JP3358935B2 - 液晶表示素子およびその製造方法 - Google Patents
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Description
情報端末やパーソナルコンピューター等に好適に用いる
ことができる液晶表示素子およびその製造方法に関し、
特に、少なくとも一方がプラスチック基板からなる液晶
表示素子およびその製造方法に関する。
在、液晶層を挟む基板としてガラス基板を用いた製品が
殆どである。ガラス基板を用いる理由は、価格的に安価
であること、製造中に用いる酸素等の気体や水分等の液
体に対する信頼性が非常に安定していることが挙げられ
る。また、TFT(Thin Film Transi
stor)、MIM(Metal Insulator
Metal)等のアクティブ素子を基板上に形成する
場合にも十分な耐熱性も備えており、また、基板表面の
平滑性に優れ基板の大型化にも対応できるからである。
しかし、ガラス基板はそれ自体が重くて割れ易く、基板
を薄く加工した場合には平滑性に乏しくなるという問題
点を有している。
また、液晶表示素子の薄型化が容易に行えるプラスチッ
ク基板やフィルム基板が注目を集めている。これらの基
板は、現在、電卓等の小型の液晶表示素子に採用されて
いるだけであるが、ガラス基板に比べて基板表面の加工
が非常に容易であることが大きな特徴である。
部材を一体化して薄型化やコストダウンを図る技術が提
案されている。例えば、特開平5−264982号公報
には、エンボス加工法により基板面を凹凸にし、その凸
部をスペーサーとして利用する技術が開示されている。
また、特開昭56−95217号公報には、基板の液晶
層側表面をエッチングにより凹凸にして、同様にスペー
サーとする技術が開示されている。これらの技術は、ス
ペーサーと基板とを一体型で形成できるという利点を有
している。
いて、一方の基板と一体化されたストライプ状の突起ス
ペーサが配置され、この突起スペーサは対向する基板に
接着剤を介して接着されている耐衝撃構造が提案されて
いる。また、これと類似技術で特開平7−28071号
公報において、我々は強誘電性液晶表示モードの耐衝撃
対策として一方の基板上にレジストなどの光感応性樹脂
から成るストライプ状の壁構造を提案している。
報において、高分子の壁で微細領域に絵素を囲むように
区切った構造を提案している。
には、偏光板と反射板とを一体化した基板が開示されて
いる。また、特開平3−289622号公報には、基板
の表面に凹凸を形成し、その表面に金属膜を形成する技
術が開示されている。これらの技術は反射板と基板とを
一体型で形成できるという利点を有している。反射板を
形成する方法としては、表面を凹凸に荒してその上に金
属膜を形成する方法が一般的に用いられ、その荒し方と
してはエッチング法、エンボス法、または熱だれ法等の
多彩な方法が用いられる。
はノリなどを使用して、所定の基板に後付けする方法が
一般的に用いられている。また、スペーサーは散布する
方法が一般的に用いられていたが、最近では、プラスチ
ック基板と一体型で形成できる技術が提案されている。
た特開平5−264982号公報及び特開平7−280
71号公報における突起物、およびストライプ状の壁構
造は液晶セルをストライプ状の空間に区切る構造である
ため、外部からの押圧に対して、液晶の移動がこのスト
ライプ状空間の長手方向に起こるため、結果として、基
板が薄い場合やプラスチックフィルムのような場合にお
いて、特に表示不良を起こしやすい。また、この押圧に
よる液晶の流れを完全に遮断するために特開平7−30
1015号公報に絵素を囲むような構造が提案されてい
る。しかし、本構造物は壁構造を形成する材料が液晶と
光重合性樹脂との相分離によって形成されるため、絵素
以外の部分、つまり非絵素部に高分子壁を配置させるた
めには液晶と光重合性樹脂の比率を、絵素部の面積:非
絵素部の面積として混合したものを用いる必要がある。
例えば、帯状透明電極で構成される絵素部が80%、非
絵素部が20%である場合、液晶量を80%、光重合性
樹脂量を20%の割合で混合する必要がある。しかしな
がら、液晶中に光重合性樹脂をこの割合で混合した場
合、液晶と光重合性樹脂が液晶注入前または注入中にお
いて分離を起こす場合がある。これは液晶材料の分子構
造と光重合性樹脂の分子構造の違いから起こるもので、
液晶セル内で均一な相分離を発生させるには重要な課題
となっていた。
比べて原価コストが数倍高く、現在のところ、ガラス基
板の代替材料として用いることは非常に困難である。ま
た、代替するには基板コストを下げることが必要である
一方、液晶表示素子全体のコストを下げ、あるいは液晶
表示素子を作製するプロセスを短縮することが必要であ
る。
決すべくなされたものであり、外部からの押圧に対し
て、液晶の移動が少なく、耐衝撃性に優れた液晶表示装
置、およびそれを簡易で確実に形成する液晶表示装置の
製造方法を提供することを目的とする。また、他の目的
は、薄型および軽量で割れにくいプラスチック基板を用
いて、多機能を有し、しかも低コストで作製できる液晶
表示装置およびその製造方法を提供することである。
は、一対の基板間に少なくとも液晶を含む表示媒体が狭
持された液晶表示素子において、該一対の基板のうちの
少なくとも一方がプラスチック基板であり、該プラスチ
ック基板自体の表示媒体側表面が第1の凹凸を有して形
成され、更に光重合成樹脂からなる高分子壁が設けられ
た構成となっており、そのことにより上記目的は達成さ
れる。
の凹凸はスペーサ機能を有する構成とすることができ
る。
の凹凸は対向するもう一方の基板と接着剤を介して接着
されている構成とすることができる。
の凹凸は、それぞれが非絵素部にストライプ状に配置さ
れ、そのストライプ状の第1の凹凸に対して交差する方
向の非絵素部に前記光重合性樹脂からなる高分子壁が複
数配置されている構成とすることができる。
の基板において、前記第1の凹凸が設けられた基板に対
し前記表示媒体を挟んで対向する対向基板がガラスから
なる構成とすることができる。
の凹凸及び前記高分子壁が配置される部分以外の基板上
領域には液晶が配置され、該液晶は90°以上270°
以下のツイスト配向している構成とすることができる。
が軸対称配向している構成とすることができる。
の基板間に少なくとも液晶を含む表示媒体が狭持され、
少なくとも一方の基板がプラスチック基板であり、該プ
ラスチック基板自体の表示媒体側表面が第1の凹凸を有
して形成され、更に光重合性樹脂からなる高分子壁が設
けられている液晶表示素子の製造方法であって、一方の
基板に基板とつながった複数の第1の凹凸を形成する工
程と、前記一対の基板を、該一方の基板とつながった複
数の第1の凹凸を内側にして対向させる工程と、該一対
の基板の間隙に液晶と光重合性樹脂と光重合性開始剤と
を少なくとも含む表示材料を注入する工程と、該表示材
料に対し、光を照射して液晶と光重合成樹脂とを相分離
させる工程とを含み、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
ク基板の表示媒体側と反対側表面に第2の凹凸が設けら
