JP3378479B2 - 旋回作業機のトラックフレーム - Google Patents

旋回作業機のトラックフレーム

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JP3378479B2 JP25567197A JP25567197A JP3378479B2 JP 3378479 B2 JP3378479 B2 JP 3378479B2 JP 25567197 A JP25567197 A JP 25567197A JP 25567197 A JP25567197 A JP 25567197A JP 3378479 B2 JP3378479 B2 JP 3378479B2
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    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0808Improving mounting or assembling, e.g. frame elements, disposition of all the components on the superstructures
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    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
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  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバックホー
等の旋回作業機に採用されるトラックフレームに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、バックホー等の旋回作業機で
は、無限軌道帯であるクローラを左右に回動自在に有す
るクローラ走行装置が採用されており、このクローラ走
行装置は装置本体としてトラックフレームを備えてい
る。かかる旋回作業機のトラックフレームは、一般に、
エンジンやボンネット等が搭載された旋回フレームを回
転自在に支持する旋回ベアリングを中央部に有するセン
タフレームと、このセンタフレームの左右両端に連結さ
れた前後方向に延びる左右一対のサイドフレームと、を
備えており、このサイドフレームは、その前後端にクロ
ーラが巻き付けられるアイドラと駆動輪とを有してい
る。
【0003】そして、従来では、旋回体の荷重を十分に
支えうるように、上記トラックフレームのセンタフレー
ムとして、サイドフレームに対する連結脚部を左右両端
部に前後一対づつ(合計四本)備え、平面視において全
体がほぼH型に形成されたフレームを採用している(例
えば、特開平8−72615号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
トラックフレームのように、前後左右で合計四本の連結
脚部を有する平面視ほぼH型のセンタフレームを採用し
た場合、センタフレームの左右両側の形状が複雑である
ためその溶接や塗装等の製造作業に手間がかかるという
欠点がある。また、平面視ほぼH型のセンタフレームで
は、前後の連結脚部間に大きく開いた孔部が形成される
ことになるので、センタフレームの左右両側でクローラ
により舞い上げられた泥土がこの孔部を通ってセンタフ
レームの上面側に飛散し、その泥土がセンタフレームに
取り付けられている旋回ベアリングに付着して同ベアリ
ングを損傷させる原因となることがある。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、センタ
フレームの左右両側をシンプルでかつ泥土の巻き上げを
防止できる形状にすることにより、その溶接や塗装等の
製造作業を容易にしかつ旋回ベアリングの損傷を防止す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
は、旋回フレーム(15)を回転自在に支持する旋回ベ
アリング(14)を中央部に有するセンタフレーム
(8)と、このセンタフレーム(8)の左右両端に連結
された前後方向に延びる左右一対のサイドフレーム
(7)とを備え、前記センタフレーム(8)は、前記旋
