JP3292393B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP3292393B2
JP3292393B2 JP01704193A JP1704193A JP3292393B2 JP 3292393 B2 JP3292393 B2 JP 3292393B2 JP 01704193 A JP01704193 A JP 01704193A JP 1704193 A JP1704193 A JP 1704193A JP 3292393 B2 JP3292393 B2 JP 3292393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置に関し、
特に外字の下部付近に外字用基線を設定し、外字とアル
ファベット文字とをこれら基線を合致させて印字するよ
うにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語用や英語用のワードプロセ
ッサなどにおいては、キーボードや複数行分の文書のデ
ータを表示可能な大型のディスプレイやドット方式の印
字機構などを基本的に備え、文書処理機能に加えて、ユ
ーザーが要望する文字や形象やイラスト文字などの外字
パターンを、パターン登録画面において表示された小型
のポインタ又はカーソルを移動させることで、所定の構
成ドット数(例えば、48ドット又は56ドット)から
なるドットパターンの大きさで自由に描画でき、しかも
フロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶するようにし
た外字パターン登録機能を付加したものが実用に供され
ている。従って、印字フォーマットに基いて、外字を例
えば、アルファベット文字列からなる文書の任意の位置
に挿入させて印字可能になっている。その結果、大文字
のアルファベットや外字はアルファベット文字に設定し
た基線(ベースライン)上に配置されるとともに、
「g」や「j」や「p」などの小文字のアルファベット
はこの基線の下側に食み出して印字される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のワードプロセッ
サなどにおいて、アルファベット文字列からなる英語の
文書中に外字を混在させて印字する場合には、多数の小
文字のアルファベットと外字との組合せが殆どとなる。
ところで、小文字のアルファベットや外字は基線上に配
置されるとともに、「g」や「j」などの小文字のアル
ファベットはこの基線の下側に食み出して配置されるの
で、基線より上側に印字される外字や「a」や「b」や
「c」などの多数の小文字に混じって基線の下側に食み
出す小文字が印字されることから、印字した小文字のア
ルファベットや外字からなる文字列の基線に対するバラ
ンスが悪くなるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、アルファベット文字のう
ち特に小文字と外字とをバランス良く印字し得るような
文書処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る文書処理装置は、図1の機
能ブロック図に示すように、和文文字やアルファベット
文字や記号及び種々の指令を入力する為の入力手段と、
文字や記号のドットパターンデータ又は文字フォントデ
ータを有するキャラクタジェネレータと、印字媒体にド
ットパターンで印字する印字ヘッドを含む印字手段と、
外字登録モードにおいて作成された文字や形象である外
字のドットパターンデータを記憶する登録データ記憶手
段と、入力された文字や記号及び登録データ記憶手段か
ら読出した外字のコードデータを記憶する入力データメ
モリと、印字用に展開されたドットパターンデータを記
憶する印字バッファと、入力データメモリのコードデー
タに基いてキャラクタジェネレータ及び登録データ記憶
手段のデータを読出して指定された文字サイズとなるド
ットパターンデータを、印字バッファに展開するデータ
展開制御手段とを備えた文書処理装置において、外字の
下部付近のレベルの位置に、外字の高さをアルファベッ
ト文字の基線の上下両側の高さの比と同一比で区分する
仮想的な外字用基線を設定する基線設定手段と、前記
線設定手段で設定された外字用基線とアルファベット文
字用基線とが同一レベルとなるように、データ展開制御
手段を制御する基線制御手段とを備えたものである。
【0006】本発明の請求項2に係る文書処理装置にお
いては、さらに、印字する文字サイズを個々に指定可能
なサイズ指定手段を備え、前記基線制御手段は、入力デ
ータメモリに記憶されたアルファベット文字の文字サイ
ズの大小に係わらず、基線設定手段で設定された外字用
基線とアルファベット文字用基線とが同一レベルとなる
ように、前記データ展開制御手段を制御することを特徴
とする。
【0007】また、本発明の請求項3に係る文書処理装
置においては、前記入力データメモリに記憶された文字
若しくは記号の複数のサイズデータに基づいて最大のサ
イズを検索し、その最大サイズを構成する縦ドット数か
ら基線位置を演算する基線位置演算手段と、前記基線位