れ、該第1の凹凸および第2の凹凸が一部の構造部とし
て機能する構成とされ、そのことにより上記目的が達成
される。
の凹凸および第2の凹凸は、光学的に機能する構造部ま
たは機械的に機能する構造部となっている構成とするこ
とができる。
の凹凸は、その凸部が前記一対の基板間隙を制御するス
ペーサーとして機能し、前記第2の凹凸上に金属膜が形
成され、該第2の凹凸と該金属膜とが反射板として機能
する構成とすることができる。
の凹凸は、高さが異なる複数の段の集合が規則的に帯状
に繰り返され、高さが異なる複数の段が表示媒体をマル
チギャップ化する構造部として機能し、前記第2の凹凸
上に金属膜が形成され、該第2の凹凸と該金属膜とが反
射板として機能する構成とすることができる。
の凹凸の複数の段のうち、最も高い段がスペーサーとし
て機能する構成とすることができる。
の凹凸は、絵素部に対応する位置が他の部分より高くさ
れ、絵素部に対応する部分が波長400nm以下の光を
遮光する遮光部として機能し、前記第2の凹凸上に金属
膜が形成され、該第2の凹凸と該金属膜とが反射板とし
て機能する構成とすることができる。
の凹凸および第2の凹凸を有するプラスチック基板は、
内部に偏光子を備える構成とすることができる。
媒体は、高分子壁と液晶領域との複合膜からなり、該液
晶領域が該高分子壁に囲まれている構成とすることがで
きる。
子壁は、位相差を有している構成とすることができる。
の基板間に少なくとも液晶を含む表示媒体が狭持され、
該一対の基板の内の少なくとも一方がプラスチック基板
である液晶表示素子の製造方法であって、片面に第1の
凹凸を有し、もう片面に第2の凹凸を有する該プラスチ
ック基板を形成する工程と、該一対の基板を対向させ
て、両基板間に表示媒体を形成する工程とを含み、その
ことにより上記目的が達成される。
て、前記プラスチック基板の第1の凹凸および第2の凹
凸を、エンボス加工により形成するようにしてもよい。
て、前記プラスチック基板の第1の凹凸および第2の凹
凸を同時に形成するようにしてもよい。
て、前記表示媒体の形成は、前記一対の基板間に少なく
とも液晶と光硬化性樹脂と光重合開始剤とを含む混合物
を注入する工程と、該一対の基板外から該混合物に部分
的に光を照射して液晶と光硬化性樹脂とを相分離させる
工程とを含むようにしてもよい。
て、前記混合物に部分的に照射される光の遮光手段に、
前記遮光部として機能するものを用いるようにしてもよ
い。
て、前記第2の凹凸を素子周端部に設け、大判から基板
を分断する際の分断ラインとして用いるようにしてもよ
い。
て、前記第2の凹凸を表示媒体側まで貫通させて、表示
媒体の注入口を形成するようにしてもよい。
第1の凹凸が非絵素部に配置され、この第1の凹凸がス
ペーサとなることで絵素部にスペーサを散在しなくな
る。また基板とつながった第1の凹凸はその製造法上、
基板からはがれることはない。また、その製造は従来の
ようなホトリソグラフィ技術を用いる必要はない。ま
た、基板とつながった複数の第1の凹凸と、液晶と光重
合性樹脂との相分離によって形成される高分子壁とによ
って微細領域に絵素を囲むように区切った構造を形成す
ることができる。また、液晶中に含まれる光重合性樹脂
および光重合開始剤の量を少なくすることができる。ま
た、デューティー駆動を行う単純マトリクスにおいてス
トライプ状ITO電極をホトマスクとして光の強弱をつ
けて露光する場合、片側からの露光を行うだけでよい。
構成する基板のうちの少なくとも一方にプラスチック基
板を用い、そのプラスチック基板の表示媒体側表面に第
1の凹凸を設け、表示媒体側と反対側表面に第2の凹凸
を設けており、第1の凹凸および第2の凹凸が液晶表示
素子の一部の構造部として機能する構成とされている。
これらの第1の凹凸および第2の凹凸には、光学的な機
能性または機械的な機能性を与えることができる。
射防止膜、または所定の波長域の光を遮蔽するホトマス
クとしての機能や、カラーフィルターの色再現性(階調
表示)等の機能である。機械的な機能性とは、例えば、
スペーサー、タッチキー用スペーサー、マルチギャッ
プ、配向制御、または大判の基板素材から複数基板の多
面取りの際の分断ライン、または液晶注入口等としての
機能である。
チギャップ、カラーフィルターの色再現性(階調表
示)、配向制御、またはホトマスク等としての機能を与
えることができ、第2の凹凸には反射板用の凹凸、反射
防止膜、タッチキー用スペーサー、分断ライン、または
注入口等としての機能を与えることができる。また、反
射板用の凹凸を形成し、その上に金属膜を配置した場
合、その金属膜により外部からの水分、酸素など液晶の
劣化に影響を与える物質の侵入を防ぐことができる。こ
のような第1の凹凸および第2の凹凸は、エンボス加工
により、また両面同時に形成することができる。また、
このとき、第1の凹凸および第2の凹凸を有するプラス
チック基板の内部に偏光子を一体形成することもでき
る。
硬化性樹脂と光重合開始剤とを含む混合物を注入し、基
板外から遮光層を介して光を照射して液晶と光硬化性樹
脂とを相分離させると、液晶領域が遮光層と対応する位
置に、高分子壁に囲まれた状態で表示媒体が得られる。
この高分子壁と凹凸とにより、絵素の周囲を囲むような
耐衝撃性に優れたスペーサーが得られる。第1の凹凸と
して絵素部に対応する位置が他の部分より高いものを形
成すると、その高い部分を遮光層として用いることがで
きる。また、偏光子側から光を照射すると高分子壁が、
位相差を有するように形成される。
て、図面を参照しながら説明する。尚、説明の簡単のた
め、以下の図において同一の機能を有する部分には同一
の番号を付している。
すプラスチック基板19を用いる。このプラスチック基
板19は第1の凹凸2と第2の凹凸4とを有し、表示媒
体側に第1の凹凸2を、表示媒体側と反対側に第2の凹
凸4を位置させて液晶表示素子として組み立てられ、第
1の凹凸2および第2の凹凸4は各々に光学的な機能性
や機械的な機能性を与えられている。
の両面に凹凸を形成する方法としては、エンボス法等を
用いることができる。
した2つの型(以下、ガラス板という)の間に、変形可
能な加工物を挟み込み、外部から光や熱等のエネルギー
を与えて型通りに加工する方法である。この方法によれ
ば、第1の凹凸2および第2の凹凸4を同時に形成して
機能性を与えることができる。
の型を有するガラス板6、6に光硬化性樹脂18または
熱硬化性樹脂18、例えば架橋アクリル樹脂を挟み込ん
で所定の厚みに圧縮する。また、凹凸に紫外光吸収効果
を持たせてホトマスクとして利用する場合には、例えば
アントラキノン等の紫外光吸収物質を樹脂18に混合す
る。このときの樹脂18の厚みは0.1mm以上1mm
以下であるのが好ましく、さらに好ましくは0.3mm
以上0.6mm以下である。
性樹脂を用いた場合には光17を、熱硬化性樹脂を用い
た場合には熱17を加えて、樹脂18を変形・固定し、
所定の形状に表面を加工して第1の凹凸2および第2の
凹凸4を有する基板19を形成する。また、この基板1
9を偏光板一体型にする場合には、偏光子を挟み込むよ
うに偏光子の両側に硬化性樹脂を封入することにより作
製することができる。このときの基板のサイズは、通常