回ベアリング(14)の前後を左右方向に通過して前記
両サイドフレーム(7)間を行き渡るように架設された
前後一対の縦壁(33)(34)及びこの縦壁(33)
(34)間を行き渡るように架設された左右一対の連結
壁(39)と、前記前後一対の縦壁(33)(34)及
び左右一対の連結壁(39)の上方から覆うようにそれ
らの上縁に固定されかつ前記旋回ベアリング(14)が
中央に固定される中央板部(45)と、この中央板部
(45)の左右両側に一体に設けられていて、中央板部
(45)から左右方向外方に向かうに従って下方に移行
する傾斜状とされかつ左右方向外方に向かうに従って前
後に広くなる台形状に形成されている側板部(46)と
を有する上部連結板(35)と、前記前後一対の縦壁
(33)(34)及び左右一対の連結壁(39)を下方
から覆うようにそれらの下縁にそれぞれ固定されかつ左
右両端が前記各サイドフレーム(7)に固定された下部
連結板(36)とを有し、前記サイドフレーム(7)
は、上面が左右方向中央から左右両側に向かうに従って
下方に移行する傾斜状とされた山型に屈曲され、かつこ
の山型の頂部に前記側板部(46)の前後に広くなった
左右方向外端が固定されていることを特徴とする。
【0007】上記の本発明によれば、上部連結板と下部
連結板が前後一対の縦壁間を上方及び下方からそれぞれ
覆うように固定されているので、前後の縦壁間に孔部が
形成されないシンプルな形状になっている。このため、
孔部内の狭いところでの溶接や塗装作業を行う必要がな
くなり、その製造作業が容易になるとともに、センタフ
レームの左右両側がすべて上部連結板と下部連結板で覆
われ、上部連結板は中央板部と、左右方向に向かうに従
って下方に移行する傾斜状とされており、その外端が山
型に形成されたサイドフレームの上面の頂部に固定され
ている側板部とを備えているので、センタフレームの左
右両側でクローラにより舞い上げられた泥土がセンタフ
レームの上面側に至るのが未然に防止され、さらに泥土
がサイドフレームの上面に至った場合においてもひじょ
うに排土性が良い。
【0008】た、本発明において、前後縦壁の左右両
端部が各サイドフレームに向かうに従ってそれぞれ前後
へ移行するように傾斜して形成され、上下部連結板の左
右両端部が前記前後縦壁の傾斜に対応して各サイドフレ
ームに向かうに従ってそれぞれ前後に幅広くなるように
傾斜して形成されていることが好ましい。この場合、セ
ンタフレームの左右両側がその左右方向外側に向かうに
従って前後に広がった形状になるので、センタフレーム
の左右両側における捩じれ強度が向上するとともに、セ
ンタフレームの各サイドフレームに対する取付位置も前
後に広くなり、各サイドフレームの剛性も向上すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図5は本発明を採用した旋回作業
機として例示する小旋回バックホー1を示しており、こ
のバックホー1は走行装置2と旋回体3と掘削装置4と
から主構成されている。なお、以下、バックホー1の走
行方向(図5の左右方向)を前後方向といい、この前後
方向に直交する横方向(図5の紙面貫通方向)を左右方
向という。
【0010】図5に示すように、走行装置2は、ゴム製
又は鉄製のクローラ5が巻き付けられたクローラ走行体
6を左右一対備え、これらの走行体6を走行モータMで
駆動するようにしたクローラ式走行装置が採用されてい
る。すなわち、この走行装置2は、左右一対のサイドフ
レーム7を中央のセンタフレーム8によって互いに連結
してなるトラックフレーム9と、各サイドフレーム7の
後端部に設けた駆動輪10、各サイドフレーム7の前端
部に設けたアイドラ(遊転輪)11と、各サイドフレー
ム7の下部に設けた小転輪12と、駆動輪10からアイ
ドラ11に至る範囲に巻き付けられた前記クローラ5
と、を備えている。
【0011】なお、この走行装置2の前部にはドーザ1
3が設けられており、この走行装置2の各サイドフレー
ム7内には、クローラ5のテンション調整装置(図示せ
ず)が設けられている。旋回体3は、走行装置2のセン
タフレーム8の上部に設けた旋回ベアリング14に上下
方向の旋回軸心回りに回動自在に支持された旋回フレー
ム15と、この旋回フレーム15に搭載された各種機器
を覆うボンネット16と、このボンネット16上に設け
た座席17やその前の操縦部18を覆うキャビン19と