置演算手段により演算された基線位置に基づいて、前記
印字バッファ上の展開基準位置を演算する展開基準位置
演算手段とを備え、前記基線制御手段が、前記展開基準
位置において、前記基線設定手段で設定された外字用基
線とアルファベット文字用基線とが同一レベルとなるよ
うに、前記データ展開制御手段を制御することを特徴と
する。
【0008】本発明の請求項4に係る文書処理装置にお
いては、請求項3の構成に加えて、前記展開基準位置演
算手段は、最大サイズの縦ドット数を印字バッファ上に
おける前記最大サイズの高さ方向の上側余白と下側余白
とが均等になるように配置したときに、前記基準位置に
対応する印字バッファ上の位置を展開基準位置とするこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係る文書処理装置においては、登録デ
ータ記憶手段は、外字登録モードにおいて作成された文
字や形象である外字のドットパターンデータを記憶し、
入力データメモリは入力されたアルファベット文字や記
号及び登録データ記憶手段から読出した外字のコードデ
ータを記憶する。そして、基線設定手段は、外字の下部
付近のレベルの位置に、外字の高さをアルファベット文
字の基線の上下両側の高さの比と同一比で区分する仮想
的な外字用基線を設定するので、基線制御手段は、基線
設定手段で設定された外字用基線とアルファベット文字
用基線とが同一レベルとなるように、データ展開制御手
段を制御する。その結果、データ展開制御手段は、入力
データメモリのコードデータに基いて、アルファベット
文字のコードデータに対してキャラクタジェネレータの
データを読出して、アルファベット文字のドットパター
ンデータを印字バッファに展開する一方、外字のコード
データに対して登録データ記憶手段のデータを読出して
外字のドットパターンデータを、その外字用基線とアル
ファベット文字用基線とが同一レベルとなるように、印
字バッファに展開する。
【0010】このように入力データメモリから読出した
アルファベット文字や外字のコードデータについて、ア
ルファベット文字のドットパターンデータを印字バッフ
ァに展開する一方、外字のドットパターンデータを、そ
の下部付近に設定した外字用基線とアルファベット文字
用基線とが同一レベルとなるように、印字バッファに展
開するので、外字が小文字のアルファベットに対して幾
分下側に印字されることになり、特に「g」や「j」な
どの基線の下側に食み出した小文字のアルファベットを
含む小文字のアルファベットと外字とをバランス良く印
字することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基い
て説明する。本実施例は、漢字やひらがなやアルファベ
ット文字などの多数のキャラクタ及び作成した外字パタ
ーンを印字用テープ(印字媒体としてのテープ)に印字
可能な和文・英文用のテープ印刷装置に本発明を適用し
た場合のものである。図2に示すように、テープ印刷装
置1の本体フレーム2の前部にはキーボード3が配設さ
れ、キーボード3の後方で本体フレーム2内にはサーマ
ルヘッド13を有する印字機構PMが配設され、またキ
ーボード3の後方には文字や記号を2行分表示可能な小
型の液晶ディスプレイ22が設けられている。
【0012】キーボード3には、アルファベット文字や
ひらがなや数字や記号などの文字コードを複数種類発生
可能な文字キー、スペースキー、リターンキー、ディス
プレイ22に表示されたカーソルKを上下左右方向に夫
々移動させる為のカーソル移動キー、無変換キー、変換
キー、文字や形象などの外字パターンを作成して登録す
る外字キー、作成した外字パターンを拡大又は縮小指示
する拡大縮小キー、印字する文字のサイズを指定する文
字サイズキー、文字サイズの異なる文字列をその最大文
字の基線、上端、下端に択一的に揃える為の揃え位置設
定キー、カーソル移動キーなどのキーと組み合わせて異
なる機能を実行させる為の機能キー、各種の処理中にお
ける設定などを確定する実行キー、印字を実行する印字
キー、印字用テープ5をテープ送りする為のテープ送り
キー、電源をON・OFFする為の電源キーなどが設け
られている。
【0013】次に、図3に基いて印字機構PMについて
簡単に説明すると、矩形状のテープ収納カセットCSが
着脱可能に装着されており、このテープ収納カセットC
Sには、透明なフィルムからなる印字用テープ5が巻装
されたテープスプール6と、インクリボン7が巻装され
たリボン供給スプール8と、このインクリボン7を巻取
る巻取りスプール9と、印字用テープ5と同一幅を有す
る両面テープ10が剥離紙を外側に貼着させた状態で巻
装された供給スプール11と、これら印字用テープ5と
両面テープ10とを接合させる接合ローラ12とが回転
自在に設けられている。ここで、前記テープ収納カセッ
トCSとして、印字用テープ5のテープ幅を6ミリ、9
ミリ、12ミリ、18ミリ及び24ミリとする5種類の
専用のものが準備されている。
【0014】印字用テープ5とインクリボン7とが重な
る位置には、サーマルヘッド13が立設され、これら印
字用テープ5とインクリボン7とをサーマルヘッド13
