JP3332676B2 - 電子放出素子、電子源及び画像形成装置と、それらの製造方法 - Google Patents
電子放出素子、電子源及び画像形成装置と、それらの製造方法Info
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Description
とりわけ長時間安定した電子放出の維持が可能な電子放
出素子、及びそれを用いた電子源、表示装置、露光装置
などの画像形成装置、ならびにそれらの製造方法に関す
るものである。
熱電子放出素子と冷陰極電子放出素子を用いた2種類の
ものが知られている。冷陰極電子放出素子には電界放出
型(以下、「FE型」という。)、金属/絶縁層/金属
型(以下、「MIM型」という。)や表面伝導型電子放
出素子等がある。FE型の例としてはW.P.Dyke
&W.W.Dolan、“Field emissio
n”、Advancein Electron Phy
sics、8、89(1956)あるいはC.A.Sp
indt,“PHYSICAL Properties
of thin−film field emiss
ion cathodes withmolybden
ium cones”,J.Appl.Phys.,4
7,5248(1976)等に開示されたものが知られ
ている。
“Operation of Tunnwl−Emis
sion Devices”、J.Apply.Phy
s.、32、646(1961)等に開示されたものが
知られている。
M.I.Elinson、Radio Eng.Ele
ctron Pys.、10、1290(1965)等
に開示されたものがある。
された小面積の薄膜に、膜面に平行に電流を流すことに
より、電子放出が生ずる現象を利用するものである。こ
の表面伝導型電子放出素子としては、前記エリンソン等
によるSnO2 薄膜を用いたもの、Au薄膜によるもの
〔G.Dittmer:“Thin Solid Fi
lms”、9、317(1972)〕、In2 O3 /S
nO2 薄膜によるもの〔M.Hartwell and
C.G.Fonstad:“IEEE Trans.
ED Conf.”、519(1975)〕、カーボン
薄膜によるもの〔荒木久 他:真空、第26巻、第1
号、22頁(1983)〕等が報告されている。
な例として前述のM.ハートウェルの素子構成を図20
に模式的に示す。同図において1は基板である。4は導
電性薄膜で、H型形状のパターンに、スパッタで形成さ
れた金属酸化物薄膜等からなり、後述の通電フォーミン
グと呼ばれる通電処理により電子放出部5が形成され
る。尚、図中の素子電極間隔Lは0.5〜1mm、Wは
0.1mmで設定されている。
おいては、電子放出を行う前に予め通電フォーミングと
呼ばれる通電処理によって電子放出部5を形成するのが
一般的であった。即ち、通電フォーミングとは前記導電
性薄膜4両端に潮流電圧あるいは非常にゆっくりとした
昇電圧例えば1V/分程度を印加通電し、導電性薄膜を
局所的に破壊、変形もしくは変質せしめ、電気的に高抵
抗な状態にした電子放出部5を形成することである。
尚、電子放出部5は導電性薄膜4の一部に亀裂が発生
し、その亀裂付近から電子放出が行われる。
単で比較的容易に多数の電子放出素子を高密度に形成で
きるので、画像表示装置などへの応用が期待されてい
る。長時間にわたって安定した電子放出が得られ、電子
放出特性と効率の向上がなされれば、例えば蛍光体を画
像形成部材とする画像形成装置においては、低電流で明
るい高品位な画像形成装置、例えばフラットテレビが実
現できる。また、低電流化にともない、画像形成装置を
構成する駆動回路等のローコスト化も図れる。
電子放出素子にあっては、安定な電子放出特性及び電子
放出効率について、必ずしも満足のゆくものが得られて
おらず、これを用いて高輝度で動作安定性に優れた画像
形成装置を提供するのは極めて難しいというのが実状で
ある。
した技術的課題を解決し、安定な電子放出特性を有し、
電子放出の効率向上を図った電子放出素子を提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、高輝度で動作安定性に
優れた画像形成装置を提供することにある。
発明は即ち、電子放出素子の製造方法であって、対向す
る電極と、該対向する電極の間であって該電極に接続す
る導電性膜を形成する工程と、該導電性膜に亀裂を形成
する工程と、該亀裂内に金属を主体とする膜を形成する
工程とを有し、該金属を主体とする膜を形成する工程
は、前記対向する電極間に、メッキ液中で電圧を印加す
る工程を有することを特徴とする電子放出素子の製造方
法である。
あって、対向する電極と、該対向する電極の間であって
該電極に接続する導電性膜を形成する工程と、該導電性
膜に亀裂を形成する工程と、該亀裂内に金属を主体とす
る膜を形成する工程とを有し、該金属を主体とする膜を
形成する工程は、前記対向する電極間に、前記金属の元
素を含む金属の雰囲気中で電圧を印加する工程を有する
ことを特徴とする電子放出素子の製造方法である。
子が配置された電子源と、画像形成部材とを有する画像
形成装置の製造方法において、前記電子放出素子が上記
の方法にて製造されることを特徴とする画像形成装置の
製造方法である。
子において、十分に安定な電子放出特性が得られない原
因の一つは、電子放出部では電流による発熱などによ
り、亀裂に臨む導電性薄膜の端部を構成する材質が昇華
などにより失われたり、局所的な溶融による変形が生じ
る等、電子放出部の微細な形状が変化を起こすことであ
ると想像される。
導電性薄膜に形成された亀裂からなる電子放出部に、当
該部分の導電性薄膜の材質とは異なる金属を主体とする
材質による被覆を形成した構成をとった。該金属の材質
は電子放出部の導電性薄膜の局所的溶融による変形や、
昇華による消耗などを避けるため、当該部分の導電性薄
膜の材質より融点が高い事、あるいは実際に素子を駆動
する真空雰囲気の圧力に等しい蒸気圧を示す温度、一般
的には1.3×10-3Pa(〜10-5Torr)程度の
蒸気圧を示す温度が高いことが求められる。また、金属
の状態ではこの条件は満たさない場合でも、表面に酸化
物層が形成される場合には、該酸化物が上記条件に当て
はまる場合などには、同様の効果が期待できる。本出願
人は、表面伝導型電子放出素子における電子放出部の消
耗は、負極側に比べ正極側の方が顕著に現れる傾向のあ
ることを見いだしている。従って、上記被覆膜は、少な
くとも上記電子放出部の亀裂に臨む正極側の端部を被覆
することを要し、さらに負極側の端部をも被覆するのが
望ましい。また該被覆が亀裂に臨む端部から素子電極に
向かう導電性薄膜の亀裂近傍をも被覆する構造も包含す
るものである。
出素子の構成の一例を示す模式図であり、図1(a)は
平面図、図1(b)は断面図である。
極、4は導電性薄膜5は電子放出部(亀裂)、6は上述
の高融点材料よりなる被膜である。
純物含有量を減少したガラス,青板ガラス,青板ガラス
にスパッタ法等により形成したSiO2 を積層したガラ
ス基板等及びアルミナ等のセラミックス等を用いること
ができる。
一般的な導体材料を用いることができる。これは例えば
Ni,Cr,Au,Mo,W,Pt,Ti,Al,C
u,Pd等の金属或は合金及びPd,Ag,Au,Ru
O2 ,Pd−Ag等の金属或は金属酸化物とガラス等か
ら構成される印刷導体、In2 O3 −SnO2 等の透明
導電体及びポリシリコン等の半導体導体材料等から適宜
選択することができる。
薄膜4の形状等は、応用される形態等を考慮して、設計
される。素子電極間隔Lは、好ましく、数十nmから数
百μmの範囲とすることができ、より好ましくは、素子
電極間に印加する電圧と電子放出し得る電界強度等を考
慮して数μmから数十μmの範囲とすることができる。
出特性を考慮して、数μmから数百μmの範囲とするこ
とができる。素子電極2,3の膜厚dは、数十nmから
数μmの範囲とすることができる。
上に、導電性薄膜4、対向する素子電極2,3の順に積
層した構成とすることもできる。
得るために、微粒子で構成された微粒子膜を用いるのが
好ましい。その膜厚は、素子電極2,3へのステップカ
バレージ、素子電極2,3間の抵抗値及び後述するフォ
ーミング条件等を考慮して適宜設定されるが、通常は、
0.1nmの数倍から数百nmの範囲とするのが好まし
く、より好ましくは1nmより50nmの範囲とするの
が良い。その抵抗値はRsが102から107Ω/口の
値である。なおRsは、厚さがt、幅がwで長さが1の
薄膜の抵抗Rを、R=Rs(1/w)とおいたときに現
れる値である。本願明細書において、フォーミング処理
については、通電処理を例に挙げて説明するが、フォー
ミング処理はこれに限られるものではなく、膜に亀裂を
生じさせて高抵抗状態を形成する物理的処理、あるいは
化学的処理を包含するものである。
t,Ru,Ag,Au,Ti,In,Cu,Cr,F
e,Zn,Sn,Pb等の金属、PdO,SnO2 ,I
n2 O3 ,PbO,Sb2 O3 等の酸化物、LaB6 ,
CeB6 ,YB4 ,GdB4 等の硼化物、TiC,Si
C等の炭化物、TiN等の窒化物、Si,Ge等の半導
体の中から適宜選択される。
う言葉を用いるので、その意味について説明する。
も小さなものを「超微粒子」と呼ぶ。「超微粒子」より
もさらに小さく原子の数が数百個程度以下のものを「ク
ラスター」と呼ぶことは広く行われている。
ではなく、どの様な性質に注目して分類するかにより変
化する。また「微粒子」と「超微粒子」を一括して「微
粒子」と呼ぶ場合もあり、本明細書中での記述はこれに
沿ったものである。
(木下是雄 編、共立出版 1986年9月1日発行)
では次のように記述されている。
だいたい2〜3μm程度から10nm程度までとし、特
に超微粒子というときは粒径が10nm程度から2〜3
nm程度までを意味することにする。両者を一括して単
に微粒子と書くこともあってけっして厳密なものではな
く、だいたいの目安である。粒子を構成する原子の数が
2個から数十〜数百個程度の場合はクラスターと呼
ぶ。」(195ページ 22〜26行目)
微粒子プロジェクト”での「超微粒子」の定義は、粒径
の下限はさらに小さく、次のようなものであった。
ジェクト”(1981〜1986)では、粒子の大きさ
(径)がおよそ1〜100nmの範囲のものを“超微粒
子”(ultra fine particle)と呼
ぶことにした。すると1個の超微粒子はおよそ100〜
108 個くらいの原子の集合体という事になる。原子の
尺度でみれば超微粒子は大〜巨大粒子である。」(「超
微粒子−創造科学技術−」林主税、上田良二、田崎明
編;三田出版 1988年 2ページ1〜4行目)「超
微粒子よりさらに小さいもの、すなわち原子が数個〜数
百個で構成される1個の粒子は、ふつうクラスターと呼
ばれる」(同書2ページ12〜13行目)
本明細書において「微粒子」とは多数の原子・分子の集
合体で、粒径の下限は0.1nmの数倍から1nm程
度、上限は数μm程度のものを指すこととする。
成された高抵抗の亀裂により構成され、導電性薄膜4の
膜厚、膜質、材料及び後述する通電フォーミング等の手
法等に依存したものとなる。電子放出部亀裂5は、0.