のガラス基板サイズ、例えば360mm×460mmサ
イズも可能であり、基板19の厚みが0.5mm以下で
あれば、ロールツーロール法も利用できる。
ペーサーとして利用する場合には、高さはセルギャップ
により任意に決定され、例えばSSFLCモードでは
1.2μm〜2μm、STNモードでは5μm〜6μm
であり、特に限定されない。凹凸の形状は、目的とする
機能により異なる。例えば、図2に示すように、電極の
非形成部にスペーサーの機能を持たせた台状の突起物2
を形成する場合には、その突起物2の幅は電極の非形成
部の幅にほぼ相当し、例えば10μm〜20μmであ
る。また、帯状、柱状、貝柱状、点状等、種々の形状を
選択して形成することもできる。
部分に紫外光吸収効果を持たせてホトマスクとして用い
る場合には、基板の厚みは0.1mm以上1mm以下で
あるのが好ましく、さらに好ましくは0.3mm以上
0.6mm以下である。基板の薄い部分は厚い部分に比
べて10%〜70%であるのが好ましく、さらに好まし
くは30%〜60%である。この時、絵素部がそれ以外
の部分よりも高い凹凸2を形成してホトマスクとする
と、後述する高分子壁を絵素の周囲を囲むように形成す
ることができる。
合、スペーサー機能を有する段と、それよりも低い1段
以上の段とを繰り返し形成してマルチギャップとするこ
ともできる。このマルチギャップは、階調表示のために
用いたり、またはカラーフィルターの各色に対応させて
用いることにより、カラーフィルターの厚みを変えるこ
となく色再現性に優れたカラー表示を行うことができ
る。
は2つの方式があり、1つは基板にそれ自体配向制御が
可能な凹凸を形成し、配向膜とする方式である。もう一
方は、基板表面に凹凸を設けておくと、その凹凸を受け
て配向膜にも凹凸が形成され、このとき、主として液晶
材料と高分子樹脂との混合物を表示媒体として基板間に
注入すると共に光照射または熱付与を行うことにより上
記凹凸の凸部を対称軸とした、配向方向が2方向以上の
液晶領域を形成する方式である。
は、平均的な高さが0.1μm〜0.6μm、好ましく
は0.3〜0.5μmあればよい。また、ピッチは平均
5μm〜25μmであればよい。エンボス加工で形成す
る場合、凹凸の大きさは元の型で決まるが、ガラス板の
型は、例えばフッ酸等の溶液でガラス板の表面を変形さ
せて用いればよい。また、第2の凹凸4の表面には、図
2に示すように、蒸着法やスパッタリング法によりアル
ミニウム、銀、クロム等の高い反射率を有する金属膜5
を形成し、必要に応じてブラックマスク(図示せず)等
を形成する。金属膜5の形成は、表示媒体が後述する液
晶材料のみである場合には基板を貼り合わせる前に行っ
てもよいが、液晶と高分子との複合膜である場合には高
分子壁を形成後に形成する。
なアンチグレア機能を持たせたり、図4に示すようなタ
ッチキー用スペーサーとして用い得る形状とすることが
できる。さらに、図5に示すような大判の基板素材から
複数基板の多面取り時の分断ラインや、図6に示すよう
な液晶等をセル内に入れるための注入口の形成に利用す
ることができる。尚、これらの図3〜6では、第1の凹
凸2および対向基板1は省略して記載している。
の第1の凹凸2側には、必要に応じて透明電極、電気絶
縁膜、または配向膜等をこの順に形成する。また、他方
の基板1にも、必要に応じて透明電極、電気絶縁膜、ま
たは配向膜等をこの順に形成する。
てスペーサーを介して貼り合わされる。このとき、第1
の凹凸2がスペーサー機能を有する場合には、スペーサ
ー機能を有する段は他方の基板1に密着した状態になっ
ているのが好ましい。この際、スペーサ機能を有する段
の上部に接着剤を塗布して、他方の基板に貼り合わせた
方が良い。また、第1の凹凸2がスペーサー機能を有し
ていない場合には、粒状または棒状のスペーサーを別途
散布する必要がある。
の基板間隙には、表示媒体を形成する。表示媒体として
は、液晶単体、または液晶と高分子との複合膜とを形成
する。
晶、コレステリック液晶、強誘電性液晶、ゲスト−ホス
ト液晶等を基板間隙に注入する。
重合開始剤とを少なくとも含む均一な混合物を注入す
る。液晶としては、上述のものを用いることができる。
光硬化性樹脂としては、一般的な単官能基や多官能基を
有するアクリル系モノマーやオリゴマー等を幅広く用い
ることができるが、液晶と混合させるため、液晶分子の
骨格に似た棒状の分子構造を有するものが好ましい。ま
た、液晶性の高分子材料を用いてもよい。さらに、光硬
化性樹脂により高分子壁を形成してスペーサーとして用
いるため、ある程度の耐圧性が要求され、信頼性におい
ても高温保存等が要求されるので、ガラス転移点Tgが
高い材料が好ましい。光重合開始剤としては、紫外光領
域に吸収波長を有しラジカルを発生させるものであれば
よい。
剤とを少なくとも含む均一混合物を注入してもよい。液
晶としては上述のものを用いることができる。熱硬化性
樹脂としては、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂または
ポリイミド系樹脂など、たとえば脂肪族系エポキシ樹脂
としてのデナコールEX−314(ナガセ化成工業社
製)を用いることができ、熱重合開始材としては硬化促
進剤、エポミックQ−610(三井石油化製)などを用
いることができる。
方法で基板間隙に注入することができる。
む混合物を注入する場合、注入後に混合物に光を照射す
る。例えば、高圧水銀ランプ下、5mW/cm2〜10
mW/cm2、好ましくは6mW/cm2〜8mW/cm
2の照度で2分〜6分、好ましくは3分〜5分紫外光を
照射する。このとき、選択的な光強度強弱を付けつつ混
合物26に照射を行うが、図7に示すように基板1の外
側に配置したホトマスク22を介する場合、また、図8
に示すように基板1に設けられたITO等の透明電極2
5や、図9に示す紫外光吸収層(遮光層)24を介する
場合等が挙げられる。特に、ITO電極25をホトマス
クとする場合には、低温スパッタリング法で形成すると
紫外光透過率が低下するので、好ましい。尚、図7およ
び図8においては、基板19に形成された凹凸2および
4を省略して示している。
光を照射する場合には、第1の凹凸2の厚い部分、つま
り前記紫外光吸収層24に紫外光を吸収または遮光させ
てホトマスクとして用いることができる。このとき、ホ
トマスク22や第1の凹凸2の厚い部分である紫外光吸
収層24を絵素に対応する位置に形成すると、絵素領域
に液晶3を形成し、それを囲むように高分子壁7を形成
することができる(図10参照)。また、透明導電膜か
らなる絵素電極をホトマスクとして用いても、絵素領域
を囲むように高分子壁7を形成することができる。
表示媒体が等方性液晶状態を示す温度まで加温しておく
のが好ましい。また、光照射後は、基板および表示媒体
は室温またはそれ以下の温度まで徐冷するのが好まし
い。その後、必要に応じて、樹脂を硬化させるためにさ
らに紫外光を照射する。このようにして液晶と樹脂とを
相分離させることにより、図10に示すような高分子壁
7に囲まれた液晶領域3が形成される。
いる基板側から照射すると、偏光子の光吸収軸方向に紫
外光が偏光されるので、その偏光方向に沿って重合され