に押圧するプラテンローラ14と、印字用テープ5と両
面テープ10とを接合ローラ12に押圧する送りローラ
15とは支持体16に回転可能に枢支されている。更
に、このサーマルヘッド13には、128個の発熱素子
が密接状に上下方向に列設されている。
【0015】従って、テープ送りモータ24(図4参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら発熱素子に通電されたとき、印字用テープ5上
には複数のドット列により文字や記号が印字され、しか
も印字後の印字用テープ5はその印字面に両面テープ1
0を接合した状態でテープ送り方向Aにテープ送りされ
る。尚、印字機構PMの詳細については、特開平2─1
06555号公報を参照。
【0016】次に、テープ印刷装置1の制御系は、図4
のブロック図に示すように構成されている。キーボード
3と、液晶ディスプレイ(LCD)22に表示データを
出力する為の表示用RAMを有するディスプレイコント
ローラ(LCDC)23と、サーマルヘッド13を駆動
する為の駆動回路25と、前記印字用テープ5やインク
リボン7や両面テープ10を巻装した複数のスプールと
各種ローラとを回転駆動させるテープ送りモータ24を
駆動する為の駆動回路26と、警告用ブザー20の為の
駆動回路21とは制御装置Cの入出力インターフェース
27に夫々接続されている。制御装置Cは、CPU29
と、このCPU29にデータバスなどのバス28を介し
て接続された入出力インターフェース27、CGROM
30、ROM(キャラクタジェネレータに相当する)3
1、ROM32及びRAM40とから構成されている。
【0017】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。ROM(アウトラインフォントデータメモ
リ)31には、キャラクタを印字する為に、アルファベ
ット文字やひらがなやカタカナや数字や漢字などの多数
のキャラクタの各々に関して、キャラクタの輪郭線を規
定する輪郭線データ(アウトラインフォントデータ)が
書体(ゴシック系書体、明朝系書体など)毎に分類され
コードデータに対応させて格納されている。但し、これ
ら多数のアウトラインフォントデータの各々には、印字
イメージの縦方向の寸法と横方向の寸法のデータが格納
されている。従って、漢字やひらがななどの和文文字に
関しては、略同一の縦寸法と横寸法とが記憶されている
が、アルファベット文字に関しては、縦寸法と文字特有
の横寸法とが記憶されている。
【0018】ROM32には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、テキストメモリ41の各コー
ドデータに対応するアウトラインフォントデータから印
字用のドットパターンデータに変換処理して印字バッフ
ァ46に展開するイメージ展開処理制御プログラム、印
字バッファ46のデータを順次読出してサーマルヘッド
13やテープ送りモータ24を駆動する印字駆動制御プ
ログラム、後述のテープ印字制御の制御プログラムなど
が格納されている。更に、ROM32には、文字や形象
などを作成する為に、図5に示すように、「SS」や
「S」や「M」・・・などのサイズと外字パターンの大
きさを示す「ドット数」とを対応させたサイズ・ドット
数対応テーブルTBが格納されている。尚、この「サイ
ズ」には、テープ幅(6ミリ、9ミリ、・・・)がサイ
ズとして含まれており、これらのテープ幅に応じた最適
なサイズの「ドット数」が対応付けられている。
【0019】RAM40のテキストメモリ(入力データ
メモリに相当する)41には、キーボード3から入力さ
れた文字や記号のコードデータ又は登録された外字パタ
ーンのコードデータが文書データとして格納される。登
録データメモリ42には、作成されたイラスト文字やマ
ークなどの外字のドットパターンデータとそのサイズを
示すサイズポインタ値が格納される。ポインタメモリ4
3には、前記サイズ・ドット数対応テーブルTBに格納
されたサイズとドット数とを対応させた12個のサイズ
項目の先頭アドレスを指示するサイズポインタPTと、
テキストメモリ41のアドレスを指示するテキストポイ
ンタXPのポインタ値が格納される。尚、テキストメモ
リ41や登録データメモリ42は、電池でバックアッフ
されており、テープ印刷装置1の電源が切られてもその
格納内容が保持されている。
【0020】作成用データバッファ44には、作成され
た外字のドットパターンデータが一時的に格納される。
サイズメモリ45には、印字時における最大サイズのデ
ータとイメージ展開時のサイズデータとが格納される。
印字バッファ46には、イメージ展開された複数の文字
や記号のドットパターンデータや登録データメモリ42
から読出された外字のドットパターンデータが格納され
る。従って、印字バッファ46は、図16に示すよう
に、縦方向に128ドットで横方向に多数文字分のドッ
ト数からなる大きさのバッファである。フラグメモリ4
7には、揃え位置として基線位置が設定されたときにセ
ット(データが「1」)される基線フラグKFと、上端
位置が設定されたときにセットされる上端フラグTF
と、下端位置が設定されたときにモットされる下端フラ
