JP4018256B2 - 円筒型液封防振装置 - Google Patents

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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のエンジンマウント等に使用される円筒型液封防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような円筒型液封防振装置は公知であり、一般に、内外に配置された外筒及び内筒と、これら内外筒間を焼き付け等により強固に結合したゴム製で防振本体部をなす弾性部材とを備え、弾性部材の一部に形成した液室凹部と外筒との間に主液室と副液室を形成し、これら主液室と副液室に作動液を封入するとともにオリフィス通路で連通する構造になっている。また、弾性部材の一部に形成された主液室と副液室を隔てる仕切壁は、比較的薄肉に形成され、これら液室内における液体の流動によって膜共振を生じるように設定されているものもある。さらに、弾性部材の中高周波領域の共振を得るため、内筒から主液室内へ傘状に広がった部材(以下、中高周波デバイスという)を設けたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図15に示す特性曲線の内、比較例1として示すものは、弾性部材を外筒へ結合するとともに上記中高周波デバイスを設けた構造に関する。この構造によれば、中高周波デバイスの働きにより、略300〜500Hzの中周波領域における約200Hz幅の帯域において、動バネ定数を下げることができる。
なお、本願において、中周波領域とは、略300〜500Hzの領域、中高周波領域とは略300〜1000Hz未満の領域、高周波領域とは500Hzを越える領域をいうものとする。
【0004】
一方、近年は中高周波領域におけるより広帯域で低動バネ化が望まれており、この目的のために、仕切壁を前記薄肉にして膜共振を生じさせるとともに、弾性部材を外筒へ非結合にすることも考えられる。この構造を採用したものが比較例2であり、500Hzを越えるより高周波領域側でさらに低動バネを実現できる。しかしながら、これらいずれの比較例においても、高周波領域側のより広帯域で低動バネを実現することは困難である。そこで本願発明の主たる目的は、かかる要請に応えるため高周波領域側のより広帯域で低動バネを実現することにあり、合わせて中高周波領域への拡大も目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願の円筒型液封防振装置に係る第1の発明は、内外に配置された外筒及び内筒と、これら内外筒間を弾性的に連結するゴム製の弾性部材とを備え、弾性部材の一部に形成した液室凹部と外筒との間に主液室と副液室を形成し、これら主液室と副液室に作動液を封入してオリフィス通路で連通した円筒型液封防振装置において、主液室と副液室を仕切る仕切壁を弾性部材の一部で形成し、この仕切壁を中高波領域で膜共振するよう設定するとともに、液室凹部を囲む壁部の一部として内筒の軸方向両端部に半径方向へ広がって弾性部材の一部に形成される一対の端壁を備え、副液室と内筒の間に内筒の軸方向に沿って貫通するすぐり穴を設け、
各端壁は、内筒の軸方向から見て内筒を挟左右にすぐり穴が開口し、
この端壁の周方向断面における肉厚を、すぐり穴近傍ほど厚く、左右のすぐり穴間の中間部へ向かって徐々に薄くなるよう連続的に肉厚変化させ、これら端壁を中高波領域で膜共振するよう設定し、さらに仕切壁と端壁の連成共振をで発生するように設定したことを特徴とする。
【0006】
なお、本願において、軸方向とは内筒又は外筒の軸線と平行する方向、周方向とは外筒又は内筒の周方向と同様方向、径方向又は半径方向とは外筒又は内筒の径方向と平行する方向をいうものとする。
【0007】
第2の発明は、第1の発明において、仕切壁の外周部が外筒内面に対して非結合で密接されていることを特徴とする。
【0008】
第3の発明は、第1の発明において、弾性部材の液室凹部を副液室カバーと主液室カバーで覆うとともに、主液室カバーと一体に主液室内へ突出するストッパを設け、このストッパの頂部に扁平部を設けて主液室の容積変動に伴う液体流動によって中周波領域で液柱共振する通路部を周囲に形成したことを特徴とする。