1nmの数倍から数十nmの範囲の粒径の導電性微粒子
を用いて構成することもできる。この導電性微粒子は、
導電性薄膜4を構成する材料の元素の一部、あるいは全
ての元素を含有するものとなる。電子放出部亀裂5に
は、高融点材料よりなる被膜6を有する。
いて説明する。
を適用できる垂直型表面伝導型電子放出素子の一例を示
す模式図である。
部位には図1に付した符号と同一の符号を付している。
7は、段さ形成部である。基板1、素子電極2及び3、
導電性薄膜4、電子放出部亀裂5は、前述した平面型表
面伝導型電子放出素子の場合と同様の材料で構成するこ
とができる。段差形成部7は、真空蒸着法,印刷法,ス
パッタ法等で形成されたSiO2 等の絶縁性材料で構成
することができる。段差形成部7の膜厚は、先に述べた
平面型表面伝導型電子放出素子の素子電極間隔Lに対応
し、数十nmから数十μmの範囲とすることができる。
この膜厚は、段差形成部の製法,及び,素子電極間に印
加する電圧と電子放出し得る電界強度等を考慮して設定
されるが、数十nmから数μmの範囲が好ましい。
形成部7作成後に、該素子電極2,3の上に積層され
る。電子放出部5は、図2においては、段差形成部7に
直線状に形成されているが、作成条件、フォーミング条
件等に依存し、形状、位置ともこれに限られるものでな
い。
としては様々な方法があるが、その一例を図4に模式的
に示す。
法の一例について説明する。図3においても、図1に示
した部位と同じ部位には図1に付した符号と同一の符号
を付している。
を用いて十分に洗浄後,真空蒸着法、スパッタ法等によ
り素子電極材料を堆積後、例えばフォトリソグラフィー
技術を用いて基板1上に素子電極2,3を形成する(図
3(a))。
機金属溶液を塗布して、有機金属薄膜を形成する。有機
金属溶液には、前述の導電性薄膜4の材料の金属を主元
素とする有機金属化合物の溶液を用いることができる。
有機金属薄膜を加熱焼成処理し、リフトオフ、エッチン
グ等によりパターニングし、導電性薄膜4を形成する
(図3(b))。ここでは、有機金属溶液の塗布法を挙
げて説明したが、導電性薄膜4の形成法はこれに限られ
るものでなく、真空蒸着法、スパッタ法、化学的気相堆
積法、分散塗布法、ディッピング法、スピンナー法等を
用いることもできる。
電処理を施す。素子電極2,3間に、不図示の電源を用
いて、通電を行うと、導電性薄膜4の部位に、電子放出
部亀裂5が形成される(図3(c))。通電フォーミン
グの電圧波形の例を図4に示す。
れにはパルス波高値を定電圧としたパルスを連続的に印
加する図4(a)に示した手法とパルス波高値を増加さ
せながら、電圧パルスを印加する図4(b)に示した手
法がある。
形のパルス幅とパルス間隔である。通常T1は1μse
c.〜10msec.、T2は、10μsec.〜10
0msec.の範囲で設定される。三角波の波高値(通
電フォーミング時のピーク電圧)は、表面伝導型電子放
出素子形態に応じて適宜選択される。このような条件の
もと、真空雰囲気下で、数秒から数十分間電圧を印加す
る。パルス波形は三角波に限定されるものではなく、矩
形波など所望の波形を採用することができる。
(a)に示したのと同様とすることができる。三角波の
波高値(通電フォーミング時のピーク電圧)は、例えば
0.1Vステップ程度づつ、増加させることができる。
隔T2中に、導電性薄膜2を局所的に破壊、変形しない
程度の電圧を印加し、電流を測定して検知することがで
きる。例えば0.1V程度の電圧印加により流れる素子
電流を測定し、抵抗値を求めて、1MΩ以上の抵抗を示
した時、通電フォーミングを終了させる。
成を行う。この被膜の材質としては、第5及び第6周期
に属するIVa 、Va 、VIa 、VIIa 、VIIIa
族元素の単体金属ないし合金、あるいはそれらの混合物
が融点が高く好ましい。具体的にはNb,Mo,Ru,
Hf,Ta,W,Re,Os,Irは単体金属として2
000℃以上の融点を示し好ましい。またZr,Rhも
融点が2000℃に近く使用可能である。1.3×10
-3Pa(10-5Torr)の蒸気圧を示す温度は、導電
性薄膜としてPdを用いた場合、Pdが1370Kであ
るのに対し、W;2840K,Ta;2680K,R
e;2650K,Os;2600K,Nb;2390K
等、いずれも好ましく用いることができる。とくにW
は、融点が3380℃とこれらの金属の中で最も高いた
め好ましい材質である。また、第4周期に属するNiは
単体では融点が1453℃とPdの1554℃に比べて
も低いが、Wを10原子%程度含有して合金を形成する
と1500℃以上まで融点が上昇し、さらに表面に酸化
物層が形成されると融点が2000℃近くになり、電界
蒸発の速度が非常に遅くなるため、電子放出部の消耗を
防止する効果が期待できる。
れるため、素子電極間に電圧を印加し、これにより被膜
が堆積される薄膜堆積法を用いるのが簡便である。具体
的には、素子電極間に電圧を印加し、電界メッキ法によ
りメッキ膜を形成する方法、あるいは当該金属の化合物
を含有する雰囲気中で、素子電極間に電圧を印加し分解
反応を起こさせることにより当該金属の膜を堆積させる
化学的気相成長法などを挙げることが出来る。
Ni合金被膜を形成するための、Na2 WO4 ,NiS
O4 を含むクエン酸−アンモニア浴、Ni被膜を形成す
るためのスルホサリチル酸Ni浴等を挙げることが出来
る。また化学的気相成長法で雰囲気形成に用いる金属化
合物としては、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物等
の金属ハロゲン化物、メチル化物、エチル化物、ベンジ
ル化物などのアルキル金属類、アセチルアセトナート、
ジピバノイルメタナート、ヘキサフルオロアセチルアセ
トナート等の金属β−ジケトナート類、アリル錯体、シ
クロペンタジエニル錯体等の金属エニル錯体類、ベンゼ
ン錯体等のアレーン錯体、金属カルボニル類、金属アル
コキシド類など及びこれらの複合した化合物などを挙げ
ることが出来る。本発明では前述の高融点材料を堆積す
る必要があるので、より好適な化合物の例として、Nb
F5 ,NbCl5 ,Nb(C5 H5 )(CO)4 ,Nb
(C5 H5 )2 Cl2 ,OsF4 ,Os(C3 H7 O
2 )3 ,Os(CO)5 ,Os3 (CO)12,Os(C
5 H5 )2 ,ReF5 ,ReCl5 ,Re(CO)10,
ReCl(CO)5 ,Re(CH3 )(CO)5 ,Re
(C5 H5 )(CO)3 ,Ta(C5 H5 )(CO)
4 ,Ta(OC2 H5 )5 ,Ta(C5 H5 )2,Ta
(C5 H5 )2 H3 ,WF6 ,W(CO)6 ,W(C5
H5 )2 Cl2 ,W(C5 H5 )2 H2 ,W(CH3 )
6 等が挙げられる。この場合条件によっては、当該金属
以外に炭素などの物質が被膜中に含有される場合もあ
る。
時に水素などエッチング性のある物質を導入し、被覆膜
の結晶性を制御しても良いし、素子を加熱するなどして
被覆膜の形状その他を制御することも可能で、条件に応
じて適宜行われる。
い、素子電極間に流れる電流が増加するので、この電流
値を測定して処理の終了を判定する。判定の条件は、処
理に用いる方法、素子の形状などの条件に応じて適宜定
める。
的には、メッキ法を用いた場合には、水洗など適当な洗
浄を行い乾燥する。また化学的気相成長法によった場合
は、真空処理装置から該化合物を排気し、必要に応じて
素子や真空処理装置自体を適当な温度に加熱するなどし
て、清浄な真空雰囲気を形成し、適当な時間この中に静
置する。
は、微粒子が緻密に敷き詰められたような状態で形成さ
れる場合があり、このとき微粒子の粒径は、上記処理の
際印加する電圧などによって変化し、また一つの素子上
でも場所によって異なる場合があるが、およそ30〜1
00nm程度である。
放出素子の基本特性について図5、図6を参照しながら
説明する。
であり、この真空処理装置は測定評価装置としての機能
をも兼ね備えている。図5においても、図1に示した部
位と同じ部位には図1に付した符号と同一の符号を付し
ている。図5において、15は真空容器であり、16は
排気ポンプである。真空容器15内には電子放出素子が
配されている。即ち、1は電子放出素子を構成する基体
であり、2及び3は素子電極、4は導電性薄膜、5は電
子放出部亀裂で、図では省略してあるが亀裂内部/近傍
に高融点材料よりなる被膜を有する。11は、電子放出
素子に素子電圧Vfを印加するための電源、10は素子
電極2,3間の導電性薄膜4を流れる素子電流Ifを測
定するための電流計、14は素子の電子放出部より放出
される放出電流Ieを捕捉するためのアノード電極であ
る。13はアノード電極14に電圧を印加するための高
圧電源、12は素子の電子放出部5より放出される放出
電流Ieを測定するための電流計である。一例として、
アノード電極の電圧を1kV〜10kVの範囲とし、ア