グBFとのフラグデータが夫々格納される。
【0021】次に、テープ印刷装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、図6〜図
10に示すフローチャートに基いて説明する。尚、図中
符号Si(i=10、11、12・・・・)は各ステッ
プである。電源キー操作により電源が投入されると、こ
のテープ印字制御が開始され、先ず印字機構PMやメモ
リ41・42以外の各メモリ43〜47をクリアし、印
字機構PMを初期化するなどの初期設定が実行され、文
書データ入力モードが設定されるのに伴って、ディスプ
レイ22に文書を入力する為の文書入力画面が表示され
る(S10)。例えば、図11に示すように、ディスプ
レイ22には、その上段行に「文書作成/編集」が表示
されるとともに、下段行に入力した文字や記号が12文
字分表示可能な文書入力画面が表示される。
【0022】次に、アルファベット文字やひらがなやカ
タカナなどの文字キーや数字キーに加えて変換キー、無
変換キーなどの文書作成キーが操作されたときには(S
11・S12:Yes)、入力されたひらがなを漢字コ
ードに変換して、又は入力されたひらがな、カタカナ、
数字コードやアルファベット文字コードを無変換で、カ
ーソルKの表示位置に対応するテキストポインタXTで
指示するテキストメモリ41内のアドレスに格納する文
書データ入力・編集処理制御が実行され(S13)、変
換された漢字や無変換のひらがな、カタカナ、数字やア
ルファベット文字がディスプレイ22のカーソルKで指
示する位置に順次表示され(S14)、S11に戻る。
【0023】次に、文書作成中に文字サイズキーが操作
されたときには(S11:Yes、S12:No、S1
5:Yes)、文字サイズ設定処理制御が実行され(S
16)、S11に戻る。この文字サイズ設定処理制御に
ついて簡単に説明すると、先ずディスプレイ22にサイ
ズ設定画面が表示される。この設定画面には、前記サイ
ズ・ドット数対応テーブルTBに基いて、「SS」、
「S」、「M」、・・・などのサイズ名が表示されるの
で、所望のサイズ名をカーソルKで指示して指定する。
その結果、サイズデータがテキストメモリ41に格納さ
れるとともに、サイズ設定を示すサイズマークSM
「▽」が文書入力画面に表示される。例えば、図11に
示すように、先ずサイズ「LL」の設定を示すサイズマ
ークSM「▽」に続いて入力した大文字のアルファベッ
ト「A」が文書入力画面に表示される。
【0024】次に、揃え位置設定キーが操作されたとき
には(S11:Yes、S12・S15:No、S1
7:Yes)、揃え位置設定処理制御(図7参照)が実
行される(S18)。この制御が開始されると、先ず文
書入力画面の表示を中止して揃え位置設定画面がディス
プレイ22に表示される(S25)。例えば、図12に
示すように、揃え位置設定画面がディスプレイ22に表
示され、この設定画面においては、選択番号「1」とし
て「基線」、選択番号「2」として「上端」、選択番号
「3」として「下端」が設定されている。そして、数字
キー「1」が操作されたときには(S26・S27:Y
es)、基線フラグKFがセットされ且つ上端フラグT
Fと下端フラグBFとが夫々リセットされ(S28)、
この制御を終了して、テープ印字制御のS11にリター
ンする。
【0025】しかし、数字キー「2」が操作されたとき
には(S26:Yes、S27:No、S29:Ye
s)、上端フラグTFがセットされ且つ基線フラグKF
と下端フラグBFとが夫々リセットされ(S30)、ま
た数字キー「3」が操作されたときには(S26:Ye
s、S27・S29:No、S31:Yes)、下端フ
ラグBFがセットされ且つ基線フラグKFと上端フラグ
TFとが夫々リセットされ(S32)、同様にS11に
リターンする。但し、数字キー「1」〜「3」以外のキ
ーが操作されたときには(S26:Yes、S27・S
29・S31:No)、警告用ブザー20が鳴動され
(S33)、S26に戻る。
【0026】次に、文書作成中に外字キーが操作された
ときには(S11:Yes、S12・S15・S17:
No、S19:Yes)、外字登録モードが設定されて
外字パターン作成・登録処理制御(図8参照)が実行さ
れる(S20)。この制御が開始されると、先ず登録デ
ータメモリ42を検索し、登録用ドットパターンデータ
が存在しないときには、サイズポインタPTに、デフォ
ルトのサイズ項目の先頭アドレスαがセットされ、この
デフォルトのサイズの為の登録データ入力画面がディス
プレイ22に表示され、或いは登録用ドットパターンデ
ータが存在するときには、そのドットパターンデータに
付随して格納されているサイズポインタ値がサイズポイ
ンタPTにセットされ、このサイズの為の登録データ入
力画面が表示される(S35)。例えば、登録用ドット
パターンデータが存在しないときには、図5に示すよう
に、サイズポインタ値PTにデフォルトのサイズ項目
「M」の先頭アドレスαがセットされ、図13に示すよ
うに、サイズ「M」で32ドット数とするデフォルトサ
イズの為の登録データ入力画面がディスプレイ22に表
示される。