【0009】
第4の発明は、第1の発明において、弾性部材の液室凹部を覆う液室カバーの外筒側表面にオリフィス通路を形成し、同様に形成された弾性部材のオリフィス通路と接続するとともに、この接続部を径方向断面で見たとき、弾性部材端部の当接面が、液室カバー端部の当接面に対して内側ほどより大きく重なるように傾斜していることを特徴とする。
【0010】
第5の発明は、第1の発明において、端壁の外周部に保形用の金属製外周リングを埋設し、この外周リングと外筒内面の間に端壁の一部をなす弾性部材を介在させたことを特徴とする。
【0011】
第6の発明は、第5の発明において、上記弾性部材の外表面で幅方向中間部に略山形断面のシールリップを一体かつ全周に形成したことを特徴とする。
【0012】
第7の発明は、第1の発明において、弾性部材の軸方向断面において外周部が、端壁の外周部端面に形成されているシールリップよりも外方へ突出していることを特徴とする。
【0013】
第8の発明は、第1の発明において、内筒の外周部を非円形断面とし、その周囲へ別部材による厚肉被覆を設け、その一部で主液室へ臨む部分を扁平状に形成したことを特徴とする。
【0014】
第9の発明は、第1の発明において、内筒側から主液室内へ突出して高周波領域で液柱共振するように調整された略傘状をなす中高周波デバイスを設けたことを特徴とする。
【0015】
第10の発明は、第1の発明において、外筒の一端部を心方向へ折り曲げて抜け止め部を設け、他端側に不連続の爪状突起部を設けておき、この爪状突起側から内筒、弾性部材及び液室カバーが一体化された内挿体を挿入し、爪状突起を折り曲げて一体化したことを特徴とする。
【0016】
【発明の効果】
第1の発明によれば、仕切壁と端壁が、それぞれ中高波領域にて膜共振するように設定されているので、それぞれが中高波領域における低動バネ化に貢献する。そのうえ、仕切壁と端壁が連成共振するので、さらに中高波領域における低動バネ化帯域が広がり、結果として従来よりも著しく広い帯域で中高波領域を低動バネ化できる。
【0017】
第2の発明によれば、仕切壁の外周部を外筒と非結合に密接させることにより、上記中高波領域の低動バネ化帯域において、さらに一層低動バネ化できる。
【0018】
第3の発明によれば、主液室カバーと一体のストッパを利用して主液室の容積変動に伴う液体流動によって中周波領域で液柱共振する中高周波デバイスを兼用させたので、さらに中高周波領域の低動バネ化を実現でき、かつこのような中高周波デバイスの形成も容易になる。
【0019】
第4の発明によれば、弾性部材と液室カバーの接続部におけるシールを確実にでき、接続部でオリフィス通路を連続させても液漏れを防止でき、長いオリフィス通路を容易に形成できる。
【0020】
第5の発明によれば、外周リングと外筒内面の間に端壁の一部をなす弾性部材を介在させたので、この部分がマスダンパのゴムバネ部として機能し、入力振動が抑制されかつ低動バネ化が実現される。
【0021】
第6の発明によれば、上記弾性部材の外表面で幅方向中間部に略山形断面のシールリップを一体かつ全周に形成したので、弾性部材を外筒に圧入しても切れにくくなる。したがって、従来のような絞りでなく圧入により組立でき、作業性を向上できる。
【0022】
第7の発明によれば、弾性部材の軸方向断面において外周部を端壁の外周部端面に形成されるシールリップよりも突出させたので、圧入により主として仕切壁の静バネ定数を変更でき、これにより連成共振を容易に調整できる。
【0023】
第8の発明によれば、内筒の周囲へ別部材による厚肉被覆を設けたので、高価な鍛造等により内筒用のパイプを形成しなくても形状変化や肉厚変化が可能であり、軽量かつ安価にできる。しかも、内筒の外周部を変形断面にすることにより簡単に厚肉被覆の回り止めができる。さらに、厚肉被覆の一部で主液室へ臨む部分を扁平状に形成したので、扁平部を主液室側に設けることにより仕切壁の耐久性も向上できる。
【0024】
第9の発明によれば、内筒側から主液室内へ突出して高周波領域で液柱共振するように調整された略傘状をなす中高周波デバイスを設けたので、この中高周波デバイスにより、さらに高周波側を低動バネ化でき、その結果、より高い高周波領域まで広帯域に低動バネ化できる。
