された外部Addressに”+2”を加えて内部Addressを作成する。
【0085】
この場合、Block6とBlock9が不良Blockであるため、使用可能なフラッシュメモリーの容量は
8Mbit−0.5Mbit×2=7Mbit
となるが、外部からは7Mbit分連続したAddressを入力して使用することができる。
【0086】
さらに、上記不揮発性記憶領域には、不良BlockのAddress情報と共に、入力されたBlock Addressに対してAddressをいくら加算するのかという情報(加算しないという情報も含む)を記憶しておいて、必要に応じて使用することができる。
【0087】
この場合にも、外部AddressでBlock14、Block15に対応する内部Addressが無くなってしまい、外部からBlock14またはBlock15を選択した場合、他のBlockの内部Addressと同じになってしまう。これを防ぐために、例えば、Z Addressに4を作っておき、Z4が”1”になった場合にはオーバーフローと見なして、そのAddressに対応するメモリーセル領域を非選択になるようにする。
【0088】
以上の実施形態では、8Mbitのフラッシュメモリーについて説明したが、例えば全ビット容量がpMbitでBlock容量がqMbitである場合、r個のBlockに不良が発生した場合、(p−r×q)Mbitの良品として救済することができる。この場合、外部Addressを内部Addressに割り当てるために必要な加算数は10進数で”(p/q)”である。さらに、使用目的によっては、加算回路の加算範囲を絞ることも可能である。例えば、上述の例で、8Mbitの半導体記憶装置を0.5Mbitの良品として使用するメリットが少なく、1Mbit以上の容量で良品にする場合には、1Block分加算する数が減少するので、加算回路の加算数を”1”減らす等、使用目的に応じて使い分けることができる。
【0089】
さらに、上記実施形態では、全Blockが均等な大きさである512kbitのBlockを持つ例について説明したが、ユーザーの使用方法によっては、512kbit構成のBlockでは大きすぎるため、図6(a)に示すように、一部のBlockだけさらに細かいBlockに分割されて、容量の異なる複数のBlockが含まれている構成もよく見られる。この場合には、BlockAddressのみでは不足するため、さらに下位のAddress(ここではColumn Address)も使用される。
【0090】
このような構成において、図6(b)に示すように、外部AddressにColumn Addressを用いている領域のBlockが不良の場合には、Column Addressをシフトさせることにより、外部Addressを正常なBlockの内部Addressに連続的に割り当てることができる。
【0091】
さらに、容量の異なるBlockを複数有するフラッシュメモリーの場合、例えば図7に示すように、容量が小さいBlockが外部Addressの小さい方(下位側)に存在するか、または大きい方(上位側)に存在するかによって、外部Addressに対するBlockの容量が変わってくる。これは、ユーザーの使用の仕方によって、容量の小さいBlockのAddressがAddressの下位にあった方が良いか、上位にあった方が良いかが異なるからである。図7では、小容量のBlockがAddressの小さい方に存在している。
【0092】
このような場合、一般的には、不揮発性記憶領域を使用して、内部AddressのBlock Addressを変換させるという方法が取られる。この不揮発性記憶領域は、不良メモリーセルの情報を記憶させるものと別に設けてもよく、兼用してもよい。
【0093】
例えば、2入力のXOR回路に入力AddressとCAMデータとを入力し、CAMデータが”L”の場合には入力Addressをそのまま内部Addressとして出力し、CAMデータが”H”の場合にはAddressデータを反転して出力するようにすればよい。後者の場合、図7に示すように、反転されたAddressが内部に伝わっていくため、内部のBlock構成を変更することなく、ユーザーの使用の仕方に対応することができる。本発明はこのような場合にも対応可能であり、どの部分に不良があっても、本来の容量から不良領域に応じた任意の容量の良品として救済することが可能である。
【0094】
例えば、図8のように、容量が異なる複数のBlockが含まれ、小容量のBlockがAddressの小さい方に存在している構成の半導体記憶装置において、小容量のBlockで不良が発生した場合に、小容量Blockのみ救済して、ユーザーの使用目的に応じて小容量Blockと大容量Blockの各々で連続Addressにし、両者の境界でも連続Addressにすることができる。または、図9に示すように、小容量Blockと大容量Blockの各々で連続Addressにし、両者の境界では不連続Addressにすることができる。これらは、Address変換のために加算回路を加えるか、減算回路を加えるかだけの違いであり、容易に実現することができる。
【0095】
なお、図6(b)、図8、図9では、ある1つのBlockが不良メモリーセルを有する場合を示しているが、複数有する場合についても上記と同様である。
【0096】
さらに、以上のようなBlock単位での救済の他に、上記実施形態1に示したような、現在主流となりつつある複数のBankを有するフラッシュメモリーに対しても、救済することが可能である。このように複数のBankを有するフラッシュメモリーの場合には、各Bankで同時動作が可能であるということが特徴である。よって、Bankを越えてAddressを置き換えることは、Bankの境界を変更してしまうことになるため、好ましくない。よって、この場合には、各Bank内で不良BlockのAddressを置き換えることにより、同時動作機能を保ちながら、低容量の良品フラッシュメモリーとして使用することができる。