【0027】ここで、ディスプレイ22の左端部には、
外字パターン表示領域Dが設けられている。この外字パ
ターン表示領域Dにおいては、縦方向には32ドット分
表示可能で、横方向には現在のサイズのドット数分だけ
その表示領域Dが拡大又は縮小することで表示可能にな
っている。従って、ディスプレイ22の右端部の上側に
は、現在のサイズのドットパターンの大きさに対する外
字パターン表示領域Dの表示範囲を反転表示により示す
表示範囲指示エリアEが設けられている。即ち、サイズ
「M」のときには、縦・横共に32ドットなので、その
サイズ「M」の外字ドットパターンの全体が一括して表
示可能である。ここで、登録データメモリ42に登録用
ドットパターンデータが存在するときには、そのドット
パターンデータがこの外字パターン表示領域Dに表示さ
れる。尚、符号kは、外字パターンを描画する為のドッ
トカーソルである。
【0028】次に、拡大縮小キーが操作されたときには
(S36・S37:Yes)、パターンデータ拡大・縮
小処理制御が実行され(S38)、その後S35が実行
される。この拡大・縮小処理制御について簡単に説明す
ると、カーソル下移動キーの操作でサイズポインタ値P
Tが1つインクリメントされて、サイズ・ドット数対応
テーブルTBの次のサイズ項目が指示され、またカーソ
ル上移動キーの操作でサイズポインタ値PTが1つデク
リメントされて、前のサイズ項目が指示され、このサイ
ズに拡大処理又は縮小処理された登録用ドットパターン
が作成用データバッファ44内に格納され、この登録用
ドットパターンがS35において、サイズポインタ値P
Tに基づいたサイズの外字パターン表示領域Dに表示さ
れる。
【0029】次に、カーソル移動キーやシフトキー或い
は機能キーなどのパターン作成キーが操作されたときに
は(S36:Yes、S37:No、S39:Ye
s)、描画処理制御が実行され(S40)、S36に戻
る。この描画処理制御について簡単に説明すると、カー
ソル移動キーが操作されたときには、そのカーソル移動
キーの種類に応じた方向にドットカーソルkが移動さ
れ、シフトキーや機能キーが操作されたときには、ドッ
トデータを「1」又は「0」とする描画データが作成さ
れ、この描画データが作成用データバッファ44に格納
されるとともに、外字パターン表示領域Dに表示され
る。例えば、図13に示すように、イラスト文字である
外字G1のドットパターンが描画されたときには、この
外字G1のドットパターンデータが作成用データバッフ
ァ44に格納されるとともに、外字パターン表示領域D
に表示される。
【0030】次に、実行キーが操作されたときには(S
36:Yes、S37・S39:No、S41:Ye
s)、作成用データバッファ44の登録用ドットパター
ンデータを、そのサイズポインタ値を付随させて図示外
の登録番号設定制御で指定された登録番号に対応させて
登録データメモリ42に格納するパターンデータ登録処
理が実行され(S42)、この制御を終了してテープ印
字制御のS11にリターンする。しかし、キャンセルキ
ーが操作されたときには(S36:Yes、S37・S
39・S41:No、S43:Yes)、作成用データ
バッファ44の登録用ドットパターンデータをクリアす
るなどの終了処理が実行され(S44)、同様にテープ
印字制御のS11にリターンする。
【0031】次に、印字キーが操作されたときには(S
11:Yes、S12・S15・S17・S19:N
o、S21:Yes)、印字処理制御(図9参照)が実
行される(S22)。ここで、この印字処理制御が開始
されるときに、テキストメモリ41には、図15に示す
ように、サイズデータSZ(LL)、アルファベット文
字「A」、「g」、外字「*1」、外字「*2」、サイ
ズデータSZ(S)、文字「B」のコードデータがこの
順序に格納されており、ディスプレイ22の文書入力画
面には図14に示すように、これら文字や外字が表示さ
れているものとする。
【0032】この制御が開始されると、先ずテキストポ
インタXPにテキストメモリ41の先頭アドレスがセッ
トされ(S50)、展開基準位置演算処理制御(図10
参照)が実行される(S51)。この制御が開始される
と、先ずテキストメモリ41内に格納された複数のサイ
ズデータに基いて、最大サイズが検索され、その最大サ
イズデータがサイズメモリ45に格納される(S7
0)。そして、その最大サイズの縦ドット数Dにおける
基線位置KLが演算される(S71)。即ち、アルファ
ベット文字は、基線(ベースライン)に対して上側高さ
H1 と下側高さH2との比は一般的に「7:1」の比率
に設定されており、この高さ比率に基いて、最大サイズ
「LL」の縦ドット数Dにおける基線位置KLが演算さ
れる。
【0033】そして、印字バッファ46において、この
最大サイズの縦ドット数Dを、その上側余白TYと下側
余白BYとが均等になるように配置したときに、この基
線位置KLに対応する印字バッファ46上の展開基準位
置TKが演算され(S72)、この制御を終了して、印
字処理制御のS52にリターンする。即ち、テキストメ
モリ41内の3種類のサイズ「LL」、「M」、「S」
のうちの最大サイズが「LL」で、その縦ドット数Dが