【0025】
第10の発明によれば、外筒の一端部を心方向へ折り曲げて抜け止め部を設け、他端側に不連続の爪状突起部を設けておき、この爪状突起側から内筒、弾性部材及び液室カバーが一体化された内挿体を挿入し、爪状突起を折り曲げて一体化したので、簡単なカシメ作業で組立が可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて自動車のエンジンマウントとにて構成された第1実施例を説明する。図1はその正面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は内挿体の正面図、図5は図4のA矢示図、図6は図4の左側面図、図7は同右側面図、図8は図4の8−8線断面図、図9は図6の9−9線断面図、図10は図8のC部拡大断面図、図11は図4の11−11線拡大断面図、図12は図9のD部における接続構造を説明する拡大断面図、図13は外筒の製法説明図、図14は組立説明図、図15は動バネ特性を示すグラフである。
【0027】
まず、図1〜図3により全体の概略構造を説明する。符号1は外筒、2は内筒、3は弾性部材、4は外部ストッパ、5は取付ブラケットである。内筒2は外筒1の内側へ偏心等して挿入され、外筒1と内筒2との間はゴム製の弾性部材3で連結される。但し弾性部材3と外筒1との間は密接しているだけであり非結合である。
【0028】
一方、内筒2に対しては、弾性部材3は内筒2の周囲に一体成形することにより結合一体化されている。内筒2を挟んだ反対位置には弾性部材3と外筒1との間に主液室6と副液室7が設けられ、これらにはエチレングリコール等の非圧縮性の作動液が封入され、オリフィス通路8により連通されている。
【0029】
主液室6と副液室7の間には弾性部材3の一部により、仕切壁10が形成され、仕切壁10のうち副液室7と内筒2の間に副液室7に沿ってすぐり穴11が形成され、このすぐり穴11は軸方向へ貫通し、すぐり穴11と副液室7の間はダイアフラム部12となっている。
【0030】
副液室7の開口部には樹脂製の副液室カバー13が被せられ、その周方向端部に切り欠き状のオリフィス通路出口14が形成され、オリフィス通路8の一端部へ連通している。
【0031】
主液室6内にはストッパ15が収容され、このストッパ15は樹脂製であって主液室6の開口部を覆う主液室カバー16と一体に形成されている。主液室カバー16の周方向端部には、押し当て用突部17が内方側へ突出して一体に形成され、かつ一方の端部で軸方向中間部には切り欠き状のオリフィス通路入口18が形成されている。
【0032】
さらに、弾性部材3の軸方向両端部には主液室6を囲む左右一対の端壁20が半径方向へ広がって形成され、それぞれの外周部には、金属製の外周リング21が一体化されている(図2)。内筒2、弾性部材3並びに副液室カバー13及び主液室カバー16により内挿体22をなしている。
【0033】
図4乃至図9に基づいて弾性部材3の構造を説明する。弾性部材3には主液室6及び副液室7をなす液室凹部23,24が半径方向へ開放して設けられる。これら液室凹部部分を除く弾性部材3の外周部は、仕切壁10と連続するとともに外筒1の内面へ密接される接合面25,26をなし、このうち一方の接合面25の外周面で軸方向中間部にオリフィス通路をなすオリフィス溝27が半径方向外方へ開放され、かつ周方向へ形成されている。
【0034】
他方の接合面26にはこのオリフィス溝27は形成されていないが、代わりに平行する一対のシールリップ26a、26bが外筒1との接触面に形成されている(図7、9)。これらの接合面25、26の各軸方向断面における外表面は、図5の拡大部に示すように、各端壁20の外周部に設けられたシールリップ30(詳細は後述)よりも所定寸法dなる突出量で外方へ突出している。
【0035】
端壁20は、主液室6を構成する部分についての図4における11−11線断面である図11に示すように、11−11線に沿う両端部、すなわち、すぐり穴11近傍ほど肉厚が厚くなり、逆に中間部へ向かって徐々に薄くなるよう連続的に肉厚変化している。これにより端壁20の動バネ定数を下げて中高波領域で膜共振するように設定するとともに、端壁20が薄くなりすぎて静バネ特性を損なわないように適度な剛性も得られている。なお、図11中の仮想線は、このような肉厚変化をしない従来の一般的な肉厚を示す。