ノード電極と電子放出素子との距離Hを2〜8mmの範
囲として測定を行うことができる。
真空雰囲気下での測定に必要な機器が設けられていて、
所望の真空雰囲気下での測定評価を行えるようになって
いる。排気ポンプ16は、ターボポンプ、ロータリーポ
ンプからなる通常の高真空装置系と更に、イオンポンプ
等からなる超高真空装置系とにより構成されている。こ
こに示した電子源基板を配した真空処理装置の全体は、
不図示のヒーターにより250℃まで加熱できる。従っ
て、この真空処理装置を用いると、前述の通電フォーミ
ング以降の工程も行うことができる。18は、必要に応
じて真空装置内に導入する物質を貯蔵しておく物資源
で、アンプル又はボンベを用いる。17は該導入物質の
導入量を調整するためのバルブである。
て測定された放出電流Ie、素子電流Ifと素子電圧V
fの関係を模式的に示した図である。図6においては、
放出電流Ieが素子電流Ifに比べて著しく小さいの
で、任意単位で示している。なおいずれもリニアスケー
ルである。
伝導型電子放出素子は、放出電流Ieに関して三つの特
徴的性質を有する。
電圧と呼ぶ、図6中のVth)以上の素子電圧を印加す
ると急激に放出電流Ieが増加し、一方しきい値電圧V
th以下では放出電流Ieがほとんど検出されない。つ
まり、放出電流Ieに対する明確なしきい値電圧Vth
を持った非線形素子である。
調増加依存するため、放出電流Ieは素子電圧Vfで制
御できる。
放出電荷は、素子電圧Vfを印加する時間に依存する。
つまり、アノード電極14に捕捉される電荷量は、素子
電圧Vfを印加する時間により制御できる。
の表面伝導型電子放出素子は、入力信号に応じて、電子
放出特性を容易に制御できることになる。この性質を利
用すると複数の電子放出素子を配して構成した電子源、
画像形成装置等、多方面への応用が可能となる。
Vfに対して単調増加する(以下、「MI特性」とい
う。)。素子電流Iが素子電圧Vfに対して電圧制御型
負性抵抗特性(以下、「VCNR特性」という。)を示
す場合もある(不図示)。これら特性は、製造条件を制
御することで制御できる。
について以下に述べる。本発明の表面伝導型電子放出素
子の複数個を基板上に配列し、例えば電子源あるいは、
画像形成装置が構成できる。
のが採用できる。
出素子の個々を両端で接続し、電子放出素子の行を多数
個配し(行方向と呼ぶ)、この配線と直交する方向(列
方向と呼ぶ)で、該電子放出素子の上方に配した制御電
極(グリッドとも呼ぶ)により、電子放出素子からの電
子を制御駆動するはしご状配置のものがある。これとは
別に、電子放出素子をX方向及びY方向に行列状に複数
個配し、同じ行に配された複数の電子放出素子の電極の
一方を、X方向の配線に共通に接続し、同じ列に配され
た複数の電子放出素子の電極の他方を、Y方向の配線に
共通に接続するものが挙げられる。このようなものは所
謂単純マトリクス配置である。まず単純マトリクス配置
について以下に詳述する。
子については、前述したとおり(i)乃至(iii)の
特性がある。即ち、表面伝導型電子放出素子からの放出
電子は、しきい値電圧以上では、対向する素子電極間に
印加するパルス状電圧の波高値と巾で制御できる。一
方、しきい値電圧以下では、殆ど放出されない。この特
性によれば、多数の電子放出素子を配置した場合におい
ても、個々の素子に、パルス状電圧を適宜印加すれば、
入力信号に応じて、表面伝導型電子放出素子を選択して
電子放出量を制御できる。
素子を複数配して得られる電子源基板について、図7を
用いて説明する。図7において、21は電子源基板、2
2はX方向配線、23はY方向配線である。24は表面
伝導型電子放出素子、25は結線である。尚、表面伝導
型電子放出素子24は、前述した平面型あるいは垂直型
のどちらであってもよい。
2,…,Dxmからなり、真空蒸着法,印刷法,スパッ
タ法等を用いて形成された導電性金属等で構成すること
ができる。配線の材料、膜厚、巾は、適宜設計される。
Y方向配線23は、Dy1,Dy2,…,Dynのn本
の配線よりなり、X方向配線22と同様に形成される。
これらm本のX方向配線22とn本のY方向配線23と
の間には、不図示の層間絶縁層が設けられており、両者
を電気的に分離している(m,nは、共に正の整数)。
法,スパッタ法等を用いて形成されたSiO2 等で構成
される。例えば、X方向配線22を形成した基板21の
全面或は一部に所望の形状で形成され、特に、X方向配
線22とY方向配線23の交差部の電位差に耐え得るよ
うに、膜厚,材料,製法が、適宜設定される。X方向配
線22とY方向配線23は、それぞれ外部端子として引
き出されている。
電極(不図示)は、m本のX方向配線22とn本のY方
向配線23と導電性金属等からなる結線25によって電
気的に接続されている。
25を構成する材料及び一対の素子電極を構成する材料
は、その構成元素の一部あるいは全部が同一であって
も、またそれぞれ異なってもよい。これら材料は、例え
ば前述の素子電極の材料より適宜選択される。素子電極
を構成する材料と配線材料が同一である場合には、素子
電極に接続した配線は素子電極ということもできる。
面伝導型放出素子24の行を、選択するための走査信号
を印加する不図示の走査信号印加手段が接続される。一
方、Y方向配線23には、Y方向に配列した表面伝導型
放出素子24の各列を入力信号に応じて、変調するため
の不図示の変調信号発生手段が接続される。各電子放出
素子に印加される駆動電圧は、当該素子に印加される走
査信号と変調信号の差電圧として供給される。
線を用いて、個別の素子を選択し、独立に駆動可能とす
ることができる。
用いて構成した画像形成装置について、図8と図9及び
図10を用いて説明する。図8は、画像形成装置の表示
パネルの一例を示す模式図であり、図9は、図8の画像
形成装置に使用される蛍光膜の模式図である。図10
は、NTSC方式のテレビ信号に応じて表示を行うため
の駆動回路の一例を示すブロック図である。
配した電子源基板、31は電子源基板21を固定したリ
アプレート、36はガラス基板33の内面に蛍光膜34
とメタルバック35等が形成されたフェースプレートで
ある。32は、支持枠であり該支持枠32には、リアプ
レート31、フェースプレート36がフリットガラス等
を用いて接続されている。37は外囲器であり、例えば
大気中あるいは、窒素中で、400〜500℃の温度範
囲で10分以上焼成することで、封着して構成される。
伝導型電子放出素子の一対の素子電極と接続されたX方
向配線及びY方向配線である。
ート36、支持枠32、リアプレート31で構成され
る。リアプレート31は主に基板21の強度を補強する
目的で設けられるため、基板21自体で十分な強度を持
つ場合は別体のリアプレート31は不要とすることがで
きる。即ち、基板21に直接支持枠32を封着し、フェ
ースプレート36、支持枠32及び基板21で外囲器3
7を構成しても良い。一方、フェースプレート36、リ
アプレート31間に、スペーサーとよばれる不図示の支
持体を設置することにより、大気圧に対して十分な強度
をもつ外囲器37を構成することもできる。
膜34は、モノクロームの場合は蛍光体のみから構成す
ることができる。カラーの蛍光膜の場合は、蛍光体の配
列によりブラックストライプあるいはブラックマトリク
スなどと呼ばれる黒色導電材38と蛍光体39とから構
成することができる。ブラックストライプ、ブラックス
マトリクスを設ける目的は、カラー表示の場合、必要と
なる三原色蛍光体の各蛍光体39間の塗り分け部を黒く
することで混色等を目立たなくすることと、蛍光膜34
における外光反射によるコントラストの低下を抑制する
ことにある。ブラックストライプの材料としては、通常
用いられている黒鉛を主成分とする材料の他、導電性が
あり、光の透過及び反射が少ない材料を用いることがで
きる。
は、モノクローム、カラーによらず、沈澱法、印刷法等
が採用できる。蛍光膜34の内面側には、通常メタルバ
ック35が設けられる。メタルバックを設ける目的は、
蛍光体の発光のうち内面側への光をフェースプレート3
6側へ鏡面反射させることにより輝度を向上させるこ
と、電子ビーム加速電圧を印加するための電極として作
用させること、外囲器内で発生した負イオンの衝突によ
るダメージから蛍光体を保護すること等である。メタル
バックは、蛍光膜作製後、蛍光膜の内面側表面の平滑化
処理(通常、「フィルミング」と呼ばれる。)を行い、
その後Alを真空蒸着等を用いて堆積させることで作製
できる。
4の導電性を高めるため、蛍光膜34の外面側に透明電
極(不図示)を設けてもよい。
各色蛍光体と電子放出素子とを対応させる必要があり、
十分な位置合わせが不可欠となる。
のようにして製造される。
に、適宜加熱しながら、イオンポンプ、ソープションポ
ンプなどのオイルを使用しない排気装置により不図示の