64ドットなので、図16に示すように、前記高さ比率
に基いて、この縦ドット数D(64ドット)における基
線位置KLと上側高さH1 (56ドット)と下側高さH
2 (8ドット)とが夫々求められ、上側余白TYと下側
余白BYとを夫々32ドットとするときの基線位置KL
に対応する印字バッファ46の下端からの展開基準位置
TK(40ドット)が求められる。但し、この最大サイ
ズの縦ドット数Dの上端を上端位置TLとし、その下端
を下端位置BLとする。
【0034】次に、テキストポインタXPで指示するコ
ードデータが読出され、このコードデータがサイズデー
タのときには(S53:No)、このサイズデータがサ
イズメモリ45に格納される(S67)とともに、テキ
ストポインタXPが1つインクリメントされ(S5
9)、S52に戻る。一方、読出したコードデータが外
字コードのときには(S53・S54:Yes)、外字
パターンの下部付近に設ける仮想的な外字用基線位置K
Lが演算される(S55)。例えば、図17に示すよう
に、サイズ「M」で登録した外字G1のドットパターン
データにおいて、前記高さ比率と縦ドット数D(32ド
ット)とに基いて、基線位置KLと上側高さH(28ド
ット)と下側高さh(4ドット)とが夫々求められる。
【0035】次に、この文字が最大サイズのとき(S5
6:Yes)、及び最大サイズでないが基線フラグKF
がセットされていて基線揃えのときには(S56:N
o、S60:Yes)、この外字用基線位置KLを展開
基準位置TKに合わせて印字バッファ46にドットパタ
ーンデータが展開される(S57)。そして、文書デー
タがまだテキストメモリ41内に存在するときには(S
58:Yes)、テキストポインタXPが1つインクリ
メントされ(S59)、S52に戻る。ところで、読出
したコードデータが外字以外のアルファベット文字コー
ドのときには(S53:Yes、S54:No)、S5
5をスキップしてS56以降が実行される。
【0036】例えば、図18に示すように、先ずサイズ
「LL」のアルファベット文字「A」、「g」が、それ
らの基線位置KLを展開基準位置TKに合わせて印字バ
ッファ46にドットパターン展開され、続いてサイズ
「M」の外字G1、G2のドットパターンデータがそれ
らの外字用基線位置KLを展開基準位置TKに合わせて
印字バッファ46に展開され、更にサイズ「S」のアル
ファベット文字「B」が、その基線位置KLを展開基準
位置TKに合わせて同様にドットパターン展開される。
【0037】次に、読出した文字が最大サイズでなく且
つ上端フラグTFがセットされていて上端揃えのときに
は(S56・S60:No、S61:Yes)、基線位
置移動量ΔDとして、最大サイズの縦ドット数Dの上側
高さH1 から読出した文字の上側高さHを差し引いたド
ット数で求められ(S62)、読出した文字の基線位置
KLを展開基準位置TKに対してこの基線位置移動量Δ
Dだけ上側に移動させて印字バッファ46にイメージ展
開され(S63)、S58以降が実行される。例えば、
図19に示すように、最大サイズ「LL」の文字「A
g」の基線位置KLはそのままであるが、外字G1、G
2及び文字「B」の基線位置KLを、求められた基線位
置移動量ΔDだけ展開基準位置TKに対して上側に夫々
移動させて印字バッファ46にイメージ展開され、これ
ら外字G1、G2と文字「B」が文字「Ag」の上端位
置TLに夫々揃えられる。
【0038】更に、読出した文字が最大サイズでなく且
つ下端フラグBFがセットされていて下端揃えのときに
は(S56・S60・S61:No)、基線位置移動量
ΔDとして、最大サイズの縦ドット数Dの下側高さH2
から読出した文字の下側高さhを差し引いたドット数で
求められ(S64)、読出した文字の基線位置KLを展
開基準位置TKに対してこの基線位置移動量ΔDだけ下
側に移動させて印字バッファ46にイメージ展開され
(S65)、S58以降が実行される。例えば、図20
に示すように、最大サイズ「LL」の文字「Ag」の基
線位置KLはそのままであるが、外字G1、G2及び文
字「B」の基線位置KLを、求められた基線位置移動量
ΔDだけ展開基準位置TKに対して下側に夫々移動させ
て印字バッファ46にイメージ展開され、これら外字G
1、G2と文字「B」が文字「Ag」の下端位頁TLに
夫々揃えられる。
【0039】そして、文書データがテキトスメモリ41
内に存在しないときには(S58:No)、印字バッフ
ァ46内に展開されたドットパターンデータに基いて、
印字用テープ5に印字する印字処理が実行され(S6
6)、この制御を終了して、テープ印字制御のS11に
リターンする。その結果、基線位置揃えのときには、図
21に示すように、文字「Ag」、外字G1、外字G
2、文字「B」が、これらに設定された基線位置KLが
同一レベルとなるように印字され、見栄えの良い文字印
字をすることができる。また、上端位置揃えのときに
は、図22に示すように、これら文字「B」と外字G
1、G2とが最大サイズの文字「Ag」の上端位置に揃
えて印字される。更に、下端位置揃えのときには、図2
3に示すように、これら文字「B」と外字G1、G2と
が最大サイズの文字「Ag」の上端位置に揃えて印字さ