【0036】
図8に明らかなように、外周リング21は端壁20の外周部内へ全体が埋め込まれ、端壁20の外周部のうち、外周リング21より外方部分がダンバーゴムバネ部28をなしている。
【0037】
ダンバーゴムバネ部28のうち軸方向内側部分には小径の段部29をなし、ここに副液室カバー13及び主液室カバー16の各周方向端部が重なるようになっている。
【0038】
外周リング21も段部29に対応して小径部21aが形成され、ダンバーゴムバネ部28の大径部分の外周面で軸方向中間部全周には断面略山形のシールリップ30が一体に外方へ突出形成されている。
【0039】
内挿体22を外筒1の内側へ圧入したとき、シールリップ30は押しつぶされてダンバーゴムバネ部28の外表面と外筒1の内周面との間をシールするとともに、ダンバーゴムバネ部28により外筒1に対して弾性部材3の外周リング21より内周側部分を弾性支持する。
【0040】
図9に示すように、接合面25は内挿体22の周方向へ広がっており、図12に示すように、その周方向における主液室6側の端部31は、内周側隅部32が押し当て用突部17の基部へ押しつけられるようになっており、この内周側隅部32近傍部分における内周面33は押し当て用突部17の当接面34との間に鋭角αをなすように形成されている。
【0041】
一方、主液室カバー16の接続端面35に当接する端部31側の接続端面36は、接続端面35に対して、内方側ほどより大きく重なるように傾斜角βをなす傾斜面になっている。
【0042】
また、図12に示すように、側端部31の端面36には外周側に位置するオリフィス溝27を内周側と隔てるようにシールリップ37が一体に形成され、主液室カバー16との接合時に接続端面35へ押しつけられるようになっている。
【0043】
図9に示すように、仕切壁10のうちすぐり部11と主液室6との間の部分は薄肉部をなしている。この薄肉部は中高波領域で膜共振するように肉厚や剛性を予め調整されている。
【0044】
この図において、左右の薄肉部をつなぐ中央部にストッパ弾性部41をなし、このストッパ弾性部41は扁平部をなしてストッパ15の頂面へ正対するとともに、内側の厚肉被覆42が覆っている。
【0045】
厚肉被覆42は樹脂又は金属等適宜材料を用いて内筒2の周囲へ一体に形成され、内筒2を太径にするとともに、そのストッパ弾性部41に接する部分は扁平部43になっている。
【0046】
ストッパ15は図3に明らかなように、ストッパ弾性部41に正対する扁平頂部45と、その周囲に形成された薄肉部近傍へ延出する斜面部46を備え、斜面部46と主液室カバー16側の基部47との間に凹部48が形成されている。主液室6内の作動液がこの凹部48を通って仕切壁10及び端壁20の間にa,bなる2系統の流動をすることにより、共振点の異なる液柱共振を生じる。
【0047】
次に、図13により外筒1の形成方法を説明する。外筒1は平板状の板金50を用いて形成され、その完成時における軸方向端部となる一端部には、適当間隔で予めプレスにより爪51が形成されている(a)。この爪51は周方向へ等間隔で形成することが好ましく、その数は複数、特に3個以上(本図及び次の図14では4個の例として示す)が望ましい。なお、板金50の4辺のうち、前記軸方向端部に相当しない部分が周方向端部52となる。
【0048】
他方の軸方向端部に、抜け止め部53を不連続に形成するための切り欠き部54が適当間隔で複数設けられている。少なくとも一部の抜け止め部53の周方向長さは爪51よりも長く、例えば、略1/6周長程度の円弧状をなすものを含み、この段階では抜け止め部53も爪51と同様に折り曲げられていない。そこで、この板金50を巻いて筒状とし、周方向端部52を合わせ、抜け止め部53を軸心方向へプレス曲げする(b)。このとき切り欠き部54によって各抜け止め部53が不連続であるため曲げ加工が可能になる。
【0049】
この抜け止め部53を折り曲げることにより、周方向端部52は接合状態を維持して、開かなくなるため、その後の溶接工程を省略できる。但し必要により溶接できることは当然である。
【0050】