を備えている。
【0012】旋回フレーム15は、上面に各種機器の取
付ブラケットを有するベースプレートの外周をFRP製
のカバー部材で覆うことで構成され、この旋回フレーム
15の後部は、前記ベースプレートに固定されかつ当該
旋回フレーム15の前部の掘削装置4等との重量バラン
スを図るカウンタウェイト20によって構成されてい
る。旋回フレーム15は、そのベースプレートに固定し
た旋回モータ(図示せず)によって旋回軸心X回りに回
動されるようになっている。図5に示すバックホー1は
いわゆる後方小旋回タイプのもので、旋回体3の後側面
が走行装置2の車幅からはみ出ないように円弧状に形成
されている。すなわち、旋回体3が旋回したとき、この
旋回体3の後面が描く旋回軌跡が左右クローラ走行体6
の左右幅内に収まるようになっている。
【0013】旋回フレーム15の前端部には、掘削装置
4を支持する上下一対の支持部材21が突出されてい
る。この支持部材21には支軸を介してスイングブラケ
ット22が上下軸回りに左右揺動自在に枢着され、この
スイングブラケット22は旋回フレーム15の内部に設
けた図外のスイングシリンダで揺動される。掘削装置4
は、基部がスイングブラケット22に左右軸回りに揺動
自在に枢着されたブーム23と、このブーム23の先端
側に左右軸回りに揺動自在に枢着されたアーム24と、
このアーム24の先端側にスクイ・ダンプ自在に取付け
られたバケット25とを備えてなる。
【0014】ブーム23は、スイングブラケット22と
ブーム23の中途部との間に設けたブームシリンダ26
によって揺動され、アーム24は、ブーム23の中途部
とアーム24の基部との間に設けたアームシリンダ27
によって揺動され、バケット25は、アーム24の基部
とバケット25の取付リンクとの間に設けたバケットシ
リンダ28によってスクイ・ダンプされる。図1〜図4
に示すように、前記トラックフレーム9は、旋回フレー
ム15を回転自在に支持する旋回ベアリング14を中央
部に有するセンタフレーム8と、このセンタフレーム8
の左右両端に連結された前後方向に延びる左右一対のサ
イドフレーム7と、を備えている。
【0015】このうち、サイドフレーム7は、泥土が堆
積しないよう上面が山形に屈曲された断面ほぼ五角形の
中空筒体よりなる。このサイドフレーム7の前端部に形
成した前端溝30には前記アイドラ11を遊転自在に支
持するヨーク31が収納されており、同サイドフレーム
7の後端部に突設したモータケース32には、スプロケ
ットよりなる駆動輪10が直結された前記走行モータM
が収納されている。また、サイドフレーム7の下端縁に
は、小転輪12が一定間隔おきに遊転自在に設けられて
いる。
【0016】他方、センタフレーム8は、旋回ベアリン
グ14の前後を左右方向に通過して両サイドフレーム間
を行き渡るように架設された前後一対の縦壁33,34
と、この前後一対の縦壁33,34間を上方から覆うよ
うに同各縦壁33,34の上縁にそれぞれ固定された上
部連結板35と、前後一対の縦壁33,34間を下方か
ら覆うように同各縦壁33,34の下縁にそれぞれ固定
された下部連結板36と、を備えている。図1及び図2
に示すように、前後の縦壁33,34は、その幅方向が
上下方向を向きかつ長手方向が左右方向を向くように配
置された左右方向に長い鋼製板材よりなり、その左右両
端は各サイドフレーム7の上面及び内側側面に溶着され
ている。また、この前後の縦壁33,34は、左右方向
に平行な中央壁部37と、この中央壁部37の左右両側
から傾斜状に屈曲形成された両側壁部38とを備えてい
る。
【0017】このうち、前縦壁33の両側壁部38は前
方に向かって傾斜し、後縦壁34の両側壁部38はその
反対に後方に向かって傾斜している。しかして、前後縦
壁33,34の左右両端部は各サイドフレーム7に向か
うに従ってそれぞれ前後へ移行するように傾斜して形成
されている。また、前後縦壁33,34の両側壁部38
は、左右方向外側(各サイドフレーム7側)に向かうに
従って下方に傾斜した形状となるよう、その上下端縁が
斜めにカットされている。図2及び図3に示すように、
前後の縦壁33,34の各中央壁部37のうち、前縦壁
33の中央壁部37は旋回ベアリング14の前縁部の直
下を通過するように配置され、後縦壁34の中央壁部3
7は旋回ベアリング14の後縁部の直下を通過するよう
