JP3748174B2 - 自動車のフロントリッド受け構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のフロントリッド受け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1に示す様に自動車のフロントリッド1は、上辺が2個のヒンジ2で可回動に車体3に取り付けられ、下辺の中央部に設けられたストライカー4を車体3に設けられているメインラッチ5とセカンダリーラッチ6で係止し、フロントリッド1を閉じた状態に保持するようになっている。このメインラッチ5はストライカー4を強固に係止し、運転席7から遠隔的に係止が解除され、セカンダリーラッチ6はメインラッチ5の係止が解除された後に手で解除され、フロントリッド1が開かれるようになっている。そして、フロントリッド1を閉じた時の衝撃を防止するために、フロントリッド1の下辺の両端部にダンパーラバー8が設けられ、中央部にダンパーラバー9が設けられている。
【0003】
そして、従来のものは中央部のダンパーラバー9がメインラッチ5及びセカンダリーラッチ6とは別体に車体3に設けられているので、ダンパーラバー9の取り付け部品が必要であり、部品点数が多くコストアップとなっていた。また、部品のバラツキによりダンパーラバー9の取り付け位置がずれたり、使用によりダンパーラバー9が摩耗すると、フロントリッド1を閉じたときの大きな衝撃が車体に直接伝わり、車体に悪影響を与え、また大きな騒音が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した様な従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、部品点数を低減して生産コストを下げ、部品にバラツキがあったり、長期間使用しても、フロントリッドを閉じたときの衝撃及び騒音を低減できる自動車のフロントリッド受け構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、車体(3)に上辺をヒンジ(2)により回動可能に取り付けられているフロントリッド(1)の下辺にストライカー(4)を取付け、車体(3)側に取付けられたメインラッチ(5)およびセカンダリーラッチ(6)でそのフロントリッド(1)を係止している自動車のフロントリッジ受け構造において、前記セカンダリラッチ(6)は車体に設けた軸受け(10)と、その軸受け(10)で軸支したラッチ本体(11)と、そのラッチ本体(11)を係止方向へ回動付勢するバネ(12)とで構成され、そして前記ラッチ本体(11)はストライカー(4)に係合する係止爪(13)と、解除レバー(14)とで形成され、その解除レバー(14)には突起(15)が設けられ、その突起(15)にはフロントリッド(1)の閉止時にストライカー(4)に当接するダンパーラバー(9)が取り付けられている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図1に示す様に自動車のフロントリッド1は、上辺が2個のヒンジ2で可回動に車体3に取り付けられ、下辺の中央部に設けられたストライカー4を車体3に設けられているメインラッチ5で係止し、フロントリッド1を閉じた状態に保持するようになっている。このメインラッチ5はストライカー4´を強固に係止し、運転席7から遠隔的に係止が解除され、セカンダリーラッチ6はメインラッチ5の係止が解除された後に手で解除され、フロントリッド1が開かれるようになっている。そして、フロントリッド1を閉じた時の衝撃を防止するために、フロントリッド1の下辺の両端部にダンパーラバー8が設けられ、中央部にダンパーラバー9が設けられている。
【0007】
図2、3に示す様に、本発明では中央部のダンパーラバー9はセカンダリーラッチ6に設けられている。このセカンダリーラッチ6は、車体3に設けられた軸受け10と、軸受け10に軸支されたラッチ本体11と、ラッチ本体11を係止方向へ回動付勢するバネ12で構成されている。ラッチ本体11はL字状で、一方に係止爪13が設けられ、他方に解除レバー14が設けられている。そして、解除レバー14に設けた突起15にダンパーラバー9が設けられている。 このようにダンパーラバー9がセカンダリーラッチ6に設けられているので、ダンパーラバー9の別個の取り付け具を不要とし、部品点数が低減して生産コストを下げることができる。また、ダンパーラバー9がセカンダリーラッチ6に設けられているので、ダンパーラバー9が多少摩耗してもストライカー4は必ずダンパーラバー9に当たり、衝撃を低減することができる。
【0008】
次に動作を説明する。開いているフロントリッド1を閉じるには、フロントリッド1を少し強めに閉じると、ストライカー4がセカンダリーラッチ6のラッチ本体11の係止爪13の面に当たり、ラッチ本体11をバネ12に抗して回動して係止爪13を乗り越える。このとき、ストライカー4はセカンダリーラッチ6に設けられているダンパーラバー9に当接し、フロントリッド1を閉じた時の衝撃を低減することができる。
【0009】
フロントリッド1を開くには、運転席7から操作してメインラッチ5の係止を解くと、フロントリッド1はセカンダリーラッチ6の係止爪13に係止される位置まで開く。そして、車体3とフロントリッド1の隙間から手を入れ、セカンダリーラッチ6の解除レバー14をバネ12に抗して回動し、係止爪13によるストライカー4の係止を解けばフロントリッド1を開くことができる。
なお、図示の実施の形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨ではない旨を付記する。
【0010】
【発明の効果】
以上のように本発明の自動車のフロントリッド受け構造は、上辺をヒンジで車体に可回動に取り付けたフロントリッドの下辺にストライカーを取り付け、該ストライカーを係止するセカンダリーラッチにダンパーラバーを取り付けたので、部品点数が低減して生産コストが下がり、ラッチとダンパーラバーの位置がずれることがなく、ダンパーラバーが多少摩耗しても、衝撃を低減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の前面部分の斜視図である。
【図2】本発明の自動車のフロントリッド受け構造を説明する斜視図である。
【図3】フロントリッドを閉じた状態の断面図である。
【符号の説明】
1・・・フロントリッド
2・・・ヒンジ
3・・・車体
4・・・ストライカー
5・・・メインラッチ
6・・・セカンダリーラッチ
7・・・運転席
8、9・・・ダンパーラバー
10・・・軸受け
11・・・ラッチ本体
12・・・バネ
13・・・係止爪
14・・・解除レバー
15・・・突起

Claims (1)

  1. 車体(3)に上辺をヒンジ(2)により回動可能に取り付けられているフロントリッド(1)の下辺にストライカー(4)を取付け、車体(3)側に取付けられたメインラッチ(5)およびセカンダリーラッチ(6)でそのフロントリッド(1)を係止している自動車のフロントリッジ受け構造において、前記セカンダリラッチ(6)は車体に設けた軸受け(10)と、その軸受け(10)で軸支したラッチ本体(11)と、そのラッチ本体(11)を係止方向へ回動付勢するバネ(12)とで構成され、そして前記ラッチ本体(11)はストライカー(4)に係合する係止爪(13)と、解除レバー(14)とで形成され、その解除レバー(14)には突起(15)が設けられ、その突起(15)にはフロントリッド(1)の閉止時にストライカー(4)に当接するダンパーラバー(9)が取り付けられていることを特徴とする自動車のフロントリッド受け構造。
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