排気管を通じて排気し、10-5Pa程度の真空度の有機
物質の十分少ない雰囲気にした後、封止が成される。外
囲器37の封止後の真空度を維持するために、ゲッター
処理を行うこともできる。これは、外囲器37の封止を
行う直前あるいは封止後に、抵抗加熱あるいは高周波加
熱等を用いた加熱により、外囲器37内の所定の位置
(不図示)に配置されたゲッターを加熱し、蒸着膜を形
成する処理である。ゲッターは通常Ba等が主成分であ
り、該蒸着膜の吸着作用により、たとえば1×10-4な
いしは1×10-5Paの真空度を維持するものである。
ここで、表面伝導型電子放出素子のフォーミング処理以
降の工程は、適宜設定できる。
て構成した表示パネルに、NTSC方式のテレビ信号に
基づいたテレビジョン表示を行う為の駆動回路の構成例
について、図10を用いて説明する。図10において、
41は画像表示パネル、42は走査回路、43は制御回
路、44はシフトレジスタである。45はラインメモ
リ、46は同期信号分離回路、47は変調信号発生器、
VxおよびVaは直流電圧源である。
xm、端子Doy1乃至Doyn、及び高圧端子Hvを
介して外部の電気回路と接続している。端子Dox1乃
至Doxmには、表示パネル内に設けられている電子
源、即ち、M行N列の行列状にマトリクス配線された表
面伝導型電子放出素子群を一行(N素子)ずつ順次駆動
する為の走査信号が印加される。
により選択された一行の表面伝導型電子放出素子の各素
子の出力電子ビームを制御する為の変調信号が印加され
る。高圧端子Hvには、直流電圧源Vaより、例えば1
0K〔V〕の直流電圧が供給されるが、これは表面伝導
型電子放出素子から放出される電子ビームに蛍光体を励
起するのに十分なエネルギーを付与する為の加速電圧で
ある。
は、内部にM個のスイッチング素子を備えたもので(図
中、S1ないしSmで模式的に示している)ある。各ス
イッチング素子は、直流電圧源Vxの出力電圧もしくは
0〔V〕(グランドレベル)のいずれか一方を選択し、
表示パネル41の端子Dx1ないしDxmと電気的に接
続される。S1乃至Smの各スイッチング素子は、制御
回路43が出力する制御信号Tscanに基づいて動作
するものであり、例えばFETのようなスイッチング素
子を組み合わせることにより構成することができる。
導型電子放出素子の特性(電子放出しきい値電圧)に基
づき走査されていない素子に印加される駆動電圧が電子
放出しきい値電圧以下となるような一定電圧を出力する
よう設定されている。
号に基づいて適切な表示が行われるように各部の動作を
整合させる機能を有する。制御回路43は、同期信号分
離回路46より送られる同期信号Tsyncに基づい
て、各部に対してTscanおよびTsftおよびTm
ryの各制御信号を発生する。
れるNTSC方式のテレビ信号から同期信号成分と輝度
信号成分とを分離する為の回路で、一般的な周波数分離
(フィルター)回路等を用いて構成できる。同期信号分
離回路46により分離された同期信号は、垂直同期信号
と水平同期信号より成るが、ここでは説明の便宜上Ts
ync信号として図示した。前記テレビ信号から分離さ
れた画像の輝度信号成分は便宜上DATA信号と表し
た。該DATA信号はシフトレジスタ44に入力され
る。
ルに入力される前記DATA信号を、画像の1ライン毎
にシリアル/パラレル変換するためのもので、前記制御
回路43より送られる制御信号Tsftに基づいて動作
する(即ち、制御信号Tsftは、シフトレジスタ44
のシフトクロックであるということもできる。)。シリ
アル/パラレル変換された画像1ライン分(電子放出素
子N素子分の駆動データに相当)のデータは、Id1乃
至IdnのN個の並列信号として前記シフトレジスタ4
4より出力される。
ータを必要時間の間だけ記憶する為の記憶装置であり、
制御回路43より送られる制御信号Tmryに従って適
宜Id1乃至Idnの内容を記憶する。記憶された内容
は、I′d1乃至I′dnとして出力され、変調信号発
生器47に入力される。
1乃至I′dnの各々に応じて表面伝導型電子放出素子
の各々を適切に駆動変調する為の信号源であり、その出
力信号は、端子Doy1乃至Doynを通じて表示パネ
ル41内の表面伝導型電子放出素子に印加される。
放出素子は放出電流Ieに対して以下の基本特性を有し
ている。即ち、電子放出には明確なしきい値電圧Vth
があり、Vth以上の電圧を印加された時のみ電子放出
が生じる。電子放出しきい値以上の電圧に対しては、素
子への印加電圧の変化に応じて放出電流も変化する。こ
のことから、本素子にパルス状の電圧を印加する場合、
例えば電子放出閾値以下の電圧を印加しても電子放出は
生じないが、電子放出閾値以上の電圧を印加する場合に
は電子ビームが出力される。その際、パルスの波高値V
mを変化させる事により出力電子ビームの強度を制御す
ることが可能である。また、パルスの幅Pwを変化させ
ることにより出力される電子ビームの電荷の総量を制御
する事が可能である。
を変調する方式としては、電圧変調方式、パルス幅変調
方式等が採用できる。電圧変調方式を実施するに際して
は、変調信号発生器47として、一定長さの電圧パルス
を発生し、入力されるデータに応じて適宜パルスの波高
値を変調するような電圧変調方式の回路を用いることが
できる。
変調信号発生器47として、一定の波高値の電圧パルス
を発生し、入力されるデータに応じて適宜電圧パルスの
幅を変調するようなパルス幅変調方式の回路を用いるこ
とができる。
は、デジタル信号式のものをもアナログ信号式のものを
も採用できる。画像信号のシリアル/パラレル変換や記
憶が所定の速度で行なわれれば良いからである。
号分離回路46の出力信号DATAをデジタル信号化す
る必要があるが、これには46の出力部にA/D変換器
を設ければ良い。これに関連してラインメモリ45の出
力信号がデジタル信号かアナログ信号かにより、変調信
号発生器47に用いられる回路が若干異なったものとな
る。即ち、デジタル信号を用いた電圧変調方式の場合、
変調信号発生器47には、例えばD/A変調回路を用
い、必要に応じて増幅回路などを付加する。パルス幅変
調方式の場合、変調信号発生器47には、例えば高速の
発振器および発振器の出力する波数を計数する計数器
(カウンタ)及び計数器の出力値と前記メモリの出力値
を比較する比較器(コンパレータ)を組み合せた回路を
用いる。必要に応じて、比較器の出力するパルス幅変調
された変調信号を表面伝導型電子放出素子の駆動電圧に
まで電圧増幅するための増幅器を付加することもでき
る。
合、変調信号発生器47には、例えばオペアンプなどを
用いた増幅回路を採用でき、必要に応じてレベルシフト
回路などを付加することもできる。パルス幅変調方式の
場合には、例えば、電圧制御型発振回路(VCO)を採
用でき、必要に応じて表面伝導型電子放出素子の駆動電
圧まで電圧増幅するための増幅器を付加することもでき
る。
示装置においては、各電子放出素子に、容器外端子Do
x1乃至Doxm、Doy1乃至Doynを介して電圧
を印加することにより、電子放出が生ずる。高圧端子H
vを介してメタルバック85、あるいは透明電極(不図
示)に高圧を印加し、電子ビームを加速する。加速され
た電子は、蛍光膜84に衝突し、発光が生じて画像が形
成される。
明の適用可能な画像形成装置の一例であり、本発明の技
術思想に基づいて種々の変形が可能である。入力信号に
ついては、NTSC方式を挙げたが入力信号はこれに限
られるものではなく、PAL,SECAM方式など他、
これよりも、多数の走査線からなるTV信号(例えば、
MUSE方式をはじめとする高品位TV)方式をも採用
できる。
装置について図21及び図19を用いて説明する。
示す模式図である。図21において、21は電子源基
板、24は電子放出素子である。26、Dx1〜Dx1
0は、電子放出素子24を接続するための共通配線であ
る。電子放出素子22は、基板21上に、X方向に並列
に複数個配されている(これを素子行と呼ぶ)。この素
子行が複数個配されて、電子源を構成している。各素子
行の共通配線間に駆動電圧を印加することで、各素子行
を独立に駆動させることができる。即ち、電子ビームを
放出させたい素子行には、電子放出しきい値以上の電圧
を、電子ビームを放出しない素子行には、電子放出しき
い値以下の電圧を印加する。各素子行間の共通配線Dx
2〜Dx9は、例えばDx2、Dx3を同一配線とする
こともできる。
画像形成装置におけるパネル構造の一例を示す模式図で
ある。84はグリッド電極、85は電子が通過するため
空孔、86はDox1,Dox2,…Doxmよりなる
容器外端子である。87はグリッド電極84と接続され
たG1,G2,…Gnからなる容器外端子、21は電子
源基板である。図19においては、図7、図8に示した
部位と同じ部位には、これらの図に付したのと同一の符
号を付している。ここに示した画像形成装置と、図8に