る樹脂の分子の軸が揃う。このため、高分子壁7の位相
差を一軸性にすることができる。
む混合物を注入する場合には、熱を加えて液晶と硬化性
樹脂との相分離を行う。熱重合相分離の方法としては、
たとえばレーザーによる線照射や点照射によりパターン
化することができる。
上に形成した第1の凹凸2とを組み合わせて、これらに
スペーサー機能を与えることにより、セルギャップが変
化しない、より強固なセルを作製することができる。ま
た、基板上の凹凸2と高分子壁7とにより、1つの絵素
の周囲を囲む構造とすることができ、絵素領域にスペー
サーを無くしてコントラストを高くすることができる。
さらに、一軸性の位相差を有する高分子壁7を形成する
ことにより、光の利用効率を向上させることができる。
ては、ツイステッドネマティック型、スーパーツイステ
ッドネマティック型、ECB(Electricall
y Controlled Birefringenc
e)型等を利用することができる。また、強誘電性液晶
を用いた液晶表示素子(SSFLC)を利用できる。ま
た、駆動法についても、デューティ駆動、アクティブ駆
動のいずれを用いてもよい。
形成する一方の基板がプラスチックであればよい。他方
の基板は、プラスチック基板以外にガラス基板、金属基
板等であってもよく、また、アクティブ素子等が形成さ
れた基板を用いてもよい。凹凸が形成されたプラスチッ
ク基板は、反射機能を有しない場合には液晶表示素子の
光入射側の基板として用いてもよい。
1の凹凸の凸部がスペーサ機能を有する場合、凸部の最
高点面上に接着剤を塗布して、対向基板と貼り合わせた
ときに対向基板を物理的または化学的に密着していても
よい。
説明する。尚、本発明は以下の実施形態によって限定さ
れるものではない。
晶表示素子を示す断面図である。
膜、および配向膜(図示せず)が形成された基板1、1
9がシールにより貼り合わせられ、間に表示媒体である
液晶3が狭持されている。一方の基板19はプラスチッ
クからなり、表示媒体3側表面に第1の凹凸2が形成さ
れてスペーサーとなっている。また、表示媒体3と反対
側表面には第2の凹凸4が形成され、その上に金属膜5
が形成されて反射板13となっている。上記第2の凹凸
4は、反射板13の一部として機能し、光反射の際の光
干渉を抑制するものである。
うにして行った。
および第2の凹凸2を有するプラスチック基板19を形
成する。予め、図1に示すように型形成された一対のガ
ラス板6、6の間に、アクリル系光硬化性樹脂を狭持し
て、樹脂18の厚みが例えば0.4mmになるように両
ガラス板6、6を加圧する。その状態でガラス板の外側
から紫外光17を照射して樹脂を硬化させる。これによ
り、図11に示すように、一方の面には光学的な機能性
を有する反射板用の第2の凹凸4が、例えば平均高さ
0.5μm、平均ピッチ5μmで形成される。また、他
方の面には機械的な機能性を有するスペーサー用の第1
の凹凸2が、例えば高さ5μm、幅15μmの帯状にな
った台状の壁(凸部)として間隔200μmで形成され
る。
ミニウム、銀等の金属膜5を蒸着法等の公知の方法で形
成する。この実施形態ではアルミニウムを2000オン
グストロームの厚みで形成して反射板13とした。
部)と、他方の基板1の表面とに、ITO膜やNESA
膜等からなる透明電極を公知の方法で形成する。この実
施形態ではITO電極(図示せず)を公知の方法で形成
した。さらに、この電極が形成された表面にSiO2等
からなる電気絶縁膜(図示せず)とポリイミド等からな
る配向膜(図示せず)とをこの順に形成し、配向膜をナ
イロン布等でラビング処理する。
面が対向するように貼り合わせ、基板間隙に液晶3を注
入する。この実施形態では、ゲストホスト液晶を公知の
方法で注入して、図2に示すような反射型液晶表示素子
を作製した。
子は、反射板13が基板19と一体型で形成されている
ので、かなり薄型にすることができた。また、基板間に
帯状になった台状の壁2が形成されており、この壁2が
スペーサーとして機能するので、薄型のプラスチック基
板でありながら外部から押さえてもブヨブヨせず、外圧
に対するセル厚の変化を少なくすることができる。散布
するよりも制御性よくスペーサーを配置できるので、そ
のスペーサーを絵素以外の部分に位置させて、スペーサ
ーによる光の散乱の発生を抑制でき、表示状態(コント
ラスト)の向上を図れる。さらに、台状の壁2を絵素部
以外に形成することができるので、絵素部にスペーサー
が存在せず、コントラストを向上させることができた。
これらの多機能をエンボス加工により一度に加工するこ
とができるので、プロセスの大幅な簡略化を図ることが
できた。
に示すような、一方の基板19内部に偏光子11が設け
られた偏光子一体型の液晶表示素子を作製した。
2、第2の凹凸4を有し、偏光子11が一体化されたプ
ラスチック基板19を形成する。予め、図1に示すよう
に型形成された一対のガラス板6、6の間に、ヨウ素系
材料からなる偏光子11を挟み込むようにアクリル系光
硬化性樹脂を狭持して、樹脂18の厚みが0.5mmに
なるように両ガラス板6、6を加圧する。その状態でガ
ラス板の外側から紫外光17を照射して樹脂を硬化させ
る。これにより一方の面には光学的な機能性を有する反
射板用の第2の凹凸4が形成される。また、他方の面に
は機械的な機能性を有するスペーサー用の第1の凹凸2
が帯状になった台状の壁として形成されて、偏光子一体
型の基板19が得られる。
示すような反射型液晶表示素子を作製した。
子は、基板19内に偏光子11が組み込まれて反射板お
よび偏光板一体型となっているので、さらに装置の薄型
化を図ることができた。また、偏光板の形成もエンボス
加工により同時に行われるので、さらにプロセスの簡略
化を図ることができた。偏光板を2枚必要とする表示モ
ード、例えばTNやSTNモードに用いる場合、図13
に示すように他方の基板1側に偏光板12を形成するこ
とができ、または他方の基板1もプラスチック基板とし
て偏光子11を組み込んでもよく、利用できる範囲は広
い。
に示すような、液晶領域3が高分子壁7に囲まれた表示
媒体を有する液晶表示素子を作製した。尚、この図10
においては、対向側基板1を省略して示している。
法により第1の凹凸2および第2の凹凸4を有し、偏光
子11が一体化されたプラスチック基板19を形成す
る。予め、図1に示すように型形成された一対のガラス
板6、6の間に、偏光子11を挟み込むように紫外光硬
化性樹脂を狭持して、樹脂18の厚みが例えば0.4m
mになるように両ガラス板6、6を加圧する。その状態
でガラス板の外側から紫外光17を照射して樹脂を硬化
させる。これにより、図10に示すように、一方の面に
は光学的な機能性を有する反射板用の第2の凹凸4が、
例えば平均高さ0.5μm、平均ピッチ5μmで形成さ
れる。また、他方の面には機械的な機能性を有するスペ
ーサー用の第1の凹凸2が、例えば高さ5μm、幅15
μmの帯状になった台状の壁(凸部)として間隔200
μmで形成されて、偏光子一体型の基板19が得られ
る。
(図示せず)、電気絶縁膜(図示せず)、配向膜(図示
せず)をこの順に形成し、ラビング処理を行って、両基
板を電極面が対向するように貼り合わせる。