れる。更に、テープ印字制御において、文書作成キーや
文字サイズキーや揃え位置設定キーや外字キーや印字キ
ー以外のキーが操作されたときには(S11:Yes、
S12・S15・S17・S19・S21:No)、操
作されたキーに対応する処理が実行され(S23)、S
11に戻る。
【0040】以上説明したように、テキストメモリ41
から読出したアルファベット文字のコードデータや外字
のコードデータについて、アルファベット文字のドット
パターンデータを印字バッファ46に展開する一方、外
字のドットパターンデータを、その下部付近に設定した
外字用基線KLとアルファベット文字用基線KLとが展
開基準位置TKを介して同一レベルとなるように、印字
バッファ46に展開するので、外字の印字位置が小文字
のアルファベットに対して幾分下側に印字されることに
なり、特に「g」や「j」などの基線の下側に食み出し
た小文字のアルファベットを含む小文字のアルファベッ
トと外字とをバランス良くしかも見栄え良く印字するこ
とができる。また、アルファベットと外字とを、最大文
字の上端位置や下端位置に揃えた揃え印字を簡単に行な
うことができる。更に、外字にイタリック体の文字修飾
を施す場合に、この外字用基線KLに対して上側外字部
分を右側に傾け且つ下側外字部分を左側に傾けることが
可能であり、この場合にはイタリック修飾した外字と隣
接する文字との文字間ピッチを狭くすることなく、見栄
え良く印字することができる。
【0041】ここで、特許請求の範囲(請求項1)に記
載した各手段と、上記実施例中の構成との対応関係につ
いて説明すると、基線設定手段に相当するものは、印字
処理制御プログラムのS55及び制御装置Cであり、基
線制御手段に相当するものは、印字処理制御プログラム
のS57及び制御装置Cである。
【0042】尚、アルファベット文字のアルファベット
用基線KLの上下両側の高さの比率(H1 /H2 )は
「7:1」に限定されず、書体に応じて各種の比率を用
いることも可能である。尚、漢字やひらがななどの文字
や記号について、アウトラインフォンデータに代えてド
ットパターンデータを複数種類のサイズに対応させてR
OM31に格納するように構成してもよい。尚、上記実
施例における外字は、外字キーを操作して登録した外字
の他に外部装置からインターフェイスを通じて入力した
外字用ドットパターンデータまたは外字用フォントデー
タも含む。尚、ドット方式の印字機構を備え、外字パタ
ーン登録機能を設けた種々の文書処理装置に本発明を適
用し得ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
係る文書処理装置によれば、基線設定手段と、基線制
御手段とを設け、入力データメモリから読出したアルフ
ァベット文字や外字のコードデータについて、アルファ
ベット文字のドットパターンデータを印字バッファに展
開する一方、外字のドットパターンデータを、その下部
付近に設定した外字用基線とアルファベット文字用基線
とが同一レベルとなるように、印字バッファに展開する
ので、外字の印字位置が小文字のアルファベットに対し
て幾分下側に印字されることになり、特に「g」や
「j」などの基線の下側に食み出した小文字のアルファ
ベットを含む小文字のアルファベットと外字とをバラン
ス良くしかも見栄え良く印字することができる。
【0044】また、本発明の請求項2乃至4に係る文書
処理装置によれば、文字の文字サイズを含む文書であっ
ても、統一した基線を規定して、同様に、外字用基線と
アルファベット文字用基線とが同一レベルとなるように
印字バッファに展開するので、複数サイズのアルファベ
ットと外字とを含む文書であってもバランス良くしかも
見栄え良く印字することができる。
【0045】特に、請求項3に係る文書処理装置におい
ては、最大サイズに併せて基線を定義するので、印字領
域を外れる不適正なドットパターン展開がなされる虞が
無く、請求項4に係る文書処理装置ではさらに、印字媒
体の前記文書の印字領域における上下方向のバランスを
良く印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】テープ印刷装置の平面図である。
【図3】印字機構の概略平面図である。
【図4】テープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図5】サイズ・ドット数対応テーブルのデータ構成を
説明する図表である。
【図6】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図7】揃え位置設定処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図8】外字パターン作成・登録処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
【図9】印字処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図10】展開基準位置演算処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図11】文書入力画面の表示例を示す図である。