示した単純マトリクス配置の画像形成装置との大きな違
いは、電子源基板21とフェースプレート36の間にグ
リッド電極84を備えているか否かである。
から放出された電子ビームを変調するためのものであ
り、はしご型配置の素子行と直交して設けられたストラ
イプ状の電極に電子ビームを通過させるため、各素子に
対応して1個ずつ円形の開口85が設けられている。グ
リッドの形状や設置位置は図19に示したものに限定さ
れるものではない。例えば、開口としてメッシュ状に多
数の通過口を設けることもでき、グリッドを表面伝導型
放出素子の周囲や近傍に設けることもできる。
7は、不図示の制御回路と電気的に接続されている。
つ順次駆動(走査)していくのと同期してグリッド電極
列に画像1ライン分の変調信号を同時に印加する。これ
により、各電子ビームの蛍光体への照射を制御し、画像
を1ラインずつ表示することができる。
送の表示装置、テレビ会議システムやコンピューター等
の表示装置の他、感光性ドラム等を用いて構成された光
プリンターとしての画像形成装置等としても用いること
ができる。
発明を詳述する。
たものと同様の構成を有するものである。図3にもとづ
いて本実施例の製造工程を説明する。
0.5μmのシリコン酸化膜をスパッタ法により形成
し、これを基板として用いた。基板1上にホトレジスト
(RD−2000N−41;日立化成社製)パターンを
形成し、真空蒸着法により、厚さ5nmのTi、厚さ1
00nmのNiを順次積層した。この後ホトレジストパ
ターンを有機溶剤で溶解し、Ni/Ti堆積膜をリフト
オフして素子電極2,3を形成した。素子電極間隔はL
=3μm、素子電極の幅はW=300μmとした。
Crマスクを形成する。素子電極2,3を形成した基板
に真空蒸着法により厚さ100nmのCr膜を堆積、通
常のフォトリソグラフィープロセスにより、導電性薄膜
の形状に相当する開口部を設けマスクとする。
30;奥野製薬(株)製)をスピンナーにより回転塗布
し、大気中で300℃10分間の焼成処理を行った。こ
うして形成された膜は、PdOを主成分とする微粒子膜
で、膜厚は10nmであった。
ングして除去する。PdO微粒子膜はリフトオフにより
パターニングされ、所望の形態の導電性薄膜4が形成さ
れる。導電性薄膜4の抵抗値は、Rs=2×104 Ω/
口であった。
評価兼真空処理装置内に移し、フォーミング処理を行っ
た。真空容器15の内部を、排気装置16により圧力が
2.3×10-3Paに到達するまで排気した後、素子電
極2,3の間にパルス電圧を印加しフォーミング処理を
施した。
ープションポンプとイオンポンプからなる、いわゆる超
高真空用排気装置である。以下、特にことわらない限
り、排気装置には同様の超高真空用排気装置を用いてい
る。
(b)に示したもので、パルス幅T1=1msec.、
パルス間隔T2=10msec.である。三角波の波高
値は、0.1Vステップで昇圧させた。また一つのフォ
ーミングパルスから次のフォーミングパルスのまでの間
に、0.1Vの矩形波パルス(付図示)を挿入し、抵抗
値をモニタしながらフォーミングを行った。フォーミン
グ処理は、抵抗値が1MΩを越えたところで終了した。
終了時の波高値(フォーミング電圧)は5.0ないし
5.1Vであった。
ークバルブ17を介してWF6 を導入、真空容器15内
の圧力が1.3×10-1Paに維持されるよう調整し
た。次に素子に波高値14Vの三角波パルスを印加し、
活性化処理を施した。パルス幅、パルス間隔は、上記フ
ォーミング処理に用いたものと同じである。この処理に
より、電子放出部にタングステン(W)の膜が形成され
る。処理に際しては、素子電流If及び放出電流Ieを
測定しながらパルス電圧を印加した。本実施例では、約
30分で、電子放出効率η(=Ie/If)が最大に達
したので、WF6 の導入を停止し、活性化処理を終了し
た。なお、電子放出効率が最大となったことの判定は、
Ie,Ifの測定結果からηを算出、さらにηの時間微
分δη/δtを演算し、この値が0の周辺に1分間停滞
した時点で、そのように判定した。
でを行い、工程eにおいて、真空容器内にWF6ととも
に、H2 を導入した。他の処理は実施例1と同様であ
る。このときH2 の分圧は、1.3×10-2Paとなる
ように調整した。
を行った。続いて、 (工程−e)本比較例においては、ロータリーポンプと
ターボポンプからなる高真空用排気装置により真空容器
内を排気、真空容器内の圧力は2.7×10-4Pa程度
となった。次に素子に波高値14Vの三角波パルスを印
加し、活性化処理を施した。この処理により、電子放出
電流Ieと、素子電流Ifが急激に増大する。活性化処
理にあたっては、素子電流If及び放出電流Ieを測定
しながらパルス電圧を印加した。
ス印加を停止し、排気装置を実施例1と同じ超高真空用
の排気装置に切り替え、真空容器を約200℃に加熱し
ながら排気を続けた。容器内の圧力が1.3×10-6P
aに到達したことを確認し、真空容器の加熱を停止しこ
の処理を終了した。
出特性とその時間変化を測定した。測定中の真空容器内
の圧力は1.3×10-6Paを維持した。測定のために
素子に印加した電圧パルスは、14V矩形波パルスで、
パルス間隔T1=100μsec.、パルス間隔10m
sec.とした。Ieの測定は、アノード電極と素子の
間の距離を4mm、電圧を1kVとして測定した。
電子放出電流Ieの変化を追跡した。
ついては、測定は行わず、走査電子顕微鏡(SEM)に
より、電子放出部の形態を観察した。また、W被覆膜の
結晶性を評価するため、電子線回折を行い回折パターン
が現れるかどうかを確かめた。
あった。
図13(a)に模式的に示すように電子放出部亀裂の正
極側に、Wよりなる被覆膜が形成されているのが確認さ
れた。負極側にははっきりとした被覆膜は見られなかっ
た。なお本実施例と類似の条件で作成した素子に関して
は、条件によっては図13(c)に模式的に示すよう
に、負極側にも僅かに被覆膜が確認される場合もある。
回折パターンを示す結晶質の部分と、ハローが観察され
る非晶質の部分が混在しているのに対し、実施例2で
は、はっきりとしたWの結晶回折パターンが観察され
た。ピーク形状も、実施例1の結晶質の部分よりやや鋭
く、結晶性が高いことが確かめられた。これは、被覆膜
形成工程で導入した水素が、エッチングガスとして働
き、結晶性の良いWの結晶のみが成長したものと考えら
れる。
dまでを行った。続いて、 (工程−e)スローリークバルブを介して、真空容器内
にWF6 を導入。真空容器内の圧力が1.3×10-3P
aとなるよう調整した。次に素子に図11(a)に示す
ような、極性が交互に入れ替わる、波高値14Vの矩形
波パルスを印加した。パルス幅T1=1msec.、周
期T2=10msec.、逆極性のパルスの間隔T2=
5msec.である。
処理を停止、真空容器内を排気し圧力を1.3×10-6
Pa以下とした。
したが、工程eにおいて、WF6 と同時にH2 ガスを導
入した。WF6 の分圧は1.3×10-3Pa、H2 の分
圧は1.3×10-4Paとなるように調整した。
性の測定、SEMによる形態観察、電子線回折測定を行
った。電子放出特性の測定条件は、前述の実施例1,
2、比較例1に対するものと同様である。結果は次の通
りである。
ではW被覆膜が、図13(b)に模式的に示したよう
に、正極側、負極側とも同様に形成されていることが確
認された。電子線回折の結果は、実施例3では、実施例
1と同様、結晶の回折パターンの現れる部分と、ハロー
の現れる部分が混在し、実施例4では実施例2と同様、
はっきりとした結晶の回折パターンが観測された。
までを行った後、 (工程−e)スローリークバルブを開き、真空容器内に
W(CO)6 を導入。真空容器内の圧力が1.3×10
-2Paとなるよう調整した。次に素子に図11(b)に
示すような、波高値14Vの矩形波パルスを印加し、活
性化処理を施した。パルス幅T1=3msec.、パル
ス間隔T2=10msec.である。この処理により、
電子放出部にタングステンの膜が形成される。この処理
に際しては、素子電流If及び放出電流Ieを測定しな
がらパルス電圧を印加した。
パルス印加とW(CO)6 の導入を停止、真空容器内を
1.3×10-6Pa以下の圧力になるように排気した。
した。ただし、工程eにおいて、印加したパルスは18
V矩形波パルスである。
した。ただし、工程eにおいて、W(CO)6 と同時に
H2 を導入した。W(CO)6 の分圧は、1.3×10
-3Pa、H2 の分圧は、1.3×10-4Paとした。
じ条件で、電子放出特性の測定を行った。結果は次の通
りである。
れも実施例1と同様に、電子放出部亀裂の正極側にWよ
りなる被覆膜が形成されていることが確かめられた。
dまでを行った。続いて、 (工程−e)スローリークバルブを開き、真空容器内に
W(C5 H5 )2 H2 を導入。真空容器内の圧力が1.