と光重合開始剤とを少なくとも含む均一混合物を公知の
方法で注入する。この実施形態では、液晶としてSTN
用液晶を用い、光硬化性樹脂としてアクリル系樹脂を用
い、光重合開始剤としてはIrgacure651(チ
バガイギー社製)を用いた。
弱を有する紫外光を照射することにより、液晶と光硬化
性樹脂とを相分離して、図10に示すような光硬化性樹
脂からなる高分子壁7を形成する。光強度の強弱を選択
的に形成する方法としては、例えば図7に示すようにホ
トマスク22を介して紫外光を照射する方法や、図8に
示すように紫外線を吸収しやすいITO電極25をホト
マスクとする方法を用いることができる。
ミニウム5を蒸着法により2000オングストロームの
厚みで形成して反射板13とした。
に偏光板12を貼り付けて、図10に示すような反射型
ネマチック液晶表示素子を作製した。
子は、図10に示すように、台状の壁2および高分子壁
7によって液晶領域3を細かく区切るような構造になっ
ており、外部から押さえてもブヨブヨせず、実施形態1
よりも耐衝撃性に優れた強固なセルにすることができ
た。また、反射板13と偏光子11とが基板19と一体
型で形成されているので、偏光板を使用する表示モード
においても薄型にすることができた。さらに、台状の壁
2および高分子壁7を絵素部以外に形成することができ
るので、絵素部にスペーサーが存在せず、コントラスト
が向上する。この液晶表示素子の上に入出力用タッチキ
ーを設置することにより、薄型ペン入力型液晶表示装置
を作製することもできる。
域3が高分子壁7に囲まれた表示媒体において、位相差
を有する高分子壁を形成した。
に、液晶と光硬化性樹脂と光重合開始剤とを少なくとも
含む均一混合物を公知の方法で注入する。この混合物に
対して、偏光板が形成されている基板側から紫外光を照
射して表示媒体を形成する。その後、実施形態3と同様
にして偏光板および反射板一体型液晶表示素子を作製し
た。
光吸収軸方向に紫外光が偏光されるので、その偏光方向
に沿って重合される樹脂の分子軸が揃い、光硬化性樹脂
から形成される高分子壁7が一軸性の位相差を有してい
た。偏光板を介さないで光照射した場合には、形成され
る高分子壁7は光学的に等方性であるので光の利用効率
が低い。しかし、一軸性に揃った高分子壁7を形成した
場合には、偏光板の軸角度を制御し、位相差板を利用す
ることにより、高分子部での光の利用効率を上げること
ができるので、液晶パネルの明るさを向上させることが
できた。
に示すように、第1の凹凸2として、高さが異なる複数
の段の集合を有する液晶表示素子を作製した。
および第2の凹凸2を有するプラスチック基板19を形
成する。予め型形成された一対のガラス基板の間に、紫
外光硬化性樹脂を狭持し、ガラス基板の外側から紫外光
を照射して樹脂を硬化させる。これにより、図15に示
すように、一方の面には光学的な機能性を有する反射板
用の第2の凹凸4が、例えば平均高さ0.5μm、平均
ピッチ5μmで形成される。また、他方の面には機械的
な機能性を有するスペーサー用およびマルチギャップ用
の第1の凹凸2が、例えば高さ5μmで幅15μmの
段、高さ2μmで幅50μmの段、高さ1.5μmで幅
50μmの段、高さ1.0μmで幅50μmの段、高さ
0.5μmで幅50μmの段の集合が繰り返して形成さ
れる。
4の上に反射膜5を形成し、さらに透明電極(図示せ
ず)、電気絶縁膜(図示せず)、配向膜(図示せず)を
この順に形成して、両基板を電極面が対向するように貼
り合わせる。このとき、第1の凹凸2の内で最も高い5
μmの段は他方の基板1に密着させて貼り合わせてスペ
ーサーとする。これにより5μmの段の壁が形成され、
その間に高さ2μm、1.5μm、1.0μm、0.5
μm、0μmのマルチギャップが形成される。
注入する。この実施形態では、ネマティック液晶を用い
た。
板および位相差板を貼り付けて、図14に示すような反
射型液晶表示素子を作製した。
子は、ギャップの異なるマルチギャップ液晶層3が形成
されているので、電界印加により階調表示を行うことが
できる。反射板13が基板19と一体型で形成されてい
るので、かなり薄型にすることができた。また、最も高
い段である台状の壁が形成され、この壁がスペーサーと
して機能するので、薄型のプラスチック基板でありなが
ら外部から押さえてもブヨブヨせず、外圧に対するセル
厚の変化を少なくすることができた。この台状の壁は絵
素部以外に形成することができるので、絵素部にスペー
サーが存在せず、コントラストを向上させることができ
た。さらに、これらの多機能をエンボス加工により一度
に加工することができるので、プロセスの大幅な簡略化
を図ることができた。
示モードの場合、予め型形成された一対のガラス基板の
間に、偏光子11を挟み込むように紫外光硬化性樹脂を
狭持して、樹脂の厚みが例えば0.5mmになるように
両ガラス基板を加圧する。その状態でガラス基板の外側
から紫外光を照射して樹脂を硬化させることにより、図
16に示すような偏光子一体型の基板19が得られる。
エンボス加工により偏光板も同時に形成することができ
るので、素子の薄型化と共に、プロセスの簡略化も図る
ことができる。
用いることにより、カラーフィルターの厚みを変化させ
ることなくセルギャップをマルチギャップ化できるの
で、カラー化が容易になる。
に示すような、液晶領域3が高分子壁7に囲まれた表示
媒体を有し、第1の凹凸2として、高さが異なる複数の
段の集合を有する液晶表示素子を作製した。尚、この図
17においては、対向側基板1を省略して示している。
に、液晶と光硬化性樹脂と光重合開始剤とを少なくとも
含む均一混合物を公知の方法で注入する。この実施形態
では、液晶3としてSTN用液晶を用い、光硬化性樹脂
としてアクリル系樹脂を用い、光重合開始剤としてはI
rgacure651(チバガイギー社製)を用いた。
弱を有する紫外光を照射することにより、液晶と光硬化
性樹脂とを相分離して、図17に示すような光硬化性樹
脂からなる高分子壁7を形成する。光強度の強弱を選択
的に形成する方法としては、例えば図7に示すようにホ
トマスク22を介して紫外光を照射する方法や、図8に
示すように紫外線を吸収しやすいITO電極25をホト
マスクとする方法を用いることができる。
に示すような反射型液晶表示素子を作製した。
子は、図17に示すように、最も高い段である台状の壁
および高分子壁7によって液晶領域3を細かく区切るよ
うな構造になっており、外部から押さえてもセルギャッ
プが変化しない。よって、表示乱れが生じず、ペン入力
が可能であり、従来、階調表示が困難であったSSFL
C等の表示モードにおいても、容易に階調表示が可能と
なる。また、カラーフィルターと組み合わせて用いるこ
とにより、カラーフィルターの厚みを変化させることな
くセルギャップをマルチギャップ化できるので、カラー
化が容易になる。
に示すような、第1の凹凸2として絵素部が高い凹凸を
形成し、これを遮光膜として液晶領域3が高分子壁7に
囲まれた表示媒体を有する液晶表示素子を作製した。
および第2の凹凸4を有するプラスチック基板19を形
成する。予め型形成された一対のガラス基板の間に、光
硬化性樹脂を狭持し、ガラス基板の外側から紫外光を照