また、このようにして得られた外筒1に対する内挿体22の組立方法を図14に示す。この図において、まず、爪51側の端部から内挿体22を圧入し(a)、先端側を抜け止め部53に当接させて位置決めし、爪51を内側へ折り曲げると内挿体22は外筒1の内側へ抜け止め固定される(b)。このとき、最終的な抜け止め処理が非連続的な爪51の折り曲げだけでできるため、作業が簡単・迅速になる。
【0051】
次に本実施例の作用を説明する。このエンジンマウントは主液室6と副液室7をオリフィス通路8で連通することにより、振動が入力すると、仕切壁10の弾性変形並びにオリフィス通路8における液柱共振により減衰され、主として、サスペンション側から入力される約10Hz程度を中心とする低周波領域において、エンジンの揺れを抑制する。
【0052】
その後振動の周波数が高くなり、中高波領域となると、仕切壁10の外周部が外筒1と密接非結合のため前述のように高周波領域側が低動バネ化される。そのうえ、仕切壁10の薄肉部と、端壁20がそれぞれ中高波領域で膜共振するため、相互の連成共振によりさらに中高周波領域の広範囲で低動バネ化が生じる。したがってこれらの総合効果により図15における実線の特性曲線である本願2で示すように、約450Hzの下がり始めから、約800Hzの立ち上がりまで、約350Hzの広範な帯域において、低動バネ化を実現できる。
【0053】
なお、図中に一点鎖線で示した特性曲線である本願1は、仕切壁10の外周部を外筒1へ従来同様に焼き付け等により強固に結合一体化するとともに、仕切壁10の薄肉部と端壁20の連成共振を採用した例を示す。これらの特性曲線を比較すると明らかなように、仕切壁10の外周部を外筒1と非結合にした場合の低動バネ化に対する貢献度は明瞭に大きい。しかし、結合した場合であっても、比較例1,2と比べれば、中高周波領域の広範囲において平均的に著しく低動バネ化できることは明らである。
【0054】
したがって、従来例と比べて著しく広帯域化し、低周波領域から1000Hz未満の中高波領域のほぼ全範囲で低動バネ化可能となる。なお、図中の斜線部XとYはストッパ15の作用により低動バネ化した部分を示し、仮にストッパ15を設けなければ、XY部分がない曲線となり、これが仕切壁10と端壁20の連成共振のみの状態を示すことになる。すなわち、このストッパ15は本来のストッパ機能の他に、中高周波デバイスとしての機能を兼備できることになり、内筒2の振動により主液室6の容積変化に伴い、主液室6内に生じた液体流動が凹部48等のストッパ15内に及ぶと、ストッパ15と仕切壁10及び端壁20の各間において異なる共振点を有する液柱共振が生じる。その結果、さらに低動バネ化することができ、450Hz近傍の小さな跳ね上がりP1を抑え、かつ1000Hz近傍の跳ね上がりP2直前に出現する約800Hz近傍における動バネのボトムをより一層下げることができる。
【0055】
なお、ストッパ15を主液室カバー16と一体に設けることにより、中高周波デバイスを内筒2側へ取付ける場合と比べて、取付工数及び部品点数を削減できる。しかも、内筒2側の中高周波デバイスはより大きな液体流動を伴うため、これを中高周波領域で作用するように設定すると、比較例1に示したように比較的狭い帯域で極大と極小が生じ、その動バネ変化も大きくなるが、ストッパ15のように外筒1側へ固定して用いれば、XYで示したように影響を少なくして補助的に作用させることができる。
【0056】
但し、上記低動バネ化の帯域幅及びその発生周波数は一例に過ぎず自在に調整できる。すなわち、仕切壁10の薄肉部と端壁20について、肉厚や剛性を調整することにより、各膜共振の共振点を自在に調整でき、その結果、相互の連成共振も自由に調整できることになる。
【0057】
また、外周リング21より内周側の内挿体22と外筒1との間にダンバーゴムバネ部28を介することにより重量物である内挿体22が弾性支持される状態になるので、一種のダイナミックダンパとして機能し、入力振動の抑制と一層の低動バネ化を期待できる。
【0058】
しかも、内挿体22の接合面25、26は外筒1に対して、非接着で連結される。このとき、接合面25、26の外周面を外方へ軸方向両端のシールリップ30よりも大きく突出しているから、仕切壁10の薄肉部に対する静バネ定数を変更できる。したがって、この部分の突出量を調整することにより動バネ定数の設定を自由に微調整可能になる。また、圧入時の外筒1に対する結合をより確実にできる。