3×10-3Paとなるよう調整した。次に素子に図11
(b)に示すような、波高値18Vの矩形波パルスを印
加し、活性化処理を施した。パルス幅T1=3mse
c.、パルス間隔T2=10msec.である。この処
理により、電子放出部にタングステンの膜が形成され
る。この処理に際しては、素子電流If及び放出電流I
eを測定しながらパルス電圧を印加した。
パルス印加とW(C5 H5 )2 H2の導入を停止した。
電子放出特性の測定を行った。結果は次の通りである。
と同様に電子放出部亀裂の正極側に、被覆膜が形成され
ていることが確かめられた。この被覆膜の組成を電子プ
ローブマイクロアナライザー(EPMA)で調べたとこ
ろ、Wのほかに相当量の炭素を含有することが分かっ
た。
を行い、続いて、 (工程−e)スローリークバルブを開き、真空容器内に
Mo(CO)6 を導入。真空容器内の圧力が1.3×1
0-3Paとなるよう調整した。次に素子に図11(b)
に示すような、波高値16Vの矩形波パルスを印加し、
活性化処理を施した。パルス幅T1=3msec.、パ
ルス間隔T2=10msec.である。この処理によ
り、電子放出部にモリブデンの膜が形成される。処理に
際しては、素子電流If及び放出電流Ieを測定しなが
らパルス電圧を印加した。
パルス印加とMo(CO)6 の導入を停止、真空容器内
を1.3×10-6Pa以下の圧力になるように排気し
た。
dまでを行った後、 (工程−e)スローリークバルブを開き、真空容器内に
Hf(C5 H5 )2 H2 を導入。真空容器内の圧力が
1.3×10-3Paとなるよう調整した。次に素子に図
11(b)に示すような、波高値18Vの矩形波パルス
を印加し、活性化処理を施した。パルス幅T1=3ms
ec.、パルス間隔T2=10msec.である。この
処理により、電子放出部にハフニウムの膜が形成され
る。この処理に際しては、素子電流If及び放出電流I
eを測定しながらパルス電圧を印加した。
パルス印加とHf(C5 H5 )2 H2 の導入を停止し
た。
の条件で、電子放出特性を測定した。結果は次の通りで
ある。
10とも電子放出部亀裂の正極側に被覆膜が形成されて
いることが確かめられた。
工程dまでを行う。続いて、 (工程−e)図12に模式的に示したメッキ膜形成装置
のメッキ液中に上記素子を浸し、メッキ法による金属膜
の形成を行った。素子電極2を負極、素子電極3を正極
とし、波高値10Vの三角波パルスを印加して電解メッ
キを行った。メッキ液の組成は、小見崇、馬立勝、山本
久;表面技術Vol.40No.2311−316(1
989)を参考にし、Na2 WO4 ・2H2 O;40g
/l,NiSO4 ・6H2 O;70g/l,クエン酸;
80g/lであり、NH4 OHを用いてpH6に調整し
たものを用いた。
でパルス印加を停止し、洗浄、乾燥を行った。
電子放出部亀裂の主に電極2の側にWとNiの合金から
なる合金膜が形成された。
で電子放出特性を測定した。この際の素子の極性は、メ
ッキの場合とは逆に素子電極2を正極、素子電極3を負
極とし、測定を行った。真空装置内の圧力は、1.3×
10-6Pa以下となるように排気した。測定結果は次の
通りである。
導型放出素子を複数配置し、図7に模式的に示したよう
にマトリクス的に配線した電子源及びそれを用いた画像
表示装置の製造に本発明を用いた例である。素子の数
は、X方向、Y方向とも100個である。
化膜をスパッタ法で形成した基板21上に、真空蒸着法
により、厚さ5nmのCr、厚さ600nmのAuを順
次積層した後、ホトレジスト(AZ1370・ヘキスト
社製)をスピンナーにより回転塗布し、ベークした後、
ホトマスク像を露光、現像して下配線パターンを形成
し、Au/Cr堆積膜をウェットエッチングして所望の
形状の下配線22を形成した。
縁層61をRFスパッタ法により堆積した。
2を形成するためのホトレジストパターンを作り、これ
をマスクとした層間絶縁層61をエッチングしてコンタ
クトホール62を形成した。エッチングはCF4 とH2
ガスを用いたRIE(Reactive Ion Et
ching)法によった。
べきパターンをホトレジスト(RD−2000N−41
・日立化成社製)で形成し、真空蒸着法により、厚さ5
nmのTi、厚さ100nmのNiを順次堆積した。ホ
トレジストパターンを有機溶剤で溶解し、Ni/Ti堆
積膜をリフトオフし、素子電極間隔3μm、幅300μ
mの素子電極2,3を形成した。
を形成した後、厚さ5nmのTi、厚さ500nmのA
uを順次真空蒸着により堆積し、リフトオフにより不要
な部分を除去して、所望の形状の上配線23を形成し
た。
積、導電性薄膜4の形状の開口部を有するようにパター
ニングし、その上にPdアミン錯体溶液(ccp423
0)をスピンナーにより回転塗布、300℃12分間の
加熱焼成処理を施してPdO微粒子よりなる導電性薄膜
64を形成した。この膜の膜厚は70nmであった。
してPdO微粒子よりなる導電性薄膜64の不要部分と
ともに除去し、所望の形状の導電性薄膜4を形成した。
抵抗値はRs=4×104 Ω/口程度であった。
成し、真空蒸着により厚さ5nmのTi、厚さ500n
mのAuを順次堆積した。リフトオフにより不要な部分
を除去することにより、コンタクトホールを埋め込ん
だ。
形成装置を構成した。図8を用いて説明する。
板21の5mm上方に、フェースプレート36(ガラス
基板33の内面に蛍光膜34とメタルバック35が形成
されて構成される)を支持枠32を介し配置し、フェー
スプレート36、支持枠32、リアプレート31の接合
部にフリットガラスを塗布し、大気中あるいは窒素雰囲
気中で400℃ないし500℃で10分以上焼成するこ
とで封着した。またリアプレート31への基板21の固
定もフリットガラスで行った。図8において、24は電
子放出素子、22,23はそれぞれX方向及びY方向の
素子配線である。
体のみから成るが、本実施例では蛍光体はストライプ形
状を採用し、先にブラックストライプを形成し、その間
隙部に各色蛍光体を塗布し、蛍光膜34を作製した。ブ
ラックストライプの材料として通常良く用いられている
黒鉛を主成分とする材料を用いた。ガラス基板33に蛍
光体を塗布する方法はスラリー法を用いた。
バック35が設けられる。メタルバックは、蛍光膜作製
後、蛍光膜の内面側表面の平滑化処理(通常フィルミン
グと呼ばれる)を行い、その後、Alを真空蒸着するこ
とで作製した。
4の導伝性を高めるため、蛍光膜34の外面側に透明電
極が設けられる場合もあるが、本実施例では、メタルバ
ックのみで十分な導電性が得られたので省略した。
蛍光体と電子放出素子とを対応させなくてはいけないた
め、十分な位置合わせを行った。
管を通じ真空ポンプにて10-4Pa程度の真空度まで排
気した。図15に示すように、Y方向配線を共通結線し
て1ライン毎にフォーミング処理を行う。図中66はY
方向配線23を共通結線した共通電極、67は電源、6
8は電流測定用抵抗、69は電流をモニタするためのオ
シロスコープである。
6に示す。画像表示装置71は排気管72を介して真空
チャンバー73に接続されている。真空チャンバー73
は排気装置74により排気され、内部の雰囲気は圧力計
75と四重極質量分析器(Q−mass)76によって
検知される。真空チャンバー73にはまた、2系統のガ
ス導入系が接続されており、一方は活性化物質の導入
用、他方は活性化物質をエッチングする物質(エッチン
グガス)の導入用である。本実施例ではエッチングガス
用の導入系は使用しない。
ントローラーよりなるガス導入装置77を介して、物質
源78に接続されている。本実施例ではW(CO)6 を
アンプルにいれたものを気化させて使用した。
をパネル内に導入し圧力が1.3×10-4Paとなるよ
うに調整して、18V矩形波パルスを印加する。パルス
幅は3msec.、パルス間隔は10msec.とし
た。
行の素子に接続された1本のX方向配線に、波高値Va
ct=18Vの矩形波パルスを印加し、Y方向配線は、
工程Jと同様に共通電極に結線する。
子あたり2mA)となったところでその行の処理を終了
し、つぎの行の処理に移って、同様の処理を繰り返す。
バルブを閉じW(CO)6 の導入を停止し、ガラスパネ
ル全体を約200℃に加熱しながら排気、5時間排気を
続けたところで、単純マトリクス駆動により、電子を放
出させ、蛍光体膜を全面発光させ、正常に動作すること
を確認した後、排気管を加熱蒸着して封じきる。この
後、高周波加熱によりパネル内に設置したゲッター(不
図示)を高周波加熱によりフラッシュさせる。
置において、各電子放出素子には、容器外端子Dx1な
いしDxm,Dy1ないしDynを通じ、走査信号及び