射して樹脂を硬化させる。これにより、一方の面には光
学的な機能性を有する反射板用の第2の凹凸4が、例え
ば平均高さ0.5μm、平均ピッチ5μmで形成され
る。また、他方の面には光学的な機能性を有する遮光膜
用の第1の凹凸2が、例えば高さ2μm、幅200μm
の帯状の段として間隔20μmで形成されている。ここ
で使用する光硬化性樹脂としては、紫外線を吸収するよ
うな材料、例えばアントラキノン等を含む材料を用い
る。
透明電極(図示せず)を形成し、必要に応じて電気絶縁
膜(図示せず)、配向膜(図示せず)をこの順に形成し
て、スペーサーを介して両基板の電極面が対向するよう
に貼り合わせる。
脂と光重合開始剤とを少なくとも含む均一混合物を公知
の方法で注入する。
プラスチック基板19側から紫外光を照射して、液晶と
光硬化性樹脂とを相分離させる。第1の凹凸2の帯状の
段部は、それ以外の部分より凹凸が高く、紫外光が吸収
されやすいので、段部以外のところに光硬化性樹脂が集
まって、図19に示すような高分子の壁7が形成され
る。
て偏光板および位相差板を貼り付けて、図18に示すよ
うな反射型ネマチック液晶表示素子を作製した。
子は、図19に示すように、高分子壁7がスペーサーの
機能を有するので、外部押圧に対してセルギャップの変
化が少ない素子とすることができる。高分子壁7の形成
領域は、第1の凹凸の位置により容易に制御でき、絵素
部以外に形成してコントラストを向上させることができ
た。また、反射板用の第2の凹凸4と選択的紫外線吸収
用の第1の凹凸2とを基板に一体化させることができ
る。第1の凹凸2は、絵素部が他の部分よりも高くなる
ように形成して、図20に示すような高分子壁を形成す
ることもできる。この場合には、図19に比べてさらに
セルギャップの変化が少なく、耐衝撃性にも強い液晶表
示素子とすることができる。
示モードの場合、予め型形成された一対のガラス基板の
間に、偏光子11を挟み込むように紫外光硬化性樹脂を
狭持して、樹脂の厚みが例えば0.5mmになるように
両ガラス基板を加圧する。その状態でガラス基板の外側
から紫外光を照射して樹脂を硬化させることにより、図
21に示すような偏光子一体型の基板19が得られる。
エンボス加工により偏光板も同時に形成することができ
るので、素子の薄型化と共に、プロセスの簡略化も図る
ことができる。
素子の断面図を図22に示す。また、この液晶表示素子
を構成する一方の基板側の斜視図を図23に示す。この
液晶表示素子は、基板33とつながった第1の凹凸2と
高分子壁7が透明電極によって形成されるとともに絵素
部を囲むように配置され、絵素部には液晶材料3が配置
されている。高分子からなる前記基33に対し、ガラス
及び高分子からなる基板1に対向されている。基板33
側をさらに詳しく説明すると、基板1の面側に基板33
上の第1の凹凸2がつながって複数形成されていてスト
ライプ状に配置されている。また、この第1の凹凸2の
間隙には液晶を駆動するための透明電極32が配置され
ている。また、第1の凹凸2は対向する基板1に接着剤
31を介して接着されている。また、図示していないが
電極32上には配向膜、電気絶縁膜が形成されていても
よい。また、上記第1の凹凸2と直交する方向には光重
合性樹脂から形成された高分子壁7が配置され、高分子
壁7の基板1側の間隙には液晶駆動用の前記透明電極3
2が配置され、また第1の凹凸2および高分子壁7の形
成されている以外の部分には液晶材料3が配置されてい
る。
体的に説明する。
片面に凹凸を形成した。または別の方法として射出成型
で行ってもよい。
つのガラス板6、6の間にアクリル系光硬化性樹脂を図
示のように挟持し、両ガラス板6、6を樹脂の厚みが、
例えば0.4mmの厚さになるように加圧し、ガラス板
に対して紫外光17を照射して樹脂を硬化させ、第1の
凹凸として機械的な機能性を有するスペーサである、例
えば高さ5μm、幅25μmの台状の第1の凹凸(突起
物)2を200μm間隔で形成した。これによりプラス
チック基板33が得られる。
第1の凹凸との間と、さらにもう一方の図22に示すア
クリル系プラスチックからなる基板1に、公知の方法に
より透明電極をインジュウム・スズの酸化物(ITO
膜)、NESA膜などで形成する。ここではITO(イ
ンジウムとスズの酸化物)電極を、例えばホトリソグラ
フィなどの公知の方法で形成する。
などの電気絶縁膜とポリイミドからなる配向膜(ともに
図示せず)とをこの順で形成し、配向膜面をナイロン布
などでラビング処理する。
せながら貼り合わせる。このとき、凹凸部の最高点上に
接着剤を塗布して対向基板と貼り合わせたときに対向基
板の配向膜と化学的及び物理的に接着されていてもよ
い。
示媒体用材料を真空注入法で注入する。ここでは材料と
しては、STN液晶、たとえばs−811(カイラル
材)を含んだZLI−4427(メルク社製)を4.5
gと、光重合性樹脂として例えばアダマンチルアクリレ
ートおよびステアリルアクリレートを0.495gと、
光重合開始剤としてIRGACURE651を0.00
5gとを均一混合したものを用いた。
する紫外光を照射する。ここでは、例えば図8のように
紫外線を吸収しやすいITO電極をホトマスクとする方
法によって行い、基板とつながった第1の凹凸のある基
板33とは反対側の基板1側から紫外光を7mW/cm
2の照度で約3分間照射する。このとき、表示用材料は
等方性液体状態をしめしていることが望ましい。この
後、室温まで徐冷することで、基板とつながったストラ
イプ状の第1の凹凸2とは直交する方向に高分子壁7を
形成することができた。また、高分子の架橋度をさらに
向上させるために再度紫外光を照射することが望まし
く、また液晶の配向を安定化させるために液晶が等方性
液体状態を示す温度まで加熱し、その後徐冷を行ったほ
うがよい。
2のように、これらの第1の凹凸2および高分子壁7に
よって液晶を細かく区切るような構造になっており、外
部からの押圧に対してもブヨブヨしない液晶セルで、偏
光板及び位相差板、反射板などを貼り付けて反射型また
は透過型液晶表示素子を作製することができる。また、
入力用タッチキーを液晶表示素子上に配置することで、
ペン入力素子としても使用することができる。
施形態8におけるアクリル系プラスチックからなる基板
1をガラスに代えて同様に液晶セルを作製した。ここで
は、そのガラス基板1上に形成する透明電極は120℃
程度の低温スパッタで行ってもよいし、高温でスパッタ
したITO電極上にZnO膜を積層してもよい。また、
ITO電極をホトマスクとしない場合には、例えば光の
強弱をつけるために基板の外側にホトマスクを別途配置
する場合は、通常どおり高温でスパッタしてITO電極
を形成してもよい。
ス基板1側はガスバリア層を形成する必要がない。
おいてSTN液晶を用いたが、TN液晶を用いてもよ
く、またSSFなどの強誘電性液晶表示モード、ゲスト
−ホストモードなども適用可能である。
ス加工法によって基板の片面に第1の凹凸2を形成し
た。または、別の方法として射出成型で行ってもよい。
つのガラス板6、6間にアクリル系光硬化性樹脂を挟持
し、両ガラス板6を樹脂の厚みが、例えば0.4mmの
厚さになるように加圧し、ガラス板に対して紫外光17