【0059】
さらに、ダンバーゴムバネ部28のシールリップ30がダンバーゴムバネ部28の軸方向中間部において略山形断面をなして形成されているから、図10中に仮想線で示した従来のように段部29に臨む崖状に形成されていないので、外筒1への圧入時に切れにくくなり、圧入組立形式に好適なものとなる。従来は外筒内へ弾性部材を緩く挿入後、外筒を絞ることにより組立てていたので、前記従来例を本実施例のように圧入組立するとシールリップが切れやすくなる。また、本実施例のように圧入すると、絞り工程を省略できるので、組立が容易になる。
【0060】
さらにまた、図12に示すように、接合面25における端部31側の接続端面36を同35に対して傾斜角βなる傾斜面にしたので、内周側隅部32を押し当て用突部17の基部へ押しつけるようにして接続端面36を同35へ当接させると、接続端面36近傍のゴムのうち内側部分がより多く接続端面35の上へ圧縮して押しつけられる。
このため、接続端面35及び36間のシールが確実になり、接合面25の端部31と主液室カバー16を密に接合するとともに、この接合部でオリフィス通路8を接続しても、接合部からオリフィス通路8の液体が漏れ出さない。このため、オリフィス通路8の入口を他側まで主液室カバー16の外周を回すことができ、オリフィス通路8を十分に長くできる。
【0061】
そのうえ、内周面33を押し当て用突部17に対して傾斜角αなる傾斜面にしたので、内周側隅部32もより確実に接続端面35側へ密接させてシールさせることができる。
【0062】
しかも、図5に示すように、端面36にシールリップ37を設けることにより、接合部におけるシールをさらに密にしてオリフィス通路8の接続をより確実にしている。
【0063】
そのうえ、図9に示すように内筒2の周囲に樹脂製の厚肉被覆42を設けたので、全体を鍛造等により内筒2のみで形成する場合と比べて、工数及び重量を削減できる。かつ内筒2の側面を一部削って非円形の異径断面にすれば、樹脂製の厚肉被覆42を設けてもその回り止めを簡単に実現できる。そのうえ、厚肉被覆42の一部を利用して扁平部43を設けることができ、この扁平部43が広くストッパ弾性部41へ接するので応力集中を緩和でき、仕切壁10の耐久性を向上できる。
【0064】
そのうえさらに、図14に示すように、外筒1の軸方向一端部に抜け止め部53を形成し、他端部に非連続の爪51を設けたので、組立時に内挿体22を容易に位置決めできるとともに、不連続の爪51は容易に折り曲げてきるため、内挿体22を簡単なカシメ作業で容易に抜け止めして一体化できる。
【0065】
次に、第2実施例を図16及び図17に基づいて説明する。図16は図2の主液室部分を拡大した図2に相当する図であり、この例では、前実施例におけるストッパ15に代えて、内筒2側から主液室6内へ中高周波デバイス50を突出させた例である。但し、この中高周波デバイス50は高周波領域で機能するように設定してある。なお、仕切壁10の薄肉部及び端壁20の各膜共振による連成共振並びに仕切壁10の外周部を外筒1へ非結合した点は同じであり、また、符号は共通使用してある。
【0066】
このように構成すると、図17に一点鎖線の特性曲線である本願2で示した約1000Hz近傍の高周波領域における跳ね上がりに対して、実線で示す特性曲線である本願3のように、中高周波デバイス50によってさらに低動バネ化させることができる。このため、低周波領域から1000Hzを越える高周波領域まで、極めて広範囲において平均した低動バネ化を実現でき、走行中に生じ得るほぼ全周波数領域の振動に対して効果を発揮できる。
【0067】
なお、本願発明は上記実施例に限定されず、種々に変形可能であり、例えば適用対象はサスペンションマウント等にも適用できる。
【0068】
また、外筒1の成形方法、抜け止め構造、外筒1と内挿体22のシール構造、接合面25と主液室カバー16の接合構造、厚肉被覆42の構成等は必ずしも本願の仕切壁と端壁との連成共振をする形式の防振マウントに限定されるものでなく、一般的な円筒型液封防振装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の正面図
【図2】 図1の2−2線断面図
【図3】 図2の3−3線断面図