【0097】
例えば、図10(a)に示すように、バンクAおよびバンクBの2つのBankで構成された8Mbitのフラッシュメモリーの場合、バンクAとバンクBの各々において、図10(b)に示すように、内部Addressと外部Addressの関係を変えることにより、各Bankに対する救済が可能になり、7Mbit分のメモリーセル領域を使用可能となる。
【0098】
さらに、不良Blockにおける不良内容が特定の動作に対してだけであり、それ以外の動作には問題が生じないばあいには、動作機能を絞って良品とすることも可能である。例えば、何らかの原因で、あるBlockのErase動作のみができず、そのBlockのProgram動作およびRead動作を行うことは全く問題無いものとする。このような場合、本発明では、そのBlockを不良Blockとしてもよいが、EraseのみできないBlock(例えばOTP(One Time Protect)のような使用法)として使用することが可能である。具体的には、各BlockにはBlock毎にEraseを実行できるような回路が組まれているので、Erase用の電源を供給する選択回路をON状態にしないようにする等の方法で簡単に実現することができる。さらに、Program動作が不可でErase動作とRead動作が可能という場合についても、動作機能を絞って良品とすることが可能である。
【0099】
さらに、昨今のフラッシュメモリーでは、通常の容量とは別に上述したOTP領域を有するメモリーも存在する。このOTP領域は、一般に、全ての容量を使い切ってしまうほど使用されることはないので、このOTP領域の一部を上記不揮発性記憶領域として使用することもできる。例えば、装置の電源が投入されてから、OTP領域のデータを用いて、冗長救済用のデータのみ内部レジスタ等に読み込んでおくこと等により、実現可能である。
【0100】
上記実施形態において、フラッシュメモリーの容量が変わっても救済することが可能であり、Blockの容量およびBankの構成等が任意であることは言うまでもない。また、不揮発性メモリーであれば、どのようなメモリー構成であっても救済することが可能である。フラッシュメモリーでは、メモリーセルの面積を小さくする必要があるため、Erase動作がBlock単位でしかできないが、FRAM等のErase、ProgramおよびReadをランダムに行うことが可能なメモリーであれば、上述したようなBlock毎の救済よりもさらに小さい単位での救済が可能である。さらに、揮発性メモリーであっても、一部に不揮発性記憶領域を有するメモリーであれば、本発明を適用することが可能である。
【0101】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、半導体記憶装置の製造工程の最終段階等において、通常のメモリーセル領域とは別に設けた不揮発性記憶領域にCAMデータ等として不良メモリーセルのデータを保存しておくことによって、不良メモリーセル領域に対して一部の動作を制限したり、または全ての動作に対して非選択状態にする。これによって、不良メモリーセルが存在しても、良品ビットを最大限利用して、容量の低減が少ない半導体記憶装置として活用することができる。
【0102】
さらに、アドレス変換手段により、選択可能メモリーセル領域に対して外部アドレスを連続的に割り当てることができるので、不良メモリーセル領域が断片的に存在しても、外部からは連続したアドレスでアクセルすることができるため、良品として救済した半導体記憶装置を通常の方法で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態について説明するための2つのBankを有する同時動作可能な32MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図であり、(a−1)および(a−2)は右側のLarge Bankに不良がある場合の救済方法を示し、(b−1)および(b−2)は左側のLarge Bankに不良がある場合の救済方法を示し、(c−1)および(c−2)は左側のLargeBankおよびSmall Bankにわたって不良がある場合の救済方法を示す。
【図2】(a−1)および(a−2)は、本発明の実施の形態を説明するための2つのBankを有する同時動作可能な32MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図であり、(b−1)および(b−2)は、従来の救済方法を説明するための32MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態を説明するための8MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態を説明するための8MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図であり、(a)は正常品を示し、(b)は1つのBlockに不良があった場合の救済方法の例を示す。
【図5】本発明の実施の形態を説明するための8MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図であり、2つのBlockに不良があった場合の救済方法の例を示す。
【図6】本発明の実施の形態を説明するための8MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図であり、(a)は容量の異なる複数のBlockを含む正常品を示し、(b)は1つのBlockに不良があった場合の救済方法の例を示す。
【図7】本発明の実施の形態を説明するための8MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図であり、容量の異なる複数のBlockを含む正常品において、小容量のBlockがAddressの小さい方にある場合を示す。