を照射して樹脂を硬化させ、第1の凹凸として機械的な
機能性を有するスペーサである、例えば高さ5μm、幅
15μmの台状の第1の凹凸(突起物)2を200μm
間隔で形成した。これによりプラスチック基板33が得
られる。
第1の凹凸2の間に、公知の方法で透明電極をインジュ
ウム・スズの酸化物(ITO膜)、NESA膜などで形
成する。ここでは、ITO(インジウムとスズの酸化
物)電極を例えばホトリソグラフィなどの公知の方法で
形成する。また、他方の基板上には透光性電極と基板外
部の駆動回路とを電気的に接続するTFTとを設ける。
を内側にして対向させ貼り合わせる。このとき、凹凸部
の最高点上に接着剤を塗布して対向基板と貼り合わせた
ときに対向基板の配向膜と化学的及び物理的に接着され
ていてもよい。
を毛管注入する。その混合物は、R−684を0.20
gと、pフェニルスチレンを0.20gと、下記化合物
Aを0.10gと、さらに液晶材料ZLI−4792
(メルク社製:△n=0.094)を4.5gと、光開
始剤Irugacure651を0.025gとを均一
混合させたものである。
温度を降下させて液晶領域が絵素に対して1つになるよ
うにした。
印加し、軸対称配向状態とした。この状態から温度を低
下させ室温まで下げた。この状態で配向状態を固定する
ために高圧水銀ランプ下3mW/cm2(365nm)
のところで30分紫外光を照射した。その後、さらに2
0分間連続で紫外光を照射し樹脂を硬化させた。
2のようにこれらの第1の凹凸2および高分子壁7によ
って液晶を細かく区切るような構造になっており、液晶
領域の液晶の配向は軸対称配向している。また、生成し
た液晶セルを偏光顕微鏡で観察しながら応力を加えても
セル厚の変動が起こらず、配向乱れが生じなかった。
は、以下の各項目で説明する形態を採用できる。
もよい。
は、酸素および空気などの気体や水分などの液体を遮断
するためにガスバリア層を設ける必要がある。しかし反
射板が一体化されている基板やガラス基板の場合には、
その基板にガスバリア層を作製する必要がなくなる。
においても基板内に偏光機能を有していてもよい。
ク、ガラスまたは金属でもよく、またTFTMIMなど
のアクティブ素子が設けられていてもよい。
うに連続したストライプ状構造が理想的であるが、部分
的に任意の距離で区切られていてもよく、また階段状で
あってもよい。また柱状などブロックのように非絵素部
に配置されてもよい。
てマルチギャップ用の段やホトマスク用の段を形成して
いてもよい。
凹凸が例えばストライプ状であるとき、この第1の凹凸
に透明電極が接するように必ずしも形成されている必要
はない。また、このように第1の凹凸と透明電極とが接
していない場合、液晶と光重合性樹脂との相分離が行わ
れるとき、この第1の凹凸と透明電極の間隙にも高分子
壁が形成されることになる。この場合、第1の凹凸の最
高点ともう一方の基板1との接着をさらに助けることが
できる。
1の凹凸の凸部がスペーサ機能を有する場合、凸部の最
高点面上に接着剤を塗布して、対向基板と貼り合わせた
ときに対向基板を物理的または化学的に密着していても
よい。
によれば、スペーサとなる基板とつながった第1の凹凸
と光重合性樹脂からなる高分子壁とが非絵素部に配置さ
れるため、絵素部にはスペーサが存在しなくなるため、
スペーサによるコントラスト低下が防げ、光学特性が向
上する。また第1の凹凸が基板と一体成型されているこ
とで外部からどのような衝撃があってもこのスペーサ材
が移動することはなくなり、スペーサの移動による液晶
のディスクリネーションの発生を防ぐことができ、液晶
パネルの信頼性が向上する。またこの第1の凹凸は基板
作製時に形成されることで、従来のようにレジストなど
を用いた手法で同様のストライプ状の壁を形成する場
合、基板表面、具体的には配向膜表面に残膜が発生した
り、配向膜表面を浸食したりする可能性があったが、こ
のような製造法上の課題も解決することができる。ま
た、基板とつながったストライプ状第1の凹凸と光重合
性樹脂からなるストライプ状の高分子壁とが直交するよ
うに配置され、絵素部の液晶を絵素ごとに区切り、かつ
取り囲むように配置されることで液晶の流動を最大限抑
制でき、これにより耐圧性に優れた構造を提供すること
ができる。また光重合性樹脂によって高分子壁を形成す
るが、一方の方向は基板と一体型になった第1の凹凸で
形成されているため、従来の4辺を囲むように配置され
ていた光重合性樹脂の量を実質的に半分にすることがで
き、よって注入前後での液晶と光重合性樹脂の分離を防
ぐことができ、また製造工程上安定して相分離を行うこ
とができる。また相分離後の液晶材料中に含まれる未反
応の光重合性樹脂、光重合性開始剤の量を極めて少なく
することができるため、表示中や使用中時の表示不良を
押さえることができる。また相分離するための製造方法
において、従来の光を透過しにくいITO電極をホトマ
スクとする場合においては片側のみの光照射でよくな
り、製造コストを削減することができ、工業的に有益で
ある。また基板と一体型された反射板が形成されている
場合、一方の基板がガラスの場合において通常は、プラ
スチックで必要なガスバリア層の形成が不要になる。
板の内の少なくとも一方にプラスチック基板を用い、そ
の基板の表示媒体側表面には第1の凹凸を、表示媒体側
と反対側表面には第2の凹凸を設けて、各々に光学的な
機能性または機械的な機能性を与えている。
チギャップ、カラーフィルターの色再現性、配向制御、
ホトマスク等の機能を与えることができ、第2の凹凸に
は反射板用の凹凸、反射防止膜、タッチキー用スペーサ
ー、分断ライン、注入口等の機能を与えることができ
る。
り、外部押圧に対するセルギャップの変化が少ない、強
度に優れた素子とすることができる。また、スペーサー
を新たに散布する必要がなく、スペーサーを絵素部以外
の位置に制御性よく形成できるので、コントラストの向
上が可能であり、表示品位を大幅に向上させることがで
きる。
の段を形成することにより、従来困難であったSSFL
C型やSTN型表示モードでの階調表示が容易になり、
また、カラー化も容易に行える。
分を高くしてホトマスクとすることにより、高分子壁に
液晶領域が囲まれた表示媒体をセルフアライメントによ
り容易に作製することができる。この場合、絵素領域を
囲むように高分子壁を形成することができるので、外部
押圧に対してさらに強固な素子とすることができる。第
2の凹凸として反射板用の凹凸を形成してその上に金属
膜を形成すると、反射板を一体化できるので、素子を薄
型化することができる。
キー用スペーサー、分断ライン、注入口等の種々の機能
を与えることができ、素子の薄型化および簡略化を図る
ことができる。
は、エンボス加工により容易に形成することができ、ま
た両面同時に基板と一体化して形成することができるの
で、製造工程を大幅に簡略化することができる。また、
エンボス加工によれば、第1の凹凸と第2の凹凸の間に
偏光子を一体形成することもできる。
側から光を照射すると、位相差を有する高分子壁が形成
されるので、偏光板の軸角度を調整して位相差板を利用
することにより、光の利用効率が向上して明るい表示が
得られる。