変調信号を不図示の信号発生手段よりそれぞれ、印加す
ることにより、電子放出させ、高圧端子Hvを通じ、メ
タルバック35に5.0kVの高圧を印加し、電子ビー
ムを加速し、蛍光膜34に衝突させ、励起・発光させる
ことで画像を表示した。全面発光の状態で100時間連
続で駆動したところ、良好な表示の状態が維持された。
ィスプレイパネル)に、たとえばテレビジョン放送をは
じめとする種々の画像情報源により提供される画像情報
を表示できるように構成した表示装置の一例を示すため
の図である。図中91はディスプレイパネル、92はデ
ィスプレイパネルの駆動回路、93はディスプレイコン
トローラ、94はマルチプレクサ、95はデコーダ、9
6は入出力インターフェース回路、97はCPU、98
は画像生成回路、99および100および101は画像
メモリーインターフェース回路、102は画像入力イン
ターフェース回路、103および104はTV信号受信
回路、105は入力部である(なお、本表示装置は、た
とえばテレビジョン信号のように映像情報と音声情報の
両方を含む信号を受信する場合には、当然映像の表示と
同時に音声を再生するものであるが、本発明の特徴と直
線関係しない音声情報の受信,分離,再生,処理,記憶
などに関する回路やスピーカーなどについては説明を省
略する。)。
を説明してゆく。
ば電波や空間光通信などのような無線伝送系を用いて伝
送されるTV画像信号を受信する為の回路である。受信
するTV信号の方式は特に限られるものではなく、たと
えば、NTSC方式,PAL方式,SECAM方式など
の諸方式でもよい。また、これらよりさらに多数の走査
線よりなるTV信号(たとえばMUSE方式をはじめと
するいわゆる高品位TV)は、大面積化や大画素数化に
適した前記ディスプレイパネルの利点を生かすのに好適
な信号源である。TV信号受信回路104で受信された
TV信号は、デコーダ95に出力される。
ば同軸ケーブルや光ファイバーなどのような有機伝送系
を用いて伝送されるTV画像信号を受信するための回路
である。前記TV信号受信回路104と同様に、受信す
るTV信号の方式は特に限られるものではなく、また本
回路で受信されたTV信号もデコーダ95に出力され
る。
2は、たとえばTVカメラや画像読み取りスキャナーな
どの画像入力装置から供給される画像信号を取り込むた
めの回路で、取り込まれた画像信号はデコーダ95に出
力される。
101は、ビデオテープレコーダー(VTR)に記憶さ
れている画像信号を取り込むための回路で、取り込まれ
た画像信号はデコーダ95に出力される。
100は、ビデオディスクに記憶されている画像信号を
取り込むための回路で、取り込まれた画像信号はデコー
ダ95に出力される。
99は、いわゆる静止画ディスクのように、静止画像デ
ータを記憶している装置から画像信号を取り込むための
回路で、取り込まれた静止画像データはデコーダ95に
入力される。
は、本表示装置と、外部のコンピュータもしくはコンピ
ュータネットワークもしくはプリンターなどの出力装置
とを接続するための回路である。画像データや文字・図
形情報の入出力を行うのはもちろんのこと、場合によっ
ては本表示装置の備えるCPU97と外部との間で制御
信号や数値データの入出力などを行うことも可能であ
る。
ンターフェース回路96を介して外部から入力される画
像データや文字・図形情報や、あるいはCPU97より
出力される画像データや文字・図形情報にもとづき表示
用画像データを生成するための回路である。本回路の内
部には、たとえば画像データや文字・図形情報を蓄積す
るための書き換え可能メモリーや、文字コードに対応す
る画像パターンが記憶されている読み出し専用メモリー
や、画像処理を行うためのプロセッサーなどをはじめと
して画像の生成に必要な回路が組み込まれている。
は、デコーダ95に出力されるが、場合によっては前記
入出力インターフェース回路96を介して外部のコンピ
ュータネットワークやプリンターに出力することも可能
である。
の動作制御や、表示画像の生成や選択や編集に関わる作
業を行う。
を出力し、ディスプレイパネルに表示する画像信号を適
宜選択したり組み合わせたりする。また、その際には表
示する画像信号に応じてディスプレイパネルコントロー
ラ72に対して制御信号を発生し、画面表示周波数や走
査方法(たとえばインターレースかノンインターレース
か)や一画面の走査線の数など表示装置の動作を適宜制
御する。
データや文字・図形情報を直接出力したり、あるいは前
記入出力インターフェース回路96を介して外部のコン
ピュータやメモリーをアクセスして画像データや文字・
図形情報を入力する。なお、CPU97は、むろんこれ
以外の目的の作業にも関わるものであって良い。たとえ
ば、パーソナルコンピュータやワードプロセッサなどの
ように、情報を生成したり処理する機能に直接関わって
も良い。あるいは、前述したように入出力インターフェ
ース回路96を介して外部のコンピュータネットワーク
と接続し、たとえば数値計算などの作業を外部機器と協
同して行っても良い。
使用者が命令やプログラム、あるいはデータなどを入力
するためのものであり、たとえばキーボードやマウスの
ほか、ジョイスティック,バーコードリーダー,音声認
識装置など多様な入力機器を用いる事が可能である。
04より入力される種々の画像信号を3原色信号、また
は輝度信号とI信号、Q信号に逆変換するための回路で
ある。なお、同図中に点線で示すように、デコーダ95
は内部に画像メモリーを備えるのが望ましい。これは、
たとえばMUSE方式をはじめとして、逆変換するに際
して画像メモリーを必要とするようなテレビ信号を扱う
ためである。また、画像メモリーを備える事により、静
止画の表示が容易になる、あるいは前記画像生成回路9
8およびCPU97と協同して画像の間引き,補間,拡
大,縮小,合成をはじめとする画像処理や編集が容易に
行えるようになるという利点が生まれるからである。
97より入力される制御信号にもとづき表示画像を適宜
選択するものである。すなわち、マルチプレクサ73は
デコーダ95から入力される逆変換された画像信号のう
ちから所望の画像信号を選択して駆動回路92に出力す
る。その場合には、一画面表示時間内で画像信号を切り
替えて選択することにより、いわゆる多画面テレビのよ
うに、一画面を複数の領域に分けて領域によって異なる
画像を表示することも可能である。
3は、前記CPU97より入力される制御信号にもとづ
き駆動回路92の動作を制御するための回路である。
に関わるものとして、たとえばディスプレイパネルの駆
動用電源(図示せず)の動作シーケンスを制御するため
の信号を駆動回路92に対して出力する。また、ディス
プレイパネルの駆動方法に関わるものとして、たとえば
画面表示周波数や走査方法(たとえばインターレースか
ノンインターレースか)を制御するための信号を駆動回
路92に対して出力する。
ントラストや色調やシャープネスといった画質の調整に
関わる制御信号を駆動回路92に対して出力する場合も
ある。
ル91に印加する駆動信号を発生するための回路であ
り、前記マルチプレクサ94から入力される画像信号
と、前記ディスプレイパネルコントローラ93より入力
される制御信号にもとずいて動作するものである。
例示した構成により、本表示装置においては多様な画像
情報源より入力される画像情報をディスプレイパネル9
1に表示する事が可能である。すなわち、テレビジョン
放送をはじめとする各種の画像信号はデコーダ95にお
いて逆変換された後、マルチプレクサ73において適宜
選択され、駆動回路92に入力される。一方、ディスプ
レイコントローラ93は、表示する画像信号に応じて駆
動回路92の動作を制御するための制御信号を発生す
る。駆動回路92は、上記画像信号と制御信号にもとず
いてディスプレイパネル91に駆動信号を印加する。こ
れにより、ディスプレイパネル91において画像が表示
される。これらの一連の動作は、CPU97により統括
的に制御される。
ダ95に内蔵する画像メモリや、画像生成回路98およ
び情報の中から選択したものを表示するだけでなく、表
示する画像情報に対して、たとえば拡大,縮小,回転,
移動,エッジ強調,間引き,補間,色変換,画像の縦横
比変換などをはじめとする画像処理や、合成,消去,接
続,入れ換え,はめ込みなどをはじめとする画像編集を
行う事も可能である。また、本実施例の説明では特に触
れなかったが、上記画像処理や画像編集と同様に、音声
情報に関しても処理や編集を行うための専用回路を設け
ても良い。
放送の表示機器、テレビ会議の端末機器、静止画像およ
び動画像を扱う画像編集機器、コンピュータの端末機
器、ワードプレセッサをはじめとする事務用端末機器、
ゲーム機などの機能を一台で兼ね備えることが可能で、