に配置されている。
【0018】一方、前後縦壁33,34の各中央壁部3
7は、前後方向に真っ直ぐに延びかつ縦向きに配置され
た左右一対の連結壁部39によって互いに連結されてい
る。図2及び図4に示すように、この左右一対の連結壁
部39も、旋回ベアリング14の左右縁部の直下を通過
するように配置されている。また、連結壁部39の前端
は前縦壁33の中央壁部37の内面に溶着され、その後
端は後縦壁34の中央壁部37の内面に溶着されてい
る。従って、本実施形態では、旋回ベアリング14は、
前後縦壁33,34の各中央壁部37と左右一対の連結
壁部39とで形成される平面視ほぼ正方形状のフレーム
構造に内接するように配置されており、これにより、旋
回ベアリング14にかかる旋回体3の荷重を直接に前後
縦壁33,34及び連結壁部39によって受け持つよう
にし、当該センタフレーム8の中央部の強度を向上する
ようにしている。
【0019】図2及び図3に示すように、前縦壁33の
中央壁部37の前面両端部には、ドーザ13を枢着する
ためのドーザブラケット40が突設され、同中央壁部3
7の前面中央部には、そのドーザ13を駆動する油圧シ
リンダ41を枢着するためのシリンダブラケット42が
突設されている。また、図4に示すように、後縦壁34
の中央壁部37には、走行モータMに対する油圧配管4
3の挿通孔44が形成されている。上部連結板35は、
平面視ほぼ正方形状に形成された中央板部45と、この
中央板部45の左右両側に一体に設けられた平面視ほぼ
台形状の両側板部46と、を備え、中央板部45の上面
側には前記旋回ベアリング14がボルト締結されてい
る。
【0020】上部連結板35の両側板部46は、前後縦
壁33,34の両側壁部38の傾斜形状に対応して、中
央板部45に対して下方に傾斜するように屈曲形成され
ているとともに、左右方向外側(各サイドフレーム7
側)に向かうに従ってその前後縁部が前後に広くなる台
形状に形成されている。また、上部連結板35は、その
中央板部45の下面側を前後縦壁33,34の中央壁部
37の上縁に溶着し、その両側板部46の下面側を前後
縦壁33,34の両側壁部38の上縁に溶着し、かつ、
両側板部46の左右縁部を各サイドフレーム7の頂部に
溶着することにより、前後縦壁33,34間を上方から
覆うようにして同縦壁33,34と各サイドフレーム7
に固定されている。
【0021】他方、下部連結板36も、平面視ほぼ正方
形状に形成された中央板部47と、この中央板部47の
左右両側に一体に設けられた平面視ほぼ台形状の両側板
部48と、を備えている。この中央板部47には点検孔
49が形成され、この点検孔49は底蓋50によって下
方から閉塞されている。また、図4に示すように、この
下部連結板36の中央板部47には、チャンネル材51
を介してスイベルジョイント52が固定されている。こ
の下部連結板36の両側板部48も、前後縦壁33,3
4の両側壁部38の傾斜形状に対応して、中央板部47
に対して下方に傾斜するように屈曲形成されているとと
もに、左右方向外側(各サイドフレーム7側)に向かう
に従ってその前後縁部が前後に広くなる台形状に形成さ
れている。
【0022】また、下部連結板36は、その中央板部4
7の上面側を前後縦壁33,34の中央壁部37の下縁
に溶着し、その両側板部48の上面側を前後縦壁33,
34の両側壁部38の下縁に溶着し、かつ、両側板部4
8の左右縁部を各サイドフレーム7の内側面下部に溶着
することにより、前後縦壁33,34間を下方から覆う
ようにして同縦壁33,34及び各サイドフレーム7に
固定されている。上記構成に係るトラックフレーム9に
よれば、上部連結板35と下部連結板36の特に両側板
部46,48が前後一対の縦壁33,34間を上方及び
下方からそれぞれ覆っているので、平面視H型のセンタ
フレームの場合に形成されるような、旋回ベアリング1
4の左右両側でかつ前後の縦壁33,34間に大きな孔
部が形成されなることがないので、センタフレーム8の
左右両側でクローラ5により舞い上げられた泥土がセン
タフレーム8の上面側に至るのが防止され、旋回ベアリ
ング14に対する泥土の噛み込みが可及的に防止され
る。
【0023】また、このトラックフレーム9の場合、上
部連結板35と下部連結板36を前後縦壁33,34に
溶着するに当たり、平面視H型のセンタフレームの場合