割れにくいプラスチック基板を用いて液晶表示素子を多
機能化すると共に、素子の薄型化および構成の簡略化が
図れる。また、製造工程も簡略化できるので、低コスト
化を実現することができ、工業的にも非常に利用価値が
高いものである。
めの断面図である。
めの断面図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
めの断面図である。
めの断面図である。
めの断面図である。
ための断面図である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
凹凸を有する基板を作製するためのエンボス加工法を説
明する図である。
基板 22 ホトマスク 25 ITO電極 26 液晶と光硬化性樹脂と光重合開始剤とを少なくと
も含む混合物 31 接着剤 32 透明電極 33 第1の凹凸が形成されたプラスチック基板
Claims (10)
- 【請求項1】 一対の基板間に少なくとも液晶を含む表
示媒体が狭持され、少なくとも一方の基板がプラスチッ
ク基板であり、該プラスチック基板自体の表示媒体側表
面が第1の凹凸を有して形成され、更に光重合性樹脂か
らなる高分子壁が設けられている液晶表示素子の製造方
法であって、 一方の基板に基板とつながった複数の第1の凹凸を形成
する工程と、 前記一対の基板を、該一方の基板とつながった複数の第
1の凹凸を内側にして対向させる工程と、 該一対の基板の間隙に液晶と光重合性樹脂と光重合性開
始剤とを少なくとも含む表示材料を注入する工程と、 該表示材料に対し、光を照射して液晶と光重合性樹脂と
を相分離させる工程とを含む液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項2】 一対の基板間に少なくとも液晶を含む表
示媒体が狭持された液晶表示素子において、 該一対の基板のうちの少なくとも一方がプラスチック基
板であり、該プラスチック基板自体の表示媒体側表面が
第1の凹凸を有して形成され、更に光重合性樹脂からな
る高分子壁が設けられた構成となっており、 前記プラスチック基板の表示媒体側と反対側表面に第2
の凹凸が設けられ、 前記第1の凹凸は、絵素部に対応する位置が他の部分よ
り高くされ、絵素部に対応する部分が波長400nm以
下の光を遮光する遮光部として機能し、前記第2の凹凸
上に金属膜が形成され、該第2の凹凸と該金属膜とが反
射板として機能する、液晶表示素子。 - 【請求項3】 一対の基板間に少なくとも液晶を含む表
示媒体が狭持された液晶表示素子において、 該一対の基板のうちの少なくとも一方がプラスチック基
板であり、該プラスチック基板自体の表示媒体側表面が
第1の凹凸を有して形成され、更に光重合性樹脂からな
る高分子壁が設けられた構成となっており、 前記プラスチック基板の表示媒体側と反対側表面に第2
の凹凸が設けられ、該第1の凹凸および第2の凹凸が一
部の構造部として機能する構成となっており、 前記表示媒体は、前記高分子壁と液晶領域との複合膜か
らなり、該液晶領域が該高分子壁に囲まれている、液晶
表示素子。 - 【請求項4】 前記高分子壁は、位相差を有している請
求項3に記載の液晶表示素子。 - 【請求項5】 一対の基板間に少なくとも液晶を含む表
示媒体が狭持され、該一対の基板の内の少なくとも一方
がプラスチック基板である液晶表示素子の製造方法であ
って、一方の 片面に第1の凹凸を有し、他方の片面に第2の凹
凸を有する該プラスチック基板を形成する工程と、 該一対の基板を対向させて、両基板間に表示媒体を形成
する工程とを含み、 前記表示媒体の形成は、前記一対の基板間に少なくとも
液晶と光硬化性樹脂と光重合開始剤とを含む混合物を注
入する工程と、該一対の基板外から該混合物に部分的に
光を照射して液晶と光硬化性樹脂とを相分離させる工程
とを含むことを特徴とする液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項6】 前記第1の凹凸は、絵素部に対応する位
置が他の部分より高くされて、その絵素部に対応する部
分が波長400nm以下の光を遮光する遮光部として機
能するように構成されており、該第1の凹凸によって、
前記混合物に部分的に照射される光が遮光される請求項
5に記載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項7】 一対の基板間に少なくとも液晶を含む表
示媒体が狭持され、該一対の基板の内の少なくとも一方
がプラスチック基板である液晶表示素子の製造方法であ
って、一方の 片面に第1の凹凸を有し、他方の片面に第2の凹
凸を有する該プラスチック基板を形成する工程と、 該一対の基板を対向させて、両基板間に表示媒体を形成
する工程とを含み、 前記プラスチック基板の第1の凹凸および第2の凹凸
を、エンボス加工により形成し、大判から基板を分断する際に、該素子周端部に設けられ
た第2の凹凸を 分断ラインとして用いることを特徴とす
る液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項8】 一対の基板間に少なくとも液晶を含む表
示媒体が狭持され、該一対の基板の内の少なくとも一方
がプラスチック基板である液晶表示素子の製造方法であ
って、一方の 片面に第1の凹凸を有し、他方の片面に第2の凹
凸を有する該プラスチック基板を形成する工程と、 該一対の基板を対向させて、両基板間に表示媒体を形成
する工程とを含み、 前記プラスチック基板の第1の凹凸および第2の凹凸を
同時に形成し、大判から基板を分断する際に、該素子周端部に設けられ
た第2の凹凸を 分断ラインとして用いることを特徴とす
る液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項9】 一対の基板間に少なくとも液晶を含む表
示媒体が狭持され、該一対の基板の内の少なくとも一方
がプラスチック基板である液晶表示素子の製造方法であ
って、一方の 片面に第1の凹凸を有し、他方の片面に第2の凹
凸を有する該プラスチック基板を形成する工程と、 該一対の基板を対向させて、両基板間に表示媒体を形成
する工程とを含み、 前記プラスチック基板の第1の凹凸および第2の凹凸
を、エンボス加工により形成し、前記表示媒体を両基板間に形成する際に、前記第2の凹
凸を表示媒体側まで貫通させて、該表示媒体の注入口と
して利用することを特徴とする 液晶表示素子の製造方
法。 - 【請求項10】 一対の基板間に少なくとも液晶を含む
表示媒体が狭持され、該一対の基板の内の少なくとも一
方がプラスチック基板である液晶表示素子の製造方法で
あって、一方の 片面に第1の凹凸を有し、他方の片面に第2の凹
凸を有する該プラスチック基板を形成する工程と、 該一対の基板を対向させて、両基板間に表示媒体を形成
する工程とを含み、 前記プラスチック基板の第1の凹凸および第2の凹凸を
同時に形成し、前記表示媒体を両基板間に形成する際に、前記第2の凹
凸を表示媒体側まで貫通させて、該表示媒体の注入口と
して利用することを特徴とする 液晶表示素子の製造方
法。
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