【図8】本発明の実施の形態を説明するための8MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図であり、容量の異なる複数のBlockを含み、Addressの小さい方にある小容量のBlockが不良を有する場合に、小容量のBlockと大容量のBlockとの境界でAddressを連続させる救済方法の例を示す。
【図9】本発明の実施の形態を説明するための8MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図であり、容量の異なる複数のBlockを含み、Addressの小さい方にある小容量のBlockが不良を有する場合に、小容量のBlockと大容量のBlockの各々でAddressを連続させて、両者の境界ではAddressを不連続にする救済方法の例を示す。
【図10】本発明の実施の形態を説明するための2つのBankを有する同時動作可能な8MbitフラッシュメモリーのBlock構成を示す図であり、(a)は正常品を示し、(b)は各Bankの救済方法の例を示す。
【図11】本発明に使用されるCAM回路の構成を示す図である。
【図12】本発明の不揮発性半導体記憶装置におけるAddressの流れを説明するための図である。
【図13】本発明の一実施形態である不揮発性半導体記憶装置の回路構成を示す図である。
【符号の説明】
1 入力PAD
2 マルチプレクサ
3 Block Address選択回路
4 加算回路enable信号 加算数発生回路
5 加算回路
6 Decoder
7 メモリーセルアレイ
8 Address発生回路
9 外部Address
10 内部Address
11 書き込み・消去制御部
95 PチャンネルのMOSFET
96 NチャンネルのMOSFET
97 セルトランジスタ
98 CAMプログラム回路
99 インバータ

Claims (10)

  1. 複数のメモリーセルからなり、各メモリーセルに対してデータの読み出し、書き込みおよび消去の動作が可能になったメモリーセル領域と、
    外部から書き込み可能な不揮発性記憶領域と、
    前記メモリーセル領域におけるメモリーセルが、前記読み出し、書き込みおよび消去のいずれか1つの動作に対して不良である場合に該不良メモリーセルに関するデータを前記不揮発性記憶領域に書き込み、該不揮発性記憶領域に書き込まれたデータに基づいて、前記不良メモリーセルを含む一部領域を、該不良である動作に対してのみ非選択状態にして、該不良の動作以外の動作に対しては選択可能にする非選択化手段とを備え、
    前記非選択化手段によって非選択状態にされていない選択可能メモリーセル領域により前記不良でない動作を行うことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記非選択化手段は、前記選択可能メモリーセル領域に対して、外部アドレスを連続的に割り当てるアドレス変換手段を備える、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記アドレス変換手段は、前記選択可能メモリーセル領域に対して外部アドレスを連続的に割り当てる際に、前記非選択メモリー領域に該当する外部アドレスに所定値を加算することによって、前記非選択メモリー領域を非選択状態とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリーセル領域は、それぞれが一括消去可能な複数のメモリーブロックを有し、前記非選択化手段は、前記不揮発性記憶領域に書き込まれたデータに基づいて、前記不良メモリセルが含まれている任意のメモリーブロックを非選択状態にする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記複数のメモリーブロックには、容量の異なるメモリーブロックを含む請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記メモリーセル領域は、同時に動作可能な複数のバンクを有し、前記非選択化手段は、前記不揮発性記憶領域に書き込まれたデータに基づいて、前記不良メモリセルが含まれている任意のバンクを非選択状態にする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記複数のバンクは、容量の異なるバンクを含む請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記アドレス変換手段は、容量の異なるメモリーブロックのアドレス位置を変更することができる請求項5または請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記不揮発性記憶領域は、一度だけ書換可能な不揮発性メモリーセル領域の一部に設けられている請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の半導体記憶装置に不良メモリーセルがある場合に、該半導体記憶装置を救済する方法であって、
    前記非選択化手段により、前記メモリーセル領域におけるメモリーセルが、前記読み出し、書き込みおよび消去のいずれか1つの動作に対して不良である場合に該不良メモリーセルに関するデータを前記不揮発性記憶領域に書き込み、該不揮発性記憶領域に書き込まれたデータに基づいて、前記不良メモリーセルを含む一部領域を、該不良である動作に対してのみ非選択状態にして、該不良の動作以外の動作に対しては選択可能にする工程と
    前記非選択化手段によって非選択状態にされていない選択可能メモリーセル領域により前記不良でない動作を行う工程と、
    を包含する半導体記憶装置の救済方法。
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