【図4】 内挿体の正面図
【図5】 図4のA矢示図
【図6】 図4の左側面図
【図7】 図4の右側面図
【図8】 図4の8−8線断面図
【図9】 図6の9−9線断面図
【図10】図8のC部拡大断面図
【図11】図4の11−11線断面図
【図12】図9のD部拡大断面図
【図13】外筒の製法説明図
【図14】組立説明図
【図15】動バネ特性を示すグラフ
【図16】第2実施例の要部拡大断面図
【図17】その動バネ特性を示すグラフ
【符号の説明】
1:外筒、2:内筒、3:弾性部材、6:主液室、7:副液室、8:オリフィス通路、10:仕切壁、13:副液室カバー、15:ストッパ、16:主液室カバー、20:端壁、21:外周リング、30:シールリップ、31:側端部、42:厚肉被覆

Claims (10)

  1. 内外に配置された外筒及び内筒と、これら内外筒間を弾性的に連結するゴム製の弾性部材とを備え、弾性部材の一部に形成した液室凹部と外筒との間に主液室と副液室を形成し、これら主液室と副液室に作動液を封入してオリフィス通路で連通した円筒型液封防振装置において、主液室と副液室を仕切る仕切壁を弾性部材の一部で形成し、この仕切壁を中高波領域で膜共振するよう設定するとともに、液室凹部を囲む壁部の一部として内筒の軸方向両端部に半径方向へ広がって弾性部材の一部に形成される一対の端壁を備え、
    副液室と内筒の間に内筒の軸方向に沿って貫通するすぐり穴を設け、
    各端壁は、内筒の軸方向から見て内筒を挟左右にすぐり穴が開口し、
    この端壁の周方向断面における肉厚を、すぐり穴近傍ほど厚く、左右のすぐり穴間の中間部へ向かって徐々に薄くなるよう連続的に肉厚変化させ、
    これら端壁を中高波領域で膜共振するよう設定し、さらに仕切壁と端壁の連成共振を中高波領域で発生するように設定したことを特徴とする円筒型液封防振装置。
  2. 仕切壁の外周部が外筒内面に対して非結合で密接されていることを特徴とする請求項1に記載した円筒型液封防振装置。
  3. 弾性部材の液室凹部を副液室カバーと主液室カバーで覆うとともに、主液室カバーと一体に主液室内へ突出するストッパを設け、このストッパの頂部に扁平部を設けて主液室の容積変動に伴う液体流動によって中周波領域で液柱共振する通路部を周囲に形成したことを特徴とする請求項1に記載した円筒型液封防振装置。
  4. 弾性部材の液室凹部を覆う液室カバーの外筒側表面にオリフィス通路を形成し、弾性部材の外筒側表面に形成されたオリフィス通路と接続するとともに、この接続部を径方向断面で見たとき、弾性部材端部の当接面が、液室カバー端部の当接面に対して内側ほどより大きく重なるように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載した円筒型液封防振装置。
  5. 端壁の外周部に保形用の金属製外周リングを埋設し、この外周リングと外筒内面の間に端壁の一部をなす弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項1に記載した円筒型液封防振装置。
  6. 上記弾性部材の外表面で幅方向中間部に略山形断面のシールリップを一体かつ全周に形成したことを特徴とする請求項5に記載した円筒型液封防振装置。
  7. 弾性部材の軸方向断面において外周部が、端壁の外周部端面に形成されているシールリップよりも外方へ突出していることを特徴とする請求項1に記載した円筒型液封防振装置。
  8. 内筒の外周部を非円形断面とし、その周囲へ別部材による厚肉被覆を設け、その一部で主液室へ臨む部分を扁平状に形成したことを特徴とする請求項1に記載した円筒型液封防振装置。
  9. 内筒側から主液室内へ突出して高周波領域で液柱共振するように調整された略傘状をなす中高周波デバイスを設けたことを特徴とする請求項1に記載した円筒型液封防振装置。
  10. 外筒の一端部を心方向へ折り曲げて抜け止め部を設け、他端側に不連続の爪状突起部を設けておき、この爪状突起側から内筒、弾性部材及び液室カバーが一体化された内挿体を挿入し、爪状突起を折り曲げて一体化したことを特徴とする請求項1に記載した円筒型液封防振装置。
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