産業用あるいは民生用として極めて応用範囲が広い。
を電子ビーム源とするディスプレイパネルを用いた表示
装置の構成の一例を示したにすぎず、これのみに限定さ
れるものでない事は言うまでもない。たとえば、図25
の構成要素のうち使用目的上必要のない機能に関わる回
路は省いても差し支えない。またこれとは逆に、使用目
的によってはさらに構成要素を追加しても良い。たとえ
ば、本表示装置をテレビ電話機として応用する場合に
は、テレビカメラ、音声マイク、照明機、モデムを含む
送受信回路などを構成要素に追加するのが好適である。
をした電子源及びそれを用いた、画像表示装置である。
図18は、以下の工程の一部を模式的に示したものであ
る。以下、本実施例の製造方法について述べる。この電
子源は、基板上に電子放出素子を100×100に配置
されたものである。
化膜をスパッタ法で形成した電子源基板21上に、素子
電極を兼ねる共通配線の形状の開口を有するホトレジス
ト(RD−2000N−41:日立化成社製)パターン
を形成し、真空蒸着法により厚さ5nmのTi、厚さ1
00nmのNiを順次積層した。この後ホトレジストパ
ターンを有機溶剤で溶解し、NiTi堆積膜をリフトオ
フして、素子電極を兼ねる共通配線81を形成した。電
極間距離はL=3μmとした。
常のフォトリソグラフィー技術により導電性薄膜のパタ
ーンに相当する開口部82を形成し、Crマスク83と
する。
0;奥野製薬(株)製)をスピンナーにより回転塗布
し、大気中300℃12分間の加熱焼成処理を施した。
こうして形成された膜はPdOを主成分とする導電性の
微粒子膜で、厚さは7nm前後であった。
トオフし所望の形状にパターニングされた導電性薄膜4
を得た。導電性薄膜の抵抗値は、R5 =2×104 Ω/
口であった。
ォーミング処理を行った。フォーミング処理の方法は、
実施例1などで示した方法に準じ、各行の抵抗値が10
0kΩを越えたところで処理を終了し次の行の処理に移
った。
浸し、正極側、負極側の配線間に10Vの矩形波パルス
を印加した。この処理は、1ラインづつおこない、1素
子あたりの電流値が5mAに達したところで、処理を終
了し次のラインの処理に移った。なお、この処理では、
実際の電子放出の際の正極及び負極と電圧のかけ方が反
対になるようにし、メッキ処理の負極、実際の駆動で正
極に当たる側に、W−Ni合金よりなる被覆膜を形成し
た。
本実施例はグリッド電極を有するため構成は若干異な
る。図19のように電子源基板21、リアプレート3
1、フェースプレート36とグリッド電極84を組み合
わせ、外部に容器外端子86、容器外グリッド電極端子
87を接続した。85は、電子通過孔である。
の画像表示装置を、全面発光させ、100時間連続駆動
して観察したところ、いずれも安定した性能が維持され
た。
素子及びそれを用いた電子源、画像表示装置において
は、駆動に伴う電子放出特性の劣化が抑制され、安定し
た電子放出特性、画像の表示機能が得られるようになっ
た。
図。
模式図。
ルスの波形を示す図。
空処理装置の構成を示す模式図。
式図。
る模式図。
置の構成を示す模式図。
ブロック図。
矩形波パルスの波形を示す図。
置の模式図。
と、金属を主体とする被覆膜の構成を示す模式図。
説明する図。
おける、フォーミング処理のための結線を説明する模式
図。
た、真空処理装置。
成を説明するブロック図。
する図。
の構成を示す模式図。
を示す模式図。
Claims (12)
- 【請求項1】 電子放出素子の製造方法であって、対向
する電極と、該対向する電極の間であって該電極に接続
する導電性膜を形成する工程と、該導電性膜に亀裂を形
成する工程と、該亀裂内に金属を主体とする膜を形成す
る工程とを有し、該金属を主体とする膜を形成する工程
は、前記対向する電極間に、メッキ液中で電圧を印加す
る工程を有することを特徴とする電子放出素子の製造方
法。 - 【請求項2】 電子放出素子の製造方法であって、対向
する電極と、該対向する電極の間であって該電極に接続
する導電性膜を形成する工程と、該導電性膜に亀裂を形
成する工程と、該亀裂内に金属を主体とする膜を形成す
る工程とを有し、該金属を主体とする膜を形成する工程
は、前記対向する電極間に、前記金属の元素を含む金属
の雰囲気中で電圧を印加する工程を有することを特徴と
する電子放出素子の製造方法。 - 【請求項3】 更に、水素を含む雰囲気中で、前記対向
する電極間に電圧を印加する工程を有する請求項2に記
載の電子放出素子の製造方法。 - 【請求項4】 前記金属の雰囲気が、IV a 、V a 、V
I a 、VII a 、VIII a 族に属する元素群から選択
される元素の化合物を有する請求項2または3に記載の
電子放出素子の製造方法。 - 【請求項5】 前記金属の雰囲気が、IV a 、V a 、V
I a 、VII a 、VIII a 族に属する元素群から選択
される元素のハロゲン化物を有する請求項2または3に
記載の電子放出素子の製造方法。 - 【請求項6】 前記ハロゲン化物が、フッ化物である請
求項5に記載の電子放出素子の製造方法。 - 【請求項7】 前記フッ化物が、WF 6 である請求項6
に記載の電子放出素子の製造方法。 - 【請求項8】 前記金属の雰囲気が、IV a 、V a 、V
I a 、VII a 、VIII a 族に属する元素群から選択
される元素のカルボニル化合物を有する請求項2または
3に記載の電子放出素子の製造方法。 - 【請求項9】 前記カルボニル化合物が、W(CO) 6
またはMo(CO) 6 である請求項8に記載の電子放出
素子の製造方法。 - 【請求項10】 前記金属の雰囲気が、IV a 、V a 、
VI a 、VII a 、VIII a 族に属する元素群から選
択される元素のエニル錯体を有する請求項2または3に
記載の電子放出素子の製造方法。 - 【請求項11】 前記エニル錯体が、W(C 5 H 5 ) 2
H 2 またはHf(C 5 H 5 ) 2 H 2 である請求項10に
記載の電子放出素子の製造方法。 - 【請求項12】 基板上に複数の電子放出素子が配置さ
れた電子源と、画像形成部材とを有する画像形成装置の
製造方法において、前記電子放出素子が請求項1〜11
のいずれかに記載の方法にて製造されることを特徴とす
る画像形成装置の製造方法。
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DE69531028T DE69531028T2 (de) | 1994-08-02 | 1995-07-31 | Elektronenemittierende Vorrichtung, Elektronenquelle und Bilderzeugungsgerät zur Verwendung der Vorrichtung und ihr Herstellungsverfahren |
CA002155062A CA2155062C (en) | 1994-08-02 | 1995-07-31 | Electron-emitting device, electron source and image-forming apparatus using the device, and manufacture methods thereof |
EP95305331A EP0696044B1 (en) | 1994-08-02 | 1995-07-31 | Electron-emitting device, electron source and image-forming apparatus using the device, and manufacture methods thereof |
AU28318/95A AU700998B2 (en) | 1994-08-02 | 1995-08-01 | Electron-emitting device, electron source and image-forming apparatus using the device, and manufacture methods thereof |
CNB001355961A CN1222974C (zh) | 1994-08-02 | 1995-08-02 | 电子发射器件、电子源及图象形成装置 |
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CNB001043684A CN1245732C (zh) | 1994-08-02 | 1995-08-02 | 具有电子发射器件的电子源及图象形成装置的制造方法 |
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