【図12】揃え位置設定画面の表示例を示す図である。
【図13】登録データ入力画面の表示例を示す図であ
る。
【図14】文字や外字を入力したときの図11相当図で
ある。
【図15】テキストメモリのデータ構造を説明する説明
図である。
【図16】印字バッファにおける展開基準位置を求める
説明図である。
【図17】外字の基線位置を求める説明図である。
【図18】基線揃えで印字バッファにイメージ展開する
説明図である。
【図19】上端揃えで印字バッファにイメージ展開する
説明図である。
【図20】下端揃えで印字バッファにイメージ展開する
説明図である。
【図21】基線揃えで印字したアルファベット文字と外
字の印字例の図である。
【図22】上端揃えで印字した図21相当図である。
【図23】下端揃えで印字した図21相当図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 3 キーボード 13 サーマルヘッド 29 CPU 31 ROM 32 ROM 40 RAM 41 テキストメモリ 42 登録データメモリ 46 印字バッファ C 制御装置 PM 印字機構
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−89059(JP,A) 特開 平1−159256(JP,A) 特開 平2−64855(JP,A) 特開 平3−47766(JP,A) 特開 平4−127270(JP,A) 特開 平5−193085(JP,A) 特開 平6−20026(JP,A) 特開 平6−95649(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/32 G09G 5/24 B41J 3/12 B41J 21/00 G06F 17/21

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 和文文字やアルファベット文字や記号及
    び種々の指令を入力する為の入力手段と、文字や記号の
    ドットパターンデータ又は文字フォントデータを有する
    キャラクタジェネレータと、印字媒体にドットパターン
    で印字する印字ヘッドを含む印字手段と、外字登録モー
    ドにおいて作成された文字や形象である外字のドットパ
    ターンデータを記憶する登録データ記憶手段と、入力さ
    れた文字や記号及び登録データ記憶手段から読出した外
    字のコードデータを記憶する入力データメモリと、印字
    用に展開されたドットパターンデータを記憶する印字バ
    ッファと、入力データメモリのコードデータに基いてキ
    ャラクタジェネレータ及び登録データ記憶手段のデータ
    を読出して指定された文字サイズとなるドットパターン
    データを、印字バッファに展開するデータ展開制御手段
    とを備えた文書処理装置において、 外字の下部付近のレベルの位置に、外字の高さをアルフ
    ァベット文字の基線の上下両側の高さの比と同一比で区
    分する仮想的な外字用基線を設定する基線設定手段と、前記 基線設定手段で設定された外字用基線とアルファベ
    ット文字用基線とが同一レベルとなるように、前記デー
    タ展開制御手段を制御する基線制御手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、印字する文字サイズを個々に指
    定可能なサイズ指定手段を備え、 前記基線制御手段は、入力データメモリに記憶された各
    アルファベット文字の文字サイズの大小に係わらず、前
    記外字用基線と各アルファベット文字用基線とが同一レ
    ベルとなるように、前記データ展開制御手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力データメモリに記憶された文字
    若しくは記号の複数のサイズデータに基づいて最大のサ
    イズを検索し、その最大サイズを構成する縦ドット数か
    ら基線位置を演算する基線位置演算手段と、 前記基線位置演算手段により演算された基線位置に基づ
    いて、前記印字バッファ上の展開基準位置を演算する展
    開基準位置演算手段とを備え、 前記基線制御手段が、前記展開基準位置において、前記
    基線設定手段で設定された外字用基線とアルファベット
    文字用基線とが同一レベルとなるように、前記データ展
    開制御手段を制御することを特徴とする請求項2に記載
    の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記展開基準位置演算手段は、最大サイ
    ズの縦ドット数を印字バッファ上における前記最大サイ
    ズの高さ方向の上側余白と下側余白とが均等になるよう
    に配置したときに、前記基準位置に対応する印字バッフ
    ァ上の位置を展開基準位置とすることを特徴とする請求
    項3に記載の文書処理装置。
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