のような孔部内での溶接が不要となるので溶接作業が容
易になるとともに、上部連結板35と下部連結板36は
孔部のないシンプルな形状であるから、その塗装作業も
容易に行うことができる。更に、このトラックフレーム
9の場合、センタフレーム8の左右両側がその左右方向
外側に向かうに従って前後に広がった形状になっている
ので、センタフレーム8の左右両側における捩じれ強度
が向上し、しかも、センタフレーム8の各サイドフレー
ム7に対する取付位置も前後に広くなって各サイドフレ
ーム7の剛性も向上できる利点がある。
【0024】なお、本実施形態では後方小旋回のバック
ホー1に本発明を採用した場合を例示したが、本発明
は、それより大型の標準型のバックホーや、掘削装置4
の最上昇時に同装置4が旋回体3の旋回軌跡からはみ出
ない超小旋回のバックホーにも採用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
センタフレームの左右両側をすべて上部連結板と下部連
結板で覆われたシンプルでかつ泥土の巻き上げを防止で
きる形状に形成したので、センタフレームの溶接や塗装
等の製造作業が容易になるとともに、旋回ベアリングの
損傷を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回作業機のトラックフレームの組立斜視図で
ある。
【図2】同トラックフレームの平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】小旋回バックホーの全体構造を示す左側面図で
ある。
【符号の説明】
1 小旋回バックホー(旋回作業機) 2 走行装置 3 旋回体 7 サイドフレーム 8 センタフレーム 9 トラックフレーム 14 旋回ベアリング 15 旋回フレーム 33 前側の縦壁 34 後側の縦壁 35 上部連結板 36 下部連結板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回フレーム(15)を回転自在に支持
    する旋回ベアリング(14)を中央部に有するセンタフ
    レーム(8)と、このセンタフレーム(8)の左右両端
    に連結された前後方向に延びる左右一対のサイドフレー
    ム(7)とを備え、 記センタフレーム(8)は、前記旋回ベアリング(1
    4)の前後を左右方向に通過して前記両サイドフレーム
    (7)間を行き渡るように架設された前後一対の縦壁
    (33)(34)及びこの縦壁(33)(34)間を行
    き渡るように架設された左右一対の連結壁(39)と、 前記前後一対の縦壁(33)(34)及び左右一対の連
    結壁(39)の上方から覆うようにそれらの上縁に固定
    されかつ前記旋回ベアリング(14)が中央に固定され
    る中央板部(45)と、この中央板部(45)の左右両
    側に一体に設けられていて、中央板部(45)から左右
    方向外方に向かうに従って下方に移行する傾斜状とされ
    かつ左右方向外方に向かうに従って前後に広くなる台形
    状に形成されている側板部(46)とを有する上部連結
    板(35)と、 前記前後一対の縦壁(33)(34)及び左右一対の連
    結壁(39)を下方から覆うようにそれらの下縁にそれ
    ぞれ固定されかつ左右両端が前記各サイドフレーム
    (7)に固定された下部連結板(36)とを有し、 前記サイドフレーム(7)は、上面が左右方向中央から
    左右両側に向かうに従って下方に移行する傾斜状とされ
    た山型に屈曲され、かつこの山型の頂部に前記側板部
    (46)の前後に広くなった左右方向外端が固定され
    いることを特徴とする旋回作業機のトラックフレーム。
  2. 【請求項2】 前後縦壁(33)(34)の左右両端部
    が各サイドフレーム(7)に向かうに従ってそれぞれ前
    後へ移行するように傾斜して形成され、上下部連結板
    (35)(36)の左右両端部が前記前後縦壁(33)
    (34)の傾斜に対応して各サイドフレーム(7)に向
    かうに従ってそれぞれ前後に幅広くなるように傾斜して
    形成されている請求項1に記載の旋回作業機のトラック
    フレーム。
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